JP5410869B2 - 燃料供給管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は燃料供給管理装置に係り、特に筐体を内圧防爆構造とされた燃料供給管理装置に関する。
車両の燃料タンクにガソリン等の燃料を供給する燃料供給機(計量機)が設けられた燃料供給エリアに当該燃料供給機を管理する燃料供給管理装置を設置する構成が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の燃料供給管理装置では、筐体前面にタッチパネル式の液晶モニタやカードリーダ、伝票を発行するプリンタ等の各機器が設けられ、筐体内には各機器に接続された電気回路や制御装置等が収納されている。また、燃料供給管理装置が設置された燃料供給エリアは、燃料供給機による燃料供給時にベーパ(油蒸気)が発生する。そのため、燃料供給管理装置においては、筐体の内部圧力を大気圧以上に加圧してベーパが侵入することを防止する内圧防爆構造を採用することが検討されている。
特開2009−1330号公報
しかしながら、燃料供給管理装置は、操作者を識別するためのデータが記憶されたカードをカードリーダに挿入して識別データを読み取らせることで、操作者の認証を確認する方式が採用されていることから、カードリーダの正面に形成されたスリット状のカード挿入口が開放されている。このことから、燃料供給管理装置の筐体を内圧防爆構造とする場合、筐体内の圧力を大気圧以上に保つためには、カード挿入口から流出される空気量より多くの圧縮空気を筐体内に供給し続けなければならない。そのため、燃料供給管理装置においては、内圧防爆構造を採用した場合には、筐体正面に設けられたカードリーダのカード挿入口から圧縮空気が流出し続け、圧縮空気が無駄に排気されてしまうという問題が生じる。
また、カード挿入時以外のときは、カードリーダのカード挿入口を蓋部材により閉塞する構造とすることも考えられるが、蓋構造が複雑化すると共に、カードを挿入する度に蓋を開閉操作することになり、手間が増えるといった新たな問題が生じるおそれがある。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した燃料供給管理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、燃料供給のための操作を行なう際に当該操作者が所持するカードに記憶されたデータを読み取るカードリーダユニットと、
前記カードリーダユニットを内部に収納し、前記カードが挿入されるカード挿入口を前面に有する筐体と、
前記カードリーダユニットを介して入力された前記カードのデータに基づき、被燃料供給体に燃料供給を行なう燃料供給系統に対して燃料供給の許可を指示すると共に、当該燃料供給系統による燃料供給の制御処理を行なう制御部と、
を有する燃料供給管理装置において、
前記筐体の内部に圧縮空気を供給することにより前記筐体の内部圧力を大気圧以上に加圧するための圧縮空気供給経路と、
前記カードリーダユニットと前記カード挿入口との間を遮断することにより当該カード挿入口より前記筐体内の圧縮空気が外部に漏れることを防止する遮断ユニットとを備え、
前記遮断ユニットは、前記カードが前記カード挿入口に挿入されることにより、前記カードの挿入部分が開放されることを特徴とする。
(2)本発明の前記遮断ユニットは、前記カード挿入口の延在方向に沿うように配された一対の弾性部材からなり、前記一対の弾性部材の突き合わせ部分が前記カード挿入口に対向するように配されたことを特徴とする。
(3)本発明は、前記一対の弾性部材の前面側及び背面側に、前記カードの挿入及びカード通過方向をガイドするカードガイド部を設けたことを特徴とする。
(4)本発明の前記一対の弾性部材は、前記筐体の前面パネルの内壁に取付けられる取付ベースにより保持され、前記カードガイド部によって背面側が保持されることを特徴とする。
本発明によれば、カードがカード挿入口に挿入されることによりカードの挿入部分を開放する遮断ユニットをカードリーダとカード挿入口との間に設けたため、カードが挿入されないときは、カード挿入口を遮断して筐体内の圧縮空気がカード挿入口から外部に流出することを防止できると共に、カード挿入時もカード挿入部分のみがカードの厚さ分だけ開くことで、内圧防爆構造とされた筐体に供給される圧縮空気が無駄に流出することを防止できる。
