JP2006243953A - 誤診断防止システム、誤診断防止方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 セキュアなネットワークを介して、専門医を選定して、診察結果を元に診断を行なうことにより、高度のノウハウの要求される診断において誤診断を防止することができる誤診断防止システム、誤診断防止方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】 地域の医療機関がそれぞれ端末101、2n1等を備え、個々の端末をセキュアなネットワーク400を介して相互接続し、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベース300に登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行なう。
【選択図】 図1
【解決手段】 地域の医療機関がそれぞれ端末101、2n1等を備え、個々の端末をセキュアなネットワーク400を介して相互接続し、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベース300に登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行なう。
【選択図】 図1
Description
本発明は、地域医療における誤診断防止システム、誤診断防止方法およびプログラムに関する。
従来、地域医療においては、個々の医療機関は小規模であり、また、特定の病気にかかる患者数も限定され個々の病気毎に、各医療機関が独自にその診断設備で診療や治療を行なっていた。
ここで、ピアレビュー申請の出力や事例情報の検索を行なう申請箇所と、ピアレビュー申請に対する診断結果の出力や事例情報の検索やスケジュールの登録を行なう診断箇所と、申請箇所および診断箇所間におけるそれぞれの情報の流れを制御するとともに、申請箇所および診断箇所からの事例情報の検索を処理する診断情報集配センタと、申請箇所、診断箇所、診断情報集配センタを相互に接続する情報通信ネットワークにより構成されることで、一人の医師が他の複数の医師やジッツの異なった医師等や専門家と相談したり、お互いの意見を聞いて参考にすることを可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−056088号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
地域医療においては、個々の医療機関は小規模であり、また、特定の病気にかかる患者数も限定され個々の病気を特定するためには、医師にその分野における高度のノウハウが要求される。しかしながら、地域の個々の医療機関で個々の病気ごとに高度のノウハウを保有する医師を常駐させることは困難である。
αという症状を呈する病気には病名A:発生確率x、病名B:発生確率y、病名C:発生確率zがある。ここで、x≒y≫zである。AとB or Cを区別するのは比較的簡単であるがBとCを区別するには高度のノウハウを必要とする。地域の個々の医療機関で高度のノウハウを保有することは困難であるという問題があり、BとCを区別するためには総合病院を紹介しなければならないという問題があった。
そこで、本発明は、セキュアなネットワークを介して、専門医を選定して、診察結果を元に診断を行なうことにより、高度のノウハウの要求される診断において誤診断を防止することができる誤診断防止システム、誤診断防止方法およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を含む誤診断防止システムであって、処置方法については、過去の処置方法と全治する度合い等を患者に示す表示手段Iと、患者にそれぞれのパラメータに対する重み付けを行なわせる入力手段IIIと、最終処置は個々のパラメータの一対比較行列を求める一対比較手段Iと、患者が個々のパラメータに対して重み付けを行なうための入力手段IVと、重み計算により治療方法を決定する決定手段Iとを有することを特徴とする誤診断防止システムである。
請求項2記載の発明は、ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を含む誤診断防止システムであって、地域の医療機関がそれぞれ端末を備え、個々の端末をセキュアなネットワークを介して相互接続し、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベースに登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行なうことを特徴とする誤診断防止システムである。
