JP2014204365A - 不審着信対応機能を有する電話装置 - Google Patents

不審着信対応機能を有する電話装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 電話番号分析サーバ等に依存することなく、判断力を有する然るべき者以外が、悪意呼の可能性のある不信な着信に無防備に出ることを防止する。【解決手段】 電話帳データ登録部105に登録されている許可相手以外からの着信が到来すると、端末制御部100は、当該着信に応答することを禁止し、不審着信の到来を表示し、フックオフされた場合、フックオフした者が応答許可者データ登録部122に登録されている応答許可者か否かを判定し、許可者であれば応答/通話を許可し、許可者でなければ悪意呼処理部120を起動して、強制切断/用件録音/転送のいずれかを実行する。【選択図】 図1

Description

本発明は、振込め詐欺等の悪意呼による被害を未然に防止する電話装置に関する。
近年、電話を悪用した振り込め詐欺や強引な勧誘などの悪意呼による被害が大きな社会問題となっている。このような悪意呼による被害を未然に防ぐために、多数の発信元電話番号を監視し、各着信の発信元の与信チェックを実行し、与信チェック結果が異常であった場合には、不審呼が着信した旨の警告メッセージを、その着信先電話番号に対応する所定の通知先へ警告する技術がある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された技術において、多数の着信情報を収集する電話番号分析サーバは、各発信元電話番号の電話敷設年月日を参照して、発信元電話が敷設されて所定期間経過したもの、すなわち電話契約期間が長期間経過している実績のある電話番号あれば、与信チェックは異常なしと判断し、発信元電話番号が敷設されて間もないものであった場合、すなわち電話契約期間が短期間であれば、与信チェック結果は警告ありと判断する。また、発信者電話番号解析サーバは、所定時間内に多数の着信先へ発信した発信元電話番号を不審な発信元電話番号であると判定する。そして、着信側から通知された発信元電話番号が、与信チェック結果で警告ありと判断場合、または所定時間内に多数の着信先へ発信した電話番号であった場合に、所定の通知先へ警告する。
これにより、第三者からの悪意呼の着信である可能性の高い不審呼を、着信先ユーザによる認識を要することなく自動的に検知し、被害を未然に防止するべく、予め登録された通知先へ警告メッセージを送出することを可能としている。
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、多数の着信情報を収集して分析する電話番号分析サーバが必要な大規模なシステムであって、この種のサービスを提供する業者向けのシステムであり、各家庭の状況に応じた柔軟な対応が制限される。また、このサービスに契約している多くの着信先から、発信元電話番号の与信チェックが集中した場合、電話番号分析サーバからの警告が遅延する、または警告すべき着信が漏れる可能性が心配されると共に、悪意呼の着信に出ること自体を防止出来ない。
特開2010−161589号公報
そこで、本発明の課題は、電話番号分析サーバ等に依存することなく、判断力の有る然るべき者以外が、悪意呼の可能性のある不信な着信に無防備に出ることを防止する電話装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、着信が到来すると当該着信に係る信号から当該着信の発信元電話番号を抽出する発信元電話番号抽出手段を備える電話装置において、到来した着信に応答して当該着信の発信元と通話することを許可する相手の電話番号を登録する許可相手電話番号登録手段と、前記許可相手電話番号登録手段に登録されている電話番号以外の発信元からの着信を不審着信として通常の呼出鳴動をせずに不審着信の到来を表示する不審着信表示手段と、自電話装置を操作する操作者が入力したキー操作内容または前記操作者が発した音声または前記操作者から取得したバイオメトリクスデータを分析して当該操作者を特定する操作者特定手段と、前記不審着信に応答して当該着信の発信元と通話することを許可する応答許可者を登録する応答許可者登録手段または前記不審着信に応答することを許可しない応答不許可者を登録する応答不許可者登録手段と、を有し、前記不信着信が到来すると前記不審着信表示手段を起動し、当該着信中にオフフック操作された場合に、前記操作者特定手段は当該オフフック操作した操作者を特定し、前記特定した操作者が前記応答許可者登録手段に登録されている応答許可者ならば、または前記応答不許可者登録手段に登録されている応答不許可者以外ならば、当該着信に応答して発信元と通話することを許可することを特徴とする不審着信対応機能を有する。
