JP6140208B2 - 内燃機関を動力とする作業装置 - Google Patents

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    • F02B63/02Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for hand-held tools

Description

本発明は、チェインソー、動力カッター、又は苅込機、など、それだけに限定されないが、内燃機関を動力とする携帯型作業装置に関する。詳しくは、本発明はそのような内燃機関の冷却に関する。また、本発明は、そのような内燃機関のための空気浄化システムに関する。
内燃機関を動力とする手持ちの携帯型作業装置は当業者には周知である。このような装置を設計するとき、高い出力対重量比が重要な目標となる。上記の比を高めようとするときの制限因子は冷却性能であり、これを向上させる必要がある。
普通、内燃機関は作業装置のエンジン・ハウジングに収容され内燃機関のクランクシャフトが適当な伝達機構によって作業工具に結合される。さらに、内燃機関は直接又は間接にラジアルファンのファンホイールを駆動し、このラジアルファンが、内燃機関のシリンダの冷却フランジを冷却空気の流れにさらすことによって内燃機関の冷却が行われる。普通、ファンホイールはファンホイールを囲むらせん状のファン・ハウジングと協同動作する。ファンホイールは内燃機関のクランクシャフトに直接又は間接に取り付けられ、好ましくは、ファンホイールはクランクシャフトと同じ速度で回転する。ファンホイールはその中心を通して空気を引き込み、遠心力で空気を径方向外側へ吹き出すように構成される。
好ましくは、燃焼空気導入部はファンホイールと径方向で隣接した位置にあり、燃焼空気を内燃機関に導くのに用いられる。燃焼空気は内燃機関に到達する前に空気フィルタを通過する。ファンホイールと径方向で隣接した燃焼空気導入部の位置によって、空気の流れの中の粒子、例えば塵粒子、に働く遠心力を利用して、浄化された空気の流れが燃焼空気導入部に入るようにすることができる。このような遠心力の利用は、しばしば遠心浄化と呼ばれる。浄化された燃焼空気の流れは空気フィルタの目詰まりの危険を小さくし、使用期間の長さを延ばすことができる。ほこりが多い環境では空気フィルタの目詰まりは特に問題になる。燃焼空気導入部に入らなかった空気の流れは、好ましくは内燃機関の冷却に用いられ、特に内燃機関のシリンダの冷却に用いられる。しかし、上記のような燃焼空気導入部の位置の問題点は、それが冷却空気の流れの道筋にあり、そのために冷却能力が低下することである。
さらに、燃焼空気導入部の下流に、ファンホイールの周縁のすぐ近くにそらせ板(deflector)を設けることができる。そらせ板はファンホイールに対して径方向外側に延びて空気の流れをファンホイールからそらすようにする。これによって空気と粒子がファンホイールと共に循環することが防がれる。空気と粒子がラジアルファン内にとどまると、ファンは望むように空気を引き込むことができなくなるので、冷却能力が低下する。しかし、そらせ板はラジアルファンと作業装置の全体構成をさらに複雑にする。
本発明の第1の目的は、携帯型作業装置のための効率的な冷却と十分な空気浄化のシステムを提供することである。本発明の別の目的は、単純な設計で部品の数が少ない携帯型作業装置のための効率的な冷却と十分な空気浄化のシステムを提供することである。
携帯型作業装置は、エンジン・ハウジングと、そのエンジン・ハウジング内に配置された内燃機関を含む。内燃機関はシリンダとクランクシャフトを含む。ファンホイールが直接又は間接にクランクシャフトによって駆動されて、ファンホイールはある軸Aのまわりで回転する。さらに、ファン・ハウジングがファンホイールを囲みファンホイールと協同してエンジンに燃焼空気及び/又は冷却空気を供給する。さらに、燃焼空気導入部がファンホイールの径方向外側に位置して空気を内燃機関へ導く。燃焼空気導入部は、燃焼空気導入ポートと燃焼空気ダクトを含む。燃焼空気導入ポートはファンホイールの周縁に径方向で隣接する第1のエッジを備える。
