JP6327743B2 - ベッドガード - Google Patents
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Description
これら文献に記載のベッドガードは、マットレスの側部に起立する壁面状又は枠状のガード部と、このガード部の両端部下端から水平方向に延出し、ベッドのマットレス下面に差し込まれるコ字形状のマットレス差込部とから構成されている。そして、マットレス差込部に対してガード部を回動して倒すことで、不使用時にはベッドガードを平面状にし、収納時に嵩張らないようにしている。
この構成によれば、ガード部の高さを自在に調整することができ、乳幼児の成長や利用者の身長に合わせた最適なガード部の高さとすることができる。また、幅広部を設けると ともにアームを湾曲状又は屈曲状に斜め方向に延ばしているので、アームを真っ直ぐに延 ばした場合よりもアームの長さが長くなり、マットレスに接するアームの表面積が大きく なること、マットレスに対するアームの投影面積が大きくなること、マットレスを横断す る方向だけでなく縦断する方向にも負荷が分散されること等の理由により、アームによる マットの凹みが抑制され、ガード部に負荷がかかったときのガード部の傾斜を抑制できる 。さらに前記幅広部の全体が前記ガード部の両端よりも内側に位置するようにしているの で、ベッドガードをベッドの側面に沿って複数設ける場合でも、隣接するベッドガードの 幅広部が互いに干渉することがない。
図1は、本発明のベッドガードの一実施形態にかかり、その構成を説明する斜視図、図2は、長さ調整機構の構成を説明する図1のA部の部分拡大図である。
ベッドガード1は、図示しないベッドの側面から上方に起立するガード部11と、このガード部11の下端に設けられマットレスMの下面に差し込まれるマットレス差込部12と、このマットレス差込部12とガード部11とを折り畳み自在に連結するヒンジ部13とを有する。
ピン112bの頭部を半球状に形成しておけば、ピン112bをばね112cの付勢力に抗して支柱111の貫通孔側に押し込むことで、ピン112bのロックが解除されて枠体112の昇降が可能になる。ピン112bを係合させる貫通孔111aを適宜に選択することで、ガード部11の高さを適切な高さに調整することができる。
マットレス差込部12は、ヒンジ部13からガード部11に対して側面視(図1のベッドガード1を右又は左方向から視た状態)してほぼ垂直方向に延びるアーム121と、このアーム121の先端に形成された幅広部122とを有している。
二つのアーム121,121は、平面視(図3参照)してヒンジ部13から互いに接近する斜め方向に延びている。幅広部122はガード部11の最大幅(図3において符号Lで示す)内に幅広部122の全体が収容されるようにするのが好ましい。このようにすることで、ベッドガード1をベッド側面に複数設ける場合に、隣接するベッドガード1,1のガード部11,11を隙間無く密着させることができる。
このようにアーム121を斜め方向に延ばしたり湾曲状とすることで、ヒンジ13から真っ直ぐ延ばした場合よりもガード部11の傾きを抑制することができる。すなわち、ガード部11に負荷がかかったときにマットレスMの底面の凹みを抑制することができるわけである。これは、アーム121を真っ直ぐに延ばした場合よりもアーム121の長さが長くなり、マットMに接するアーム121の表面積が大きくなること、マットレスMに対するアーム121の投影面積(図3中符号Bで示す)が大きくなること、マットレスMを横断する方向だけでなく縦断する方向にも負荷が分散されること等の複合的な理由が要因と思われる。
特に、図3(b)に示すようにアーム121を湾曲状とすることで、ガード部11に負荷がかかったときのマットレスMの凹み抑制効果が高くなる。
例えば、幅広部は図示のような三角形状のもの限らず、円形や楕円形、矩形など種々の形状のものを選択することができる。また、幅広部122は、ガード部11に負荷がかかった場合に最も大きな力が作用するアーム121の先端に設けるのが好ましいが、アーム121の途中部位に設けてもよいし、先端から途中部位まで延びる長尺のものであってもよい。
Claims (3)
- ベッド側面から上方に起立するガード部と、このガード部の下端に設けられマットレス下面に差し込まれることで前記ガード部を前記ベッド側面に固定するマットレス差込部とを有するベッドガードにおいて、
前記マットレス差込部と前記ガード部とは折りたたみ自在に連結され、
前記ガード部は、前記ベッド側面に起立する支柱と、この支柱の長さを伸縮調整する長さ調整手段とを有し、
前記マットレス差込部は、前記ガード部の両端部下端から伸びる二つのアームとこの二 つのアームの先端に形成された幅広部とを有し、
前記二つのアームから前記マットレスに作用する負荷を、前記マットレスを横断する方 向だけでなく縦断する方向にも分散するとともに、前記マットレスに対する前記アームの 投影面積が大きくなるように前記幅広部が互いに接近する方向に前記アームを湾曲又は屈 曲させ、かつ、前記幅広部の全体が前記ガード部の両端よりも内側に位置するようにしたこと、
を特徴とするベッドガード。 - 前記長さ調整手段は、前記マットレス差込部に連結された基部とこの基部に対して摺動する伸縮部とを有する前記支柱と、前記伸縮部を前記基部に対して任意の位置又は予め設定された位置に固定する固定手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のベッドガード。
- 前記固定手段が、前記伸縮部又は前記基部のいずれか一方の伸縮方向に複数形成された孔と、前記伸縮部又は前記基部のいずれか他方に出没自在に設けられ、前記孔と係合する係合部材とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のベッドガード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014011835A JP6327743B2 (ja) | 2014-01-24 | 2014-01-24 | ベッドガード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014011835A JP6327743B2 (ja) | 2014-01-24 | 2014-01-24 | ベッドガード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015136600A JP2015136600A (ja) | 2015-07-30 |
JP6327743B2 true JP6327743B2 (ja) | 2018-05-23 |
Family
ID=53768004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014011835A Expired - Fee Related JP6327743B2 (ja) | 2014-01-24 | 2014-01-24 | ベッドガード |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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2014
- 2014-01-24 JP JP2014011835A patent/JP6327743B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2015136600A (ja) | 2015-07-30 |
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