JP6152678B2 - 情報処理方法、装置及びプログラム - Google Patents

情報処理方法、装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6152678B2
JP6152678B2 JP2013067341A JP2013067341A JP6152678B2 JP 6152678 B2 JP6152678 B2 JP 6152678B2 JP 2013067341 A JP2013067341 A JP 2013067341A JP 2013067341 A JP2013067341 A JP 2013067341A JP 6152678 B2 JP6152678 B2 JP 6152678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
combinations
storage unit
acquired
combination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013067341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014191638A (ja
Inventor
勝亮 金丸
勝亮 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013067341A priority Critical patent/JP6152678B2/ja
Publication of JP2014191638A publication Critical patent/JP2014191638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6152678B2 publication Critical patent/JP6152678B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、患者に診療科名を推薦するための技術に関する。
従来、患者は自らの症状に応じてどの診療科に行くべきかを判断し、該当の診療科のある医療機関を探す。近年ではインターネットを駆使することで、近くの診療所や遠方の病院等、選択肢は幾通りにも及ぶ。患者が医療機関に来院した際は、まず初めに受付で問診票に症状等を記入してもらうことが一般的である。特定の診療科のみの診療所ではなく、複数の診療科を持つ比較的大規模な病院等では、問診票の記入後に患者が希望する診療科へ案内するといった運用フローを実施していることが多い。
しかし、医療に関する技術は高度な専門性を有するため、患者は自分の症状から診察してもらうべき診療科を的確に判断できないことが多い。そのために、最初に希望した診療科では傷病名の判断に至らずに、複数の診療科で診察を受けるケースがある。更に、訪れた医療機関では専門外の症状であった場合は、患者に適切な医療行為(診察、検査、判断、治療など)を行うことが困難であるため他の医療機関に患者を紹介することになってしまうケースもある。
また、患者自身に診察を希望する診療科が無い場合は、問診内容や患者の状態等から、職員や看護師がどの診療科で診察してもらうべきか等を判断し、該当の診療科へ案内するという運用フローを実施していることが多い。
しかし、職員や看護師には上記のような判断のためのスキルにばらつきがあり、判断するまでに時間を要してしまったり、判断が正確でなかったりすることにより、上記と同様に複数の診療科で診察を受けるケースが発生してしまう。
これらのケースが発生することにより、患者側では複数の診療科で診察を受ける事態になってしまい適切な治療が遅れ、症状が悪化してしまう可能性がある。これは患者満足度の低下にも繋がる。さらに医療機関側では、医師が自分の専門外の患者を診察するという状況になってしまうため、院内の医療リソースが有効に活用できなくなってしまう。
なお、患者が、自身の部位と当該部位に対する症状を指定すると、適切な行動指針を提示するような技術が存在している。この行動指針は、緊急医療サービス、推薦検査、適切な種類の医師、相談すべき特定の医師などを含む。但し、どのようなデータベース及び処理に基づき行われるのかについては不明である。
また、簡易診断データベースを構築しておき、この簡易診断データベースによって、簡易診断で得られた病気の候補を診断・治療可能な病院及び診療科目の一覧などを提供する技術も存在している。しかしながら、簡易診断データベースを医師などが事前に適切に構築しておくことになる。
また、問診画面を順次展開して表示させ、当該問診画面から該当する問診回答を受け付けると、当該問診回答に対応する症状コードを記憶し、記憶された症状コードと予め記憶された病名判定データとを比較して病名を推定する技術も存在している。しかしながら、問診画面を順次展開させるのは、病名を絞り込むためにストーリが予め用意されており、そのストーリに沿って回答するためであり、そのストーリから外れるような症状については考慮されない。また、このストーリを作成するためには医師などによる精緻な検討が事前に行われることになる。
このように従来技術では、医師などの専門家による大きな関与を前提としている。
米国特許第6383135号公報 特開2003−256580号公報 特開2004−62563号公報 特開2002−169885号公報 特開2002−73807号公報
一側面によれば、本発明は、患者が適切な診療科を選択することを支援するための技術を提供することである。
本技術に係る情報処理方法は、(A)患者について、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを取得し、(B)身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせと診療科名とを含むデータを複数格納するデータ格納部から、取得された1又は複数の組み合わせから所定の類似範囲に属する、身体の部位と身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを含むデータについての診療科名を抽出し、(C)抽出された診療科名を出力する処理を含む。
一側面によれば、患者が適切な診療科を選択することを支援できるようになる。