少なくとも第1の目的は、以下のパラグラフ及び請求項1に記載されている携帯型作業装置であって、軸Aからシリンダの主方向と平行な方向に径方向に延びる第1のラインL1と軸Aから第1のエッジと交わるような方向に延びる第2のラインL2との間の角Xが、L1とL2を側面図で見たとき、70゜未満、好ましくは66゜未満、さらに好ましくは62゜未満である携帯型作業装置によって達成される。上記の角Xの値は、冷却空気の流れの擾乱が従来技術のものよりも小さく、冷却空気の十分な浄化と供給が確保できるようなものである。冷却空気の流れの擾乱が小さくなるということは、冷却能力の改善を意味する。
請求項2と3によれば、角Xは58゜未満であり、好ましくは54゜未満、さらに好ましくは50゜未満である。さらに、角Xは、46゜未満であり、好ましくは42゜未満、さらに好ましくは38゜未満である。これらの条件はさらに、冷却空気の流れの擾乱がさらに小さいということを意味し、しかもなお燃焼空気の十分な浄化と供給を保証することが判明している。
請求項4によれば、ファンホイールから外へ吹き出される空気の流れをファンホイールから離れるように導くためにファンホイールの径方向外側にファンホイールの周縁のすぐ近くにそらせ板(deflector)が設けられる。そらせ板は少なくとも空気がファンホイールと共に循環し続けることを防ぐ。これによって冷却能力が保たれる。また、そらせ板は冷却空気をそれが最も必要とされるところに、例えばシリンダ又はマフラーの方へ導くように設計することができる。
請求項5によれば、燃焼空気導入部とそらせ板は単一のユニットを形成する。このユニットは空気の流れを分離して、粒子密度が低い流れが燃焼空気導入ポートに導かれ、粒子密度が高い流れを用いてシリンダ及び/又はエンジンの他の部分を冷却することができる。燃焼空気導入部とそらせ板を一体のユニットとして作ることによって、ファン・ハウジングの部品の数が減る。これは製品全体の重量を減らすことができ、よりシンプルな設計が可能であることを意味する。部品の数が減ると製造プロセスが単純になり、組立時間が多分短縮される。また、このやり方では、2つでなく1つのエッジしかファンホイールに隣接して配置されないので、従来のやり方よりも騒音の発生が少なくなる。すなわち、ファンホイールのフィンは、ファンホイールの1回転あたり1回しかエッジを通過しない。従来のやり方では、2つの別々のエッジ、燃焼空気導入部エッジとそらせ板エッジ、が設けられており、ファンホイールのフィンは1回転で2つのエッジを通過することになる。
請求項6によれば、別のファン・ハウジング・カバーがファン・ハウジングの一部を成し、燃焼空気導入部の少なくとも一部がファン・ハウジング・カバーと一体のユニットを形成する。これも部品の数を減らし、製造プロセスを単純化し、組立時間を短縮する。もちろん、これはまた、ラジアルファンの解体も簡単にする。
さらに請求項7によれば、内燃機関はクランクケースを含み、燃焼空気導入部の一部がこのクランクケース内に形成される。請求項8によれば、ファン・ハウジング・カバーと燃焼空気導入部はプラスチック材料で作られ、燃焼空気導入部は少なくとも2つのパーツを溶接又はのり付けによって接合することで形成される。
さらに請求項9と10によれば、燃焼空気導入ポートはまた、第2のエッジを含み、それは第1のエッジの下流でファンホイールに対して径方向外側に配置される。第2のエッジは、ファンホイールの径方向外側周縁への接線と定義され第1のエッジと交わる接線Tに関してファンホイールと同じ側に配置される。このような第2のエッジの位置は、塵粒子やその他の粒子が燃焼空気導入部に入り込むことを防ぎ、しかも燃焼空気導入部における十分な空気圧を保証し、内燃機関に十分な空気を供給できる。さらに、ファンホイールの少なくともいくつかのフィンはそれぞれファンホイールの周縁に外側エッジを有し、第1のエッジと第2のエッジの少なくとも一方は、フィンの少なくともひとつの外側エッジと平行な方向から少なくとも5゜、好ましくは少なくとも10゜、さらに好ましくは少なくとも15゜、外れている。このような構成はラジアルファンで発生する騒音をさらに減少させる。
請求項11によれば、エンジンにはマフラー・ハウジングを含むマフラーが設けられる。マフラー・ハウジングはマフラーを囲み、マフラー・ハウジングの一部はまたファン・ハウジングの一部を成す。これによりマフラーの効率的な冷却が保証され、重量が減少し、設計が単純化され、製造プロセスが単純化され、組立時間が短縮される。
