JP6150814B2 - 薬物送達デバイス用薬剤案内アセンブリ - Google Patents

薬物送達デバイス用薬剤案内アセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP6150814B2
JP6150814B2 JP2014541668A JP2014541668A JP6150814B2 JP 6150814 B2 JP6150814 B2 JP 6150814B2 JP 2014541668 A JP2014541668 A JP 2014541668A JP 2014541668 A JP2014541668 A JP 2014541668A JP 6150814 B2 JP6150814 B2 JP 6150814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
guide assembly
cover
exendin
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014541668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014533535A5 (ja
JP2014533535A (ja
Inventor
マルク・ホルトヴィック
マルティン・ハウプト
Original Assignee
サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2014533535A publication Critical patent/JP2014533535A/ja
Publication of JP2014533535A5 publication Critical patent/JP2014533535A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6150814B2 publication Critical patent/JP6150814B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1671Making multilayered or multicoloured articles with an insert
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/20Automatic syringes, e.g. with automatically actuated piston rod, with automatic needle injection, filling automatically
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M2005/1787Syringes for sequential delivery of fluids, e.g. first medicament and then flushing liquid
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2207/00Methods of manufacture, assembly or production
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/141Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor with capillaries for restricting fluid flow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/19Syringes having more than one chamber, e.g. including a manifold coupling two parallelly aligned syringes through separate channels to a common discharge assembly
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/24Ampoule syringes, i.e. syringes with needle for use in combination with replaceable ampoules or carpules, e.g. automatic

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、流体、たとえば薬剤を案内するように構成された少なくとも1つの流体チャネルを提供する、薬物送達デバイス用流体案内アセンブリに関する。本発明はさらに、このような流体案内アセンブリを製造する方法に関する。
液体薬剤の単一または複数の用量を設定し投薬するための薬物送達デバイスが、当技術分野でそれ自体周知である。一般に、このようなデバイスは、通常のシリンジとほぼ同様の目的を有する。
薬物送達デバイス、特に、ペン注射器は、ユーザ固有の複数の要件を満たさなければならない。たとえば、患者が糖尿病等の慢性疾患を患っている場合、患者は身体的に虚弱である可能性があり、視覚障害を持っている可能性がある。したがって、特に家庭での薬物治療を意図した適切な薬物送達デバイスは、頑丈な構成である必要があり、容易に使用できなければならない。さらに、デバイスおよびその部材の操作ならびに一般的な取扱いが、明瞭で理解しやすくなければならない。さらに、用量設定および用量投薬手順が、操作しやすく明確でなければならない。