図1は、本実施の形態に係るシステムの概要を示す図である。 図2は、情報処理装置の機能ブロック図である。 図3は、部位DB(データベース)に格納されるデータの一例を示す図である。 図4は、症状DBに格納されるデータの一例を示す図である。 図5は、診療科名DBに格納されるデータの一例を示す図である。 図6は、本実施の形態に係る処理の処理フローを示す図である。 図7は、分類処理の処理フローを示す図である。 図8は、第1グループのリストの一例を示す図である。 図9Aは、第2−1グループのリストの一例を示す図である。 図9Bは、第2−2グループのリストの一例を示す図である。 図9Cは、第2−3グループのリストの一例を示す図である。 図10は、第4グループのリストの一例を示す図である。 図11Aは、第3−1/9のリストの一例を示す図である。 図11Bは、第3−1/6のリストの一例を示す図である。 図12は、ランキング生成処理の処理フローを示す図である。 図13は、ランキング生成処理において生成されるデータの一例を示す図である。 図14は、診療科毎の総合類似度の一例を示す図である。 図15は、ソート結果の一例を示す図である。 図16は、本実施の形態に係る処理の処理フローを示す図である。 図17は、診療科ランキングが変化した場合の例を示す図である。 図18は、本実施の形態に係る処理の処理フローを示す図である。 図19は、コンピュータの機能ブロック図である。
本技術の一実施の形態に係るシステムの一例を図1に示す。病院内のネットワーク1には、有線又は無線にて患者用の複数の端末装置7(図1では7a及び7b)が接続されており、患者は初診などで診療科が不明な場合に端末装置7を操作して診療科の推薦を受ける。ネットワーク1には、本実施の形態における主要な処理を実行する情報処理装置3と、医師が操作する複数の医師端末5(図1では5a及び5b)が接続されている。
例えば、端末装置7は、情報処理装置3と通信しつつ、身体の部位を患者に提示して、問題となっている部位の指定を受け付けると共に、指定された部位に対する症状を入力又は選択させる。これを繰り返して、部位と症状との組み合わせを複数指定させるようにしても良い。
情報処理装置3は、以下で述べる処理を行って、診療科名のリストを生成して、端末装置7に表示させる。端末装置7で表示された診療科名のリストに応じて患者は診察を受ける診療科を選択する。部位と症状との組み合わせのデータは、情報処理装置3においてユーザの識別子に対応付けて保持されており、医師が医師端末5によって最終的に病名を入力すると、当該医師が所属する診療科名が、部位と症状との組み合わせに関連付けられて、情報処理装置3のデータベースに、新たなデータとして蓄積される。
情報処理装置3の機能ブロック図を図2に示す。情報処理装置3は、問診結果取得部31と、部位DB32と、症状DB33と、第1データ格納部34と、抽出部35と、第2データ格納部36と、診療科名DB37と、DB更新部38とを有する。
問診結果取得部31は、端末装置7と通信して、部位と症状との組み合わせを1又は複数含む入力パターン(個別の組み合わせを問診結果とも呼ぶ)を取得し、患者の識別子に対応付けて第1データ格納部34に格納する。この際、問診結果取得部31は、部位DB32及び症状DB33に格納されているデータを用いて、ユーザに対して選択肢などを提示する。
部位DB32に格納されているデータの一例を図3に示す。図3の例では、部位識別子と部位名称とが対応付けられている。なお、各部位に対応する図やイメージデータを保持しておくようにしても良い。
症状DB33に格納されているデータの一例を図4に示す。図4の例では、症状識別子と症状名とが対応付けられている。
また、抽出部35は、第1データ格納部34に格納されている問診結果に類似する問診結果が対応付けられている診療科名を、診療科名DB37から抽出し、第2データ格納部36に格納する。そして、抽出部35は、診療科名のリストを、端末装置7へ送信する。診療科名DB37は、例えば図5に示すようなデータを格納している。図5の例では、レコードIDと、部位と症状との1又は複数の組み合わせと、診療科名とが対応付けられている。なお、患者が複数の診療科を受診した場合には、最終的に病名を入力した医師が所属する診療科が登録されることになる。
例えば電子カルテシステムと連携して、医師が、患者を診察した結果病名を入力すると、DB更新部38は、医師端末5から患者の識別子とその医師が所属する診療科の識別子とを受信し、第1データ格納部34から、その患者の識別子に対応付けて格納されている、部位と症状の1又は複数の組み合わせを読み出して、診療科名DB37に登録する。
次に、図6乃至図18を用いて、図1に示したシステムの動作について説明する。例えば、端末装置7に対して患者又は病院の受付係は、来院して診療科が不明の患者の患者識別子を入力する。患者識別子は、新たに付与した上で入力される場合もある。そうすると、端末装置7は、患者識別子の入力を受け付け、情報処理装置3へ送信する(ステップS1)。情報処理装置3の問診結果取得部31は、患者識別子を受信すると(ステップS3)、部位DB32に格納されているデータを用いて部位選択表示データを生成し、要求元の端末装置7へ送信する(ステップS5)。
これに対して、端末装置7は、情報処理装置3から部位選択表示データを受信すると、端末装置7の表示装置に表示する(ステップS7)。例えば、選択可能な部位を列挙するようにしたり、部位を図示して選択できるようにする。
そうすると、患者は、来院した理由となる身体の部位を選択する。端末装置7は、患者による部位選択を受け付け、当該選択された部位の識別子を情報処理装置3へ送信する(ステップS9)。情報処理装置3の問診結果取得部31は、端末装置7から部位の選択結果として部位の識別子を受信し、第1データ格納部34において患者識別子に対応付けて格納する(ステップS11)。
また、情報処理装置3の問診結果取得部31は、症状DB33に格納されているデータを用いて症状候補表示データを生成し、要求元の端末装置7へ送信する(ステップS13)。端末装置7は、情報処理装置3から症状候補表示データを受信し、表示装置に表示する(ステップS15)。症状候補表示データは、例えば選択し得る症状のリストを含む。
患者は、該当する症状を選択する。なお、この際、さらに部位と症状との組み合わせを入力するのか、入力を完了するのかを、一緒に指示するものとする。そうすると、端末装置7は、該当する症状の選択を受け付け、入力継続か否かを表す指示と当該症状の識別子とを症状の選択結果として情報処理装置3へ送信する(ステップS17)。
