JP6154351B2 - 車椅子用又はベッド用テーブル - Google Patents
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Description
また、ベッドサイドテーブルのベッドの下に挿入する脚部のキャスターは、床から高くない扁平のキャスター機構、例えば、特許公報3に示すような、低床キャスターが用いられることがある。
前述した特許文献2(特開2011-182896号公報)に開示されるベッドサイドテーブルは、外観は一般的なもので、ベッドサイドテーブルは、テーブル支柱の支柱側脚部と連結枠体に取り付ける構造で、ベッドの下の床に挿入する挿入側脚部が平面(底面)H字状に配置されている。
ところで、病院や養護施設では、ベッドサイドテーブルをベットの脚の近傍に配置してあることが多く、取り出したい時にテーブルの挿入側脚部がベッドの脚に引っ掛かるといったことが多く、看護業務に支障をきたすという不都合があった。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車椅子用又はベッド用テーブルにおいて、前記挿入側脚部の両先端部の距離は、車椅子の両側の枠体の内側よりも小さくしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の車椅子用又はベッド用テーブルにおいて、前記案内枠体の円弧形状は中心角がほぼ250°から290°であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3に記載の車椅子用又はベッド用テーブルにおいて、前記支柱側脚部及び挿入側脚部にはそれぞれ一対のキャスターが配置され、これらのキャスターのうち少なくとも複数の双輪キャスターは昇降するテーブル部の1箇所に設けられた操作部により、一括して双輪キャスターをロック状態、及びロック解除状態に操作されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1又は2又は3又は4に記載の車椅子用又はベッド用テーブルにおいて、前記挿入側脚部の一対のキャスターは、支柱側脚部のキャスタ−機構より高さが低いキャスタ機構が用いられることを特徴とする
請求項2の車椅子又はベッド用の発明によれば、特に車椅子に対して使用する際には、前記挿入側脚部の両先端部の距離は、車椅子の両側の枠体の内側よりも短くして、案内枠体が車椅子側の前輪キャスターを旋回させ移動するように案内するので、スムースにテーブルの挿入側脚部を車椅子の下の床に挿入して移動することができる。
請求項3の車椅子又はベッド用の発明によれば、前記案内枠体の円弧形状は中心角がほぼ250°から290°であるので、挿入側脚部を車椅子又はベッドの下から引き出す場合にも、テーブルをよりスムースに引き出すことができる。
請求項4の車椅子又はベッド用の発明によれば、複数の双輪キャスターは昇降するテーブル部の1箇所に設けられた操作部により、一括して双輪キャスターをロック状態、及びロック解除状態に操作することができるので、車椅子又はベッドの使用者や介護者や看護師等にとって簡単な作業となる。
請求項5の車椅子又はベッド用の発明によれば、挿入側脚部にはそれぞれ一対のキャスターは、支柱側脚部のキャスタ−機構より高さが低いキャスタ機構が用いられているので、簡単にテーブルの挿入側脚部を車椅子又はベッドの下に挿入し移動することができる。また、挿入側脚部を車椅子又はベッドの下から引き出す場合にもスムースに引き出せる。
[実施例1]
図1、図2は、本発明の車椅子又はベッド用の実施例1であるが、ベッドでベッドサイドテーブルとして使用できるが、主に車椅子に適したベッド用テーブルである。
図1で、車椅子又はベッド用のテーブル部1の上面は平坦で水平に保たれ、食事等に使用されるようになっており、テーブル部1は一本の支柱部2によって片側を支持され、この支柱部2は、通常、車椅子或いはベッドでの使用に適する位置するテーブル部1の高さを調整するため、伸縮機構によって伸縮自在になっており、高さ調節レバー3(図2(実施例2においては図6))によって、支柱部2の高さを調整している。
このテーブルA、特に脚部4の底面は、図2に示すように、ほぼH字状で、通常、車椅子BやベッドC(点線)(図5)の外側に位置する支柱側脚部41の底面の両端部に位置する2箇所に、一対の比較的車輪直径が大きく、旋回ロック機構と車輪回転のロック機構とを有する大型の双輪キャスター51が取付けられ、支柱部2から離れ、通常、車椅子BやベッドCの下の空間に挿入する挿入側脚部42の底面の両端部に位置する2箇所にも一対の比較的車輪の直径が小さく、床からの高さが前記双輪キャスター(キャスター機構)51に比較して低い、扁平のキャスター(キャスター機構)52(前掲、特許文献3を参照、実施例1の図1ではh=2.8cm)が取付けられており、挿入や退出の移動の際には、これらのキャスター5のロック状態が操作部53の操作レバー531の操作によって一斉に全部解除され、容易に移動することができる。
また、図3,4に示すように、案内枠体422の両先端部421間の距離は、車椅子Bの両側の枠体B1の内側よりも若干小さくしている。
図4は、従来の車椅子用テーブルA1の上面図である。この場合に、車椅子Bの前面部B1の設けられている前輪キャスターB2の一方が、テーブルAの挿入側脚部42の両先端部421に車椅子B側の前輪キャスターB2が車椅子Bの前方枠体B3の内側に旋回したままである場合には、図示するように、挿入側脚部42の両先端部421は前輪キャスターB2によってそれ以上挿入できない状態になり、これを是正するには、使用者が手で前輪キャスターB2を通路から除くように旋回させなければ、テーブルAをそれ以上進行させることはできない。また、逆に進行後に前輪キャスターB2が通路側に旋回して飛び出た場合も同様の作業が必要となる。
