JP6155678B2 - 車両システム、車両側ユニット、及び携帯機 - Google Patents

車両システム、車両側ユニット、及び携帯機 Download PDF

Info

Publication number
JP6155678B2
JP6155678B2 JP2013024856A JP2013024856A JP6155678B2 JP 6155678 B2 JP6155678 B2 JP 6155678B2 JP 2013024856 A JP2013024856 A JP 2013024856A JP 2013024856 A JP2013024856 A JP 2013024856A JP 6155678 B2 JP6155678 B2 JP 6155678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
signal
unit
portable device
request signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013024856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014152557A (ja
Inventor
穂高 神谷
穂高 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013024856A priority Critical patent/JP6155678B2/ja
Priority to PCT/JP2014/000300 priority patent/WO2014125768A1/ja
Priority to US14/767,005 priority patent/US9582951B2/en
Publication of JP2014152557A publication Critical patent/JP2014152557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6155678B2 publication Critical patent/JP6155678B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/00174Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
    • G07C9/00309Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated with bidirectional data transmission between data carrier and locks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/24Means to switch the anti-theft system on or off using electronic identifiers containing a code not memorised by the user
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R2325/00Indexing scheme relating to vehicle anti-theft devices
    • B60R2325/20Communication devices for vehicle anti-theft devices
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C2209/00Indexing scheme relating to groups G07C9/00 - G07C9/38
    • G07C2209/60Indexing scheme relating to groups G07C9/00174 - G07C9/00944
    • G07C2209/63Comprising locating means for detecting the position of the data carrier, i.e. within the vehicle or within a certain distance from the vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両側ユニットから無線通信で送信される信号に対して携帯機が応答を行う車両システム、並びにその車両システムに含まれる携帯機及び車両側ユニットに関するものである。
従来、電子キーといった携帯機と車両側ユニットとの無線通信によるIDコードの照合結果をもとに、各ドアのロック・アンロック等の状態を切換制御したり、携帯機の携帯者が車室内にいる場合に、エンジンの始動を許可したりする車両システムが知られている。
このようなシステムにおいて、車室内への携帯機の閉じ込めを防止する技術が知られているが、1台の車両に対して複数個の携帯機が登録されている場合には、登録された携帯機のうちの一部の携帯機が車室内へ閉じ込められる状況が発生しえることも知られている(例えば、特許文献1参照)。
そこで、この問題を解決する手段として、特許文献1には、車両側ユニットが車室内に向けてリクエスト信号を送信し、登録された携帯機の応答信号を受信した場合に、携帯機が車室内に閉じ込められていると判定する車両システムが開示されている。
特許文献1では、携帯機のキー番号を示すキーナンバーコードやIDコードといったコードをリクエスト信号として車両側ユニットが送信し、リクエスト信号としてのコードに対応するコードを持つ携帯機が車室内に存在した場合に、その携帯機が応答信号を返送する。そして、携帯機から応答信号の返送があった場合には、車両側ユニットは、送信されたリクエスト信号に対応するコードを持つ携帯機が車室内に存在すると判定する。また、特許文献1では、リクエスト信号を送信し、送信したリクエスト信号に対応する携帯機から応答信号が返送されるか否かによってその携帯機の車室内の存在を確認する処理(以下、確認処理)を、登録された全携帯機について順番に行っていくことで、各携帯機の車室内の存在の有無を確認している。