請求項3記載の発明は、ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を含む誤診断防止システムであって、個々の医療機関の端末において、患者の選好を基に数学的に処置方法を決定することを特徴とする誤診断防止システムである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の誤診断防止システムにおいて、病気の症状、診察の経緯、診断結果、処置方法、経過等を抽象化し、共有データベースとすることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、地域の医療機関の相互の間で、医療コミュニティを形成し、個々の医療機関の受付窓口に端末を配備し、更に医師のデスクにも端末を配備し、センターに個々の医療機関に所属する医師の専門分野を格納したデータおよび過去の診断・治療データを格納した共有データベースからなるネットワークで構成され、地域の中の一つの医療機関で受診した患者の診察結果を、緊急度を加味し端末に入力する入力手段Iと、この入力結果を元に共有データベースの中から専門医を複数人選び出す選択手段Iと、ネットワークを介してまず該当する専門医を呼び出すための受け付け窓口を呼び出す呼び出し手段Iと、次に設定されている優先順位に基づき専門医の予約をとりつける予約手段Iと、予約に応じて、個々の医師は診断し、診断結果を端末に入力する入力手段IIと、この入力結果をネットワークを介して収集する収集手段Iと、全員一致の場合のみ、診断完了とする判定手段Iと、この判定手段Iに於いては一人でも異なる診断を行った場合には、過去のデータベースを元に、再診のための詳細な手法を指示する指示手段Iと、この指示に基づき再診を行ない、新たなデータを端末に入力する入力手段Iと、全員一致するまで上述のプロセスを繰り返す処理手段Iと、を備えることを特徴とする誤診断防止システムである。
請求項6記載の発明は、ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を利用した誤診断防止方法であって、処置方法については、過去の処置方法と全治する度合い等を患者に示す表示手段Iと、患者にそれぞれのパラメータに対する重み付けを行なわせる入力手段IIIと、最終処置は個々のパラメータの一対比較行列を求める一対比較手段Iと、患者が個々のパラメータに対して重み付けを行なうための入力手段IVと、重み計算により治療方法を決定する決定手段Iとを有することを特徴とする誤診断防止方法である。
請求項7記載の発明は、ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を利用した誤診断防止方法であって、個々の医療機関の端末において、患者の選好を基に数学的に処置方法を決定することを特徴とする誤診断防止方法である。
請求項8記載の発明は、ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を利用した誤診断防止方法であって、地域の医療機関がそれぞれ端末を備え、個々の端末をセキュアなネットワークを介して相互接続し、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベースに登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行なうことを特徴とする誤診断防止方法である。
請求項9記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の誤診断防止方法において、病気の症状、診察の経緯、診断結果、処置方法、経過等を抽象化し、共有データベースとすることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、地域の医療機関の相互の間で、医療コミュニティを形成し、個々の医療機関の受付窓口に端末を配備し、更に医師のデスクにも端末を配備し、センターに個々の医療機関に所属する医師の専門分野を格納したデータおよび過去の診断・治療データを格納した共有データベースからなるネットワークで構成され、入力手段Iによって地域の中の一つの医療機関で受診した患者の診察結果を、緊急度を加味し端末に入力するステップと、選択手段Iによってこの入力結果を元に共有データベースの中から専門医を複数人選び出すステップと、呼び出し手段Iによってネットワークを介してまず該当する専門医を呼び出すための受け付け窓口を呼び出すステップと、予約手段Iによって次に設定されている優先順位に基づき専門医の予約をとりつけるステップと、入力手段IIによって予約に応じて、個々の医師は診断し、診断結果を端末に入力するステップと、収集手段Iによってこの入力結果をネットワークを介して収集するステップと、判定手段Iによって全員一致の場合のみ、診断完了とするステップと、指示手段Iによって判定手段Iに於いて一人でも異なる診断を行った場合には、過去のデータベースを元に、再診のための詳細な手法を指示するステップと、入力手段Iによってこの指示に基づき再診を行ない、新たなデータを端末に入力するステップと、処理手段Iによって全員一致するまで上述のプロセスを繰り返すステップとを有することを特徴とする誤診断防止方法である。
