JP6150128B2 - 通話モニタ機能を有する電話装置 - Google Patents

通話モニタ機能を有する電話装置 Download PDF

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陽介 小倉
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Description

本発明は、高齢者に対する悪意呼による被害を防止する電話装置に関する。
近年、電話を使って一人暮らしの高齢者を狙った詐欺や強引な勧誘が社会問題となっている。このような悪意呼による被害を未然に防ぐために、特許文献1には、電話装置が一旦着信呼保留し、保留した呼を第3者へ転送し、第3者が当該発信者と通話して通話内容から発信者の素性を確認する技術がある。
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、電話装置が保留・転送処理を行うために電話装置は2以上の電話回線を収容したマルチライン環境でなければならない。したがって、スマートフォンや単独電話機等のシングルライン環境の電話装置では特許文献1の技術は適用できない。
特開2010−287938号公報
そこで、本発明の課題は、スマートフォンや一般電話のようにシングルライン環境であっても第3者による通話のモニタリングを行うことが出来る電話装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は自電話装置とPeer to Peer接続されたモニタ電話装置とPeer to Peer通信するPeer to Peer通信手段を備え、前記Peer to Peer通信手段により自電話装置が送受信する通話音声情報を前記モニタ電話装置にモニタさせる電話装置であって、着信が到来した場合に当該着信の発信元の電話番号を抽出し、自電話装置が備えるデータベースまたは自電話装置と接続されている所定のデータベースにアクセスし、前記抽出した電話番号が前記データベースに登録されている電話番号か否かを判定する発信元電話番号判定手段と、前記抽出した発信元の電話番号が前記データベースに着信を許可する電話番号として登録されていない場合に、前記Peer to Peer通信手段を起動するPeer to Peer通信起動手段と、前記モニタ電話装置へ前記Peer to Peer通信手段の開始を要求するPeer to Peer通信開始要求コマンドを送信するPeer to Peer通信開始要求コマンド送信手段と、前記起動したPeer to Peer通信手段を介して、自電話装置と当該着信の発信元との間で送受信される通話音声情報を前記モニタ電話装置へ送信するモニタ音声情報送信手段と、を有することを特徴とする。



本発明によれば、身元不明な相手からの着信を受付けた電話装置がPeer to Peer通信を介して自電話装置の利用者と身元不明な相手との通話内容を第3者の通信端末へ送信する。これにより第3者は、電話装置の利用者と身元不明な相手の通話内容をシングルライン環境であってもモニタリングすることができる。
図1は、本発明の着信電話機とモニタリング機を含む電話システムの全体構成図および、着信電話機とモニタリング機の機能ブロック図である。 図2は、本発明の着信電話機とモニタリング機を含む電話システムのシーケンス図である。 図3は、本発明の着信電話機のフローチャートである。 図4は、本発明のモニタリング機のフローチャートである。
以下、本発明を実施する形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の着信電話機1とモニタリング機2を含む電話システムの全体構成図および、着信電話機1とモニタリング機2の機能ブロック図である。
図示するように、本発明の電話システムはIP網3に接続する着信電話機1と不審番号DB6と、IP網3に接続して無線通信を行う無線基地局5に収容されたモニタリング機2と未登録電話機4から構成される。
着信電話機1は、Peer to Peer通信機能と、Peer to Peer通信機能を介してモニタリング機2に通話音声を送信する機能と、モニタリング機2からの要求に応じて通話を切断する強制切断機能を有する電話装置である。