特開2010−77887号公報
しかしながら、特許文献1に開示の車両システムでは、登録された全携帯機についての車室内の存在の有無を判定するまでに、常に時間がかかるという問題を有していた。詳しくは、以下の通りである。
携帯機は、車両側ユニットから送信されるリクエスト信号が自らを指定するものである場合のみ応答信号を返送する。よって、登録された全携帯機についての車室内の存在の有無を判定するには、実際に車室内にある登録された携帯機(以下、登録携帯機)が1個であっても、車両側ユニットは、前述の確認処理を各登録携帯機に対して順次行っていく必要がある。従って、特許文献1に開示の車両システムでは、登録された全携帯機についての車室内の存在の有無を判定するまでに、実際に車室内にある登録携帯機の数に関わらず、常に前述の確認処理を登録された全携帯機に対して行う分の時間がかかる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、登録された全携帯機についての車室内の存在の有無を判定するまでにかかる時間を短縮することを可能にする車両システム、車両側ユニット、及び携帯機を提供することにある。
本発明の車両システムは、車両に搭載される車両側ユニット(2)と、車両側ユニットに予め登録された複数の携帯機(1)とを含み、車両側ユニットは、車両の車室内を通信範囲に、携帯機のうちの1つを指定する第1リクエスト信号を送信する車室内送信部(231)を備え、携帯機は、自機器を指定する第1リクエスト信号を受信した場合に、応答信号を返信する返信部(131)を備える車両システム(100)であって、携帯機の返信部は、自機器以外の携帯機を指定する第1リクエスト信号を受信した場合に、応答信号を返信する場合のタイミングよりも所定時間ずれたタイミングで、所定の信号である指定外報告信号を返信し、車両側ユニットは、返信部から返信される信号を受信する車両側受信部(232)と、第1リクエスト信号の送信に対して、車両側受信部で応答信号を受信したが、指定外報告信号の受信をしなかった場合は、登録された携帯機のうち、第1リクエスト信号の送信先の携帯機のみが車室内に存在すると判定する閉じ込め判定部(233)とを備え、指定外報告信号を返信する携帯機が複数存在した場合であっても、それらの複数の携帯機が同じタイミングで指定外報告信号を返信することを特徴としている。
これによれば、応答信号が返信されるタイミングよりも所定時間ずれたタイミングにおいて指定外報告信号を受信しなかったことだけで、第1リクエスト信号で指定された携帯機以外の登録された携帯機が車室内に存在しないことを閉じ込め判定部で判定できる。登録された携帯機が何台存在しようと、指定外報告信号が返信されるタイミングは同じである。よって、登録された全携帯機の個々について順番に送受信を繰り返して車室内の存在の有無を判定するよりも、登録された全携帯機についての車室内の存在の有無を判定するまでにかかる時間を短縮することが可能になる。
また、本発明の車両側ユニット及び携帯機は、前記の車両システムに用いられることを特徴としている。これによれば、前記の車両システムに用いられるので、登録された全携帯機についての車室内の存在の有無を判定するまでにかかる時間を短縮することが可能になる。
車両システム100の概略的な構成の一例を示す図である。 携帯側制御部13の概略的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 照合ECU23の概略的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 実施形態1における携帯機1の携帯側制御部13での応答関連処理のフローの一例を示すフローチャートである。 実施形態1における車両側ユニット2の照合ECU23での車室内照合関連処理のフローの一例を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は、本発明の効果を説明するための模式図である。 実施形態2における携帯機1の携帯側制御部13での応答関連処理のフローの一例を示すフローチャートである。 実施形態2における車両側ユニット2の照合ECU23での車室内照合関連処理のフローの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(実施形態1)
本実施形態では、車両システム100は、スマートエントリシステムの一機能として実現されている。図1は、車両システム100の概略的な構成の一例を示す図である。車両システム100は、携帯機1と車両側ユニット2との相互通信によるIDコードの照合結果をもとに、車両の各ドアのロック・アンロック状態を制御する。
また、車両側ユニット2は、IDコードの照合結果をもとに、車両のエンジン始動の許可・禁止状態等の制御も行う。本実施形態では、車両システム100には車両側ユニット2に予め登録された携帯機1を3つ含む場合を例に挙げて説明を行う。
ここで、図2を用いて、携帯機1についての説明を行う。図2に示すように、携帯機1は、受信部11、送信部12、及び携帯側制御部13を備えている。受信部11は、車両側ユニット2からのリクエスト信号を受信する。送信部12は、携帯側制御部13の指示に従った信号を送信する。一例として、送信部12は、IDコードや後述の対象外応答コード等のレスポンス信号を送信する。
携帯側制御部13は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、I/O等(いずれも図示せず)よりなるマイクロコンピュータを主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで各種の処理を実行するものである。携帯側制御部13は、機能ブロックとして、送信処理部131、受信処理部132、及び番号保持部133を備えている。
なお、前述したように、携帯機1は、車両システム100に3つ含まれるが、各携帯機1の電気的構成は共通である。ただし、各携帯機1は、車両側ユニット2からのリクエスト信号に応答すべく、各々の携帯機1を特定するIDコードを記憶している。携帯機1のIDコードは、電気的に書き換え可能なバックアップRAM等の不揮発性メモリに記憶する構成とすればよい。
