JP6149816B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
燃焼室内に臨むように配置されるインジェクターから、燃焼室内に燃料を直接噴射する内燃機関が知られている。筒内噴射式とも呼ばれるこのような内燃機関は、吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射式の内燃機関と比較して、燃料の噴射から燃焼までの時間が短いため、燃料の霧化に工夫を要する。その工夫の一つとして、インジェクターに供給する燃料の圧力を高圧ポンプによって高めるように構成することで、噴射直後から燃料を霧化させている。
筒内噴射式の内燃機関では、燃料の燃焼に伴ってデポジット(不完全燃焼物)が生成され、燃料の噴射を適切に行えなくなるという課題がある。より具体的には、デポジットがインジェクターの先端の噴射孔に堆積することで、燃料の通過が阻害され、理論空燃比を達成するために適切な流量で燃料を噴射できなくなるという課題がある。
このような課題に対し、例えば下記特許文献1には、インジェクター(噴射弁)に供給する燃料の圧力を変化させることで、デポジット(黒化)による弊害を排除しようとする内燃機関の駆動方法が記載されている。詳細には、この駆動方法では、インジェクターで生成したデポジットの量(黒化量)を種々の方法により求めるとともに、それが所定の閾値を超えた場合は、インジェクターに供給する燃料の圧力(燃圧)を通常運転時よりも高めるように制御している。これにより、勢いよく噴射される燃料によってデポジットがインジェクターから剥離して除去されるため、その後、インジェクターは適切な流量で燃料を噴射することが可能となる。
特開2004−316645号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の内燃機関においては、燃圧を通常運転時よりも高めることでデポジットの除去を行うため、デポジットの除去を行う度に燃料の供給量が増えることになる。このような燃料の過剰供給によって、燃焼室内の混合気の空燃比が理論空燃比から乖離し、エミッションの増加や、ドライバビリティの低下を引き起こすという新たな課題がある。
ところで、本発明者の検討によれば、デポジットの除去のために燃圧を高めたとしても、インジェクターからの燃料噴射量が回復し易い場合と回復し難い場合とがあることが判明した。上述した燃圧を高めることによるエミッションやドライバビリティへの影響を考慮すれば、インジェクターからの燃料噴射量が回復しやすい場合に限定して燃圧を高めることが好ましい。しかしながら、デポジットの性状は、使用される燃料に含まれる不純物の種類や、内燃機関の構成や使用条件などによって複雑に変化する。また、同一構成の内燃機関であっても、その個体差により、生成されるデポジットの性状にも差異が生じる。したがって、燃圧を高めることで効率良くデポジットを除去できる条件を予め把握することは容易ではなく、未だその手法は確立されていなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、エミッションやドライバビリティに及ぼす影響を限定的なものとしながらも、インジェクターに生成されるデポジットを除去することが可能な内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る制御装置は、内燃機関(20)の制御装置(60)であって、燃焼室(201a)内に燃料を直接噴射するインジェクター(206)に供給される燃料の圧力を、前記内燃機関の通常の運転状況に対応する第1燃圧と、前記第1燃圧よりも高い第2燃圧又は第3燃圧となるように調整する圧力調整手段(605)と、前記インジェクターから噴射される燃料の流量が、目標空燃比に基づいて定められる要求流量に応じた閾値以下に低下している対処要状況か、前記閾値以下には低下していない対処不要状況かを判定する流量判定手段(601)と、前記対処要状況の場合に、前記インジェクター圧力が前記第2燃圧となるように前記圧力調整手段を制御し、且つ、前記内燃機関の回転数及び負荷の少なくとも一方を指標として区分された複数の運転状態それぞれにおける前記流量に基づいて、前記複数の運転状態の中から前記流量の回復度合が比較的大きい運転状態を燃圧アップ状態として選択するモニター実行手段(602)と、前記対処要状況の場合であって前記内燃機関が前記燃圧アップ状態となった場合に、前記インジェクター圧力が前記第3燃圧となるように前記圧力調整手段を制御する除去実行手段(604)と、を備える。