たとえば、このようなデバイスは、投薬する薬剤が少なくとも部分的に充填されたカートリッジを受けるためのハウジングを備える。デバイスは、カートリッジのピストンに動作可能に係合するための変位可能なピストン・ロッドを一般的に有する駆動機構をさらに備える。駆動機構およびそのピストン・ロッドにより、カートリッジのピストンを遠位または投薬方向に変位させることができ、したがって、薬物送達デバイスのハウジングの遠位または投薬端に解放可能に連結された穿孔アセンブリを介して所定量の薬剤を排出することができる。
薬剤の種類および薬剤を患者に投与する前に準備する方法に応じて、特定の薬物送達デバイスは、たとえばカートリッジの下流かつ投薬端の上流に薬剤案内構造を設けなければならない。このような流体案内構造または流体案内チャネルの製造は、やや重要である。とりわけ、流体案内構造がプラスチック、特に熱可塑性材料から作られる時に、流体案内構造またはチャネル構造の望ましい小型化を達成することは困難である。たとえば、射出成形プロセスにより、複雑な、または多層の巻き中空チャネル(wound hollow channel)構造を認識することはできない。
とりわけ、薬物送達デバイスおよびアプリケーションについて、流体案内構造を通って案内される貴重な、または高価な薬剤等の物質を不必要に無駄にすることがないよう、流体案内構造のデッド・ボリュームを最小限にするために、流体案内チャネルが比較的小さい横断面を有することが特に有効である。
さらに、流体案内プラスチック部材は、ほぼ不活性であるか、またはこれとともに案内される薬剤もしくは物質との適合性が高いものとすべきである。したがって、薬剤案内の目的に合ったプラスチック部材の範囲がかなり限定される。
一般に、表面部にわたって延びるチャネル形成溝または凹部を特色とする部材を設けることによって、小型のチャネル構造を製造することができる。表面部をカバー部材で覆うことにより、およびカバー部材と前記部材とを結合することにより、原則として閉鎖流体案内チャネル構造を設けることができる。部材とカバー部材との結合は、レーザ溶接または超音波溶接により、かつ接着剤の使用により行うことができる。このような部材とカバー部材との相互結合は、熱を加えることを伴うため、最終的にそれぞれのプラスチック材料の化学的不活性な特性を低下させ得る。
さらに、化学的不活性なプラスチック材料は、光吸収特性が不十分であるため、たとえばレーザ溶接にはかなり不適切である。光吸収の増加は、原則として、このようなプラスチック材料の大部分にすす粒子(soot particle)等の光吸収粒子を埋め込むことによって達成され得る。しかしながら、これはプラスチック材料の純度をさらに低下させるおそれがあり、所定および所要の化学的不活性な特性が満たされなくなるおそれがある。
また、部材およびカバー部材を接着剤により結合すると、接着剤の一部がチャネル構造に入り込むおそれがあるため、チャネル構造を通って流れる薬剤が汚染される危険が高まる。
したがって、本発明の目的は、組立てが容易でチャネル形成部分を共に直接接合する必要なく、所定の大きさおよび/または形状の液密なチャネル構造をもたらす、薬物送達デバイス用流体案内アセンブリを提供することである。したがって、本発明は、チャネル構造を作るプラスチック部材を劣化させることなく、流体案内アセンブリを製造する改良された方法を提供することを目的とする。前記製造方法は、再現性が高くなければならず、流体案内アセンブリのプラスチックベースの部分において、長期にわたって液密な流体案内チャネル構造を提供する。
第1の態様では、第1の部材と、前記部材の表面部に対して非結合接触構成で部材に隣接して配置されたカバー部材とを備えた薬物送達デバイス用流体案内アセンブリが提供される。したがって、カバー部材が、第1の部材に緩く嵌合されるか、または緩く接触して維持される。第1の部材およびカバー部材が互いに直接接触する表面部は、第1の部材およびカバー部材のインターフェース領域を画成する。
少なくとも1つのチャネル構造を設けるために、第1の部材および/またはカバー部材は、少なくとも1つの凹部と、部材およびカバー部材のインターフェース領域に沿って延びるキャビティまたは溝とを備える。カバー部材に面した部材の表面部に、凹部を形成することができる。加えて、またはあるいは、部材に面したカバー部材の表面部に、凹部または溝を形成してもよい。また、第1の部材およびカバー部材はそれぞれ、第1の部材およびカバー部材が組み立てられた時に互いに補完して閉鎖チャネル構造を形成する溝または凹部を備えることができる。
カバー部材および第1の部材は、直接当接構成に配置されて、たとえば、第1の部材の表面部に設けられた凹部または溝が、平坦または凹部形状のカバー部材によって密に覆われるようになっている。
カバー部材および第1の部材は、非結合または非相互接続接触(non−interconnected contact)構成のままであるため、流体案内アセンブリは、少なくともカバー部材に接触し、さらに第1の部材に係合してカバー部材を第1の部材に対して位置的に固定する第2の部材を備える。
さらに、第2の部材は、射出成形により第1の部材に結合される。このようにして、第2の部材は、製造中に、第1の部材に本質的に結合される。したがって、第2の部材が作られる材料を、補助的な接着剤または他の結合もしくは締結手段を使用せずに、第1の部材に物質結合(substance−bonded)することができる。
結果として、第1および第2の部材を互いに組み立てる必要がない。第1および第2の部材の相互の組立ては、第2の部材が製造され射出成形される間に行われる。したがって、第1の部材は、第2の部材を形成するように構成された金型の一部を提供し、形成することができる。実際に、第2の部材に係合する第1の部材の表面は、特定の形状規格(geometric specifications)を満たす必要はない。第2の部材は、第1の部材の変動する形および形状にも任意に適応する。
第2の部材が、第1の部材およびカバー部材のインターフェース領域とは逆側のカバー部材の表面部に接触すると、特に有利であり得る。さらに、第2の部材は、好ましくは、カバー部材を第1の部材にしっかりと固定するために、カバー部材にわたって、かつカバー部材を越えて延びる。したがって、カバー部材を、第2の部材によって取り囲むことができる。