モニタリング機2は、Peer to Peer通信機能と、着信電話機1からの通話音声をモニタするモニタリング機能と、着信電話機1に通話切断等の呼制御コマンドを送信する呼制御コマンド送信機能を有する無線電話機である。
未登録電話機4は、着信電話機1とモニタリング機2の電話帳に登録されていない電話機である。
不審番号DB6は、不審者の電話番号が複数登録されたデータベースであり、電話番号検索要求を受付けると、データベースに不審者の電話番号が登録されているか検索して、電話番号検索結果を要求元に送信する。
次に着信電話機1の機能ブロックについて説明する。図示するように、着信電話機1は、通信制御部101、端末制御部102、着信拒否番号登録部103、電話帳登録部104、発信元電話番号抽出部105、音声ガイダンス送出部106、Peer to Peer処理部107、通話処理部108、呼出鳴動部109、表示部110、操作部111、Peer to Peer接続先登録部112とから構成される。
通信制御部101はIP網3と接続され、端末制御部102からの制御に基づき発信、着信、通話等の通話に係る呼制御全般ならびにデータ通信に係る通信制御全般を行う。
端末制御部102は装置内の各ブロックと接続し端末に係る制御全般を行う。
着信拒否番号登録部103は着信を拒否する相手の電話番号が登録されており、端末制御部102からの指示に従って着信を拒否する相手の電話番号をリード/ライトする。
電話帳登録部104は着信電話機1が有する電話帳を登録し、端末制御部102からの指示に従って電話帳をリード/ライトする。
発信元電話番号抽出部105は通信制御部101からの着信情報より着信の相手電話番号(以降、発信元電話番号と呼称)を抽出し端末制御部102に渡す。
音声ガイダンス送出部106は各種の音声ガイダンス(定型)を記憶し、端末制御部102により指定された音声ガイダンスを、通信制御部101を介して着信の発信元へ送信する。
Peer to Peer処理部107は端末制御部102の指示によりPeer to Peer接続先登録部112に登録されたモニタリング機2へ通信制御部101を介してPeer to Peerによるデータ送受信を行う。
通話処理部108は受話器(図示せず)を含む音声入出力処理部であり、通信制御部101からの音声データをデコードして受話器のスピーカから出力し、受話器のマイクの音声信号を音声データにエンコードして通信制御部101に渡し、端末制御部102の指示によりミキシングした音声データを端末制御部102に渡す。
呼出鳴動部109は着信の存在を利用者に知らせる着信鳴動音を発するスピーカであり、端末制御部102からの制御に応じて鳴動する。
表示部110はLEDやLCD等の表示デバイスを含む表示器であり、端末制御部102からの制御に応じて、文字や図形を表示する。
操作部111はテンキーやファンクションキー等のキー入力部であり、キー押下によるキー情報を端末制御部102に渡す。
Peer to Peer接続先登録部112はPeer to Peer接続するモニタリング機2の接続情報を登録し、端末制御部102の指示に従ってモニタリング機2の接続情報をリード/ライトする。
次に、モニタリング機2の機能ブロックについて説明する。図示するように、モニタリング機2は、無線通信制御部201、端末制御部202、電話帳登録部203、発信元電話番号抽出部204、不審番号検索処理部205、Peer to Peer処理部206、呼出鳴動部207、表示部208、操作部209とから構成される。
無線通信制御部201は無線基地局5と接続され、端末制御部202からの制御に基づきPeer to Peer接続に係る制御全般を行う。
端末制御部202は装置内の各ブロックと接続し端末に係る制御全般を行う。
電話帳登録部203はモニタリング機2が有する電話帳を登録し、端末制御部202からの指示に従って電話帳をリード/ライトする。
発信元電話番号抽出部204は無線通信制御部201からの着信情報より着信の相手電話番号(以降、発信元電話番号と呼称)を抽出し端末制御部202に渡す。
不審番号検索処理部205は不審番号DB6の情報を登録し、端末制御部202の指定により無線通信制御部201を介して、不審番号DB6への発信元電話番号検索を行う。