本発明に係る制御装置では、対処要状況になると、モニター実行手段が燃料の圧力(以下、「燃圧」ともいう)を第2燃圧に上昇させ、流量の回復度合が比較的大きい運転状態を燃圧アップ状態として選択する。この第2燃圧への上昇は対処要状況になった場合に行われるので、内燃機関が対処要状況になったという実際の状況に合わせて、どの条件で流量が回復するのかを的確に把握することができる。除去実行手段は、このように的確に選択された燃圧アップ状態の場合に燃圧を第3燃圧に上昇させるので、流量の回復度合が高い状況でのみ燃圧を上昇させることになり、結果として燃圧を上昇させる場面を極力減らしながらも、その限られた場面でデポジットを効果的に除去することができる。これにより、内燃機関の使用条件や個体差がどのように変動したとしても、エミッションやドライバビリティに及ぼす影響を限定的なものとしつつ、デポジットを効果的に除去することが可能となる。
本発明によれば、エミッションやドライバビリティに及ぼす影響を限定的なものとしながらも、インジェクターに生成されるデポジットを除去することが可能な内燃機関の制御装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るECUを適用した駆動システムの概略構成図である。 図1に示すECUの機能的なブロックを説明するための制御ブロック図である。 本発明の実施形態に係るECUによる制御を示すフローチャートである。 図3に示されているモニターモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図3に示されているデポジット除去モードにおける処理の流れを示すフローチャートである。 内燃機関の運転状態の区分を説明する図である。 本発明の実施形態に係るECUによる制御の一例を示すタイムチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、駆動システムDSは、内燃機関20と、吸排気系統40と、ECU(Electronic Control Unit)60(制御装置)と、を備える。駆動システムDSは、自動車といった車両を駆動するための動力源となる系である。
内燃機関20は、いわゆる筒内噴射式のエンジンである。内燃機関20は、シリンダー201と、ピストン202と、クランクシャフト203と、吸気ポート204と、排気ポート205と、インジェクター206と、高圧ポンプ207と、スパークプラグ208と、燃圧センサー209と、を備えている。
内燃機関20は、複数のシリンダー201を備えている。図1では、便宜上1つのシリンダー201のみを図示しているけれども、実際には奥行方向に複数のシリンダー201を備えている。各シリンダー201の内部には、上下方向に往復運動するピストン202が配置されている。各ピストン202は、クランクシャフト203によって連結されており、それぞれが異なるタイミングで上下に往復運動するように構成されている。
シリンダー201の上部内壁面とピストン202との間には、燃焼室201aが形成されている。各シリンダー201には、燃焼室201a内に空気を導入する吸気ポート204と、燃焼室201a内から排気ガスを排出する排気ポート205と、が設けられている。各シリンダー201には、吸気ポート204と燃焼室201aとの間を開閉する吸気バルブ201bと、排気ポート205と燃焼室201aとの間を開閉する排気バルブ201cと、が設けられている。
各シリンダー201には、インジェクター206と、スパークプラグ208と、が取り付けられている。インジェクター206に至る燃料供給経路には、高圧ポンプ207と、燃圧センサー209と、が設けられている。インジェクター206の先端には、噴射孔206aが設けられている。インジェクター206は、その先端の噴射孔206aが燃焼室201a内に臨むように取り付けられている。インジェクター206は、噴射孔206aから燃焼室201a内に燃料(ガソリン)を直接噴射する。燃料は、高圧ポンプ207によって圧力を高められ、燃圧を調整するための吐出制御弁であるスピル弁(不図示)を介してインジェクター206に供給されているので、噴射孔206aから噴射した直後に霧化する。
燃圧センサー209は、インジェクター206に供給される燃料の圧力(以下、「燃圧」ともいう)を測定し、電気信号に変換してECU60に出力するセンサーである。スパークプラグ208は、ECU60からの制御信号に応じて高電圧が印加される点火装置である。この高電圧の印加により、スパークプラグ208の対向電極間に火花放電が発生し、燃焼室201a内の混合気が着火され、燃焼する。