請求項11記載の発明は、処置方法について、表示手段Iによって過去の処置方法と全治する度合い等を患者に示すステップと、入力手段IIIによって患者にそれぞれのパラメータに対する重み付けを行なわせるステップと、一対比較手段Iによって最終処置は個々のパラメータの一対比較行列を求めるステップと、入力手段IVによって患者が個々のパラメータに対して重み付けを行なうためのステップと、決定手段Iによって重み計算により治療方法を決定するステップとを実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項12記載の発明は、個々の医療機関の端末に、患者の選好を基に数学的に処置方法を決定させる処理を実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項13記載の発明は、地域の医療機関のそれぞれの端末にセキュアなネットワークを介して相互接続させ、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベースに登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行なわせることを特徴とするプログラムである。
請求項14記載の発明は、請求項11から13のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、病気の症状、診察の経緯、診断結果、処置方法、経過等を抽象化し、共有データベースとすることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、地域の医療機関の相互の間で、医療コミュニティを形成し、個々の医療機関の受付窓口に端末を配備し、更に医師のデスクにも端末を配備し、センターに個々の医療機関に所属する医師の専門分野を格納したデータおよび過去の診断・治療データを格納した共有データベースからなるネットワークで構成され、入力手段Iによって地域の中の一つの医療機関で受診した患者の診察結果を、緊急度を加味し端末に入力するステップと、選択手段Iによってこの入力結果を元に共有データベースの中から専門医を複数人選び出すステップと、呼び出し手段Iによってネットワークを介してまず該当する専門医を呼び出すための受け付け窓口を呼び出すステップと、予約手段Iによって次に設定されている優先順位に基づき専門医の予約をとりつけるステップと、入力手段IIによって予約に応じて、個々の医師は診断し、診断結果を端末に入力するステップと、収集手段Iによってこの入力結果をネットワークを介して収集するステップと、判定手段Iによって全員一致の場合のみ、診断完了とするステップと、指示手段Iによって判定手段Iに於いて一人でも異なる診断を行った場合には、過去のデータベースを元に、再診のための詳細な手法を指示するステップと、入力手段Iによってこの指示に基づき再診を行ない、新たなデータを端末に入力するステップと、処理手段Iによって全員一致するまで上述のプロセスを繰り返すステップとを実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明の誤診断防止システム、誤診断防止方法およびプログラムによれば、セキュアなネットワークを介して、専門医を選定して、診察結果を元に診断を行なうことにより、高度のノウハウの要求される診断において誤診断を防止することができる。
次に、本発明の一実施の形態について図を参照して詳細に説明する。
αという症状を呈する病気には病名A:発生確率x、病名B:発生確率y、病名C:発生確率zがある。ここで、x≒y≫zである。AとB or Cを区別するのは比較的簡単であるがBとCを区別するには高度のノウハウを必要とする。地域の個々の医療機関で高度のノウハウを保有することは困難である。
ここでは、地域の医療機関の医師を専門分野ごとに細分し登録しておく。
受診を受けたM診療機関で診断困難と判断した場合は専門の登録医を複数人(三人以上)選び、インターネット経由で診断を行なう。
すなわち、本発明は、地域の医療機関の相互の間で、医療コミュニティを形成し、個々の医療機関の受付窓口に端末を配備し、更に医師のデスクにも端末を配備し、センターに個々の医療機関に所属する医師の専門分野を格納したデータおよび過去の診断・治療データを格納した共有データベースからなるネットワークで構成され、地域の中の一つの医療機関で受診した患者の診察結果を、緊急度を加味し、端末から入力し、この入力結果を基に共有データベースの中から専門医を複数人(3名以上)選び、専門医が所属する医療機関の受付窓口端末のみをネットワークを介して呼び出し、次に設定されている優先順位に基づき専門医の予約をとり緊急度に応じ個々に診断させる。この結果をネットワークを介して収集し、全員一致の場合のみ、診断完了とし、一人でも異なる診断を行った場合には、過去のデータベースを元に、再診を行い新たなデータを下に全員一致するまで上述のプロセスを繰り返す。また、処置方法については、過去の処置方法と全治する度合い等を患者に示し、患者にそれぞれのパラメータに対する重み付けを行わせ、最終処置は個々のパラメータの一対比較行列を求め患者の付けた重みによる計算により決定する。
図1を参照すると、本実施の形態においては、地域の医療機関の相互の間で、医療コミュニティを形成し、自己の医療機関100に端末101を配備し、個々の医療機関A(210)〜N(2n0)に受付窓口に端末211〜2n1を配備し、さらに医師のデスクにも端末212〜2n2を配備し、センターに個々の医療機関に所属する医師の専門分野を格納したデータおよび過去の診断・治療データを格納した共有データベース(300)からなり、ネットワーク(400)を介して相互接続されている。ここで、ネットワークはセキュアなインターネット等が用いられる。
