JP6144267B2 - 高分子材料 - Google Patents

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Description

本発明は、高分子材料に関する。好適な実施形態は、高分子材料を含む、例えば複合材産業に使用される熱可塑性複合材に関する。
産業用に単独でまたは複合材料の一部として利用可能な熱可塑性を有する高分子材料には様々なものがある。しかしながら、産業界では、既存の材料と比較して少なくとも何らかの特性が改良された材料が常に求められている。
ポリフェニレンスルフィド(PPS)は融解温度が290℃と比較的低い(Tm)周知の高分子材料である。しかしそのガラス転移温度(Tg)は85℃〜100℃であり、一部の用途には低過ぎる。一方、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)は143℃という好適なTgを有しているが、Tmは343℃であり、望ましい値をはるかに超えている。
本発明の目的は、Tmが比較的(PPSと比較して)低いが、Tgがより高く、PEEKのTgに近い高分子材料を提供することにある。
本発明は、他の特定の繰り返し単位と組み合わせることによって、特にガラス転移温度(Tg)および融解温度(Tm)に関し有利な特性を有する共重合体を生成することが可能な繰り返し単位を見出したことに基づいている。
本発明の好ましい実施形態の目的は、上述の問題を克服することにある。
本発明の好適な実施形態の目的は、例えば、複合材料に使用するために有利な高分子材料を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、
式:−X−Ph−(X−Ph−)X−Ph−CO−Ph− I
の繰り返し単位と、
式: −X−Y−W−Ph−Z− II
の繰り返し単位
(式中、Phは、フェニル部分を表し、Xは、それぞれ独立に、酸素原子または硫黄原子を表し、nは、1または2の整数を表し、Yは、フェニル部分、−Ph−Ph−部分およびナフタレニル部分から選択され、Wは、カルボニル基、酸素原子または硫黄原子であり、Zは、
−X−Ph−SO−Ph−
−X−Ph−SO−Y−SO−Ph−および
−CO−Ph−から選択される)
とを有する高分子材料であって、Tmが298℃未満である高分子材料が提供される。
各繰り返し単位のフェニル部分は、独立に、これらが結合している原子に対し1,4−結合または1,3−結合を有することができる。フェニル部分が1,3−結合を含む場合、この部分はポリマーの非晶質相となるであろう。結晶相には、1,4−結合を有するフェニル部分が含まれるであろう。多くの状況においては、高分子材料が結晶化しているこ
とが好ましく、したがって、前記高分子材料は好ましくは1,4−結合を有するフェニル部分を含む。
好適な実施形態においては、式Iの繰り返し単位のPh部分は、それぞれ、自身が結合している部分に対し1,4−結合を有する。
好適な実施形態においては、式IIの繰り返し単位のPh部分は、それぞれ、自身が結合している部分に対し1,4−結合を有する。
繰り返し単位Iにおいて、Xはそれぞれ、好適には酸素原子を表す。
nは好適には1を表す。
好ましくは、繰り返し単位Iのフェニル部分は、それぞれ、自身が結合している原子に対し1,4−結合を有する。
繰り返し単位IIのXは好適には、それぞれ、酸素原子を表す。
Yは好適には、フェニル部分および−Ph−Ph−部分から選択され、式中、前記−Ph−Ph−中のPh部分はそれぞれ1,4−結合を含む。より好ましくは、Yは−Ph−Ph−部分であり、式中、フェニル部分はそれぞれ1,4−結合を含む。
Wは好適には酸素原子を表す。
Zは好適には、−CO−Ph−、Phは、好適には、1,4−結合を有する。
好適な実施形態においては、式Iの前記繰り返し単位は:
の構造を有し、式IIの前記繰り返し単位は:
の構造を有する。
ポリマーの結晶化度(level and extent of crystallinity)は、例えば、ブランデル(Blundell)およびオスボーン(Osborn)著、高分子(Polymer)、第24巻953号、1983年に記載されているように、広角X線回折(広角X線散乱またはWAXSとも称される)によって測定することができる。別法として、高分子(POLYMER)、第37巻20号、1996年、p.4573にも記載されている次に示す手順等によって示差走査熱量分析(DSC)により結晶化度を求めることができる。