吸排気系統40は、吸気流路401と、排気流路402と、を有している。吸気流路401は、内燃機関20の吸気ポート204に外部から空気を導入するための流路である。排気流路402は、内燃機関20の排気ポート205から排気ガスを外部に導くための流路である。
吸気流路401の上流側端部にはエアクリーナー401aが設けられている。吸気流路401のエアクリーナー401aが設けられている部分よりも下流側には、エアフロメーター401bが設けられている。エアフロメーター401bは、エアクリーナー401aを通過して吸気流路401を流れる空気の流量を測定し、電気信号に変換してECU60に出力するものである。
吸気流路401のエアフロメーター401bよりも下流側と、排気流路402とに渡って、ターボチャージャー403が設けられている。ターボチャージャー403は、コンプレッサー403aと、タービン403bと、を有する。コンプレッサー403aは吸気流路401に配置され、タービン403bは排気流路402に配置されている。
吸気流路401のコンプレッサー403aが設けられている部分よりも下流側には、スロットルバルブ401cと、サージタンク401dと、が順に設けられている。スロットルバルブ401cは、モーター(不図示)の駆動によりスロットル開度を調整するように構成されており、内燃機関20に供給する空気の流量の調整を行う。スロットルバルブ401cを通過した空気は、サージタンク401dを通過して、内燃機関20の吸気ポート204に供給される。
排気流路402には、上流側から順に、ターボチャージャー403のタービン403bと、触媒装置402aと、マフラー402bと、が順に設けられている。内燃機関20の排気ポート205から排出された排気ガスは、排気流路402を流れ、タービン403bを回転させる。これにより、タービン403bと同軸に固定されているコンプレッサー403aが回転する。タービン403bを通過した排気ガスは、次に、触媒装置402aを通過することで浄化され、マフラー402bを通って車両の後部から排出される。また、排気流路402のタービン403bと触媒装置402aとの間の部位には空燃比センサー402cが設けられている。空燃比センサー402cは、触媒装置402aに供給される排気ガスの空燃比を測定し、電気信号に変換してECU60に出力するセンサーである。
ECU60は、駆動システムDS全体を統合制御する制御装置である。ECU60は、エアフロメーター401b、燃圧センサー209、及び空燃比センサー402cと電気的に接続されており、それぞれから電気信号を受信して処理を行う。また、ECU60は、スロットルバルブ401c、高圧ポンプ207、インジェクター206、及びスパークプラグ208とも電気的に接続されており、それぞれに制御信号を送信してそれらの制御を行う。
ECU60は、その一部又は全部が、アナログ回路で構成されるか、メモリーを備えたデジタルプロセッサとして構成される。いずれにしても、受信した電気信号に基づいて制御信号を出力する機能を果たすため、ECU60には機能的な制御ブロックが構成される。図2は、ECU60を、このような機能的な制御ブロック図として示したものである。尚、ECU60を構成するアナログ回路又はデジタルプロセッサに組み込まれるソフトウェアのモジュールは、必ずしも図2に示す制御ブロックに分割されている必要はなく、複数の制御ブロックの働きをするものとして構成されていても構わず、更に細分化されていても構わない。ECU60として後述する処理フローを実行できるように構成されていれば、ECU60内部の実際の構成は当業者が適宜変更できうるものである。
図2に示されるように、ECU60は、機能的な制御ブロックとして、流量判定部601(流量判定手段)と、モニター実行部602(モニター実行手段)と、格納部603と、除去実行部604(除去実行手段)と、圧力調整部605(圧力調整手段)と、回転数取得部606と、負荷取得部607と、を備えている。
流量判定部601は、インジェクター206から噴射される燃料の流量が、要求される流量に基づいて定められる閾値以下に低下している「対処要状況」か、閾値以下には低下していない「対処不要状況」か、を判定する部分である。インジェクター206に要求される燃料の流量とは、目標空燃比を達成するために必要となる燃料の噴射量を意味する。本実施形態では燃圧に関わらず目標空燃比となるように燃料噴射量を制御しているので、この制御の具体的な一例を説明する。