Peer to Peer処理部206は端末制御部202の指示により無線通信制御部201を介した着信電話機1とのPeer to Peerによるデータ送受信を行う。
呼出鳴動部207は着信の存在をモニタリング者に知らせる着信鳴動音を発するスピーカであり、端末制御部202からの制御に応じて鳴動する。
表示部208はLEDやLCD等の表示デバイスを含む表示器であり、端末制御部202からの制御に応じて、文字や図形を表示する。
操作部209はファンクションキー等のキー入力部であり、キー押下によるキー情報を端末制御部202に渡す。
図2は、本発明の着信電話機1とモニタリング機2を含む電話システムのシーケンス図である。尚、本シーケンスは、着信電話機1が発着信可能な状態かつモニタリング機2がP2P接続可能な状態で、未登録電話機4が着信電話機1へ発信(INVITE)したところから開始される。
未登録電話機4からの着信情報(以下、INVITEメッセージと呼称する)を着信電話機1が受信すると(S201)、着信電話機1は、発信元電話番号抽出部105で受信したINVITEメッセージから発信元電話番号を抽出し、電話帳登録部104および着信拒否番号登録部103に登録された番号か否かを判定する(S202)。
ここで、着信電話機1には、電話帳登録部104および着信拒否番号登録部103に登録が無かったものとする。電話帳登録部104および着信拒否番号登録部103に登録が無いと判定した着信電話機1は、未登録電話機4へ100Tryingを送信する(S203)。そして、着信電話機1は、モニタリング機2とのP2P接続を開始するためにモニタリング機2へP2P接続要求を送信する(S204)。着信電話機1からの接続要求を受信すると、モニタリング機2は、P2P接続可否の判定を行う(S205)。
ここで、モニタリング機2は、他とのP2P接続がなく接続可能と判定したものとする。接続可能と判定したモニタリング機2は、着信電話機1へP2P接続応答を送信し(S206)、着信電話機1とのP2P通信を確立する(S207)。
モニタリング機2とP2P通信を確立した着信電話機1は、受信したINVITEメッセージから抽出した発信元電話番号を含む着信許可要求をモニタリング機2ヘ送信する(S208)。着信許可要求を受信したモニタリング機2は、発信元電話番号抽出部204で受信した着信許可要求から発信元電話番号を抽出し、電話帳登録部203に登録された番号か否かを判定する(S209)。
ここで、モニタリング機2には、抽出した発信元電話番号が電話帳登録部203に登録が無かったものとする。電話帳登録部203に登録が無いと判定したモニタリング機2は、外部の不審番号DB6へ発信元電話番号を含む電話番号検索要求生成し、送信する(S210)。電話番号検索要求を受信した不審番号DB6は、電話番号検索要求に含まれる発信元電話番号からデータベースを検索し、不審番号DB6のデータベースに登録された電話番号か否かを判定する(S211)。
ここで、不審番号DB6は、データベースに登録が無かったものとする。データベースに登録が無いと判定した不審番号DB6は、データベースに登録無しの内容を含む電話番号検索結果をモニタリング機2へ送信する(S212)。データベースに登録無しの内容を含む電話番号検索結果を受信したモニタリング機2は、呼出鳴動部207および表示部208へ着信電話機1と未登録電話機4の通話をモニタリングするか否かを問うモニタリング表示(鳴動)を行う(S213)。
ここで、モニタリング機2のユーザが、着信電話機1と未登録電話機4の通話をモニタリングする旨の応答操作をしたとする。ユーザから通話をモニタリングする旨の応答操作を受付けたモニタリング機2は、着信電話機1へ着信許可応答を送信する(S214)。
着信許可応答を受信した着信電話機1は、着信許可と判定し未登録電話機4へ180Ringingを送信する(S215)。そして、着信電話機1は、呼出鳴動部109および表示部110へ着信鳴動・表示を行う(S216)。
ここで、着信電話機1のユーザが、着信鳴動・表示に対してオフフックして着信に応答したとする。オフフックを検知した着信電話機1は、未登録電話機4へ200OKを送信する(S217)。そして、着信電話機1は、未登録電話機4と呼接続処理を実行し通話を開始する(S218)。
