JP6151655B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6151655B2
JP6151655B2 JP2014047860A JP2014047860A JP6151655B2 JP 6151655 B2 JP6151655 B2 JP 6151655B2 JP 2014047860 A JP2014047860 A JP 2014047860A JP 2014047860 A JP2014047860 A JP 2014047860A JP 6151655 B2 JP6151655 B2 JP 6151655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control circuit
alarm
memory
display
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014047860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015172816A (ja
Inventor
洋志 沖田
洋志 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP2014047860A priority Critical patent/JP6151655B2/ja
Priority to DE102015002717.4A priority patent/DE102015002717B4/de
Priority to US14/641,661 priority patent/US9483045B2/en
Priority to CN201510105146.7A priority patent/CN104914784A/zh
Publication of JP2015172816A publication Critical patent/JP2015172816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6151655B2 publication Critical patent/JP6151655B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/408Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by data handling or data format, e.g. reading, buffering or conversion of data
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/34Director, elements to supervisory
    • G05B2219/34361Mask for interrupts, inhibit during more important tasks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Description

本発明は数値制御装置に関する。特に、本発明はデバイスやメモリへのアクセス時の異常の種類に応じて、アラーム報知の方法を変更することが可能な数値制御装置に関する。
工作機械を制御するために使用される数値制御装置(CNC)は、演算を行うための中央処理装置(CPU)、OSなどが格納されているメモリ、メモリを制御するメモリ制御回路、軸を制御する軸制御回路、表示を行う表示制御回路などで構成されている。
図5は、一般的な数値制御装置の構成を示しており、数値制御装置10内に、CPU20、バスを制御するバス制御回路30、軸を制御する軸制御回路40、表示装置を制御する表示制御回路50、メモリ70、メモリ70制御用のメモリ制御回路60が設けられており、メモリ70内には、メモリのデータ異常検出用データ80(パリティデータやECC)が格納されている。また、軸制御回路40、表示制御回路50、メモリ制御回路60、メモリ70は互いにバス90で接続されており、バス90を制御するためのバス制御回路30が設けられている。さらに、CPU20とバス90とは図示しないバス接続回路によって接続されている。
図6は、このように構成された数値制御装置10において、軸制御処理中の信号のやりとりを示している。CPU20とバス制御回路30との間で信号のやりとりをして、バス制御回路30からメモリ制御回路60を通じてメモリ70内のデータを取得し、軸制御回路40を通じて図示しない軸を制御している。
図7は、表示装置の制御処理中の信号のやりとりを示している。CPU20とバス制御回路30との間で信号のやりとりをして、バス制御回路30からメモリ制御回路60を通じてメモリ70内のデータを取得し、表示制御回路50を通じて図示しない表示装置を制御している。
ここで、メモリ70内のデータ異常検出用データ80は、メモリ制御回路60で監視している。メモリ制御回路60によって、万が一メモリ70内のデータに異常が検出された場合には、メモリ制御回路60はCPUに対してアラームを送出する。図8は、そのときのメモリ70のデータ異常時の処理を示している。図7に示した状態と同様に、表示制御処理を行っているときに、外乱等によるデータの乱れが発生すると、メモリ制御回路60によってデータの異常を検出し、メモリ制御回路60からCPU20にアラームを送出する。アラームを受信したCPU20は処理を停止する。
また、メモリやデバイスにアクセスするためのバス90にもメモリ70と同様にデータの異常検出用データが付加されており、各制御回路は受け取ったデータの異常を監視して、万が一データに異常が検出された場合には、各制御回路はCPU20に対してアラームを送出する。そして、アラームを受信したCPU20は処理を停止する。