さらに、カバー部材が、互いに直接結合された第1の部材と第2の部材の間に、少なくとも部分的に挟まれ、かつ/または締め付けられていてもよい。
第1および第2の部材のみを、材料接続により互いに相互接続することが特に意図される。特に、第2の部材は、第1の部材およびカバー部材上に少なくとも部分的に射出成形される。
このようにして、第1の部材およびカバー部材は、互いに直接結合または相互接続されていなくてもよい。その結果、カバー部材および第1の部材は、少なくともインターフェース領域で、第1および第2の部材を結合する目的で熱処理またはエネルギー付与を受ける必要がない。
したがって、第1の部材およびカバー部材は、第2の部材を介して間接的に固定され、相互接続されたままとなり得る。第1の部材およびカバー部材は、互いに間接的に固定されていても、互いに対してかなり不動であり得る。特に、第1の部材およびカバー部材を、堅くしっかりと接続することができる。さらに、第1の部材、第2の部材、および/またはカバー部材は、かなり剛性で曲がらない構造を有することができる。
好ましい態様では、第1の部材が射出成形されたプラスチック部材を備える。射出成形により、第1の部材は、特定の表面部に沿って延びて、カバー部材により閉鎖されるチャネル構造を少なくとも部分的に形成する凹部または溝を本質的に備えることができる。第1の部材および/またはカバー部材は、好ましくは、チャネル構造を通って導かれる物質に対してほぼ不活性であるプラスチック材料を含む。したがって、第1の部材およびカバー部材が作られる材料は、生体適合性と分類されるべきである。好ましくは、第1の部材および/またはカバー部材が、米国食品医薬品局(FDA)により承認されたプラスチック材料を含む。その結果、選択したプラスチック材料が、米国政府規則(CFR)21による基準を満たし、FDA対応と分類される。第1の本体部材および/またはカバー部材は、FDA対応プラスチック材料のうち、シクロオレフィンポリマー(COP)等のプラスチック材料を含むことができる。
さらなる好ましい態様では、第2の部材はまた、射出成形により第1の部材に結合された、射出成形されたプラスチック部材を備える。第2の部材は、カバー部材にも結合され得る。チャネル構造が第1の部材およびカバー部材のみによって形成され密閉されるため、第2の部材を、必ずしもFDA対応材料または生体適合性プラスチック材料から作る必要はない。したがって、第1および第2の部材は、異なるプラスチック組成を有することができる。
この状況で、第2の部材が少なくとも第1の部材に射出成形によって結合されると特に有利である。したがって、第2の部材は、このような成形プロセス中に本質的に第1の部材に接続される。
本発明は、アセンブリ射出プロセスに特に焦点を合わせているが、これに限定されるものではない。第1の部材を、たとえば第1の射出工程によって設けてもよい。それぞれの金型を開くことにより、逆流防止弁等の流体操作部材をチャネル構造に組み付けることができる。その後、カバー部材を第1の部材の所定の表面部上に位置させて、チャネル構造を形成し閉鎖することができる。その後、第1の部材を金型から取り出すことなく、次の第2の射出成形工程で、第1の部材と第2の部材の間に物質同士の結合を確立することによって、第2の部材を形成することができる。
さらに好ましい態様では、第1および第2の部材が、カバー部材の外側に位置する領域で互いに相互接続される。その結果、第1および第2の部材は、カバー部材を間に挟むために、いくらか互いに対応する形および形状を有する。
この状況で、第2の部材および/または第1の部材が、カバー部材を少なくとも部分的に密閉するか、または部分的に囲むとさらに有利となり得る。これにより、第1の部材およびカバー部材の相互の正確な組立てが容易になり得る。したがって、第1の部材およびカバー部材は、カバー部材および第1の部材を明確に配置するために互いに対応する位置決め部材を備えることができる。第1および第2の部材の互いの相互接続および/または結合は、互いに対向する第1の部材および第2の部材のそれぞれの表面部によって形成される一体ジョイントに基づいていてもよい。
第2の部材がカバー部材を密閉するだけでなく、第1の部材を少なくとも部分的に密閉することも考えられる。一般に、第2の部材が第1の部材の特定の表面部に当接する必要があるだけでなく、第2の部材も、第1の部材の横方向または外側縁部にわたって延びて、第1の部材を取り囲み、第1の部材と第2の部材の間のポジティブな係合を確立することができる。
さらに別の態様では、カバー部材と第1の部材とのインターフェースが実質的に液密である。したがって、第1の部材およびカバー部材のインターフェース領域に形成されたチャネルが、かなりの流体圧力を受けた時に漏れないように、カバー部材が第1の部材の表面部に組み付けられ、かつ/または押し付けられる。
さらに好ましい態様では、流体案内アセンブリは、ニードル・ハブとして、または、たとえば注射による薬剤の投与を行う薬物送達デバイスのカートリッジ・ハブとして設計される。言い換えると、前述した少なくとも1つの流体案内アセンブリを備えた薬物送達デバイスの針および/またはカートリッジ・ハブが設けられる。案内アセンブリは、特に薬物送達デバイスと共に使用することができ、この薬物送達デバイスでは、異なるカートリッジで提供される2つまたはそれ以上の薬剤を、患者への送達前もしくは送達中に組合せ、または混合しなければならない。このような案内アセンブリは、異なる容器またはカートリッジによって提供される異なる薬剤を、薬物送達デバイスの共通の1つの投薬出口を通して連続して投薬する状況において、さらなる適用を有する。したがって、案内アセンブリを、1つで2つの機能を持つ接合部材またはT字形案内部材として使用することができる。一般的に、このような流体案内アセンブリを、薬物送達デバイスの1つまたはそれ以上の薬剤収納カートリッジの下流かつ投薬端の上流に配置すべきであり、この投薬端は、交換可能な注射針または他の流体案内構造と流体接続可能である。
