JP7259310B2 - 車両制御システムおよび車両制御装置 - Google Patents

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本開示は、車両制御システムおよび車両制御装置に関する。
従来、車両とスマートデバイスとが通信して車両のドアの解錠・施錠を実行するなど、車両とスマートデバイスとが連携して車両の制御を行う技術が種々提案されている。例えば、特許文献1には、タイヤの空気圧等の車両の動作状況を示す情報をスマートデバイスに表示する技術が提案されている。
特表2015-518440号公報
しかしながら、近年の通信技術の発達およびスマートデバイスの高機能化に伴い、車両とスマートデバイスとの連携による車両の機能の制御に関して、依然として改善の余地がある。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一実施形態によれば、通信部(60)を備える車両(100)の車両制御システム(500)が提供される。この車両制御システムは、前記車両に搭載され、前記車両の機能の少なくとも一部を制御する車両制御装置(10)と、前記通信部を介して前記車両制御装置と接続される携帯装置(200)と、を備え、前記車両制御装置は、前記車両のドアの解錠を行った携帯装置を、認証済み携帯装置として認識する認証部(24)と、前記認証済み携帯装置に搭載されている機能のうち、前記車両の機能の少なくとも一部の制御に関連する車両制御機能を示す機能情報(232)を、前記認証済み携帯装置から取得する取得部(22)と、取得された前記車両制御機能のうち、前記車両制御装置に代わって前記認証済み携帯装置に実行させる実行機能を決定する決定部(23)と、前記認証済み携帯装置に指示し、前記決定された前記実行機能の制御を前記認証済み携帯装置に実行させる制御部(21)と、を有し、前記携帯装置は、前記制御部からの前記指示に応じて、指定された前記実行機能を、前記車両制御装置に代替して実行する実行部(222)を、有する。
この形態の車両制御システムによれば、車両制御装置は、車両のドアの解錠を行った携帯装置を認証済み携帯装置として認識し、認証済み携帯装置に搭載されている機能のうち、車両の機能の少なくとも一部の制御に関連する車両制御機能を示す機能情報を認証済み携帯装置から取得し、取得された車両制御機能のうち車両制御装置に代わって認証済み携帯装置に実行させる実行機能を決定し、決定された実行機能の制御を認証済み携帯装置に実行させる。携帯装置は、車両制御装置の制御部からの指示に応じて、指定された実行機能を実行する。したがって、車両制御装置と携帯装置とが連携して車両の機能の少なくとも一部の制御を実行できる。
本開示は、車両制御システム以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、車両制御装置、車両制御装置を備える車両、車両制御方法、かかる方法を実現するためのコンピュータプログラム、かかるコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体等の形態で実現することができる。
本開示の一実施形態としての車両制御システムの概略構成を示すブロック図。 マップの一例を示す説明図。 第1実施形態における車両制御処理の手順を示すシーケンス図。 第1実施形態における車両制御処理の手順を示すシーケンス図。 電波エリアを模式的に示す説明図。 第2実施形態における車両制御処理の手順を示すシーケンス図。
A.第1実施形態:
A1.装置構成:
図1に示す車両制御システム500は、車両制御装置10と、携帯装置200とを備える。車両制御システム500では、車両制御装置10と携帯装置200との間で通信を行って、車両制御装置10に代わって携帯装置200が、車両100の制御に関連する機能(以下、「車両制御機能」と呼ぶ)を実行する。本実施形態では、車両制御機能として、車両100に搭載されているナビゲーション装置50の機能、および音声認識機能を例に説明する。
車両制御装置10は、車両100に搭載されて、車両100の機能の少なくとも一部を制御する。車両制御装置10は、CPU20と、メモリ30と、入出力インターフェース11とを備えるECU(Electrical Control Unit)により構成されている。CPU20、メモリ30、および入出力インターフェース11は、バス15を介して双方向に通信可能に接続されている。メモリ30は、ROM、RAM、およびEEPROMを含む。
車両100は、車両制御装置10のほか、ナビゲーション装置50と、音声入力部55と、音声出力部57と、通信部60とを備える。