DSCの場合、TAインストゥルメンツ(TA Instruments)DSC Q100を用いて、流量40ml/分の窒素気流中、8mg±3mgの高分子材料の試料について調査を行うことができる。
次の走査手順を用いることができる:
ステップ1:試料を30℃から400℃まで20℃/分で昇温する予備加熱サイクルにか
けて記録を行い、Tg、TnおよびTmを記録する。
ステップ2:2分間保持する。
ステップ3:20℃/分で30℃まで降温し、5分間保持する。
ステップ4:30℃から400℃まで20℃/分で昇温し、Tg、TnおよびTmを記録する。
得られた曲線から、転移が起こる前のベースラインに沿って引いた直線と、転移の最中に得られる傾きが最大になる点に沿って引いた直線との交点としてTgの始点を得ることができる。Tnは、冷結晶化による主要な発熱ピークの頂点の温度である。Tmは、融解による主要な吸熱ピークの頂点の温度である。Tcは、溶融物の結晶化による主要な発熱ピークの頂点の温度である。
融解熱量(ΔH(J/g))は、融解による吸熱が比較的真っ直ぐであるベースラインから逸れる2点を繋ぐことにより得ることができる。この吸熱を時間の関数として積分した面積から転移のエンタルピー(mJ)が得られ、このエンタルピーを試料の質量で割ることにより質量に標準化された融解熱量(J/g)が求められる。結晶化度(%)は、試料の融解熱量をポリマーの完全結晶の融解熱量(ポリエーテルエーテルケトンの場合は130J/g)で割ることにより求められる。
上述の方法によりバルク試料の結晶化度が得られる。別法として、結晶化度の評価にFTIRを使用することができ、これは、試料の表面および/または厚さ方向もしくは面方向の結晶化度の評価に使用することができる。「多重内部反射分光法を用いた板状ポリ(アリール−エーテル−ケトン)の結晶化度の研究(Crystallinity in Poly(Aryl−Ether−Ketone) Plaques Studied by Multiple Internal Reflection Spectroscopy)」と題した論文(ポリマーブレティン(Polymer Bull)、第11巻433号、1984年)を参照されたい。
好ましい実施形態においては、バルク試料の結晶化度の測定にDSCを使用することができる。表面の結晶化度の測定にはFTIRを使用することができる。
前記高分子材料のTmは296℃未満とすることができ、好適には293℃未満、好ましくは290℃未満とすることができる。幾つかの実施形態においては、Tmは287℃未満または285℃未満とすることができる。Tmは、270℃超または275℃超、280℃超または285℃超とすることができる。Tmは、好ましくは280℃〜295℃の範囲にある。
前記高分子材料のTgは、120℃超、好ましくは130℃超、より好ましくは133℃以上とすることができる。Tgは、175℃未満、150℃未満、140℃未満または130℃未満とすることができる。Tgは、好ましくは130℃〜140℃の範囲にある。
TmおよびTgの差(Tm−Tg)は、少なくとも130℃、好ましくは少なくとも140℃、より好ましくは少なくとも150℃とすることができる。この差は、170℃未満または161℃未満とすることができる。好ましい実施形態においては、この差は、150〜160℃の範囲にある。
好ましい実施形態においては、前記高分子材料のTgは130℃〜140℃の範囲にあり、Tmは285℃〜292℃の範囲にあり、TmおよびTgの差は150℃〜161℃の範囲にある。
前記高分子材料は、上述したWAXS、DSCまたはFTIRから選択される少なくとも1つの方法により測定された結晶化度を、少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%、より好ましくは少なくとも25%とすることができる。結晶化度は50%未満または40%未満とすることができる。
前記高分子材料の溶融粘度(MV)は、好適には少なくとも0.06kNsm−2であり、好ましくは、MVは少なくとも0.08kNsm−2、より好ましくは少なくとも0.085kNsm−2、特に少なくとも0.09kNsm−2である。MVは、好適には、細管式粘度測定法(capillary rheometry)を用いて、0.5mm×3.175mmの窒化タングステンダイを使用し、400℃、剪断速度1000s−1で操作することにより測定される。前記高分子材料のMVは、1.00kNsm−2未満、好適には0.5kNsm−2未満とすることができる。
前記高分子材料は、ASTM D790に準拠して測定された引張強さを、少なくとも40MPa、好ましくは少なくとも60MPa、より好ましくは少なくとも80MPaとすることができる。この引張強さは、好ましくは80〜110MPaの範囲、より好ましくは80〜100MPaの範囲にある。