本発明による燃料供給管理装置の一実施例が適用された燃料供給システムの要部を示す概略構成図である。 燃料供給システムの概略構成を示す斜視図である。 燃料供給管理装置を拡大して示す正面図である。 燃料供給システムの主要構成を示すブロック図である。 筐体の前面パネルの内壁に遮断ユニットを取り付けた状態を示す横断面図である。 前面パネルに遮断ユニットを取り付けた状態を示す背面図である。 筐体の前面パネルにカードリーダユニットを取り付けた状態を示す横断面図である。 前面パネルにカードリーダユニットを取り付けた状態を示す背面図である。 制御装置が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 初期画面の表示例を示す図である。 ノズル選択画面の表示例を示す図である。 給油量設定画面の表示例を示す図である。 給油量入力画面の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明による燃料供給管理装置の一実施例が適用された燃料供給システムの要部を示す概略構成図である。図1に示されるように、燃料供給システム10は、例えば、ガソリン、軽油などの燃料を車両に給油するシステムであり、空気圧縮機20と、燃料供給機50と、燃料供給管理装置60とを有する。空気圧縮機20は、圧縮空気を生成しており、地下に埋設された圧縮空気供給経路22を介して圧縮空気を燃料供給管理装置60に供給する。圧縮空気供給経路22は、燃料供給管理装置60の筐体に圧縮空気を供給することにより当該筐体の内部圧力を大気圧以上に加圧する。燃料供給管理装置60は、後述するように、内圧防爆構造になっており、筐体内部が空気圧縮機20で生成された圧縮空気の供給により大気圧以上の圧力に保たれている。また、燃料供給管理装置60は、地下に埋設された通信線62を介して燃料供給機50に選択されたノズル(または油種)に対して給油許可信号を送信すると共に、燃料供給機50から流量計により計測された燃料供給量を受信する。
図2は燃料供給システムの概略構成を示す斜視図である。図2に示されるように、燃料供給システム10は、例えば、多数の車両Tを所有する運送会社等の敷地に設置されており、地下には燃料を貯蔵する地下タンク30が埋設されている。燃料供給機50は、地下タンク30からの燃料供給配管40が接続され、燃料供給管理装置60からの許可信号を受けて地下タンク30の燃料を吸上げて当該車両Tの燃料タンク(被燃料供給体)に供給する。
燃料供給機50は、ホース54及びノズル52を含む複数の燃料供給系統が接続されており、例えば、軽油用あるいはレギュラーガソリン用の燃料供給系統が設けられている。また、燃料供給機50は、燃料供給管理装置60の制御装置と接続されており、後述するように燃料供給管理装置60において設定操作が完了すると、設定された条件(選択された油種のノズル、給油量)に基づいて給油が許可される。
また、車両Tの運転者は、給油すべき油種、給油量を各ノズル52に対応させて燃料供給管理装置60による設定操作を行なってから車両Tの燃料タンクに対するノズル52を用いた給油操作を行なう。尚、図1においては、1台の燃料供給機50しか表示していないが、図4に示すように燃料供給管理装置60により複数の燃料供給機50〜50に対する入力・出力を行なうことも可能である。また、燃料供給機50では、異なる油種を供給する複数のノズル52を有する構成としても良いし、あるいは同じ油種を供給する複数のノズル52を有する構成としても良い。
図3は燃料供給管理装置60を拡大して示す正面図である。図3に示されるように、燃料供給管理装置60は、筐体70の前面パネル72にタッチパネル方式の液晶モニタ(表示装置)90と、プリンタ92と、外側カードガイド部100とが設けられている。
筐体70は、正面側に長方形の開口を有する箱状に形成され、開口が前面パネル72によって閉塞されると共に、前面パネル72及び各機器との隙間が弾性部材によって気密にシールされている。