ナビゲーション装置50は、経路探索および経路案内を行うカーナビゲーション装置である。ナビゲーション装置50は、各種機能の操作メニューや経路案内等を表示する表示部51と、車両100の乗員から入力を受け付ける入力部53とを備える。ナビゲーション装置50では、入力部53から目的地の入力がされた後、ナビゲーション装置50に内蔵されている地図を用いて目的地までの経路を決定した後、表示部51において経路の案内を行う。ナビゲーション装置50は、車両100に搭載されている図示しないGNSS(Global Positioning System)センサと接続されており、経路案内に際してGNSSセンサから得られた現在位置の情報を用いる。
音声入力部55は、モノラルマイクやステレオマイクにより構成され、音声を集音し、入出力インターフェース11を介して音声信号を入力受付部25に出力する。音声出力部57は、スピーカーにより構成され、ナビゲーション装置50による経路案内や、図示しないETC車載器による案内等の音声を出力する。
通信部60は、車両100と携帯装置200との間で無線通信を行って、データのやりとりを行う。通信部60は、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy、登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等の無線通信を行う。
車両100は、上述の構成の他、GNSSセンサ、車速センサおよび撮像装置等の各種センサ類や、エンジンECU等の各種ECU等を備えるが、本実施形態の説明においては必須ではないので、図示および説明を省略する。
車両制御装置10の内部構成について詳しく説明する。車両制御装置10が備えるCPU20は、制御部21と、取得部22と、決定部23と、認証部24と、入力受付部25とを備える。制御部21、取得部22、決定部23、認証部24、および入力受付部25は、メモリ30に格納された図示しない制御プログラムを実行することにより実現される。
制御部21は、車両制御装置10の全体の動作を制御する。また、制御部21は、後述の車両制御処理において、車両制御機能を携帯装置200(より正確には、車両100のドアの解錠を行った携帯装置)に実行させる。
取得部22は、通信部60を介して、携帯装置200から証明情報、機能情報および性能情報を取得する。本実施形態において、「証明情報」とは、携帯装置200が、車両100の正規の電子キーとして予め登録されている携帯装置であることを証明する情報を意味する。証明情報には、車両100を識別するための識別番号と、携帯装置200を識別するための識別番号とが格納されている。車両100を識別するための識別番号は、例えば、いわゆるVIN(Vehicle Identification Number)コードを意味し、車両100と他の車両とを識別するために用いられるシリアル番号を含む一意の識別情報である。また、携帯装置200を識別するための識別番号は、例えば、携帯装置200のシリアル番号である。
本実施形態において、「機能情報」とは、携帯装置200に搭載されている種々のアプリケーションおよび該アプリケーションが備える機能のうち、車両制御機能を示す情報を意味する。車両制御機能は、例えば、ナビゲーション機能、音声認識機能等が該当する。
本実施形態において、「性能情報」とは、携帯装置200の性能を示す情報を意味する。性能情報としては、例えば、携帯装置200のCPU220のコア数、クロック周波数、メモリ230の容量、通信部60の通信速度等の情報が該当する。機能情報および性能情報には、携帯装置200の種類や、携帯装置200に搭載されているOSの種類等に依存しない形式で情報が格納されている。取得部22により取得される証明情報、機能情報および性能情報は、後述の車両制御処理において、携帯装置200の認識、および携帯装置200に実行させる機能(以下、「実行機能」と呼ぶ)の決定に用いられる。
決定部23は、取得部22によって取得された性能情報に基づき、実行機能を決定する。認証部24は、メモリ30に格納されている認証情報31と、取得部22によって取得された証明情報とを照合することにより、車両100のドアの解錠を行った携帯装置を、認証済み携帯装置として認識する。入力受付部25は、音声入力部55に入力された入力信号を受け付ける。なお、入力受付部25は、音声入力部55への入力に限らず、ナビゲーション装置50における入力部53への目的地の設定等の入力や、車両100のインストルメントパネルに設けられた操作部への入力等を受け付けてもよい。
メモリ30には、上述の各機能部の機能を実現する制御プログラムのほか、認証情報31と、マップ32とが予め格納されている。認証情報31は、車両100のドアの解錠および施錠を行うことができる正規の携帯装置であることを示す情報として、当該携帯装置の識別番号が格納されている。本実施形態では、認証情報31における携帯装置の識別番号と、証明情報231における携帯装置の識別番号とは、一致するものとする。