前記高分子材料は、ASTM D790に準拠して測定された曲げ強さを、少なくとも145MPaとすることができる。この曲げ強さは、好ましくは145〜180MPaの範囲、より好ましくは145〜165MPaの範囲にある。
前記高分子材料は、ASTM D790に従い測定された曲げ弾性率を、少なくとも2GPa、好ましくは少なくとも3GPa、より好ましくは少なくとも3.5GPaとすることができる。この曲げ弾性率は、好ましくは3.5〜4.5GPaの範囲、より好ましくは3.5〜4.1GPaの範囲にある。
前記高分子材料は、式Iの繰り返し単位を少なくとも50モル%、好ましくは少なくとも60モル%、より好ましくは少なくとも65モル%、特に少なくとも70モル%含むことができる。特に有利な高分子材料は、式Iの繰り返し単位を少なくとも72モル%、特に少なくとも74モル%含むことができる。前記高分子材料は、式Iの繰り返し単位を85モル%未満、好適には80モル%以下含むことができる。前記高分子材料は、式Iの単位を68〜82モル%、好ましくは70〜80モル%、より好ましくは72〜77モル%含むことができる。
前記高分子材料は、式IIの繰り返し単位を少なくとも15モル%、好ましくは少なくとも20モル%含むことができる。前記高分子材料は、式IIの繰り返し単位を50モル%未満、好適には40モル%未満、より好適には35モル%未満、特に30モル%未満含むことができる。特に有利な高分子材料は、28モル%以下または26モル%以下含むことができる。前記高分子材料は、式IIの単位を18〜32モル%、好適には20〜30モル%、より好適には23〜28モル%含むことができる。
前記高分子材料の式IおよびIIの単位のモル%の総和は、好適には、少なくとも95モル%、好適には少なくとも98モル%、より好適には少なくとも99モル%、特に約100モル%である。
式Iの単位のモル%を式IIの単位のモル%で割った比率は、1.8〜5.6の範囲、好適には2.3〜4の範囲、好適には2.6〜3.3の範囲とすることができる。
前記高分子材料は、前記高分子材料および充填手段を含むことができる組成物の一部とすることもできる。前記充填手段は、繊維状フィラーまたは非繊維状フィラーを含むこと
ができる。前記充填手段は、繊維状フィラーおよび非繊維状フィラーの両方を含むことができる。前記繊維状フィラーは連続していても不連続であってもよい。
前記繊維状フィラーは、無機繊維状材料、非溶融性および高融点有機繊維状材料(アラミド繊維や炭素繊維等)から選択することができる。
前記繊維状フィラーは、ガラス繊維、炭素繊維、アスベスト繊維、シリカ繊維、アルミナ繊維、ジルコニア繊維、窒化ホウ素繊維、窒化ケイ素繊維、ボロン繊維、フッ素系樹脂繊維およびチタン酸カリウム繊維から選択することができる。好ましい繊維状フィラーはガラス繊維および炭素繊維である。
繊維状フィラーはナノ繊維を含むことができる。
前記非繊維状フィラーは、雲母、シリカ、タルク、アルミナ、カオリン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、フェライト、クレイ、粉末ガラス、酸化亜鉛、炭酸ニッケル、酸化鉄、石英粉、炭酸マグネシウム、フッ素系樹脂、グラファイト、炭素粉末、ナノチューブおよび硫酸バリウムから選択することができる。非繊維状フィラーは、粉末またはフレーク状粒子として導入することができる。
前記組成物により、熱可塑性樹脂をマトリックスとする複合材の含浸技法(Impregnation Techniques for Thermoplastic Matrix Composites)、A・ミラー(A Miller)およびA・G・ギブソン(A G Gibson)著、高分子および高分子複合材(Polymer & Polymer Composites)、第4巻7号、pp.459〜481、1996年;欧州特許出願公開第102158号明細書;および欧州特許出願公開第102159号明細書に記載されているように調製することができる複合材料を特徴づけることができる。これらの記載内容を本明細書の一部を構成するものとしてここに援用する。好ましくは、当該方法において、前記高分子材料および前記充填手段は、高温、好適には前記高分子材料の融解温度以上の温度で混合される。したがって、好適には、前記高分子材料および充填手段は、高分子材料が融解している間に混合される。前記高温は、好適には、高分子材料の分解温度未満である。前記高温は好適には、前記高分子材料の融解による吸熱の主要ピーク(Tm)以上である。前記高温は好適には、少なくとも300℃である。有利には、融解した高分子材料は容易にフィラーを濡らすことができ、かつ/またはまとまりになったフィラー(例えば、繊維マットや織布)間に浸透することができ、したがって、こうして作製された複合材は、高分子材料および高分子材料全体に実質的に均一に分散した充填手段を含む。
