JP4232181B2 - 人体移送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、患者が移動するときや、介護者が介護する時の移送に利用できる介護に用いる器具である。
従来の技術として、布団上の仰臥位の患者を縦方向移送や横方向移送させる為に開発されたものに患者の体の下に敷設して使う二重のシートや円筒状の布で内面を滑りやすくした移動・移乗・体位変換用スライドシートがある(例えば、非特許文献1 P.13−1参照)。
その他、ベットから車椅子への移乗に患者をスライドさせて移動させるボードがある。(例えば、非特許文献1 P.12−2参照)
また患者を横移送する為に、ベット本体にローラーや車輪を組み込んで、布団ごと患者を横方向移動させるベット移送装置(例えば、特許文献1参照)等も多種多様に開発されている。
「ホームヘルスケア 介護保険対応・福祉用具販売カタログ」株式会社 有薗製作所 2004年度版(通算10号),P.12−2 P.13−1 実開平7−22728号 公報
一般に寝たきり患者で介護を必要とする人のおむつ交換や体位変換やギャッチベット背面の上げ下ろしで、患者の体がすこしずつ下方にずれ下がり易い。そこで下がった体を上方に移動させる為に、例えばベット上での移動では、在宅や施設や病院においては、介護者数人で患者の下に敷いた布等を抱えて上方移動させるか、一人で抱えて上方に移動させている。これらの移動介護は毎日、頻回に行われていて、さらに患者の側面からの介助となる為、腰へ負担がかかり易く、わずかな摩擦でも介護者にとっては、過重な介護負担を強いられ、腰を痛める者が多い。また体の大きな患者を横方向に移動させるときも同様で、介護の回数が多く、介護者が腰を曲げて介護する為、腰への負担が大きい。このように、患者を縦方向移動や横方向移動させるときに生じる摩擦の問題を解決するために、上記の非特許文献1P.13−1に記載された移動・体位変換マット等が開発されたが、摩擦の解消がまだ不十分で、介護者が腰を痛め易く、患者自身の力で移動することも出来ない。つまり寝たきりの患者を縦方向に移動させる場合に用いる器具のほとんどに摩擦が見られる。またベット上で縦方向に移動させる発明品の数が少ない。
さらに、ベットから車椅子への移動は、非特許文献1P.12−2に記載された、表面を滑りやすくして患者を移動させるMTSボード等があるが、患者の体重が臀部に集中 する為摩擦の抵抗が大きく、この商品での横移動では上記と同様に摩擦の解消が不十分で、体が大きい患者が自力で移動することも、疾患の重い患者を介護しながら移動させることも困難である。
また患者を、ベットから他のベットへ移送させる為に、上記特許文献1には、患者移送装置機能を有するベット及びストレッチャーが記載されているが、全介助を必要とする患者のみが利用の対象となり、他の寝台へ、患者と布団とを一緒に横方向移送するため、ベット内の布団上で患者の体のみを縦・横移動することは出来ず、日常の介護の利用には活用できない。さらにベット台、ストレッチャー台車、マットパレット及びレールの構成からなる為、使用場所が特定され、構成が複雑で高価となり、一般の在宅や施設での利用は難しい。
本発明の人体移送装置は、これら上記欠点を解消することを目的とする。
本発明は、板材の下面に、複数の極小の球体を回転可能に固定させた患者を乗せる上板と、該上板とほぼ同寸法の基板と、該基板の一部に丁番を介して連結された誘導板からなる基底板と、該基底板の上面に設けた前記極小の球体を誘導するガイドレールと、前記上板と前記基底板の両側部に設けた一対の仮固定手段とからなる、前記基底板上を前記上板が移動可能とした人体移送装置に係る。
また、本発明の板材を薄型にし、上板の周囲を下方に滑やかに湾曲させるとよい。