さらに、バス制御回路30はバス90のサイクルタイムを監視する機能を有しており、各制御回路へのアクセスに対して応答がないなどの異常が検出された場合にも、CPU20に対してアラームを送出する。図9はそのときの様子を示しており、表示装置の制御処理中に、バス90に対して外乱によるサイクルの乱れが発生すると、バス制御回路30においてサイクルの異常を検出し、バス制御回路30からCPU20へアラームを送出する。そして、アラームを受信したCPU20は処理を停止する。
また、各制御回路はそれぞれバス90のデータをチェックする機能を有しており、バス90から受け取ったデータに異常を検出すると、制御回路はCPU20に対してアラームを送出する。図10は、そのときの様子を示しており、表示装置の制御処理中に、バス90に対して外乱によるデータの乱れが発生すると、表示制御回路50においてデータの異常を検出し、表示制御回路50からCPU20へアラームを送出する。そして、アラームを受信したCPU20は処理を停止する。
このように、一般的な工作機械においては、各制御回路からCPU20に対してアラームが送出されると、処理を停止する。これは、誤動作によって軸が想定外の動作をすると、機械の破損や事故が発生する可能性があるため、安全を考慮して行っているものである。
特許文献1には、PLC用CPUモジュールにおいて運転状態のステータスを判定し、異常状態を検知した場合にPLC用CPUモジュールを停止し、その後異常が一過性の異常であったと判定された場合には、PLC用CPUモジュールを再起動する再起動手段を備える技術が開示されている。
特開2009−104246号公報
従来技術においては、どのような異常が発生した場合であっても、いずれかの制御回路からCPU20に対してアラームが送出されて処理が停止される。ここで、数値制御装置を使用した工作機械において、処理が途中で停止した場合、再起動などで時間のロスが発生する。また、加工中に処理が停止した場合は、加工面に停止の影響が出ることがあり、材料の損失が発生することがある。特に金型などの加工においては、1つの加工に数時間を要するものもあり、加工が途中で停止した場合、時間的な損失も大きくなることがある。
特許文献1に開示される技術においても、異常が一過性の異常であったと判断された場合には、PLC用CPUモジュールを再起動する技術が開示されているが、異常が発生した場合にはいったん停止をするために、従来技術と同様に、処理の停止による時間のロスや材料の損失が発生するおそれがある。
そこで本発明は、異常による処理の停止の発生確率を下げることができる数値制御装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明では、中央処理装置(CPU)と、メモリと、該メモリを制御するメモリ制御回路と、軸を制御するための軸制御回路と、表示を制御するための表示制御回路と、システムバスと、該システムバスを制御するバス制御回路と、予めアラームマスク情報が設定された判断部とを有し、前記システムバスは、前記メモリ制御回路と前記軸制御回路と前記表示制御回路と前記バス制御回路とを互いに接続した数値制御装置であって、前記判断部は、データまたはバスサイクルの異常の検出による、前記メモリ制御回路、前記軸制御回路、前記表示制御回路又は前記バス制御回路の何れかの制御回路から出力されるアラーム要因情報と、前記アラームマスク情報とを比較し、その比較結果に応じてアラームを前記中央処理装置に送出しないようにマスクする処理を行い、前記表示制御回路による表示処理中に、前記表示処理において発生したデータの異常又は前記バスのサイクルの異常のいずれかが発生した場合、前記判断部はアラームを前記中央処理装置に送出せず、前記表示制御回路は画面の再表示の処理を行うことを特徴とする数値制御装置が提供される。
請求項1に係る発明では、予め判断部にアラームマスク情報を設定しておき、各制御回路から発生するアラーム要因情報と比較して、アラームを中央処理装置に送出しないようにすることで、アラーム要因情報の種類に応じて、処理を停止させる必要がない場合には、アラームを中央処理装置に送出しないようにすることによって、異常による処理の停止の発生確率を下げることが可能となる。
また、表示制御回路による表示処理中に異常が発生した場合に、画面の再表示の処理を行うことによって、重要なメッセージなどの表示にあたって、確実に表示を行うことが可能となる。
本願の請求項2に係る発明では、前記判断部は、前記制御回路から出力される前記アラーム要因情報を記録するためのメモリを有し、該メモリに記録されたアラーム要因情報に基づいて、異常発生の連続性を判断し、その判断結果に応じてアラームを前記中央処理装置に送出しないようにマスクする処理を行うことを特徴とする請求項1記載の数値制御装置が提供される。
請求項2に係る発明では、アラーム要因情報を判断部内のメモリに記録しておくことによって、異常発生の連続性を判断する。これにより、例えば一度の発生では処理の停止を行う必要がない程度の異常であっても、連続して発生した場合にはアラームを中央処理装置に送出して処理を停止させることによって、より適切に異常による処理の継続または停止の判断を行うことが可能となる。
本願の請求項に係る発明では、前記判断部が、アラームを前記中央処理装置に送出しないようにマスクした際に、前記表示制御回路は前記アラームをマスクした旨を画面に表示させることを特徴とする請求項1記載の数値制御装置が提供される。
請求項に係る発明では、判断部がアラームを中央処理装置に送出しないようにマスクした際に、その旨を画面に表示させるようにすることによって、処理は継続して行われているものの異常が生じたということを作業者に報知することが可能となる。
本発明により、異常による処理の停止の発生確率を下げることができる数値制御装置を提供することができる。