筐体70の底部には、空気圧縮機20からの圧縮空気が供給される圧縮空気供給経路22の端部が挿入されており、筐体70の内部が圧縮空気により大気圧以上に加圧されている。また、筐体70の底部には、通信線62を挿通させる挿通孔が設けられている。
また、筐体70の内部には、制御装置80(図3中、破線で示す)と、各種データや制御プログラムを記憶する記憶装置120とが収納されている。また、制御装置80は、記憶装置120から上記各制御プログラムを読み込んで各制御処理を実行する。また、筐体70は、上面、及び左右側面がカバー部材64によって覆われており、液晶モニタ90に太陽光が照射されないようになっている。
液晶モニタ90は、タッチパネル方式の画面を有するため、操作者に対して操作手順をガイダンスしながら設定内容を表示する表示装置と、運転者が表示画面に触れることにより設定情報を入力する入力装置とを兼ねている。
外側カードガイド部100は、各運転者あるいは各車両毎に発行された磁気カードが挿入されるカード挿入口102を有する。外側カードガイド部100の内側には、カード挿入口102に通された磁気カードに記録された識別データを読み取るカードリーダユニット110(図3中破線で示す)が収納されている。カードリーダユニット110は、カード挿入口102の上部に挿入されたカードがカード挿入口102の延在方向に沿って下方に移動操作すると、当該カードの磁気記録部に記録されたデータを読み取る磁気ヘッドを有する。
また、外側カードガイド部100とカードリーダユニット110との間には、カード挿入口102を遮断する遮断ユニット130(図3中、破線で示す)が設けられている。遮断ユニット130は、筐体70の内部に供給された圧縮空気がカード挿入口102から漏れるのを防止すると共に、上記カードの挿通操作を阻害しないように構成されている。
プリンタ92は、給油が終了すると、給油された日時、油種、給油量、カード番号などを印字したレシートを発行する。
図4は燃料供給システム10の主要構成を示すブロック図である。図4に示されるように、燃料供給管理装置60の制御装置80は、上記液晶モニタ90、プリンタ92、カードリーダユニット110、記憶装置120と接続され、且つ複数の燃料供給機50〜50と通信可能に接続されている。
ここで、外側カードガイド部100の内側に配された遮断ユニット130の構成について説明する。図5は筐体の前面パネル72の内壁に遮断ユニット130を取り付けた状態を示す横断面図である。図6は前面パネル72に遮断ユニット130を取り付けた状態を示す背面図である。
図5及び図6に示されるように、遮断ユニット130は、前面パネル72のカード挿通孔74を内側から遮断するように取り付けられている。遮断ユニット130は、カードリーダユニット110とカード挿入口74との間を遮断することにより当該カード挿入口74より筐体70内の圧縮空気が外部に漏れることを防止する。また、前面パネル72の外側には、カード挿通孔74とカード挿入口102とが一致するように外側カードガイド部100が取り付けられている。カード挿入口102は、上方からみるとV字状に形成されたガイド溝の中央に設けられている。
遮断ユニット130は、取付ベース140と、一対の弾性部材150とを有する。取付ベース140は、板金などにより形成されており、前面パネル72の内壁に起立する雄ネジ75にナット76を螺合させて締結される。尚、取付ベース140と前面パネル72の内壁との間には、シート状パッキン141が介在して両部材間をシールしている。
また、取付ベース140の中央には、上記カード挿通孔74及びカード挿入口102と連通する開口142が設けられ、開口142の左右両側には、一対の弾性部材150を保持するように背面側に起立する一対の保持部144が取り付けられている。一対の弾性部材150は、上下方向に延在するロッド状に形成されたゴム材からなり、平行状態となるように一対の保持部144間に圧入されている。また、一対の弾性部材150は、一対の保持部144間に保持されることにより互いの突き合わせ部分がカード挿入口102、カード挿通孔74、開口142と対向する位置に位置決めされる。
図7は筐体の前面パネル72にカードリーダユニット110を取り付けた状態を示す横断面図である。図8は前面パネル72にカードリーダユニット110を取り付けた状態を示す背面図である。