以上の説明から明らかな如く、本発明は従来の問題を解決する為に、患者を乗せて移動する板材の下面に複数の極小の球体を用いて、基底板上を移動可能にした事で、患者を移動させるときに生じる摩擦を最小限とすることができた。さらに患者自身の力で操作することも可能とし、患者が自立の達成感を得る事が出来る。また基板に移動場所にあわせた距離の誘導板を繋げ、その基底板上に極小の球体を案内するガイドレールを設けた事により、上板を目的の位置まで移動可能にし、上板と基底板の両側部に一対の仮固定手段を設けてこれらを一体で使用可能とした事で、常にガイドレールの付いた基底板上を極小の球体が回転して上板を移動させられるようになった。その結果、患者の移動場所が限定されなくなり、布団上での縦方向の移動での使用が可能となった。また本発明の寸法を変える事で、利用条件の範囲が広がり、ベット上での横方向の移動や、ベットから車椅子や他のベットへの横方向の移動での使用も可能となった。また折り畳み可能にした事で持ち運びが便利となり、さらに構造を簡単にした事で低コストとなり購入しやすい等、さまざまな利点があり、在宅や施設などでの広範囲での利用を提供できる。
また本発明で、板材を薄型にし、上板の周りを滑やかに湾曲させ、さらに極小の球体を利用する事で全体としてはコンパクトで薄型・軽量となり、より患者の体の下に安全に敷設しやすくなった。
以下、本発明の実施形態の実施例となる、図1〜図10に基づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す平面図と上板の移動方向を示す図、図2は図1のA−A線による拡大断面図、図3は図1のB−B線による拡大断面図、図4は上板の内面図、図5は基底板の内面図、図6は上板と基底板を噛み合わせてセットしている過程の側面図、図7は、寸法を変えた本発明の本実施例を示す平面図と移動方向を示す図、図8は極小の球体と支軸の拡大断面図、図9は患者をベットから車椅子へ移動している過程の斜視図、図10は患者をベットから他のベットへ移動する側面図である。
以下、本発明について、まず図4に示す板材の下面に複数の極小の球体6を回転可能に固定させた、患者を乗せる上板2についての説明をする。前記上板2の素材は、軽量で体重がかかっても容易に折れない剛性の素材が好ましい。本実施例では上板2の素材にはポリエチレンを使用したが、他にプラスチックやポリプロピレン等も使用できる。極小の球体6においても、素材は軽量で耐久性にすぐれたものが適していて、本実施例で使用する極小の球体6はアルミ製とする。図8の極小の球体6の拡大断面図に示すように、この極小の球体6は中心に貫通するように穴8があいている。この穴8に支軸7を通し複数の極小の球体6を一連に繋ぐ。図4に示すように、この前記一連の極小の球体6を板材の下面に設置された両端部の枠材3−1とそれに平行に設置された端桟材4−1と桟材4の間に等間隔に設置し、両側部の枠材3-2に極小の球体6を通した支軸7の両端を接着剤やネジで固定させる。さらに上板2の周囲は下方に滑やかに湾曲させて乗降しやすくさせる。
次に上記上板2の寸法を説明する。上板2の厚みは薄いほど好ましく、広さは患者の体の移乗時に摩擦する面を載せられる範囲の大きさが好ましく、標準体型の女性であれば、例えば厚さを1mmから4mmとし、寸法は1004mmx424mm程度とする。