次に、着信電話機1は、未登録電話機4との通話を開始したことを通知する着信応答通知をモニタリング機2へ送信する(S219)。さらに、着信電話機1は、未登録電話機4からの通話音声および自着信電話機1の通話音声のミキシングを開始する(S220)。
一方、着信応答通知を受信したモニタリング機2は、表示部208へ着信音停止・着信応答情報表示を行い、着信電話機1からの受信した通話音声を図示しない受話器から送出して音声データの受話を開始する(S221)。これにより、着信電話機1は、ミキシングした通話音声の送信を開始する(S222)。
ここで、モニタリング機2のユーザが、着信電話機1と未登録電話機4の通話をモニタリング中に未登録電話機4のユーザが不審者と判定し、未登録電話機4との通話を切断する操作を行ったものとする。
ユーザからの切断操作を受付けたモニタリング機2は、通話を切断する旨を含む通話切断指示を着信電話機1へ送信する(S223)。通話切断指示を受信した着信電話機1は、音声ガイダンス送出部106より通話不可ガイダンスを未登録電話機4へ送信する(S224)。
ここで、通話不可ガイダンスとは、例えば、「お客様の都合により通話を切断します」という旨の音声メッセージである。
そして、通話不可ガイダンスを送信した着信電話機1は、未登録電話機4へBYEメッセージを送信し未登録電話機4との通話を切断する(S225)。さらに、未登録電話機4との通話を切断した着信電話機1は、モニタリング機2へ通話切断したことを通知する通話切断応答を送信する(S226)。通話切断応答を受信したモニタリング機2は、着信電話機1と確立していたP2P通信を解除する(S227)。そして、着信電話機1は、着信拒否番号登録部103へ発信元電話番号を登録する(S228)。
図3は、本発明の着信電話機1のフローチャートである。本フローは、着信電話機1が着信待ちの状態から開始される。
着信を検出(INVITEメッセージを受信)すると(S301:Yes)、着信電話機1は、受信したINVITEメッセージから通話相手の発信元電話番号を抽出する(S302)。そして、着信電話機1は、抽出した発信元電話番号が着信拒否番号登録部103に登録された着信拒否番号か否かを判定する(S303)。
尚、本実施例では、ステップ303で、着信電話機1は、着信拒否番号のみ検索しているが、非通知着信、公衆電話着信、表示圏外着信、相手不明着信に対して、通話不可ガイダンスを送出してもよい。これにより、発信元が不明な着信には人為的な判断を行わず、着信拒否することが出来る効果を奏する。また、このとき、通話不可ガイダンスを送出するのではなく、モニタリング機にてモニタリング可能時のみ通話に応答できるようにしてもよい。これにより、相手不明着信を着信電話機のみで応対しなければならないリスクを無くすことが出来る。
発信元電話番号が着信拒否番号登録部103に登録されていなければ(S303:No)、着信電話機1は、発信元電話番号が電話帳登録部104に登録された電話番号か否かを判定する(S304)。
尚、本実施例では、ステップ304で、着信電話機1は、電話帳登録部104に登録された情報のみ検索していると説明したが、不審番号検索処理部を搭載し、不審番号DB6に問い合わせしてもよい。これにより、着信電話機1でも不審番号DB6に登録された不審番号を判別することが出来る効果を奏する。
発信元電話番号が電話帳登録部104に登録された電話番号であった場合(S304:Yes)、着信電話機1は、100Trying送信・180Ringing送信を接続要求の発信元(以下、発信元と略す)に送信する(S305)。次に、着信電話機1は、呼出鳴動部109にて自着信電話機1の着信鳴動を行う等、従来の電話機が行う通話応答の通話処理を行う(S306)。尚、通話処理は、公知の技術なので具体的な動作については省略する。
着信電話機1は、通話処理が完了すると、従来の電話機が行う切断の処理が為され、発信元に対して切断処理を行い(S307)、本フローを終了する。
発信元電話番号が着信拒否電話番号登録部103に登録されていれば(S303:Yes)、着信電話機1は、ステップ307を実行して本フローを終了する。