また、携帯機1には、図示しないロックスイッチ及びアンロックスイッチも設けられている。ユーザがこれらのロックスイッチやアンロックスイッチを操作すると、携帯機1から車両側ユニット2へとロック指示信号やアンロック指示信号が送信される。これらのアンロック指示信号及びアンロック指示信号には、上述したIDコードが含まれており、車両側ユニット2において、そのIDコードの照合が成立すると、ロック指示信号やアンロック指示信号に応じて、車両ドアがロックされたり、アンロックされたりする。このように、本実施形態の車両システム100は、ワイヤレスロック機能及びワイヤレスアンロック機能も備えている。
続いて、図1を用いて車両側ユニット2の説明を行う。車両側ユニット2が搭載される車両を以降では自車両と呼ぶ。車両側ユニット2は、車室内送信機21、車両側受信機22、及び照合ECU23を備えている。また、車両側ユニット2は、公知のスマートエントリシステムの機能を実現するための部材として車室外送信機等も備える構成としてもよいが、本発明の説明に不要であるため、説明は省略する。なお、スマートエントリシステムの機能に関する車両側ユニット2での処理のうち、本発明の説明に不要なスマートエントリシステムの機能に関する処理についての説明も省略する。
車室内送信機21は、自車両の車室内に設けられ、照合ECU23からの送信指示信号に基づいてリクエスト信号を送信する。車室内送信機21による携帯機1との通信エリアは、自車両の運転席ドアの開閉時、エンジンの始動時、ドアロック時等に車室内をカバーするように形成され、携帯機1が車室内にあるか否かを検知する。
なお、車室内送信機21は、例えば主に前席をカバーする通信エリアを有する前席用車室内送信機と、主に後席をカバーする通信エリアを有する後席用車室内送信機と、トランク等の荷室をカバーする通信エリアを有する荷室用送信機とから構成してもよい。この場合、前席用車室内送信機、後席用車室内送信機及び荷室用送信機の各々の通信エリアを組み合わせた合算通信エリアが、車室内全体をカバーすることになる。
車両側受信機22は、自車両の車室内に設けられ、車室内送信機21に対する送信指示
信号の出力と同期して信号受信可能状態にされて、携帯機1から送信されるレスポンス信号を受信する。車両側受信機22が受信したレスポンス信号は、照合ECU23に出力される。
照合ECU23は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、I/O等(いずれも図示せず)よりなるマイクロコンピュータを主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで各種の処理を実行するものである。また、照合ECU23は、図3に示すように機能ブロックとして、送信処理部231、受信処理部232、及び閉じ込め判定部233を備えている。
照合ECU23には、自車両の正規ユーザの携帯機1のIDコードが予め登録されている。携帯機1のIDコードは、個々の携帯機1に関連付けて登録されている。携帯機1のIDコードは、バックアップRAM等の電気的に書き換え可能な不揮発性メモリに記憶する構成とすればよい。自車両の正規ユーザの携帯機1を照合ECU23へ登録する際に、その携帯機1のIDコードが照合ECU23へ登録される。正規ユーザの携帯機1の照合ECU23への登録は、公知の方法と同様にして行う構成とすればよい。
携帯機1のIDコードが照合ECU23に登録される際、例えば各携帯機1に対して番号(以下、登録番号)が付される。本実施形態の例として、3つの携帯機1のそれぞれに登録番号「1」、「2」、「3」が付されるとする。照合ECU23は、携帯機1のIDコードに対応付けて、この登録番号も不揮発性メモリに記憶する。
また、携帯機1でも、照合ECU23に登録される際、自機器に対して付された登録番号を、バックアップRAM等の電気的に書き換え可能な不揮発性メモリに番号保持部133が記憶する。登録番号は、いわゆるキーナンバーコードとしてもよい。
照合ECU23では、携帯機1から受信したレスポンス信号に含まれるIDコードと、予め登録されているIDコードとの照合を行う。そして、照合ECU23は、受信したIDコードの照合が成立か不成立かに応じて、ドアのロック・アンロック状態やエンジンの始動の許可・停止等を制御する。
ユーザがスマートエントリシステムを利用して自車両の各ドアをロックする場合には、特許文献1に開示されているように、原則として、携帯機1が車室内に閉じ込められることはない。しかしながら、ユーザが、携帯機1に付属するメカニカルキーを用いて各ドアをロックしたり、携帯機1に設けられたロックスイッチを操作して各ドアをロックしたりした場合には、携帯機1が車室内に残されている場合でも車両の各ドアがロックできてしまう。このため、車室内に携帯機1が閉じ込められる状況が発生しえる。
そこで、照合ECU23では、車室内に携帯機1が閉じ込められた場合を想定して、車室内に閉じ込められた携帯機1の有無の判定、及び車室内に閉じ込められた携帯機1がある場合にはその携帯機1の特定を行う車室内照合関連処理を行う。
以下では、照合ECU23での車室内照合関連処理に関連した、携帯機1の携帯側制御部13での応答関連処理の説明をまず行う。図4のフローチャートは、携帯機1の携帯側制御部13での応答関連処理のフローの一例を示している。
図4のフローチャートは、車両側ユニット2からの後述するウェイクアップ信号を、受信部11を介して受信処理部132が受信し、受信処理部132が携帯機1をスリープ状態からウェイクアップ状態に移行させたときに開始する構成とすればよい。携帯機1は、一定時間以上通信を行わない場合には、電池の消耗を抑えるためスリープ状態に移行するものとする。また、携帯機1と車両側ユニット2との間での通信では、送信する情報を所定の変調方式によって変調し、受信時に復調するものとする。
まず、ステップS1では、受信処理部132が、車両側ユニット2から送信される第1リクエスト信号を、受信部11を介して受信した場合(ステップS1でYES)には、ステップS2に移る。一方、受信処理部132が第1リクエスト信号を受信していない場合(ステップS1でNO)には、ステップS5に移る。第1リクエスト信号は、指定する携帯機1のIDコードや登録番号の情報を含んでいる。つまり、第1リクエスト信号は、特定の携帯機1を指定するリクエスト信号である。