本発明の実施形態における数値制御装置の構成を示した図である。 本実施形態において、メモリのデータを読み込んだ際にメモリ制御回路がデータの異常を検出した場合の処理を示した図である。 本実施形態において、同じサイクルの異常が連続して発生した場合の処理を示した図である。 アラーム発生時の表示装置における再表示処理の例を示した図である。 一般的な数値制御装置の構成を示した図である。 数値制御装置における軸制御処理中の信号のやりとりを示した図である。 数値制御装置における表示制御処理中の信号のやりとりを示した図である。 数値制御装置におけるメモリのデータ異常時の処理を示した図である。 表示制御回路における表示制御回路における表示装置の制御処理中にサイクル異常が発生した場合の処理を示した図である。 表示制御回路における表示制御回路における表示装置の制御処理中にデータ異常が発生した場合の処理を示した図である。
本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態における数値制御装置10の構成を示した図である。従来技術と同様の箇所については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、判断回路100を備えている。判断回路100内には、アラームマスク情報メモリ110と、アラーム要因情報メモリ140と、比較回路150と、アラームマスク回路160とを備えている。アラームマスク情報メモリ110には、予めアラームを無視するサイクルのアドレスやデータ、リード・ライトの情報、異常(エラー)の内容を設定しておく。アラーム要因情報メモリ140には、各制御回路から発生したアラーム要因情報(アドレス、リード・ライト、エラー情報)が記憶される。
バス制御回路30、軸制御回路40、表示制御回路50、メモリ制御回路60等の各制御回路においては、メモリ70の異常、バス90のデータの異常、バス90のサイクル異常を検出した際にその異常のアラーム要因情報とアラームとを判断回路100に送出する。判断回路100においては、アラーム要因情報は比較回路150に入力され、アラームはアラームマスク回路160に入力される。また、アラーム要因情報はアラーム要因情報メモリ140に格納される。
比較回路150は、アラームマスク情報メモリ110に格納された予めアラームを無視するサイクルのアドレスやデータ、リード・ライトの情報、エラーの内容と、各制御回路から送信されるアラーム要因情報とを比較する。そして、アラームマスク情報メモリ110に格納された情報と、各制御回路から送信されるアラーム要因情報とが一致した場合には、比較回路150からアラームマスク回路160に対してアラームマスク信号を送信する。
アラームマスク回路160は、比較回路150から送信されるアラームマスク信号と、各制御回路から送信されるアラームの信号とで論理計算を行い、アラームマスク信号が出ている場合には、各制御回路から送信されるアラームの信号をCPU20に送信しないようにマスク処理を行う。
また、比較回路150は、アラーム要因情報メモリ140に記録されたアラーム要因情報が連続して記録されているかどうかについても判断し、所定の回数連続して記録された場合についても、アラームマスク信号をアラームマスク回路160に送信して、各制御回路から送信されるアラームの信号をCPU20に送信しないようにマスク処理を行う。
ここで、工作機械では、誤動作により軸が想定外の動作をすると、工作機械の破損や事故が発生する可能性がある。そのため、軸の制御に異常が生じた時には安全を考慮すると処理を停止する必要がある。
一方、メモリ70の異常や、バス90のデータの異常、バス90のサイクルの異常が発生した場合には、それらの異常が軸制御処理に関係するものであれば、そのまま処理を続けると軸が想定外の動きをする可能性があるため、制御を停止する必要がある。
しかしながら、それらの異常が例えば表示処理に関係するものであれば、仮に異常があったとしても軸の動作に影響を与えるわけではないため、軸が想定外の動作をして工作機械の破損や事故が発生するおそれはない。
これらを踏まえて、アラームマスク情報メモリ110に格納する情報としては、軸の制御に直接関係しない処理を格納しておく。格納する情報として位置情報を例とする。位置表示の処理では、CPU20はメモリ70に格納されている位置情報のデータを読み出し、これを表示用のデータに変換して、表示制御回路50に対して変換したデータの書き込みを行う。この一連の動作は、仮に外乱により一時的にデータやサイクルが乱れたとしても、軸の制御に直接は関係しない。
そのため、アラームマスク情報メモリ110に格納する情報としては、以下のような情報が設定される。
・位置情報をメモリから読み込むためのリードサイクルで発生したデータの単発異常
・位置情報をメモリから読み込むためのリードサイクルで発生したサイクルの単発異常
・変換した表示データを表示回路に書き込むライトサイクルで発生したデータの単発異常
・変換した表示データを表示回路に書き込むライトサイクルで発生したサイクルの単発異常
図2は、メモリのデータを読み込んだ際にメモリ制御回路60がデータの異常を検出した場合の処理を示した図である。CPU20からのコマンドにより、メモリ制御回路60がメモリ70に対してリードサイクルを起こす。その際に、メモリ70から読み込んだデータが外乱により乱れることがある。データの外乱の乱れは、メモリ制御回路60によるデータ異常検出用データ80の検出により、データの異常を検出する。
データの異常を検出したメモリ制御回路60は、判断回路100にアラームと、アドレス、データ、リード・ライトの情報、異常の内容などのアラーム要因情報を送出する。判断回路60では、アラームマスク回路160においてアラームを受信し、比較回路150においてアラーム要因情報を受信する。