本発明によれば、悪意呼の可能性のある不信な着信が到来した時、判断力の有る然るべき者以外が、その着信に不用意に出る恐れがない。
本発明装置の内部ブロック構成図である。 本発明装置の動作フローチャート図である。
以下、本発明を実施する形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明による不審な着信に対応する機能を有する電話装置(以下、本装置と略す)の内部ブロック構成図である。
まず、本装置1の構成について説明する。本装置1は、端末制御部100、操作部101、表示部102、呼出鳴動部103、ハンドセット104、電話帳データ登録部105、通信制御部110、発信元電話番号抽出部111、悪意呼処理部120、バイオメトリクスデータ取得部121、応答許可者データ登録部122、通話録音部123、音声メッセージ送信部124、発着信履歴記憶部125、から構成される。
端末制御部100は、本装置1内の各部を制御する手段である。端末制御部100の動作については、以降、適宜説明する。
操作部101は、テンキー,ファンクションキー等から成り、本装置1を操作する手段であって、操作者が為したキー操作情報を端末制御部100へ通知する。なお、操作部101は、後述するバイオメトリクスデータ取得部121を内蔵している。
表示部102は、LED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスによる表示手段であり、端末制御部100からの制御に応じて、文字情報や画像情報を表示する。
呼出鳴動部103は、着信の到来を利用者に鳴動音で知らせる手段であって、鳴動音を発するスピーカ,駆動回路,音源データを含み、端末制御部100からの制御に応じて鳴動する。なお、鳴動する音色,鳴動パターン,着信メロディー等は任意である。
ハンドセット104は、本装置1を利用して通話する話者が発した音声を、音声マイク(図示せず)で音声信号に変換して通信制御部100へ入力すると共に、電話網2を介して相手電話機3から受信した音声信号をスピーカ(図示せず)により音声に変換して本装置1の話者へ出力する。
電話帳データ登録部105は、電話番号を含む相手の情報を登録しておく手段である。ここでは、電話帳データ登録部105に登録されている相手は、着信時に通常の呼出鳴動を許可する許可相手であるとして説明する。
通信制御部110は、電話網2を介した通信を実行する手段であり、端末制御部100および悪意呼処理部120からの制御に基づき発信、着信、通話等の電話に係る通信制御を実行する。また、通信制御部110は、音声メッセージ送信部124から入力する音声メッセージを、電話網2を介して相手電話機3へ送出する。
発信元電話番号抽出部111は、電話網2を介して相手電話機3から着信があった場合に、通信制御部110が発信元から受信する信号を監視し、発信元情報を含む信号から発信元電話番号を抽出し、抽出した発信元電話番号または発信元情報が無い旨の情報を端末制御部100へ出力する。
悪意呼処理部120は、端末制御部100からの指示に応じて、強制切断/用件録音/転送のいずれかの呼処理を実行する手段である。
バイオメトリクスデータ取得部121は、操作部101内に存在し、操作部101を操作する者から、指紋,瞳孔等の個人を特定するバイオメトリクスデータを取得し、取得したデータを端末制御部100へ出力する手段である。なお、バイオメトリクスデータ取得部121は、操作部101内ではなく、例えば、ハンドセット104内に存在し、ハンドセット104をグリップする者から指紋を取得するようにしてもよい。暗証番号だけで個人を特定する場合は、バイオメトリクスデータ取得部121はなくてもよい。
応答許可者データ登録部122は、不審な着信に出ることを許可された応答許可者に係るデータを登録しておく手段であり、応答許可者は、少なくとも、詐欺等に騙される恐れの無い者である必要がある。
なお、この応答許可者に係るデータとしては、個人を特定できる、指紋,瞳孔等のバイオメトリクスデータ、または音声データ、または暗証番号である