図2に示すマップ32には、車両制御機能と、該車両制御機能を実行するのに必要な携帯装置200の性能とが対応づけられている。マップ32において、車両制御機能は、車両制御機能が備える機能ごと(機能の種類)ごとに分類されている。図2に示す例では、ナビゲーション機能は、地図情報の取得機能、現在位置の取得機能、および音声案内機能に分類されている。さらに、地図情報の取得機能は、情報の種類ごと、例えば、お気に入り地点の地図情報、よく通る地点の地図情報、および最新の地図情報に分類されている。
分類された各機能には、該各機能を実行するために要する携帯装置200の性能の条件(以下、「要求条件」と呼ぶ)が定められている。要求条件は、携帯装置200が各機能を実行するために求められる最低限の性能とも言える。図2に示すように、例えば、お気に入り地点の地図情報の取得機能を実行するには、携帯装置200は、CPU220のコア数がシングル、CPU220のクロック数が1GHz、メモリ230の容量が32GB、通信部260の通信速度が1Gbpsの性能を要する。また、例えば、現在位置の取得機能を実行するには、携帯装置200では、CPU220のコア数およびクロック数、メモリ230の容量、通信部260の通信速度に加えて、携帯装置200においてGNSSの設定が有効に設定されていることを要する。
後述の車両制御処理では、決定部23は、携帯装置200から取得した性能情報233と、マップ32とを参照し、携帯装置200の性能情報を要求条件に照らし合わせることで、携帯装置200が各機能のどこまでの機能を実行可能か特定して、実行機能を決定している。換言すると、携帯装置200が要求条件に示す性能よりも高い性能を有している場合は、携帯装置200がその機能を実行可能である。なお、図2に示す要求条件は、一例であるので、他の任意の条件を採用してもよい。
図1に戻り、携帯装置200は、車両100の運転者により使用され、車両100と通信を行うことにより、リモートキーレスエントリ、あるいは、スマートエントリを実現する携帯機である。「リモートキーレスエントリ」とは、車両100の運転者が携帯装置200の図示しないスイッチを操作すると、かかる操作に応じて車両100のドアの開閉、開錠、施錠等が行われることを意味する。「スマートエントリ」とは、車両100の運転者が携帯装置200を携帯して車両100の近傍の無線通信可能な領域に進入したときに車両100のドアの開錠が行われたり、運転者が携帯装置200を携帯した状態で運転席に座って所定のスイッチを操作することにより、車両100を始動させたりすることを意味する。
本実施形態において、携帯装置200は、通話と、通話以外の機能とを実現可能な端末であり、スマートフォン(smartphone)、フィーチャーフォン(feature phone)が該当する。なお、携帯装置200には、通話機能が搭載されていなくてもよく、いわゆるスマートデバイスであってもよい。
携帯装置200は、CPU220と、メモリ230と、通信部260とを備える。CPU220、メモリ230、および通信部260は、バス215を介して双方向に通信可能に接続されている。携帯装置200が備えるCPU220は、制御部221と、実行部222とを備える。制御部221および実行部222は、メモリ230に格納された図示しない制御プログラムを実行することにより実現される。
制御部221は、携帯装置200の全体の動作を制御する。実行部222は、車両制御装置10の制御部21の指示に応じて、指示された実行機能を実行する。
メモリ230には、制御部221および実行部222の機能を実現する制御プログラムのほか、証明情報231と、機能情報232と、性能情報233とが予め格納されている。上述のように、各情報231、232および233は、車両制御装置10の取得部22に取得される。
通信部260は、車両100と携帯装置200との間で無線通信を行って、データのやりとりを行う。通信部260は、車両100の通信部60と同様に、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等の無線通信を行う。
A2.車両制御処理:
図3および図4に示す車両制御処理は、車両100のドアが解錠されると実行される。以下では、携帯装置200が車両100のドアを解錠したものとして、車両制御処理の処理手順を説明する。また、携帯装置200による車両100のドアの解錠に伴い、車両100と携帯装置200との間で通信が確立しており、公知の暗号化技術を用いて通信内容が暗号化されているものとする。