さらなる独立した態様によれば、本発明はまた、所定量の少なくとも1つの薬剤を、出口を介して投薬するように構成された薬物送達デバイスに関する。携帯用注射器またはペン注射器として設計され得る薬物送達デバイスは、少なくとも部分的に薬剤が充填された少なくとも1つのカートリッジを受けるためのハウジングを備える。さらに、デバイスは、所定量の薬剤がそれを介して投薬される投薬端を備える。さらに、薬物送達デバイスは、カートリッジと投薬端との間の流体路に配置された、前述した流体案内アセンブリを備えて、流体案内アセンブリにより提供された少なくとも1つのチャネル構造が、それぞれの流体案内機能を提供することができるようにする。
さらなる独立した態様では、前述した流体案内アセンブリを製造する方法も提供される。最初の工程で、第1の部材が設けられ、この第1の部材は、射出成形によって製造することができ、または、たとえば供給装置(supplier)等の他の方法によって設けることができる。第1の部材から始まり、オプションの工程では、膜および/または弁等の流体操作部材を、第1の部材の凹部または溝に配置することができる。その後、第2の工程で、カバー部材が第1の部材に隣接して配置されて、第1の部材およびカバー部材のインターフェース領域を形成する。インターフェース領域では、第1の部材とカバー部材とが互いに直接接触する。さらに、カバー部材および/または第1の部材は少なくとも1つの凹部を備え、この凹部は、インターフェース領域に沿って延びて、それを通して流体を案内、好ましくは薬剤を案内するように適用可能なチャネル構造を形成する。ここで、カバー部材および第1の部材の一方または両方が、流体案内チャネルを形成もしくは補完するための溝または凹部構造を備えることができる。
たとえば、射出成形された第1の部材は、上面に沿って延びる凹部を特色とし、実質的に平坦かつ均一な形状のカバー部材は、第1の部材の凹部構造を閉鎖するために前記上面の上に配置される。あるいは、カバー部材が凹部または溝を特色とすることも考えられ、この凹部または溝は、この場合、実質的に平坦または均一形状であり得る第1の部材の当接面側の面にある。
第1の部材および/またはカバー部材のインターフェース領域の凹部を覆った後、第1の部材は射出成形によって第2の部材に結合されるため、カバー部材に接触または当接して、カバー部材を第1の部材に固定する。第1および第2の部材を互いに相互接続することにより、かつカバー部材を間に配置することにより、カバー部材を第1および第2の部材の両方に対して位置的に固定することができる。第1および第2の部材をしっかりと結合することにより、第1の部材とカバー部材との液密封止接触を達成することができる。
第2の部材は、第1の部材およびカバー部材が互いに組み立てられた後に続く射出成形プロセスによって、第1の部材に少なくとも結合され、好ましくは一体接合される。第1の部材およびカバー部材が互いに組み立てられる前に、オプションの弁要素等を第1の部材および/またはカバー部材の凹面構造に組み付けることができる。このようにして、第2の部材が第1の部材に一体接合されるまで、第1の部材がそれぞれの金型または金型の一部にとどまることの可能な、アセンブリ射出プロセスを提供することができる。
第1の部材および/またはカバー部材が射出成形され、インターフェース形成表面部にわたって延びる少なくとも1つの凹部を備えると特に有利である。前述したように、たとえば注射により患者に投与する薬剤および薬物を考慮して、カバー部材および/または第1の部材がFDA対応型の不活性または生体適合性プラスチック材料を含むか、またはこれらから作られると特に有利である。
さらに、別の好ましい態様によれば、第2の部材の射出成形中または前に、カバー部材が、第1の部材に対して別個にまたは個々に押し付けられる。このようにして、カバー部材と第1の部材との特に封止された液密な相互当接および封止構成を達成することができる。それぞれの封止圧力を提供するために、予圧イジェクタ(preload ejector)または圧力片が、インターフェース領域とは反対側に位置するカバー部材の面にそれぞれの圧力を及ぼすことができる。このようにして、第1の部材とカバー部材との間に十分に封止されたチャネル構造を設けるために、カバー部材を第1の部材にしっかりと押し付けることができる。
本明細書で使用する用語「薬物」または「薬剤」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、たとえば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、たとえば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、たとえば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、たとえば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、たとえば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、たとえば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、たとえば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(たとえば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、たとえば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、たとえば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、たとえば、アルカリまたはアルカリ土類金属、たとえば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、たとえば、水和物である。