図7及び図8に示されるように、前面パネル72の内壁に取り付けられた遮断ユニット130の背面側には、カードリーダユニット110が取り付けられる。カードリーダユニット110は、支持ベース160と、内側カードガイド部162と、ヘッド部164と、カード挿通部166とを有する。支持ベース160は、取付ベース140の背面側に起立する雌ネジ部146に螺入するビス147によって固定される。内側カードガイド部162は、支持ベース160の前面に固定され、中央にカードが挿通されるスリット163を有する。スリット163は、上方からみるとV字状に形成されたガイド溝の中央に設けられている。ヘッド部164は、カードの磁気記録部に摺接して磁気データを電気信号に変換する磁気ヘッドを有する。
内側カードガイド部162は、スリット163によってカード挿入位置をガイドすると共に、一対の弾性部材150の背面側に当接するように保持されるため、一対の弾性部材150の脱落を防止する脱落防止部としても機能する。
一対の弾性部材150は、互いに対向する側面を突き合わせるように一対の保持部144間に圧入された保持状態でカード挿入口102の内側を遮断している。これにより、筐体70内に供給された圧縮空気は、カード挿入口102から大気中に流出することが防止される。
また、一対の弾性部材150は、互いに接触する部分がR形状に形成されており、カード挿入口102から挿入されたIDカードCによって左右方向に弾性変形し、当該IDカードCの厚さ分だけ隙間を形成するように離間方向に変形する。これにより、一対の弾性部材150は、カード挿入部分のみがカード通過する間だけ開放されているが、カード挿入操作時もカード挿入部分がカードの両面に密着したシール状態が保持されるため、カードCを上方から下方に移動する過程でも圧縮空気の漏れを防止することができる。
さらに、一対の弾性部材150の前側には、カード挿入口102を有する外側カードガイド部100が設けられ、一対の弾性部材150の後側には、スリット163を有する内側カードガイド部162が設けられている。そのため、カード挿入口102に挿入されたIDカードCは、一対の弾性部材150の突き合わせ部分にガイドされると共に、一対の弾性部材150を通過したIDカードCの先端がスリット163を通過してヘッド部164のデータ読み取り位置にガイドされる。
また、一対の弾性部材150が摩耗した場合には、図5に示すようにカードリーダユニット110を遮断ユニット130から分離して一対の弾性部材150を容易に交換することができる。
ここで、制御装置80が実行する制御処理について図9に示すフローチャートを参照して説明する。尚、図9の各処理を説明する中で参照すべき液晶モニタ90に表示される表示画面の表示例を図10A〜図10Dに示す。
制御装置80は、図9に示すS11でノズル52による給油中の燃料供給系統があるか否かをチェックする。S11において、給油中の燃料供給系統が無い場合(NOの場合)は、S12に進み、初期画面200を表示する(図10A参照)。この初期画面200には、各ノズルに対応するノズル番号01〜08と、各ノズル52により給油される油種名が表示された油種釦211〜218とが表示されている。さらに、初期画面200の上部に形成されたガイダンス領域209には、「カードを読み込ませて下さい」といったメッセージが表示される。このメッセージを呼んだ車両Tの運転者は、会社から発行されたIDカードを外側カードガイド100のカード挿入口102に通して、IDカードに記憶された識別データを読み込ませる。
また、図10Aにおいて、初期画面200では、油種釦211〜218のそれぞれにハイオク、レギュラー、軽油、灯油、重油、オイル、ハイオク軽油等の正式な油種名が表示される。また、油種釦211〜218に対応する各ノズル番号01〜08の表示欄は、給油中であるノズルについてハイライト表示(例えば、給油中のノズル番号欄を明るく発光させたり、あるいは赤色や橙色等の目立つ色で表示)を行なう。