図3に示すように、車両制御装置10において、制御部21は、携帯装置200に証明情報231の送信を要求する(ステップS105)。このとき、制御部21は、携帯装置200に車両100の識別番号(上述のVINコード)を送信する。なお、制御部21は、車両100の識別番号に代えて、車両100を他の車両と識別可能な情報であれば、他の任意の情報を送信してもよい。
証明情報231の送信要求を受信した携帯装置200では、制御部221は、車両制御装置10に証明情報231を送信する(ステップS205)。制御部221は、証明情報231の送信に先立って、以下の処理を実行する。すなわち、制御部221は、車両100から送信されてきた車両100の識別番号を復号する。次に、制御部221は、証明情報231を参照して、車両100から受信した車両100の識別番号と、証明情報231に格納されている車両100の識別番号とが一致するか否かを判定する。そして、両識別番号が一致する場合には、制御部221は、車両制御装置10に証明情報231を送信する。このとき、制御部221は、情報の漏洩および改ざんによるなりすましを防止するために、車両100と携帯装置200との間の通信のセキュリティをより高めた上で、証明情報231を送信する。
証明情報231を受信した車両制御装置10では、認証部24は、携帯装置200が車両100のドアの解錠を行った携帯装置であるか否かを判定する(ステップS110)。ステップS110では、携帯装置200が、車両100のドアを解錠可能な正規の携帯装置であるか否かを確認する。具体的には、まず、認証部24は、受信した証明情報231を復号する。次に、認証部24は、証明情報231に格納されている携帯装置200の識別番号と、認証情報31に格納されている携帯装置200の識別番号とが一致するか否かを判定する。両識別番号が一致する場合は、携帯装置200が車両100のドアの解錠を行った携帯装置であると判定され(ステップS110:YES)、認証部24は、携帯装置200を認証済み携帯装置として認識する(ステップS115)。
次に、車両制御装置10において、取得部22は、携帯装置200に機能情報232の送信を要求する(ステップS120)。機能情報232の送信要求を受信した携帯装置200では、制御部221は、車両制御装置10に機能情報232を送信する(ステップS210)。次に、車両制御装置10において、取得部22は、携帯装置200に性能情報233の送信を要求する(ステップS125)。性能情報233の送信要求を受信した携帯装置200では、制御部221は、車両制御装置10に性能情報233を送信する(ステップS215)。なお、ステップS120およびステップS125は、任意の順序で実行されてもよいし、同時に実行されてもよい。また、ステップS210およびステップS215は、ステップS120およびステップS125の順序に応じて任意の順序または同時に実行されてもよい。
図4に示すように、車両制御装置10において、決定部23は、実行機能を決定する(ステップS130)。具体的には、まず、決定部23は、マップ32を参照して、携帯装置200から取得した機能情報232に示される車両制御機能の要求条件を取得する。次に、決定部23は、取得した性能情報233を参照して、携帯装置200が要求条件を満たしているか否かを判定する。次に、決定部23は、要求条件を満たしている全ての機能を実行機能として決定する。なお、決定部23は、要求条件を満たしている機能のうちの一部の機能を実行機能として決定し、残りの機能を車両制御装置10に実行させることにしてもよい。
図4に示すように、車両制御装置10において、制御部21は、決定された実行機能の実行指示を携帯装置200に送信する(ステップS135)。実行指示を受信した携帯装置200では、実行部222は、指定された実行機能を実行する(ステップS220)。実行部222は、指定された実行機能をタイムシェアリングにより並列に実行する。
携帯装置200では、実行機能の実行が完了するまでの間、以下の処理が繰り返される。すなわち、車両制御装置10において、入力受付部25は、乗員の操作の入力を受け付ける(ステップS140)。次に、制御部21は、受け付けた入力を携帯装置200に送信する(ステップS145)。乗員の操作の入力を受信した携帯装置200において、実行部222は、乗員の操作の入力に基づき実行機能を実行して、乗員の操作の入力に応じた実行結果を車両制御装置10に送信する(ステップS225)。実行結果を受信した車両制御装置10において、制御部21は、車両100の各種ECUに実行結果を反映する(ステップS150)。具体的には、制御部21は、受信した実行結果をCAN(Controller Area Network)等の通信により各種ECUに送信する。