請求項12によれば、燃焼空気導入ポートのすぐ近くに遮蔽部が設けられる。遮蔽部は軸Aに対して少なくとも5゜、好ましくは少なくとも10゜、さらに好ましくは少なくとも15゜の角距離に延びる。この構成により、遮蔽部は粒子がシリンダから反跳して、又はファン・ハウジング内の他の部分から、例えばマフラーから反跳して燃焼空気導入部に入り込むことが防がれる。これは燃焼空気の浄化を改善する。遮蔽部がないと、既に遠心力で分離され、いろいろな部分との衝突で方向が変えられた粒子が燃焼空気導入部に入り込んで空気フィルタを目詰まりさせる結果になる可能性がある。遮蔽部の利点は少なくとも20゜、25゜、又は30゜という角距離でも明らかである。遮蔽部は好ましくは平坦であるが、構成はもちろんいろいろであってよい。
請求項13によれば、遮蔽部の少なくとも一部は平面からずれる。これは跳ね返る粒子が燃焼空気導入部に入り込むのを防ぐために非常に有利であることが判明している。また、遮蔽部が空気の流れを導くように形成することもできる。
請求項14によれば、遮蔽部はまた燃焼空気導入部と一体のユニットを形成する。さらに、請求項15によれば、携帯型作業装置は横型シリンダ形態のチェインソーである。横型シリンダ形態と組み合わされた一体化されたそらせ板/燃焼空気導入部はシリンダとマフラーの排気ポートの効率的な冷却という点で好適であることが分かった。
請求項17によれば、携帯型作業装置はエンジン・ハウジングを含み、内燃機関はそのエンジン・ハウジングに配置される。内燃機関はシリンダとクランクシャフトを含む。ファンホイールはクランクシャフトによって駆動されて、軸Aのまわりでファンホイールは回転する。ファン・ハウジングはファンホイールを囲み、それと協同動作する。燃焼空気導入部はファンホイールの径方向外側でその周縁のすぐ近くにあり、空気を内燃機関に導く。燃焼空気導入部は燃焼空気導入ポートと燃焼空気ダクトを含む。そらせ板はファンホイールの径方向外側に周縁のすぐ近くにあり、このそらせ板が空気の流れとファンホイールから外側へ吹き出された粒子を導き、少なくとも空気と粒子がファンホイールと共に循環し続けることを防ぎ、燃焼空気導入部はそらせ板と一体のユニットを形成し、このユニットが空気の流れを分離して低い粒子密度の流れが燃焼空気導入部に導かれ、高い粒子密度の流れは内燃機関のシリンダを冷却するために用いられるようにすることができる。上記の構成は効率的な冷却と十分な空気浄化システムを可能にするだけでなく、少数のコンポーネントによるシンプルな設計を与える。コンポーネントの数を減らすことは、製品全体の重量を減らすことを意味する。これはもちろん、作業者が運ぶものであり、汎用性が要である手持ちの携帯型作業装置にとってきわめて有利になる。コンポーネントの数が少ないことは製造プロセスが単純になることを意味する。
請求項19によれば、携帯型作業装置はエンジン・ハウジングを含む。内燃機関はこのエンジン・ハウジングに配置され、内燃機関はシリンダとクランクシャフトを有する。ファンホイールは直接又は間接にクランクシャフトによって駆動されて、軸Aのまわりでファンホイールは回転する。ファン・ハウジングはファンホイールを囲み、それと協同動作する。燃焼空気導入部はファンホイールの径方向外側でその周縁のすぐ近くにあり、空気を内燃機関に導く。燃焼空気導入部は燃焼空気導入ポートと燃焼空気ダクトを含む。燃焼空気導入ポートは第1のエッジを備え、この第1のエッジはファンホイールの周縁に径方向に隣接して位置し、ファンホイールの径方向に延び軸A及び第1のエッジと交わる半径L2に沿って軸Aから径方向距離d1に配置され、半径L2に沿った第1のエッジとファン・ハウジングとの距離d2は少なくとも0.65d1であり、好ましくは少なくとも0.7d1であり、さらに好ましくは少なくとも0.75d1である。d2に関するこのような条件は、冷却空気の流れが燃焼空気導入部によってあまり乱されないということを意味する。冷却空気の流れの断面積は燃焼空気導入部の存在によってあまり減少しないからである。これは良好な冷却能力を与える。もっと大きなd2の値、例えば0.8d1,0.85d1、又は0.9d1という値は冷却能力にさらに有利になるであろう。
本発明のその他の利点は詳細な説明から明らかになるであろう。
好ましい実施形態についての以下の説明で添付図面を参照する。