また、この応答許可者データ登録部122の代わりに、不審な着信に出ることを許可しない応答不許可者に係るデータを登録しておく応答不許可者データ登録部(図示せず)を設けてもよい。この場合、詐欺等に騙される恐れの有る者が特定の少数に限定されている場合に便利である。
通話録音部123は、本装置1と相手電話機3との間で送受信される音声信号を録音して保存しておく手段である。
音声メッセージ送信部124は、各種の音声メッセージ(定型)を記憶し、端末制御部100により指定された音声メッセージを、通信制御部110を介して着信の発信元へ送信する手段である。
発着信履歴記憶部125は、発信および着信の日時や相手電話番号を履歴情報として記憶しておく手段である。
図2は、本装置1の動作フローチャートである。以下、図1を併用して本装置1の動作フローを説明する。
本フローは、電源が投入された状態から開始し(S200)、待機状態において、着信の有無(S210)、不信着信履歴表示操作の有無(S240)、応答許可者登録操作の有無(S250)、発信操作の有無(S260)の判定を繰り返す。
S210において、電話網2からの着信を検出すると(S210,YES)、発信元電話番号抽出部111は、その着信の発信元電話番号を抽出し、端末制御部100は、その抽出された発信元電話番号が電話帳データ登録部105に登録されている許可相手の電話番号か否かを判定する(S211)。
S211でYESであれば、後述のS220へ進む。S211でNoであれば、不審着信表示/応答禁止/タイマー起動/不審着信履歴記憶の各処理を起動し(S212)、S213へ進む。なお、このS211におけるNoは、発信元電話番号抽出部111が、その着信の発信元電話番号を抽出できない場合も含む(発信元が非通知設定している場合等)。
S212における不審着信表示は、不信な着信が到来した旨の不審着信表示であり、例えば、「電話帳に無い相手から着信しています。予め登録されている然るべき人以外、応答を禁止します」のような内容を、表示部102に表示する。この際、呼出鳴動部103は、無鳴動または通常とは異なる着信鳴動であり、積極的には呼び出さない。ここで、予め登録されている然るべき人とは、応答許可者データ登録部122に登録されている応答許可者であり、例えば、悪意呼に騙されない判断力を有する家長等である。
なお、応答許可者が在宅か否かに応じて、着信鳴動する/しないを設定するようにしてもよい。即ち、応答許可者が在宅で、“着信鳴動する”に設定していた場合、応答許可者が不審着信に気付き易く、積極的に不信着信に応答すれば、悪意呼による詐欺を摘発できる可能性もある。逆に、応答許可者が不在で、“着信鳴動しない”に設定していた場合、応答許可者以外の在宅者に、不審着信の到来自体を察知させない効果がある。
また、本装置1が1以上の子機を含むホームテレホンであった場合、この不信着信表示を、応答許可者が専用的に使用する子機(例えば、その者の部屋に設置されたワイヤレス子機)の表示部だけに表示するようにし、親機側には不信着信表示を表示しない(着信の到来を察知させない)ようにしてもよい。その場合、その子機は、不信着信を示す普段とは異なる呼出鳴動音を鳴動するようにしてもよい。
S212における応答禁止は、応答許可者以外がその着信に応答して通話することを禁止する処理であり、誰かがハンドセット104を上げただけでは、端末制御部100は応答を発信元へ返さないので、発信元からは呼出中に見える。
S212におけるタイマー起動は、S215のタイムアウト(例えば、1分)を計測するためである。
S212における不審着信履歴記憶は、この不審着信の日時および発信元電話番号を不審着信履歴として、発着信履歴記憶部125に記憶する処理である。この不審着信として記憶された履歴情報は、通常の発着信履歴情報の表示操作では表示されない(詳細は後述)。なお、設定により、この不審着信の履歴情報を発着信履歴記憶部125に記憶しないようにしても良い。
S213において、端末制御部100は、ハンドセット104のオフフックを監視し、オフフックされると(S213,YES)、S214へ進み、オフフックされていなければ(S213,NO)、S215へ進み、タイムアウトしていなければ(S215,NO)、S213に戻る。なお、このオフフックは、表示部102に表示されている、不信な着信が到来している旨の表示に気付いた、応答許可者によるオフフックを想定している。