これを順次説明すると、図4(a)では、テーブルAの挿入側脚部42の両先端部421に車椅子側の前輪キャスターB2が前方枠体B3の内側に旋回したままである場合に、挿入側脚部42の両先端部421に設けた案内枠体422に前輪キャスターB2が接触する。
次に、図4(b)では、案内枠体422に前輪キャスターB2が接触するが、テーブル部1とともに案内枠体422が更に進行すると、案内枠体422の側面部(外周)の形状が平面視で中心角180°以上の円弧形状(円形)であるので、この案内枠体422の側面部(外周)に前輪キャスターB2が接触するが、前輪キャスターB2は車椅子Bの両側の前方枠体B3の外側に押し出される。
こうして、次の図4(c)では、車椅子Bの前輪キャスターB2は両側の前方枠体B3の外側に押し出されているので、挿入側脚部42及び案内枠体422が更にスムースに所定の位置まで進入できる。
逆に、テーブルAを車椅子Bから引き出す際に、前輪キャスターB2が後退する通路に突出していても、図2に示すように、中心角が270°の案内枠体422の側面部であるので、挿入側脚部42の左右の枠よりも飛び出た円弧形状(円形)であり、この部分でスムースに前輪キャスターB2を車椅子Bの両側の前方枠体B3の外側に押し出すことができる。
また、複数の(双輪)キャスターは昇降するテーブル部1の1箇所に設けられた操作部53の操作レバー531により、一括してキャスターをロック状態、及びロック解除状態に操作することができるので、車椅子Bの使用者や介護者や看護師等にとって簡単な作業となる。
更に、挿入側脚部42の一対のキャスター52(5)は、支柱側脚部41のキャスタ−機構より高さが低いキャスタ機構が用いられているので、簡単にテーブルAの挿入側脚部42を車椅子の下に挿入し移動することができる。また、挿入側脚部42を車椅子Bの下から引き出す場合にもスムースに引き出せる。
図5、図6は、本発明の車椅子又はベッド用の実施例2であるが、主にベッドサイドテーブルに適したテーブルである。
実施例2が実施例1と異なる点は、ベッドCでの使用に適するように、テーブル部1の上面形状が矩形でサイズも大きく、それに伴い連結枠体43も長く、挿入側脚部42の両先端部421の距離も長くして安定性を向上させ、また、操作部53及び操作レバー531も左右に設けている点であり、他の構成は同じであるので説明は省略する。
実施例2の作用は、ベッドCの脚部ポールC1や脚部ポールC1のキャスターC2に挿入側脚部42が接触しても、案内枠体422が扇型をしているので、案内枠体422によってキャスターC2を旋回移動させたり、挿入側脚部42が脚部ポールC1に引っ掛かることなく移動することができる。
また、複数の双輪キャスター52(5)は、昇降するテーブル部1の1箇所に設けられた操作部53の操作レバー531により、一括して双輪キャスター52(5)をロック状態、及びロック解除状態に操作されることができるので、ベッドCの使用者や介護者や看護師等にとって簡単な作業となる。さらに、挿入側脚部42の一対のキャスター機構52は、支柱側脚部41のキャスタ−機構53より高さが低いキャスタ機構が用いられているので、簡単にテーブルAの挿入側脚部42をベッドCの下の床に挿入し移動することができる。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論である。
B・・車椅子、B1・・前面部、B2・・前輪キャスター、B3・・前方枠体
C・・ベッド、C1・・脚部ポール、C2・・キャスター、
1・・テーブル部、11・・手前側、111・・湾曲部、12・・反対側、
121・・底部
2・・支柱部、
3・・高さ調節レバー、
4・・脚部、41・・支柱側脚部、42・・挿入側脚部、
421・・先端部、422・・案内枠体、43・・連結枠体、
5,51,52・・キャスター(キャスター機構) 、
53・・操作部、531・・操作レバー、
Claims (5)
- 支柱側脚部と連結枠に取り付け、車椅子又はベッドの下に挿入する挿入側脚部が平面H字状に配置された片持ち支持のテーブルにおいて、
前記挿入側脚部の両先端部には案内枠体を設け、該案内枠体の側面部の形状が平面視で中心角180°以上の円弧形状であり、該挿入側脚部の両先端部に車椅子又はベッド側の前輪キャスターが接触する場合に、前記案内枠体が該前輪キャスターを旋回させ移動するように案内することを特徴とする車椅子用又はベッド用テーブル。 - 前記挿入側脚部の両先端部の距離は、車椅子の両側の枠体の内側よりも小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の車椅子用又はベッド用テーブル。
- 前記案内枠体の円弧形状は中心角がほぼ250°から290°であることを特徴とする請求項1に記載の車椅子用又はベッド用テーブル。
- 前記支柱側脚部及び挿入側脚部にはそれぞれ一対のキャスターが配置され、これらのキャスターのうち少なくとも複数の双輪キャスターは昇降するテーブル部の1箇所に設けられた操作部により、一括して双輪キャスターをロック状態、及びロック解除状態に操作されることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の車椅子用又はベッド用テーブル。
- 前記挿入側脚部にはそれぞれ一対のキャスターは、支柱側脚部のキャスタ−機構より高さが低いキャスタ機構が用いられることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の車椅子用又はベッド用テーブル。
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