ECU60は、内燃機関20のシリンダー吸入空気量を算出するとともに、燃圧センサー209で測定される燃圧である実燃圧を読み込む。また、ECU60は、内燃機関20に要求される運転状態に基づいて、目標空燃比を算出する。ECU60は、シリンダー吸入空気量と目標空燃比とに基づいて、必要となる要求燃料噴射量を算出する。インジェクター206から噴射される燃料の流量は、インジェクター206が通常の状態(補正可能な程度の閉塞状態含む)であれば実燃圧によって定まるので、ECU60は要求燃料噴射量と実燃圧とから要求噴射時間を算出する。ECU60がインジェクター206を駆動するための制御信号を出力してから実際にインジェクター206から燃料が噴射されるまでの時間差は、無効噴射時間として算出される。ECU60は、要求噴射時間と無効噴射時間とからインジェクター206を実際に駆動するインジェクター駆動時間を算出し、このインジェクター駆動時間に基づいてインジェクター206を駆動する。
このように、ECU60は燃圧に関わらず狙いの燃料噴射量となるようにインジェクター206を駆動しているけれども、インジェクター206にデポジットが蓄積してくると、インジェクター206から実際に噴射される燃料の流量が低下する。デポジットの蓄積量が少なければ、インジェクター駆動時間を調整することで狙いの燃料噴射量が確保されるが、デポジットの蓄積量がある量を超えるとそのような補正では対処できなくなりデポジットの除去が必要となる。そこで本実施形態では、このようにデポジットの除去が必要となる程度に燃料噴射量が低下したことを判断するために、要求される燃料噴射量に応じた閾値を設定するものとしている。そこで、上述したようにインジェクター206から噴射される燃料の流量が、要求される流量に基づいて定められる閾値以下に低下したか否かに基づいて、「対処要状況」か「対処不要状況」かを判断している。尚、流量判定部601は、インジェクター206から噴射される燃料の流量を直接測定するセンサーからその情報を取得してもよいけれども、空燃比センサー402cや燃圧センサー209によって測定される情報に基づいて推定することも好ましい態様である。
流量判定部601が、空燃比センサー402cによって測定される排気ガスの空燃比に基づいて、インジェクター206から噴射される燃料の流量を推定する態様について説明する。まず、燃焼室201a内の混合気の空燃比は、排気ガスの空燃比から推定することができる。燃焼室201a内の混合気は、インジェクター206から噴射される燃料と吸気ポート204から取り込まれる空気とが混合されたものであるため、インジェクター206から噴射される燃料の流量は、排気ガスの空燃比から推定することができる。排気ガスの空燃比が標準的な空燃比よりも大きい場合、空気の流量に対して燃料の流量が少ないリーンな状態にあると推定される。従って、インジェクター206から噴射される燃料の流量が、狙いの流量よりも少なくなっていることになるので、噴射孔206aにデポジットが堆積しているものと推定される。このようにして流量判定部601は、空燃比センサー402cによって測定される排気ガスの空燃比に基づいて燃料の流量を推定し、「対処要状況」か「対処不要状況」かを判定する。
続いて、流量判定部601が、燃圧センサー209によって測定される燃料の圧力に基づいて、インジェクター206から噴射される燃料の流量を推定する態様について説明する。インジェクター206から燃料を噴射すると、その噴射量に応じて燃圧は低下する。噴射孔206aにデポジットが堆積すると、燃料が噴射孔206aを通過しにくくなるため、燃圧の低下量は通常の低下量よりも小さくなる。従って、流量判定部601は、燃料噴射の際に燃圧センサー209が測定する燃圧の低下度合に基づいて、インジェクター206から噴射される燃料の流量を推定し、「対処要状況」か「対処不要状況」かを判定することができる。
流量判定部601は、以上のようにして「対処要状況」か「対処不要状況」かを判定し、その結果をモニター実行部602及び除去実行部604に出力する。
モニター実行部602及び除去実行部604について説明するのに先立って、モニター実行部602及び除去実行部604によって制御される圧力調整部605について説明する。圧力調整部605は、高圧ポンプ207の動作状況を調整する部分である。圧力調整部605は、インジェクター206に供給される燃料の圧力を、内燃機関20の通常の運転状況に対応する第1燃圧P1と、第1燃圧P1よりも高い第2燃圧P2、第1燃圧P1よりも高い第3燃圧P3となるように調整する部分である。第2燃圧P2及び第3燃圧P3は、第1燃圧P1よりも高ければよく、互いの大小関係は限定されない。ただし、後述するように第2燃圧P2は第3燃圧P3よりも低くなるように設定されるのが好ましい態様である。