本発明の実施例に係わるチェインソーを示す図である。 本発明のある実施形態に係わるチェインソーのエンジン・ハウジングを示す部分側面図である。 本発明の別の実施形態に係わるチェインソーのエンジン・ハウジングを示す部分側面図である。 本発明のある実施形態に係わるエンジン・ハウジングを示す側面図である。 本発明のある実施形態に係わるファン・ハウジング・カバーのいろいろなコンポーネントを示す図である。 本発明のある実施形態に係わる組み立てられたファン・ハウジング・カバーを示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。図面には、本発明のひとつ以上の態様を組み込んだ実施例が示されている。しかし、本発明は多くの異なる形で実施できるものである、ここで示された実施形態に限定されると解してはならない。これらの実施形態は、この開示を十全かつ完全なものにし、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるために示される。例えば、本発明のひとつ以上の態様は、他の実施形態でも、他のタイプの装置でも利用できる。図面において、同じ参照数字は同じような要素を指す。
図1は、本発明のある実施例に係わるチェインソー100を示す。図1に示された実施例はチェインソー100であるが、本発明は適当な任意のタイプの携帯型作業装置に組み込むことができ、チェインソー100での利用だけに限定されないことは当業者には理解されるであろう。さらに、本発明は異なるタイプの実施形態で、いろいろなタイプの携帯型作業装置に、例えば刈払い機、回転鋸、吸引・送風機、などに、組み込むことができる。
図1に示されているように、チェインソー100はボディ102と作業エレメント104を含む。ボディ102は、内燃機関(以下「エンジン」と呼ぶ)を囲むエンジン・ハウジングと伝達アセンブリを含む。本発明の他のいろいろな実施形態では、エンジンは2行程内燃機関又は4行程内燃機関である。さらに、エンジン・ハウジングは本発明の範囲から逸脱することなくモジュラー構造又は一体構造を有する。本発明のある実施形態では、ボディ102はさらにサイドカバー106を含む。本発明のある実施形態では、サイドカバー106はエンジン・ハウジングに取り付けられた別のコンポーネントである。本発明の別の実施形態では、サイドカバー106はエンジン・ハウジングと一体で形成される。さらに、サイドカバー106は多数の空気取り込み開口108を含み、エンジンのいろいろなコンポーネントに周辺空気を取り込むことができる。
さらに、ボディ102はまた、トップ・ハンドル110とサイド・ハンドル112を含む。しかし、他のタイプのハンドル構成、例えばリア・ハンドル構成も可能である。トップ・ハンドル110とサイド・ハンドル112の少なくとも一方はチェインソー100の手動操作を助けるためのグリップ部分を含むことができる。さらに、ガード114を設けてカッティング作業のさいに速く動く作業工具104に対してユーザーを安全に防護することができる。
図1に示されるように、本発明のある実施形態では、作業工具104はガイドバー106を含む。チェイン(図示せず)はガイドバー106の周縁ガイド・スロットに支持され、このガイド・スロットは連続であっても不連続であってもよい。動作時、エンジンが伝達アセンブリによってチェインを駆動する。本発明のいろいろな実施形態で、伝達アセンブリは、例えば、それだけに限定されないが、ひとつ以上の歯車、ひとつ以上の摩擦部材、ひとつ以上のベルト・ドライブ、又はそれらの組合せ、の少なくともひとつを含む。
図2Aは、本発明のある実施形態に係わるチェインソー100のエンジン・ハウジング200を示す部分側面図である。サイドカバー106など、チェインソー100のいろいろなコンポーネントは分かりやすいように図2Aには示されていない。エンジン・ハウジング200はエンジン202を囲んでいる。さらに、エンジン202はシリンダ204とクランクケース(図示せず)を含む。しかし、エンジン202は本発明の本質から逸脱することなく2つ以上のシリンダを含むことができる。図2Aに示されるように、エンジン・ハウジング200内でシリンダ204の主方向は実質的に水平方向に向いている(以下、横型シリンダ形態と呼ぶ)。しかし、シリンダ204の他のいろいろな向きも本発明の範囲内で可能である。シリンダ204はシリンダ・ボア206を含み、そのボアの中でピストン208が往復する。さらに、燃焼チャンバ210内での空気と燃料混合物の燃焼がピストン208を駆動する。ピストン208は結合ロッド(図示せず)を介してクランクシャフト(図示せず)に結合される。空気と燃料混合物が添加された後、排気ガスがシリンダ204を出てエンジン202の排気通路を通過する。本発明のある実施形態では、排気通路のまわりにマフラー・ハウジングが設けられ、排気ガスが発生する騒音を実質的に減少させる。