以下、具体例を用いて、上述のステップS220、ステップS225、ステップS140~ステップS150の処理を説明する。携帯装置200がナビゲーション機能および音声認識機能の2つの機能の実行指示を受信した場合を例に説明する。携帯装置200では、ステップS220において、実行機能であるナビゲーション機能および音声認識機能を実行する。このとき、実行部222は、ナビゲーション機能と音声認識機能とのうちのいずれか一方の機能を優先して実行してもよいし、2つの機能を並列に実行してもよい。なお、実行機能が複数ある場合に、優先して実行させる機能、すなわち、実行機能の優先度を車両制御装置10において予め定めておき、実行指示とともに携帯装置200に送信するようにしてもよい。
例えば、音声認識機能に優先してナビゲーション機能を実行する場合には、ステップS220において、ナビゲーション装置50の表示部51に表示させる地図情報を、通信部260を介して外部から取得し、ステップS225において、取得された地図情報を車両制御装置10に送信する。そして、車両制御装置10では、ステップS150において、携帯装置200から受信した地図情報をナビゲーション装置50の表示部51に表示させる。また、車両制御装置10では、ステップS140において、乗員からの音声入力を受け付けて、ステップS145において、携帯装置200に乗員の音声入力を送信する。そして、携帯装置200では、受信した音声入力に基づき音声認識処理を実行して、音声認識の結果が車両制御装置10に送信される。車両制御装置10では、ステップS150において、携帯装置200から取得した音声認識結果が、入出力インターフェース11を介して音声出力部57に入力される。
図4に示すように、指定された実行機能の実行が完了した場合、または、図2に示す上述のステップS110において携帯装置200が車両100のドアの解錠を行った携帯装置でないと判定され場合(ステップS110:NO)、車両制御処理は終了する。
以上の構成を有する第1実施形態の車両制御システム500によれば、車両制御装置10は、車両100のドアの解錠を行った携帯装置200を認証済み携帯装置として認識し、認証済み携帯装置に搭載されている機能のうち、車両100の機能の少なくとも一部の制御に関連する車両制御機能を示す機能情報232を認証済み携帯装置から取得し、取得された車両制御機能のうち車両制御装置10に代わって認証済み携帯装置に実行させる実行機能を決定し、決定された実行機能の制御を認証済み携帯装置に実行させる。携帯装置200は、車両制御装置10の制御部21からの指示に応じて、指定された実行機能を実行する。したがって、車両制御装置10と携帯装置200とが連携して、車両100の機能の少なくとも一部を制御できる。
また、車両制御機能は、該車両制御機能が有する機能ごとに分類され、分類された各機能には、該機能を実行するために要する携帯装置200の性能の条件である要求条件が予め定められており、取得部22は、機能情報232に加えて、性能情報233を取得し、決定部23は、取得された性能情報233を要求条件に照らし合わせることにより、分類された各機能のうち、どの機能までを携帯装置200に実行させるか決定する。したがって、決定部23は、実行機能を容易に決定できる。また、実行機能の決定を、より細かい単位で制御できる。
B.第2実施形態:
B1.装置構成:
第2実施形態における車両制御システムは、第1実施形態における車両制御システム500と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
B2.車両制御処理:
第1実施形態の車両制御処理では、車両100のドアの解錠を行った、車両100の運転者の携帯装置200を認証済み携帯装置として認識した上で、かかる携帯装置200に実行機能を実行させていた。これに対して、第2実施形態の車両制御処理では、携帯装置200に代えて、車両100の同乗者の携帯装置に実行機能を実行させる。
図5に示すように、車両100には、車両制御装置10と、通信部60とが搭載されている。車両100の車室内には、携帯装置200に加えて、車両100の同乗者の携帯装置として携帯装置201が載置されている。本実施形態において、携帯装置201は、車両100のドアを解錠可能な携帯装置として、予め認証部24に登録されている。図5に示すように、携帯装置201は、車両100において予め定められた電波エリアAR1内に存在している。予め定められた電波エリアAR1は、携帯装置200の通信部260によって形成される。電波エリアAR1内に存在し、車両100のドアの解除や、エンジンの始動の指示を行っていない携帯装置は、車両100の同乗者の携帯装置であると特定できる。なお、本実施形態において、車両100のドアの解錠は、第1実施形態と同様に、携帯装置200が行ったものとする。また、携帯装置201の構成は、図1に示す携帯装置200と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