モニター実行部602は、流量判定部601の判定結果が「対処要状況」の場合に、燃圧が第2燃圧P2となるように圧力調整部605を制御するモニターモードを実行する。モニター実行部602は更に、内燃機関20の回転数及び負荷の少なくとも一方を指標として区分された複数の運転状態それぞれにおける燃料の流量に基づいて、それら複数の運転状態の中から流量の回復度合が比較的大きい運転状態を「燃圧アップ状態」として選択する。モニター実行部602は、「燃圧アップ状態」として選択した運転状態を格納部603に格納する。モニター実行部602は、複数の運転状態それぞれの出現頻度に基づいて「燃圧アップ状態」を選択することも好ましい態様である。
内燃機関20の回転数は、回転数取得部606が取得しモニター実行部602及び除去実行部604に出力する。内燃機関20の負荷は、負荷取得部607が取得しモニター実行部602及び除去実行部604に出力する。
回転数取得部606は、クランクシャフト203の回転状況を検出するクランクポジションセンサー(不図示)や、スパークプラグ208への電圧印加状況などから、内燃機関20の回転数を取得する部分である。負荷取得部607は、スロットルバルブ401cのスロットル開度等から内燃機関20の負荷(トルク)を取得する部分である。
除去実行部604は、流量判定部601の判定結果が「対処要状況」の場合であって、内燃機関20が格納部603に格納されている「燃圧アップ状態」となった場合に、燃圧が第3燃圧P3となるように圧力調整部605を制御するデポジット除去モードを実行する。すなわち、「対処要状況」の場合であって内燃機関20が「燃圧アップ状態」となった場合は、「対処不要状況」よりも高圧ポンプ207からインジェクター206に供給する燃料の圧力を高める。
インジェクター206に供給する燃料の圧力を高める方法の一例を説明する。まず、ECU60は、燃圧センサー209で測定される燃圧である実燃圧を読み込む。ECU60は、この実燃圧と、「燃圧アップ状態」における目標燃圧との比較を行い、実燃圧が目標燃圧よりも低い場合は、前述したスピル弁を燃圧が高まる方向に制御する。一方、実燃圧が目標燃圧よりも高い場合は、前述したスピル弁を燃圧が低くなる方向に制御する。ECU60は、以上のようなスピル弁の制御を、実燃圧が目標燃圧と一致するまで繰り返し行う。
デポジット除去モードを実行してインジェクター206に供給する燃料の圧力を高めると、勢いよく噴射される燃料によってデポジットが剥離して除去される。これにより、燃料がインジェクター206の噴射孔206aをスムーズに通過できる状態とし、噴射できる燃料の流量を回復させることが可能となる。
インジェクター206に供給する燃料の圧力を高めると、燃焼室201a内の混合気の空燃比が理論空燃比から乖離し、エミッションが増加し、車両のドライバビリティの低下を引き起こすおそれがある。そこで、除去実行部604は、上述のとおり、内燃機関20が格納部603に格納されている「燃圧アップ状態」となった場合に限りデポジット除去モードを実行することで、エミッションやドライバビリティに及ぼす影響を限定的なものとするように構成されている。
引き続いて、図3,4,5,6,7を参照しながら、ECU60の動作、特にモニターモード及びデポジット除去モードについて説明する。尚、この説明では、フローチャートを示す図3から図5を主として参照しながら説明を行い、運転状態や制御の一例を示す図6及び図7を参照するものとする。まず、図6及び図7について説明する。
図6に示されるように、内燃機関20の回転数及び負荷(トルク)を指標として、内燃機関20の運転状態を複数に区分している。回転数n1を基準として、内燃機関20の回転数を低回転領域と高回転領域とに区分するとともに、内燃機関負荷T1を基準として、内燃機関20の負荷を低負荷領域と高負荷領域とに区分している。これにより、内燃機関20の運転状態は、低回転・低負荷領域の「運転状態A」と、低回転・高負荷領域の「運転状態B」と、高回転・低負荷領域の「運転状態C」と、高回転・高負荷領域の「運転状態D」と、の4つに区分されている。
内燃機関20の回転数及び負荷は、燃焼室201a内の温度と相関があり、インジェクター206の噴射孔206aの温度、並びに、噴射孔206aにおけるデポジットの生成し易さに影響する因子である。内燃機関20の回転数及び負荷が、車両の走行に応じて変化することで、内燃機関20の運転状態も運転状態A〜Dのいずれかとなるように変化する。