本発明のある実施形態では、ファンホイール214がファン・ハウジング216の内側に配置される。本発明のある実施形態では、ファンホイール214はラジアル・ファンホイールである。ファンホイール214は燃焼空気をエンジン202に、そして冷却空気をエンジン202のいろいろなコンポーネントに、例えば、それだけに限定されないが、シリンダ204及びマフラー・ハウジング212に、供給するように構成される。ファンホイール214は実質的に軸Aのまわりで回転するように構成される。さらに、ファン・ハウジング216は実質的にらせん形で、ファンホイール214の動作を助けるようになっている。本発明のある実施形態では、ファン・ハウジング216はエンジン・ハウジング200に取り付けられた別のコンポーネントである。本発明の別の実施形態では、ファン・ハウジング216はエンジン・ハウジング200と一体的に形成される。本発明のある実施形態では、マフラー・ハウジング212の少なくともある部分がファン・ハウジング216の一部を成す。
本発明のある実施形態では、ファンホイール214は直接クランクシャフトに取り付けられ、ファンホイール214の回転速度が実質的にクランクシャフトの回転速度と等しくなる。しかし、本発明の他のいろいろな実施形態では、ファンホイール214はひとつ以上の中間コンポーネントを介して、例えば、それだけに限定されないが、ひとつ以上の歯車、摩擦ドライブ、ベルト・ドライブ、又はそれらの組合せ、を介して間接的にクランクシャフトによって駆動される。このような場合、ファンホイール214の回転速度はクランクシャフトの回転速度と実質的に等しい、又は異なる。本発明のある実施形態では、ファンホイール214は多数のフィン218を含む。図2Aに示されるように、フィン218は実質的にS字形であり、各フィン218はファンホイール214の径方向外側周縁220(以下、“周縁220”と呼ぶ)まで延びている。場合によって、すべてのフィンが周縁220まで延びているわけではない。少なくともいくつかのフィン218はそれぞれファンホイール214の周縁220に隣接する外側エッジを含む。フィン218の他のどんな形状、数、及び構成も本発明の本質から外れることなく可能であることは当業者に明らかであろう。
本発明のある実施形態では、燃焼空気導入部224はファンホイール214の径方向外側に位置する。燃焼空気導入部224は燃焼空気導入ポート226と燃焼空気ダクト228を含み、燃焼空気をエンジン202に供給する。燃焼空気導入部224とエンジン202の間にはひとつ以上のフィルタ部材及び/又はチャンバ(図示せず)が設けられている。さらに、本発明のある実施形態では、燃焼空気導入部224はエンジン202のクランクケースに結合されてクランクケースに燃焼空気を供給する。
本発明のある実施形態では、燃焼空気導入ポート226は第1のエッジ230と第2のエッジ232を含む。第1のエッジ230はファンホイール214の周縁220に隣接した位置にある。さらに、第2のエッジ232は第1のエッジ230の下流に、ファンホイール214の周縁220に関して径方向外側にある。第1のエッジ230と第2のエッジ232は平行である又は平行でない。もちろん、燃焼空気導入ポートは別の形であってよい、例えば、それだけに限定されないが、円形又は楕円形であってもよい。好ましくは、第1のエッジ234は真直であるが、いろいろな形、例えばカーブした形であってもよい。ギザギザの形であってもよい。上記第1のエッジの位置は、図2Aのように、軸Aに直角方向の断面側面図で最もよく示される。
図2Aに示されるように、第1のラインL1は軸Aから径方向にシリンダ204の主方向と実質的に平行な方向に延びる。さらに、半径L2は軸Aから径方向に、半径L2が燃焼空気導入ポート226の第1のエッジ230と交わるように延びており、この第1のエッジ230は図2Aにおけるように断面側面図で見られる。本発明のある実施形態では、第1のラインL1と半径L2の間の角Xは、約70゜未満、好ましくは約66゜未満、さらに好ましくは約62゜未満、である、ここでXは上記の断面側面図で見たものである。本発明の別の実施形態では、角Xは、約58゜未満、好ましくは約54゜未満、さらに好ましくは約50゜未満、である。本発明のさらに別の実施形態では、角Xは、約46゜未満、好ましくは約42゜未満、さらに好ましくは約38゜未満、である。このような構成は、冷却空気の流れが燃焼空気導入部によってあまり乱されないようにする。
