JP6152776B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、より詳細には、装置本体にトナーカートリッジを備えた画像形成装置に関するものである。
プリンターやファクシミリ、複写機などの電子写真方式を用いた画像形成装置では、画像形成によってトナーが消費されるため、現像装置内のトナー濃度が低下するとトナーカートリッジから現像装置にトナーが補給される。
ところが、トナーカートリッジ内の補給用トナーは、現像装置に補給されることなく長期間にわたって放置されると凝集することがある。
トナーカートリッジ内でトナーが凝集すると、トナーカートリッジ内の撹拌スクリューの回転トルクが上昇し、撹拌モーターの脱調や回転伝達部のカップリング外れなどが生じる。
そこで、例えば特許文献1では、撹拌部材によるトナー撹拌開始時にモーターの出力トルクを定常期間の出力トルクよりも高いトルクとして、モーターの脱調を防止しつつモーターの発熱も防止する技術が提案されている。
また特許文献2では、装置電源がオフ状態のときに、トナー容器内の撹拌手段を自動的に所定の時間間隔で作動させて、トナー容器内のトナー凝集を抑制する技術が提案されている。
そしてまた、特許文献3では、トナーカートリッジ内の温度が所定温度を超えると、撹拌手段を作動させてトナーの溶融や凝固などを防止する技術が提案されている。
特開2005-241675号公報 特開平11-84836号公報 特開2007-093639号公報
ところで、本発明者等が、トナーカートリッジ内でトナー凝集が生じる原因について種々検討を重ねた結果、トナーカートリッジへの振動の伝搬がトナー凝集の原因の一つと知見を得た。トナーカートリッジが振動すると、トナーカートリッジに収容されている補給用トナーの嵩密度が高くなってトナー凝集が生じるのである。トナーカートリッジに振動が加わる場合としては、トナー補給が行われない低印字率の画像形成が連続して行われた場合、モノクロ画像形成が連続して行われた場合(他色のトナーカートリッジには振動だけが加わる)、スキャニング動作がだけが連続して行われた場合、その他、画像形成が行われない状態で画像調整動作や定着装置のウォーミングアップ動作などが行われた場合などが挙げられる。
特許文献1の提案技術では、トナー凝集に対する事後的対応であり、トナー凝集そのものを防止する技術ではない。また、特許文献2の提案技術は、装置電源がオフのときのトナー容器内のトナー凝集は防止できると考えられるものの、画像形成時の振動によるトナー凝集は防止できない。そしてまた、特許文献2の提案技術は、低温度条件下における振動によるトナー凝集は防止できない。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、長期間にわたって放置された場合であっても、トナーカートリッジ内での補給用トナーの凝集を防止し、撹拌部材の回転トルクの上昇、撹拌モーターの脱調、回転伝達部のカップリング外れなどを防止することにある。
前記目的を達成する本発明に係る画像形成装置は、補給用トナーを収容するトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジ内に設けられた、補給用トナーを撹拌する撹拌手段と、前記撹拌手段が最後に作動してから、振動を伴う機械的動作が行われた時間を計測する計測手段と、計測された動作時間を積算して記憶する記憶手段と、前記撹拌手段の作動を制御する制御手段とを備え、前記記憶手段に記憶された積算動作時間が所定時間以上になると、前記制御手段は前記撹拌手段を作動させて前記補給用トナーを撹拌することを特徴とする。
ここで、前記トナーカートリッジが複数個備えられている場合、前記複数個のトナーカートリッジごとに撹拌手段を有すると共に、前記複数個のトナーカートリッジごとに、トナーカートリッジ内の撹拌手段が最後に作動してから、振動を伴う機械的動作が行われた時間が個別に計測され、前記記憶手段に記憶された積算動作時間が所定時間以上になったトナーカートリッジの前記撹拌手段が作動されるようにするのが好ましい。
以上になったトナーカートリッジの前記撹拌手段が作動される
前記の振動を伴う機械的動作は画像形成動作である。
また、前記の振動を伴う機械的動作は、少なくとも1つのモーター又はソレノイドの駆動である。
前記計測手段は、前記撹拌手段が作動すると前記積算動作時間をゼロに戻す。
装置本体内の温度を検知する温度検知手段をさらに設け、前記温度検知手段による検知温度によって前記所定時間を変えるようにしてもよい。この場合、前記温度検知手段による検知温度が高いほど前記所定時間を短くするのが好ましい。