次に、極小の球体6を取り付けるために、本実施例では、上板2の下面に両端部の枠材3−1と、両側部から20mmほど入った所の両側部の枠材3−2を上板の下面の四隅を囲むように取り付け、さらにその両端部の枠材3−1に平行にそれぞれ端桟材4−1を取り付けるが、その両端部の枠材3−1と端桟材4-1の間には極小の球体6を回転可能に設置する為、極小の球体6の直径より1mm程大きな空間を設ける。後は複数の桟材4を前記端桟材4-1の間に2本ずつ等間隔にとりつける。前記2本ずつの桟材4は、この2本の間に上記同様に極小の球体6を回転可能に設置する為、極小の球体6の直径より1mm程大きな空間を設ける。この時使用する桟材4は全部で6本から30本くらい取り付ける。枠材3の太さは、幅2mm程で、高さは極小の球体6や可動輪等の大きさによって異なるが、例えば直径3mmの極小の球体6を使用すれば上板2の両端部の枠材3−1、両側部の枠材3−2、端桟材4−1、桟材4の高さを1・8mmとする。両側部の枠材3−2の長さは上板の縦が1004mmであれば1000mm、両端部の枠材3−1の長さは上板の横寸法が428mmであれば376mm程とする。また端桟材4−1や桟材4の寸法は両端部の枠材3-1の寸法と同寸とする。前記両端部の枠材3−1や両側部の枠材3−2及び桟材4と端桟材4−1の素材は上板2と同質とし、上板2の下面に一体成形してもよい。
極小の球体6は、直径2mmから20mmの範囲であり、その中心部の極小の球体の穴8は直径0・2mmから5mmで形成されている。そしてその極少の球体6を複数繋げた支軸7の長さは、桟材4の長さと同寸法とする。極小の球体6の全体の使用個数は1000個から6000個くらいである。なお本発明において、極小の球体6に変えてキャスターや筒状の車輪等の可動輪を使用する場合は、可動輪の寸法が大きくなる為、使用個数の範囲を10個から100個程度とする。
なお上板2の両側部は、図3で示すように上板2の先端を下方にカーブさせながら曲げて、その先端をさらに内側に曲げて仮固定手段2cとした。その寸法は、カーブさせる寸法を12mm程とし、角度は45度方向で、その先端をさらに4mm程度内側に曲げた。また図2に示す如く、上板2の両端部の一方側2b−1と両端部他方側2b−2は両先端部を2mm程度突出させ、下方に45度方向にカーブさせた。
次に図5に示す基底板1について説明する。基底板1は基板1a1と、その基板1a1の一部に丁番9を介して連結された誘導板1a2とからなる。さらに前記極小の球体6を誘導するガイドレール5がその基底板1上に設けられている。また基底板1の両側部には上板の仮固定手段2cと一対となる基底板の仮固定手段1cが設けられている。基底板1の素材は上板2と同質とし、ガイドレール5は、基底板1の上面に上板1と同質の素材で一体に形成するのが好ましいが、その他に金属やプラスチック等の素材を別に固定させてもよい。
次に基底板1の寸法について説明する。基底板1の厚みは上板2と同寸とする。前記基板1a1の寸法は、上板2よりも少し小さめで例えば1002mmx410mm程とし、誘導板1a2の寸法の横幅は基板1a1と同寸で縦幅は、移動距離で決められる。例えばベット11内での移動の場合は200mm程が好ましく、図12に示すベット11から車椅子12や他のベット13への移動では400mm程が好ましい。本実施例では縦幅は200mmとした。図2や図6で示すように、丁番9は基板1a1と誘導板1a2とを、2箇所で接合している。また前記丁番9を固定せず、なお誘導板1a2が取替えて使用できるように丁番9を着脱可能な構成としても良い
図2に示すように、極小の球体6を基底板1から落下させないように、この基底板の両端部1bには、立ち上げが2mm設けられている。さらに基底板1の前記立ち上げの内側に仮に幅2mmx高さ2mmの太さで横の長さを376mmとした両端部の枠材3−1を基底板の両側部1bに平行平行取り付け、基底板1の立ち上げを補強する。また、図3や図5に示すように両側部には基底板の仮固定手段1cが設けられている。基底板の仮固定手段1cは、先端を5mm程立ち上げ、その先端をさらに外側に3mm程90度に曲げる。このとき基底板の仮固定手段1cと上板の仮固定手段2bとの間に1〜2mmの隙間を設ける。
