JP6152510B1 - 折りたたみ椅子用荷棚装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は折りたたみ椅子の座板の下側にあって、折りたたみ動作に連動し、且つ荷棚の両側面と後方面に対する荷物の落下と盗難を防止することができる折りたたみ椅子用荷棚装置を提供することである。【解決手段】 折りたたみ椅子の左右前後の脚に可動状態に係止された座板の下側に、該座板との間に手荷物を載置する区画を確保し且つ前記左右前後の脚間に配設する荷棚と、該荷棚の左右側辺に有する前記左右前後の脚に係わるスライド機構を備えた側部落下防止手段と、前記左右前後の脚に、前記スライド機構と合致する係止具を備えた折りたたみ椅子用荷棚装置である。【選択図】図1
Description
本発明は、折りたたみ椅子の座板の下側に設けた、荷物の落下及び盗難を防止できる荷棚であり、椅子を折りたたみ動作に動作に連動してたためる荷棚装置に関する。
従来より座板の下に荷棚が設けられた折りたたみ椅子が出願れているが、この荷棚の両側方向と後方向に、荷物の落下及び盗難を防止できる手段を設けた折りたたみ椅子はなかった。
本発明の解決課題は、折りたたみ椅子を使用する環境には、各種のイベントや講演会などのように不特定多数の人が集うことが多く、このようなときに折りたたみ椅子を利用する人にとって、手荷物の置き場所がないので不便であり、また椅子に座っているときは前方に注意がそそがれているために、後方からの盗難に対して全く無防備になってしまう。
例えば先行文献1は荷棚の四方に低い立ち上がりが設けられているが、荷棚自体が低い位置にあるので座板との間隔が広く、後方から荷棚に置いた荷物を盗まれやすい上に、椅子を前後に複数列並べたときの間隔が狭い場合は、後ろの座席に座る人にとって、足が荷棚または荷棚に置かれた荷物につかえるので足元が窮屈であり、更にこの荷棚は椅子を折りたたむときは、棚が山形に折れ曲がる構造であるから、連動的には折りたたみにくく、折りたたむ作業が非常に面倒である。
また先行文献2は、椅子の折りたたみ動作に連動して荷棚をたためるが、荷棚に置かれた荷物が側面方向と後面方向に落下しやすく盗難もされやすい。
更に上述する選考文献の荷棚は、何れもワイヤーメッシュによるもので、この方法は荷棚の制作に手間が掛かるし、清掃するときも厄介である。
そこで本発明は上記の課題を解決し、荷棚の構成を極めて簡単にした上で、椅子を開きまた折りたたむときの動作に連動し、且つ棚の両側面と後方面に対する荷物の落下と盗難を防止できる折りたたみ椅子用の荷棚装置を提供することである。
例えば先行文献1は荷棚の四方に低い立ち上がりが設けられているが、荷棚自体が低い位置にあるので座板との間隔が広く、後方から荷棚に置いた荷物を盗まれやすい上に、椅子を前後に複数列並べたときの間隔が狭い場合は、後ろの座席に座る人にとって、足が荷棚または荷棚に置かれた荷物につかえるので足元が窮屈であり、更にこの荷棚は椅子を折りたたむときは、棚が山形に折れ曲がる構造であるから、連動的には折りたたみにくく、折りたたむ作業が非常に面倒である。
また先行文献2は、椅子の折りたたみ動作に連動して荷棚をたためるが、荷棚に置かれた荷物が側面方向と後面方向に落下しやすく盗難もされやすい。
更に上述する選考文献の荷棚は、何れもワイヤーメッシュによるもので、この方法は荷棚の制作に手間が掛かるし、清掃するときも厄介である。
そこで本発明は上記の課題を解決し、荷棚の構成を極めて簡単にした上で、椅子を開きまた折りたたむときの動作に連動し、且つ棚の両側面と後方面に対する荷物の落下と盗難を防止できる折りたたみ椅子用の荷棚装置を提供することである。
本発明は折りたたみ椅子の左右前後の脚に可動状態に係止された座板の下側に、該座板との間に手荷物を載置する区画を確保し且つ前記左右前後の脚間に配設する荷棚と、該荷棚の左右側辺に有する前記左右前後の脚に係わるスライド機構を備えた側部落下防止手段と、前記左右前後の脚に前記スライド機構と合致する係止具を備えている。
本発明は請求項1及び2によって、折りたたみ椅子の荷棚に手荷物が置け、且つ荷棚が椅子の折りたたみ動作に連動し、また荷棚の両側辺に側部落下防手段及び荷棚の後辺にも後部落下防止手段を設けているので、荷棚に置かれた荷物の落下を防止できる上に、両側方と後方からの盗難をも防止できる。