ステップS2では、受信した第1リクエスト信号で指定されている携帯機1が自機器(つまり、自機器宛て)か否かを受信処理部132が判定する。そして、自機器宛てと判定した場合(ステップS2でYES)には、ステップS3に移る。一方、自機器宛てでないと判定した場合(ステップS2でNO)には、ステップS4に移る。
第1リクエスト信号で指定されている携帯機1が自機器か否かは、例えば、第1リクエスト信号に含まれる登録番号が、自機器の番号保持部133で記憶した登録番号と一致するか否かによって判定する。他にも、第1リクエスト信号に含まれるIDコードが、自機器のIDコードと一致するか否かによって判定する構成としてもよい。
ステップS3では、送信処理部131が第1レスポンス処理を行って、ステップS9に移る。よって、送信処理部131が請求項の返信部に相当する。第1レスポンス処理では、例えば自機器のIDコードを、送信部12を介して車両側ユニット2へ第1の所定のタイミングで送信する。第1の所定のタイミングは、一例として第1リクエスト信号の受信時を起点とすればよい。第1レスポンス処理で送信する自機器のIDコードが請求項の応答信号に相当する。
なお、自機器の登録番号を車両側ユニット2へ送信し、その応答として車両側ユニット2からIDコードの送信要求を受信した場合に、自機器のIDコードを送信する構成としてもよい。以降についても同様とする。
ステップS2で自機器宛てでないと判定した場合のステップS4では、送信処理部131が第2レスポンス処理を行って、ステップS8に移る。第2レスポンス処理では、自機器宛て以外の第1リクエスト信号への応答用コード(以下、対象外応答コード)を、送信部12を介して車両側ユニット2へ送信する。対象外応答コードは、全ての携帯機1の各々で共通とする。また、第2レスポンス処理では、第1の所定のタイミングよりも所定時間遅れた第2の所定のタイミングで対象外応答コードを送信する。第2レスポンス処理で送信する対象外応答コードが請求項の指定外報告信号に相当する。
車室内送信機21の通信範囲に複数の携帯機1が存在する場合にも、この通信範囲が直径数メートルにも満たないので、各携帯機1で第1リクエスト信号を受信するタイミングに差は殆どない。従って、自機器宛て以外の第1リクエスト信号を受信する携帯機1は、全てが同じ信号を同じタイミングで応答することになる。
なお、第2レスポンス処理では、第1の所定のタイミングよりも所定時間早い第2の所定のタイミングで対象外応答コードを送信する構成としてもよい。
ステップS5では、受信処理部132が、車両側ユニット2から送信される第2リクエスト信号を、受信部11を介して受信した場合(ステップS5でYES)には、ステップS6に移る。一方、受信処理部132が第2リクエスト信号を受信していない場合(ステップS5でNO)には、ステップS8に移る。
第2リクエスト信号は、特定の携帯機1を除く車両側ユニット2に登録された全携帯機1を指定するリクエスト信号である。後述するが、除かれる携帯機1は、第1リクエスト信号に対して第1レスポンス処理で自機器のIDコードを返信済みの携帯機1である。第2リクエスト信号は、一例として、指定する全携帯機1のIDコードや登録番号の情報を含んでいる信号とすればよい。また、第2リクエスト信号は、全携帯機1を指定することを示すコマンドと指定から除外される携帯機1のIDコードや登録番号の情報とを含む信号であってもよい。
ステップS6では、自機器が自機器宛ての第1リクエスト信号を既に受信済みであるか否かを送信処理部131が判定する。そして、自機器宛ての第1リクエスト信号を既に受信済みと判定した場合(ステップS6でYES)には、ステップS8に移る。一方、自機器宛ての第1リクエスト信号を未だ受信済みでないと判定した場合(ステップS6でNO)には、ステップS7に移る。
ステップS7では、送信処理部131が第3レスポンス処理を行って、ステップS8に移る。第3レスポンス処理では、例えば自機器のIDコードを、送信部12を介して車両側ユニット2へ自機器の登録番号に応じたタイミングで送信する。第3レスポンス処理で送信する自機器のIDコードも請求項の応答信号に相当する。
例えば、自機器の番号保持部133で記憶した登録番号が小さいほど早いタイミングで自機器のIDコードを送信する。一例として、自機器の登録番号の数値分だけ、第2リクエスト信号を受信してから自機器のIDコードを送信するまでの待ち時間を増やす構成とすればよい。
さらに、第2リクエスト信号に、指定を受けた全携帯機1の登録番号が含まれている場合には、送信処理部131が、その全携帯機1の登録番号中での自機器の登録番号の順番を算出し、算出した順番が小さいほど早いタイミングで自機器のIDコードを送信する構成としてもよい。例えば、指定を受けた全携帯機1の登録番号が「1」、「3」、「4」であって、自機器の登録番号が「3」の場合には、2番目と算出することになる。これによれば、指定を受けていない携帯機1の分の余分な待ち時間を省略することができる。
第3レスポンス処理を行う携帯機1が複数存在する場合にも、以上の構成により、各々の携帯機1からのIDコードの送信は、送信タイミングをずらして順次行われることになる。なお、自機器の番号保持部133で記憶した登録番号が大きいほど早いタイミングで自機器のIDコードを送信する構成としてもよい。
ステップS8では、車両側ユニット2との通信が所定時間以上行われず、自機器がスリープ状態に移行する場合(ステップS8でYES)には、フローを終了する。一方、スリープ状態に移行しない場合(ステップS8でNO)には、ステップS1に戻ってフローを繰り返す。
続いて、図5のフローチャート用いて、車両側ユニット2の照合ECU23での車室内照合関連処理の一例についての説明を行う。図5のフローチャートは、例えば携帯機1のワイヤレスロック機能を利用して車両の各ドアがロックされたときや、メカニカルキーにより機械的に全ドアがロックされたときに開始する構成とすればよい。
ステップS21では、送信処理部231がウェイクアップ要求処理を行って、ステップS22に移る。ウェイクアップ要求処理では、送信処理部231が車室内送信機21を介してウェイクアップ信号を送信する。
