JP6153409B2 - クッションパッド及びその製造方法 - Google Patents
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Description
裏面材を用いる場合、裏面材を発泡型にセットした後、発泡原料の注入及び型閉じを経て、裏面材が被着一体化されるパッド本体を発泡成形することになる。従来、本出願人による特開2002−120236号公報のごとく、発泡型に永久磁石を設ける一方、該永久磁石と対応する部位に磁力吸着用磁性体部材を固着した裏面材を作製して、該裏面材を発泡型にセットするのであるが、裏面材の位置が定まり難く、位置ズレ等のバラツキがでやすい問題があった。
こうした問題に対し、改善を図る発明が提案されている(例えば特許文献1)。
また、打ち抜き孔周りの補強布にステープラの止め針を止着すると、補強布に取付けられた止め針の磁力吸着用主部分が補強布上に載置される。したがって、発泡型型面に補強布がセットされた際、両者間に主部分の針径に相当する隙ができ、補強布(本発明でいう裏面材)が型面から離れてしまい、打ち抜き孔や補強布縁部から製品裏面側へ発泡原料が侵入する虞もある。
さらに、特許文献1は、その段落0019,0020に記載のごとく、発泡成形に先立ち、基布を打ち抜き加工等により補強布を作製した後、パッド本体の裏面形状に対応するように所定の縫製を施さねばならず、作業負担増,コスト増になっている。
請求項4に記載の発明の要旨は発泡体からなるパッド本体(1)と、発泡体からなるパッド本体(1)と、該パッド本体の発泡成形でその裏面に被着一体化される裏面材(2)と、を具備するクッションパッドにおいて、前記裏面材(2)が、平面状シート材(2A)から予備成形でパッド本体裏面(1b)に合わせるように立体付形され、且つ周縁沿いに磁性体入りテープ片(5)用の凹所(4)が複数付形され、さらに、各凹所(4)の底壁(42)に、その大きさに合わせた磁性体入りテープ片(5)が貼着されてなる磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)を、その磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が裏面側に露出する形で、裏面(1b)に被着一体化してパッド本体(1)が発泡成形されてなることを特徴とするクッションパッドにある。
請求項2の発明のごとく、凹所(4)の開口(40)側が永久磁石(75)の露出吸着面(751)と対向するようにして、立体付形された裏面材(2)に予備成形し、次いで、凹所(4)内に磁性体入りテープ片(5)を嵌入させて、凹所内底面(420)に磁性体入りテープ片(5)を貼着すると、磁性体入りテープ片が、面と面との当接で露出吸着面に磁力吸着されるので、型面へ裏面材を安定してセット保持させることができる。
請求項3の発明のごとく、磁性体入りテープ片(5)の厚み(t)以上に凹所(4)の深さ(h)を深くし、凹所内に嵌入させた磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が、凹所(4)周りの裏面材外面(2a)と面一又は凹所(4)内に収まるようにして、凹所内底面(420)に磁性体入りテープ片(5)を貼着すると、磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が永久磁石に磁力吸着して当接した際、裏面材外周縁が発泡型の型面に密着し、両者間に隙間をつくらない。パッド本体の発泡成形時に発泡原料が製品裏面側に侵入する不具合を防ぐことができる。
クッションパッドPは、車両用座席シートの座部やバックレストのシートクッションに使用される。ここでは、図10のようなワゴン車の後部座部用クッションパッドPに適用する。パッド本体1が後部座席シートの座部形状に発泡成形されるが、該発泡成形で、磁性体入りテープ片5付き裏面材2を被着一体化する。