本発明の精神および範囲を逸脱することなく、種々の修正および変更を本発明に行うことができることが当業者にさらに明らかになろう。さらに、添付の特許請求の範囲で使用される参照符号は、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではないことに注目されたい。さらに、本明細書に記載のすべての特色および実施形態は、流体案内アセンブリ、薬物送達デバイス、および流体案内アセンブリの製造方法に等しく当てはまるものと理解すべきである。特に、特定の動作を行うように構成され配置された部材への言及も、各方法工程を開示しているものと理解すべきであり、その逆も同様である。
以下で、本発明を実施する選択的に、かつ等しく考えられる種々の方法のうちの好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
流体案内アセンブリの射出成形された第1の部材の概略側面図である。 カバー部材が取り付けられた、図1の第1の部材を示す図である 第2の部材が第1の部材に一体接合されてカバー部材を第1の部材に固定する、流体案内アセンブリの最終段階を示す図である。 流体案内アセンブリを製造する方法を示す例示的なフローチャートである。 流体案内アセンブリを使用する複数の考えられる薬物送達デバイスの1つの斜視図である。 図5によるデバイスの部分透過図である。
図1〜図3は、チャネル構造12、14を通る小さい流れを特色とする流体案内アセンブリ10を製造する連続した工程を示す。流体チャネル12、14の直径は、0.01mm〜10mmであり得る。直径は、特に0.1mm〜1mm、たとえば約0.3mmとすることができる。流体チャネルの長さと直径の比は、10:1〜1000:1であり得る。特に、長さと直径の比は20:1〜100:1とすることができる。長さと直径の比は約33:1または66:1であってもよい。この状況で、流体チャネルの長さは、流体案内アセンブリ10の流体チャネルの最長の流体連通路に対応し得る。
図3に示す流体案内アセンブリ10の組立ては、図1に示す第1の部材16から始まる。第1の部材16を、熱可塑性材料、好ましくはFDA対応または生体適合性プラスチック材料から製造することができ、または作ることができる。図1に示すように、第1の部材16は、第1の部材16の実質的に平坦形状の上側表面部27に沿って延びる2つの凹部12、14を備える。所要の大きさのチャネル構造12、14を、射出成形プロセスにより製造することができる。しかしながら、これらのチャネルまたは溝12、14を、後でエッチングするか、または刻むこともできる。組立ての次工程では、第1の部材16の上側表面部27が平坦または均一形状のカバー部材18で覆われることにより、閉鎖チャネル構造12、14を形成する。チャネル12、14は横断面のみが示される。チャネル12、14は紙面に実質的に垂直に延びる。
カバー部材18を第1の部材16上に配置する前に、弁、特に逆流防止弁も、場合によって、凹部構造12、14内に配置され得る。
第1の部材16はまた、2つの上向きの突起22、24を備え、突起22、24は、カバー部材18の横寸法に一致するインターフェース領域15を間に画成する。このようにして、第1の部材16上に配置するカバー部材18を、あらかじめ非結合で、または緩く固定することができる。図2に示すように、カバー部材18は、対向して位置する突起22、24により、図2の下向きの重力の影響下で横方向に固定される。
流体案内チャネル構造12、14を十分に封止するために、カバー部材18が、2つまたはそれ以上の圧力片30により第1の部材16に向かって下方に押される。したがって、第1の部材16およびカバー部材18が押し合わされる。この圧力印加と同時に、第1の部材16およびカバー部材18のプリアセンブリが、次の射出成形工程を受け、これにより、第2の部材20が少なくとも第1の部材16に一体接合される。第2の部材20も、カバー部材18の上向きの面に一体接合または接着され得る。しかしながら、チャネル12、14を封止するために、第2の部材20は、それぞれ下向きの保持力をカバー部材18に及ぼして、第1の部材16の前記上向きの表面部27がカバー部材18の下向きの下面29にしっかりと密に係合するようにすべきである。
第2の部材20が少なくとも第1の部材16と一体接合された後、圧力片30を後退させて取り外すことができる。第1の部材16の上向きの突起22、24は、カバー部材18と部材16との相互の組立てに関して有利であるだけでなく、第1の部材16と第2の部材20の間の結合効果を高めるために、第1の部材16の上面全体を拡大する。
第1および第2の部材16、20に使用される材料の種類に応じて、第1の部材16および第2の部材20の選択された表面部の相互当接および表面係合結合が、カバー部材18をインターフェース領域15にしっかりと固定するのに十分となり得る。加えて、第1の部材16が、上向きの表面部にある種のアンダーカットまたはくぼみを備えて、第2の射出成形された部材20とポジティブに連結できるようにすることも考えられる。また、第2の部材20に結合接触する第1の部材16の表面部26、28が、粗面の、または波状の表面構造を有することも考えられる。加えて、第2の部材20が少なくとも部分的にでも第1の部材の下面17にわたって延びるように、第2の部材20が第1の部材16の横方向側縁部32を横方向に取り囲むか、または横方向に密閉することも考えられる。
圧力片のために残される貫通口とは別に、第2の部材20は、好ましくはかなり閉鎖した形および構造を有し、突起22、24とカバー部材18の上向きの上面との間の空間全体を充填する。このようにして、カバー部材18を構造的かつ機械的に安定させて、チャネル12、14を十分に封止することができる。