ステップS22では、受信処理部232が、携帯機1から送信されるレスポンス信号を、車両側受信機22を介して受信した場合(ステップS22でYES)には、ステップS2に移る。一方、受信処理部232がレスポンス信号を受信していない場合(ステップS22でNO)には、ステップS30に移る。例えば、ウェイクアップ信号に対する携帯機1からのレスポンス信号は、全携帯機1で共通の信号であって、複数の携帯機1から同じタイミングで返信があった場合でも受信エラーなしに受信できるものとする。受信処理部232がレスポンス信号を受信していないことは、一定時間以上レスポンス信号の受信がなかった場合に判定する構成とすればよい。
ステップS23では、送信処理部231が第1リクエスト処理を行って、ステップS24に移る。第1リクエスト処理では、車両側ユニット2に登録されている携帯機1のうちの1つを指定する第1リクエスト信号を、車室内送信機21を介して送信する。よって、送信処理部231が請求項の車室内送信部に相当する。指定する携帯機1は、例えば登録番号が最も小さい携帯機1とすればよい。
他にも、携帯機1のワイヤレスロック機能を利用して車両の各ドアがロックされており、この携帯機1の登録番号やIDコードを受信処理部232で特定済みであった場合には、この登録番号やIDコードをもとに、この携帯機1を除く携帯機1を指定の対象としてもよい。ワイヤレスロック機能を利用して車両の各ドアのロックを行うのに用いた携帯機1は、車両外のユーザに携行されている筈なので、車室内への閉じ込めの可能性はまずない。これによれば、車両外のユーザに携行されている筈の携帯機1を第1リクエスト信号で指定する対象から外すことで、登録された全携帯機についての車室内の存在の有無を判定するまでにかかる時間を短縮できる可能性を高めることができる。
ステップS24では、受信処理部232が、第1リクエスト信号で指定した携帯機1のIDコードを、車両側受信機22を介して受信した場合(ステップS24でYES)には、対象応答ありとして、ステップS25に移る。一方、受信処理部232が第1リクエスト信号で指定した携帯機1のIDコードを受信していない場合(ステップS24でNO)には、ステップS27に移る。
受信処理部232がIDコードを受信していないことは、一定時間以上IDコードの受信がなかった場合に判定する構成とすればよい。ここで言うところの一定時間は、前述の第1の所定のタイミングの設定の情報について受信処理部232が予め保持しておき、この第1の所定のタイミングから推定されるIDコードの返信タイミングから決定する構成とすればよい。
ステップS25では、受信処理部232が、前述の対象外応答コードを、車両側受信機22を介して受信した場合(ステップS25でYES)には、非対象応答ありとして、ステップS27に移る。一方、受信処理部232が対象外応答コードを受信していない場合(ステップS25でNO)には、ステップS26に移る。よって、受信処理部232が請求項の車両側受信部に相当する。
受信処理部232が対象外応答コードを受信していないことは、一定時間以上対象外応答コードの受信がなかった場合に判定する構成とすればよい。ここで言うところの一定時間は、前述の第2の所定のタイミングの設定の情報について受信処理部232が予め保持しておき、この第2の所定のタイミングから推定される対象外応答コードの返信タイミングから決定する構成とすればよい。
第1リクエスト信号に対する携帯機1からの対象外応答コードは、前述したように、全携帯機1で共通の信号であるので、複数の携帯機1から同じタイミングで返信があった場合でも受信エラーなしに受信できる。
ステップS26では、閉じ込め判定部233が第1確定処理を行って、フローを終了する。第1確定処理では、車室内に、車両側ユニット2に登録した携帯機1のうち、第1リクエスト信号で指定した携帯機1のみが存在すると判定する。そして、この携帯機1のIDコードを、車室内に閉じ込められた携帯機1のIDコードとして、電気的に書き換え可能なバックアップRAM等の不揮発性メモリに記憶する。
ステップS27では、送信処理部231が第2リクエスト処理を行って、ステップS28に移る。第2リクエスト処理では、第1リクエスト信号で指定済みの携帯機1を除く、車両側ユニット2に登録された全携帯機1を指定する第2リクエスト信号を、室内送信機21を介して送信する。第2リクエスト信号は、前述した通りである。
また、携帯機1のワイヤレスロック機能を利用して車両の各ドアがロックされており、この携帯機1の登録番号やIDコードを受信処理部232で特定済みであった場合には、この携帯機1も指定から除外する構成としてもよい。これによれば、車両外のユーザに携行されている筈の携帯機1を第2リクエスト信号で指定する対象から外すことで、登録された全携帯機についての車室内の存在の有無を判定するまでにかかる時間を短縮できる。
ステップS28では、受信処理部232が、第2リクエスト信号に対する携帯機1のIDコードの返信を全て受信したか否かを判定する。そして、全て受信したと判定した場合(ステップS28でYES)には、全レスポンス終了として、ステップS29に移る。一方、全ての受信が終了していないと判定した場合(ステップS28でNO)には、ステップS28のフローを繰り返す。
全ての受信が終了したことは、一定時間以上携帯機1のIDコードの返信の間隔が空いた場合に判定する構成とすればよい。他にも、車両側ユニット2に登録された携帯機1のうちから、第1リクエスト信号で指定済みの携帯機1を除いた台数から、返信が全て終了するのに最低限必要となる時間を算出し、この時間を経過した場合に判定する構成としてもよい。
ステップS29では、閉じ込め判定部233が第2確定処理を行って、フローを終了する。第2確定処理では、第2リクエスト信号に対して返信されたIDコードに対応する携帯機1が車室内に存在すると判定する。また、第1リクエスト信号に対して返信されたIDコードを受信していた場合には、そのIDコードに対応する携帯機1も車室内に存在すると判定する。そして、これらの携帯機1のIDコードを、車室内に閉じ込められた携帯機1のIDコードとして、電気的に書き換え可能なバックアップRAM等の不揮発性メモリに記憶する。
ウェイクアップ信号に対してのレスポンス信号を受信できなかった場合のステップS30では、閉じ込め判定部233が第3確定処理を行って、フローを終了する。第3確定処理では、車室内に、車両側ユニット2に登録した携帯機1のいずれも存在しないと判定する。
上述した車室内照合関連処理を実行することにより、各車両ドアがロックされたときに、携帯機1が車室内に閉じ込められた場合、その閉じ込められた携帯機1を識別するためのIDコードを取得し、記憶することができる。