情報処理装置3の問診結果取得部31は、入力継続か否かを表す指示と共に端末装置7から症状の識別子を症状の選択結果として受信し、症状の識別子については患者識別子に対応付けて第1データ格納部34に格納する(ステップS19)。そして、問診結果取得部31は、入力継続か否かを表す指示を確認して、さらに部位と症状との組み合わせの入力を行うか否かを判断する(ステップS21)。さらに部位と症状との組み合わせの入力を行う場合には、処理はステップS5へ戻る。一方、部位と症状との組み合わせについて入力継続せず入力を完了する場合には、問診結果取得部31は、抽出部35に処理を指示する。
抽出部35は、問診結果取得部31からの指示に応じて、第1データ格納部34に格納されている問診結果を用いて、診療科名DB37に格納されているレコード(データブロックとも呼ぶ)の分類処理を実行する(ステップS23)。分類処理については、図7乃至図11Bを用いて説明する。
なお、ここでは、入力パターンには、部位と症状との組み合わせが、n個含まれるものとする。また、比較対象のレコードにおける、部位と症状との組み合わせは、N個であるものとする。
まず、抽出部35は、診療科名DB37において未処理のレコードを1つ選択して、当該レコードを読み出す(図7:ステップS31)。そして、抽出部35は、選択されたレコードにおける部位と症状との組み合わせが入力パターンと完全に一致するか否かを判断する(ステップS33)。入力パターンにおける、部位と症状との組み合わせの数nと、選択レコードにおける部位と症状との組み合わせの数Nとが一致しており、その組み合わせ自体も完全に一致するか否かを判断する。
入力パターンが選択レコードにおける部位と症状との組み合わせと完全に一致する場合には、抽出部35は、選択レコードを第1グループに分類する(ステップS35)。そして処理は端子Bを介してステップS47に移行する。例えば、第2データ格納部36において、第1グループのリストに、選択レコードを追加する。例えば、図8に示すような第1グループのデータが、第2データ格納部36に格納される。図8の例では、レコードIDと、当該レコードの診療科名とが対応付けられている。
一方、入力パターンが選択レコードにおける部位と症状との組み合わせと完全に一致しない場合、抽出部35は、選択レコードにおける部位と症状との組み合わせが、入力パターンを包含するか否かを判断する(ステップS37)。選択レコードにおける部位と症状との組み合わせの数Nが、入力パターンにおける部位と症状との組み合わせの数nよりも多く、すなわちN>nであって、入力パターンにおける部位と症状との組み合わせは全て、選択レコードにおける部位と症状との組み合わせに含まれるか否かを判断する。例えば、入力パターンにおける部位(例えばA)と症状(例えばa)との組み合わせを「Aa」「Bb」「Cc」とすると、選択レコードにおける部位と症状との組み合わせが「Aa」「Bb」「Cc」「Dd」といった場合に、この条件を満たすことになる。
選択レコードにおける部位と症状との組み合わせが入力パターンを包含する場合には、抽出部35は、選択レコードにおける余分な問診結果の数xに応じて、選択レコードを第2−xグループに分類する(ステップS39)。そして処理は端子Bを介してステップS47に移行する。
例えば、図9A乃至図9Cに示すようなデータが、第2データ格納部36に格納される。図9Aには、余分な問診結果の数xが「1」であり、第2−1グループのリストの例を示す。図9Aの例では、レコードIDと、余分な問診結果(部位と症状との1つの組み合わせ)と、診療科名とが登録されるようになっている。なお、x=1の場合には、後の処理に用いるので、余分な問診結果が登録されるようになっている。図9Bには、余分な問診結果の数xが「2」であり、第2−2グループのリストの例を示している。図9Bの例では、レコードIDと、診療科名とが登録されるようになっている。図9Cには、余分な問診結果の数xが「3」であり、第2−3グループのリストの例を示している。図9Cの例では、レコードIDと、診療科名とが登録されるようになっている。なお、xが4以上のレコードが存在すれば、それぞれについて該当するレコードについてのリストが生成される。
一方、選択レコードにおける部位と症状との組み合わせが入力パターンを包含するわけではない場合には、抽出部35は、選択レコードと入力パターンとで問診結果が一部一致しているか否かを判断する(ステップS41)。入力パターンについてのn個の組み合わせのうち少なくとも1つの組み合わせと、選択レコードにおけるN個の組み合わせのうち少なくとも1つの組み合わせが一致するか、全く一致しないかを判断する。
選択レコードと入力パターンとについて問診結果が全く一致していない場合には、抽出部35は、選択レコードを第4グループに分類する(ステップS45)。第4グループについては、後の処理ではほぼ用いられないので、レコード数のみカウントするようにしても良いが、図10に示すような該当レコードのリストであっても良い。そして、処理はステップS47に移行する。
一方、選択レコードと入力パターンとについて問診結果が一部一致であれば、抽出部35は、入力パターンについての一致率*選択レコードにおける一致率で算出されるヒット率yに応じて、選択レコードを第3−yグループに分類する(ステップS43)。
例えば、入力パターンにおける部位と症状との組み合わせが「Aa」「Bb」「Cc」であり、選択レコードにおける部位と症状との組み合わせが「Cc」「Dd」「Ee」であれば、組み合わせ「Cc」のみが一致することになる。この場合、n=3であり、入力パターンにおいて一致する組み合わせは1つであるから、入力パターンについての一致率は1/3となる。一方、N=3であり、選択レコードにおいて一致する組み合わせも1つであるから、入力パターンについての一致率は1/3となる。よって、ヒット率は、1/3×1/3=1/9となる。従って、このような入力パターン及び選択レコードであれば、ヒット率1/9についてのグループに、選択レコードを分類する。
もし、N=4であり、「Bb」「Cc」「Dd」「Ee」という組み合わせを含む選択レコードであれば、選択レコードについての一致率は2/4=1/2であるから、入力パターンについての一致率1/3*1/2=1/6となる。