次に、判断回路100では、アラーム要因情報メモリ140にアラーム要因情報を書き込み、比較回路150において、予めアラームマスク情報メモリ110に設定してあるアラーム無視可能な条件とアラーム要因情報を比較する。そして、両者が一致すれば、アラーム要因情報がアラーム無視可能であるものとして、アラームマスク回路160に対してアラームマスク信号を出力する。そして、アラームマスク回路160は、比較回路150から送信されたアラームマスク信号に基づき、CPU20へのアラームをマスクする。そして、CPU20は処理を停止することなく処理を続行する。
図3は、同じアドレス、同じサイクルの異常が連続して発生した場合の処理の例を示した図である。図2の場合と同様に、CPU20からのコマンドにより、メモリ制御回路60がメモリ70に対してリードサイクルを起こす。その際に、メモリ70から読み込んだデータが外乱により乱れることがある。データの外乱の乱れは、メモリ制御回路60によるデータ異常検出用データ80の検出により、データの異常を検出する。
データの異常を検出したメモリ制御回路60は、判断回路100にアラームと、アドレス、データ、リード・ライトの情報、異常の内容などのアラーム要因情報を送出する。判断回路100では、アラームマスク回路160においてアラームを受信し、比較回路150においてアラーム要因情報を受信する。
次に、判断回路100では、アラーム要因情報メモリ140にアラーム要因情報を書き込む。比較回路150においては、アラーム要因情報メモリ140に記憶されたアラーム情報を判断し、同一アドレスで同じエラーが連続して発生したと判断した場合、アラームマスク回路160を通じてアラームをCPU20に送出し、処理を停止させる。
処理を停止させるまでの連続回数の設定については、エラーの種類に応じて適宜変更して設定することが可能である。一例として、データにおける異常においては、ビットの漏れに過ぎない場合などは許容する連続回数を多く取ってもよいが、バス制御回路30においてバス90のサイクルタイムを監視する際に、各制御回路へのアクセスに対して応答がない場合などは、2回など少ない回数でアラームをCPU20に送出して処理を停止させるようにすることが望ましい。
なお、図2及び図3においては、メモリ制御回路60からのアラーム要因情報を判断回路100に送信する例で説明しているが、これらは一例であって、他のバス制御回路30、軸制御回路40、表示制御回路50からのアラーム要因情報についても同様に判断回路100に送信される。これらの他の制御回路からのアラーム要因情報の送信、及び、判断回路100内での処理については、メモリ制御回路60からのアラーム要因情報の送信の場合と同様であるため説明は省略する。
また、本実施形態においては、アラームマスク情報メモリ110に、アラームをマスクする情報を予め格納しておき、各制御回路から発生したアラーム要因情報が、設定されたアラームをマスクする情報と一致した場合に、アラームマスク回路160によって、CPU20へのアラームの送出をマスクするようにしているが、逆にアラームマスク情報メモリ110にアラームをマスクしないでCPU20に送出する情報を設定しておき、各制御回路から発生したアラーム要因情報が、設定されたアラームをマスクしない情報と一致しない場合に、アラームマスク回路160によってCPU20へのアラームの送出をマスクするように構成することもできる。
次に、アラーム発生時の再表示処理について説明する。図4は、表示処理中にアラームが発生した際の、表示装置における処理の例を示した図である。
表示処理はサイクリックに行われており、定期的に画面が更新されるため、仮に一時的にデータが乱れても、画面が一時的に乱れるだけで、画面が更新されれば乱れも復旧するが、重要なメッセージの表示などについては確実に表示を行う必要がある場合がある。
図4に示されているように、表示装置における表示処理中の異常がない場合には、CPU20は表示処理をサイクリックに繰り返す。表示処理中に異常が発生してアラームが発生した場合には再表示処理に移行する。再表示処理においては、再表示処理が完了するまで再表示処理をサイクリックに繰り返し、画面全体の再表示が完了後に表示処理に戻る。これらの処理は、工作機械の処理を停止することなく行われる。
10 数値制御装置
20 CPU
30 バス制御回路
40 軸制御回路
50 表示制御回路
60 メモリ制御回路
70 メモリ
80 データ異常検出用データ
90 バス
100 判断回路
110 アラームマスク情報メモリ
140 アラーム要因情報メモリ
150 比較回路
160 アラームマスク回路

Claims (3)

  1. 中央処理装置(CPU)と、メモリと、該メモリを制御するメモリ制御回路と、軸を制御するための軸制御回路と、表示を制御するための表示制御回路と、システムバスと、該システムバスを制御するバス制御回路と、予めアラームマスク情報が設定された判断部とを有し、
    前記システムバスは、前記メモリ制御回路と前記軸制御回路と前記表示制御回路と前記バス制御回路とを互いに接続した数値制御装置であって、
    前記判断部は、
    データまたはバスサイクルの異常の検出による、前記メモリ制御回路、前記軸制御回路、前記表示制御回路又は前記バス制御回路の何れかの制御回路から出力されるアラーム要因情報と、前記アラームマスク情報とを比較し、その比較結果に応じてアラームを前記中央処理装置に送出しないようにマスクする処理を行い、
    前記表示制御回路による表示処理中に、前記表示処理において発生したデータの異常又は前記バスのサイクルの異常のいずれかが発生した場合、前記判断部はアラームを前記中央処理装置に送出せず、前記表示制御回路は画面の再表示の処理を行う
    ことを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記判断部は、
    前記制御回路から出力される前記アラーム要因情報を記録するためのメモリを有し、