車両側ユニット2で、車室内に閉じ込められた携帯機1のIDコードを記憶していると、運転者が車両に乗車してエンジンスイッチを操作した際に、その運転者が、車室内に閉じ込められている携帯機1以外の携帯機1を保持しているか否かを判別することができる。すなわち、車室内に閉じ込められている携帯機1のみが、車両側ユニット2と相互通信を行った場合、運転者は、その携帯機1以外の携帯機1を保持していないとみなすことができる。
この場合、車両のセキュリティ性を確保するため、エンジンの始動を禁止する。一方、車室内に閉じ込められている携帯機1とは別の携帯機1が、車両側ユニット2と相互通信を行った場合、運転者は、車室内に閉じ込められていた携帯機1とは別の正規の携帯機1を保持しているとみなせるので、エンジンの始動を許可する。このようにして、車室内に閉じ込められた携帯機1による車両エンジンの始動を禁止し、車両のセキュリティ性を向上する。
ここで、本発明における作用効果について、具体的に図6を用いて説明を行う。図6では、車両側ユニット2に登録された3つの携帯機1をそれぞれA、B、Cとする。携帯機1が自機器を指定するリクエスト信号を受信した場合にしか応答しない構成では、Aしか車室内に存在しない場合であっても、A、B、Cの全てについて順次、各々を指定するリクエスト信号を送信し、応答の有無を判定する必要が生じる(図6(a)参照)。従って、常に、A、B、Cの全てについて順次、各々を指定するリクエスト信号を送信し、応答の有無を判定する分の時間(図6(a)のX参照)がかかる。
一方、実施形態1の構成によれば、対象外応答コードを受信しなかったことだけで、第1リクエスト信号で指定された携帯機1以外の登録された携帯機1が車室内に存在しないことを判定できる。よって、Aしか車室内に存在しない場合に、B、Cについて順次、各々を指定するリクエスト信号を送信し、応答の有無を判定する必要がない(図6(b)参照)。従って、登録された全携帯機1の個々について順番に送受信を繰り返して車室内の存在の有無を判定するよりも、登録された全携帯機1についての車室内の存在の有無を判定するまでにかかる時間を短縮することが可能になる(図6(b)のY参照)。
(実施形態2)
本発明は前述の実施形態1に限定されるものではなく、次の実施形態2も本発明の技術的範囲に含まれる。以下では、この実施形態2について説明を行う。なお、説明の便宜上、前述の実施形態の説明に用いた図に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施形態2の車両システム100は、携帯機1の携帯側制御部13での応答関連処理の一部、及び車両側ユニット2の照合ECU23での車室内照合関連処理の一部が異なる点を除けば、実施形態1の車両システム100と同様である。
ここで、図7のフローチャートを用いて、実施形態2における携帯側制御部13での応答関連処理についての説明を行う。ステップS41〜ステップS43までの処理は、前述のステップS1〜ステップS3までの処理と同様である。また、ステップS45〜ステップS48までの処理は、前述のステップS5〜ステップS8までの処理と同様である。
ステップS44では、送信処理部131が第4レスポンス処理を行って、ステップS48に移る。第4レスポンス処理では、携帯機1の各々で共通でない対象外応答コードを、送信部12を介して車両側ユニット2へ送信する。実施形態2における対象外応答コードは、例えば自機器のIDコードや登録番号であってもよいし、他のコードであってもよい。
また、第4レスポンス処理では、前述の第1の所定のタイミングよりも所定時間遅れた第2の所定のタイミングで対象外応答コードを送信する。第4レスポンス処理で送信する対象外応答コードも請求項の指定外報告信号に相当する。実施形態2では、自機器宛て以外の第1リクエスト信号を受信する携帯機1は、全てが異なる信号を同じタイミングで応答することになる。
続いて、図8のフローチャートを用いて、実施形態2における携帯側制御部13での応答関連処理についての説明を行う。ステップS61〜ステップS64までの処理は、前述のステップS21〜ステップS24までの処理と同様である。また、ステップS66〜ステップS70までの処理は、前述のステップS26〜ステップS30までの処理と同様である。
ステップS65では、受信処理部232が受信エラーを起こした場合(ステップS65でYES)には、ステップS67に移る。一方、受信処理部232が受信エラーを起こさず、いずれのレスポンス信号も受信しなかった場合(ステップS65でNO)には、ステップS66に移る。
受信処理部232がレスポンス信号を受信していないことは、一定時間以上情報の受信がなかった場合に判定する構成とすればよい。ここで言うところの一定時間は、前述の第2の所定のタイミングの設定の情報について受信処理部232が予め保持しておき、この第2の所定のタイミングから推定されるレスポンス信号の返信タイミングから決定する構成とすればよい。
第1リクエスト信号に対する携帯機1からの第2の所定のタイミングでの応答は、前述したように、全携帯機1で共通でない信号であるので、複数の携帯機1から同じタイミングで返信があった場合には受信エラーが生じる。
また、ステップS66では、第1リクエスト信号で指定した携帯機1のIDコードに続いて、第1リクエスト信号で指定していない携帯機1のIDコードも受信できた場合には、車両側ユニット2に登録した携帯機1のうち、これらの携帯機1のみが存在すると判定する構成としてもよい。これは、第1リクエスト信号で指定した携帯機1以外に、車室内に携帯機1が1台のみの場合には、前述の受信エラーが生じず、指定外の携帯機1のIDコードが受信できるためである。
実施形態2の構成によっても、実施形態1と同様に、登録された全携帯機1の個々について順番に送受信を繰り返して車室内の存在の有無を判定するよりも、登録された全携帯機1についての車室内の存在の有無を判定するまでにかかる時間を短縮することが可能になる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 携帯機、2 車両側ユニット、100 車両システム、131 送信処理部(返信部)、231 送信処理部(車室内送信部)、232 受信処理部(車両側受信部)、233 閉じ込め判定部