また、前記トナーカートリッジ内のトナー残量を検知するトナー残量検知手段をさらに設け、前記トナー残量検知手段によるトナー残量によって前記所定時間を変えるようにしてもよい。この場合、前記トナー残量検知手段によるトナー残量が多いほど前記所定時間を短くするのが好ましい。
前記撹拌手段としてはスパイラルバネが好ましく、この場合、前記制御手段は、前記積算動作時間が所定時間以上になったとき、前記スパイラルバネを少なくとも1回転させるのが好ましい。
本発明の画像形成装置では、トナーカートリッジの撹拌手段が停止した後の、振動を伴う機械的動作が行われた積算動作時間が所定時間以上になると、前記撹拌手段を作動させて補給用トナーを撹拌するので、トナーカートリッジが長期間にわたって放置された場合であっても、トナーカートリッジ内での補給用トナーの凝集が防止さる。これにより、撹拌部材の回転トルクの上昇、撹拌モーターの脱調、回転伝達部のカップリング外れなどが防止される。
本発明の画像形成装置の一例を示す概説図である。 トナーカートリッジ60及びサブホッパー70の概説図である。 振動を加えない状態でトナーカートリッジを数日間放置した場合と、振動を加えて数日間放置した場合の、トナーカートリッジ内のスパイラルバネを回転駆動させるステッピングモーターのトルクの経時変化を示す図である。 振動を加えてトナーカートリッジを数日間放置した場合と、所定時間ごとにスパイラルバネを回転駆動させて数日間放置した場合の、ステッピングモーターのトルクの経時変化を示す図である。 シアンのトナーカートリッジ60Cにおけるスパイラルバネ61を作動制御例を示すフローチャートである。 温度によって所定時間を変えるサブルーチンを示すフローチャートである。 トナーカートリッジ内のトナー残量によって所定時間を変えるサブルーチンを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る画像形成装置について図に基づいてより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明に係る画像形成装置の一例を示す概説図を示す。装置本体1は、原稿画像を読み取る読取部100と、画像を印刷するプリンター部200と、使用者とのインターフェースとなる操作表示部300とで構成されている。読取部100は、図示していない原稿ガラス板の上に載置された原稿の画像をスキャナーを移動して読み取る公知のもので、イメージセンサーにより色別に電気信号に変換されてプリンター部200へ送られる。また、ファクシミリや別設のパソコンから電子データ化された画像信号を受信した場合は直接プリンター部200へ送られる。
プリンター部200は、その内部中央部に無端状の中間転写ベルト40を備える。中間転写ベルト40はローラ41とローラ42との間に略水平に懸架され、反時計回りに回転する。中間転写ベルト40の下方には、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応した4つの作像ユニット10Y、10M、10C、10K(以下、「作像ユニット10」と総称することがある)が並んで配置されている。中間転写ベルト40を懸架するローラ42には、中間転写ベルト40を挟んで2次転写ローラ54が圧接している。また、ローラ41には中間転写ベルト40の表面を清掃するクリーニング装置43が設けられている。中間転写ベルト40の内側には感光体21と対応する位置に1次転写ローラ44が配置されている。
中間転写ベルト40の上方には、各作像ユニット10Y,10M,10C,10Kの現像器9Y,9M,9C,9Kにトナーを補給する補給機構として、トナーカートリッジ60Y,60M,60C,60K(以下、「トナーカートリッジ60」と総称することがある)及びサブホッパー70Y,70M,70C,70K(以下、「サブホッパー70」と総称することがある)が配置されている。現像器9Y,9M,9C,9K内のトナー濃度が一定となるように、サブホッパー70Y,70M,70C,70Kを介してトナーカートリッジ60Y,60M,60C,60Kから現像器9Y,9M,9C,9Kにそれぞれトナーが補給される。
トナーカートリッジ60は、装置本体1に交換可能に装着されている。また、各トナーカートリッジ60には、図示しないヒューズが装着されており、装置本体1は未使用のトナーカートリッジをヒューズにより検出し、ヒューズカットすることで未使用状態を解除する。即ち、ヒューズカットされたことで、トナーカートリッジの交換を知ることができる。