さらに、図2Aに示されているように、接線Tは、ファンホイール214の周縁220への接線であって、第1のエッジ230と交わる接線と定義される。本発明のある実施形態では、第2のエッジ232は、接線Tに関してファンホイール214と同じ側に配置される。この構成は燃焼空気の浄化という点で非常に有益であることが判明している。さらに、本発明のある実施形態では、第1のエッジ230は少なくともひとつのフィン218の外側エッジ222と平行な方向から角度で少なくとも約5゜、好ましくは少なくとも約10゜、さらに好ましくは少なくとも約15゜外れている。これはラジアルファンで発生する騒音の減少につながる。
図2Bは、本発明の別の実施形態に係わるエンジン・ハウジング200を示す部分側面図である。図2Bに示されているように、第1のエッジ230は軸Aから径方向距離d1に位置している。径方向距離d1は実質的に半径L2に沿っている。本発明のある実施形態では、第1のエッジ230とファン・ハウジング216の間の半径L2に沿った距離d2は、少なくとも0.65d1、好ましくは少なくとも0.7d1、さらに好ましくは0.75d1である。本発明の別の実施形態では、距離d2は、少なくとも0.8d1、好ましくは少なくとも0.85d1、さらに好ましくは0.9d1である。d2に関するこれらの条件は、冷却空気の流れの断面積が従来のやり方によるものに比べて燃焼空気導入部の位置で大きくなるということを意味する。したがって、冷却空気の流れは燃焼空気導入部によってあまり影響されない。これは冷却能力にとって非常に有益であることが判明している。
さらに、本発明のある実施形態では、図2Aと2Bに示されているように、遮蔽部234が燃焼空気導入ポート226のすぐ近くに配置される。遮蔽部234は好ましくは平坦であるが、必ずしもそうである必要はなく、軸Aに対して少なくとも約5゜、好ましくは少なくとも約10゜、さらに好ましくは少なくとも約15゜、の角距離に延びている。さらに、角距離は少なくとも20゜、25゜、又は30゜であってよい。本発明のある実施形態では、遮蔽部234の少なくともひとつの偏向部分235(特に図4又は図5を見よ)が平面から偏向している。遮蔽部234は少なくとも部分的にシリンダ204(又はファン・ハウジングの他の部分、又は他のところ)から反跳した分離した空気の流れの中の粒子が最終的に燃焼空気導入部224に入り込むことを防ぐ。燃焼空気導入部224をこのような反跳する粒子から守ることは、燃焼空気の浄化を向上させる効率的な方法であることが判明している。本発明のある実施形態では、遮蔽部234と燃焼空気導入部224は一体のユニットを形成する。もちろん、遮蔽部234の多くの異なる形態が可能である。好ましくは、遮蔽部234は燃焼空気導入部224の上流の空気の流れを部分的に囲む。好ましくは、遮蔽部234の少なくとも一部又は主な部分は軸Aに直交する平面と平行である。
図3は、本発明のある実施形態に係わるエンジン・ハウジング200を示す側面図である。図3に示されるように、ファン・ハウジング・カバー302がファン・ハウジング216上に配置されている。本発明のある実施形態では、ファン・ハウジング・カバー302はファン・ハウジング216の一部を成す。さらに、燃焼空気導入部224の少なくとも一部とファン・ハウジング・カバー302は一体ユニットを形成する。
そらせ板304がファンホイール214の周縁220の径方向外側にすぐ近くに位置している。そらせ板304は、ファンホイール214から吹き出された空気の流れと粒子をファンホイールから遠ざける方へ、例えば、それだけに限定されないが、径方向外側へ導くように構成され、それによって少なくとも空気、とそして多分粒子、がファンホイール214と共に再循環することを防ぐ。本発明のある実施形態では、そらせ板304はファン・ハウジング・カバー302の一部であってよい(図4と5を見よ)。
図2A、2B及び3を参照して、チェインソー100の動作中、ファンホイール214は回転して周辺空気をサイドカバー106にある多数の取り込み開口108を通して引き込む。しかし、空気はボディ102にある他のどの開口を通しても入ることができるということは当業者には明らかであろう。周辺空気は粒状の不純物、例えば、それだけに限定されないが、鋸屑、埃、破片、などを含むことがある。ファンホイール214の回転は周辺空気に対して実質的に遠心力による浄化を引き起こす。遠心力により、粒子密度が高い流れは粒子密度が低い流れから分離される。さらに、単一ユニットとしての燃焼空気導入部224とそらせ板304の構成により、粒子密度が低い流れは燃焼空気として燃焼空気導入ポート226に入り、他方、粒子密度が高い流れはシリンダ204を冷却するために用いられる。実際、単一ユニットを形成する燃焼空気導入部224とそらせ板304は非常に有益であることが判明している。すなわち、前述のことから明らかなように、この単一ユニットは少なくとも2つの仕事を行う、すなわち、燃焼空気の流れを冷却空気の流れから分離すること、及び流れをファンホイールから遠ざけるように導くことである。そらせ板も、冷却空気の流れを、例えば、内燃機関のシリンダの方へ(及び/又はエンジンの冷却が必要な他の部分の方へ)導くように設計できる。