複合材料は、実質的に連続式のプロセスで調製することができる。この場合、高分子材料および充填手段は混合および加熱が行われる位置に連続的に供給される。このような連続式プロセスの例が押出しである。他の例は、連続したフィラメントの集合体を前記高分子材料を含む溶融物中に通すことを含むものであり、これは、繊維状フィラーを含む充填手段に特に該当するであろう。連続したフィラメントの集合体は、連続した長さの繊維状フィラー、より好適には、少なくともある程度のまとまりになった複数本の連続したフィラメントを含むことができる。連続した繊維の集合体としては、トウ、粗糸、組物(braid)、織布または不織布を挙げることができる。繊維の集合体を構成するフィラメントは、この集合体の中に実質的に均一に配置されていてもランダムに配置されていてもよい。複合材料は、PCT/GB2003/001872号明細書に記載されているように調製することができる。
別法として、複合材料を不連続式プロセスで調製することができる。この場合、予め定められた量の前記高分子材料および予め定められた量の前記充填手段を選択して接触させることができ、高分子材料を溶融させて高分子材料および充填手段を混合することにより
実質的に均一な複合材料を形成することによって複合材料を調製することができる。
複合材料は、粒子形態、例えば、ペレットまたは顆粒に形成することができる。ペレットまたは顆粒の最大寸法は、10mm未満、好ましくは7.5mm未満、より好ましくは5.0mm未満とすることができる。
前記充填手段は好適には、1つまたは複数のガラス繊維、炭素繊維、カーボンブラックおよびフッ素系樹脂から選択されるフィラーを含む。より好ましくは、前記充填手段は、ガラス繊維または炭素繊維を含む。
上述した組成物または複合材料は、前記高分子材料を20〜70重量%と充填手段を30〜80重量%とを含むことができる。好適な実施形態は、40重量%を超える充填手段を含む。
本発明は、それ自体をここに記載した複合材料にも及ぶ。
第1の態様の高分子材料の作製には、求電子的経路を用いるかまたは求核的経路を用いることができるが、求核的経路が好ましい。好ましい実施形態においては、本方法は、式:
の化合物と、式:
の化合物(式中、Rは、それぞれ、塩素原子およびフッ素原子から選択され、Rは、アルカリ金属および水素原子から選択され、Rは、アルカリ金属および水素原子から選択される)と、部分IIを生成するように取り揃えられた1つまたは複数の化合物とを重縮合することを含む。
部分IIは、次に示す(a)〜(e):
(式中、Rは、それぞれ、塩素原子およびフッ素原子から選択され、Rは、それぞれ、塩素原子およびフッ素原子から選択される)の群から選択されるさらなるモノマーの存在下に前記重縮合反応を行うことによって生成することができる。
好ましくは、本方法において、部分IIを生成するように取り揃えられた前記1つまたは複数の化合物(a)〜(e)と一緒に使用されるモノマーは、実質的に式IIIおよびIVのモノマーのみである。
好適には、本方法において重縮合される塩素原子またはフッ素原子を含むモノマーのモ
ル数は、アルカリ金属または水素末端基を含むモノマーのモル数よりもわずかにモル過剰である。
高分子材料の作製方法は、欧州特許第1879号明細書に記載されているものを用いてもよく、必要に応じて修正を行う。
本明細書に記載する任意の発明を本明細書に記載する他の任意の発明または実施形態の任意の態様と組み合わせることができ、必要に応じて修正される。
(実施例)
ここで本発明の特定の実施形態を一例として記載する。
実施例1〜8に記載するようにポリマーを調製し、実施例9に記載するように試験を行った。
実施例1:ポリエーテルエーテルエーテルケトン(PEEEK)−ポリエーテルジフェニルエーテルケトン(PEDEK)共重合体の調製