発信元電話番号が電話帳登録部104に登録された電話番号でない場合(S304:No)、着信電話機1は、100Trying送信を発信元に行うことで通話確立を行う(S308)。そして、着信電話機1は、モニタリング機2へP2P接続要求を送信し、P2P接続タイマを起動する(S309)。
尚、本実施例では、ステップ309で、着信電話機1は、モニタリング機2へP2P接続要求を送信すると説明したが、P2P接続要求はPeer to Peer接続先登録部112に登録された複数のモニタリング機へ送信してもよい。これにより、複数のモニタリング機と接続し、複数でのモニタリング、着信許可の制御、通話切断の制御を可能とする効果を奏する。
P2P接続タイマを起動した着信電話機1は、モニタリング機2へのP2P接続タイマがタイムアウトする、またはP2P接続不可応答を受信する(S310)、またはモニタリング機2からP2P接続要求に対するP2P接続応答を受信する(S312)、の何れかを待つ。
P2P接続タイマがタイムアウト(例えば10秒)した場合、またはP2P接続不可応答を受信した場合(S310:Yes)、着信電話機1は、自動着信応答処理を行い、発信元へ音声ガイダンス送出部106から通話不可ガイダンスを送出する(S311)。次に、着信電話機1は、P2P通信が確立中か否かの判定を行う(S318)。P2P通信が確立中の場合(S318:Yes)、着信電話機1は、モニタリング機2へ切断通知を送信し、確立中のP2P通信を解除する(S319)。さらに、着信電話機1は、ステップ307を実行して本フローを終了する。P2P通信が確立中でない場合(S318:No)、着信電話機1は、ステップ307を実行して本フローを終了する。
P2P接続応答を受信した場合(S312:Yes)、着信電話機1は、発信元とのP2P通信を確立する(S313)。そして、着信電話機1は、モニタリング機2へ着信許可要求を送信し、応答待ちタイマを起動する(S314)。
応答待ちタイマを起動した着信電話機1は、応答待ちタイマがタイムアウトする(S315)、または着信拒否応答を受信する(S316)、または着信許可応答を受信する(S320)、の何れかを待つ。
応答待ちタイマがタイムアウトすると(S315:Yes)、着信電話機1は、ステップ311へ移行する。ステップ311以降の処理は、前述で説明した通りである。着信拒否応答を受信すると(S316:Yes)、着信電話機1は、着信拒否番号登録部103へ着信拒否番号登録を行う(S317)。そして、着信電話機1は、ステップ318へ移行する。ステップ318以降の処理は、前述で説明した通りである。
尚、本実施例では、ステップ317で、着信電話機1は、着信拒否番号を登録すると説明したが、このとき未登録電話機4に着信応答不可ガイダンスを送出してもよい。これにより、着信電話機1は特別な操作をすることなく、また着信鳴動もすることなく、モニタリング機2の指示により未登録電話機4からの着信を拒否することが出来る効果を奏する。
着信許可応答を受信すると(S320:Yes)、着信電話機1は、180Ringingを発信元に送信し、呼出鳴動部109にて着信鳴動を開始し(S321)、オフフック操作検知の監視をしてオフフック操作の検知を待つ(S322)。オフフック操作を検知した場合(S322:Yes)、着信電話機1は、呼出鳴動部109にて着信鳴動を停止し、発信元へ200OKを送信し、通話を開始する(S323)。そして、着信電話機1は、モニタリング機2へ着信応答通知を送信し(S324)、通話処理部108で通話音声ミキシングを開始し、ミキシングした音声データのP2P送信を開始する(S325)。
そして、ミキシングした音声データのP2P送信を開始した着信電話機1は、オンフック操作を検知する、または通話切断要求を受信する(S326)、または通話切断指示を受信する(S329)、の何れかを待つ。
オンフック操作を検知する、または通話切断要求を受信すると(S326:Yes)、着信電話機1は、電話帳登録部104へ電話帳登録を行う(S327)。そして、着信電話機1は、通話処理部108で通話音声のミキシングを停止し、モニタリング機2への音声データのP2P送信を停止する(S328)。そして、着信電話機1は、ステップ318へ移行する。ステップ318以降の処理は、前述で説明した通りである。