なお、n=3の場合、第2−1グループであれば、入力パターンの一致率は1であり、選択レコードについての一致率は3/(3+1)=3/4となるので、ヒット率も3/4となる。第2−2グループであれば、選択レコードについての一致率は3/(3+2)=3/5となり、ヒット率も3/5となる。
以下の処理で、ヒット率に応じたレコードの出現確率の重み付けを行うので、このようにヒット率に応じた分類を行っておく。
例えば、図11A及び図11Bに示すようなデータが、第2データ格納部36に格納される。すなわち、第3−1/9グループには、レコードID及び診療科名が登録されるようになっている。また、第3−1/6グループにも、レコードID及び診療科名が登録されるようになっている。
ステップS43又はS45の後に、抽出部35は、診療科名DB37において未処理のレコードが存在するか否かを判断する(ステップS47)。未処理のレコードが存在していれば、処理はステップS31に戻る。未処理のレコードが存在しなければ、処理は、呼出元の処理に戻る。
このような処理を行うことで、前処理としてのレコードの分類が完了する。
図6の処理の説明に戻って、抽出部35は、第2データ格納部36に格納されているデータを用いてランキング生成処理を実行する(ステップS25)。その後処理は端子Aを介して図16の処理に移行する。ランキング生成処理については、図12を用いて説明する。
抽出部35は、各グループについて、診療科毎に出現確率を算出する(図12:ステップS51)。全体のレコード数は、全グループのレコード数の総和で得られる。従って、各グループにおいて同じ診療科名が対応付けられているレコードの数を計数して、レコード数の総和で除すれば、出現確率が得られるようになる。例えば図13に示すようなデータ(一部)を生成する。図13の例では、第1グループには、診療科名「A」「B」「C」のレコードが含まれており、それぞれ10レコード、5レコード、5レコードであるので、レコード数の総和が100であるとすると、出現確率は、10%、5%及び5%となる。
第2グループは、余分な組み合わせが1つのグループと、2つのグループとが含まれており、それぞれ診療科名で分類され、出現確率が算出される。ヒット率は上で述べた形で算出される。第3グループは、ヒット率毎に分類されているおり、この例ではヒット率1/3の場合にのみ、診療科名「B」と「E」とに分類される。なお、この段階では類似度は算出されない。
そして、抽出部35は、算出された出現確率の各々に対して所属グループに対応するヒット率を乗じて類似度を算出する(ステップS53)。図13に示すように類似度が算出される。第1及び第2−xグループについてのヒット率を、この段階で算出するようにしても良い。
さらに、抽出部35は、診療科毎に類似度を加算して、総合類似度を算出する(ステップS55)。図13の類似度の欄の数値を、診療科毎に加算すると、図14に示すようなデータが得られる。
その後、抽出部35は、総合類似度の大きい順で診療科をソートする(ステップS57)。そうすると、図15に示すようなソート結果が得られるようになる。なお、ここで予め定められている上位所定数の診療科のみを抽出するようにしても良い。そして処理は呼出元の処理に戻る。
そうすると、端子Aを介して図16の処理に移行して、抽出部35は、第2−1グループ(すなわちx=1の場合)に含まれるレコードを、部位と症状との組み合わせで分類する(ステップS61)。例えば、「Aa」「Bb」「Cc」「Dd」という第1の分類と、「Aa」「Bb」「Cc」「Ee」という第2の分類が得られたものとする。
そして、抽出部35は、未処理の分類を1つ特定する(ステップS63)。また、抽出部35は、特定された分類を、仮入力パターンとして設定する(ステップS65)。第1の分類が特定された場合、「Aa」「Bb」「Cc」「Dd」が仮入力パターンとなる。そして、抽出部35は、仮入力パターンについて、分類処理を実行し(ステップS67)、さらにランキング生成処理を実行する(ステップS69)。これらの処理は、仮入力パターンについての処理である以外は上で述べたものと同様である。そうすると、図15に示すようなランキング結果が図15とは別に得られる。
そして、抽出部35は、未処理の分類が存在するか判断する(ステップS71)。未処理の分類が存在する場合には、ステップS63に処理は戻る。一方、未処理の分類が存在しない場合には、抽出部35は、ステップS25で生成されたランキング結果における上位所定数の診療科と、ステップS69で生成されたランキング結果における上位所定数の診療科とで変化がある分類が存在するか判断する(ステップS73)。例えば、3位までを考慮する場合、第2の分類について第3位までのランキング結果が、図17に示すようなものであれば、第2位と第3位とが入れ替わっているので変化したものと判断される。
上位所定数の診療科に変化がある分類が存在していない場合には、処理は端子Cを介して図18の処理に移行する。一方、上位所定数の診療科に変化がある分類が存在する場合には、処理は端子Dを介して図18の処理に移行する。
抽出部35は、変化がある分類について、入力パターンとの差分に関する問いを生成して、端末装置7へ送信する(図18:ステップS75)。例えば、入力パターンが「Aa」「Bb」「Cc」であって第1の分類であれば、「Dd」という部位と症状との組み合わせが得られるので、「部位「D」が症状「d」ではありませんか?」という問いを生成する。これによって、患者に対して気付きを与えることができるようになる。
端末装置7は、情報処理装置3から問いのデータを受信すると、表示装置に表示する(ステップS77)。そうすると、患者は、Yes又はNoで問いへの回答を入力する。そうすると、端末装置7は、問いへの回答の入力を受け付け、回答のデータを情報処理装置3へ送信する(ステップS79)。
情報処理装置3の抽出部35は、端末装置7から、問いへの回答を受信する(ステップS81)。そして、抽出部35は、問いへの回答が「Yes」であって、入力パターンとの差分の部位及び症状の組み合わせが選択されたか判断する(ステップS83)。入力パターンとの差分の部位及び症状の組み合わせが選択された場合には、抽出部35は、差分の部位及び症状の組み合わせを追加するように、第1データ格納部34に格納されている入力パターンを更新する(ステップS85)。さらに、抽出部35は、選択された差分に係る分類に対応するランキング結果(上位所定数のみでも良い)を第2データ格納部36から読み出して、端末装置7へ送信する(ステップS87)。
