JP6151598B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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本発明は燃料供給装置に関する。
例えば、燃料供給装置が設置された給油所などの燃料供給施設においては、電力会社で発電された商用電源が供給されており、例えば、敷地内に設置された燃料供給装置、照明、洗車機、看板などの各機器で電源が消費される(例えば、特許文献1参照)。
また、燃料供給施設では、大地震発生に伴う停電時の対策として、非常用発電機あるいは非常用蓄電池を用意することが検討されている。
特開平11−98695号公報
上記燃料供給施設においては、停電時でも非常用電源により燃料供給装置を駆動して車両の燃料タンク(被供給体)に給油できることが要望されている。その一方、地震時の緊急性から、燃料供給施設のうち、優先して燃料供給装置のみに非常用電源からの電力を供給させることになった場合には、給油量、給油時間、油種などの燃料供給に関する情報を管理するPOS装置(燃料供給管理機)には非常用電源からの電源が供給されないので、停電中に給油された油種、給油量などが管理できなくなるという問題が生じる。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した燃料供給装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、被供給体に燃料を供給する燃料供給経路と、
前記燃料供給経路に設けられたポンプと、
前記ポンプを駆動するモータと、
前記モータに商用電源を供給する電源回路とを備えた燃料供給装置において、
外部の非常用電源が接続され、前記非常用電源からの電力供給により前記モータの駆動を可能にするコネクタと、
前記非常用電源からの電力による燃料供給に関する情報を記憶する記憶手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、非常用電源から燃料供給装置へ電力が供給されている間の燃料供給に関する情報を記憶手段に記憶させるため、燃料供給施設が停電となり燃料供給装置のみに非常用電源から電力を供給させた場合でも、非常用電源からの電力供給による燃料供給に関する情報を管理することができる。
本発明による燃料供給装置の一実施形態を示す図である。 燃料供給装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。 電源回路の構成を示す回路図である。 電源回路のリレー動作に対応する制御処理を説明するためのフローチャートである。 電源回路における商用電源と非常用電源の切り替えに対応する制御処理を説明するためのフローチャートである。 記憶手段に記憶された情報の一例を模式的に示す図である。 記憶手段に記憶された情報の他の例を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
〔燃料供給装置の構成〕
図1は本発明による燃料供給装置の一実施形態を示す図である。図1に示されるように、燃料供給装置10は、例えば、給油所に設置される給油装置である。また、燃料供給装置10は、筐体20の前面に給油ノズル30を収納するノズル掛け40と、操作部50、表示装置60と、非常用電源入力用コンセント70と、商用電源ランプ80とが設けられている。給油ノズル30は、給油ホース90と共に燃料供給経路を構成している。給油ホース90は、筐体20の上部に連結された継手92を介して筐体20の内部に設けられた燃料供給経路(図2参照)を構成する配管に接続されている。
操作部50は、給油量あるいは給油金額をプリセットするための各種キーが設けられている。また、表示装置60は、操作部50の操作により入力された数値(プリセット値)を表示し、給油中は給油量を表示する。
非常用電源入力用コンセント70は、筐体20の前面の見やすい高さ位置に設けられ、蓋部材72の内側に配置されている。商用電源で稼働しているときは、蓋部材72が閉じており、非常用電源入力用コンセント70が風雨により劣化することが防止されている。また、停電時には、蓋部材72を開くと、非常用電源入力用コンセント70に非常用電源からのコネクタ(図2参照)が接続できる。
商用電源ランプ80は、商用電源で稼働しているときは点灯して商用電源から通電中であることを表示する。また、停電になると、商用電源ランプ80が消灯して停電中であることが表示される。
図2は燃料供給装置の概略構成を示すブロック図である。図2に示されるように、燃料供給装置10の制御部100は、電源回路110を介して商用電源120または非常用電源130からの電力が供給される。電源回路110は、電源切替回路(電源切替手段)300と、電源判定回路(電源判定手段)400とを有する。制御部100は、電源制御手段140と、履歴記憶手段150と、履歴表示手段160と、送信手段170と、ポンプ制御手段180と、流量演算手段190とを有する。