次に、図3や図5や図8に示すように基底板1の上面には、上板2の極小の球体6を誘導するガイドレール5が設けられている。位置は、上板に取り付けられた一連の極小の球体6のその両端の極小の球体6に沿わせて、基底板1の上に両側部から一連の極小の球体6を挟む形でガイドレール5を設置する。このとき基底板の仮固定手段1cと上板の仮固定手段2cの摩擦を防ぐ為、極小の球体6とレール5によって、基底板1と上板2の位置を横方向にずれないようにし、上記、基底板の仮固定手段1cと上板の仮固定手段2cとの間の2mmの隙間を保持させることで、上板2が基底板1の上を移動する時に起きる摩擦を少なくする。前記レール5の寸法は幅3mmx高さ1mmで長さは基板1a1と誘導板1a2の長さを合わせた1200mm程とする。
その他、上板2の仮固定手段2cや上板の両端部の一方側2b−1と上板の両側部の他方側2b−2は、本発明の人体移送装置の寸法を変えて横方向の移動に使用するときの乗降位置で、患者の背面に介入させ易くする為、上板の両側部の一方側2b−1と上板の両端部の他方側2b−2と長さ方向の上板の仮固定手段2cを下方にカーブさせる。
この人体移送装置を、図1の矢印で示すように縦方向の移動で利用する他、図9で示すように上板の横幅の寸法を車椅子12の座面より小さい寸法で例えば25mmから35mm程とし、縦幅の寸法を患者の臀部の幅と同寸法にし、誘導板を上板と同じ長さにすることで、座位のまま、ベット11から車椅子12への移乗に利用できる。また、ベット内で仰臥位の体格のよい患者等を横方向の移送に介護者が利用する場合は、本発明の寸法と比べて、図7に示すように上板の横幅の寸法を2〜3倍とし縦幅の寸法を半分にすることで、患者をベット11上での横方向の移動に利用出来るが、横方向の移動での利用方法は、寸法を変えた本実施例を90度回転させ、横移動する方向に誘導板1a2を配置して使用する。図10に示すように、ベット11から他のベット13への横方向の移送には、上板2は前記横方向移送の寸法と同寸法とするが、誘導板1a2の長さは基盤1a1と同寸法として利用する。なお極小の球体6と桟材4の数は、それぞれに合わせて増減する。
上板2を基底板1上に移動可能にセットする方法を説明する。図6で示すように、まず上板2を裏返しにして床に置き、さらに基底板1を裏返しにして、丁番9で90度上側方向に誘導板1a2を折り曲げて、基板1a1側の開き口を開け、基板1a1の仮固定手段1cと上板2の仮固定手段2cを噛みあわせて連結が確認できたら、図の→方向に基板1a1を移動させる。上板2が基板1a1上に収まったら誘導板1a2を戻して基板と誘導板の継ぎ目10を合わせて基底板1を平らにし、さらに本実施例を裏返して元に戻す。
また、使用後は基板と誘導板の継ぎ目10を開いて、丁番9の部分から二つ折りにして収納できる。
次に、本発明の実施例に記載された人体移送装置の使用方法を説明する。この本発明の人体移送装置(以下本体という)の両側部を患者の乗降位置とし、まず介護人が布団上で仰臥位の患者の体を側臥位にし、本体を患者の背中側に敷設し、患者の体を仰臥位に戻すことで、患者の体が本体の上面に配置され、移動の体制を作る。
次いで、介護者が本体に患者の体を乗せた後、例えば、患者が健足を立てて布団等を蹴って上方に力を加えれば、極小の球体6が摩擦を防ぐため、患者のわずかな力だけで体を移動させることが出来る。これと同じく、健手を使って上記と同じ方法で体を上方に移動させることも出来る。
患者の体が上方に移動できたら、再び患者の体を側臥位にして、患者の下から本体を取り除き、体を仰臥位にする。
図9に示すように、ベット11から車椅子12へ移動する方法は、基板1a1はベット11上で、誘導板1a2は車椅子12上に配置の準備し、患者の体を傾けて、図1に示す本体の上板2の両端部の一方側2b―1より患者の臀部の下に介入させ敷設する。移動方法は患者は車椅子12の一部か基底板1の上に健手をおいて体を引き寄せるか、介護者が軽く車椅子12の方向に患者を押して誘導板1a2上に移動させる。本体を体の下から取り除く時は、本体の上板2の両端部の他方側2b―2から、患者の体を傾けて取り除き患者をおろす。