通話切断指示を受信すると(S329:Yes)、着信電話機1は、音声ガイダンス送出部106から通話切断ガイダンスを送出する(S330)。そして、着信電話機1は、着信拒否番号登録部103へ着信拒否番号の登録を行い、モニタリング機2へ通話切断応答を送信する(S331)。そして、着信電話機1は、ステップ328へ移行する。ステップ328以降の処理は、前述で説明した通りである。
尚、本実施例では、ステップ331で、着信電話機1は、モニタリング機2へ通話切断応答を送信すると説明したが、着信電話機1の発信元着信履歴情報を削除してもよい。これにより、通話を切断した相手への誤発信を防止することが出来る効果を奏する。
図4は、本発明のモニタリング機2のフローチャートである。本フローは、モニタリング機2がP2P接続要求受信待ちの状態から開始される。
P2P接続要求を受信すると(S401:Yes)、モニタリング機2は、P2P接続可能な状態か否かを判定する(S402)。P2P接続が不可能な場合(S402:No)、モニタリング機2は、着信電話機1へP2P接続不可応答を送信し(S427)、本フローを終了する。P2P接続が可能な場合(S402:Yes)、モニタリング機2は、着信電話機1へP2P接続応答を送信し(S403)、P2P通信を確立する(S404)。
尚、本実施例では、ステップ403で、モニタリング機2は、着信電話機1へP2P接続応答を送信すると説明したが、P2P接続応答は複数の着信電話機へ送信してもよい。これにより、複数の着信電話機と接続し、複数での着信許可の制御、通話切断の制御を可能とする効果を奏する。
着信電話機1から着信許可要求を受信すると(S405)、モニタリング機2は、受信した着信許可要求から通話相手の発信元電話番号を抽出する(S406)。そして、モニタリング機2は、抽出した発信元電話番号が電話帳登録部203に登録された電話番号か否かを判定する(S407)。
発信元電話番号が電話帳登録部203に登録された電話番号であった場合(S407:Yes)、モニタリング機2は、着信電話機1へ着信許可応答を送信する(S408)。そして、モニタリング機2は、着信電話機1からの着信応答通知の受信を待つ(S409)。着信応答通知を受信した場合(S409:Yes)、モニタリング機2は、表示部208に着信応答情報を表示し、着信電話機1から受信した音声データの受話を開始する(S410)。
尚、本実施例では、ステップ410でモニタリング機2が表示部208に着信応答情報を表示し、音声受話を開始すると説明したが、音声録音処理部を搭載し、受信する音声の録音をしてもよい。これにより、悪質電話の通話内容を記録し、悪質電話会社を摘発する際の情報提供に貢献する効果を奏する。
そして、モニタリング機2は、着信電話機1からの切断通知を受信する(S411)、またはモニタリング機2のユーザの切断操作を検知する(S412)、またはモニタリング機2のユーザの切断指示操作を検知する(S413)、の何れかを待つ。着信電話機1からの切断通知を受信すると(S411:Yes)、モニタリング機2は、従来の機器が行うP2P通信の解除を行い(S414)、本フローを終了する。
切断操作を検知すると(S412:Yes)、モニタリング機2は、着信電話機1へ通話切断要求を送信する(S415)。そして、モニタリング機2は、ステップ414に移行して本フローを終了する。
切断指示操作を検知すると(S413:Yes)、モニタリング機2は、着信電話機1へ通話切断指示を送信する(S416)。そして、モニタリング機2は、着信電話機1からの通話切断応答の受信を待つ(S417)。着信電話機1からの通話切断応答を受信した場合(S417:Yes)、モニタリング機2は、ステップ414に移行して本フローを終了する。
発信元電話番号が電話帳登録部203に登録された電話番号でない場合(S407:No)、モニタリング機2は、不審番号DB6へ電話番号検索要求を送信し(S418)、検索結果待ちタイマを起動する(S419)。モニタリング機2は、検索結果待ちタイマがタイムアウトしている(S420)、または電話番号検索結果を受信する(S421)、の何れかを待つ。検索結果待ちタイマがタイムアウトしている場合(S420:Yes)、モニタリング機2は、ステップ411へ移行する。ステップ411以降の処理は、前述で説明した通りである。電話番号検索結果を受信した場合(S421:Yes)、モニタリング機2は、不審番号DB6に登録があるか否かを判定する(S422)。不審番号DB6に登録がない場合(S422:No)、モニタリング機2は、呼出鳴動部207にて鳴動してモニタリング表示を開始し(S423)、応答待ちタイマを起動する(S424)。