電源切替回路300は、後述するように、商用電源120からAC100Vが供給されている場合には、商用電源120を優先させる。また、地震などによる停電時(商用電源から電力が供給されない場合)には、非常用電源入力用コンセント70に接続された非常用電源130からAC100Vを制御部100及びモータ260に供給する。
尚、非常用電源130は、移動式の発電機または蓄電池などからなり、通常、給油所から離れた安全な場所に保管されており、地震発生後に給油所に運搬される。また、各給油所毎に非常用電源130を保管せず、各地域ごとに多数の非常用電源130をまとめて保管しても良い。
電源判定用回路400は、電力供給源が商用電源120または非常用電源130のどちらかであるかを判定し、電源情報としての判定結果を制御部100の電源制御手段140を経由して履歴記憶手段150及び送信手段170に入力する。
履歴記憶手段150は、メモリ(記憶手段)200と接続されており、電源判定手段114の判定結果が非常用電源130からの電力供給が行われる場合(停電時)、給油に関する履歴情報(給油量、油種、給油日時など)をメモリ200に記憶させる。また、履歴表示手段160は、操作部50の操作によりメモリ200に記憶された履歴情報を読み出して表示装置60に表示させる。
送信手段170は、電源判定手段114の判定結果が非常用電源130から商用電源120に切り替わった場合、メモリ200に記憶された履歴情報をPOS装置210(燃料供給管理手段)に送信する。
給油ノズル30は、燃料供給経路を構成する給油ホース90及び給油配管220を介して地下タンク230に接続されている。給油配管220には、ポンプ240、流量計250が設けられている。また、ノズル掛け40には、給油ノズル30が収納されていることを検知して検知信号を出力するノズルスイッチ42が設けられている。
ポンプ制御手段180は、給油ノズル30がノズル掛け40から外されてノズルスイッチ42の検知信号がオフになると、モータ260に通電してポンプ240を駆動する。尚、商用電源120からAC100Vが供給されている場合には、商用電源120から供給された電力がモータ260に供給され、非常用電源130から電力供給が行われる場合(停電時)には非常用電源130から供給されたAC100Vがモータ260に供給されるが、本発明によれば、商用電源120および非常用電源130の両方から電力が供給されている場合には、商用電源120から供給された電力によりモータ260は駆動することになる。
そして、給油操作者が給油ノズル30の吐出パイプを車両に搭載された燃料タンク(被供給体)の燃料供給口に挿入してノズルレバーを開弁方向に操作すると、給油ノズル30に内蔵された主弁が開弁して当該車両に搭載された燃料タンクに給油が行われる。
このようにして地下タンク230に貯蔵された油液(液体燃料)がポンプ240により汲み上げられて車両の燃料タンクに給油されると共に、流量計250から出力された流量パルスが流量演算手段190に送信される。流量演算手段190では、入力された流量パルスを積算して積算流量(給油量)を演算し、表示装置60に積算流量(給油量)の演算値を表示させる。また、流量演算手段190は、積算流量(給油量)の演算値を履歴記憶手段150に送信しており、履歴記憶手段150は受信した給油量及び油種、日時(給油情報)をメモリ200に記憶させる。
また、非常用電源による給油時は、表示装置60に給油量が表示されるため、操作者が非常用電源による給油量を確認できる。
また、制御部100は、計時手段を有しており、停電時の各給油情報を時系列的に管理することが可能である。そのため、停電復旧後に非常用電源で給油した給油情報を給油日時と関連させて記憶させることが可能になり、詳細な給油情報の管理が正確に行える。
また、燃料供給装置10には、地震発生時に給油を緊急停止させる感震器が設けられ、非常用電源によるポンプ駆動が行われた場合、感震器の検知感度を高めることで、余震に対して迅速に燃料供給停止が行える。これにより、地震発生時の安全な燃料供給が可能になる。
また、メモリ200は、非常用電源130で給油する際の給油情報を記憶するものであり、商用電源120による給油情報を記憶しないため、記憶容量が小さくて済み、ハードディスク装置などを用いなくてもメモリカードなどで済むので、小型化及び省スペース化が図れる。
〔電源回路の構成〕
図3は電源回路の構成を示す回路図である。図3に示されるように、電源回路110は、商用電源120もしくは非常用電源入力用コンセント70へ接続された非常用電源130のうちいずれかの電源(AC100V)を供給するように切替える電源切替回路300を有する。また、電源回路110は、リレー信号を電源判定結果を表す信号として制御部100に送信する電源判定回路400を有する。
電源切替回路300は、供給元電源を切り替えるための電源スイッチリレー270と、商用電源120から電力を供給している場合に点灯する商用電源ランプ80と、商用電源120の供給状態を検知する商用電源検知用リレー280とを有する。電源スイッチリレー270は、リレー操作部(コイル部)270Aと、スイッチユニット270Bとを有する。商用電源検知用リレー280は、リレー操作部(コイル部)280Aと、リレー接点部280Bとを有する。