図3に示す流体案内アセンブリ10は、薬物送達デバイスで使用される薬剤案内アセンブリに実装されると特に有利である。詳細には、チャネル12、14の液密封止を確立するために、第1の部材16およびカバー部材18の、チャネル構造12、14を直接密閉する部分を熱処理する必要がない。さらに、第2の部材20により、カバー部材16を、直接結合、または他の方法で第1の部材に相互接続させる必要はない。第1の部材16および第2の部材20の、最終的に熱応力を受け、または熱処理されるそれらの部分は、チャネル構造12、14の外側に位置する。好ましくは、チャネル構造を通って案内される薬剤に直接接触し得る第1の部材16およびカバー部材18は、同一の材料から作られる。
第2の部材20を作成もしくは生成するための射出成形の第2または次の工程を考慮すると、カバー部材18はある種の耐熱機能も提供することができ、カバー部材18の下に配置されたチャネル構造12、14を熱的に保護する(thermally protect)機能を果たすことができる。
さらに、チャネル構造12、14を多様な異なる方法でインターフェース領域15に形成することができることに注目されたい。第1の部材16および/またはカバー部材20の互いに対応もしくは補完する凹部構造または溝は、矩形、楕円形、円形であり得る。また、やや正方形もしくは矩形のチャネル構造を、第1の部材16およびカバー部材18にそれぞれ設けられた2つの互いに対応するV字形溝によって形成することができる。
図1、図2および図3に示す、図示した組立段階に従って、図4は、流体案内アセンブリの製造中に実行される、後続の方法工程のフローチャートを示す。第1の工程100では、第1の部材16が、たとえば射出成形によって作成され、または他の方法で供給もしくは提供される。場合によって、かつ第1の部材16の全体形状に応じて、たとえば任意の適用可能な切除技術もしくはエッチングにより、溝またはチャネル構造12、14を作成することができる。
その後、工程102で、オプションの弁または他の流体流操作要素(図1〜図3に明確には図示せず)を組み付けて、チャネル構造12、14内に配置する。次に工程104で、カバー部材18を第1の部材16の上向きの表面部27上に配置して、チャネル構造12、14を封止および/または閉鎖する。その後、工程106で、カバー部材18および第1の部材16を押し合わせるために、所定の圧力をカバー部材18に加える。このようにして、チャネル構造12、14の液密封止を達成することができる。
その後、または圧力印加と同時に、次の射出成形工程108で、第2の部材20を、第1の部材に、少なくとも、カバー部材18の周囲の外側またはカバー部材18の領域の周囲に配置された第1の部材16の表面部26、28に一体接合することができる。カバー部材18および第1の部材16が好ましくはFDA対応プラスチック材料から作られるが、第2の部材20はFDA非対応プラスチック材料を含んでいてもよい。また、第2の部材20が作られる材料は、第1の部材16および/またはカバー部材18が作られる材料と比較して高い収縮率を呈することができる。たとえば射出成形プロセス後の冷却中にそれぞれのプラスチック材料が収縮すると、異なる収縮率が第1および第2の部材16、20のインターフェースにわたって機械的応力および機械的張力を生じさせ得るため、カバー部材18への封止圧力を増加させる。
第2の部材20の材料は、第1の部材16またはカバー部材18が作られる材料と比較して低い、または異なる融点を特色とすることができる。したがって、第2の、または最終射出成形プロセス中に、第1の部材16およびカバー部材18が比較的低度の熱応力を受けるだけとなり得る。
一般に、第1および第2の部材を、同一の射出成形可能なプラスチック材料から作ることができる。
図5は、ハウジング54および取外し可能なキャップ52を有する携帯型薬物送達デバイス50を最後に示す。デバイス50は、遠位端部68近くに投薬端56を有し、投薬端56は、注射により薬剤を投薬するために、たとえば両頭注射針を有するニードル・ハブをねじで受けるよう、たとえばねじ付ソケットとして設計される。さらに図6に示すように、ハウジング54は、少なくとも部分的に薬剤が充填された2つのカートリッジ60を収容する。加えて、図5に示すデバイス50は、投薬端56と前記カートリッジ60のいずれか1つとを流体連通させるためのインターフェース58を備える。2つのカートリッジ60に供給された薬剤を混合し、または単一の投薬端56を介して異なる薬剤を連続して投薬するために、図5のインターフェース58は、図1〜図3に示す流体案内アセンブリ10を備える。
図5にさらに示すように、デバイスは、近位端66近くの表示要素62、ならびに薬剤投薬動作を制御および/もしくは操作するための種々のボタンまたはキー要素64を備える。
10 流体案内アセンブリ
12 チャネル構造
14 チャネル構造
15 インターフェース領域
16 第1の部材
17 下面
18 カバー部材
20 第2の部材
22 突起
24 突起
26 表面部
27 表面部
28 表面部
29 表面部
30 圧力片
32 横方向縁部
50 薬物送達デバイス
52 キャップ
54 ハウジング
56 投薬端
58 インターフェース
60 カートリッジ
62 表示要素
64 ボタン
66 近位端
68 遠位端

Claims (12)

  1. 第1の部材(16)と、
    該第1の部材(16)に隣接して配置され、該第1の部材(16)の表面部(27)に非結合面接触することによりインターフェース領域(15)を形成するカバー部材(18)と、
    第1の部材(16)およびカバー部材(18)の該インターフェース領域(15)に沿って延び、第1の部材(16)およびカバー部材(18)が一緒に組み立てられるとき、閉鎖チャンネル構造(12,14)を形成するため相互に補完している、該第1の部材(16)および/または該カバー部材(18)の少なくとも1つの凹部によって形成される少なくとも1つのチャネル構造(12、14)と、
    該カバー部材(18)に接触し、射出成形により該第1の部材(16)に結合されて該カバー部材(18)を該第1の部材(16)に対して固定する第2の部材(20)とを備えた、そして、ここで第1の部材と第2の部材(16、20)の間に物質同士の結合が確立される、薬物送達デバイス用流体案内アセンブリ。