本発明の基本構成である実施例1を図1に基づいて詳細に説明するにあたり、各部の符号の30番以前が本発明であり、30番以降は既存の折りたたみ椅子である。
図1は本実施例の使用可能時の正面図であって、一般的な折りたたみ椅子の座板34の下側に荷棚1を配設し、この荷棚1の両側辺にスライド孔Aとスライド孔Bを形成する側部落下防止体2・2を上方に向けて連設し、この側部落下防止体2・2を係止具A5・5によって前脚31に係止するとともに係止具B6・6によって後脚33に係止している。
図1は本実施例の使用可能時の正面図であって、一般的な折りたたみ椅子の座板34の下側に荷棚1を配設し、この荷棚1の両側辺にスライド孔Aとスライド孔Bを形成する側部落下防止体2・2を上方に向けて連設し、この側部落下防止体2・2を係止具A5・5によって前脚31に係止するとともに係止具B6・6によって後脚33に係止している。
次に、図2は図1のa−a断面図であって、座板34は座板支持軸A35によって前脚31に軸止し、且つ座板支持軸B36は持ち出し片37を介して後脚33に取り付けられていて、座板34の下側に配設する荷棚1の側辺から上方に向けて連接する側部落下防止体2は、前方側の下段に形成するスライド孔A3を係止具A5によって前脚31に係止し、後方側上段に形成するスライド孔B4を係止具B6によって後脚33に係止している。
そして側部落下防止体2の前側上部を段部7によって高さを低くしていて、これにより当該の椅子を折りたたんだ際に、側部落下防止体2の上端が持ち出し片37に当接するのを防ぐことができ、また荷棚自体が自重によってスライド孔B4の長さ分だけ下方に移動するので、荷棚1の先端が座板支持軸A35に当接を防いでいる。
そして側部落下防止体2の前側上部を段部7によって高さを低くしていて、これにより当該の椅子を折りたたんだ際に、側部落下防止体2の上端が持ち出し片37に当接するのを防ぐことができ、また荷棚自体が自重によってスライド孔B4の長さ分だけ下方に移動するので、荷棚1の先端が座板支持軸A35に当接を防いでいる。
当該折りたたみ椅子をたたむ際は、前脚31と後脚33と座板34と荷棚1のそれぞれの動きの形状が複雑に変化するものであり、荷棚1の先端部分が座板支持軸35への当接を防ぐ目的で荷棚1の奥行きを短くした場合は、前脚31と後脚33が床面を底辺とする三角形を呈していることから、短くした分だけ荷棚1を上方に移動する必要があるので、荷棚の奥行きを短くしても座板支持軸35への当接を防ぐことはできない。
また、逆に荷棚1の高さを床側に下げたとしても、結局下げた分だけ荷棚1の奥行きが長くなるのでこの問題の解決にはならない。
荷棚1の重量は椅子本体に対してかなり軽いものではあるが、荷棚1と後部落下防止体11に開口部を多く設けると更に軽くできる。
また、荷棚1の製造方法は、金属板の打ち抜き加工と折り曲げ加工のみで成形できるので、前述の先行文献にあるワイヤーメッシュ式より安価であることは確実である。
また、逆に荷棚1の高さを床側に下げたとしても、結局下げた分だけ荷棚1の奥行きが長くなるのでこの問題の解決にはならない。
荷棚1の重量は椅子本体に対してかなり軽いものではあるが、荷棚1と後部落下防止体11に開口部を多く設けると更に軽くできる。
また、荷棚1の製造方法は、金属板の打ち抜き加工と折り曲げ加工のみで成形できるので、前述の先行文献にあるワイヤーメッシュ式より安価であることは確実である。
側部落下防止体2の高さの寸法は、当該折りたたみ椅子をたたんだ状態で、前脚31の直径と後脚33の直径と、この前足31と後脚33の空き間を足した長さが良く、また−ライド孔A3とスライド孔B4の平行的間隔の寸法は、前脚の芯から後脚の芯までの空き間を含めた長さが良い。
更に、前脚31と後脚33の開き角度と荷棚1の床面からの高さによっては、スライド孔B4をなくして、係止具B6の軸止として荷棚1を回動可能状態にしても効果に変わりはない。
更に、前脚31と後脚33の開き角度と荷棚1の床面からの高さによっては、スライド孔B4をなくして、係止具B6の軸止として荷棚1を回動可能状態にしても効果に変わりはない。
次に本発明の実施例2を図3に基づいて詳細に説明する。
図3は荷棚1を示す斜視図であって、前脚31・31と後脚33・33に囲まれた部分に配置する荷棚1の両側辺から上方に向けて連接する側部落下防止体2・2は、前側下段に前記前脚31・31に設けた係止具A5・5に係わるスライド孔A3・3と、後側上部に後脚33・33に軸着部12・12を設けて荷棚1を回動可能とし、且つ荷棚1の後辺に後部落下防止体11を上方に向けて設け、この後部落下防止体11は上部の両端に摺動部15・15を外側に突き出た状態に形成し、下部は前記荷棚1の後辺に開き方向に働くバネ付き蝶着部14・14によって常時押上状態の回動可能とし、これによって摺動部15・15は後脚33・33の前面を上下に摺動可能にしている。
よって当該折りたたみ椅子を折りたたむ際は、前脚31と後脚33は互いに並行になりつつ接近するので、係止具A5はスライド孔A3の中を後方に向けて移動し、このとき荷棚1は軸着部12を芯にして上方に向けて旋回をつづけ、後部落下防止体11もこれに連動して摺動部15・15は僅かに摺動する。
図3は荷棚1を示す斜視図であって、前脚31・31と後脚33・33に囲まれた部分に配置する荷棚1の両側辺から上方に向けて連接する側部落下防止体2・2は、前側下段に前記前脚31・31に設けた係止具A5・5に係わるスライド孔A3・3と、後側上部に後脚33・33に軸着部12・12を設けて荷棚1を回動可能とし、且つ荷棚1の後辺に後部落下防止体11を上方に向けて設け、この後部落下防止体11は上部の両端に摺動部15・15を外側に突き出た状態に形成し、下部は前記荷棚1の後辺に開き方向に働くバネ付き蝶着部14・14によって常時押上状態の回動可能とし、これによって摺動部15・15は後脚33・33の前面を上下に摺動可能にしている。
よって当該折りたたみ椅子を折りたたむ際は、前脚31と後脚33は互いに並行になりつつ接近するので、係止具A5はスライド孔A3の中を後方に向けて移動し、このとき荷棚1は軸着部12を芯にして上方に向けて旋回をつづけ、後部落下防止体11もこれに連動して摺動部15・15は僅かに摺動する。
次に実施例3を図4・図5・図6に基づいて詳細に説明する。
図4は本実施例の荷棚1を示す斜視図であって、前脚31・31と後脚33・33に囲まれた部分に位置する荷棚1の両側辺に、前記前脚31・31に設けた係止具A5・5に係わるスライド孔A3・3と、後脚33・33に設けた係止具B6・6に係わるスライド孔4・4を形成す側部落下防止体を上方に向けて設けている。
更に荷棚1の後辺に設けた後部落下防止体11は、上部の両端に摺動部15・15を形成し、下部は前記荷棚1の後辺にに蝶着部13・13によって回動可能とし、摺動部15・15は後脚33・33にに設けた案内具A16・16にそれぞれ嵌め入れている。
この構成によると、当該折りたたみ椅子をたたむ際、前述したようにスライド孔B4の長さ分だけ荷棚1が自重で下方に移動するので、折りたたみを完了したときに側部落下防止体2・2の先端を座板支持軸A35から遠さけることができ、また摺動部15・15の摺動幅は実施例2より長くなるので、案内具A16の長さもこれに合わせたものとする。
図4は本実施例の荷棚1を示す斜視図であって、前脚31・31と後脚33・33に囲まれた部分に位置する荷棚1の両側辺に、前記前脚31・31に設けた係止具A5・5に係わるスライド孔A3・3と、後脚33・33に設けた係止具B6・6に係わるスライド孔4・4を形成す側部落下防止体を上方に向けて設けている。
更に荷棚1の後辺に設けた後部落下防止体11は、上部の両端に摺動部15・15を形成し、下部は前記荷棚1の後辺にに蝶着部13・13によって回動可能とし、摺動部15・15は後脚33・33にに設けた案内具A16・16にそれぞれ嵌め入れている。
この構成によると、当該折りたたみ椅子をたたむ際、前述したようにスライド孔B4の長さ分だけ荷棚1が自重で下方に移動するので、折りたたみを完了したときに側部落下防止体2・2の先端を座板支持軸A35から遠さけることができ、また摺動部15・15の摺動幅は実施例2より長くなるので、案内具A16の長さもこれに合わせたものとする。
次に図5は本実施例を前方から見た正面図であって、座板34の下に荷棚1を配設し、この荷棚の両側辺部にスライド孔Aとスライド孔Bを形成する側部落下防止体2・2を上方に向けて連設し、この側部落下防止体2・2を係止具A5・5によって前脚31に、また係止具B6・6によって後脚33にそれぞれ係止している。
更に後部落下防止体11は、上部の両端に摺動部15・15を形成して後脚33・33に設けた案内具16・16に嵌め入れ、下部は荷棚1の後辺に蝶着部13・13によって回動可能としている。
更に後部落下防止体11は、上部の両端に摺動部15・15を形成して後脚33・33に設けた案内具16・16に嵌め入れ、下部は荷棚1の後辺に蝶着部13・13によって回動可能としている。
次に、図6は図5のb−b断面図であって、座板34は座板支持軸A35によって前脚31に、また座板支持軸B36によって持ち出し片37を介して後脚33付けられ、
そして側部落下防止体2の前側下部に形成するスライド孔A3を係止具A5によって前脚に係止し、また後方上部に形成するスライド孔B4を係止具B6によって後脚に係止し、更に後部落下防止体11は下端を荷棚1に蝶着部13によって回動を可能にしていて、上端は後脚に設けた案内具A16に嵌め入れて上下に可動するものとしている。
そして側部落下防止体2の前側下部に形成するスライド孔A3を係止具A5によって前脚に係止し、また後方上部に形成するスライド孔B4を係止具B6によって後脚に係止し、更に後部落下防止体11は下端を荷棚1に蝶着部13によって回動を可能にしていて、上端は後脚に設けた案内具A16に嵌め入れて上下に可動するものとしている。
ここで本実施例の使用状態を図6・図7に基づいて順次詳細に述べる。
先ず、図6は当該折りたたみ椅子を使用できる状態であって、荷棚1は床面と平行に保たれている。
次に図7の左図は、図6の状態から座板34を約70°たたみ上げたときの状態を示している。
次に、図7の右図は折りたたみを完了した状態であって、前脚31と荷棚1は密着し、折りたたんだ状態での椅子の厚さは従来のものとほぼ同じであって、椅子の持ち運びや収納についてもこれまでと変わらない。
先ず、図6は当該折りたたみ椅子を使用できる状態であって、荷棚1は床面と平行に保たれている。
次に図7の左図は、図6の状態から座板34を約70°たたみ上げたときの状態を示している。
次に、図7の右図は折りたたみを完了した状態であって、前脚31と荷棚1は密着し、折りたたんだ状態での椅子の厚さは従来のものとほぼ同じであって、椅子の持ち運びや収納についてもこれまでと変わらない。
次に本発明の実施例4を図8に基づいて詳細に説明する。
左右の前脚31・31の対向する位置に突起部21・21を設け、更に左右の後脚33・33の対向する位置にも突起部21・21を設け、これら突起部に合致する案内溝22を側部落下防止体2・2に設けたもので、この方法によると、荷棚に置いた荷物に突起部21・21の先端が接触するのを防げる。
左右の前脚31・31の対向する位置に突起部21・21を設け、更に左右の後脚33・33の対向する位置にも突起部21・21を設け、これら突起部に合致する案内溝22を側部落下防止体2・2に設けたもので、この方法によると、荷棚に置いた荷物に突起部21・21の先端が接触するのを防げる。
次に本発明の実施例5を図9に基づいて詳細に説明する。
荷棚1と側部落下防止体2・2は前述する実施例2と同じであるが、異なる点は後部落下防止体11と荷棚1と側部落下防止体2・2を一体に構成していることである。
この荷棚1の構成による当該折りたたみ椅子をたたむ際に、荷棚1は軸着部12を芯にして上方に旋回したときに側部落下防止体2の先端が座板支持軸35Aに当接するので、段部7・7から先端側の高さが低いほど折りたたみを完了したときに、荷棚1を前脚31により近づけることができる。
このことは前述の実施例2にも共通することである。
この構成によると、後部落下防止体の高さは実施例2より低いがそれなりの効果が得られる上に、部品点数を少なくできるので安価に制作できる。
荷棚1と側部落下防止体2・2は前述する実施例2と同じであるが、異なる点は後部落下防止体11と荷棚1と側部落下防止体2・2を一体に構成していることである。