    該メモリに記録されたアラーム要因情報に基づいて、異常発生の連続性を判断し、その判断結果に応じてアラームを前記中央処理装置に送出しないようにマスクする処理を行う ことを特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
  3. 前記判断部が、アラームを前記中央処理装置に送出しないようにマスクした際に、前記表示制御回路は前記アラームをマスクした旨を画面に表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
JP2014047860A 2014-03-11 2014-03-11 数値制御装置 Active JP6151655B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014047860A JP6151655B2 (ja) 2014-03-11 2014-03-11 数値制御装置
DE102015002717.4A DE102015002717B4 (de) 2014-03-11 2015-03-04 Numerische Steuerung
US14/641,661 US9483045B2 (en) 2014-03-11 2015-03-09 Numerical controller
CN201510105146.7A CN104914784A (zh) 2014-03-11 2015-03-10 数值控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014047860A JP6151655B2 (ja) 2014-03-11 2014-03-11 数値制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015172816A JP2015172816A (ja) 2015-10-01
JP6151655B2 true JP6151655B2 (ja) 2017-06-21

Family

ID=54010276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014047860A Active JP6151655B2 (ja) 2014-03-11 2014-03-11 数値制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9483045B2 (ja)
JP (1) JP6151655B2 (ja)
CN (1) CN104914784A (ja)
DE (1) DE102015002717B4 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017041182A (ja) 2015-08-21 2017-02-23 ファナック株式会社 数値制御装置
JP6696386B2 (ja) * 2016-09-29 2020-05-20 ブラザー工業株式会社 数値制御装置と制御方法
CN110825062B (zh) * 2019-11-29 2021-04-09 北京首钢冷轧薄板有限公司 一种带钢清洗段信号的应急处理系统及方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61170615A (ja) * 1985-01-25 1986-08-01 Toshiba Corp カラ−crt表示システム
JPH0622841B2 (ja) * 1986-06-23 1994-03-30 フアナツク株式会社 計量・型開き同時動作制御方式
US4843541A (en) * 1987-07-29 1989-06-27 International Business Machines Corporation Logical resource partitioning of a data processing system
JPH0686580A (ja) * 1992-09-01 1994-03-25 Fanuc Ltd サーボ波形表示方式
JPH06348320A (ja) * 1993-06-04 1994-12-22 Fanuc Ltd Cncの異常監視方式
JP2000200101A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Toshiba Corp アラ―ム処理方法および監視制御装置
US6606677B1 (en) * 2000-03-07 2003-08-12 International Business Machines Corporation High speed interrupt controller
US7113085B2 (en) * 2000-11-07 2006-09-26 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Enhanced device alarms in a process control system
JP3578745B2 (ja) * 2002-01-15 2004-10-20 株式会社日立製作所 光経路設定装置、および、光通信網システム
JP2004318762A (ja) * 2003-04-21 2004-11-11 Fanuc Ltd 数値制御装置
JP4314463B2 (ja) * 2003-09-05 2009-08-19 横河電機株式会社 アラーム管理システム
JP4028858B2 (ja) * 2004-05-28 2007-12-26 ファナック株式会社 数値制御装置及びサーボモータ制御システム
US20080215913A1 (en) * 2005-01-25 2008-09-04 Yokogawa Electric Corporation Information Processing System and Information Processing Method