尚、図10は裏面側から見たクッションパッドPの簡略斜視図で、紙面下方が車両設置時の上方、紙面上方が車両設置時の下方になる。
前工程では、まず立体付形され且つ凹所4が付形された図1(ロ)ごとくの裏面材2を作製する。図1(イ)の平面状シート材2Aから、パッド本体1の裏面形状に対応するように立体付形され、且つ外周縁22沿いに凹所4が付形された裏面材2に予備成形する。シート材2Aは、予備成形でパッド本体裏面1bや凹所4を付形できる不織布等のシート状布地であればよいが、成形フェルト材を用いるとより好適となる。「成形フェルト材」のフェルトに関しては、「繊維がからみ合い、密着,収縮して、緻密な構造となって固まる。この現象を縮絨(フェルテイング felting )といい、得られた集合体をフェルトという。」(ブリタニカ国際大百科事典)としている。フェルトには織りフェルト,プレスフェルト,ニードルパンチフェルトがあり、例えばニードルパンチフェルトは主として化合繊を原料にし、バーブのついた針を用いて機械的に厚さ方向に繊維を絡み合わせたものになっている。成形フェルト材の成形フェルトは、特開平8−25537号公報,特開2006−161166号公報等により公知である。ここでの「成形フェルト材」は、熱可塑性樹脂の一部を溶融させバインダとして機能させて、圧縮成形等により立体付形が可能な不織布等のシート状布地材で、該布地材に熱可塑性樹脂が混入しているものを指す。
具体的には、シート材2Aが両分割型の間に配設される。その後、型閉じすると共に加圧,加熱することによりプレス成形し、図2,図10の裏面視でいえば、中央の平坦な主部21としてのベース部31から外周縁22に向けて上方傾斜する傾斜部32を設け、その先にパッド本体1の裏面外周部に沿う堤状部13の堤上面にあてがわれる周縁部33を付形する。傾斜部32及び周縁部33の立体付形部3を成形する。と同時に、外周縁沿いの該周縁部33と前記傾斜部32の必要箇所に、底壁42が平らな皿状凹所4を複数付形する。プレヒート後にプレス成形することによって、シート材2Aが凹所4を形成してパッド本体裏面1bに沿う所望の曲面形状の立体付形部3が在る裏面材2に成形される。各凹所4は、磁性体入りテープ片5の凹所4へのセットがし易く、またセット後に位置ズレしないよう裏面視多角形状の角部を有する形状や非対称形状が好ましい。ここでの凹所4は図11(ロ)のごとく裏面視四角形状とする。
磁性体入りテープ片5は、図4のごとく凹所外面側の底壁42の大きさに合わせることもできるが、図3のごとく凹所内底面420に合わせる大きさにするのがより好ましい。パッド本体1の発泡成形時、裏面側へ発泡原料gが侵入してしまう従来の不具合を防げるからである(詳細後述)。
特許文献1のような小さな打ち抜き孔と違い、視認し易い大きめの四角形状した底壁42に、その四角形状に合わせた粘着剤層N付きフェライトテープ片5を貼着するだけなので、作業が楽で、且つ所定位置の凹所4から位置ズレを起さない(図3,図4)。
さらに、テープ片5の厚みt以上に凹所4の深さhを深く設定する(図2,図3)。該凹所4内に嵌入させたテープ片5の外面51が、凹所4周りの裏面材外面2aと面一又は凹所4内に収まるようにして、凹所内底面420に該テープ片5を貼着する。発泡型6への裏面材2のセットで、型面7aと裏面材2間に隙をつくらせないようにするためである。該貼着により前工程が完了し、テープ片5を一体化させた裏面材2が出来上がる。
まず、型面7aに露出する永久磁石75へテープ片5を当接させて、磁力吸着により、発泡型6にテープ片5付き裏面材2をセットする(図5)。
発泡型6は、テープ片5付き裏面材2がセットされた後、型閉じすると、クッションパッドPのキャビティCを形成する。キャビティ形成用上型型面7aの所定箇所に、永久磁石75がその露出面751を型面7aとほぼ面一にして設けられ、上型7に永久磁石75を取付ける窪み71が形成されている。裏面材2には、各永久磁石75の露出面751に対向する部位に、既述のごとく底壁42が平らな凹所4が設けられている。凹所4の底壁42に磁性体入りテープ片5が貼着されていることから、該テープ片5が永久磁石75へ磁力吸着し、裏面材2が発泡型6に対し、位置ズレすることなくセットされる。
テープ片5の外面51が凹所4周りの裏面材外面2aと面一であれば、裏面材外周縁22が型面7aから離れることなく該型面に密着する。型面7aと裏面材2との間に隙をつくらせない。また、テープ片5の外面51が凹所4内に収まり、凹所4周りの裏面材外面2aよりも多少の落差εで落ち込んでいても(図3)、裏面材2の弾性変形が可能であり、例えば図6のごとく凹所開口40側周りの側壁41が広がって、テープ片5が永久磁石75の露出面751へ磁力吸着で密着すると共にその周囲の裏面材部分(ここでは周縁部33)も型面7aに密着する。テープ片5が裏面材外周縁22沿いに配されていることから、型面7aと裏面材2との間に隙をつくらせない。その結果、裏面材外周縁22が型面7aから離れることなく該型面に当接する。型閉じ後の発泡成形で発泡原料gが裏面材2と型面7aとの間へ入り込み、製品裏面側に発泡原料gが侵入するといった従来見られた不具合が解消される。
勿論、図4のごとく凹所外面側の底壁42にテープ片5を貼着した裏面材2を用い、永久磁石75の露出面751へ該テープ片5を当接させて、磁力吸着により発泡型6にテープ片5付き裏面材2をセットすることもできる。ただ、型面7a側へ突出する凹所4とテープ片5の厚み分だけ、型面7aを掘り込んで、永久磁石75の露出面751位置をへこませておく必要がある。よって、図3,図6のごとく、凹所4周りの裏面材外面2aと面一又は凹所4内に収まるようにして、凹所内底面420に該磁性体入りテープ片5を貼着した裏面材2を採用する方がより好ましくなる。
発泡型6へのテープ片5付き裏面材2のセット後、型開状態のまま、下型8のキャビティCを形成する型面8a上に注入ホースNL等を使用してパッド本体1成形用ウレタン発泡原液等の発泡原料gを所定量注入する(図7)。続いて、上型7を作動させ型閉じする。上型7と下型8との型閉じで、テープ片5付き裏面材2がインサートされたクッションパッド用キャビティCができる(図8)。図中、符号79,89は型合せ面を示す。尚、発泡型6へのテープ片5付き裏面材2のセット後、発泡原料gを注入し、その後、型閉じしたが、発泡型6にテープ片5付き裏面材2のセットした後、型閉じし、その後、発泡原料gを注入することもできる。
クッションパッドPは、発泡体からなるパッド本体1と、該パッド本体1の発泡成形でその裏面に被着一体化される裏面材2と、を具備する。ここでは、前記製造方法等によって造られるクッションパッドで、図10,図11のような車両後部座席の座部用クッションパッドPとする。
クッションパッド裏面には、パッド本体1の発泡成形時に発泡型6へのテープ片5付き裏面材2のセットを容易にすべく、発泡型型面7aに配した永久磁石75の露出面751に対向する部位に磁性体入りテープ片5が現れる所望のクッションパッドPになっている。
このように構成したクッションパッド及びその製造方法は、クッションパッドPの発泡成形用発泡型6の型面7aに露出する永久磁石75を設ける一方、該永久磁石の露出面751に対向する部位に、底壁42が平らな凹所4を形成し、この底壁42に磁性体入りテープ片5を貼着したテープ片5付き裏面材2を作製して、これを発泡型6にセットするので、テープ片5を裏面材2の所定位置に簡単且つ精度良く貼着できる。テープ片5が底壁42との面接触で貼着されるので、剥がれ落ちない。凹所4の裏面視形状を図11(ロ)や図12(ロ)のごとく四角形状等にし、その形状に合わせたテープ片5を作製することにより、所定位置の凹所4にテープ片5を正確且つ確実に貼着できる。裏面材2が発泡型6のセット位置からずれると、型6と裏面材2が離れてしまい、裏面へ発泡原料gが侵入してしまうが、こうした事態は起らない。
また、シート材2Aに成形フェルト材を用いて、裏面材2が予備成形されると、圧縮成形等で簡便且つ一段と安価に裏面材2を作製できる。
図6のごとく凹所内底面420にテープ片5を貼着すると、図4,図12のような凹所外面側の底壁42にテープ片5を貼着する場合と異なり、テープ片5が凹所4に護られて、不用意に脱落し難い効果がある。加えて、凹所内底面420にテープ片5を貼着すると、テープ片5が永久磁石75の露出面751に吸着保持されることによって、裏面材2の外周縁22を型面7aに密着させることが可能で、発泡成形時に製品裏面側へ発泡原料gの流れ込みを阻止できる。製品の品質向上,歩留まり向上に役立つ。
このように、本クッションパッドP及びその製造方法は、上述した数々の優れた効果を発揮し、極めて有益である。
2 裏面材
2A シート材
4 凹所
40 開口
42 底壁
420 凹所内底面
5 磁性体入りテープ片(テープ片)
51 外面
6 発泡型
75 永久磁石
751 露出吸着面(露出面)
g 発泡原料
Claims (4)
- 裏面材(2)を発泡型(6)にセットした後、発泡原料(g)の注入及び型閉じを経て、裏面材(2)が被着一体化されるパッド本体(1)を発泡成形するクッションパッドの製造方法において、
平面状シート材(2A)から、パッド本体(1)の裏面形状に対応するように立体付形され、且つ外周縁(22)沿いに底壁(42)を平らにした凹所(4)が付形された裏面材(2)に予備成形する一方、該底壁(42)の大きさに合わせた磁性体入りテープ片(5)を作製し、次に、該磁性体入りテープ片(5)を前記底壁(42)へ貼着した後、型面(7a)に露出する永久磁石(75)へ該磁性体入りテープ片(5)を磁力吸着させて、発泡型(6)に磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)をセットし、その後、該磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)が裏面(1b)に被着一体化されるパッド本体(1)を発泡成形することを特徴とするクッションパッドの製造方法。 - 前記凹所(4)の開口(40)側が前記永久磁石(75)の露出吸着面(751)と対向するようにして、立体付形された前記裏面材(2)に予備成形し、次いで、該凹所(4)内に前記磁性体入りテープ片(5)を嵌入させて、凹所内底面(420)に該磁性体入りテープ片(5)を貼着する請求項1記載のクッションパッドの製造方法。
- 前記磁性体入りテープ片(5)の厚み(t)以上に前記凹所(4)の深さ(h)を深くし、該凹所内に嵌入させた該磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が、凹所(4)周りの裏面材外面(2a)と面一又は凹所(4)内に収まるようにして、凹所内底面(420)に該磁性体入りテープ片(5)を貼着する請求項2記載のクッションパッドの製造方法。
- 発泡体からなるパッド本体(1)と、該パッド本体の発泡成形でその裏面に被着一体化される裏面材(2)と、を具備するクッションパッドにおいて、
前記裏面材(2)が、平面状シート材(2A)から予備成形でパッド本体裏面(1b)に合わせるように立体付形され、且つ周縁沿いに磁性体入りテープ片(5)用の凹所(4)が複数付形され、さらに、各凹所(4)の底壁(42)に、その大きさに合わせた磁性体入りテープ片(5)が貼着されてなる磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)を、その磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が裏面側に露出する形で、裏面(1b)に被着一体化してパッド本体(1)が発泡成形されてなることを特徴とするクッションパッド。
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JP2015027739A (ja) | 2015-02-12 |
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