作像ユニット10の下方には露光装置11が設けられている。露光装置11の窓から出射した光は、感光体ユニットと現像器9の隙間を通って感光体21表面を照射し、感光体21表面に静電潜像を形成する。
露光装置11の下部にはカセット51が配置されている。カセット51には、紙やフィルムなどの転写材50が積層収納され、給紙ローラ52によって最上の転写材50から一枚づつ搬送路Aに引き出される。搬送路Aに引き出された転写材50は、搬送ローラによってレジストローラ対53に搬送される。そして、レジストローラ対53によって転写材50は、中間転写ベルト40表面のトナー画像の回転とタイミングを合わせて、中間転写ベルト40と2次転写ローラ54のニップ部に送り出され、ここでトナー画像が転写材50に転写される。
トナー画像が転写された転写材50は搬送路を通って定着装置55に送られる。定着装置55では転写材50に加熱・加圧がなされ、転写材50上のトナー像が転写材50に溶融定着する。そして、転写材50は排紙トレイに排出される。
図2に、トナーカートリッジ60からサブホッパー70にトナーを補給する機構の説明図を示す。図2において、装置本体1にトナーカートリッジ60を装着すると、サブホッパー70の上部のシャッターが開き、トナーカートリッジ60からのトナーの補給が可能な状態となる。
トナーカートリッジ60内には、スパイラルバネ(撹拌手段)61が搭載されている。このスパイラルバネ61が、ステッピングモーター62によってギア63を介して回転駆動される。これにより、トナーがサブホッパー70を通って現像器9に補給される。トナーカートリッジ60内のトナー残量は、トナー残量センサー64により検知される。
このような構成の画像形成装置において振動を伴う機械的動作が行われると、トナーカートリッジ60にその振動が伝わりトナーカートリッジ60内でトナーの凝集が生じる。画像形成装置における振動を伴う機械的動作としては、例えば、画像形成動作が挙げられる。より詳細には、少なくとも1つのモーター又はソレノイドの駆動が挙げられる。
画像形成動作を行わない状態すなわち振動を加えない状態でトナーカートリッジ60を数日間放置した場合と、振動を加えて数日間放置した場合の、トナーカートリッジ60内のスパイラルバネ61を回転駆動させるステッピングモーター62のトルクを測定した。図3に測定結果を示す。
図3から明らかなように、振動が加えられない状態でトナーカートリッジ60を放置した場合には、ステッピングモーター62のトルクはわずかに上昇するにすぎないのに対し、振動が加えられる状態でトナーカートリッジ60を放置した場合には、ステッピングモーター62のトルクは2倍程度大きくなった。このことは、トナーカートリッジ60に振動が加えられる状態で放置した場合にはトナーカートリッジ60内でトナーの凝集が促進されることを意味している。
トナーカートリッジ60に継続して振動が加えられ、且つ、スパイラルバネ61が回転駆動しない場合としては、例えば、単一色での画像形成が継続して行われる場合が挙げられる。画像形成に使用される色のトナーカートリッジでは、現像器9にトナーを補給するためにスパイラルバネ61は回転駆動するが、他の色のトナーカートリッジでは、スパイラルバネ61は回転駆動せず、且つ、画像形成動作の振動が伝播する。また、印字率の低い(例えば印字率1%以下)画像形成が継続して行われる場合も、トナーカートリッジ60のスパイラルバネ61は回転駆動せず、且つ、画像形成動作の振動が伝播する。
そこで、本発明の画像形成装置では、トナーカートリッジ60内のスパイラルバネ61が最後に回転駆動されてから、画像形成動作などの振動を伴う機械的動作が積算して所定時間以上行われると、トナー補給の要否に拘わらずスパイラルバネ61を回転駆動させてトナーカートリッジ60内のトナーを撹拌するようにした。これにより、トナーカートリッジ60内でのトナーの凝集が防止され、ステッピングモーター62の回転トルクの上昇や脱調、回転伝達部のカップリング外れなどが防止される。
例えば、図1において、画像形成動作などの振動を伴う機械的動作が行われた時間は、制御部31による駆動源としてのモーター12のオン・オフから計測部32で計測される。計測された動作時間は積算されて記憶部33に記憶される。そして、記憶部33に記憶された積算動作時間が所定時間以上になると、制御部31によってスパイラルバネ61が回転駆動される。なお、スパイラルバネ61が回転駆動されると、記憶部33に記憶されていた積算動作時間は一旦ゼロに戻され、スパイラルバネ61の回転駆動が停止した後、新たに動作時間が積算され記憶される。
