JP6146488B2 - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に搭載される自動変速機の油圧制御装置に係り、詳しくは自動変速機の各摩擦係合要素の操作用油圧であるライン圧の制御装置に関する。
従来、ライン圧は、オイルポンプからのポンプ圧をプライマリレギュレータバルブにより調圧し発生するが、該プライマリレギュレータバルブは、基本的に、スプールに作用するライン圧のフィードバック圧に抗して、スプリングの付勢力及びスロットルバルブからのスロットル圧が作用して、最低保証圧及び最高保証圧で定まる1次関数により上記ライン圧が設定される(特許文献1及び2参照)。
一般に、上記ライン圧の最低圧は、フェール時を考慮して最低限の車両走行を保証するための駆動力(退避駆動力)を確保する油圧以上に設定されている。また、特許文献2には、ノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブが開示されている。
特開平1−238750号公報 特開2009−97696号公報
前記プライマリレギュレータバルブは、スロットルバルブをリニアソレノイドバルブで構成し、該リニアソレノイドバルブが全閉フェールしてスロットル圧が出力しない場合、駆動力不足が懸念される関係上、前記スプリングの付勢力を、前記退避駆動力が確保されるように強めに設定されている。このため、上記1次関数からなるライン圧の最低圧が高目に設定され、その結果、ライン圧全体も高目に設定され、通常走行時に必要とされる油圧に対して過剰な油圧設定となっていた。
また、上記リニアソレノイドバルブからなるスロットルバルブは、通常、オールオフフェール時に当該スロットルバルブから油圧が出力されずライン圧が低下してしまうことを懸念してノーマルオープン(N/O)タイプを採用することが一般的であり、非通電状態で出力圧であるスロットル圧が最大となり、ライン圧も高圧状態となり、制御電流が増加するに従ってライン圧が低くなる。従って、通常走行時における使用状態の多い低ライン圧から中ライン圧の領域にあっては、スロットルバルブへの供給制御電力は大きく、消費電力増加の原因となっている。
そこで、本発明は、ライン圧の最低圧を低目に設定することを可能とし、かつオールオフフェール等のリニアソレノイドバルブ及びオン・オフソレノイドバルブへの電源が遮断された時には、車両走行駆動力を確保することができるものでありながら、圧倒的に使用時間の長い通常走行時におけるスロットルバルブへの制御電力の供給を抑えて、消費電力の低減を図った自動変速機の油圧制御装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、元圧(Pmod)を入力する入力ポート(22a)、出力ポート(22b)及び排出ポート(22c)を有し、自動変速機への入力トルクに応じて調圧したスロットル圧(PSLT)を前記出力ポート(22b)から出力するスロットルバルブ(SLT,22)と、
前記スロットルバルブの出力ポート(22b)に連通する制御油室(20c)、オイルポンプ(25)からのライン圧油路(21)に連通する調圧ポート(20a)及び該ライン圧油路からのフィードバック圧が供給されるフィードバック圧ポート(20b)を有し、スプール(20p)の一端に前記制御油室(20c)の油圧及びスプリング(20s)の付勢力が作用し、該スプールの他端に前記フィードバック圧ポート(20b)からのフィードバック圧が作用して前記調圧ポート(20a)の油圧をライン圧に調圧するプライマリレギュレータバルブ等の調圧バルブ(20)と、を備えた自動変速機の油圧制御装置(U)において、
前記スロットルバルブ(22)は、非通電時に全閉状態となるノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブからなり、
非通電時に連通状態となるノーマルオープンタイプのオン・オフソレノイドバルブ(S1)と、
前記リニアソレノイドバルブ(22)及び前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)への電源が遮断された時、前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)のオフ切換えに基づく所定油圧(PS1,Pmod)を前記調圧バルブ(20)の前記制御油室(20c)に導くフェール回路(F〜F)と、を備えてなる、
ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置にある。
例えば図6を参照して、前記フェール回路(F)は、前記調圧バルブ(20)の前記制御油室(20c)に連通する連通ポート(26m)と、前記所定油圧が供給される入力ポート(26l)と、を有し、前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)の出力圧(PS1)により切換えられる切換えバルブ(26’)を備え、
前記切換えバルブ(26’)は、前記リニアソレノイドバルブ(22)及び前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)への電源が遮断された時に、前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)の切換えにより前記入力ポート(26l)と前記連通ポート(26m)とを連通するように切換えられ、前記所定油圧が、該切換えバルブの前記入力ポート(26l)及び前記連通ポート(26m)を介して前記調圧バルブ(20)の前記制御油室(20c)に供給される。
例えば図1,図3,図4,図5を参照して、前記フェール回路(F)(F)は、前記スロットルバルブ(22)の排出ポート(22c)に連通する第1のポート(26j)と、ドレーンポート(26k)と、前記所定油圧(Pmod)(PS1)が供給される入力ポート(26l)とを有し、前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)の出力圧(PS1)により切換えられる切換えバルブ(26)を備え、
前記切換えバルブ(26)は、前記リニアソレノイドバルブ(22)及び前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)への電源が遮断された時に、前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)の切換えにより該切換えバルブ(26)の前記入力ポート(26l)と前記第1のポート(26j)とを連通するように切換えられ、前記所定油圧が、該切換えバルブの前記入力ポート(26l)及び前記第1のポート(26j)を介して前記スロットルバルブ(22)の排出ポート(22c)に供給され、更に該スロットルバルブ(22)の排出ポート(22c)から該スロットルバルブの出力ポート(22b)を介して前記調圧バルブ(20)の前記制御油室(20c)に供給される。
例えば図1,図3,図4,図6,図7を参照して、前記所定油圧が、前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)の出力圧(PS1)である。
例えば図5を参照して、前記スロットルバルブ(22)は、モジュレータ圧(Pmod)を元圧とし、前記所定油圧は、前記スロットルバルブ(22)の元圧と同じモジュレータ圧(Pmod)である。
例えば図6,図7を参照して、前記フェール回路(F)(F)は、前記所定油圧を逆止弁(35)を介して前記調圧バルブ(20)の前記制御油室(20c)に導く油路を有する。
例えば図3,図4を参照して、前記切換えバルブ(26)は、スプール(26p)の一端に配置された第1の制御油室(26a)と、該制御油室に対向する方向に前記スプール(26p)を付勢する第2の制御油室(26c)と、を有し、
前記第1の制御油室(26a)に、前記オン・オフソレノイドバルブ(S1)の出力圧(PS1)を供給し、前記第2の制御油室(26c)に、クラッチ制御圧又はロックアップ制御圧を供給し、前記切換えバルブ(26)は、前記第1及び第2の両制御油室(26a)(26c)に共に油圧が供給された状態で、前記入力ポート(26l)と前記第1のポート(26j)との連通を遮断すると共に、前記第1のポート(26j)と前記ドレーンポート(26k)とを連通してなる。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより請求の範囲に記載の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、オールオフフェール等のリニアソレノイドバルブ及びオン・オフソレノイドバルブへの電源が遮断された時、ノーマルクローズからなるスロットルバルブは全閉状態となるが、ノーマルオープンからなるオン・オフソレノイドバルブは、連通状態となり、所定油圧がフェール回路から調圧バルブの制御油室に供給され、ライン圧は、車両が走行し得る駆動力以上の油圧を確保することができる。またこれにより、ライン圧の最低圧は上記スロットルバルブの全閉時を考慮することなく適正な値に設定することが可能となり、圧力損失(オイルポンプにて発生する抵抗、即ち、エンジンに対する負荷)を低減して燃費向上を図ることが可能となる。
また、リニアソレノイドバルブからなる上記スロットルバルブは、通常時、特に使用時間の長いライン圧の低い状態から中間域において、該スロットルバルブに供給される制御電流は少なくて足り、例えオン・オフソレノイドバルブがオン状態に保持されるとしても、オン・オフ切換え用の該ソレノイドバルブは、リニアソレノイドバルブからなるスロットルバルブに比して消費電力は小さく、油圧制御装置全体の消費電力を省力化して、燃費向上に寄与する。
請求項2に係る本発明によると、オン・オフソレノイドバルブにより切換えバルブが切換えられて、所定油圧が調圧バルブの制御油室に供給される。
請求項3に係る本発明によると、切換えバルブからの所定油圧は、スロットルバルブの排出ポートから出力ポートを介して調圧バルブの制御油室に供給されるので、調圧バルブへのスロットル圧供給油路を兼用でき、逆止弁などが不要となる為にコストを抑制できると共に油路構造が簡単になる。
請求項4に係る本発明によると、オールオフフェール等のリニアソレノイドバルブ及びオン・オフソレノイドバルブへの電源が遮断された時に作動するオン・オフソレノイドバルブの出力圧を調圧バルブに供給する所定油圧とするので、必要時にのみ上記所定油圧を調圧バルブの制御油室に供給して、オイルの無駄を抑制することができる。
請求項5に係る本発明によると、オールオフフェール等のリニアソレノイドバルブ及びオン・オフソレノイドバルブへの電源が遮断された時に供給される所定油圧は、リニアソレノイドバルブからなるスロットルバルブの元圧と同じモジュレータ圧なので、スロットルバルブの全開時と同じライン圧に調圧し、どのような状況にあっても走行可能な駆動力を保証するライン圧を確保することができる。また、スロットルバルブの入力ポートに通常と同じ元圧を供給する為、入力ポートに通常より高い圧が供給される場合(例えば、スロットルバルブの全閉フェール時にライン圧を供給する場合)等に比べて、スロットルバルブの耐久性に対する影響を少なくすることが出来る。
請求項6に係る本発明によると、スロットルバルブの出力ポートから調圧バルブの制御油室へ導かれるスロットル圧が他のバルブに流れることを防止できる。
請求項7に係る本発明によると、切換えバルブは、オン・オフソレノイドバルブからの出力圧が作用する第1の制御油室に対向する第2の制御油室を有し、該第2の制御油室にクラッチ制御油圧又はロックアップ制御油圧を作用したので、ノーマルオープンからなるオン・オフソレノイドバルブは、通常時にあっても制御電流を供給せずに非通電(非出力)とすることが可能となり、更なる消費電力の省力化を図ることができる。
本発明に係る油圧制御装置(フェール回路)の基本構成を示す概略図。 プライマリレギュレータ(調圧)バルブの特性を示す図で、(A)は従来の図、(B)は本発明による図。 本発明の実施の形態による通常時の油圧制御装置を示す図。 本発明の実施の形態によるオフフェール時の油圧制御装置を示す図。 他の実施の形態によるフェール回路を示す図。 他の実施の形態によるフェール回路を示す図。 他の実施の形態によるフェール回路を示す図。 ノーマルオープンタイプ(N/O)とノーマルクローズタイプ(N/C)のリニアソレノイドによる電流と出力油圧の関係を示す図。
まず、図1及び図2に沿って本発明に係るフェール回路Fを有する自動変速機の油圧制御装置Uの基本構成について説明する。調圧バルブを構成するプライマリレギュレータバルブ20は、図1に示すように、オイルポンプ25からの油圧がライン圧調圧ポート20aに供給されてライン圧Pに調圧され、ライン圧油路21からスプール20pにフィードバック圧として作用する。フィードバック圧ポート20bから上記スプールの一端に作用するフィードバック圧と、制御油室20cから上記スプールの他端に作用するスプリング20sの付勢力及びスロットルバルブ22からのスロットル圧PSLTにより、上記調圧ポート20aの油圧はドレーンされつつライン圧Pに調圧され、またドレーンされた油圧をセカンダリ圧PSECとして排出する。上記ライン圧Pは、ライン圧油路21及びマニュアルバルブ23等を介して各摩擦係合要素の油圧サーボに供給される。
上記スロットルバルブ22は、リニアソレノイドバルブ(SLT)からなり、かつ該リニアソレノイドバルブは、非通電時全閉状態となるノーマルクローズ(N/C)タイプからなる。従って、通常時にあっては、運転者のアクセル操作に応じて、入力ポート22aに対する出力ポート22bと排出ポート22cとの連通割合いを制御してスロットル圧PSLTを制御する。入力ポート22aからのモジュレータ圧Pmodは、出力ポート22bからスロットル圧PSLTとして出力し、一部は排出ポート22cから排出され、更に切換えバルブ26の第1のポート26jを介してドレーンポート26kから排出される。該スロットルバルブ22へ供給制御電流が0(非通電)の場合、出力であるスロットル圧は0であり、制御電流が大きくなるに従ってスロットル圧が高くなる。出力ポート22bからのスロットル圧PSLTは、プライマリレギュレータバルブ20の制御油室20cに供給されて、ライン圧Pを調圧制御する。
即ち、上記スロットル圧PSLTは、自動変速機への入力トルクに応じて調圧され、該自動変速機への入力トルクは、エンジンの動作状態から推定されるエンジン出力トルク、エンジンECUから受信されるエンジン出力トルク信号、スロットル開度から演算される。
切換えバルブ26は、オン・オフソレノイドバルブ(以下単にソレノイドバルブと称する)S1のON,OFFにより切換えられる。該ソレノイドバルブS1は、非通電時連通(出力)状態となるノーマルオープン(N/O)タイプからなり、非通電時に連通状態となり、通電により遮断(非出力)に切換えられる。該ソレノイドバルブS1は、正常(通常)時、通電(ON)されて非出力(0圧)状態にあり、上記切換えバルブ26を、第1のポート26jがドレーンポート26kに連通した第1の状態に保持する。油圧制御装置Uへの電源が遮断されるオールオフ(ALL OFF)フェール時、ノーマルクローズタイプのスロットルバルブ22もオフとなって全閉状態になると共に、ノーマルオープンタイプのソレノイドバルブS1もオフとなって連通(出力)状態になり、第1のポート26jが入力ポート26lに連通する第2の状態に切換えられる。これにより、モジュレータ圧Pmodが、連通状態のソレノイドバルブS1及び切換えバルブ26の入力ポート26l及び第1のポート26jを介してスロットルバルブ22の排出ポート22cに供給される。なお、ソレノイドバルブS1からの出力圧PS1、即ち上記切換えバルブ26の入力ポート26lに供給される所定油圧は、上記モジュレータ圧Pmodに限らず、最低限の車両走行駆動力を確保できる油圧(最低退避圧)以上であればよい。
上記オールオフフェールの状態では、上記ノーマルクローズからなるスロットルバルブ22は、スロットル圧が出力不能な全閉状態、即ち入力ポート22aと出力ポート22bとが全閉となり、出力ポート22bと排出ポート22cとが連通した状態にあり、従って上記切換えバルブ26の第1のポート26jからのモジュレータ圧Pmodは、上記排出ポート22cから出力ポート22bに導かれる。該モジュレータ圧が上記プライマリレギュレータバルブ20のスプール下端の制御油室20cに作用する。
従って、従来の技術にあっては、図2(A)に示すように、スロットルバルブ(リニアソレノイドバルブSLT)が全閉フェールになった場合に備えて、ライン圧Pの最低保証圧Aが最低退避時駆動力を確保する油圧Aに設定され、該最低保証圧Aを基準として、最高保証圧Bまで上記スロットルバルブからのスロットル圧PSLTに比例するようにライン圧Pが設定される。本発明は、スロットルバルブ(SLT)22がオフフェールにより全閉となった場合、上述したように、スロットルバルブ22の排出ポート22cからのモジュレータ圧がプライマリレギュレータバルブ20に作用して、スロットルバルブ22の全開時と同じライン圧(P=B)に調圧され、どのような走行状態にあっても駆動力を確保することができる。
これにより、本発明のプライマリレギュレータバルブ20は、図2(B)に示すように、上記最低退避時駆動力(A)に縛られることがなくなり、そのスプリング20sの付勢力を弱く設定して、該スプリングに基づく最低圧A’が上記従来のものの最低保証圧Aより低く設定することが可能となり(A>A’)、従って通常使用時のライン圧Pは、上記最低圧A’と最高圧Bとの間を結ぶ1次関数からなり、ライン圧Pを従来のものに比して低目に設定することが可能となる。上記ライン圧は、正常時、停止と低速走行を繰返す市街地走行でも、略々定速走行である定常走行でも、低圧〜中間域にある場合が多く、従ってスロットル圧も低圧から中間域にある状態が多い。ノーマルクローズタイプからなるスロットルバルブ22に供給する制御電流は、上記図2(A)に示す従来の技術にあっても、ノーマルオープンタイプのものに比して消費電力は少ないが、上記ライン圧が低目に設定されることにより、スロットルバルブ22の供給される消費電力を更に低減することができる。なお、通常時、ノーマルオープンからなるソレノイドバルブS1は通電(ON)状態にあるとしても、ソレノイドバルブS1は、リニアソレノイドバルブに比して消費電力は少ない。
以下、本発明を具体化した実施の形態を図3及び図4に沿って説明する。自動変速機の油圧制御装置Uは、ノーマルクローズ(N/C)タイプのリニアソレノイドバルブ(SLT)からなるスロットルバルブ22と、ノーマルオープン(N/O)タイプのソレノイドバルブS1と、切換えバルブ26と、プライマリレギュレータバルブ20と、を有する。上記切換えバルブ26は、本油圧制御装置Uへの電源遮断等のオールオフフェール時に用いられるが、退避駆動時に所定の自動変速機のクラッチ又はブレーキに油圧を供給するコントロールバルブを兼用することが好ましい。
図3は、通常(正常)状態を示し、図4は、オールオフフェールによる退避駆動状態を示す。図3に示す通常状態にあっては、ノーマルオープンからなるソレノイドバルブS1は、通電されて、遮断(非出力)状態にあり、入力ポートaに入力されているモジュレータ圧Pmodが出力ポートbから出力されない。従って、切換えバルブ26は、スプール26pの一端(上方端)に配置された一方の(上)制御油室26aに油圧が供給されずに左半位置にあって、入力ポート26lと第1のポート26jが遮断されると共に、該第1のポート26jはドレーンポート26kに連通している。
ノーマルクローズからなるスロットルバルブ22は、要求トルクに対応する制御電流が供給され、入力ポート22aに供給されるモジュレータ圧Pmodを所定スロットル圧PSLTに調圧して出力ポート22bから出力し、かつ上記調圧における余剰圧は、排出ポート22c、切換えバルブ26の第1のポート26j及びドレーンポート26kを介して排出される。該スロットル圧は、プライマリレギュレータバルブ20の制御油室20cに供給され、該プライマリレギュレータバルブ20は、スプール20pの一端に作用するスロットル圧PSLT及びスプリング20sの付勢力とフィードバック圧ポート20bからスプール20pの他端に作用するフィードバック圧により、オイルポンプ25から油圧をライン圧に調圧して、調圧ポート20aからライン圧油路21に出力する。
この状態は、スロットルバルブ22は、ノーマルクローズであるため、制御電流に応じてスロットル圧が出力され、上述したように消費電力の省力化が図れている。ソレノイドバルブS1は、ノーマルオープンからなるため、非出力状態とするため、通電(ON)状態を保持することになるが、ソレノイドバルブS1は、リニアソレノイドバルブに比して消費電力が低く、スロットルバルブ22がノーマルオープン(N/O)である場合は勿論、ノーマルクローズである場合に比しても、消費電力の省力化が図られる。
図8に示すように、ノーマルオープンタイプ(N/O)のリニアソレノイドバルブは、非通電の場合、最大の油圧を出力し、電流が増加するに従い、出力油圧が低下するが、ノーマルクローズタイプ(N/C)のリニアソレノイドバルブは、非通電の場合、出力油圧は0であり、最大印加電流の20%までは電流を印加してもリニアソレノイドバルブは摺動せず、20%を超えてからは、電流の増加に比例して出力油圧が増加する。通常走行時における使用時間の多い定常走行では、低圧〜中間域での出力油圧、具体的には最大の油圧出力の30%以下での使用時間が多く、ノーマルクローズタイプ(N/C)のリニアソレノイドをスロットルバルブ22として適用することは、ノーマルオープンタイプ(N/O)のリニアソレノイドバルブに比して、消費電力の低減に大きな効果がある。また、上述したように、オールオフフェール時等の最低退避時駆動力に縛られることなく、通常使用時のライン圧を低目に設定することが可能となることが相俟って、スロットルバルブをノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブを用いることにより更なる消費電力の節電を図ることができる。
上述した説明では、切換えバルブ26を、ソレノイドバルブS1を非出力とすることにより入力ポート26lと第1のポート26jを遮断する左半位置に保持しているが、図3及び図4に示すように、切換えバルブ26のスプール26pの他端(下方端)に配置された他方の(下)制御油室26cにクラッチ制御圧又はロックアップ制御圧を供給するように構成すると望ましい。
クラッチ制御圧又はロックアップ制御圧は、ノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブにより発生する。従って、通常状態にあっては、複数のクラッチ制御圧又はロックアップ制御圧の少なくとも1個が出力状態にあり、該出力制御圧が上記下制御油室26cに供給されている。この状態では、ソレノイドバルブS1からの出力圧が上制御油室26aに供給されても、切換えバルブ26は、スプリング26sと共に上記出力制御圧が作用されることにより左半位置に保持される。従って、ノーマルオープン(N/O)からなるソレノイドバルブS1を非通電(OFF)として出力状態としても、切換えバルブ26は左半位置に保持され、ソレノイドバルブS1をオフすることにより更なる消費電力の省力化が図られる。
自動変速機の油圧制御装置Uがオールオフフェールすると、図4に示すように、ソレノイドバルブS1もオフされて、ノーマルオープンからなる該ソレノイドバルブS1は、連通(出力)状態となる。また、スロットルバルブ22もオフされて、ノーマルクローズからなる該スロットルバルブ22は、全閉状態となり、出力ポート22bと排出ポート22cとが連通する。
この状態では、ソレノイドバルブS1の出力ポートから出力されたモジュレータ圧Pmodは、切換えバルブ26の上制御油室26aに供給され、該切換えバルブ26は、入力ポート26lと第1のポート26jとが連通し、かつ該第1のポート26jとドレーンポート26kとが遮断される右半位置に切換えられる。従って、ソレノイドバルブS1から出力するモジュレータ圧Pmodは、入力ポート26l及び第1のポート26jを介してスロットルバルブ22の排出ポート22cに供給され、更に連通状態にある出力ポート22bを介してプライマリレギュレータバルブ20の制御油室20cに供給される。これにより、プライマリレギュレータバルブ20は、最大ライン圧を出力する。
切換えバルブ26の下制御油室26cに、クラッチ制御圧又はロックアップ制御圧を供給している場合でも、ノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブにより発生する上記クラッチ制御圧又はロックアップ制御圧も、オールオフフェールの場合、0圧となって、切換えバルブ26は、上記右半位置への切換えが妨げられることはない。
なお、オールオフフェール時にあっては、シフトレバーの操作等により、最低限走行し得るクラッチ又はブレーキに上記ライン圧を供給し得るようになっており、上記ライン圧により所定のクラッチが係合して最低退避駆動が可能となる。
ついで、図5ないし図7に沿って、一部変形した他の実施の形態によるフェール回路を有する油圧制御装置について説明する。なお、図1と同様な部分は、同一符号を付して説明を省略する。
図5に示すフェール回路Fは、切換えバルブ26の入力ポート26lにモジュレータ圧Pmodを直接供給する。ソレノイドバルブS1は、ノーマルオープン(N/O)からなり、通常時にあっては、通電されて遮断(非出力)状態にあって切換えバルブ26は、入力ポート26lと第1のポート26jとが遮断された状態にある。従って、スロットルバルブ22は、入力ポート22aにモジュレータ圧Pmodが供給され、スロットル圧PSLTに調圧して出力ポート22bから出力すると共に、余剰圧は排出ポート22cから第1のポート26jを介してドレーンポート26kに排出する。
オールオフフェール時は、ノーマルオープンからなるソレノイドバルブS1が非通電(OFF)となって出力して、切換えバルブ26は入力ポート26lと第1ポート26jが連通するように切換えられる。ノーマルクローズからなるスロットルバルブ22は、全閉状態となり、モジュレータ圧が入力ポート26l、第1のポート26jを介して排出ポート22cに供給され、連通状態にある出力ポート22bから出力し、該出力圧がプライマリレギュレータバルブ20の制御油室20cに供給される。
図6に示すフェール回路Fは、切換えバルブ26’の連通(第1の)ポート26mが逆止弁35を介してスロットル圧油路37に連通している。なお、本実施の形態にあっては、入力ポート26lにソレノイドバルブS1の出力圧PS1が供給されているが、図5に示すようにモジュレータ圧Pmodを直接連通してもよい。また、スロットル圧油路37における上記連通ポート26mとの連通部の上流側に逆止弁36が介在している。
本実施の形態では、スロットルバルブ22の正常時は、出力ポート22bからのスロットル圧PSLTが逆止弁36を介してプライマリレギュレータバルブ20の制御油室20cに供給される。その際、スロットル圧PSLTは、逆止弁35により切換えバルブ26’の連通ポート26mに流れることはない。なお、切換えバルブ26’は、この状態では閉塞状態となるように構成すれば、逆止弁35はなくてもよい。そして、オールオフフェール時、ノーマルクローズのスロットルバルブ22が全閉となると共に、ノーマルオープンのソレノイドバルブS1が連通状態に切換えられ、入力ポート26lと連通ポート26mとが連通する。この状態では、所定油圧(出力圧PS1又はモジュレータ圧Pmod)が入力ポート26l、連通ポート26m、逆止弁35及び油路37を介してプライマリレギュレータバルブ20の制御油室20cに供給される。この際、油路37の所定油圧は、逆止弁36によりスロットルバルブ22の出力ポート22bに流れることが阻止され、排出ポート22cから漏れることはない。
図7に示すフェール回路Fは、切換えバルブをなくして、ソレノイドバルブS1の出力圧PS1を逆止弁35を介して直接スロットル圧油路37に連通している。従って、オールオフフェール時、ノーマルクローズのスロットルバルブ22が全閉となると共に、ノーマルオープンのソレノイドバルブS1が連通(出力)状態に切換えられる。これにより、該ソレノイドバルブS1の出力圧が、逆止弁35及び油路37を介してプライマリレギュレータバルブ20の制御油室20cに供給される。通常時、スロットルバルブ22からのスロットル圧PSLTは、スロットル圧油路37から逆止弁35によりソレノイドバルブS1に逆流することはない。
なお、上述した実施の形態は、オールオフフェール時について説明したが、リニアソレノイドバルブからなるソレノイドバルブ及びオン・オフソレノイドバルブの両方の電源が遮断された場合に適用される。また、プライマリレギュレータバルブに適用して説明したが、他の調圧バルブにも同様に適用可能である。
本発明は、自動車に搭載される自動変速機として、産業上利用される。
20 調圧バルブ(プライマリレギュレータバルブ)
20a 調圧ポート
20b フィードバック圧ポート
20c 制御油室
20p スプール
20s スプリング
21 ライン圧油路
22 スロットルバルブ(SLT)
22a 入力ポート
22b 出力ポート
22c 排出ポート
26,26’ 切換えバルブ
26a 第1の制御油室
26c 第2の制御油室
26l 入力ポート
26j 第1のポート
26k ドレーンポート
26m 連通ポート
S1 オン・オフソレノイドバルブ
U 油圧制御装置

Claims (7)

  1. 元圧を入力する入力ポート、出力ポート及び排出ポートを有し、自動変速機への入力トルクに応じて調圧したスロットル圧を前記出力ポートから出力するスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブの出力ポートに連通する制御油室、オイルポンプからのライン圧油路に連通する調圧ポート及び該ライン圧油路からのフィードバック圧が供給されるフィードバック圧ポートを有し、スプールの一端に前記制御油室の油圧及びスプリングの付勢力が作用し、該スプールの他端に前記フィードバック圧ポートからのフィードバック圧が作用して前記調圧ポートの油圧をライン圧に調圧する調圧バルブと、を備えた自動変速機の油圧制御装置において、
    前記スロットルバルブは、非通電時に全閉状態となるノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブからなり、
    非通電時に連通状態となるノーマルオープンタイプのオン・オフソレノイドバルブと、
    前記リニアソレノイドバルブ及び前記オン・オフソレノイドバルブへの電源が遮断された時、前記オン・オフソレノイドバルブのオフ切換えに基づく所定油圧を前記調圧バルブの前記制御油室に導くフェール回路と、を備えてなる、
    ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
  2. 前記フェール回路は、前記調圧バルブの前記制御油室に連通する連通ポートと、前記所定油圧が供給される入力ポートと、を有し、前記オン・オフソレノイドバルブの出力圧により切換えられる切換えバルブを備え、
    前記切換えバルブは、前記リニアソレノイドバルブ及び前記オン・オフソレノイドバルブへの電源が遮断された時に、前記オン・オフソレノイドバルブの切換えにより前記入力ポートと前記連通ポートとを連通するように切換えられ、前記所定油圧が、該切換えバルブの前記入力ポート及び前記連通ポートを介して前記調圧バルブの前記制御油室に供給される、
    請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
  3. 前記フェール回路は、前記スロットルバルブの排出ポートに連通する第1のポートと、ドレーンポートと、前記所定油圧が供給される入力ポートとを有し、前記オン・オフソレノイドバルブの出力圧により切換えられる切換えバルブを備え、
    前記切換えバルブは、前記リニアソレノイドバルブ及び前記オン・オフソレノイドバルブへの電源が遮断された時に、前記オン・オフソレノイドバルブの切換えにより該切換えバルブの前記入力ポートと前記第1のポートとを連通するように切換えられ、前記所定油圧が、該切換えバルブの前記入力ポート及び前記第1のポートを介して前記スロットルバルブの排出ポートに供給され、更に該スロットルバルブの排出ポートから該スロットルバルブの出力ポートを介して前記調圧バルブの前記制御油室に供給される、
    請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
  4. 前記所定油圧が、前記オン・オフソレノイドバルブの出力圧である、
    請求項1ないし3のいずれか記載の自動変速機の油圧制御装置。
  5. 前記スロットルバルブは、モジュレータ圧を元圧とし、前記所定油圧は、前記スロットルバルブの元圧と同じモジュレータ圧である、
    請求項1ないし3のいずれか記載の自動変速機の油圧制御装置。
  6. 前記フェール回路は、前記所定油圧を逆止弁を介して前記調圧バルブの前記制御油室に導く油路を有する、
    請求項1又は2記載の自動変速機の油圧制御装置。
  7. 前記切換えバルブは、スプールの一端に配置された第1の制御油室と、該制御油室に対向する方向に前記スプールを付勢する第2の制御油室と、を有し、
    前記第1の制御油室に、前記オン・オフソレノイドバルブの出力圧を供給し、前記第2の制御油室に、クラッチ制御圧又はロックアップ制御圧を供給し、前記切換えバルブは、前記第1及び第2の両制御油室に共に油圧が供給された状態で、前記入力ポートと前記第1のポートとの連通を遮断すると共に、前記第1のポートと前記ドレーンポートとを連通してなる、
    請求項3記載の自動変速機の油圧制御装置。
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