S214において、端末制御部100は、オフフックした者を特定し、特定した者が応答許可者データ登録部122に登録されている応答許可者であった場合(S214,YES)、後述のS222へ進み、そうでなければ(S214,NO)、S215へ進む。
S214におけるオフフックした者の特定は、個人を特定できる、指紋,瞳孔等のバイオメトリクスデータ、または音声データ(例えば、声紋)、または暗証番号等で特定する。バイオメトリクスデータで特定する場合は、バイオメトリクスデータ取得部121が取得したオフフックした者のバイオメトリクスデータと応答許可者データ登録部122に予め登録されているバイオメトリクスデータとを照合する。
同様に音声データとして声紋で特定する場合は、ハンドセット104のマイク(図示せず)が集音したオフフックした者の音声データを解析して、応答許可者データ登録部122に予め登録されている声紋と一致するかを判定する。
同様に暗証番号で特定する場合は、操作部101から入力されたデータと、応答許可者データ登録部122に予め登録されている暗証番号とを照合する。
S215において、タイムアウトした場合(S215,YES)、この着信に自動応答し、端末制御部100は音声メッセージ送信部124を制御して、暗証番号を要求する音声メッセージ(MSG)の送信を開始し(S216)、S217へ進む。S216における、発信元へ送信する音声メッセージは、音声メッセージ送信部124に予め登録されており、例えば、「貴方の電話番号は登録されていませんので、お繋ぎ出来ません」のような内容である。
S217において、端末制御部100は、発信元からの暗証番号を監視する。この暗証番号の監視は、本来、電話帳データ登録部105に登録されている応答許可者が、出先で借りた許可相手として登録されていない電話機等で電話を掛けてきた場合等への対応である。通話を許可すべき暗証番号は、相手毎に異なる暗証番号または全体に共通な暗証番号として、予め電話帳データ登録部105に登録されている。なお、S216で暗証番号の入力を相手に求めてもよいが、適当に入力された暗証番号でもヒットする可能性もあるので、暗証番号の入力を相手に求めない方が安全である。なお、その場合、暗証番号を知っている許可者は、音声メッセージを聴いている最中に暗証番号を入力するというルールを知っていれば問題ない。
発信元から暗証番号を受信し、受信した暗証番号が応答を許可すべき暗証番号であった場合(S217,YES)、後述のS222へ進む。正しい暗証番号を受信しないまま(S217,No)、音声メッセージの送出が完了した場合(S218,YES)、端末制御部100は、悪意呼処理部120を起動し、設定に応じて強制切断/留守録/転送のいずれかを実行させる(S219)。
強制切断/用件録音/転送のいずれを実行するかは、予め設定しておいてもよいし、その都度、操作部101を操作して選択するようにしてもよい。なお、S217で受信すべき暗証番号は、S214における応答許可者を特定するための暗証番号であってもよい。
S219における強制切断は、S216の音声メッセージの送出の完了後の即時としているが、音声メッセージの送出後の所定時間後(例えば、1分)とし、それまでの間、暗証番号の受信を待つようにしてもよい。
S219における用件録音は、所謂留守録であって、この場合のS216における音声メッセージは、例えば、「貴方の電話番号は登録されていませんので、お繋ぎ出来ませんが、メッセージを残す場合は、ピー音の後に3分以内でお話し下さい」のような内容である。
ただし、この場合でも、留守録音された用件の再生は判断力のある然るべき者に限定する方が安全であり、その再生の際に、後述するS240における不信着信履歴の表示と同様に、特定操作を必要とすればよい(図示せず)。
S219における転送は、所謂転送電話であって、転送先は、例えば、応答許可者が所持する携帯電話機や、契約しているセキュリティ会社等であり、転送先の電話番号は電話帳データ登録部105の所定の箇所に予め登録されている。そして、転送先において、判断力のある然るべき者が、その不審着信の発信元と対応し、その不信着信が悪意呼ではないことが確認された場合、そのまま当該呼を戻すようにしてもよいし、転送先において為された通話録音を戻すようにしてもよい。
S220において、端末制御部100は、表示部102および呼出鳴動部103を制御して、通常の着信表示(呼出鳴動含む)を実行し、その着信表示に気付いた者がハンドセット104を取り上げてオフフックすると(S221,YES)、S230へ進む。なお、この通常着信表示に係る処理は、一般的な電話機における処理と同じであり、詳細な説明は省く。