スパイラルバネ61を回転駆動させる所定時間は、トナーカートリッジ60内のトナーの種類や残量、温度、形成画像の印字率などを考慮し適宜決定すればよく、複数個のトナーカートリッジ60が配置されている場合には、トナーカートリッジごとに所定時間を変えてももちろん構わない。
例えば、図1の画像形成装置において、温度センサー65をトナーカートリッジ60Yの近傍に設け、温度センサー65による検知温度によって前記所定時間を変えるようにしてもよい。この場合、温度の高い方がトナー凝集は生じやすいので、温度センサー65の検知温度が高いほど前記所定時間を短くして、スパイラルバネ61の回転駆動によるトナーの撹拌を頻繁に行うのが望ましい。
また、図2に示すように、トナー残量センサー64をトナーカートリッジ60に設け、トナーカートリッジ60内のトナー残量によって前記所定時間を変えるようにしてもよい。この場合、トナー残量が多い方がトナー凝集は生じやすいので、トナー残量が多いほど前記所定時間を短くして、スパイラルバネ61の回転駆動によるトナーの撹拌を頻繁に行うのが望ましい。
積算動作時間が所定時間以上になったとき、スパイラルバネ61を回転させる時間又は回転回数に特に限定はなく、トナーカートリッジ60内のトナー凝集が防止又は解消される範囲で適宜決定すればよい。通常、スパイラルバネ61は少なくとも1回転させることが推奨される。
図4に、振動が加えられる状態でトナーカートリッジ60を放置すると共に、スパイラルバネ61を所定期間ごとに3秒間作動(スパイラルバネ61が1回転する時間)させてトナーカートリッジ60内のトナーを撹拌した場合の、ステッピングモーター62のトルクの経時変化を示す。
図4から理解されるように、スパイラルバネ61による撹拌動作を行わずに、振動が加えられる状態でトナーカートリッジ60を放置した場合には、トナーカートリッジ60内でトナーの凝集が生じてステッピングモーター62のトルクは経時的に大きくなるのに対し、スパイラルバネ61を所定期間毎に作動させると、ステッピングモーター62のトルクはほとんど上昇しなかった。
図5に、シアンのトナーカートリッジ60Cにおけるスパイラルバネ61を作動制御例を示すフローチャートを示す。まず、スパイラルバネ61を回転駆動させる所定時間が決定される(ステップS101)。温度やトナー残量によって所定時間を変える場合は、後述のサブルーチンによって所定時間が定められる。次に、画像形成動作が行われたかどうかが判定される(ステップS102)。画像形成動作が行われなかった場合はステップS101に戻る。一方、画像形成動作が行われた場合は(ステップS102)、次いで、トナーカートリッジ60Cでトナー補給がなされたかどうかが判定される(ステップS103)。画像形成動作が行われても、例えば、単色の画像形成ではシアンが使用されない場合があるからである。トナーカートリッジ60Cでトナー補給がなされた場合は、スパイラルバネ61の回転駆動によってカートリッジ60C内のトナーは撹拌されているので、積算動作時間がリセットされた後(ステップS104)、ステップS101に戻る。一方、トナーカートリッジ60Cでトナー補給がなされていない場合は、画像形成動作が行われた時間が積算動作時間に加算される(ステップS105)。
そして、積算動作時間が所定時間以上になると(ステップS106)、スパイラルバネ61が回転駆動しトナーカートリッジ60C内のトナーが撹拌される(ステップS107)。これにより、トナーカートリッジ60C内のトナー凝集が防止される。その後、積算動作時間がリセットされて(ステップS108)、制御は終了する。
なお、画像形成動作の他に、スキャニング動作によっても振動が発生するため、スキャニング動作が行われたかどうかをさらに検知し、その動作時間も積算動作時間に加えて、スパイラルバネ61の回転駆動を制御するようにしてもよい。さらには、図1に示すように、振動センサーSを装置本体1に設け、この振動センサーSによる振動検知時間を積算して積算動作時間として用いてもよい。
図6に、温度によって所定時間を変えるサブルーチンを示す。まず、所定時間は60分と定められる(ステップS201)。次いで、温度センサー65によって温度が検知される(ステップS202)。そして、検知温度が40℃以上の場合(ステップS203)、所定時間は15分に変更され(ステップS204)、検知温度が30℃以上40℃未満の場合は、所定時間は30分に変更される(ステップS205,ステップS206)。温度が高いほどトナー凝集が生じやすいため、スパイラルバネ61を頻繁に回転駆動させてトナー凝集を防止する必要があるからである。検知温度が30℃未満の場合は(ステップS205)、所定時間は60分が維持される。