Claims (9)

  1. 車両に搭載される車両側ユニット(2)と、
    前記車両側ユニットに予め登録された複数の携帯機(1)とを含み、
    前記車両側ユニットは、前記車両の車室内を通信範囲に、前記携帯機のうちの1つを指定する第1リクエスト信号を送信する車室内送信部(231)を備え、
    前記携帯機は、自機器を指定する前記第1リクエスト信号を受信した場合に、応答信号を返信する返信部(131)を備える車両システム(100)であって、
    前記携帯機の返信部は、
    自機器以外の前記携帯機を指定する前記第1リクエスト信号を受信した場合に、前記応答信号を返信する場合のタイミングよりも所定時間ずれたタイミングで、所定の信号である指定外報告信号を返信し、
    前記車両側ユニットは、
    前記返信部から返信される信号を受信する車両側受信部(232)と、
    前記第1リクエスト信号の送信に対して、前記車両側受信部で前記応答信号を受信したが、前記指定外報告信号の受信をしなかった場合は、登録された前記携帯機のうち、前記第1リクエスト信号の送信先の前記携帯機のみが前記車室内に存在すると判定する閉じ込め判定部(233)とを備え、
    前記指定外報告信号を返信する前記携帯機が複数存在した場合であっても、それらの複数の携帯機が同じタイミングで前記指定外報告信号を返信することを特徴とする車両システム。
  2. 請求項1に記載された車両システムにおいて、
    前記指定外報告信号は、前記携帯機の各々で共通の信号であることを特徴とする車両システム。
  3. 請求項2に記載された車両システムにおいて、
    前記携帯機は、
    個別の番号を付して前記車両側ユニットに予め登録されるものであり、
    自機器に対して付された前記番号を保持する番号保持部(133)を備え、
    前記車両側ユニットの前記車室内送信部は、前記第1リクエスト信号の送信に対して、前記車両側受信部で前記応答信号の受信も前記指定外報告信号の受信もした場合、及び前記車両側受信部で前記応答信号の受信をしなかったが前記指定外報告信号の受信をした場合に、前記車両の車室内を通信範囲に、前記第1リクエスト信号で指定した前記携帯機以外の登録された前記携帯機の全てを指定する第2リクエスト信号を送信し、
    前記携帯機の前記返信部は、前記第2リクエスト信号を受信した場合に、前記番号保持部で保持している前記番号に応じたタイミングで、自機器を特定可能な前記応答信号を返信し、
    前記車両側ユニットの前記閉じ込め判定部は、前記第2リクエスト信号の送信に対して前記車両側受信部で前記応答信号を受信した前記携帯機が前記車室内に存在すると判定することを特徴とする車両システム。
  4. 請求項1に記載された車両システムにおいて、
    前記指定外報告信号は、前記携帯機の各々で共通でない信号であることを特徴とする車両システム。
  5. 請求項4に記載された車両システムにおいて、
    前記指定外報告信号は、前記応答信号とは異なる信号であることを特徴とする車両システム。
  6. 請求項4に記載された車両システムにおいて、
    前記指定外報告信号は、前記応答信号と同一の信号であることを特徴とする車両システム。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載された車両システムにおいて、
    前記携帯機は、
    個別の番号を付して前記車両側ユニットに予め登録されるものであり、
    自機器に対して付された前記番号を保持する番号保持部(133)を備え、
    前記車両側ユニットの前記車室内送信部は、前記第1リクエスト信号の送信に対して、前記車両側受信部で前記応答信号の受信をしたが、前記応答信号以外の受信した信号については受信エラーであった場合、及び前記車両側受信部で前記応答信号の受信をしなかったのに加え、受信した信号について受信エラーであった場合に、前記車両の車室内を通信範囲に、前記第1リクエスト信号で指定した前記携帯機以外の登録された前記携帯機の全てを指定する第2リクエスト信号を送信し、
    前記携帯機の前記返信部は、前記第2リクエスト信号を受信した場合に、前記番号保持部で保持している前記番号に応じたタイミングで、自機器を特定可能な前記応答信号を返信し、
    前記車両側ユニットの前記閉じ込め判定部は、前記第2リクエスト信号の送信に対して前記車両側受信部で前記応答信号を受信した前記携帯機が前記車室内に存在すると判定することを特徴とする車両システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両システムに用いられる前記車両側ユニットであることを特徴とする車両側ユニット。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両システムに用いられる前記携帯機であることを特徴とする携帯機。
JP2013024856A 2013-02-12 2013-02-12 車両システム、車両側ユニット、及び携帯機 Expired - Fee Related JP6155678B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013024856A JP6155678B2 (ja) 2013-02-12 2013-02-12 車両システム、車両側ユニット、及び携帯機
PCT/JP2014/000300 WO2014125768A1 (ja) 2013-02-12 2014-01-22 車両システム、車両側ユニット、及び携帯機
US14/767,005 US9582951B2 (en) 2013-02-12 2014-01-22 Vehicular system, vehicle side unit, and mobile device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013024856A JP6155678B2 (ja) 2013-02-12 2013-02-12 車両システム、車両側ユニット、及び携帯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014152557A JP2014152557A (ja) 2014-08-25