  2. 第1の部材(16)は、射出成形されたプラスチック部材を備える、請求項1に記載の案内アセンブリ。
  3. 第2の部材(20)は、射出成形されたプラスチック部材を備える、請求項1または2に記載の案内アセンブリ。
  4. カバー部材(18)および/または第1の部材(16)は不活性プラスチック材料を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の案内アセンブリ。
  5. 第1および第2の部材(16、20)は、カバー部材(18)の外側の領域で互いに相互接続される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の案内アセンブリ。
  6. 第2の部材(20)および/または第1の部材(16)は、カバー部材(18)を少なくとも部分的に密閉する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の案内アセンブリ。
  7. カバー部材(18)と第1の部材(16)の間のインターフェースが実質的に液密である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の案内アセンブリ。
  8. 薬物送達デバイスのニードル・ハブまたはカートリッジ・ハブとして設計される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の案内アセンブリ。
  9. 少なくとも部分的に薬剤が充填された少なくとも1つのカートリッジ(60)を受けるためのハウジング(54)と、
    所定量の薬剤を投薬するための投薬端(56)と、
    該カートリッジ(60)と該投薬端(56)との間に配置された、請求項1〜8のいずれか1項に記載の流体案内アセンブリ(10)であって、該流体案内アセンブリ(10)の少なくとも1つのチャネル構造(12、14)が、該カートリッジ(60)と該投薬端(56)との間の流体路に配置される流体案内アセンブリ(10)とを備えた、所定量の薬剤を出口を介して投薬するように構成された薬物送達デバイス。
  10. 第1の部材(16)を設ける工程と、
    カバー部材(18)を該第1の部材(16)に隣接して配置して、第1の部材(16)およびカバー部材(18)が互いに直接接触するインターフェース領域(15)を形成する工程であって、該カバー部材(18)および/または該第1の部材(16)が、該インターフェース領域(15)に沿って延びてチャネル構造(12、14)を形成する少なくとも1つの凹部を備える工程と、
    該第1の部材(16)を、少なくとも該カバー部材(18)に接触する第2の部材(20)に係合に係合させて、該第2の部材(20)を該第1の部材(16)に固定する工程と、
    第1の部材(16)およびカバー部材(18)が互いに組み立てられた後に、射出成形によって該第2の部材(20)を該第1の部材(16)に結合する工程とを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の流体案内アセンブリを製造する方法。
  11. 第1の部材(16)および/またはカバー部材(18)が射出成形され、インターフェース形成表面部(27、29)にわたって延びる少なくとも1つの凹部(12、14)を備える、請求項10に記載の方法。
  12. 第2の部材(20)の射出成形中に、カバー部材(18)が第1の部材(16)に封止して押し付けられる、請求項10または11に記載の方法。
JP2014541668A 2011-11-16 2012-11-15 薬物送達デバイス用薬剤案内アセンブリ Expired - Fee Related JP6150814B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP11189282 2011-11-16
EP11189282.4 2011-11-16
PCT/EP2012/072789 WO2013072440A1 (en) 2011-11-16 2012-11-15 Medicament guiding assembly for a drug delivery device

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014533535A JP2014533535A (ja) 2014-12-15
JP2014533535A5 JP2014533535A5 (ja) 2015-12-24
JP6150814B2 true JP6150814B2 (ja) 2017-06-21

Family

ID=47172661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014541668A Expired - Fee Related JP6150814B2 (ja) 2011-11-16 2012-11-15 薬物送達デバイス用薬剤案内アセンブリ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9511191B2 (ja)
EP (1) EP2780062A1 (ja)
JP (1) JP6150814B2 (ja)
CN (1) CN103945882B (ja)
WO (1) WO2013072440A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014518664A (ja) 2011-04-28 2014-08-07 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 投薬インターフェースの接合技術
CN103957965B (zh) * 2011-11-16 2016-12-28 赛诺菲-安万特德国有限公司 用于药物递送装置的药剂导向组件