電源スイッチリレー270のリレー操作部(コイル部)270Aは、非常用電源入力用コンセント70に接続されている。非常用電源130が非常用電源入力用コンセント70に接続されない場合は、電源スイッチリレー270のリレー操作部(コイル部)270Aが無励磁(消磁状態)となる。この無励磁の場合、電源スイッチリレー270の各切替スイッチB1〜B3は、図3に示すように各端子c1−b1、c2−b2、c3−b3が可動切片d1〜d3により接続される。この場合、商用電源120が切替スイッチB2、B3を介して電力供給を行うため、商用電源120をAC電源入力として使用することになる。
また、商用電源検知用リレー280のリレー接点部280Bは、商用電源120がAC電源入力として使用していることを示す商用電源検知信号αを制御部100に送信する商用電源検知手段である。
商用電源検知用リレー280は、商用電源120の電力の供給状態を検知しており、商用電源120が電力供給するとリレー操作部(コイル部)280Aが励磁され、リレー接点部280Bが閉じる。すなわち、電源判定用回路400を構成するリレー接点部280Bは、商用電源120の電力供給の有無に応じて商用電源検知信号αをオンまたはオフにする。そのため、制御部100の電源制御手段140では、商用電源検知信号αが入力(オン)されることで、商用電源120が供給可能な通電状態であることを認識する。
また、停電時(商用電源から電力が供給されない場合)に非常用電源130のコネクタ132が非常用電源入力用コンセント70に接続されて電源スイッチリレー270の操作部(コイル部)270Aが励磁された場合、電源スイッチリレー270のスイッチB1の可動切片d1は、接点c1−a1を接続(オフ状態)するように切り替わる。電源スイッチリレー270のスイッチB1は、商用電源検知用リレー280のリレー接点部280Bに接続されている。そのため、商用電源検知用リレー280のリレー接点部280Bから制御部100に送信される商用電源検知信号αは、オフに切り替わり、制御部100の電源制御手段140において、非常用電源130をAC電源入力として使用していることが認識される。
商用電源120の停電時に非常用電源130のコネクタ132が非常用電源入力用コンセント70に接続された場合、電源スイッチリレー270の操作部(コイル部)270Aが励磁される。これにより、電源スイッチリレー270の各切替スイッチB1〜B3は、可動切片d1〜d3が各端子c1−a1、c2−a2、c3−a3を接続するように切り替わる。これにより、電力供給源は、商用電源120から非常用電源入力用コンセント70へ接続された非常用電源130に切り替わる。この場合、非常用電源130を、AC電源入力として使用することが電源制御手段140で認識される。
また、本実施形態1では、非常用電源入力用コンセント70に接続された場合、電源スイッチリレー270の操作部(コイル部)270Aが励磁されたことにより、電力供給源を非常用電源130に切り替える構成としたが、これに限らず、例えば、商用電源からの電力が供給されない場合に、電源スイッチリレー270を各端子c1−a1、c2−a2、c3−a3へと接続するように切り替えることにより電力供給源を非常用電源130に切り替えても良いことは勿論である。
また、本実施形態1では、電源スイッチリレー270の接点により自動的に商用電源から非常用電源へ切り替わる構成としたが、これに限らず、例えば燃料供給装置に設けられた切替えスイッチ(ボタン)により手動で切替えても良いことは勿論である。
〔制御部の制御処理〕
図4は制御部のリレー動作に対応する制御処理を説明するためのフローチャートである。図4に示されるように、制御部100は、S11で電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフか否かをチェックする(商用電源検知手段)。S11において、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフの場合(YESの場合)、S12に進み、商用電源検知用リレー280がオフか否かをチェックする。
S12において、商用電源検知用リレー280がオフの場合(YESの場合)、非常用電源130に切替えられるため、S13に進み、非常用電源130で起動した給油の記録(情報)をメモリ200に記憶させる。メモリ200には、例えば、図6に模式的に示すように、非常用電源130の起動、非常用電源130で給油した油種、給油量、商用電源120への切り替え、非常用電源130の切り替え、非常用電源130で給油した油種、給油量などの情報(図6、図7参照)が記憶される。
上記S11において、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオンの場合(NOの場合)、商用電源120により駆動されるため、今回の制御処理を終了する。
また、S12において、商用電源検知用リレー280がオンの場合(NOの場合)、商用電源120が復旧されて商用電源120と非常用電源130の両方から供給されるため、S14に進み、表示装置60に非常用電源130による電力供給を禁止するエラー表示を行う(禁止手段)。このエラー表示により、操作者は、停電していた商用電源120が復旧したことを確認できる。そして、非常用電源130のコネクタ132を非常用電源入力用コンセント70から分離させて非常用電源130による給油を停止させる。