尚、本実施例では、ステップ423で、モニタリング機2が呼出鳴動部207においてモニタリング表示すると説明したが、別の不審番号DBのアドレスを予めモニタリング機2に登録しておき、順番に検索するようにしてもよい。これにより、複数の不審番号DBと接続し、相手先不明な着信呼への人為的判断をより低減させる効果を奏する。
また、ステップ423のモニタリング表示後、パスワード入力画面を表示し、パスワードを入力した場合のみ応答操作を行なえるとしてもよい。これにより、通話の応答可否やモニタリングを特定の人物のみ操作可能とすることで、秘匿性を向上させる効果を奏する。
モニタリング機2は、モニタリング表示に対して応答操作を検知する(S425)、または応答待ちタイマがタイムアウトする(S426)、の何れかを待つ。応答操作を検知した場合(S425:Yes)、モニタリング機2は、ステップ408へ移行する。ステップ408以降の処理は、前述で説明した通りである。応答待ちタイマがタイムアウトしている場合(S426:Yes)、モニタリング機2は、ステップ411へ移行する。ステップ411以降の処理は、前述で説明した通りである。
不審番号DB6に登録がある場合(S422:Yes)、モニタリング機2は、着信電話機1へ着信拒否応答を送信し(S428)、ステップ411へ移行する。ステップ411以降の処理は、前述で説明した通りである。
尚、ステップ408の着信許可応答を送信する際、またはステップ416の通話切断指示を送信する際、またはステップ428の着信拒否応答を送信する際、着信電話機1へ着信電話番号を電話帳へ登録するよう電話帳登録要求を送信してもよい。要求を受けた着信電話機1は、電話帳登録状態へ移行することで、不審番号や未登録番号を電話帳登録する効果を奏する。
以上、本実施例について説明した。
本発明の実施の形態によれば、着信電話機1は、未登録電話機4からの着信に対して着信拒否番号登録部103と電話帳登録部104が未登録と判定すると、Peer to Peer処理部107を介し事前にPeer to Peer接続先登録部112に登録されたモニタリング機2へPeer to Peer通信を開始する。そして、着信電話機1は、未登録電話機4との音声通話情報を、モニタリング機2へ送信することができる。
これにより、着信電話機1は、通常の着信応答操作をするだけで、モニタリング機2へ未登録電話機4との通話音声を送信でき、通話内容の監視ができる。
また、本発明の実施の形態によれば、着信電話機1は、Peer to Peer処理部107がPeer to Peer通信開始要求コマンドに対して、モニタリング機2からの応答を受信できないと、呼出鳴動部109および表示部110による着信表示を行わない。
これにより、着信電話機1は、未登録電話機4からの着信に対してモニタリング機2による通話モニタなしでの通話を遮断することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、モニタリング機2は、操作部209がPeer to Peer通信開始要求コマンドに対して応答すると、Peer to Peer処理部107がPeer to Peer通信開始要求コマンド応答を着信電話機1へ送信する。そして、着信電話機1とモニタリング機2は、Peer to Peer通信を開始し、着信電話機1の通話音声をモニタリング機2によって通話モニタすることができる。
これにより、モニタリング機2は、未登録電話機4に着信電話機1との通話音声をモニタリングされていると気づかれることなく通話音声のモニタリングを行うことができる。
また、本発明の実施の形態によれば、着信電話機1は、モニタリング機2からのP2P接続不可応答または通話切断指示をPeer to Peer処理部107で受信すると、音声ガイダンス送出部106を介し未登録電話機4へ音声ガイダンスを送出する。