この荷棚1の構成による当該折りたたみ椅子をたたむ際に、荷棚1は軸着部12を芯にして上方に旋回したときに側部落下防止体2の先端が座板支持軸35Aに当接するので、段部7・7から先端側の高さが低いほど折りたたみを完了したときに、荷棚1を前脚31により近づけることができる。
このことは前述の実施例2にも共通することである。
この構成によると、後部落下防止体の高さは実施例2より低いがそれなりの効果が得られる上に、部品点数を少なくできるので安価に制作できる。
次に本発明の実施例6を図10に基づいて詳細に説明する。
この実施例は前述する実施例とは異なり、後部落下防止体19は荷棚1とは係わりなく独立し、後脚33・33の間の適宜位置に固着するもので、この後部落下防止体19の大きさと形状は所要に応じて変更できるので、後方からの盗難を防止できる効果は大きい。
また、この実施例と前述する他の実施例とを併用することも可能である。
この実施例は前述する実施例とは異なり、後部落下防止体19は荷棚1とは係わりなく独立し、後脚33・33の間の適宜位置に固着するもので、この後部落下防止体19の大きさと形状は所要に応じて変更できるので、後方からの盗難を防止できる効果は大きい。
また、この実施例と前述する他の実施例とを併用することも可能である。
次に本発明の実施例7を図11に基づいて詳細に説明する。
図11の左図は当該折りたたみ椅子のc−c断面図であって、これまでの実施例では側部落下防止体2・2に設けていた下段のスライド孔に代えて、前脚31に係わる軸着部8とし、また上段のスライド孔B4を前方へ延長するとともに、実施例6の後部落下防止体19をも同時に備えている。
この実施例の当該折りたたみを椅子をたたむ際は、前述の実施例と同じく座板34の先端を上方に持ち上げてゆくと、前脚31と後脚33は互いに平行になりつつ接近し、荷棚1は軸着部8を芯にして下方に旋回しながら、係止具6もスライド孔B4を前方に移動してゆく。
右図は折りたたみを完了した状態を示していて、荷棚1は座板34の下側の前脚31・31と後脚33・33の間に収まり、このとき後部落下防止体19は荷棚1及び座板34と干渉することはない。
図11の左図は当該折りたたみ椅子のc−c断面図であって、これまでの実施例では側部落下防止体2・2に設けていた下段のスライド孔に代えて、前脚31に係わる軸着部8とし、また上段のスライド孔B4を前方へ延長するとともに、実施例6の後部落下防止体19をも同時に備えている。
この実施例の当該折りたたみを椅子をたたむ際は、前述の実施例と同じく座板34の先端を上方に持ち上げてゆくと、前脚31と後脚33は互いに平行になりつつ接近し、荷棚1は軸着部8を芯にして下方に旋回しながら、係止具6もスライド孔B4を前方に移動してゆく。
右図は折りたたみを完了した状態を示していて、荷棚1は座板34の下側の前脚31・31と後脚33・33の間に収まり、このとき後部落下防止体19は荷棚1及び座板34と干渉することはない。
次に本発明の実施例8を図12・図13・図14に基づいて詳細に説明する。
先ず図12はこの実施例のd−d断面であって,側部落下防止体2は前脚31に軸着部8によって回動可能とし、後部の軸着部18は後部落下防止体20両側片の中央に軸着部18によって軸着し、更に後脚33に後部落下防止体20を誘導するための案内具B17を設けている。
先ず図12はこの実施例のd−d断面であって,側部落下防止体2は前脚31に軸着部8によって回動可能とし、後部の軸着部18は後部落下防止体20両側片の中央に軸着部18によって軸着し、更に後脚33に後部落下防止体20を誘導するための案内具B17を設けている。
次に図13は図12のe−e断面図であって、後部落下防止体20を正面から見ていて、この後部落下防止体20の両側の中央を側部落下防止体2・2の上部に軸着部18によって回動可能とし、更に後部落下防止体20の両端上下の四箇所に摺動部15を設けて、この摺動分15を後脚33の内側に対向して備えた案内具B17に嵌め入れている。
次に図14の左図は当該折りたたみ椅子を約70°までたたみ上げた状態を示していて、側部落下防止体2は軸着部8を芯にして下方に旋回し、これに連動して後部落下防止体20も軸着部18によって回転しながら案内具B17の中を下方に移動してゆく。