自己の医療機関100において、診察医の診察結果と緊急度を入力する端末101を備え、端末101は、共有データベース(300)にアクセスし、診察結果から、その症状から病名を特定するための専門医を3名以上選ぶ手段を備え、選んだ専門医が所属する医療機関の受付窓口の端末のみにセキュアな回線を介してアクセスする。
さらに端末101は、専門医の診断結果を表示する手段、共有データベースおよび専門医の診断結果から再診方法を表示する手段そして、患者の選好を入力する手段を備え、専門医の診断結果および患者の選好結果から治療法を決定する手段を備える。
また、端末101は、端末212〜2n2の中で選ばれた端末との間で、共有データベースの暗号鍵を交換する手段を備える。ここで、診察結果および診断結果は暗号化され、共有データベース300にアップロードされる。
さらに、端末101は、症状、最終診断結果、処置方法および経過を抽象化し、共通のデータベースとする手段を有し、共有データベース300にアップロードする手段を備える。
医療機関A(210)〜医療機関N(2n0)の受付窓口端末(211)〜(2n1)は選択された専門医のいる窓口端末のみが選択され、診断要請と緊急度を表示する手段を備え、緊急度に応じて専門医の予約を取り付ける予約手段を備え、更に専門医の端末に、アクセス先を通知する手段を備える。
医療機関A(210)〜医療機関N(2n0)の専門医の端末(212)〜(2n2)では、予約された順番に、診断を進行される指示手段を備え、端末101からの予約を処理するときには、まず、端末101にアクセスし、共有データベースの暗号鍵を交換する手段を備え、共有データベースから、自分が診断すべき患者の診察結果を表示する手段、および診断結果および意見を入力する手段を備え、診断結果および意見は端末101との間で合意した暗号鍵で暗号化し、共有データベースにアップロードする。
共有データベース300は、患者個々人のカルテおよび診察結果、診断結果、処置方法および経過を暗号化して、保管する個人単位のファイル空間と、個々の病気ごとのデータを抽象化し、保管する空間とこれらの抽象化データベースは権限を有する医師が検索閲覧できる機構を備える。
次に、本実施の形態における処理動作について図面を参照して説明する。
図2を参照すると、まず、地域を指定し、地域に所属する医療機関の医師を専門分野ごとに細分して、共有データベースに登録する。
次に、自己の医療機関で診察した患者が自己の医療機関では診断困難と判断した場合には、端末101から共有データベースにアクセスし、登録されている専門医を3名以上選択する。
そして、専門医が所属する医療機関の受付窓口端末のみをネットワークを介して呼び出し、緊急度を加味し、専門医の診断の予約を取り付ける。
ここで、緊急度のレベルを三段階で区別する場合を示す。Critical:緊急(15分以内に対応)、Major:重要(24時間以内に対応)、Minor:要(3日以内に対応)。専門医が所属する医療機関の受付窓口端末は緊急度を加味し、専門医の診断の予約を入れる。
専門医の端末は、予約の設定時刻になると、専門医を呼ぶと同時に端末101と通信し、共有データベースの暗号化鍵を交換する。そして、診断に必要なデータを表示する。専門医は診察結果および必要なデータから、診断結果および意見を端末から入力し、暗号化し、共有データベースにアップロードする。
端末101は、指定の時刻になると、共有データベースにアクセスし、各専門医の診断結果を多数決判定する。
専門医全員の診断結果が一致した場合、診断完了とする。不一致が生じた場合には、緊急度を加味し、再度専門医を呼び出し、追加の診察方法および診断に必要なデータの指示を仰ぐ、この、指示に基づき、再診察を行ない、再度診断を仰ぐ、このプロセスを全員の専門医の診断結果が一致するまで実行する。
診断結果が決定すると、端末101は患者の選好を入力する。ここで、選好とは、短期療養希望a、長期療養でよいb、手術してもよいc、短期休暇をとってもよいd、長期休暇をとってもよい(病欠)e、休暇はとりたくないf等である。
これに対する、選択肢は、入院および手術o、入院および加療p、自宅療養および加療q、通勤および加療rである。
さらに、患者の自分の選好の重み付けを行なわせる。この結果、図3に示すような行列が求まる。
ここで、一対比較行列は、病気により事前に与えられるものとする。
この行列計算で最も値が大きくなったものが患者の希望する治療法であるが、病気により、この行列は縮退され選択範囲は狭まる。
さらに端末101では、病気の症状、最終的に診断された診断結果、処置方法および、経過を抽象化し、共有データベースにアップロードし、医師は閲覧可能にする。
上記の実施の形態によれば、セキュアなネットワークを介して、専門医を選定して、診察結果を元に診断を行なうことにより、高度のノウハウの要求される診断を行なうことが可能となる。
さらに、従来曖昧であった処置方法の決定についても患者の選好を基に一対比較行列により、数学的に処置方法を決定できるという効果がある。
また、これらの各種データは抽象化され、医師の閲覧を可能にするため将来における医療の発展に貢献するという効果がある。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態における各端末の機能を実現するためのプログラムを各装置等に読込ませて実行することにより本システムの機能を実現する処理を行なってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスク等を介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線等を介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
上述する各実施の形態は、各端末等が別個に接続されているシステム構成について説明したが、各機能が1つのコンピュータシステムとして実現されている構成や機能毎に複数のサーバ装置等が追加された構成にも適用可能であることはもちろんである。
100 自己の医療機関
101、211、212、2n0、2n1、2n2 端末
400 ネットワーク
210 医療機関
300 データベース
101、211、212、2n0、2n1、2n2 端末
400 ネットワーク
210 医療機関
300 データベース
Claims (15)
- ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を含む誤診断防止システムであって、
処置方法については、過去の処置方法と全治する度合い等を患者に示す表示手段Iと、患者にそれぞれのパラメータに対する重み付けを行なわせる入力手段IIIと、最終処置は個々のパラメータの一対比較行列を求める一対比較手段Iと、患者が個々のパラメータに対して重み付けを行なうための入力手段IVと、重み計算により治療方法を決定する決定手段Iとを有することを特徴とする誤診断防止システム。 - ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を含む誤診断防止システムであって、
地域の医療機関がそれぞれ端末を備え、個々の端末をセキュアなネットワークを介して相互接続し、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベースに登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行なうことを特徴とする誤診断防止システム。 - ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を含む誤診断防止システムであって、
個々の医療機関の端末において、患者の選好を基に数学的に処置方法を決定することを特徴とする誤診断防止システム。 - 病気の症状、診察の経緯、診断結果、処置方法、経過等を抽象化し、共有データベースとすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の誤診断防止システム。
- 地域の医療機関の相互の間で、医療コミュニティを形成し、個々の医療機関の受付窓口に端末を配備し、更に医師のデスクにも端末を配備し、センターに個々の医療機関に所属する医師の専門分野を格納したデータおよび過去の診断・治療データを格納した共有データベースからなるネットワークで構成され、地域の中の一つの医療機関で受診した患者の診察結果を、緊急度を加味し端末に入力する入力手段Iと、
この入力結果を元に共有データベースの中から専門医を複数人選び出す選択手段Iと、
ネットワークを介してまず該当する専門医を呼び出すための受け付け窓口を呼び出す呼び出し手段Iと、
次に設定されている優先順位に基づき専門医の予約をとりつける予約手段Iと、
予約に応じて、個々の医師は診断し、診断結果を端末に入力する入力手段IIと、
この入力結果をネットワークを介して収集する収集手段Iと、全員一致の場合のみ、診断完了とする判定手段Iと、
この判定手段Iに於いては一人でも異なる診断を行った場合には、過去のデータベースを元に、再診のための詳細な手法を指示する指示手段Iと、
この指示に基づき再診を行ない、新たなデータを端末に入力する入力手段Iと、
全員一致するまで上述のプロセスを繰り返す処理手段Iと、を備えることを特徴とする誤診断防止システム。 - ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を利用した誤診断防止方法であって、
処置方法については、過去の処置方法と全治する度合い等を患者に示す表示手段Iと、患者にそれぞれのパラメータに対する重み付けを行なわせる入力手段IIIと、最終処置は個々のパラメータの一対比較行列を求める一対比較手段Iと、患者が個々のパラメータに対して重み付けを行なうための入力手段IVと、重み計算により治療方法を決定する決定手段Iとを有することを特徴とする誤診断防止方法。 - ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を利用した誤診断防止方法であって、
個々の医療機関の端末において、患者の選好を基に数学的に処置方法を決定することを特徴とする誤診断防止方法。 - ネットワークを介して接続されている複数の機関の端末を利用した誤診断防止方法であって、
地域の医療機関がそれぞれ端末を備え、個々の端末をセキュアなネットワークを介して相互接続し、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベースに登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行なうことを特徴とする誤診断防止方法。 - 病気の症状、診察の経緯、診断結果、処置方法、経過等を抽象化し、共有データベースとすることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の誤診断防止方法。
- 地域の医療機関の相互の間で、医療コミュニティを形成し、個々の医療機関の受付窓口に端末を配備し、更に医師のデスクにも端末を配備し、センターに個々の医療機関に所属する医師の専門分野を格納したデータおよび過去の診断・治療データを格納した共有データベースからなるネットワークで構成され、
入力手段Iによって地域の中の一つの医療機関で受診した患者の診察結果を、緊急度を加味し端末に入力するステップと、
選択手段Iによってこの入力結果を元に共有データベースの中から専門医を複数人選び出すステップと、
呼び出し手段Iによってネットワークを介してまず該当する専門医を呼び出すための受け付け窓口を呼び出すステップと、
予約手段Iによって次に設定されている優先順位に基づき専門医の予約をとりつけるステップと、
入力手段IIによって予約に応じて、個々の医師は診断し、診断結果を端末に入力するステップと、
収集手段Iによってこの入力結果をネットワークを介して収集するステップと、
判定手段Iによって全員一致の場合のみ、診断完了とするステップと、
指示手段Iによって判定手段Iに於いて一人でも異なる診断を行った場合には、過去のデータベースを元に、再診のための詳細な手法を指示するステップと、
入力手段Iによってこの指示に基づき再診を行ない、新たなデータを端末に入力するステップと、
処理手段Iによって全員一致するまで上述のプロセスを繰り返すステップと、を有することを特徴とする誤診断防止方法。 - 処置方法について、表示手段Iによって過去の処置方法と全治する度合い等を患者に示すステップと、
入力手段IIIによって患者にそれぞれのパラメータに対する重み付けを行なわせるステップと、
一対比較手段Iによって最終処置は個々のパラメータの一対比較行列を求めるステップと、
入力手段IVによって患者が個々のパラメータに対して重み付けを行なうためのステップと、
決定手段Iによって重み計算により治療方法を決定するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 個々の医療機関の端末に、患者の選好を基に数学的に処置方法を決定させる処理を実行させることを特徴とするプログラム。
- 地域の医療機関のそれぞれの端末にセキュアなネットワークを介して相互接続させ、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベースに登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行なわせることを特徴とするプログラム。
- 病気の症状、診察の経緯、診断結果、処置方法、経過等を抽象化し、共有データベースとすることを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載のプログラム。
- 地域の医療機関の相互の間で、医療コミュニティを形成し、個々の医療機関の受付窓口に端末を配備し、更に医師のデスクにも端末を配備し、センターに個々の医療機関に所属する医師の専門分野を格納したデータおよび過去の診断・治療データを格納した共有データベースからなるネットワークで構成され、
入力手段Iによって地域の中の一つの医療機関で受診した患者の診察結果を、緊急度を加味し端末に入力するステップと、
選択手段Iによってこの入力結果を元に共有データベースの中から専門医を複数人選び出すステップと、
呼び出し手段Iによってネットワークを介してまず該当する専門医を呼び出すための受け付け窓口を呼び出すステップと、
予約手段Iによって次に設定されている優先順位に基づき専門医の予約をとりつけるステップと、
入力手段IIによって予約に応じて、個々の医師は診断し、診断結果を端末に入力するステップと、
収集手段Iによってこの入力結果をネットワークを介して収集するステップと、
判定手段Iによって全員一致の場合のみ、診断完了とするステップと、
指示手段Iによって判定手段Iに於いて一人でも異なる診断を行った場合には、過去のデータベースを元に、再診のための詳細な手法を指示するステップと、
入力手段Iによってこの指示に基づき再診を行ない、新たなデータを端末に入力するステップと、
処理手段Iによって全員一致するまで上述のプロセスを繰り返すステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2005056315A Withdrawn JP2006243953A (ja) | 2005-03-01 | 2005-03-01 | 誤診断防止システム、誤診断防止方法およびプログラム |
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