摺合ガラス付の蓋(クイックフィット(Quickfit))、スターラー/撹拌シール(stirrer guide)、窒素導入口および排出口を備えた0.5リットルのフランジ付フラスコに、4,4’−ジフルオロベンゾフェノン(89.03g、0.408モル)、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル(58.62g、0.280モル)、4,4’−ジヒドロキシビフェニル(22.35g、0.120モル)およびジフェニルスルホン(250g)を装入し、1時間以上窒素置換した。次いで内容物を窒素雰囲気中160℃に加熱することによりほぼ無色の溶液を得た。窒素雰囲気を維持したまま、乾燥炭酸ナトリウム(42.74g、0.403モル)および炭酸カリウム(0.14g、0.001モル)を加えた。温度を1℃/分で310℃まで昇温し、60分間保持した。フラスコから反応混合物を注ぐと粘性を有していた。反応混合物を冷却し、粉砕してアセトンおよび水で洗浄した。得られたポリマーを120℃のエアーオーブン中で乾燥させることにより粉末を生成した。ポリマーの溶融粘度は、400℃、1000秒−1で0.36kNsmであった。
実施例2〜8:他のポリエーテルエーテルエーテルケトン(PEEEK)−ポリエーテルジフェニルエーテルケトン(PEDEK)共重合体の調製
4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル対4,4’−ジヒドロキシビフェニルの比率および重合時間を変化させたことを除いて実施例1に記載した手順を繰り返すことによって組成および溶融粘度の異なるポリエーテルエーテルエーテルケトン(PEEEK)−ポリエーテルジフェニルエーテルケトン(PEDEK)共重合体を得た。結果を下の表1に示す。
実施例9:ポリエーテルエーテルエーテルケトン(PEEEK)−ポリエーテルエーテルエーテルスルホン(PEEES)共重合体の調製
摺合ガラス付の蓋(クイックフィット(Quickfit))、スターラー/撹拌シール、窒素導入口および排出口を備えた0.5リットルのフランジ付フラスコに、4,4’−ジフルオロベンゾフェノン(71.22g、0.326モル)、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル(80.89g、0.400モル)、4,4’−ジクロロジフェニルスルホン(23.43g、0.082モル)およびジフェニルスルホン(254g)を装入し、1時間以上窒素置換した。次いで内容物を窒素雰囲気中160℃に加熱することによりほぼ無色の溶液を得た。窒素雰囲気を維持したまま、乾燥炭酸ナトリウム(42.74g、0.403モル)および炭酸カリウム(0.14g、0.001モル)を加えた。温度を1℃/分で310℃まで昇温し、70分間保持した。フラスコから反応混合物を注ぐと粘性を有していた。
反応混合物を冷却し、粉砕してアセトンおよび水で洗浄した。得られたポリマーを120℃のエアーオーブンで乾燥させることにより粉末を生成した。このポリマーの溶融粘度は、400℃、1000秒−1で0.20kNsmであった。このポリマーのTgは1
33℃であり、Tnは194℃(ΔHnは0.92J/g)であり、Tmは294℃(ΔHmは41.05J/g)であり、結晶化度は30.9%であった。
実施例10:実施例1〜9のポリアリールエーテルケトンの示差走査熱量分析
実施例1〜8のポリアリールエーテルケトンについて、ガラス転移温度(Tg)、冷結晶化温度(Tn)、融解温度(Tm)ならびに核生成(ΔHn)および融解(ΔHm)の融解熱量を示差走査熱量分析により求めた。
各ポリマーの乾燥試料7gを金型に装入して50バールの圧力下に400℃で2分間加熱することにより非晶質フィルムに圧縮成形し、次いで冷水で急冷することにより、寸法が120×120mm、厚みが0.20mm前後のフィルムを得た。各フィルムの8mg±3mgの試料について次に示すように走査を行った:
ステップ1:試料を30℃から400℃まで20℃/分で昇温する予備加熱サイクルにかけて記録する。
ステップ2:2分間保持する。
ステップ3:20℃/分で30℃まで降温し、5分間保持する。
ステップ4:30℃から400℃まで20℃/分で昇温し、Tg、Tn、Tm、ΔHnおよびΔHmを記録する。
走査の結果から、転移が起こる前のベースラインに沿って引いた直線と、転移の最中に得られる傾きが最大となる点に沿って引いた直線との交点としてTgの始点を得た。冷結晶化による主要な発熱ピークの頂点の温度をTnとした。融解による主要な吸熱ピークの頂点の温度をTmとした。
核生成(ΔHn)および融解(ΔHm)の融解熱量は、冷結晶化および融解による吸熱が比較的真っ直ぐであるベースラインから逸れる2点を繋ぐことにより得た。この吸熱を時間の関数として積分した面積から特定の転移によるエンタルピー(mJ)が得られ、このエンタルピーを試料の質量で割ることにより質量に標準化された融解熱量(J/g)が求められる。結果を表2に示す。