また、上記S11において、例えば、ノズル掛けスイッチがオンの場合、あるいは給油許可が出力された後に給油終了が送信されない場合、給油中の燃料供給系統があるものと判定されて(YESの場合)、S13に進み、設定内容画面を液晶モニタ90に表示する。設定内容画面では、設定操作が完了したノズル番号の表示欄をハイライト表示(例えば、明るく発光させたり、あるいは赤色や橙色等の目立つ色で表示)して使用中であることを報知する。
次のS14では、カードリーダユニット110のヘッド部164にIDカードに記録されたカードデータが読み取られたか否か(カードデータが入力されたか否か)をチェックする。S14でカードデータが入力されないときは(NOの場合)、S15に進み、ノズル52による給油が終了して実給油情報が入力されたか否かをチェックする。そして、S15において、実給油情報が入力されないときは、上記S14の処理に戻る。
また、S14でカードデータが入力されたときは(YESの場合)、S17に進み、カードリーダユニット110のヘッド部164で読み込まれたIDカードの識別データ(カードデータ)が正規のデータか否かをチェックする。S17でIDカードの識別データ(IDデータ)が正規のデータでないときは(NOの場合)、上記S12に戻り、S12以降の処理を再度行なう。
また、S17でIDカードの識別データ(IDデータ)が正規のデータであるときは(YESの場合)、S18に進み、給油情報(ノズル(燃料供給系統)、給油量など)の入力指示を液晶モニタ90に表示する。S18では、例えば、液晶モニタ90にノズル選択画面210を表示する(図10B参照)。そして、ノズル選択操作が行なわれると、液晶モニタ90に給油量選択画面220を表示する(図10C参照)。給油量選択画面220のガイダンス領域209には、「給油量を選択して下さい」といったメッセージが表示される。さらに、給油量選択画面220には、100L(リットル)選択釦221、50L(リットル)選択釦222、40L(リットル)選択釦223、10L(リットル)選択釦224、満タン給油選択釦225、取消釦226、任意の数値を入力(プリセット)するための給油量入力釦227が表示される。
給油量選択画面220による給油量の選択方法としては、所定の数量を選択する100L(リットル)選択釦221、50L(リットル)選択釦222、40L(リットル)選択釦223、10L(リットル)選択釦224をオンに操作する方法と、満タン給油選択釦225をオンに操作してノズル52の自動閉弁機構を用いた満タン給油を選択する方法と、給油量入力釦227をオンに操作して希望する数量を入力するプリセット給油を選択する方法とがある。
所定の数量選択釦221〜224の何れかがオンに操作されたときは、選択された当該ノズル番号に対応する油種名を略称で表示すると共に、選択された給油量を表示する油種・給油量確認画面を液晶モニタ90に表示する。
また、上記S18において、給油量入力釦227がオンに操作されたときは、給油量入力画面250を液晶モニタ90に表示させる(図10D参照)。給油量入力画面250のガイダンス領域209には、「給油量を入力して下さい」といったメッセージが表示される。また、給油量入力画面250には、任意の給油量の数値を入力するためのテンキー252と、入力した数値を表示する数値表示部254と、入力した数値をクリアするためのクリア釦256と、入力した数値が正しい場合に操作される決定釦258とが表示される。
そして、テンキー252の操作により数値が入力され、決定釦258がオンに操作されると、上記S19に移行して、上記給油情報(ノズル番号、給油量)が入力されたか否かをチェックする。S19において、給油情報が入力されていないとき(NOの場合)は、上記S18に戻り、給油情報の入力を指示する。
また、S19において、給油情報(ノズル番号、給油量)が入力されたとき(YESの場合)は、S20に進み、選択されたノズル52(燃料供給系統)を有する燃料供給機50に対して給油許可と給油情報を送信する。そして、上記S11の処理に戻る。
また、上記S15において、実給油情報が入力されたときは、S21に進み、入力された実給油情報(ノズル番号、油種、数量、カードデータ、時刻など)を記憶装置120に記憶させる。続いて、S22に進み、実給油情報を印字した伝票をプリンタ92から発行する。そして、上記S11の処理に戻る。