US7702978B2 (en) * 2006-04-21 2010-04-20 Altera Corporation Soft error location and sensitivity detection for programmable devices
EP1950639B1 (de) * 2007-01-23 2013-05-29 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betreiben einer Prozessanlage, Prozessanlage und Computerprogrammprodukt
JP5041290B2 (ja) * 2007-10-19 2012-10-03 富士電機株式会社 プログラマブルコントローラおよびその異常時復旧方法
JP2009223354A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Fanuc Ltd アラーム情報を表示する機能を有する数値制御装置
JP5298823B2 (ja) * 2008-12-16 2013-09-25 日本電気株式会社 アラーム処理回路及びアラーム処理方法
JP2011008879A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Toshiba Storage Device Corp ディスクドライブ装置
US8571182B2 (en) * 2010-09-22 2013-10-29 Fujitsu Limited Systems and methods of masking non-service affecting alarms in a communication system
US8868984B2 (en) * 2010-12-07 2014-10-21 International Business Machines Corporation Relevant alert delivery in a distributed processing system with event listeners and alert listeners
US9348332B2 (en) * 2011-03-29 2016-05-24 Mitsubishi Electric Corporation Abnormality diagnosis device and abnormality diagnosis system for servo control device
JP5620876B2 (ja) * 2011-04-26 2014-11-05 株式会社日立製作所 網同期装置のシェルフ、網同期装置
JP5522491B2 (ja) * 2011-12-13 2014-06-18 横河電機株式会社 アラーム表示装置およびアラーム表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9483045B2 (en) 2016-11-01
CN104914784A (zh) 2015-09-16
JP2015172816A (ja) 2015-10-01
DE102015002717B4 (de) 2021-06-10
DE102015002717A1 (de) 2015-09-17
US20150261205A1 (en) 2015-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6880795B2 (ja) 制御装置およびその制御方法
JP2007511806A (ja) 技術的装置を制御するための冗長性自動化システム及びその作動方法
CN106610712B (zh) 基板管理控制器复位系统及方法
JP6151655B2 (ja) 数値制御装置
JP4291384B2 (ja) 数値制御装置に接続されたioユニットの断線と電源断の検出方法
JP2009104246A (ja) プログラマブルコントローラおよびその異常時復旧方法
JP5638042B2 (ja) Hmi異常時の保守機能を備えた数値制御装置
CN111522757A (zh) 一种基于i2c总线的中断读取与清除的控制方法
JP7248063B2 (ja) マスタースレーブ制御システム、およびマスタースレーブ制御システムの制御方法
US9829874B2 (en) Numerical control device
JP2011154607A (ja) 誤動作を防止する機能を備えた数値制御装置
JP2006285321A (ja) 安全計装システム
TWI434159B (zh) 雙重系統控制裝置
JP4775341B2 (ja) ガス遮断装置
JP5187638B2 (ja) オンラインメンテナンス装置
JP7268554B2 (ja) 制御装置および制御方法
JP2018147222A (ja) プラント機器の監視制御装置
JP5422582B2 (ja) 制御装置
JP2017045303A (ja) パソコン機能異常時の要因検出が可能な制御装置
JP2010257121A (ja) ステータス表示切替
JP2005050088A (ja) 高速二重系制御装置
WO2023033804A1 (en) Hardware-based sensor analysis
JP2005267398A (ja) Plc間通信システムおよびその伝送異常検出方法
JP5768434B2 (ja) 相互監視システム
JP2023031106A (ja) 通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6151655

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150