一方、問いへの回答が「No」であって、入力パターンとの差分の部位及び症状の組み合わせが選択されなかった場合には、抽出部35は、ステップS25で生成されたランキング結果(上位所定数のみでも良い)を第2データ格納部36から読み出して、端末装置7へ送信する(ステップS89)。
端末装置7は、情報処理装置3からランキング結果を受信し、表示装置に表示する(ステップS91)。これによって患者は、部位及び症状から受診することが好ましい診療科のリストを得ることができるようになる。従って、これによって診療科を選択できる。
その後、選択した診療科で受診するが、1つ目の診療科で診察が行われて病名が特定される場合もあれば、別の診療科に行くことが求められる場合もある。いずれにせよ、最終的には、医師が、電子カルテシステムにおいて病名の入力を行う。医師端末5は、医師による病名入力に応じて、患者識別子に対応付けて入力医師の診療科名を、情報処理装置3へ送信する(ステップS93)。
情報処理装置3のDB更新部38は、医師端末5から患者識別子及び診療科名を受信すると、第1データ格納部34から当該患者識別子に対応付けられている入力パターンを読み出し、診療科名に対応付けて診療科名DB37に登録する(ステップS95)。このような処理を実行することで、診療科名DB37の内容が豊富化することで、より適切な診療科名が患者に提示されるようになる。すなわち、自動的に、データが蓄積され、医師の関与は診療科名DB37に追加登録する際の病名入力のみであるから、専門家の関与は最小限に抑えられている。
以上のような処理を実行することで、患者の回答順序によらず、事例との一致度による重み付けがなされた事例の出現確率に応じた総合類似度でランキングされた診療科名が提示されるようになる。
また、患者満足度の向上に寄与する。すなわち、職員や看護師によるスムーズな診療科への案内で、患者の待ち時間が減少する。さらに、患者の診察回数が削減できる。具体的には、少ない診察回数で的確に傷病名を判断できる。
さらに、院内の医療リソースを有効活用できるようになる。具体的には、医師が診察する患者を必要最低限にとどめることができ、医師一人で診察可能な患者数が増加することにより、病院の収益も改善する。
上で述べたように、入力パターンにおける一致度と診療科名DB37のレコードにおける一致度との積(ヒット率)によって、レコードの出現確率を重み付けしている。これによって、一致度が高いレコードが多いほど、そのレコードの信頼性が高く、類似度も高くなって、そのようなレコードについての診療科のランキングも高くなる。なお、ヒット率は、積によって算出する例を示したが、和やその他の関数で算出するようにしても良い。
以上本技術の実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、機能ブロック図は一例であり、プログラムモジュール構成やファイル構成とは一致しない場合もある。さらに、問診結果取得部31、部位DB32及び症状DB33については、端末装置7に設けるようにして、最終的な問診結果のみを情報処理装置3へ送信するようにしても良い。情報処理装置3は、複数台のコンピュータで実装される場合もある。
さらに、処理フローについても、処理結果が変わらない限り、ステップの順番を入れ替えたり、複数ステップを並列に実行するようにしても良い。
また、診療科名DB37に追加登録されないが、診療科名DB37にある程度データが蓄積されれば、例えばインターネットで来院患者以外の患者などに利用させるようにしても良い。
また、問いを生成するための処理については省略するようにしても良い。
なお、上で述べた情報処理装置3、医師端末5は、コンピュータ装置であって、図19に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
端末装置7も、HDD2505の代わりにフラッシュメモリが用いられたり、ドライブ装置2513ではなく、リムーバブルのフラッシュメモリのドライブが用いられたりするだけで、おおよそ図19の構成となる。
以上述べた本実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る情報処理方法は、(A)患者について、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを取得し、(B)身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせと診療科名とを含むデータブロックを複数格納するデータ格納部から、取得された1又は複数の組み合わせと同一又は類似する、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを含むデータブロックについての診療科名を抽出し、(C)抽出された診療科名を出力する処理を含む。
これによって患者は、適切な診療科名を知ることができ、効率的な受診が可能となる。
なお、データ格納部に格納されるデータについては、医師による診察の際に最終的な診療科名が確定した後、取得されたデータと対応付けて格納すればよいので、専門家による関与も最小限度に抑えられている。
上で述べた診療科名を抽出する処理が、(b1)取得された1又は複数の組み合わせに完全一致又は部分一致する1又は複数の組み合わせを含むデータブロックを抽出し、(b2)抽出されたデータブロックの出現確率を、取得された1又は複数の組み合わせのうち一致する組み合わせの割合と、抽出されたデータブロックにおいて一致する組み合わせの割合とで重み付けすることで算出される類似度を、診療科名毎に集計し、(b3)集計された類似度の高い順で少なくとも上位所定数の第1の診療科名を抽出する処理を含むようにしても良い。このような演算を行うことで、データブロックの出現確率を適切に重み付けできるようになる。
さらに、上で述べた情報処理方法は、抽出された診療科名を出力する前に、(D)取得された1又は複数の組み合わせを含み且つ1つ余分に第2の組み合わせを含むデータブロックをデータ格納部から抽出し、(E)第2の組み合わせが、取得された1又は複数の組み合わせに追加で取得された場合を仮定して、診療科名を抽出する処理を実行して第2の診療科名を抽出し、(F)第1の診療科名と第2の診療科名とで少なくとも一部に変化がある場合、第2の組み合わせに関する問いを出力する処理をさらに含むようにしても良い。このようにすれば、患者に対して、忘れていた部位及び症状の組み合わせに対する気付きを与えることができるようになる。