このように、燃料供給管理装置60の制御装置80は、IDカードに記憶されたカードデータをカードリーダユニット110のヘッド部164で読み取ることにより、選択されたノズルに対する油種、給油量等を設定することが可能になる。また、燃料供給管理装置60の筐体70は、遮断ユニット130を有する内圧防爆構造とされているため、カードが挿入されるカード挿入口102の内側が遮断ユニット130の一対の弾性部材150によって遮断されて圧縮空気の流出を防止されると共に、カードがカード挿入口102に挿入される際は、一対の弾性部材150のカードの挿入部分が開放されても一対の弾性部材150がカード表面に密着して空気流出を防止している。
尚、上記実施例では、ガソリンや軽油などの燃料を供給する燃料供給システムを例に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の燃料(例えば、CNG,LNG,LPG、水素など)を供給する燃料供給システムにも本発明を適用することができるのは勿論である。
また、上記実施例では、燃料供給管理装置60が燃料供給機50と別体に設けられた構成を例示したが、これに限らず、燃料供給機50の筐体に燃料供給管理装置60が収納された一体構造とされたものにも本発明が適用することができるのは、勿論である。
10 燃料供給システム
20 空気圧縮機
22 圧縮空気供給経路
30 地下タンク
40 燃料供給配管
50 燃料供給機
52 ノズル
54 ホース
60 燃料供給管理装置
64 カバー部材
70 筐体
72 前面パネル
74 カード挿通孔
80 制御装置
90 液晶モニタ
92 プリンタ
100 外側カードガイド部
102 カード挿入口
110 カードリーダユニット
120 記憶装置
130 遮断ユニット
140 取付ベース
142 開口
144 保持部
150 弾性部材
160 支持ベース
162 内側カードガイド部
163 スリット
164 ヘッド部
200 初期画面
209 ガイダンス領域
210 ノズル選択画面
211〜218 油種釦
220 給油量選択画面
221〜224 数量選択釦
225 満タン給油選択釦
227 給油量入力釦
250 給油量入力画面
252 テンキー
254 数値表示部
258 決定釦

Claims (4)

  1. 燃料供給のための操作を行なう際に当該操作者が所持するカードに記憶されたデータを読み取るカードリーダユニットと、
    前記カードリーダユニットを内部に収納し、前記カードが挿入されるカード挿入口を前面に有する筐体と、
    前記カードリーダユニットを介して入力された前記カードのデータに基づき、被燃料供給体に燃料供給を行なう燃料供給系統に対して燃料供給の許可を指示すると共に、当該燃料供給系統による燃料供給の制御処理を行なう制御部と、
    を有する燃料供給管理装置において、
    前記筐体の内部に圧縮空気を供給することにより前記筐体の内部圧力を大気圧以上に加圧するための圧縮空気供給経路と、
    前記カードリーダユニットと前記カード挿入口との間を遮断することにより当該カード挿入口より前記筐体内の圧縮空気が外部に漏れることを防止する遮断ユニットとを備え、
    前記遮断ユニットは、前記カードが前記カード挿入口に挿入されることにより、前記カードの挿入部分が開放されることを特徴とする燃料供給管理装置。
  2. 前記遮断ユニットは、前記カード挿入口の延在方向に沿うように配された一対の弾性部材からなり、前記一対の弾性部材の突き合わせ部分が前記カード挿入口に対向するように配されたことを特徴とする請求項1に記載の燃料供給管理装置。
  3. 前記一対の弾性部材の前面側及び背面側に、前記カードの挿入及びカード通過方向をガイドするカードガイド部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の燃料供給管理装置。
  4. 前記一対の弾性部材は、前記パネルの内壁に取付けられる取付ベースにより保持され、前記カードガイド部によって背面側が保持されることを特徴とする請求項2又は3に記載の燃料供給管理装置。
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