図7では、縦軸側に「内燃機関回転数」「内燃機関負荷」「内燃機関運転状態」「燃料供給圧力」「燃料流量低下率」を示し、横軸側には時間軸を取ることで、それぞれがどのように変化しているかを示している。図7においては、時刻t0から時刻t1までが「通常運転」、時刻t1から時刻t5までが「モニターモード」、時刻t5から時刻t9までが「デポジット除去モード」となる例を示している。
ここで、高圧ポンプ207が、第1燃圧P1でインジェクター206に燃料を供給している場合において、噴射孔206aにデポジットが全く堆積していない状態で噴射できる燃料の流量(Q0)と、ある状態において噴射できる燃料の流量(Q1)との差分(Q0−Q1)を、その状態における燃料流量低下量と定義する。さらに、燃料流量低下量(Q0−Q1)と、噴射孔206aにデポジットが全く堆積していない状態で噴射できる燃料の流量(Q0)との比((Q0−Q1)/Q0)を、その状態における燃料流量低下率と定義する。
図3に示されるように、流量判定部601は、燃料流量低下率が閾値であるq3以上であるか否かの判定を行う(ステップS301)。図7に示されるように、第1燃圧P1で燃料をインジェクター206に供給している通常運転時(時刻t0〜t1)では、インジェクター206の噴射孔206aにおけるデポジットの堆積が進行することにより、燃料流量低下率は継時的に上昇する。燃料流量低下率が閾値q3以上でない場合(S301:No)は、流量判定部601は「対処不要状況」であると判定し、燃料流量低下率の判定を継続する。
時刻t1で、燃料流量低下率が閾値であるq3に達すると(S301:Yes)、流量判定部601は、インジェクター206から噴射される燃料の流量が閾値(燃料流量低下率の閾値q3に対応する値)以下に低下している「対処要状況」であると判定し、ステップS302の処理に進む。ステップS302において、ECU60は、「燃圧アップ状態」を選択済みであるか否かを判定する。ECU60は、「燃圧アップ状態」を選択済みでない場合(S302:No)ステップS303の処理に進み、「燃圧アップ状態」を選択済みである場合(S302:Yes)ステップS304の処理に進む。
ステップS303において、モニター実行部602はモニターモードを実行する。モニターモードは、インジェクター206に供給する燃料の圧力を高めれば、デポジットの除去を効率良く行うことができる内燃機関20の運転状態を判別し、燃圧アップ状態として選択するための運転モードである。
ステップS304において、除去実行部604はデポジット除去モードを実行する。デポジット除去モードは、インジェクター206に供給する燃料の圧力を大きく高め、噴射孔206aに堆積しているデポジットを除去するための運転モードである。
続いて、図4を参照しながらモニターモードの制御について説明する。モニター実行部602は、圧力調整部605を制御して高圧ポンプ207を通常運転時よりも高速で駆動させることで、インジェクター206に供給される燃料の圧力を第1燃圧P1から第2燃圧P2に高める(ステップS401)。次に、モニター実行部602は、このように燃料の圧力を高めた状態において、内燃機関20の運転状態A〜Dにおける燃料流量低下率の変化、すなわち燃料の流量の回復度合の検知を開始する(ステップS402)。
図7に示されるように、時刻t1から時刻t2にかけて、内燃機関20は運転状態Bにあるが、その間の燃料流量低下率はq4まで上昇している。すなわち、内燃機関20が運転状態Bにある場合では、噴射孔206aに堆積しているデポジットは除去し難い性状になっており、インジェクター206に供給する燃料の圧力を高めても、燃料の流量の回復度合は小さいと推定できる。
次に、時刻t2で、内燃機関20が運転状態Aに移行すると、燃料流量低下率が低下し始める。さらに、時刻t3で、内燃機関20が運転状態Cに移行しても、燃料流量低下率が引き続き低下し、q2に至る。すなわち、内燃機関20が運転状態Aあるいは運転状態Cにある場合では、噴射孔206aに堆積しているデポジットは除去し易い性状になっており、インジェクター206に供給する燃料の圧力を高めることで、燃料の流量の回復度合は大きくなると推定できる。
次に、時刻t4で、内燃機関20が運転状態Dに移行すると、それまで低下していた燃料流量低下率が再度上昇し始める。すなわち、内燃機関20が運転状態Dにある場合では、噴射孔206aに堆積しているデポジットは除去し難い性状になっており、インジェクター206に供給する燃料の圧力を高めても、燃料の流量の回復度合は小さいと推定できる。