なお、上で述べた情報処理方法は、(G)第2の組み合わせに関する問いに対して、第2の組み合わせが、取得された1又は複数の組み合わせに追加で取得されたことになる回答である場合には、第2の診療科名を出力する処理をさらに含むようにしても良い。ランキングが変化するので、変化したランキングを提示することで、より適切な診療科名を選択できるようになる。
なお、上で述べたような処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROMなどの光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ(例えばROM)、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、RAM等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
患者について、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを取得し、
身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせと診療科名とを含むデータを複数格納するデータ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせから所定の類似範囲に属する、身体の部位と身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを含むデータについての診療科名を抽出し、
抽出された前記診療科名を出力する
処理を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記2)
前記診療科名を抽出する処理が、
取得された前記1又は複数の組み合わせに完全一致又は部分一致する1又は複数の組み合わせを含むデータを抽出し、
抽出された前記データの出現確率を、取得された前記1又は複数の組み合わせのうち一致する組み合わせの割合と、抽出された前記データにおいて一致する組み合わせの割合とで重み付けすることで算出される類似度を、診療科名毎に集計し、
集計された類似度の高い順で少なくとも上位所定数の第1の診療科名を抽出する
処理を含む付記1記載のプログラム。
(付記3)
抽出された前記診療科名を出力する前に、
取得された前記1又は複数の組み合わせを含み且つ1つ余分に第2の組み合わせを含むデータを前記データ格納部から抽出し、
前記第2の組み合わせが、取得された前記1又は複数の組み合わせに追加で取得された場合を仮定して、前記診療科名を抽出する処理を実行して第2の診療科名を抽出し、
前記第1の診療科名と前記第2の診療科名とで少なくとも一部に変化がある場合、前記第2の組み合わせに関する問いを出力する
処理をさらに前記コンピュータに実行させるための付記2記載のプログラム。
(付記4)
前記第2の組み合わせに関する問いに対して、前記第2の組み合わせが、取得された前記1又は複数の組み合わせに追加で取得されたことになる回答である場合には、前記第2の診療科名を出力する
処理をさらに前記コンピュータに実行させるための付記3記載のプログラム。
(付記5)
患者について、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを取得し、
身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせと診療科名とを含むデータを複数格納するデータ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせから所定の類似範囲に属する、身体の部位と身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを含むデータについての診療科名を抽出し、
抽出された前記診療科名を出力する
処理を含み、コンピュータにより実行される情報処理方法。
(付記6)
患者について、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを取得する取得部と、
身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせと診療科名とを含むデータを複数格納するデータ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせから所定の類似範囲に属する、身体の部位と身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを含むデータについての診療科名を抽出し、抽出された前記診療科名を出力する抽出部と、
を有する情報処理装置。
31 問診結果取得部
32 部位DB
33 症状DB
34 第1データ格納部
35 抽出部
36 第2データ格納部
37 診療科名DB
38 DB更新部

Claims (6)

  1. 患者について、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを取得し、
    身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせと診療科名とを含むデータを複数格納するデータ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせと前記データ格納部に格納されている各データに含まれる1又は複数の組み合わせとが一致する割合に応じて診療科名の第1の候補を抽出し、
    前記データ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせと取得された前記1又は複数の組み合わせのいずれとも異なる第1の組み合わせとを含むデータを抽出し、
    前記第1の組み合わせが、取得された前記1又は複数の組み合わせに追加で取得された場合を仮定して、抽出された前記データに含まれる1又は複数の組み合わせに基づき前記データ格納部から診療科名の第2の候補を抽出し、
    前記第1の候補と前記第2の候補とが異なる場合に、前記第1の組み合わせに対応する身体の部位と当該身体の部位に対する症状の有無についての質問とを出力する