図6に示す第2実施形態の車両制御処理は、図3および図4に示す第1実施形態の車両制御処理と比較すると、ステップS111およびステップS113を追加して実行する点が異なる。第2実施形態の車両制御処理におけるその他の手順は、第1実施形態の車両制御処理と同じであるので、同一の手順には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、図4に対応する処理手順の図示を省略している。
図6に示すように、車両制御装置10において、携帯装置201が車両100のドアの解錠を行った携帯装置ではないと判定されると(ステップS110:NO)、認証部24は、携帯装置201が所定の電波エリアAR1内に存在するか否かを判定する(ステップS111)。携帯装置201が所定の電波エリアAR1内に存在すると判定された場合(ステップS111:YES)、認証部24は、携帯装置201を登録済み携帯装置として認識する(ステップS113)。その後、上述のステップS120が実行されて、携帯装置201に機能情報232の送信要求が送信される。
他方、上述のステップS111において、携帯装置201が所定の電波エリアAR1内に存在しないと判定された場合(ステップS111:NO)、図4に示すように、車両制御処理は終了する。
以上の構成を有する第2実施形態の車両制御システム500によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。加えて、携帯装置201は、認証済み携帯装置200とは異なる携帯装置であって、車両100における予め定められた電波エリアAR1内に存在し、車両100のドアを解錠可能な携帯装置として認証部24に予め登録されている。また、車両制御装置10の制御部21は、登録済み携帯装置201に実行機能の制御を実行させる。このため、認証済み携帯装置とは異なる携帯装置であって、車両100のドアを解錠可能な携帯装置の資源を有効に活用できる。この結果、車両100のユーザの利便性を向上し得る。
C.他の実施形態:
(1)上記各実施形態において、実行部222は、乗員の好みに応じた態様で実行機能を実行してもよい。実行機能として、ナビゲーション機能における音声による経路案内に決定された場合を例に説明する。車両制御装置10では、携帯装置200および201に実行指示を送信する処理(ステップS135)の実行前に、以下の処理を実行する。入力受付部25は、ナビゲーション装置50の表示部51に表示される音声案内の設定画面において、入力部53を用いて車両100の乗員により入力される好みの設定を受け付ける。好みの設定としては、例えば、音質の好み、有名人の音声案内を所望するか否か、かかる有名人の選択等の設定が該当する。次に、車両制御装置10の制御部21は、携帯装置200および201に実行指示を送信するとともに、入力受付部25により受け付けられた好みの設定も併せて送信する。そして、携帯装置200および201では、受け付けられた乗員の好みに応じた音声で経路案内を実行する。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(2)上記各実施形態では、指定された実行機能の実行が完了した場合に車両制御処理を終了していたが、本開示はこれに限定されない。例えば、指定された実行機能の実行が完了した場合、車両制御処理を終了せず、乗員からの操作の入力を待機してもよい。かかる構成では、車両100において乗員から操作の入力があった場合に、車両制御装置10は、携帯装置200に乗員の操作の入力を送信して、上述のステップS220、ステップS225、ステップS140、ステップS145およびステップS150を再び実行してもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(3)上記各実施形態では、車両制御装置10における携帯装置200の認証処理(ステップS110)を車両制御処理の開始時のみ実行していたが、本開示はこれに限定されない。例えば、車両100と携帯装置200との間で通信を行う度に実行してもよい。また、例えば、所定の間隔ごとに実行してもよい。また、例えば、車両100のドアの開閉や窓の開閉等、携帯装置200が車両100の車室の外に持ち出される可能性がある操作が実行されたことを検出した場合に実行してもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(4)上記各実施形態において、決定された実行機能を実行するのは、認証済み携帯装置である携帯装置200と、登録済み携帯装置である携帯装置201とのうちのいずれか一方であったが、本開示はこれに限定されない。