続いて、S15では、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフか否かをチェックする。S15において、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフの場合(YESの場合)、リレー操作部270Aがオンになって非常用電源130から電力供給されるため、S16に進み、エラー表示を解除するか否かをチェックする。S16において、エラー表示の解除を承諾する許可信号が操作部50から入力された場合には、エラー表示を解除する。また、S16において、エラー表示の解除の許可信号が入力されない場合(NOの場合)、上記S15の処理に戻り、待機状態となる。
〔制御処理の変形例〕
図5は電源回路における商用電源と非常用電源の切り替えに対応する制御処理を説明するためのフローチャートである。図5に示されるように、制御部100は、S21で商用電源120による稼働中か否かをチェックする。S21において、商用電源120で稼働中(電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオン、商用電源検知用リレー280のリレー接点部280Bがオン)の場合(YESの場合)、S22に進み、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフに変化したか否かをチェックする。
S22において、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフに変化した場合(YESの場合)、商用電源120による通電中に非常用電源130のコネクタ132が非常用電源入力用コンセント70に接続されて非常用電源130に切り替わったため、S23に進み、非常用電源130への切替えをメモリ200に記憶する。続いて、S24に進み、表示装置60に商用電源120による電力供給を禁止するエラー表示を行う(禁止手段)。これにより、操作者は、商用電源120による給油ができないことを認識する。
次のS25では、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフか否かをチェックする。S25において、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフの場合(YESの場合)、S26に進み、エラー表示を解除する。これにより、操作者は、非常用電源130による給油が可能であることを認識する。また、操作部50によりエラー表示解除操作が行われた場合にエラー表示を解除しても良い。
また、上記S22において、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオンの場合(NOの場合)、商用電源120で稼働中であるため、上記S23〜S26の処理は省略する。
また、上記S21において、商用電源120で稼働中でない(接点c1−b1間がオフ)の場合(NOの場合)、S27に進み、非常用電源130で稼働中(電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフ、商用電源検知用リレー280のリレー接点部280Bがオフ)か否かをチェックする(非常用電源検知手段)。S27において、非常用電源130で稼働中でない場合(NOの場合)、前述したS21の処理に戻り、待機状態となる。
また、S27において、非常用電源130で稼働中の場合(YESの場合)、S28に進み、商用電源検知用リレー280のリレー接点部280Bがオンに変化したか否かをチェックする。S28において、商用電源検知用リレー280のリレー接点部280Bがオンに変化しない場合(NOの場合)、商用電源120による通電が行われるため、S29以降の処理を省略して今回の処理を終了する。
また、S28において、商用電源検知用リレー280のリレー接点部280Bがオンに変化した場合(YESの場合)、商用電源120が復旧して商用電源120及び非常用電源130から通電されているので、S29に進み、表示装置60に非常用電源130による電力供給を禁止するエラー表示を行う(禁止手段)。これにより、商用電源120による給油が可能であるにも関わらず非常用電源130を利用した給油を行うことを禁止できるので、商用電源120による安定的な給油を行なえる。
また、本実施形態1の禁止手段は、非常用電源130による供給中に商用電源120による電力が供給された場合に、エラー表示により非常用電源130による供給を禁止する構成としたが、商用電源120をクランプするクランプ機構による供給中に非常用電源130による電力が供給された場合にもエラー表示することにより非常用電源130による供給を禁止することは勿論である。また、商用電源130により電力が供給されている間は、非常用電源130からの電力供給があった場合でも電源スイッチリレー270の接点を変化させない(=商用電源スイッチリレーの接点のON状態を継続する)ことにより本発明が適用されるのは勿論である。