モニター実行部602は、モニターモード開始からの経過時間をカウントしており、モニターモード開始から1時間を経過するまで、内燃機関20の運転状態A〜Dのそれぞれの運転状態における燃料の流量の回復度合の検知を行う。同時に、モニター実行部602は、ステップS402で、モニターモード開始から1時間を経過するまでの間に、内燃機関20が運転状態A〜Dのそれぞれとなる頻度を検知する。
モニター実行部602は、モニターモード開始から1時間が経過したか否かを判定する(ステップS403)。モニター実行部602は、モニターモード開始から1時間を経過してないと判定した場合(S403:No)、ステップS402の処理を継続する。モニター実行部602は、モニターモード開始から1時間が経過すると(S403:Yes)、ステップS404の処理に進む。
モニター実行部602は、運転状態A〜Dの中からデポジット除去モードを実行する運転状態を「燃圧アップ状態」として選択し、格納部603に格納する(ステップS404)。前述したように、内燃機関20は運転状態Aあるいは運転状態Cにあるときに、燃料の流量の回復度合が大きかったほか、モニターモード開始から1時間の間に、内燃機関20が運転状態Aあるいは運転状態Cとなる頻度も十分にあったことから、モニター実行部602は、運転状態A及び運転状態Cを「燃圧アップ状態」として選択する。
モニター実行部602は、高圧ポンプ207の駆動を緩和させることでインジェクター206に供給する燃料の圧力を第1燃圧P1に低下させて、モニターモードの実行を終了する(ステップS405)。
続いて、図5を参照しながらデポジット除去モードの制御について説明する。除去実行部604は、内燃機関20が「燃圧アップ状態」(運転状態A及び運転状態C)にあるか否かを判断する(ステップS501)。すなわち、除去実行部604は、噴射孔206aに堆積しているデポジットが除去し易い性状になっており、インジェクター206に供給する燃料の圧力を高めれば、燃料の流量の大幅な回復を期待できる状態にあるか否かを判断する。内燃機関20が「燃圧アップ状態」ではない場合(S501:No)、除去実行部604はステップS504の処理に進み、内燃機関20が「燃圧アップ状態」である場合(S501:Yes)はステップS502の処理に進む。
ステップS504において、除去実行部604は、圧力調整部605を制御して、インジェクター206に供給する燃料の圧力を通常運転時と同様に第1燃圧P1として内燃機関20を運転させる。
ステップS502において、除去実行部604は、圧力調整部605を制御して高圧ポンプ207をモニターモード実行時よりも高速で駆動させ、インジェクター206に供給する燃料の圧力を第1燃圧P1から第3燃圧P3(>P2)に高める。これにより、勢いよく噴射される燃料によってデポジットが剥離し、噴射孔206aから除去される。インジェクター206の噴射孔206aにおける燃料の通過が改善されることで、燃料流量低下率が低下する。
除去実行部604は、燃料流量低下率が、閾値であるq1以下となったか否かを判断する(ステップS503)。燃料流量低下率がq1以下でない場合(S503:No)、すなわち、デポジットが十分に除去されておらず、インジェクター206の噴射孔206aを燃料がスムーズに通過できる状態となっていない場合は、除去実行部604はデポジット除去モードを継続する。
内燃機関20が運転状態A及び運転状態Cのいずれでもない例えば運転状態Bに移行したと除去実行部604が判断すると(S501:No、例えば図7の時刻t7から時刻t8の間)、除去実行部604は、圧力調整部605を制御して高圧ポンプ207の駆動を通常運転時と同等まで緩和させることで、インジェクター206に供給する燃料の圧力を第3燃圧P3から第1燃圧P1に低下させる(ステップS504)。
デポジットの除去により燃料流量低下率が低下し、q1以下となると(S503:Yes、例えば図7の時刻t9)、除去実行部604は、デポジット除去モードを終了する。燃料流量低下率がq1以下まで低下したことから、インジェクター206の噴射孔206aは燃料がスムーズに通過できる状態となり、その後は、理論空燃比を達成するために適切な流量で燃料を噴射することが可能となる。
以上のように、モニターモードの実行により、燃料の圧力を高めればデポジットの除去を効率良く行うことができる運転状態である「燃圧アップ状態」を選択するとともに、デポジット除去モードの実行により、「燃圧アップ状態」となった場合に燃料の圧力を通常運転時よりも高めることで、燃料の圧力を常時高める場合と比較して、エミッションやドライバビリティに及ぼす影響を限定的なものとしながらも、デポジットを除去することが可能となる。