JP6155678B2 true JP6155678B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=51353785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013024856A Expired - Fee Related JP6155678B2 (ja) 2013-02-12 2013-02-12 車両システム、車両側ユニット、及び携帯機

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9582951B2 (ja)
JP (1) JP6155678B2 (ja)
WO (1) WO2014125768A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6044359B2 (ja) * 2013-01-18 2016-12-14 株式会社デンソー 車両装置と携帯端末との動作適合化方法、車両装置と携帯端末とを備える車両システム、携帯端末、及び情報センタ
JP6414452B2 (ja) * 2014-12-05 2018-10-31 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載通信システム及び車載機
DE102016214365B4 (de) 2016-08-03 2020-03-05 Audi Ag Verfahren zum Betreiben eines Zugangs- und Startsystems eines Kraftfahrzeugs sowie Zugangs- und Startsystem für ein Kraftfahrzeug
JP7063141B2 (ja) * 2018-06-21 2022-05-09 株式会社Soken 携帯機位置推定システム
JP7259310B2 (ja) * 2018-12-17 2023-04-18 株式会社デンソー 車両制御システムおよび車両制御装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233535A (ja) 2005-02-24 2006-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用遠隔操作装置
JP4760229B2 (ja) * 2005-08-30 2011-08-31 パナソニック株式会社 認証装置
US7683764B2 (en) * 2007-03-22 2010-03-23 Denso International America, Inc. Automatic locking failsafe for vehicles with passive keys
JP2010077887A (ja) 2008-09-25 2010-04-08 Denso Corp エンジン始動制御システム
JP5508239B2 (ja) * 2010-04-30 2014-05-28 株式会社東海理化電機製作所 電子キーシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20150371472A1 (en) 2015-12-24
WO2014125768A1 (ja) 2014-08-21
JP2014152557A (ja) 2014-08-25
US9582951B2 (en) 2017-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5425446B2 (ja) スマートキーレスエントリシステム
CN101960081B (zh) 门控开关异常检测装置和方法
JP6155678B2 (ja) 車両システム、車両側ユニット、及び携帯機
US20070030136A1 (en) On-board illumination controlling system and method
EP2492876B1 (en) Electronic key system
JP2016171486A (ja) 車両無線通信システム、車両制御装置、携帯機
US20140176304A1 (en) Method and smartkey system for reducing battery consumption
JP6323298B2 (ja) 電子キーシステム及び携帯機
JP4760229B2 (ja) 認証装置
US10275961B2 (en) Method for optimizing anti-collision and latency for PEPS passive response
JP2007063800A5 (ja)
JP2017110373A (ja) 車両用制御システム
US20160149884A1 (en) Electronic key system and information registration system
JP5391029B2 (ja) 車両制御システム
JP5465451B2 (ja) キーレス認証システム及びキーレス認証システム付き車両
JP6277847B2 (ja) 車載装置
JP2014151846A (ja) 車両用消費電力低減装置
JP2008045373A (ja) スマートキーシステム
JP5542982B2 (ja) スマートキーレスエントリシステム
JP2009068255A (ja) 車載機器遠隔制御装置
WO2015098480A1 (ja) 車載無線通信装置
JP5451660B2 (ja) 電子キー及び電子キーシステム
JP4570944B2 (ja) キーレスエントリ装置
JP2020197083A (ja) スマートエントリーシステム
JP2019156285A (ja) 歩行検知装置及び歩行検知システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170522

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6155678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees