JP6153409B2 - クッションパッド及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は自動車等の座席シートを構成するクッションバッド及びその製造方法に関する。
自動車等の車両に搭載される座席シートの座部や背もたれを構成するシートクッションがある。軟質ポリウレタンフォーム等のクッションパッドを主構成要素とするが、その裏面に不織布等からなる裏面材を被着一体化させる場合がある。乗員の着座時等で、クッションパッドが撓んでフレームと擦れて発生する異音防止を図る目的や、着座時に過度の撓みがでないようにする目的で取着されている。
裏面材を用いる場合、裏面材を発泡型にセットした後、発泡原料の注入及び型閉じを経て、裏面材が被着一体化されるパッド本体を発泡成形することになる。従来、本出願人による特開2002−120236号公報のごとく、発泡型に永久磁石を設ける一方、該永久磁石と対応する部位に磁力吸着用磁性体部材を固着した裏面材を作製して、該裏面材を発泡型にセットするのであるが、裏面材の位置が定まり難く、位置ズレ等のバラツキがでやすい問題があった。
こうした問題に対し、改善を図る発明が提案されている(例えば特許文献1)。
特許第4157108号公報
特許文献1は、その請求項に記載のごとく「…磁性体部材は軟鉄製のステープラの止め針からなり、前記補強布に前記磁性体部材を配設するに際し、前記補強布の所定位置に打ち抜き孔を設けておき、該打ち抜き孔を目印にして前記磁性体部材が前記打ち抜き孔を跨ぐように前記補強布に止着させて前記補強布に前記磁性体部材を配設することを特徴とするシート用パッドの製造方法。」の発明を開示する。
しかるに、特許文献1は以下のような問題を抱えている。まず、打ち抜き孔が孔径2mmφ程度の目印になるため、目印中心に止め針を合わせ難く、作業者により止め針位置にバラツキがでる問題がある。そして、永久磁石の磁力吸着面を大きくしても、磁性体部材が線状の止め針でしかない。磁力吸着される側が線状で、永久磁石に吸着される面が小さいために、裏面材を型面に安定保持させるのが難しくなっている。
また、打ち抜き孔周りの補強布にステープラの止め針を止着すると、補強布に取付けられた止め針の磁力吸着用主部分が補強布上に載置される。したがって、発泡型型面に補強布がセットされた際、両者間に主部分の針径に相当する隙ができ、補強布(本発明でいう裏面材)が型面から離れてしまい、打ち抜き孔や補強布縁部から製品裏面側へ発泡原料が侵入する虞もある。
さらに、特許文献1は、その段落0019,0020に記載のごとく、発泡成形に先立ち、基布を打ち抜き加工等により補強布を作製した後、パッド本体の裏面形状に対応するように所定の縫製を施さねばならず、作業負担増,コスト増になっている。
本発明は、上記問題を解決するもので、縫製を施す必要がなく、しかも、型面の永久磁石と位置ズレを起さぬよう、磁性体入りテープ片を裏面材の所定位置に簡単且つ精度良く貼着でき、また永久磁石へ安定保持でき、さらに型面と裏面材間に隙をつくらせないようにもできるクッションパッド及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、裏面材(2)を発泡型(6)にセットした後、発泡原料(g)の注入及び型閉じを経て、裏面材(2)が被着一体化されるパッド本体(1)を発泡成形するクッションパッドの製造方法において、平面状シート材(2A)から、パッド本体(1)の裏面形状に対応するように立体付形され、且つ外周縁(22)沿いに底壁(42)平らにした凹所(4)が付形された裏面材(2)に予備成形する一方、該底壁(42)の大きさに合わせた磁性体入りテープ片(5)を作製し、次に、該磁性体入りテープ片(5)を前記底壁(42)へ貼着した後、型面(7a)に露出する永久磁石(75)へ該磁性体入りテープ片(5)を磁力吸着させて、発泡型(6)に磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)をセットし、その後、該磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)が裏面(1b)に被着一体化されるパッド本体(1)を発泡成形することを特徴とするクッションパッドの製造方法にある。請求項2の発明たるクッションパッドの製造方法は、請求項1で、凹所(4)の開口(40)側が前記永久磁石(75)の露出吸着面(751)と対向するようにして、立体付形された前記裏面材(2)に予備成形し、次いで、該凹所(4)内に前記磁性体入りテープ片(5)を嵌入させて、凹所内底面(420)に該磁性体入りテープ片(5)を貼着することを特徴とする。請求項3の発明たるクッションパッドの製造方法は、請求項2で、磁性体入りテープ片(5)の厚み(t)以上に前記凹所(4)の深さ(h)を深くし、該凹所内に嵌入させた該磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が、凹所(4)周りの裏面材外面(2a)と面一又は凹所(4)内に収まるようにして、凹所内底面(420)に該磁性体入りテープ片(5)を貼着することを特徴とする。
請求項4に記載の発明の要旨は発泡体からなるパッド本体(1)と、発泡体からなるパッド本体(1)と、該パッド本体の発泡成形でその裏面に被着一体化される裏面材(2)と、を具備するクッションパッドにおいて、前記裏面材(2)が、平面状シート材(2A)から予備成形でパッド本体裏面(1b)に合わせるように立体付形され、且つ周縁沿いに磁性体入りテープ片(5)用の凹所(4)が複数付形され、さらに、各凹所(4)の底壁(42)に、その大きさに合わせた磁性体入りテープ片(5)が貼着されてなる磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)を、その磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が裏面側に露出する形で、裏面(1b)に被着一体化してパッド本体(1)が発泡成形されてなることを特徴とするクッションパッドにある。
請求項1,4の発明のごとく、平面状シート材(2A)から、パッド本体(1)の裏面形状に対応するように立体付形され、且つ外周縁(22)沿いに底壁(42)平らにした凹所(4)が付形された裏面材(2)に予備成形すると、磁性体入りテープ片用の凹所と共にパッド本体(1)の裏面形状に対応するように立体付形された裏面材が一度にできるので、裏面材の縫製等の処理が不要になり低コスト化できる。磁性体入りテープ片(5)を凹所の底壁(42)へ貼着すると、型面に設けた永久磁石との対応位置に精度良く簡単に貼着できる。
請求項2の発明のごとく、凹所(4)の開口(40)側が永久磁石(75)の露出吸着面(751)と対向するようにして、立体付形された裏面材(2)に予備成形し、次いで、凹所(4)内に磁性体入りテープ片(5)を嵌入させて、凹所内底面(420)に磁性体入りテープ片(5)を貼着すると、磁性体入りテープ片が、面と面との当接で露出吸着面に磁力吸着されるので、型面へ裏面材を安定してセット保持させることができる。
請求項3の発明のごとく、磁性体入りテープ片(5)の厚み(t)以上に凹所(4)の深さ(h)を深くし、凹所内に嵌入させた磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が、凹所(4)周りの裏面材外面(2a)と面一又は凹所(4)内に収まるようにして、凹所内底面(420)に磁性体入りテープ片(5)を貼着すると、磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が永久磁石に磁力吸着して当接した際、裏面材外周縁が発泡型の型面に密着し、両者間に隙間をつくらない。パッド本体の発泡成形時に発泡原料が製品裏面側に侵入する不具合を防ぐことができる。