右図は折りたたみを完了した状態を示していて、荷棚1は座板34の下側の前脚31・31と後脚33・33の間に収まる。
右図は折りたたみを完了した状態を示していて、荷棚1は座板34の下側の前脚31・31と後脚33・33の間に収まる。
1:荷棚 2:側部落下防止体 3:スライド孔A
4:スライド孔B 5:係止具A 6:係止具B
7:段部 8:軸着部 9:折り返し
11:後部落下防止体 12:軸着部 13:蝶着部
14:バネ付き蝶着部 15:摺動部 16:案内具A
17:案内具B 18:軸着部 19:後部落下防止体
20:後部落下防止体 21:案内凸部 22:案内溝
31:前脚 32:背もたれ 33:後脚
34:座板 35:座板支持軸A 36:座板支持軸B
37:持ち出し片
4:スライド孔B 5:係止具A 6:係止具B
7:段部 8:軸着部 9:折り返し
11:後部落下防止体 12:軸着部 13:蝶着部
14:バネ付き蝶着部 15:摺動部 16:案内具A
17:案内具B 18:軸着部 19:後部落下防止体
20:後部落下防止体 21:案内凸部 22:案内溝
31:前脚 32:背もたれ 33:後脚
34:座板 35:座板支持軸A 36:座板支持軸B
37:持ち出し片
Claims (7)
- 折りたたみ椅子の左右前後の脚に可動状態に係止された座板の下側に、該座板との間に手荷物を載置する区画を確保し且つ前記左右前後の脚間に配設する荷棚と、
該荷棚の左右側辺に有する前記左右前後の脚に係わるスライド機構を備えた側部落下防止手段と、
前記左右前後の脚に、前記スライド機構と合致する係止具を備えた折りたたみ椅子用荷棚装置。 - 折りたたみ椅子の左右前後の脚に可動状態に係止された座板の下側に、該座板との間に手荷物を載置する区画を確保し且つ前記左右前後の脚間に配設する荷棚と、
該荷棚の左右側辺に有する前記左右前後の脚に係わるスライド機構を備えた側部落下防止手段と、
前記左右前後の脚のそれぞれに備えた前記スライド機構と合致する係止具と、
前記荷棚の後辺に後部落下防止手段を備えた折りたたみ椅子用荷棚装置。 - 前記スライド機構は、側部落下防止体に形成した長孔と、該長孔に合致する前記左右前後の脚に備えた係止具である請求項1又は2に記載の折りたたみ椅子用荷棚装置。
- 前記スライド機構は、上段のみを長孔とし下段は前記前脚に軸着、または下段のみを長孔とし上段は前記後脚に軸着とする請求項1から3のいずれかに記載の折りたたみ椅子用荷棚装置。
- 折りたたみ椅子の左右前後の脚に可動状態に係止された座板の下側に、該座板との間に手荷物を載置する区画を確保し且つ前記左右前後の脚間に配設する荷棚と、
該荷棚の左右側辺に有する前記左右前後の脚に係わるスライド機構を備えた側部落下防止手段と、
前記左右前後の脚に、前記スライド機構と合致する係止具を備えたことと、
前記左右の後脚の間に、前記荷棚と別体の後部落下防止手段を備えた折りたたみ椅子用荷棚装置。 - 前記スライド機構は、側部落下防止体に形成した長孔と、該長孔に合致する前記左右前後の脚に備えた係止具である請求項5に記載の折りたたみ椅子用荷棚装置。
- 前記スライド機構は、上段のみを長孔とし下段は前記前脚に軸着、または下段のみを長孔とし上段は前記後脚に軸着とする請求項5又は6に記載の折りたたみ椅子用荷棚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016226321A JP6152510B1 (ja) | 2016-11-02 | 2016-11-02 | 折りたたみ椅子用荷棚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2016226321A JP6152510B1 (ja) | 2016-11-02 | 2016-11-02 | 折りたたみ椅子用荷棚装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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