例えば、携帯装置200と携帯装置201とのいずれもが実行機能を実行してもよい。かかる構成では、携帯装置200が優先して実行機能を実行し、携帯装置200において実行しきれない分の機能を携帯装置201が実行してもよい。また、携帯装置200が、セキュリティに関連する機能および車両100の走行に影響する機能を実行し、携帯装置201が、セキュリティに関連しない機能および車両100の走行への影響度合いが低い機能を実行してもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(5)上記各実施形態において、携帯装置200および携帯装置201に車両制御機能が搭載されていない場合には、携帯装置200および201に車両制御機能を実行させなくてもよい。また、例えば、携帯装置200および201に実行させたい最低限の機能を予め定めておき、携帯装置200および201に車両制御機能が搭載されていても、かかる最低限の機能が搭載されていない場合には、携帯装置200および201に車両制御機能を実行させなくてもよい。具体的には、最低限の機能として、例えば、ナビゲーション機能における最新地図情報の取得を定めた場合、携帯装置200および携帯装置201がナビゲーション機能を実行可能であっても、携帯装置200および携帯装置201に最新地図情報が格納されていないときは、携帯装置200および201にナビゲーション機能を実行させなくてもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(6)上記各実施形態において、決定された実行機能の全てを携帯装置200および201が実行していたが、本開示はこれに限定されない。例えば、車両制御装置10と携帯装置200および201とで実行機能を分担して実行してもよい。例えば、ナビゲーション機能における現在位置の取得機能に関して、車両100がトンネル等のGNSSの電波が取得できない場所を走行している場合は、携帯装置200および201が車両制御装置10に代わって現在位置を取得してもよい。また、車両制御装置10が携帯装置200および201から現在位置の取得結果を受信できない場合に、車両制御装置10が携帯装置200および201に代わって現在位置を取得してもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(7)上記各実施形態において、決定部23は、性能情報233を利用して実行機能を決定していたが、性能情報233を用いなくてもよい。例えば、携帯装置200に実行させる機能を予め定めておき、携帯装置200にかかる機能が搭載されている場合には、携帯装置200に当該機能を実行させてもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(8)上記各実施形態において、車両制御機能として、ナビゲーション機能および音声認識機能を例示したが、これらの機能に代えて、または、加えて、車両100の空調装置における温度調整機能、車両100の座席位置の調整機能、車両100のインストルメントパネルの表示色等の調整機能等を採用してもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(9)上記各実施形態において、ソフトウェアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ハードウェアによって実現されてもよい。また、ハードウェアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ソフトウェアによって実現されてもよい。ハードウェアとしては、例えば、集積回路、ディスクリート回路、または、それらの回路を組み合わせた回路モジュールなど、各種回路を用いてもよい。また、本開示の機能の一部または全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された形で提供することができる。「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD-ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。すなわち、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、データパケットを一時的ではなく固定可能な任意の記録媒体を含む広い意味を有している。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…車両制御装置、21…制御部、22…取得部、23…決定部、24…認証部、60…通信部、100…車両、200,201…携帯装置、222…実行部、232…機能情報、500…車両制御システム