S222において、端末制御部100は、通話録音部123を起動し、S230へ進む。なお、通話録音を起動する理由は、相手が不正に暗証番号を取得し、S217をYESに抜けて来て、通話に至った場合に備えた、念のための処理である。なお、通話録音を起動しない設定も可能である。
S230において、端末制御部100は、通信制御部110を制御して、S213またはS221でオフフックした者と当該着信の発信元との通話を開始させ、S231へ進む。
S231において、本装置1で通話中の者が、相手(発信元)は安全であると判断し、操作部101により追加登録の操作をした場合(S231,YES)、端末制御部100は、現在通話中の発信元電話番号を、許可相手として電話帳データ登録部105に追加登録し(S232)、S233へ進む。S231でNOであれば、S232をスキップしてS233へ進む。S233において、通話が終了していれば、終話処理して回線を切断し、S210へ戻る。
S240において、本装置1を操作する者が、操作部101により不審着信の履歴表示の特定操作(例えば、#1押下)をした場合(S240,YES)、端末制御部100は、暗証番号を要求する内容を表示部102に表示し(S241)、S242へ進む。なお、暗証番号は、応答許可者以外の者が不用意に不信着信相手へ発信(履歴発信)することを防止するためであり、応答許可者のみが知っている特定操作(例えば、#*#)でもよい。
S242において、暗証番号が入力され、その内容がOKであれば(S242,YES)、端末制御部100は、発着信履歴記憶部125に記憶されている不審着信の履歴を表示部102に表示し、S210へ戻る。S242でNOであれば、S243をスキップしてS210へ戻る。
S250において、本装置1を操作する者が、操作部101により応答許可者データの編集(登録/変更/削除)に係る特定操作(例えば、#2押下)をした場合(S250,YES)、端末制御部100は、操作部101から入力される操作内容に応じて、応答許可者データ登録部122に登録されているデータを編集(登録/変更/削除)し(S251)、S210へ戻る。なお、S251においても、操作者へ暗証番号を要求するようにしてもよい。
S260において、本装置1を操作する者が、発信操作をした場合(S260,YES)、端末制御部100は、電話帳データ登録部105を参照し、入力された発信先の電話番号が許可相手か否かを判定し、許可相手であれば(S261,YES)、発信/通話/終話処理の通常の発信処理を実行し(S262)、S210へ戻る。
発信先が許可相手でなければ(S261,NO)、不審着信への折り返し発信の可能性があるので、そのような相手へ発信することが許可された発信許可者か否かを判定する(S263)。この発信許可者は、ここでは、不審着信に応答することを許可された応答許可者と同一としており、その判定はS214における応答許可者か否かの判定と同じである。なお、発信許可者と応答許可者が別であってもよい。その場合は、応答許可者データ登録部122と同様な、発信許可者データ登録部(図示せず)を設ければよい。
S263において、発信操作をした者が発信許可者であった場合(S263,YES)、発信/通話/終話処理の通常の発信処理を実行し(S262)、S210へ戻る。
S263において、発信操作をした者が発信許可者でなかった場合(S263,NO)、発信をキャンセルし、発信先が不審な旨(例えば、不審な相手へ電話しようとしていますので、発信をキャンセルします)を表示部102に表示し(S264)、S210へ戻る。
以上、本発明の実施形態について説明した。本発明によれば、悪意呼と思われる不信な着信に対して、判断力の弱い者がその不審着信に不用意に出ることを防止出来る。
また、不信な着信に対して判断力の弱い者が不用意に出ることを防止するだけでなく、判断力の有る然るべき者が応答する、または本装置1の利用者が契約しているセキュリティサービス会社へ転送し、悪意呼対応に長けた専門家が相手と会話することが出来るので、犯罪の摘発に繋がる可能性もある。
なお、実施形態において、本装置1は、ハンドセット104を有する単体の電話装置として説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数の内線電話機を収容するビジネスホンやホームテレホンであってもよい。