CN111065344B (zh) 2017-09-08 2023-09-22 三养控股公司 密封剂注射器总成
EP3810234A1 (en) * 2018-06-22 2021-04-28 Sanofi Drug delivery device, method for manufacturing a drug delivery device and use of a welded connection
CN112439101A (zh) * 2020-11-20 2021-03-05 浙江仁翔医疗器械有限公司 一种滴斗本体和排气盖之间的密封配合结构

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL50650A (en) 1976-10-10 1979-05-31 Drori Mordeki Regulated flow-reducing device particularly useful for drip irrigation
IL121967A (en) * 1997-10-14 2001-06-14 Hydro Plan Eng Ltd Irrigation output unit
US7284966B2 (en) * 2003-10-01 2007-10-23 Agency For Science, Technology & Research Micro-pump
DE102004011667B4 (de) * 2004-03-10 2006-03-23 Technische Fachhochschule Berlin Vorrichtung mit einem Halbleiterchip und einem mikrofluidischen System und Verfahren zur Herstellung
US7220245B2 (en) * 2004-05-26 2007-05-22 Kriesel Marshall S Infusion apparatus
US7703339B2 (en) * 2005-12-09 2010-04-27 Analog Devices, Inc. Flow sensor chip
US8087425B2 (en) * 2006-07-17 2012-01-03 The Gates Corporation Hose and tubing assemblies and mounting systems and methods
RU2524775C2 (ru) * 2009-04-23 2014-08-10 Грако Миннесота Инк. Диафрагменный насос, полученный методом многокомпонентного литья
US20100318063A1 (en) 2009-06-10 2010-12-16 Cleo Cosmetic And Pharmaceuticals Co., Llc Dual barrel syringe assembly

Also Published As

Publication number Publication date
EP2780062A1 (en) 2014-09-24
JP2014533535A (ja) 2014-12-15
CN103945882A (zh) 2014-07-23
US9511191B2 (en) 2016-12-06
WO2013072440A1 (en) 2013-05-23
US20140316341A1 (en) 2014-10-23
CN103945882B (zh) 2017-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6150814B2 (ja) 薬物送達デバイス用薬剤案内アセンブリ
JP2018149328A (ja) 投薬インターフェースの接合技術
JP6130372B2 (ja) 薬物送達デバイス及びそれと相互連結されるカートリッジ
JP2014519899A (ja) チェックバルブの配置
JP2015525626A (ja) 放出デバイスのための投薬インターフェース
JP2015516250A (ja) 投薬インターフェース
JP6047146B2 (ja) 医療デバイスのための連結
JP2014515944A (ja) 剛性材料を使用するための可撓性バルブ形状
JP2016509912A (ja) 医療デバイスのための本体部材およびダイヤフラム材料
JP6169591B2 (ja) 薬物送達デバイス用薬剤案内アセンブリ
JP2014515949A (ja) 弁要素
US20150224258A1 (en) Dispense Interface for an Ejection Device
JP2014533566A (ja) 薬物送達デバイスの溶接ハウジング部材
TW201700116A (zh) 注射裝置的殼體和殼體部件的互連
JP2015516249A (ja) 投薬インターフェース
JP2015516248A (ja) 投薬インターフェース
US10065002B2 (en) Dispense interface
JP6724029B2 (ja) 薬剤送達デバイス用の封止されたニードルアセンブリ
JP6157449B2 (ja) 投薬インターフェースアセンブリ
JP2015516246A (ja) 排出デバイス用の投薬インターフェース
JP2015516247A (ja) 排出デバイス用の投薬インターフェース
US9945519B2 (en) Dispense interface
CN103648547A (zh) 金属针导引器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151104

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6150814

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees