JP6146185B2 - 生産管理装置、生産管理プログラム、および、生産管理方法 - Google Patents

生産管理装置、生産管理プログラム、および、生産管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、生産管理装置、生産管理プログラム、および、生産管理方法に関する。
従来、加工対象物(以下、「ワーク」という。)に対する複数の処理を連続して行う生産設備が公知である。例えば特許文献1では、生産される製品は、搬送コンベアにより生産設備に供給され、第1の自動機において所定の処理が施され、処理終了後、第2の自動機に搬送されて次の処理が実施される。
特開2006−43846号公報
ところで、例えばグリッパ搬送等により、複数のワークを一括して次工程に搬送することがある。また、ワークに関する情報を読み込み、読み込んだ情報に基づき、加工条件等の処理を選択することがある。ここで、読み込んだワークに関する情報を、ワークの搬送と同期して、各工程に対応する記憶領域に転送していく場合、転送する情報量が多いため、転送に時間がかかる。また、転送する情報量に応じた装置を用いる必要がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワークの搬送に伴うデータ移動量を低減可能な生産管理装置、生産管理プログラム、および、生産管理方法を提供することにある。
本発明の生産管理装置は、複数の処理ステーションに配置されたワークに対して処理ステーションごとに処理を行う処理部と、複数のワークを次の処理ステーションに同時に搬送する搬送部と、を備える加工装置を制御する生産管理装置であって、情報取得手段と、記憶手段と、識別情報更新手段と、識別情報送信手段と、を備える。
情報取得手段は、ワークに関するワーク情報を取得する。記憶手段は、処理ステーションにあるワークを識別するための識別情報とワーク情報とを関連づけて記憶させる。
識別情報更新手段は、処理ステーションごとに対応して設けられる記憶領域に格納される識別情報を、ワークの搬送に応じてシフトさせ、記憶領域の識別情報を更新する。識別情報送信手段は、ワークの搬送に応じ、処理部の動作を制御する処理制御部に識別情報を送信する。
本発明の識別情報は、ワークの搬送に応じて循環する値であって、ワークの搬送に応じてインクリメントされるリングカウンタに基づく値である
また、各手段としてコンピュータを機能させる生産管理プログラムとしてもよい。
本発明では、ワーク情報よりデータ量の小さい識別情報(例えばポット番号)をワークの搬送に応じてシフトさせている。これにより、ワーク情報そのものをワークの搬送に応じてシフトさせる場合と比較し、ワークの搬送に伴うデータ移動量を低減可能であり、データのシフト時間を短縮することができる。また、データ量が固定である識別情報をシフトしているので、ワーク情報のデータ量によらず、他の加工設備等に容易に適用することができる。
また、識別情報は、ワークの搬送に応じて循環する値であり、例えばリングカウンタのカウント値に基づく値である。これにより、データシフトの異常を容易に検出可能となり、信頼性が向上する。
本発明の生産管理方法は、複数の処理ステーションに配置されたワークに対して処理ステーションごとに処理を行う処理部と、複数のワークを次の処理ステーションに同時に搬送する搬送部と、を備える加工装置を制御する生産管理方法であって、情報取得工程と、記憶工程と、識別情報更新工程と、識別情報送信工程と、を備える。
情報取得工程は、ワークに関するワーク情報を取得する。記憶工程は、処理ステーションにあるワークを識別するための識別情報とワーク情報とを関連づけて記憶させる。
識別情報更新工程は、処理ステーションごとに対応して設けられる記憶領域に格納される識別情報を、ワークの搬送に応じてシフトさせ、記憶領域の識別情報を更新する。識別情報送信工程は、ワークの搬送に応じ、処理部の動作を制御する処理制御部に識別情報を送信する。
本発明の識別情報は、ワークの搬送に応じて循環する値であって、ワークの搬送に応じてインクリメントされるリングカウンタに基づく値である
これにより、上記生産管理装置および生産管理プログラムと同様の効果を奏する。
本発明の一実施形態による生産設備を説明する模式図である。 本発明の一実施形態による生産管理装置を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態によるワーク情報を説明する説明図である。 本発明の一実施形態による搬送処理を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態による情報シフト処理を説明する説明図である。 本発明の一実施形態による生産管理処理を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態によるワーク情報読み込み処理を説明する説明図である。
以下、本発明による生産管理装置、生産管理方法、および、生産管理プログラムを図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
図1に示すように、本発明の一実施形態による生産設備1は、生産管理装置10、20、加工装置30、40、および、コンベア50等を備える。
加工装置30、40は、パレット51に搭載され、コンベア50上を搬送されるワークWA、WBに対して所定の加工処理を施す装置である。パレット51には、搭載されたワークWA、WBに関するワーク情報を示すID等のワーク情報保持部52(図2参照)が設けられる。
ワークWA、WBは、品種が異なっており、加工装置30、40にて品種に応じた処理が施される。図中では、品種AのワークWAを丸、品種BのワークWBを四角で示している。品種は2種類に限らずいくつでもよい。以下、品種の区別を必要としない場合は、単に「ワークW」という。
ワークWA、WBは、加工装置30、40にランダムに搬送され、各種処理が施される。
加工装置30、40には、それぞれ複数の処理ステーションが設けられる。
加工装置30には、6つの処理ステーションが設けられており、ワークWは、第1処理ステーションST1、第2処理ステーションST2、第3処理ステーションST3、第4処理ステーションST4、第5処理ステーションST5、第6処理ステーションST6の順に搬送される。以下適宜、第1処理ステーションST1、第2処理ステーションST2、第3処理ステーションST3、第4処理ステーションST4、第5処理ステーションST5、および、第6処理ステーションST6を、「処理ステーションST1〜ST6」という。
加工装置40には、6つの処理ステーションが設けられており、ワークWは、第1処理ステーションST11、第2処理ステーションST12、第3処理ステーションST13、第4処理ステーションST14、第5処理ステーションST15、第6処理ステーションST16の順に搬送される。以下適宜、第1処理ステーションST11、第2処理ステーションST12、第3処理ステーションST13、第4処理ステーションST14、第5処理ステーションST15、および、第6処理ステーションST16を、「処理ステーションST11〜ST16」という。
加工装置30は、処理ステーションST1〜ST6にあるワークに対して所定の処理を行う処理部31、および、搬送部35を有する。処理部31は、読込部311、第1組付部312、第2組付部314、検査部315、および、排出部316から構成され、対応する処理ステーションST1〜ST6にあるワークWに対し、同時に処理を行う。なお、処理開始のタイミングの多少のずれは許容され、「同時」の概念に含まれるものとする。また、処理終了のタイミングは、各処理に応じて異なっていてよい。
読込部311は、第1処理ステーションST1に対応して設けられ、第1処理ステーションST1のワークWが載せられているパレット51のワーク情報保持部52の情報を読み込む。読み込んだワーク情報は、生産管理装置10に出力される。
本実施形態では、処理部31におけるアイドルを除く先頭工程にて、ワーク情報を読み込む。後述の処理部41についても同様である。
第1組付部312は、第2処理ステーションST2に対応して設けられ、第2処理ステーションST2にあるワークWに対して、品種に応じた組み付け動作を行う。
第2組付部314は、第4処理ステーションST4に対応して設けられ、第4処理ステーションST4にあるワークWに対して、品種に応じた組み付け動作を行う。
検査部315は、第5処理ステーションST5に対応して設けられ、第5処理ステーションST5にあるワークWに対し、品種に応じた規格を参照し、規格に合致しているか否かの検査を行う。
排出部316は、第6処理ステーションST6に対応して設けられ、第6処理ステーションST6にあるワークWが規格に合致していない場合、排出する。規格に合致しているワークWは、加工装置40へ搬送される。
なお本実施形態では、第3処理ステーションST3に対応する処理部は設けられていない。すなわち第3処理ステーションST3は、アイドルであり、第3処理ステーションST3にあるワークWに対しては、加工等の処理は行われない。このようなアイドル状態についても、「処理ステーションごとに行われる所定の処理」の概念に含まれるものとする。
搬送部35は、グリッパ搬送により、処理ステーションST1〜ST6にあるワークW、および、次に第1処理ステーションST1に搬送されるワークWを同時に次工程へと搬送する。具体的には、搬送部35は、送り爪を有し、送り爪をワークWが載せられたパレット51の間に引っ掛け、パレット51を一斉に次の工程へと搬送する。
搬送制御処理の詳細は、後述する。
加工装置40は、処理ステーションST11〜ST16にあるワークWに対して処理の処理を行う処理部41、および、搬送部45を有する。処理部41は、読込部411、組付部412、加工処理部413、検査部415、および、排出部416から構成され、対応する処理ステーションST11〜ST16にあるワークWに対し、同時に処理を行う。
読込部411は、第1処理ステーションST11に対応して設けられ、読込部311と同様、第1処理ステーションST11のワークWが載せられているパレット51のワーク情報保持部52の情報を読み込む。読み込んだワーク情報は、生産管理装置20に出力される。
組付部412は、第2処理ステーションST12に対応して設けられ、第2処理ステーションST12にあるワークWに対して、品種に応じた組み付け動作を行う。
加工処理部413は、第3処理ステーションST13に対応して設けられ、第3処理ステーションST13にあるワークWに対して、品種に応じた加工処理を行う。
検査部415は、第5処理ステーションST15に対応して設けられ、検査部315と同様、第5処理ステーションST15にあるワークWに対し、品種に応じた規格を参照し、規格に合致しているか否かの検査を行う。
排出部416は、第6処理ステーションST16に対応して設けられ、排出部316と同様、第6処理ステーションST16にあるワークWが規格に合致していない場合、排出する。規格に合致しているワークWは、次の工程へ搬送される。
なお本実施形態では、第4処理ステーションST14に対応する処理部は設けられていない。すなわち第4処理ステーションST14は、アイドルであり、第4処理ステーションST14にあるワークWに対しては、加工等の処理は行われない。
搬送部45は、搬送部35と同様、グリッパ搬送により、処理ステーションST11〜ST16にあるワークW、および、次に第1処理ステーションST11に搬送されるワークWを同時に次工程へと搬送する。
生産管理装置10は、加工装置30によるワークWに対する加工処理を制御する。生産管理装置20は、加工装置40によるワークWに対する加工処理を制御する。本実施形態では、生産管理装置10、20は、略同様であるので、以下、生産管理装置10について、図2に基づいて説明する。
生産管理装置10は、通常のシーケンサ等から構成され、統括制御部11、処理制御部15、搬送制御部16、共有メモリ18等を有する。
統括制御部11は、ポット番号記憶部12、および、情報処理部13を有する。
ポット番号記憶部12は、加工装置30の処理ステーション数と同数の記憶領域P1〜P6から構成され、各記憶領域が処理ステーションST1〜ST6と対応する。ポット番号記憶部12の各記憶領域P1〜P6には、処理ステーションST1〜ST6にあるワークを識別するための識別情報としてのポット番号が記憶される。本実施形態では、ポット番号は、リングカウンタのカウント値Cに基づく値とする。
情報処理部13は、ポット番号記憶部12、および、共有メモリ18へ情報の書き替えを制御する。また、情報処理部13は、処理制御部15および搬送制御部16と情報をやり取りし、処理制御部15および搬送制御部16を介して加工装置30を制御する。
処理制御部15は、読込制御部151、第1組付制御部152、アイドル制御部153、第2組付制御部154、検査制御部155、および、排出制御部156を有する。以下適宜、読込制御部151、第1組付制御部152、アイドル制御部153、第2組付制御部154、検査制御部155、および、排出制御部156を、単に「制御部151〜156」という。
読込制御部151には、読込部311を制御するプログラム等が格納され、読込部311にて読み込まれたワーク情報を取得する。また、取得したワーク情報をポット番号と関連づけて共有メモリ18に記憶させる。
第1組付制御部152には、第1組付部312を制御するプログラム等が格納され、第1組付部312の駆動を制御する。
第2組付制御部154には、第2組付部314を制御するプログラム等が格納され、第2組付部314の駆動を制御する。
検査制御部155には、ワークWの検査に用いられるデータや検査プログラムが格納され、検査部315を制御して、ワークWの検査を実行させる。
排出制御部156は、振り分け動作プログラムが格納され、規格に合致しないワークWを排出部316にて製造ラインから排出させる。
なお、アイドル制御部153は、アイドル状態となる第3処理ステーションST3に対応する制御部であるので、ワークWに対する処理に関するプログラム等は格納されていない。
搬送制御部16では、搬送部35の駆動を制御する。
読込制御部151、第1組付制御部152、アイドル制御部153、第2組付制御部154、検査制御部155、排出制御部156、および、搬送制御部16は、情報処理部13および共有メモリ18と情報を授受可能に構成される。
共有メモリ18には、ワークWに関するワーク情報がポット番号と関連づけて記憶される。図3に示すように、ワーク情報には、ワークWの品種に関する品種情報、前工程が完了したことを示す完了情報、規格に合致しているかを示す合致情報、計測値、圧入値などの品質情報等が含まれ、ポット番号と関連づけて共有メモリ18に記憶される。ワーク情報は、パレット51のワーク情報保持部52から取得されるワーク情報のみから構成されていてもよいし、例えば処理部31における各処理を経ることにより付加されるワークWに関する情報を含んでいてもよい。
ここで、搬送制御部16における搬送制御処理を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
最初のステップS101(以下、「ステップ」を省略し、単に記号「S」で示す。)では、統括制御部11からの搬送開始指令があったか否かを判断する。搬送開始指令がないと判断された場合(S101:NO)、この判断処理を繰り返す。搬送開始指令があったと判断された場合(S101:YES)、S102へ移行する。
S102では、搬送部35の送り爪を、搬送するパレット51の間に挿入する。
S103では、パレット51を次の処理ステーションST1〜ST6に一斉に搬送する。
S104では、パレット51の搬送完了をすると、搬送が完了した旨の情報として、完了フラグを統括制御部11に送信する。
S105では、送り爪をパレット51の間から抜く。
S106では、送り爪を搬送前の状態に戻し、本処理を終了する。
ところで、各処理ステーションと対応して設けられる記憶部にワーク情報が記憶されていると、ワークWの搬送と同期して、ワーク情報をシフトさせることになる。ワーク情報の情報量が多い場合、シフト処理に時間がかかる。また、転送する情報量に応じた処理能力の高い装置を用いる必要がある。また、ワーク情報量に応じ、統括制御部11を構成するシフト回路を変更する必要がある。さらにまた、ワークWの搬送とワーク情報のシフトとが合致しているかの判定が困難である。
そこで本実施形態では、共有メモリ18に記憶されるワーク情報のワークWの搬送に伴うデータのシフトは行なわず、ポット番号記憶部12に記憶されるポット番号をワークWの搬送に応じてシフトさせる。
本実施形態の情報シフト処理を図5に基づいて説明する。図5(a)はポット番号記憶部12を示す図であり、(b)は動作回数に応じたポット番号記憶部12に記憶されるポット番号を示す図であり、(c)はポット番号の設定に用いるリングカウンタを説明する図である。
図5(a)に示すように、本実施形態の処理ステーション数は6であるので、各処理ステーションST1〜ST6と対応する6つの記憶領域P1〜P6が設けられる。ここでは、記憶領域P1が第1処理ステーションST1と対応し、記憶領域P2が第2処理ステーションST2と対応し、記憶領域P3が第3処理ステーションST3と対応し、記憶領域P4が第4処理ステーションST4と対応し、記憶領域P5が第5処理ステーションST5と対応し、および、記憶領域P6が第6処理ステーションST6と対応する。
記憶領域P1〜P6には、処理ステーションST1〜ST6にあるワークWに関するワーク情報と関連づけられたポット番号が記憶される。例えば、記憶領域P1に記憶されているポット番号が「1」である場合、処理ステーションST1にあるワークWに関するワーク情報は、ポット番号「1」と関連づけられて共有メモリ18に記憶されている。
また、ワークWが次の処理ステーションに搬送されると、記憶領域P1〜P6に記憶されたポット番号がシフトされる。すなわち、記憶領域P1に記憶されているポット番号が記憶領域P2にシフトされ、記憶領域P2に記憶されているポット番号が記憶領域P3にシフトされ、記憶領域P3に記憶されているポット番号が記憶領域P4にシフトされ、記憶領域P4に記憶されているポット番号が記憶領域P5にシフトされ、記憶領域P5に記憶されているポット番号が記憶領域P6にシフトされる。記憶領域P6に記憶されているポット番号は、破棄される。このとき、一時的に記憶領域P1にはポット番号が記憶されていない状態となる。
また、ワークWが次の処理ステーションに搬送されると、リングカウンタがインクリメントされる。そして、リングカウンタのカウント値Cが記憶領域P1に記憶される。
全ての記憶領域P1〜P6のポット番号が更新されると、ポット番号が処理制御部15の対応する各制御部151〜156に転送される。具体的には、記憶領域P1のポット番号が読込制御部151に転送され、記憶領域P2のポット番号が第1組付制御部152に転送され、記憶領域P3のポット番号がアイドル制御部153に転送され、記憶領域P4のポット番号が第2組付制御部154に転送され、記憶領域P5のポット番号が検査制御部155に転送され、記憶領域P6のポット番号が排出制御部156に転送される。
各制御部151〜156では、送信されたポット番号に基づき、共有メモリ18のワーク情報を参照し、ワーク情報に応じた処理を制御する。具体的には、例えば第1組付制御部152に転送されたポット番号が「1」であれば、第2処理ステーションST2にあるワークWに関するワーク情報は、ポット番号「1」と関連づけられて共有メモリ18に記憶されている。第1組付制御部152は、ポット番号「1」と関連づけられたワーク情報を参照し、第2処理ステーションST2にあるワークWの品種が「A」であれば、第1組付制御部152は、品種Aに対する条件にて組み付け動作が行われるように、第1組付部312を制御する。
具体例を図5(b)に示す。図5(b)においては、動作回数「1」のポット番号がポット番号記憶部12の初期状態とし、ワークWが次の処理ステーションに搬送される毎に、動作回数「2」、「3」・・・とシフトされていくことを示している。図5(b)では、記憶領域P1にポット番号「1」が記憶されている状態を初期状態としているが、図5(b)にて動作回数「1」〜「6」のどの状態を初期状態としてもよい。
具体的には、図5(b)に示すように、最初の動作時には、記憶領域P1にポット番号「1」が記憶され、記憶領域P2にポット番号「6」が記憶され、記憶領域P3にポット番号「5」が記憶され、記憶領域P4にポット番号「4」が記憶され、記憶領域P5にポット番号「3」が記憶され、記憶領域P6にポット番号「2」が記憶される。
また、図6(c)に示すリングカウンタのカウント値Cは、記憶領域P1のポット番号と一致している。すなわち、記憶領域P1のポット番号が「1」であり、リングカウンタのカウント値Cが「1」である。
なお、リングカウンタのカウント数は、ポット番号記憶部12の記憶領域数と一致している。
ワークWが次の処理ステーションに搬送されると、記憶領域P2にポット番号「1」が記憶され、記憶領域P3にポット番号「6」が記憶され、記憶領域P4にポット番号「5」が記憶され、記憶領域P5にポット番号「4」が記憶され、記憶領域P6にポット番号「3」が記憶される。
ワークWの搬送前に記憶領域P6に記憶されていたポット番号「2」は、破棄される。ここで、共有メモリ18において、ポット番号「2」と関連づけて記憶されていたワーク情報を消去する。
この状態において、記憶領域P1には、ポット番号が記憶されていない。
ワークWが次の処理ステーションに搬送されると、リングカウンタのカウント値Cがインクリメントされる。すなわち、ワークW搬送前のカウント値Cが「1」であれば、ワークW搬送後のカウント値Cは「2」となる。また、ワークW搬送前のカウント値Cが「6」であれば、ワークW搬送後のカウント値Cは「1」となる。
ポット番号が記憶されていない記憶領域P1には、ワークWの搬送に伴ってインクリメントされたリングカウンタのカウント値Cが記憶される。
これにより、記憶領域P1〜P6に記憶されるポット番号は、搬送後の処理ステーションST1〜ST6のワークWと対応する値に更新される。更新されたポット番号は、処理制御部15の各制御部151〜156に転送される。各制御部151〜156では、送信されたポット番号に基づき、共有メモリ18からのワーク情報の取得、および、ワーク情報の追記等を行う。
本実施形態の情報シフト処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、統括制御部11の情報処理部13にて、ワークWを次の処理ステーションに搬送するタイミングにて実行される処理である。
S201では、ワークWの搬送を開始する。具体的には、ワークWの搬送を開始する旨の情報を搬送制御部16に送信する。
S202では、ワークWの搬送が完了したか否かを判断する。ここでの判断は、図4中のS104にて、搬送制御部16から送信される完了フラグに基づいて判断する。ワークWの搬送が完了していないと判断された場合(S202:NO)、この判断処理を繰り返す。ワークWの搬送が完了したと判断された場合(S202:YES)、S203へ移行する。
S203では、ポット番号記憶部12のポット番号をシフトする。このとき、最終処理ステーションである第6処理ステーションST6に対応する記憶領域P6に記憶されていたポット番号は破棄される。また、最初の処理ステーションである第1処理ステーションST1に対応する記憶領域P1には、ポット番号が記憶されていない状態となる。
S204では、S203にてポット番号シフト前に最終処理ステーションに対応して記憶されていたポット番号と関連づけて共有メモリ18に記憶されていたワーク情報を消去する。
S205では、リングカウンタのカウント値Cをインクリメントする。
S206では、リングカウンタのカウント値Cと一致するポット番号がポット番号記憶部12に記憶されている重複異常が生じているかを判定する。記憶領域P2〜P6にリングカウンタのカウント値Cが記憶されていると、リングカウンタのカウント値Cを記憶領域P1に記憶させたときに重複することになるので、重複異常が生じている、とみなす。
S207では、ポット番号記憶部12において、ポット番号が重複する重複異常が生じているか否かを判断する。重複異常が生じていると判断された場合(S207:YES)、S214へ移行する。重複異常が生じていないと判断された場合(S207:NO)、S208へ移行する。
S208では、処理ステーションST1に対応する記憶領域P1に、リングカウンタのカウント値Cを記憶させる。
S209では、記憶領域P1〜P6のポット番号を、対応する各制御部151〜156に送信する。詳細には、記憶領域P1のポット番号を読込制御部151に送信し、記憶領域P2のポット番号を第1組付制御部152に送信し、記憶領域P3のポット番号をアイドル制御部153に送信し、記憶領域P4のポット番号を第2組付制御部154に送信し、記憶領域P5のポット番号を検査制御部155に送信し、記憶領域P6のポット番号を排出制御部156に送信する。
S210では、各制御部151〜156のポット番号の異常判定を行う。詳細には、S209にて送信前のポット番号と送信後のポット番号とを比較し、送信後のポット番号が送信前のポット番号+1以外の値であれば、異常であると判定する。なお、送信前のポット番号が処理ステーション数(本実施形態では「6」)であれば、送信前のポット番号+1の値は「1」となる。
S211では、各制御部151〜156のポット番号の異常があるか否かを判断する。ポット番号異常があると判断された場合(S211:YES)、S214へ移行する。ポット番号異常がないと判断された場合(S211:NO)、S212へ移行する。
S212では、読込制御部151、第1組付制御部152、第2組付制御部154、検査制御部155、および、排出制御部156に対し、対応する処理ステーションにあるワークWに所定の処理を実行させる。
このとき、読込制御部151、第1組付制御部152、第2組付制御部154、検査制御部155、および、排出制御部156は、必要に応じ、ポット番号に基づき、対応する処理ステーションにあるワークWに関するワーク情報を共有メモリ18から取得し、ワークWの品種に応じた処理を行う。また、読込制御部151、第1組付制御部152、第2組付制御部154、検査制御部155、および、排出制御部156は、ワークWに処理がなされることによる新たな情報(例えば、品質に関する情報や加工条件に関する情報など)を、対応するポット番号と関連づけて共有メモリ18に記憶されているワーク情報に追加する。
また、読込制御部151、第1組付制御部152、第2組付制御部154、検査制御部155、および、排出制御部156は、所定の処理が終了したら、処理が終了した旨の情報を情報処理部13に送信する。
S213では、処理ステーションST1〜ST6の全てのワークWに対する処理が終了したか否かを判断する。処理が終了していないと判断された場合(S213:NO)、この判断処理を繰り返す。処理が終了したと判断された場合(S213:YES)、本処理を終了する。
ポット番号記憶部12にポット番号の重複異常があると判断された場合(S207:YES)、または、各制御部151〜156〜156にポット番号異常があると判断された場合(S211:YES)に移行するS214では、加工装置30における処理を停止する。
次に、共有メモリ18に記憶されたワーク情報の更新について説明する。
上述の通り、ワークWの搬送に応じ、ワークWの搬送前に記憶領域P6に記憶されていたポット番号が破棄され、破棄されたポット番号に関連づけられて記憶されているワーク情報が消去される(図6中のS204)。
ワークWが搬送されると、処理ステーションST1には、新たなワークWが搬送されてくる。処理ステーションST1に対応する読込部311は、読込制御部151に制御されてワークWのワーク情報を読み込む。読込制御部151は、読込部311にて読み込まれたワークWの情報を取得し、ワーク情報が消去されたポット番号と関連づけて取得されたワーク情報を共有メモリ18に記憶させる。
ここで、ワーク情報読み込み処理を図7のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、図6中のS212において、読込制御部151にて実行される処理である。
S301では、処理ステーションST1にあるワークWが搭載されたパレット51のワーク情報保持部52を読込部311に認識させ、搭載されたワークWに関するワーク情報を取得する。
S302では、共有メモリ18を参照し、図6中のS209にて送信されたポット番号と対応するワーク情報が消去されているか否かを確認する。当該ポット番号と対応するワーク情報が一部でも残っていた場合は、ワーク情報が消去されておらず、消去異常が生じている、とみなす。
S303では、消去異常があるか否かを判断する。消去異常が生じていると判断された場合(S303:YES)、S306へ移行する。消去異常が生じていないと判断された場合(S303:NO)、S304へ移行する。
S304では、S301にて読み込まれたワーク情報を、S209にて送信されたポット番号に対応づけて、共有メモリ18に記憶させる。
S305では、処理ステーションST1にあるワークWに対する処理が終了した旨の情報を情報処理部13に送信し、本処理を終了する。
S306は、図6中のS214の処理と同様、加工装置30における処理を停止する。
本実施形態では、ポット番号記憶部12に記憶されるポット番号をワークWの搬送に応じてシフトさせ、共有メモリ18に記憶されるワーク情報はシフトしない。ポット番号のデータ量は、ワーク情報と比較して小さいので、ワーク情報をシフトする場合と比較し、データシフトに係る処理時間を短縮することができる。また、ワーク情報をシフトする場合、ワーク情報のデータ量に応じてシフト回路を変更する必要があるが、本実施形態ではポット番号をシフトしているので、汎用性が高く、他の設備にも容易に適用することができる。
本実施形態では、1つのリングカウンタによりポット番号を管理している。また、ワークWのシフトに伴い、ポット番号記憶部12のポット番号がシフトされ、最終の処理ステーションST6に対応する記憶領域P6のポット番号が順に破棄され、最初の処理ステーションST1に対応する記憶領域P1にインクリメントされたリングカウンタのカウント値Cが記憶される。
そのため、ポット番号記憶部12における重複異常判定(S206)や、各制御部151〜156におけるポット番号異常判定(S210)のようなシフト異常を判定することができるので、信頼性を高めることができる。
以上詳述したように、本実施形態の生産管理装置10は、複数の処理ステーションST1〜ST6に配置されたワークWに対して処理ステーションST1〜ST6ごとに所定の処理を行う処理部31と、複数のワークWを次の処理ステーションに同時に搬送する搬送部35と、を備える加工装置30を制御するものである。
生産管理装置10は、以下の処理を実行する。
読込制御部151は、ワークWに関するワーク情報を取得し(図7中のS301)、ワーク情報を識別するためのポット番号とワーク情報とを関連づけて記憶させる(S304)。
情報処理部13は、処理ステーションST1〜ST6ごとに対応して設けられる記憶領域P1〜P6に格納されるポット番号を、ワークWの搬送に応じてシフトさせ、記憶領域P1〜P6のポット番号を更新する(図6中のS203、S208)。また、情報処理部13は、ワークWの搬送に応じ、処理部31の動作を制御する処理制御部15にポット番号を送信する(S209)。
本実施形態のポット番号は、ワークWの搬送に応じて循環する値である。
本実施形態では、ワーク情報よりデータ量の小さいポット番号をワークWの搬送に応じてシフトさせている。これにより、ワーク情報そのものをワークWの搬送に応じてシフトさせる場合と比較し、ワークWの搬送に伴うデータ移動量を低減可能であり、データのシフト時間を短縮することができる。また、データ量が固定であるポット番号をシフトしているので、ワーク情報のデータ量によらず、他の加工設備等に容易に適用することができる。
また、ポット番号は、ワークWの搬送に応じて循環する値である。具体的には、本実施形態のポット番号はリングカウンタのカウント値に基づいている。これにより、データシフトの異常を容易に検出可能となり、信頼性が向上する。
情報処理部13は、ワークWの搬送に応じてポット番号をシフトさせたとき、シフトさせる前に最終の処理ステーションST6に対応する記憶領域P6に格納されたポット番号と関連づけて記憶されているワーク情報を消去する(S204)。
そして、読込制御部151は、新たに取得されたワーク情報を、ワーク情報が消去されたポット番号と関連づけて記憶させる(S304)。
これにより、共有メモリ18のワーク情報をポット番号と関連づけて適切に更新することができる。
読込制御部151は、新たなワーク情報を記憶させる前に、当該新たなワーク情報と関連づけるべき識別情報と関連づけられたワーク情報が記憶されていないことを確認する(S302)。
これにより、共有メモリ18のワーク情報を適切に更新することができる。また、以前のワーク情報に基づいてワークWに対する処理がなされることにより不良の発生を防ぐことができる。
情報処理部13は、処理制御部15に送信されたポット番号の異常を判定する(S210)。本実施形態では、ポット番号がリングカウンタに基づいて設定され、ポット番号が順に変わっていくため、容易に異常を判定することができる。また、異常であるポット番号と関連づけられたワーク情報に基づいてワークWに対する処理がなされることによる不良の発生を防ぐことができる。
情報処理部13は、記憶領域P1〜P6に重複するポット番号が記憶される重複異常を判定する(S206)。本実施形態では、ポット番号をシフトさせ、最初の処理ステーションST1に対応する記憶領域P1にリングカウンタのカウント値Cを記憶させる前に、リングカウンタのカウント値Cと一致するポット番号が他の記憶領域P2〜P6に記憶されていないかを確認することにより重複異常を判定している。
これにより、ワークの搬送に応じてポット番号が適切にシフトされているかを判定することができる。
本実施形態では、読込制御部151が「情報取得手段」および「記憶手段」を構成し、統括制御部11が「識別情報更新手段」、「識別情報送信手段」、「消去手段」、「消去確認手段」、「識別情報異常判定手段」および「重複異常判定手段」を構成する。
また、図7中のS301が「情報取得手段」の機能としての処理に相当し、S304が「記憶手段」の機能としての処理に相当し、図6中のS203およびS208が「識別情報更新手段」の機能としての処理に相当し、S209が「識別情報送信手段」の機能としての処理に相当する。また、S204が「消去手段」の機能としての処理に相当し、S302が「消去確認手段」の機能としての処理に相当し、S210が「識別情報異常判定手段」の機能としての処理に相当し、S206が「重複異常判定手段」の機能としての処理に相当する。
(他の実施形態)
(ア)上記実施形態では、1つのラインに2つの異なる加工装置が設けられる。他の実施形態では、1つのラインに設けられる加工装置はいくつでもよい。
また、上記実施形態では、1つ加工装置に1つの搬送部が設けられる。他の実施形態では、1つの加工装置に複数の搬送部が設けられてもよい。複数の搬送部が設けられる場合、搬送部によりワークが同時に搬送される単位ごとに、ポット番号のシフト処理が行われる。
また、上記実施形態では、1つの搬送部に対応する処理ステーション数が6である。他の実施形態では、1つの搬送部に対応する処理ステーション数は、2以上であればいくつでもよい。
(イ)上記実施形態では、グリッパ搬送によりワークが次の処理ステーションに搬送される。他の実施形態では、複数のワークを同時に次の処理ステーションに搬送可能であれば、搬送部はどのように構成してもよい。また、上記実施形態では、ワークをパレットに搭載して搬送している。他の実施形態では、パレット以外のものに搭載して搬送してもよいし、ワークを直接搬送してもよい。特にワークを直接搬送する場合、ワーク自体にワーク情報を示すID等のデータを持たせておくことが好ましい。
(ウ)上記実施形態の生産管理装置は、シーケンサである。他の実施形態では、上記実施形態の各処理を実行可能な装置であれば、どのようなものでもよい。また、各処理をソフトウェアで実行するためのプログラムとし、コンピュータを各手段として機能させるように構成してもよい。また、処理の一部がハードウェアで実行されるように構成してもよい。
また、「情報取得手段」、「記憶手段」、「識別情報更新手段」、「識別情報送信手段」、「消去手段」、「消去確認手段」、「識別情報異常判定手段」および「重複異常判定手段」に対応する「情報取得工程」、「記憶工程」、「識別情報更新工程」、「識別情報送信工程」、「消去工程」、「消去確認工程」、「識別情報異常判定工程」および「重複異常判定工程」を備える生産管理方法としてもよい。工程の順序は、適宜入れ替えてもよい。
(エ)上記実施形態では、統括制御部、処理制御部、搬送制御部および共有メモリが1つの装置により構成された。他の実施形態では、これらをそれぞれ別々の装置から構成してもよい。また、処理制御部を構成する各制御部についても、それぞれ別々の装置から構成してもよい。
(オ)上記実施形態では、識別情報はポット番号であり、リングカウンタに基づいて設定される。他の実施形態では、識別情報は数値以外の循環する値としてもよい。
(カ)上記実施形態では、記憶領域の数と処理ステーションの数が一致している。他の実施形態では、記憶領域の数は、処理ステーション数より多くてもよい。なお、リングカウンタのカウント数は、記憶領域の数と一致させる。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10・・・・生産管理装置
11・・・・統括制御部(識別情報更新手段、識別情報送信手段、消去手段、消去確認手段、識別情報異常判定手段、重複異常判定手段)
12・・・・ポット番号記憶部
13・・・・情報処理部
15・・・・処理制御部
151・・・読取制御部(情報取得手段、記憶手段)
16・・・・搬送制御部
20・・・・共有メモリ
30、40・・・加工装置

Claims (9)

  1. 複数の処理ステーションに配置されたワークに対して前記処理ステーションごとに所定の処理を行う処理部(31、41)と、複数の前記ワークを次の前記処理ステーションに同時に搬送する搬送部(35、45)と、を備える加工装置(30、40)を制御する生産管理装置(10、20)であって、
    前記ワークに関するワーク情報を取得する情報取得手段(S301)と、
    前記処理ステーションにある前記ワークを識別するための識別情報と前記ワーク情報とを関連づけて記憶させる記憶手段(S304)と、
    前記処理ステーションごとに対応して設けられる記憶領域に格納される前記識別情報を、前記ワークの搬送に応じてシフトさせ、前記記憶領域の前記識別情報を更新する識別情報更新手段(S203、S208)と、
    前記ワークの搬送に応じ、前記処理部の動作を制御する処理制御部に前記識別情報を送信する識別情報送信手段(S209)と、
    を備え、
    前記識別情報は、前記ワークの搬送に応じて循環する値であって、前記ワークの搬送に応じてインクリメントされるリングカウンタに基づく値であることを特徴とする生産管理装置。
  2. 前記ワークの搬送に応じて前記識別情報をシフトさせたとき、シフトさせる前に最終の前記処理ステーションに対応する前記記憶領域に格納された前記識別情報と関連づけて記憶されている前記ワーク情報を消去する消去手段(S204)をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記情報取得手段にて新たに取得された前記ワーク情報を、前記ワーク情報が消去された前記識別情報と関連づけて記憶させることを特徴とする請求項1に記載の生産管理装置。
  3. 前記記憶手段により新たな前記ワーク情報を記憶させる前に、当該新たなワーク情報と関連づけるべき前記識別情報と関連づけられた前記ワーク情報が記憶されていないことを確認する消去確認手段(S302)をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の生産管理装置。
  4. 前記処理制御部に送信された前記識別情報の異常を判定する識別情報異常判定手段(S210)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の生産管理装置。
  5. 前記記憶領域に重複する前記識別情報が記憶される重複異常を判定する重複異常判定手段(S206)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の生産管理装置。
  6. 前記リングカウンタのカウント数は、前記記憶領域の数と一致していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の生産管理装置。
  7. 前記リングカウンタのカウント値は、最初の前記処理ステーションに対応する前記記憶領域の値と一致していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の生産管理装置。
  8. コンピュータを請求項1〜のいずれか一項に記載の生産管理装置を構成する各手段として機能させるための生産管理プログラム。
  9. 複数の処理ステーションに配置されたワークに対して前記処理ステーションごとに所定の処理を行う処理部(31、41)と、複数の前記ワークを次の前記処理ステーションに同時に搬送する搬送部(35、45)と、を備える加工装置(30、40)を制御する生産管理方法であって、
    前記ワークに関するワーク情報を取得する情報取得工程(S301)と、
    前記処理ステーションにある前記ワークを識別するための識別情報と前記ワーク情報とを関連づけて記憶させる記憶工程(S304)と、
    前記処理ステーションごとに対応して設けられる記憶領域に格納される前記識別情報を、前記ワークの搬送に応じてシフトさせ、前記記憶領域の前記識別情報を更新する識別情報更新工程(S203、S208)と、
    前記ワークの搬送に応じ、前記処理部の動作を制御する処理制御部に前記識別情報を送信する識別情報送信工程(S209)と、
    を備え、
    前記識別情報は、前記ワークの搬送に応じて循環する値であって、前記ワークの搬送に応じてインクリメントされるリングカウンタに基づく値であることを特徴とする生産管理方法。
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