図7に、トナーカートリッジ60内のトナー残量によって所定時間を変えるサブルーチンを示す。まず、所定時間は60分と定められる(ステップS301)。次いで、トナー残量センサー64によってトナー残量が検知される(ステップS202)。そして、トナー残量が80%以上の場合(ステップS303)、所定時間は15分に変更され(ステップS304)、トナー残量が60%以上80%未満の場合は、所定時間は30分に変更される(ステップS305,ステップS306)。トナー残量が多いほどトナー凝集が生じやすいため、スパイラルバネ61を頻繁に回転駆動させてトナー凝集を防止する必要があるからである。トナー残量が60%未満の場合は(ステップS305)、所定時間は60分が維持される。
本発明の画像形成装置では、トナーカートリッジ60の撹拌手段が最後に作動してから、振動を伴う機械的動作が行われた積算動作時間が所定時間以上になると、前記撹拌手段を作動させてトナーカートリッジ60内の補給用トナーを撹拌するので、トナーカートリッジ60が長期間にわたって放置された場合であっても、トナーカートリッジ60内での補給用トナーの凝集が防止さる。これにより、撹拌部材の回転トルクの上昇、撹拌モーターの脱調、回転伝達部のカップリング外れなどが防止され有用である。
1 装置本体
31 制御部(制御手段)
32 計測部(計測手段)
33 記憶部(記憶手段)
60 トナーカートリッジ
61 スパイラルバネ(撹拌手段)
64 トナー残量センサー(トナー残量検知手段)
65 温度センサー(温度検知手段)

Claims (10)

  1. 補給用トナーを収容するトナーカートリッジと、
    前記トナーカートリッジ内に設けられた、補給用トナーを撹拌する撹拌手段と、
    前記撹拌手段が最後に作動してから、振動を伴う機械的動作が行われた時間を計測する計測手段と、
    計測された動作時間を積算して記憶する記憶手段と、
    前記撹拌手段の作動を制御する制御手段とを備え、
    前記記憶手段に記憶された積算動作時間が所定時間以上になると、前記制御手段は前記撹拌手段を作動させて前記補給用トナーを撹拌することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナーカートリッジが複数個備えられ、前記複数個のトナーカートリッジごとに撹拌手段が設けられると共に、前記複数個のトナーカートリッジごとに、トナーカートリッジ内の撹拌手段が最後に作動してから、振動を伴う機械的動作が行われた時間が個別に計測され、
    前記記憶手段に記憶された積算動作時間が所定時間以上になったトナーカートリッジの前記撹拌手段が作動される請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記の振動を伴う機械的動作が画像形成動作である請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記の振動を伴う機械的動作が、少なくとも1つのモーター又はソレノイドの駆動である請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶手段は、前記撹拌手段が作動すると前記積算動作時間をゼロに戻す請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 装置本体内の温度を検知する温度検知手段をさらに備え、前記温度検知手段による検知温度によって前記所定時間を変える請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記温度検知手段による検知温度が高いほど前記所定時間を短くする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーカートリッジ内のトナー残量を検知するトナー残量検知手段をさらに備え、前記トナー残量検知手段によるトナー残量によって前記所定時間を変える請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記トナー残量検知手段によるトナー残量が多いほど前記所定時間を短くする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記撹拌手段がスパイラルバネであり、前記制御手段は、前記積算動作時間が所定時間以上になったとき、前記スパイラルバネを少なくとも1回転させる請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
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