1・・・本装置
2・・・電話網
3・・・相手電話機
100・・・端末制御部
101・・・操作部
102・・・表示部
103・・・呼出鳴動部
104・・・ハンドセット
105・・・電話帳データ登録部
110・・・通信制御部
111・・・発信元電話番号抽出部
120・・・悪意呼処理部
121・・・バイオメトリクスデータ取得部
122・・・応答許可者データ登録部
123・・・通話録音部
124・・・音声メッセージ送信部
125・・・発着信履歴記憶部

Claims (6)

  1. 着信が到来すると当該着信に係る信号から当該着信の発信元電話番号を抽出する発信元電話番号抽出手段を備える電話装置において、
    到来した着信に応答して当該着信の発信元と通話することを許可する相手の電話番号を登録する許可相手電話番号登録手段と、前記許可相手電話番号登録手段に登録されている電話番号以外の発信元からの着信を不審着信として通常の呼出鳴動をせずに不審着信の到来を表示する不審着信表示手段と、自電話装置を操作する操作者が入力したキー操作内容または前記操作者が発した音声または前記操作者から取得したバイオメトリクスデータを分析して当該操作者を特定する操作者特定手段と、前記不審着信に応答して当該着信の発信元と通話することを許可する応答許可者を登録する応答許可者登録手段または前記不審着信に応答することを許可しない応答不許可者を登録する応答不許可者登録手段と、を有し、
    前記不信着信が到来すると前記不審着信表示手段を起動し、当該着信中にオフフック操作された場合に、前記操作者特定手段は当該オフフック操作した操作者を特定し、前記特定した操作者が前記応答許可者登録手段に登録されている応答許可者ならば、または前記応答不許可者登録手段に登録されている応答不許可者以外ならば、当該着信に応答して発信元と通話することを許可することを特徴とする不審着信対応機能を有する電話装置。
  2. 請求項1に記載の電話装置であって、
    前記不信着信に対して自動的に応答して所定の音声メッセージを送出した後に強制的に当該着信呼を切断する自動応答切断処理または発信元からの音声を録音する録音処理または予め定められた宛先へ当該着信呼を転送する転送処理のいずれかの処理を実行する不信着信対応処理手段、をさらに有し、
    前記不審着信表示手段が不審着信表示を開始してから所定の時間が経過しても、前記応答許可者または応答不許可者以外がオフフックしない場合に、前記不信着信対応処理手段を起動することを特徴とする不審着信対応機能を有する電話装置。
  3. 請求項2に記載の電話装置であって、
    前記不信着信対応処理手段が不信着信に対して自動的に応答して所定の音声メッセージを送出している最中または前記音声メッセージを送出してから所定時間以内に、当該着信の発信元から予め定められたキー操作に対応する信号を受信した場合に、当該着信に応答して発信元と通話することを許可することを特徴とする不審着信対応機能を有する電話装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の電話装置であって、
    通話内容を録音する通話録音手段をさらに有し、当該着信に応答して発信元と通話することを許可した場合に、前記通話録音手段を自動的に起動することを特徴とする不審着信対応機能を有する電話装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電話装置であって、
    着信履歴情報を記憶しておく着信履歴情報記憶手段をさらに有し、前記不審着信が到来した場合に、当該着信に係る着信履歴情報を前記着信履歴情報記憶手段に記憶しない、または前記着信履歴情報記憶手段に記憶した上で当該不信着信に係る着信履歴情報を表示する際に通常とは異なる読み出し操作を要求することを特徴とする不審着信対応機能を有する電話装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の電話装置であって、
    当該着信に応答して発信元と通話することを許可した場合に、通話中または通話終了後の所定時間内に予め定められた特定操作が為されたならば、当該着信の発信元電話番号を前記許可相手電話番号登録手段に登録することを特徴とする不審着信対応機能を有する電話装置。

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