結晶化度(表2に示す)は、幾つかの方法、例えば、密度、IR分光、X線回折またはDSCにより評価することができる。DSC法を用いて、窒素雰囲気中300℃で90分間アニールした試料中に成長した結晶化度を評価した。昇温速度を20℃/分として温度が450℃に到達するまで加熱した。次いで、融解による吸熱の下にベースラインを作成し、囲まれた面積からジュール/g単位で試料の融解熱量を求めた。存在する結晶性物質の融解熱量を130ジュール/gと仮定し、結晶化度を求めた。
実施例に記載したポリマーは融点が低く、ガラス転移温度が高く、かつ結晶化度が高いことが理解されるであろう。したがって、これらは、有利には、航空宇宙産業(および他の用途)用の複合材の調製に使用することができる。複合材料は、熱可塑性樹脂をマトリックスとする複合材の含浸技法(Impregnation Techniques for Thermoplastic Matrix Composites)、A・ミラー(A Miller)およびA・G・ギブソン(A G Gibson)著、高分子および高分子複合材(Polymer & Polymer Composites)、第4巻7号、pp.459〜481、1996年;水中粉末を含浸させることによる高機能繊維強化熱可塑性樹脂の製造(manufacture of high performance fibre reinforced thermoplastics by
aqueous powder impregnation)、A・M・ボーダーメイヤー(A M Vodermayer)、J・C・ケルジャー(J C Kaerger)およびG・ヒンリッチセン(G Hinrichsen)著、複合材製造(Composites Manufacturing)、第4巻3号、pp.123〜132、1993年;熱可塑性芳香族ポリマー複合材(Thermoplastic Aromatic Polymer Composites)、F・N・コグスウェル(F N Cogswell)著;欧州特許出願公開第102158号明細書;および欧州特許出願公開第102159号明細書に記載されているように作製することができる。
本発明は、上述の実施形態の詳細に制限されるものではない。本発明は、本明細書に開示した任意の新規な特徴もしくは任意の新規な特徴の組合せ(任意の添付の特許請求の範囲、要約書および図面を含む)またはここに開示した任意の方法もしくはプロセスの任意
の新規なステップもしくは任意の新規なステップの組合せにまで及ぶ。

Claims (9)

  1. 式I
    の繰り返し単位および
    式II
    の繰り返し単位を有する高分子材料であって、
    前記高分子材料が、式Iの繰り返し単位を60〜80モル%と、式IIの繰り返し単位を20〜40モル%とを含んでなり、
    前記高分子材料において、式IおよびIIの繰り返し単位のモル%の合計が少なくとも95モル%であり、かつ、
    Tmが298℃未満である、高分子材料。
  2. 前記高分子材料のTTgの差が少なくとも140℃である、請求項に記載の材料。
  3. DSCにより測定された前記高分子材料の結晶化度が少なくとも20%である、請求項1〜のいずれか一項に記載の材料。
  4. 前記高分子材料の溶融粘度(MV)が少なくとも0.06kNsmかつ1.00kNsm未満である、請求項1〜のいずれか一項に記載の材料。
  5. 前記高分子材料が、式Iの単位を70〜80モル%と、式IIの単位を20〜30モル%とを含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の材料。
  6. 式Iの単位のモル%を式IIの単位のモル%で割った値として定義される比率が2.3〜4の範囲にある、請求項1〜のいずれか一項に記載の材料。
  7. 前記高分子材料が、前記高分子材料および充填手段を含む組成物の一部であり、前記充填手段が繊維状フィラーまたは非繊維状フィラーから選択される、請求項1〜のいずれか一項に記載の材料。
  8. 前記組成物が、前記高分子材料を20〜70重量%と充填手段を30〜80重量%とを含む、請求項に記載の材料。
  9. 請求項1〜のいずれか一項に記載の高分子材料の製造方法であって、前記方法が、4,4’−ジフルオロベンゾフェノン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、および4,4’−ジヒドロキシビフェニルを重縮合させることを含む、方法。
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