Claims (5)

  1. 通信部(60)を備える車両(100)の車両制御システム(500)であって、
    前記車両に搭載され、前記車両の機能の少なくとも一部を制御する車両制御装置(10)と、
    前記通信部を介して前記車両制御装置と接続される携帯装置(200)と、
    を備え、
    前記車両制御装置は、
    前記車両のドアの解錠を行った携帯装置を、認証済み携帯装置として認識する認証部(24)と、
    前記認証済み携帯装置に搭載されている機能のうち、前記車両の機能の少なくとも一部の制御に関連する車両制御機能を示す機能情報(232)を、前記認証済み携帯装置から取得する取得部(22)と、
    取得された前記車両制御機能のうち、前記車両制御装置に代わって前記認証済み携帯装置に実行させる実行機能を決定する決定部(23)と、
    前記認証済み携帯装置に指示し、前記決定された前記実行機能の制御を前記認証済み携帯装置に実行させる制御部(21)と、
    を有し、
    前記認証済み携帯装置は、前記制御部からの前記指示に応じて、指定された前記実行機能を、前記車両制御装置に代替して実行する実行部(222)を、有する、
    車両制御システム。
  2. 通信部(60)を備える車両(100)の車両制御システム(500)であって、
    前記車両に搭載され、前記車両の機能の少なくとも一部を制御する車両制御装置(10)と、
    前記通信部を介して前記車両制御装置と接続される携帯装置(200)と、
    を備え、
    前記車両制御装置は、
    前記車両のドアの解錠を行った携帯装置を、認証済み携帯装置として認識する認証部(24)と、
    前記認証済み携帯装置に搭載されている機能のうち、前記車両の機能の少なくとも一部の制御に関連する車両制御機能を示す機能情報(232)を、前記認証済み携帯装置から取得する取得部(22)と、
    取得された前記車両制御機能のうち、前記車両制御装置に代わって前記認証済み携帯装置に実行させる実行機能を決定する決定部(23)と、
    前記認証済み携帯装置に指示し、前記決定された前記実行機能の制御を前記認証済み携帯装置に実行させるよう指示する制御部(21)と、
    を有し、
    前記認証済み携帯装置は、前記制御部からの前記指示に応じて、指定された前記実行機能を実行する実行部(222)を、有し、更に、
    前記車両制御機能は、該車両制御機能が有する機能ごとに分類され、
    分類された各前記機能には、該機能を実行するために要する前記携帯装置の性能の条件である要求条件が予め定められており、
    前記取得部は、前記機能情報に加えて、前記認証済み携帯装置の性能を示す性能情報(233)を取得し、
    前記決定部は、取得された前記性能情報を前記要求条件に照らし合わせることにより、分類された各前記機能のうち、どの機能までを実行させるか決定する、
    車両制御システム。
  3. 請求項1に記載の車両制御システムであって、
    前記車両制御装置は、前記車両の乗員の好みの設定の入力を受け付ける入力受付部(25)を、さらに有し、
    前記実行部は、受け付けられた前記好みの設定に応じた態様で前記実行機能を実行する、
    車両制御システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の車両制御システムであって、
    前記携帯装置は、前記認証済み携帯装置とは異なる携帯装置であって、前記車両における予め定められた電波エリア内に存在し、前記ドアを解錠可能な携帯装置として前記認証部に予め登録されている登録済み携帯装置(201)であり、
    前記制御部は、前記登録済み携帯装置に前記実行機能の制御を実行させる、
    車両制御システム。
  5. 通信部(60)を備える車両(100)に搭載され、該車両を制御する車両制御装置(10)であって、
    前記通信部を介して前記車両のドアの解錠を行った携帯装置(200)を、認証済み携帯装置として認識する認証部(24)と、
    前記認証済み携帯装置に搭載されている機能のうち、前記車両の機能の少なくとも一部の制御に関連する車両制御機能を示す機能情報(232)を、前記通信部を介して前記認証済み携帯装置から取得する取得部(22)と、
    取得された前記車両制御機能のうち、前記車両制御装置に代わって前記認証済み携帯装置に実行させる実行機能を決定する決定部(23)と、
    決定された前記実行機能の制御を、前記車両制御装置に代替して前記認証済み携帯装置に実行させる制御部(21)と、
    を備える、車両制御装置。
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