これにより、未登録電話機4は、なぜ通話が切断されたのかを知ることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、着信電話機1は、モニタリング機2からの通話切断指示をPeer to Peer処理部107で受信すると、未登録電話機4との通話切断処理を実施する。そして、着信拒否番号登録部103へ未登録電話機4の情報を登録する。
これにより、着信電話機1は、モニタリング機2により不審着信と判定された相手情報を、自動的に着信拒否リストへ登録することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、モニタリング機2は、着信電話機1からの着信許可要求をPeer to Peer処理部206で受信することにより、不審番号DBへ電話番号検索要求を送信する。
これにより、自端末に登録されていない不審番号を検出でき、着信に応答せずに拒否することができる。
1・・・着信電話機、2・・・モニタリング機、3・・・IP網、4・・・未登録電話機、5・・・無線基地局、6・・・不審番号DB、101・・・通信制御部、102・・・端末制御部、103・・・着信拒否番号登録部、104・・・電話帳登録部、105・・・発信元電話番号抽出部、106・・・音声ガイダンス送出部、107・・・Peer to Peer処理部、108・・・通話処理部、109・・・呼出鳴動部、110・・・表示部、111・・・操作部、112・・・Peer to Peer接続先登録部、201・・・無線通信制御部、202・・・端末制御部、203・・・電話帳登録部、204・・・発信元電話番号抽出部、205・・・不審番号検索処理部、206・・・Peer to Peer処理部、207・・・呼出鳴動部、208・・・表示部、209・・・操作部

Claims (3)

  1. 自電話装置とPeer to Peer接続されたモニタ電話装置とPeer to Peer通信するPeer to Peer通信手段を備え、前記Peer to Peer通信手段により自電話装置が送受信する通話音声情報を前記モニタ電話装置にモニタさせる電話装置であって、
    着信が到来した場合に当該着信の発信元の電話番号を抽出し、自電話装置が備えるデータベースまたは自電話装置と接続されている所定のデータベースにアクセスし、前記抽出した電話番号が前記データベースに登録されている電話番号か否かを判定する発信元電話番号判定手段と、
    前記抽出した発信元の電話番号が前記データベースに着信を許可する電話番号として登録されていない場合に、前記Peer to Peer通信手段を起動するPeer to Peer通信起動手段と、
    前記モニタ電話装置へ前記Peer to Peer通信手段の開始を要求するPeer to Peer通信開始要求コマンドを送信するPeer to Peer通信開始要求コマンド送信手段と、
    前記起動したPeer to Peer通信手段を介して、自電話装置と当該着信の発信元との間で送受信される通話音声情報を前記モニタ電話装置へ送信するモニタ音声情報送信手段と、を有することを特徴とする通話モニタ機能を有する電話装置。
  2. 請求項1に記載の電話装置であって、
    前記送信したPeer to Peer通信開始要求コマンドに対して、前記モニタ電話装置が応答しない場合に、前記着信に対して着信鳴動または着信表示を起動しない、または前記発信元へ通話不可ガイダンスを送信することを特徴とする通話モニタ機能を有する電話装置。
  3. 請求項1に記載のモニタ電話装置であって、
    自モニタ電話装置とPeer to Peer接続された電話装置とPeer to Peer通信するPeer to Peer通信手段を備え、
    前記Peer to Peer通信開始要求コマンドを受信するPeer to Peer通信開始要求コマンド受信手段と、
    前記受信したPeer to Peer通信開始要求コマンドに応答し、前記Peer to Peer通信手段を起動するPeer to Peer通信起動手段と、
    前記起動したPeer to Peer通信手段を介して、前記電話装置から受信した通話音声情報を通話モニタ音声として再生する通話モニタ音声再生手段と、を有することを特徴とする通話モニタ機能を有する電話装置。
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