また、ベット11内での横方向移動や、図10に示すようにベット11から他のベット13への横方向移動では、本体を敷設する方向は上記の車椅子12への乗降方法と同じとする。また、移動方法は患者の健手で、布団の上面や上板2が移動後の基板上1a1の上面を押しやりながら本体を移動させるか、介護者が軽く→方向に押して移動させ、他のベット13の誘導板上1a2に移動させる。
本発明の実施例を示す平面図と上板の移動方向を示す図 図1のA−A線による拡大断面図 図1のB−B線による拡大断面図 上板の内面図 基底板の内面図 上板と基底板を噛み合わせてセットしている過程の側面図 寸法を変えた本発明の実施例を示す平面図と移動方向を示す図 極小の球体と支軸の拡大断面図 患者をベットから車椅子へ移動している状態の斜視図 患者をベットから他のベットへ移動する側面図
符号の説明
1 基底板
1a1 基板
1a2 誘導板
1c 基底板の仮固定手段
1b 基底板の両端部
2 上板
2c 上板の仮固定手段
2b−1 両端部の一方側
2b−2 両端部の他方側
3−1 両端部の枠材
3−2 両側部の枠材
4 桟材
4−1 端桟材
5 ガイドレール
6 極小の球体
7 支軸
8 穴
9 丁番
10 基板と誘導板の繋ぎ目
11 ベット
12 車椅子
13 他のベット

Claims (1)

  1. 極小の球体(6)を介して基底板(1)上に上板(2)を備えており、
    患者を乗せる薄い前記上板(2)は、該上板(2)の下面に、両端部の枠材(3−1)と両側部の枠材(3−2)を前記上板(2)の下面を囲むように取り付け、前記両端部の枠材(3−1)と平行に2本づつの桟材(4、4)を等間隔で取り付け、前記2本の桟材(4、4)の間に、中心に貫通穴(8)を有する前記極小の球体(6)の該貫通穴(8)に支軸(7)を通して回転可能に設けた多数の前記極小の球体(6)の列を、数列から数十列配置し、前記支軸(7)の両端部を、前記上板(2)の両側部の枠材(3−2)に接着剤やネジで固定し
    前記上板(2)の両側部には、該上板(2)の両側部の先端を下方にカーブさせながら曲げ、その先端をさらに内側に曲げて形成された前記上板(2)の仮固定手段(2c)が設けられ
    前記基底板(1)は、前記上板(2)とほぼ同寸法の面積を有した基板(1a1)と、横幅は該基板(1a1)と同寸法で、縦幅は前記上板(2)の移動距離で決められる誘導板(1a2)とからなり、前記基板(1a1)の一端部の下面と相対する前記誘導板(1a2)の一端部の下面とが丁番(9)を介してつながれており、
    前記基底板(1)の上面に、前記上板(2)の移動方向と平行に形成された多数の前記極小の球体(6)の飛び出しを防止し誘導するガイドレール(5)を設けるとともに、前記基底板(1)の両側部には、前記上板(2)の仮固定手段(2c)と一対となる先端を立ち上げて直角の階段状に形成された前記基底板(1)の仮固定手段(1c)が設けられ
    前記上板(2)の仮固定手段(2c)と、前記基底板(1)の仮固定手段(1c)とを係合させ、
    前記基底板(1)と前記上板(2)の間に、前記多数の極小の球体(6)を介することで、前記上板(2)を移動可能にするとともに、
    前記基板(1a1)に対して前記誘導板(1a2)を下側方向に折り曲げた状態で、折り曲げにより開かれ前記基板(1a1)の上面の開き口から、前記上板(2)を着脱することが可能な人体移送装置。




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