また、モニターモードにおける燃料の圧力である第2燃圧P2が、デポジット除去モードにおける燃料の圧力である第3燃圧P3よりも低くなるように高圧ポンプ207を駆動させることも好ましい制御態様である。通常モードの第1燃圧P1より高い燃圧であれば、デポジットの除去容易性が判断できるため、モニターモードではエミッション等に及ぼす影響を抑制しながら、効率良くデポジットの除去を行うことができる運転状態である「燃圧アップ状態」を選択することができる。その後のデポジット除去モードでは、確実にデポジットの除去を行うことができる第3燃圧P3によって燃料を噴射し、確実にデポジットを除去できるようになるけれども、このデポジット除去モードの実行は限られた「燃圧アップ状態」のときのみである。このように「燃圧アップ状態」の把握のために最低限必要な燃圧である第2燃圧P2に設定することと、確実にデポジットを除去するための燃圧である第3燃圧P3に設定することとを使い分けることで、エミッション等に及ぼす影響を限定的なものとすることが可能となる。
仮に、モニターモードで選択した「燃圧アップ状態」が、内燃機関20の使用条件において、出現頻度が比較的低いものであった場合、デポジット除去モードにおいてデポジットの除去が十分に行われないおそれがある。
そこで、本実施形態では、モニター実行部602は、モニターモードにおいて運転状態A〜Dのそれぞれの出現頻度を検知し、当該出現頻度に基づいて、「燃圧アップ状態」の選択を行う。このため、モニターモードでは、内燃機関20の使用条件を考慮して比較的出現頻度が高い運転状態を「燃圧アップ状態」として選択し、デポジット除去モードでは、デポジットの除去を十分に行うことが可能となる。
尚、上述した本実施形態では、回転数及び負荷の両方を指標として内燃機関20の運転状態を区分する場合について説明したけれども、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、回転数及び負荷の一方のみを指標として、内燃機関20の運転状態を区分してもよい。また、内燃機関20の運転状態の区分の数も、内燃機関20の回転数及び負荷のそれぞれで複数の基準を設定し、4つ以上としてもよい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
20 :内燃機関
201a:燃焼室
206:インジェクター
60 :ECU(制御装置)
601:流量判定部(流量判定手段)
602:モニター実行部(モニター実行手段)
604:除去実行部(除去実行手段)
605:圧力調整部(圧力調整手段)

Claims (3)

  1. 内燃機関(20)の制御装置(60)であって、
    燃焼室(201a)内に燃料を直接噴射するインジェクター(206)に供給される燃料の圧力を、前記内燃機関の通常の運転状況に対応する第1燃圧と、前記第1燃圧よりも高い第2燃圧又は第3燃圧となるように調整する圧力調整手段(605)と、
    前記インジェクターから噴射される燃料の流量が、目標空燃比に基づいて定められる要求流量に応じた閾値以下に低下している対処要状況か、前記閾値以下には低下していない対処不要状況かを判定する流量判定手段(601)と、
    前記対処要状況の場合に、前記インジェクター圧力が前記第2燃圧となるように前記圧力調整手段を制御し、且つ、前記内燃機関の回転数及び負荷の少なくとも一方を指標として区分された複数の運転状態それぞれにおける前記流量に基づいて、前記複数の運転状態の中から前記流量の回復度合が比較的大きい運転状態を燃圧アップ状態として選択するモニター実行手段(602)と、
    前記対処要状況の場合であって前記内燃機関が前記燃圧アップ状態となった場合に、前記インジェクター圧力が前記第3燃圧となるように前記圧力調整手段を制御する除去実行手段(604)と、
    を備える制御装置。
  2. 前記モニター実行手段は、前記第2燃圧が前記第3燃圧よりも低くなるように前記圧力調整手段を制御する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記モニター実行手段は、前記複数の運転状態それぞれの出現頻度に基づいて前記燃圧アップ状態の選択を行う請求項1又は2に記載の制御装置。
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