    処理を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  2. 前記診療科名の第1の候補を抽出する処理が、
    前記データ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせに完全一致又は部分一致する1又は複数の組み合わせを含むデータを1又は複数抽出し、
    抽出された1又は複数のデータの各々について、当該データに含まれる1又は複数の組み合わせと診療科名とを含み且つ前記データ格納部に格納されているデータの数を、前記データ格納部に格納されているデータの数で除することによって、当該データの出現確率を算出し、
    抽出された前記1又は複数のデータの各々について、取得された前記1又は複数の組み合わせのうち一致する組み合わせの割合と、当該データに含まれる1又は複数の組み合わせのうち一致する組み合わせの割合とに基づく重みを、当該データの出現確率に乗じることによって第1の類似度を算出し、
    算出された前記第1の類似度を診療科名毎に集計し、
    集計された第1の類似度高い順で少なくとも上位所定数の診療科名を抽出する
    処理を含む請求項1記載のプログラム。
  3. 前記診療科名の第2の候補を抽出する処理が、
    前記データ格納部から、抽出された前記データに含まれる複数の組み合わせに完全一致又は部分一致する1又は複数の組み合わせを含むデータを1又は複数抽出し、
    抽出された1又は複数のデータの各々について、当該データに含まれる1又は複数の組み合わせと診療科名とを含み且つ前記データ格納部に格納されているデータの数を、前記データ格納部に格納されているデータの数で除することによって、当該データの出現確率を算出し、
    抽出された前記1又は複数のデータの各々について、抽出された前記データに含まれる前記複数の組み合わせのうち一致する組み合わせの割合と、当該データに含まれる1又は複数の組み合わせのうち一致する組み合わせの割合とに基づく重みを、当該データの出現確率に乗じることによって第2の類似度を算出し、
    算出された前記第2の類似度を診療科名毎に集計し、
    集計された第2の類似度が高い順で少なくとも上位所定数の診療科名を抽出する
    処理を含む請求項1又は2記載のプログラム。
  4. 前記質問に対して、前記第の組み合わせに対応する身体の部位に対する症状が有るとの回答である場合には、前記第2の候補を出力する
    処理をさらに前記コンピュータに実行させるための請求項1乃至3のいずれか1つ記載のプログラム。
  5. 患者について、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを取得し、
    身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせと診療科名とを含むデータを複数格納するデータ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせと前記データ格納部に格納されている各データに含まれる1又は複数の組み合わせとの一致の割合に応じて診療科名の第1の候補を抽出し、
    前記データ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせと取得された前記1又は複数の組み合わせのいずれとも異なる第1の組み合わせとを含むデータを抽出し、
    前記第1の組み合わせが、取得された前記1又は複数の組み合わせに追加で取得された場合を仮定して、抽出された前記データに含まれる1又は複数の組み合わせに基づき前記データ格納部から診療科名の第2の候補を抽出し、
    前記第1の候補と前記第2の候補とが異なる場合に、前記第1の組み合わせに対応する身体の部位と当該身体の部位に対する症状の有無についての質問とを出力する
    処理を含み、コンピュータにより実行される情報処理方法。
  6. 患者について、身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせを取得する取得部と、
    身体の部位と当該身体の部位に対する症状との1又は複数の組み合わせと診療科名とを含むデータを複数格納するデータ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせと前記データ格納部に格納されている各データに含まれる1又は複数の組み合わせとの一致の割合に応じて診療科名の第1の候補を抽出す第1の抽出部と、
    前記データ格納部から、取得された前記1又は複数の組み合わせと取得された前記1又は複数の組み合わせのいずれとも異なる第1の組み合わせとを含むデータを抽出する第2の抽出部と、
    前記第1の組み合わせが、取得された前記1又は複数の組み合わせに追加で取得された場合を仮定して、抽出された前記データに含まれる1又は複数の組み合わせに基づき前記データ格納部から診療科名の第2の候補を抽出する第3の抽出部と、
    前記第1の候補と前記第2の候補とが異なる場合に、前記第1の組み合わせに対応する身体の部位と当該身体の部位に対する症状の有無についての質問とを出力する出力部と、
    を有する情報処理装置。
JP2013067341A 2013-03-27 2013-03-27 情報処理方法、装置及びプログラム Active JP6152678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013067341A JP6152678B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 情報処理方法、装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013067341A JP6152678B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 情報処理方法、装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014191638A JP2014191638A (ja) 2014-10-06
JP6152678B2 true JP6152678B2 (ja) 2017-06-28

Family