続いて、S30に進み、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフに変化したか否かをチェックする。S30において、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフに変化した場合(YESの場合)、S31に進み、エラー表示を解除する。また、操作部50によりエラー表示解除操作が行われた場合にエラー表示を解除しても良い。
また、上記S30において、電源スイッチリレー270の接点c1−b1間がオフに変化しない場合(NOの場合)、S32に進み、商用電源120に切替える。続いて、S33では、メモリ200に記憶した給油情報をPOS装置210(燃料供給管理手段)に送信する(送信手段)。ここで、受信手段を備えたPOS装置210においては、燃料供給装置から送信された給油情報を記憶することにより非常用電源130で給油した際の情報(油種、給油量など)を管理することが可能になり、例えば、地震直後の緊急車両への給油が可能になると共に、請求書の発行が可能になる。
また、本発明の燃料供給装置10は、POS装置210からの燃料供給許可信号に基づいて燃料供給を行うのは勿論のこと、POS装置210からの燃料供給許可信号がなくても燃料供給を行える燃料供給装置にも本発明が適用できることは勿論である。
また、本発明の燃料供給装置10は、被供給体に給油を行うのは勿論のこと、他の燃料(例えば、液化ガスやLPG等)でも供給できるのは勿論である。
また、非常用電源130で給油した際の他の情報(変形例)としては、例えば、図7に示すように、各情報が記憶された日時も併せてメモリ200に記憶させても良い。
また、本実施形態1では、商用電源検知手段により商用電源120から電力が供給されていないことを検知した場合に非常用電源130による電力供給経路を切替える構成としたが、これに限らず商用電源120と燃料供給装置10とが非接続状態となっている場合にも、非常用電源130による電力供給経路を切替える構成としても良いことは勿論である。
また、本発明では、電源スイッチリレーに基づき、商用電源または非常用電源の何れかの供給元電源を切り替える構成としたが、これに限らず、例えば、電源制御手段140により商用電源検知手段により商用電源から電力が供給されていないことが検知され、且つ非常用電源検知手段により非常用電源から電力が供給されている場合に電力供給回路を商用電源から非常用電源へ切替える構成にしても良いことは勿論である。
10 燃料供給装置
20 筐体
30 給油ノズル
40 ノズル掛け
42 ノズルスイッチ
50 操作部
60 表示装置
70 非常用電源入力用コンセント
72 蓋部材
80 商用電源ランプ
90 給油ホース
100 制御部
110 電源回路
120 商用電源
130 非常用電源
140 電源制御手段
150 履歴記憶手段
160 履歴表示手段
170 送信手段
180 ポンプ制御手段
190 流量演算手段
200 メモリ
210 POS装置
220 給油配管
230 地下タンク
240 ポンプ
250 流量計
260 モータ
270 電源スイッチリレー
270A リレー操作部(コイル部)
270B スイッチユニット
300 電源切替回路
400 電源判定回路
280 商用電源検知用リレー
280A リレー操作部(コイル部)
280B リレー接点部
B1〜B3 切替スイッチ

Claims (3)

  1. 被供給体に燃料を供給する燃料供給経路と、
    前記燃料供給経路に設けられたポンプと、
    前記ポンプを駆動するモータと、
    前記モータに商用電源を供給する電源回路とを備えた燃料供給装置において、
    外部の非常用電源が接続され、前記非常用電源からの電力供給により前記モータの駆動を可能にするコネクタと、
    前記非常用電源からの電力による燃料供給に関する情報を記憶する記憶手段と、
    を有することを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記商用電源から燃料供給装置へ電力が供給されていない場合には、前記電源回路に電力を供給する電力供給経路を前記非常用電源に切り替える切替手段を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 燃料供給を管理する燃料供給管理手段と、
    前記商用電源から電力が供給されていることを検知する商用電源検知手段と、
    を備えてなり、
    前記商用電源検知手段により前記商用電源が前記電源回路に電力供給していることが検知された場合、前記非常用電源による燃料供給の情報を前記記憶手段から前記燃料供給管理手段に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1または2の何れかに記載の燃料供給装置。
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