本発明のクッションパッド及びその製造方法は、凹所と共にパッド本体の裏面形状に立体付形させた裏面材を予備成形することによって、縫合,縫製を不用にして低コスト化を図り、さらに該凹所に磁性体入りテープ片を貼着した磁性体入りテープ片付き裏面材を、発泡型にセットすることで、該磁性体入りテープを裏面材の所定位置に精度良く簡単に貼着可能にし、加えて永久磁石へ裏面材を密着保持させて、その後の発泡成形時に、製品裏面側へ発泡原料が侵入しないようにして歩留り向上,品質向上を図ることができるなど優れた効果を発揮する。
本発明のクッションパッドおよびその製造方法の一形態で、(イ)がシート材の斜視図、(ロ)が裏面材の斜視図である。 図1のII-II線矢視図である。 図2の凹所内の底壁に磁性体入りテープ片を貼着した断面図である。 凹所外面側の底壁に磁性体入りテープ片を貼着した他態様の断面図である。 型面に露出する永久磁石へ磁性体入りテープ片を磁力吸着させる説明断面図である。 図5の永久磁石へ磁性体入りテープ片を磁力吸着させる要部説明断面図である。 発泡型に裏面材をセットした後、発泡原料を注入する説明断面図である。 型閉じの説明断面図である。 パッド本体を発泡成形し終えた説明断面図である。 図9の後、脱型して取出されたクッションパッドの斜視図である。 (イ)が図10のXI-XI線矢視図、(ロ)が(イ)の平面図である。 (イ)が図11に代えて、図4の他態様図を採用した場合の図10のXI-XI線矢視相当図、(ロ)が(イ)の平面図である。
以下、本発明に係るクッションパッドおよびその製造方法について詳述する。図1〜図12は本発明のクッションパッドおよびその製造方法の一形態で、図1は(イ)がシート材の斜視図、(ロ)が裏面材の斜視図、図2は図1のII-II線矢視図、図3は図2の凹所内の底壁に磁性体入りテープ片を貼着した断面図、図4は凹所外面側の底壁に磁性体入りテープ片を貼着した他態様の断面図、図5は型面に露出する永久磁石へ磁性体入りテープ片を磁力吸着させる説明断面図、図6は永久磁石へ磁性体入りテープ片を磁力吸着させる要部説明断面図、図7は発泡型に裏面材をセットした後、発泡原料を注入する説明断面図、図8は型閉じの説明断面図、図9はパッド本体を発泡成形し終えた説明断面図、図10は図9の後、脱型して取出されたクッションパッドの斜視図、図11は(イ)が図10のXI-XI線矢視図、(ロ)が(イ)の平面図、図12は図11に代えて、図4の他態様図を採用した対応図を示す。尚、図面を判り易くするため、裏面材2,磁性体入りテープ片5の厚みを大きく描くと共に凹所深さhを深くし、また裏面材2,磁性体入りテープ片5の断面を表すハッチングを一部省く。
(1)クッションパッドの製造方法
クッションパッドPは、車両用座席シートの座部やバックレストのシートクッションに使用される。ここでは、図10のようなワゴン車の後部座部用クッションパッドPに適用する。パッド本体1が後部座席シートの座部形状に発泡成形されるが、該発泡成形で、磁性体入りテープ片5付き裏面材2を被着一体化する。
尚、図10は裏面側から見たクッションパッドPの簡略斜視図で、紙面下方が車両設置時の上方、紙面上方が車両設置時の下方になる。
クッションパッドの製造方法は、磁性体入りテープ片5付き裏面材2を作製する前工程(図1〜図3)と、パッド本体1を発泡成形する本工程(図5〜図9)とを備える。
前工程では、まず立体付形され且つ凹所4が付形された図1(ロ)ごとくの裏面材2を作製する。図1(イ)の平面状シート材2Aから、パッド本体1の裏面形状に対応するように立体付形され、且つ外周縁22沿いに凹所4が付形された裏面材2に予備成形する。シート材2Aは、予備成形でパッド本体裏面1bや凹所4を付形できる不織布等のシート状布地であればよいが、成形フェルト材を用いるとより好適となる。「成形フェルト材」のフェルトに関しては、「繊維がからみ合い、密着,収縮して、緻密な構造となって固まる。この現象を縮絨(フェルテイング felting )といい、得られた集合体をフェルトという。」(ブリタニカ国際大百科事典)としている。フェルトには織りフェルト,プレスフェルト,ニードルパンチフェルトがあり、例えばニードルパンチフェルトは主として化合繊を原料にし、バーブのついた針を用いて機械的に厚さ方向に繊維を絡み合わせたものになっている。成形フェルト材の成形フェルトは、特開平8−25537号公報,特開2006−161166号公報等により公知である。ここでの「成形フェルト材」は、熱可塑性樹脂の一部を溶融させバインダとして機能させて、圧縮成形等により立体付形が可能な不織布等のシート状布地材で、該布地材に熱可塑性樹脂が混入しているものを指す。
本実施形態は、シート材2Aに成形フェルト材を用い、先ず、その成形フェルト材を図1(イ)のようにパッド本体裏面1bを覆うことができる大きさの薄板状シート材2Aとする。その後、例えば二つ割り分割型を用い、両分割型内にシート材2Aを入れた後、圧縮成形等で、パッド本体1の裏面形状に立体付形させ、且つ外周縁22沿いに凹所4を複数設けた裏面材2に予備成形する(図1のロ)。各凹所4は、発泡型型面7aに配した各永久磁石75の露出吸着面751とそれぞれ対応する位置に設けられる。
具体的には、シート材2Aが両分割型の間に配設される。その後、型閉じすると共に加圧,加熱することによりプレス成形し、図2,図10の裏面視でいえば、中央の平坦な主部21としてのベース部31から外周縁22に向けて上方傾斜する傾斜部32を設け、その先にパッド本体1の裏面外周部に沿う堤状部13の堤上面にあてがわれる周縁部33を付形する。傾斜部32及び周縁部33の立体付形部3を成形する。と同時に、外周縁沿いの該周縁部33と前記傾斜部32の必要箇所に、底壁42が平らな皿状凹所4を複数付形する。プレヒート後にプレス成形することによって、シート材2Aが凹所4を形成してパッド本体裏面1bに沿う所望の曲面形状の立体付形部3が在る裏面材2に成形される。各凹所4は、磁性体入りテープ片5の凹所4へのセットがし易く、またセット後に位置ズレしないよう裏面視多角形状の角部を有する形状や非対称形状が好ましい。ここでの凹所4は図11(ロ)のごとく裏面視四角形状とする。
また、シート材2Aから前記裏面材2を予備成形する傍ら、前記底壁42の大きさに合わせた磁性体入りテープ片5を作製する。
磁性体入りテープ片5は、図4のごとく凹所外面側の底壁42の大きさに合わせることもできるが、図3のごとく凹所内底面420に合わせる大きさにするのがより好ましい。パッド本体1の発泡成形時、裏面側へ発泡原料gが侵入してしまう従来の不具合を防げるからである(詳細後述)。
磁性体入りテープ片5は、鉄,ニッケル等の強磁性体粉末を配合した合成樹脂やゴムにより形成されるテープ片5である。強磁性体とは鉄,ニッケル,コバルト及びその合金などのように磁石に強く引き付けられる物質をいう。好ましくは、低価格の鉄粉を配合した合成樹脂(又はゴム)により形成されるフェライトテープ片5とする。より好ましくは、鉄粉配合樹脂(又は鉄粉配合ゴム)で成形したフェライトテープ片5の一方の面に、粘着剤層Nと剥離材とが積層付与された複合フェライトテープ片5から剥離材を剥がし、該粘着剤層Nを底壁42の一方の面に対向させて、その面に貼着一体化できるようにした粘着剤層N付きフェライトテープ片5で、本実施形態もこれを採用する(図3)。鉄粉とは鉄粉末又は鉄化合物の粉末である。前記剥離材は剥離紙や剥離フィルムを指す。
裏面材2,磁性体入りテープ片5(以下、単に「テープ片」ともいう。)を準備したら、次に、テープ片5を凹所4の底壁42へ貼着する。前記粘着剤層N付きフェライトテープ片5を、凹所底壁42の一方の面に粘着剤層Nが対向するようにして貼着する。
特許文献1のような小さな打ち抜き孔と違い、視認し易い大きめの四角形状した底壁42に、その四角形状に合わせた粘着剤層N付きフェライトテープ片5を貼着するだけなので、作業が楽で、且つ所定位置の凹所4から位置ズレを起さない(図3,図4)。
本実施形態は、図2,図5のごとく凹所4の開口40側が型面7aに配した永久磁石75の露出吸着面751と対向するようにして、該凹所4と共に立体付形部3を有する裏面材2に予備成形する。その後、該凹所4内にテープ片5を嵌入させて、図3のごとく凹所内底面420に該テープ片5を貼着する。凹所4内にテープ片5を嵌め込む格好になり、裏面材2の所定位置に、テープ片5を簡便且つ精度良く貼着できる。
さらに、テープ片5の厚みt以上に凹所4の深さhを深く設定する(図2,図3)。該凹所4内に嵌入させたテープ片5の外面51が、凹所4周りの裏面材外面2aと面一又は凹所4内に収まるようにして、凹所内底面420に該テープ片5を貼着する。発泡型6への裏面材2のセットで、型面7aと裏面材2間に隙をつくらせないようにするためである。該貼着により前工程が完了し、テープ片5を一体化させた裏面材2が出来上がる。
しかる後、前記テープ片5付き裏面材2を用い、パッド本体1を発泡成形する本工程が始まる。
まず、型面7aに露出する永久磁石75へテープ片5を当接させて、磁力吸着により、発泡型6にテープ片5付き裏面材2をセットする(図5)。
発泡型6は、テープ片5付き裏面材2がセットされた後、型閉じすると、クッションパッドPのキャビティCを形成する。キャビティ形成用上型型面7aの所定箇所に、永久磁石75がその露出面751を型面7aとほぼ面一にして設けられ、上型7に永久磁石75を取付ける窪み71が形成されている。裏面材2には、各永久磁石75の露出面751に対向する部位に、既述のごとく底壁42が平らな凹所4が設けられている。凹所4の底壁42に磁性体入りテープ片5が貼着されていることから、該テープ片5が永久磁石75へ磁力吸着し、裏面材2が発泡型6に対し、位置ズレすることなくセットされる。
さらに、ここでは図2,図3のごとくテープ片5の厚みt以上に凹所4の深さhを深く設定し、凹所4内に嵌入させたテープ片5の外面51が、凹所4周りの裏面材外面2aと面一又は凹所4内に収まるように、凹所内底面420へテープ片5を貼着する。凹所4が裏面材外周縁22沿いに設けられていることから、裏面材外周縁22を型面7aに密着させることができる。
テープ片5の外面51が凹所4周りの裏面材外面2aと面一であれば、裏面材外周縁22が型面7aから離れることなく該型面に密着する。型面7aと裏面材2との間に隙をつくらせない。また、テープ片5の外面51が凹所4内に収まり、凹所4周りの裏面材外面2aよりも多少の落差εで落ち込んでいても(図3)、裏面材2の弾性変形が可能であり、例えば図6のごとく凹所開口40側周りの側壁41が広がって、テープ片5が永久磁石75の露出面751へ磁力吸着で密着すると共にその周囲の裏面材部分(ここでは周縁部33)も型面7aに密着する。テープ片5が裏面材外周縁22沿いに配されていることから、型面7aと裏面材2との間に隙をつくらせない。その結果、裏面材外周縁22が型面7aから離れることなく該型面に当接する。型閉じ後の発泡成形で発泡原料gが裏面材2と型面7aとの間へ入り込み、製品裏面側に発泡原料gが侵入するといった従来見られた不具合が解消される。
勿論、図4のごとく凹所外面側の底壁42にテープ片5を貼着した裏面材2を用い、永久磁石75の露出面751へ該テープ片5を当接させて、磁力吸着により発泡型6にテープ片5付き裏面材2をセットすることもできる。ただ、型面7a側へ突出する凹所4とテープ片5の厚み分だけ、型面7aを掘り込んで、永久磁石75の露出面751位置をへこませておく必要がある。よって、図3,図6のごとく、凹所4周りの裏面材外面2aと面一又は凹所4内に収まるようにして、凹所内底面420に該磁性体入りテープ片5を貼着した裏面材2を採用する方がより好ましくなる。
テープ片5付き裏面材2を発泡型6にセットした後は、発泡原料gの注入及び型閉じを経て、発泡体からなるパッド本体1を、その裏面1bにテープ片5付き裏面材2が被着されるようにして、発泡成形する。
発泡型6へのテープ片5付き裏面材2のセット後、型開状態のまま、下型8のキャビティCを形成する型面8a上に注入ホースNL等を使用してパッド本体1成形用ウレタン発泡原液等の発泡原料gを所定量注入する(図7)。続いて、上型7を作動させ型閉じする。上型7と下型8との型閉じで、テープ片5付き裏面材2がインサートされたクッションパッド用キャビティCができる(図8)。図中、符号79,89は型合せ面を示す。尚、発泡型6へのテープ片5付き裏面材2のセット後、発泡原料gを注入し、その後、型閉じしたが、発泡型6にテープ片5付き裏面材2のセットした後、型閉じし、その後、発泡原料gを注入することもできる。
前記型閉じ後、パッド本体1の発泡成形に移る。図8の型閉じ状態を所定時間維持し、図9ごとくパッド本体1の裏面側にテープ片5付き裏面材2が被着一体化するよう発泡成形して、クッションパッドPを造る。パッド本体1の発泡成形を終え、脱型すれば、パッド本体1の裏面1bにテープ片5付き裏面材2が被着一体化した所望のクッションパッドPが得られる(図10)。該クッションパッドPに図示しない表皮を被せると、車両用後部座席シートの座部用シートクッションになる。
(2)クッションパッド
クッションパッドPは、発泡体からなるパッド本体1と、該パッド本体1の発泡成形でその裏面に被着一体化される裏面材2と、を具備する。ここでは、前記製造方法等によって造られるクッションパッドで、図10,図11のような車両後部座席の座部用クッションパッドPとする。
パッド本体1はポリウレタン材料等の発泡樹脂原料を用いて、座部側クッションパッドの形状に成形された発泡成形品である(図10)。パッド本体1は、乗員三人の臀部を受け支えられるよう車両前後方向長さよりも車幅方向に長い座部を有する。そして、裏面側外周部を張り出して、図示のごとく外周沿いに堤状部13を隆起形成する。
パッド本体1には、その発泡成形で、パッド本体裏面1bをカバーするようにテープ片5付き裏面材2が被着一体化される。該裏面材2は、既述のごとく予備成形で、成形フェルト材を用いた平面状シート材2Aからパッド本体裏面1bに合わせるように立体付形され、且つ外周縁22沿いに磁性体入りテープ片5用の凹所4が複数付形されている。各凹所4はパッド本体1用発泡型6の型面7aに在る永久磁石の露出面751との対向位置に配設される。成形フェルト材のフェルト材は、繊維が三次元で不規則な配列をもち多孔性を有し、切断面がほつれない優れた性質をもつ。乗員着座時にクッションパッドPが撓み、フレームと擦れて発生する異音を抑制したり、着座時に過度の撓みを抑えたり、吸音性等をも兼ね備える。該フェルト材に熱可塑性樹脂を混入した成形フェルト材からなるシート材2Aは、プレヒート後のプレス成形により、底壁42が平らな凹所4を複数有し、且つパッド本体裏面1b形状に沿う立体付形部3を有する所望の曲面形状の裏面材2に成形される。
さらに、前記各凹所4の底壁42には、その大きさに合わせた磁性体入りテープ片5が貼着される。テープ片5を裏面材2に一体化させて、テープ片5付き裏面材2とする。そうして、凹所4の底壁42に貼着したテープ片5の外面51がクッションパッド裏面側に露出する姿態とし、テープ片5付き裏面材2をパッド本体裏面1bに被着一体化して、パッド本体1が発泡成形されたクッションパッドPになっている。尚、テープ片5が凹所4を形成する裏面材部分を介して、型面7aに露出する永久磁石75へ磁力吸着する構成であってもよいが、テープ片5をシートパッド裏面側に露出させ、図5〜図9のようにテープ片5が永久磁石75へ直かに接する方がより好ましい。磁力吸着による吸着力が高まり、型面7aへの裏面材2のセットが確かなものになる。
ここで、凹所外面側の底壁42にテープ片5が貼着される図12のクッションパッドPでも、発泡型6の永久磁石75に対応させた凹所底壁42へ、テープ片5を簡単且つ精度良く貼着でき好ましいが、図11のように凹所内底面420にテープ片5を貼着したクッションパッドPの方がより好ましくなる。本実施形態も、図11のごとく凹所4周りの裏面材外面2aと面一又は凹所4内に収まるようにして、凹所内底面420に該磁性体入りテープ片5が貼着される。パッド本体1の発泡成形で、永久磁石露出面751へテープ片5を当接させ、磁力吸着させることによって、裏面材2の外周縁22が型面7aに密着し、発泡原料gが製品裏面側に侵入するのを阻止できるからである。
パッド本体1の発泡成形で、パッド本体裏面1bにテープ片5付き裏面材2が被着一体化され、凹所底壁42に貼着したテープ片5が図10のごとく裏面側に露出するクッションパッドPに仕上げられる。
クッションパッド裏面には、パッド本体1の発泡成形時に発泡型6へのテープ片5付き裏面材2のセットを容易にすべく、発泡型型面7aに配した永久磁石75の露出面751に対向する部位に磁性体入りテープ片5が現れる所望のクッションパッドPになっている。
(3)効果
このように構成したクッションパッド及びその製造方法は、クッションパッドPの発泡成形用発泡型6の型面7aに露出する永久磁石75を設ける一方、該永久磁石の露出面751に対向する部位に、底壁42が平らな凹所4を形成し、この底壁42に磁性体入りテープ片5を貼着したテープ片5付き裏面材2を作製して、これを発泡型6にセットするので、テープ片5を裏面材2の所定位置に簡単且つ精度良く貼着できる。テープ片5が底壁42との面接触で貼着されるので、剥がれ落ちない。凹所4の裏面視形状を図11(ロ)や図12(ロ)のごとく四角形状等にし、その形状に合わせたテープ片5を作製することにより、所定位置の凹所4にテープ片5を正確且つ確実に貼着できる。裏面材2が発泡型6のセット位置からずれると、型6と裏面材2が離れてしまい、裏面へ発泡原料gが侵入してしまうが、こうした事態は起らない。
凹所底壁42は特許文献1の打ち抜き孔と違って大きくでき、これに合わせた磁性体入りテープ片5が造られるので、底壁42へのテープ片5の位置が定まり易く、貼り付け位置のバラツキがなくなる。底壁42へのテープ片5の位置が定まり易いので、作業性向上をももたらす。特許文献1の打ち抜き孔は大きくすれば、パッド本体1の発泡成形時に発泡原料gが該打ち抜き孔を通って製品裏面側に漏れ出すが、側壁41,底壁42で作られる凹所4は孔がそもそも存在しないため、大きくするのに制約を受けない。テープ片5の面と永久磁石75の露出面751との面同士の吸着当接となり、永久磁石75の磁力吸着を有効活用でき、裏面材2を型面7aへ安定保持させてセットできる。
そして、裏面材2は、圧縮成形等によって、凹所4を付形すると同時にパッド本体1の裏面形状に対応するように立体付形するので、前工程の製造が簡略化できる。特許文献1のように、基布の裁断,打ち抜き加工後、パッド本体裏面1b形状に沿うよう補強布を立体付形させるための縫合,縫製作業を要しない。前工程の大幅なコスト低減化が図れる。
また、シート材2Aに成形フェルト材を用いて、裏面材2が予備成形されると、圧縮成形等で簡便且つ一段と安価に裏面材2を作製できる。
さらに、凹所4の開口40側が永久磁石75の露出吸着面751と対向するようにして、立体付形された裏面材2に予備成形し、該凹所4内にテープ片5を嵌入させ、凹所内底面420にテープ片5を貼着すると、該テープ片5を永久磁石75に直かに当て、磁力吸着させて型面7aに確実にセット固定できる。型面7aへの裏面材2のセットが確実になり、発泡成形時のズレが軽減又はなくなり、歩留り向上に貢献する。
図6のごとく凹所内底面420にテープ片5を貼着すると、図4,図12のような凹所外面側の底壁42にテープ片5を貼着する場合と異なり、テープ片5が凹所4に護られて、不用意に脱落し難い効果がある。加えて、凹所内底面420にテープ片5を貼着すると、テープ片5が永久磁石75の露出面751に吸着保持されることによって、裏面材2の外周縁22を型面7aに密着させることが可能で、発泡成形時に製品裏面側へ発泡原料gの流れ込みを阻止できる。製品の品質向上,歩留まり向上に役立つ。
特に、磁性体入りテープ片5の厚みt以上に凹所4の深さhを深くし、凹所4内に嵌入させたテープ片5の外面51が、凹所4周りの裏面材外面2aと面一又は凹所4内に収まるようにして、凹所内底面420にテープ片5を貼着すると、発泡型6への裏面材2のセットで、その外周縁をより確実に型面7aへ密着させることができる。凹所4内に嵌入させたテープ片5の外面51が凹所4周りの裏面材外面2aと面一であれば、磁性体入りテープ片5が永久磁石75に当接し磁力吸着されると、裏面材2の外周縁22は裏面材2の形状を保ったままそのまま型面7aに密着する。凹所4内に嵌入させたテープ片5の外面51が凹所4内に収まる場合も、磁性体入りテープ片5が永久磁石75に当接し磁力吸着されると、付形された裏面材2といっても弾性変形が容易であり、図6のごとく凹所4の上部又はその周りの裏面材2が変形し、裏面材外周縁22が型面7aに密着する。図6〜図9のように、型面7aと裏面材外周縁22との間に隙間ができない。したがって、発泡成形時に、型面7aと裏面材2と間に発泡原料gが侵入して品質不良を招くといった不具合を完全防止できる。
このように、本クッションパッドP及びその製造方法は、上述した数々の優れた効果を発揮し、極めて有益である。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。パッド本体1,裏面材2,立体付形部3,凹所4,テープ片5等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
1 パッド本体
2 裏面材
2A シート材
4 凹所
40 開口
42 底壁
420 凹所内底面
5 磁性体入りテープ片(テープ片)
51 外面
6 発泡型
75 永久磁石
751 露出吸着面(露出面)
g 発泡原料

Claims (4)

  1. 裏面材(2)を発泡型(6)にセットした後、発泡原料(g)の注入及び型閉じを経て、裏面材(2)が被着一体化されるパッド本体(1)を発泡成形するクッションパッドの製造方法において、
    平面状シート材(2A)から、パッド本体(1)の裏面形状に対応するように立体付形され、且つ外周縁(22)沿いに底壁(42)平らにした凹所(4)が付形された裏面材(2)に予備成形する一方、該底壁(42)の大きさに合わせた磁性体入りテープ片(5)を作製し、次に、該磁性体入りテープ片(5)を前記底壁(42)へ貼着した後、型面(7a)に露出する永久磁石(75)へ該磁性体入りテープ片(5)を磁力吸着させて、発泡型(6)に磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)をセットし、その後、該磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)が裏面(1b)に被着一体化されるパッド本体(1)を発泡成形することを特徴とするクッションパッドの製造方法。
  2. 前記凹所(4)の開口(40)側が前記永久磁石(75)の露出吸着面(751)と対向するようにして、立体付形された前記裏面材(2)に予備成形し、次いで、該凹所(4)内に前記磁性体入りテープ片(5)を嵌入させて、凹所内底面(420)に該磁性体入りテープ片(5)を貼着する請求項1記載のクッションパッドの製造方法。
  3. 前記磁性体入りテープ片(5)の厚み(t)以上に前記凹所(4)の深さ(h)を深くし、該凹所内に嵌入させた該磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が、凹所(4)周りの裏面材外面(2a)と面一又は凹所(4)内に収まるようにして、凹所内底面(420)に該磁性体入りテープ片(5)を貼着する請求項2記載のクッションパッドの製造方法。
  4. 発泡体からなるパッド本体(1)と、該パッド本体の発泡成形でその裏面に被着一体化される裏面材(2)と、を具備するクッションパッドにおいて、
    前記裏面材(2)が、平面状シート材(2A)から予備成形でパッド本体裏面(1b)に合わせるように立体付形され、且つ周縁沿いに磁性体入りテープ片(5)用の凹所(4)が複数付形され、さらに、各凹所(4)の底壁(42)に、その大きさに合わせた磁性体入りテープ片(5)が貼着されてなる磁性体入りテープ片(5)付き裏面材(2)を、その磁性体入りテープ片(5)の外面(51)が裏面側に露出する形で、裏面(1b)に被着一体化してパッド本体(1)が発泡成形されてなることを特徴とするクッションパッド。
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