ID=51837818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013067341A Active JP6152678B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 情報処理方法、装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6152678B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6687237B2 (ja) * 2015-12-18 2020-04-22 日本電気株式会社 医療面接支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラム
CN108766545B (zh) * 2018-05-31 2023-10-03 平安医疗科技有限公司 在线问诊科室分配方法、装置、计算机设备和存储介质
JP7456119B2 (ja) 2019-10-31 2024-03-27 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP7116875B2 (ja) 2020-09-15 2022-08-12 株式会社シーエス・ワークス 医療機関紹介システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169885A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Ehope:Kk 問診シミュレーション装置及び問診シミュレーション用プログラムを記録した記録媒体
JP2003256580A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Nec Soft Ltd 病院紹介システム
JP2004240734A (ja) * 2003-02-06 2004-08-26 Miyata Tadanori 病態推測システム
JP4897937B2 (ja) * 2009-08-06 2012-03-14 株式会社キャメッド 自動問診システム、自動問診プログラム及び自動問診方法
JP2011128855A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Toshiba Corp 病院受付システム、及び診療科振分装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014191638A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102558021B1 (ko) 임상 의사결정 지원 앙상블 시스템 및 이를 이용한 임상 의사결정 지원 방법
CN110291555B (zh) 用于促进对健康状况的计算分析的系统和方法
US8099304B2 (en) System and user interface for processing patient medical data
US20180068075A1 (en) Medical system and program
JP5663599B2 (ja) 診療支援システム及び診療支援方法
JP5054984B2 (ja) 個別健康指導支援システム
US10636515B2 (en) Medical or health information search support apparatus and medical or health information search support system
US20050010444A1 (en) System and method for assisting medical diagnosis using an anatomic system and cause matrix
JP2018503902A (ja) 診断妥当性基準を採用することによって病態を特定するための診断検査の最適なシーケンスを決定することに適合した医用鑑別診断装置
JP2018060529A (ja) コンテキストベースの患者類似性の方法及び装置
JP6152678B2 (ja) 情報処理方法、装置及びプログラム
JP5472922B2 (ja) 生活習慣改善支援システム、及び、生活習慣改善支援方法
JP2008146170A (ja) 医療施設検索装置及び方法
CN111415760A (zh) 医生推荐方法、系统、计算机设备及存储介质
CN112837767A (zh) 医疗数据的处理方法、健康档案系统
JP6205761B2 (ja) 健康支援システム、健康支援方法およびプログラム
JP2006243953A (ja) 誤診断防止システム、誤診断防止方法およびプログラム
WO2015045086A1 (ja) サービス提案装置、サービス提案方法及びサービス提案プログラム
US20190214114A1 (en) Systems and methods for accessing, combining and collaborative filtering of information from multiple electronic health records
JP2022142234A (ja) プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置
JP2021135930A (ja) 分析装置、分析方法、および分析プログラム
JP6261484B2 (ja) 診療情報分析装置、及び診療情報分析用プログラム
JP2015153306A (ja) 標準外治療判定支援システム、標準外治療判定支援方法、および標準外治療判定支援プログラム
JP2013164872A (ja) データベースシステム
US20230307133A1 (en) Method and system for generating a patient-specific clinical meta-pathway using machine learning

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6152678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150