本発明のある実施形態では、燃焼空気導入部224とそらせ板304のこのタイプの配置が横型シリンダ形態に特に適している。
図4は、本発明のある実施形態に係わるファン・ハウジング・カバー302のいろいろなコンポーネントを示す。図4に示されるように、ファン・ハウジング・カバー302は燃焼空気導入部224の第1のパート402と第2のパート404を含む。本発明のある実施形態では、遮蔽部234が第2のパート404と一体化している。しかし、本発明の他のいろいろな実施形態では、遮蔽部234は燃焼空気導入部224の第1のパート402と一体化している、又は別のコンポーネントになっている。ファン・ハウジング・カバー302は、本発明の範囲内で、他の任意の一体構造又はモジュラー構造を有することができるということは当業者には明らかであろう。さらに、第2のパート404はいろいろなプロセスで、例えば、それだけに限定されないが、溶接、ろう付け、のり付け、などによって、第1のパート402に取り付けられる。ファン・ハウジング・カバー302のこのような形態は、製造プロセスを単純化し、部品の数が少ないコンパクトな構成を生み出す。
図5は、本発明のある実施形態に係わる一体化されたファン・ハウジング・カバー302を示す。図5に示されるように、ファン・ハウジング・カバー302は燃焼空気導入部224と、そらせ板304と、遮蔽部234を含む。これらのコンポーネントをすべてファン・ハウジング・カバー302で一体化すると、製造プロセスが単純化され、多分、組立時間が短縮されるであろう。本発明のある実施形態では、ファン・ハウジング・カバー302のひとつ以上のコンポーネントがプラスチックで作られる。しかし、ファン・ハウジング・カバー302のひとつ以上のコンポーネントを他の適当な材料で、例えば、それだけに限定されないが、金属、複合材料、などで作ることができるということは当業者には明らかであろう。
本発明の好ましい実施形態と実施例が図面と明細書で開示され、そこでは特定の用語が用いられているが、それらは一般的な説明的な意味でのみ用いられ、制限することを意図しておらず、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲で示されている。

Claims (17)

  1. 携帯型作業装置であって、
    エンジン・ハウジング(200)と、
    エンジン・ハウジング(200)に配置され、シリンダ(204)とクランクシャフトを備える内燃機関(202)と、
    クランクシャフトによって軸Aのまわりで回転するように駆動されるファンホイール(214)と、
    ファンホイール(214)を囲み、それと協同動作するファン・ハウジング(216)と、
    ファンホイール(214)の径方向外側に位置し、内燃機関(202)に空気を導く燃焼空気導入部(224)であって、燃焼空気導入部(224)は燃焼空気導入ポート(226)と燃焼空気ダクト(228)とを含み、燃焼空気導入ポート(226)は第1のエッジ(230)を備え、第1のエッジ(230)がファンホイール(214)の周縁(220)と径方向で隣接した位置にある燃焼空気導入部(224)と、
    を備え、
    軸Aから径方向にシリンダ(204)の主方向と平行な方向に延びる第1のラインL1と軸Aから径方向に第1のエッジ(230)と交わるように延びる半径L2の間の角Xが、62゜未満であり、
    前記燃焼空気導入ポート(226)に、前記第1のエッジ(230)の下流で前記ファンホイール(214)に対して径方向外側に配置された第2のエッジ(232)が設けられ、該第2のエッジ(232)は前記燃焼空気導入部(224)に塵粒子やその他の粒子が入るのを防ぎ、
    更に、前記携帯型作業装置は、ファンホイール(214)の周縁(220)の径方向外側ですぐ近くに位置するそらせ板(304)を備え、該そらせ板(304)は、ファンホイール(214)から吹き出される空気の流れを、少なくともその空気がファンホイール(214)と共に循環し続けることを妨げるように、ファンホイール(214)から遠ざける方向に導き、
    遮蔽部(234)が前記燃焼空気導入ポート(226)のすぐ近くに配置されており、
    前記遮蔽部(234)は前記燃焼空気導入部(224)の上流の空気の流れを部分的に囲み、前記遮蔽部(234)の少なくとも一部は軸Aに直交する平面と平行であることを特徴とする携帯型作業装置。
  2. 角Xが50゜未満、であることを特徴とする請求項1に記載の携帯型作業装置。
  3. 角Xが38゜未満、であることを特徴とする請求項2に記載の携帯型作業装置。
  4. 燃焼空気導入部(224)がそらせ板(304)と共に単一ユニットを形成し、ユニットがファン・ハウジング(216)における空気の流れを分離し、低い粒子密度の流れを燃焼空気導入ポート(226)に導き、高い粒子密度の流れを内燃機関(202)の少なくともシリンダ(203)を冷却するために用いられるように分離できることを特徴とする請求項1に記載の携帯型作業装置。
  5. ファン・ハウジング・カバー(302)がファン・ハウジング(216)の一部を成し、燃焼空気導入部(224)の少なくとも一部が該ファン・ハウジング・カバー(302)と共に一体ユニットを形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯型作業装置。
  6. 内燃機関(202)がクランクケースを備え、燃焼空気導入部(224)の一部はクランクケース内に形成されることを特徴とする請求項5に記載の携帯型作業装置。
  7. ファン・ハウジング・カバー(302)と燃焼空気導入部(224)がプラスチック材料で作られ、燃焼空気導入部(224)は少なくとも2つのパーツ(402,404)を溶接又はのり付けによって接合して形成されることを特徴とする請求項5に記載の携帯型作業装置。
  8. 前記第2のエッジ(232)は、ファンホイール(214)の径方向外側の周縁(220)での第1のエッジ(230)と交わる接線として定義される接線Tに関してファンホイール(214)と同じ側に配置されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の携帯型作業装置。
  9. 内燃機関(202)にマフラーが設けられ、マフラー・ハウジング(212)の一部分はファン・ハウジング(216)の一部を成すことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の携帯型作業装置。
  10. 遮蔽部(234)が燃焼空気導入ポート(226)のすぐ近くに配置され、遮蔽部(234)は軸Aに対して少なくとも5゜の角距離に延びていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の携帯型作業装置。
  11. 遮蔽部(234)が燃焼空気導入部(224)と一体ユニットを形成していることを特徴とする請求項10に記載の携帯型作業装置。
  12. 携帯型作業装置が横型シリンダ形態のチェインソー(100)であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の携帯型作業装置。
  13. 第1のエッジ(230)は半径L2に沿って軸Aから径方向距離d1に配置され、第1のエッジ(230)とファン・ハウジング(216)の間の半径L2に沿った距離d2は少なくとも0.65d1であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の携帯型作業装置。
  14. 遮蔽部(234)は少なくとも10゜の角距離に延びていることを特徴とする請求項10に記載の携帯型作業装置。
  15. 遮蔽部(234)は少なくとも15゜の角距離に延びていることを特徴とする請求項10に記載の携帯型作業装置。
  16. 第1のエッジ(230)とファン・ハウジング(216)の間の半径L2に沿った距離d2は少なくとも0.7d1であることを特徴とする請求項13に記載の携帯型作業装置。
  17. 第1のエッジ(230)とファン・ハウジング(216)の間の半径L2に沿った距離d2は少なくとも0.75d1であることを特徴とする請求項13に記載の携帯型作業装置。
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