JP6139900B2 - キッチンキャビネットのリフォーム方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キッチンキャビネットのリフォーム方法に関する。より詳細には、厨房(一般家庭の台所や飲食店の調理場など)で使用される開き扉式のキッチンキャビネットを、引出し式のキッチンキャビネットにリフォームする方法に関するものである。
近年、食洗機などの厨房機器とキッチンキャビネットとを一体化したシステムキッチンが広く使用されている。こうしたシステムキッチンにおいて、食洗機などの厨房機器は、通常、使用頻度が高いため劣化や故障などを起こし易く、また機械的な寿命があるため、10〜15年程度で新品と交換する必要がある。一方、キッチンキャビネットは蝶番やハンドルなどの可動部分があるのみで、構造が簡易であるため劣化や故障が生じ難く、従って、長期間にわたって使用することができる。
こうしたキッチンキャビネットは、時代と共にそのデザインが変化している。すなわち、従前の引戸式が、システムキッチンの出現によって開き扉式となり、さらに、近年では引出し式が主流となっている。この引出し式は、重量の嵩む収納物でも容易に上方から簡単に出し入れすることができるので使い勝手に富むといった大きな利点がある。
そのため、それまでの開き扉式のキッチンキャビネットを、使い勝手に富む引出し式のキッチンキャビネットに交換したいといった要望が多い。従来、こうしたキッチンキャビネットの交換は、その全体を撤去して行う必要があった。また、通常は、人工大理石やステンレス製の調理台やキッチンシンクも同時に交換する必要が生じていた。こうしたキッチンキャビネットの全体と共に調理台やキッチンシンクなどを交換する方法では、キッチンキャビネットおよびその周辺が一新されるので見栄えが良いといった利点がある。
しかし、人工大理石やステンレス製の調理台やキッチンシンクは汚れや傷が付き難く、また、付いてしまった汚れや傷は研磨によって容易に除去することができる。従って、キッチンキャビネットと同様に長期間にわたって使用することが可能であり、未だ使用できる状態で交換してしまうのは無駄である。
また、キッチンキャビネットの全体や調理台およびキッチンシンクなどを交換する作業は容易ではない。すなわち、このキッチンキャビネットを備える家屋(例えば、集合住宅)には、新築工事中とは異なり、荷物運搬用の大型エレベーターやクレーンが備えられていない。従って、居住者用の一般用エレベーターを使用する必要がある。この場合、一般用エレベーターに乗り合わせた居住者に危険が及ぶ場合もある。また、一般用エレベーターの使用ができない場合は、ロープを使用して人力で行う必要がある。しかし、この作業は極めて危険であり、また、高層の集合住宅では行うことができない。
さらに、こうした作業には埃や騒音の発生を伴うため、そこに生活している居住者に多大な迷惑を掛けてしまう。
なお、これまでにキッチンキャビネットの扉を交換する方法は開示されているが(例えば、特許文献1参照)、開き扉式のキッチンキャビネットを引出し式のキッチンキャビネットにリフォームする方法は開示されていない。
特開2002−147129号公報
しかしながら、従来のキッチンキャビネットの交換方法には、以下の三つの問題がある。
(1)工期が長く、コストが嵩む
既存のキッチンキャビネットの全体および調理台やキッチンシンクなどの撤去、搬出およびそれらに代わる新しいキッチンキャビネット等の搬入および設置が必要となる。これらの作業には多くの時間が必要となる。
また、これらに加えて搬出や搬入の際に室内のクロスを破損してしまうことが多々あり、そのクロスの張り替えやその関連工事にも多くの時間を要する。さらに、他の居住者が生活しているので、作業中における埃や騒音の発生を抑えるために、作業時間も規制される。結果として、少なくとも数日間の工期が必要であり、それに伴いコストも嵩む。
(2)騒音が大きい
キッチンキャビネットの全体や調理台およびキッチンシンクなどを交換するので、大規模な作業が必要となり、そのため大きな騒音が発生する。
(3)工期中はシステムキッチンを使用できない
キッチンキャビネットや調理台およびキッチンシンクなどを撤去するので、工事が完了する間の数日間は、システムキッチンを使用することができない。
(4)多量の産業廃棄物が発生する
撤去されたキッチンキャビネットなどは、そのまま産業廃棄物となってしまう。また、キッチンキャビネット周辺のパネルや室内のクロス等が破損した場合は、それらも産業廃棄物として処理される。その結果、多量の産業廃棄物が発生する。これは、資源の無駄使いでもある。
なお、特許文献1に記載の従来技術では、キッチンキャビネットの扉のみを交換するため、内部構造はそのままであり、よって、使い勝手は向上しない。
そこで、本発明の目的とするところは、工期が短く、工期中でも使用することができ、産業廃棄物の発生を抑制することのできるキッチンキャビネットのリフォーム方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法は、前面に開口部を有するボックス本体(2)と、前記ボックス本体(2)の左右一方側にヒンジ(8)で結合され、前記開口部を開閉する開き扉(3)とを備える既存の開き扉式キッチンキャビネット(1A)を、一又は二以上の引出し収納部(5)を備える引出し式キッチンキャビネット(1B)にリフォームする方法であって、前記開き扉式キッチンキャビネット(1A)の前記開き扉(3)を、前記ボックス本体(2)から取り外す開き扉取外し工程と、前記ボックス本体(2)の内部に、左側壁(4b)および右側壁(4c)を備え、前記左側壁(4b)および右側壁(4c)の内面側に、前記引出し収納部(5)をスライド自在に支持するガイド部材(4a)をそれぞれ備えるインナー部材(4)を、前記開口部から挿入して取付けるインナー部材取付け工程と、前記引出し収納部(5)を、前記インナー部材(4)に嵌め込む引出し収納部取付け工程を備え、前記インナー部材(4)は、断面略逆U字形状の枠状インナー部材であり、前記ボックス本体(2)の底板部(2a)の上面に別体の板材(6)を固定する板材補強工程をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法は、前面に開口部を有するボックス本体(2)と、前記ボックス本体(2)の左右一方側にヒンジ(8)で結合され、前記開口部を開閉する開き扉(3)とを備える既存の開き扉式キッチンキャビネット(1A)を、一又は二以上の引出し収納部(5)を備える引出し式キッチンキャビネット(1B)にリフォームする方法であって、前記開き扉式キッチンキャビネット(1A)の前記開き扉(3)を、前記ボックス本体(2)から取り外す開き扉取外し工程と、前記ボックス本体(2)の内部に、左側壁(4b)および右側壁(4c)を備え、前記左側壁(4b)および右側壁(4c)の内面側に、前記引出し収納部(5)をスライド自在に支持するガイド部材(4a)をそれぞれ備えるインナー部材(4)を、前記開口部から挿入して取付けるインナー部材取付け工程と、前記引出し収納部(5)を、前記インナー部材(4)に嵌め込む引出し収納部取付け工程を備え、前記インナー部材(4)は、断面略U字形状又は断面略ロ字形状のインナー部材であり、前記インナー部材(4)の底壁(4e)の前面と前記ボックス本体(2)の底板部(2a)の前面の両方の全体または略全体を装飾部材(7)で覆う装飾部材被覆工程をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法は、前記開口部から挿入して取付けられたインナー部材(4)と前記ボックス本体(2)との間に形成された隙間(G)を覆い隠す隙間塞ぎ工程を備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法は、前記隙間塞ぎ工程が、前記隙間(G)にゴム製又は樹脂製のパッキン(P)を被せてなることを特徴とする。
また、請求項5に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法は、前記隙間塞ぎ工程が、前記隙間(G)にコーキング材(C)を充填してなることを特徴とする。
なお、カッコ内の記号は、図面および後述する発明の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法によれば、開き扉式キッチンキャビネットの開き扉を、ボックス本体から取り外す開き扉取外し工程と、ボックス本体の内部に、左側壁および右側壁を備え、左側壁および右側壁の内面側に、引出し収納部をスライド自在に支持するガイド部材をそれぞれ備えるインナー部材を、開口部から挿入して取付けるインナー部材取付け工程と、引出し収納部を、インナー部材に嵌め込む引出し収納部取付け工程とを備えるので、以下の効果を発揮する。
(1)工期が短くコストが廉価
開き扉式キッチンキャビネットのボックス本体から開き扉のみを取外し(開き扉取外し工程)、ガイド部材を有するインナー部材をボックス本体に挿入して取付け(インナー部材取付け工程)、引出し収納部をインナー部材に嵌め込む(引出し収納部取付け工程)のみでリフォームすることができるので、工期が短くコストも廉価である。
すなわち、開き扉式キッチンキャビネットのボックス本体や調理台およびキッチンシンクなどは、取り外すことなくそのまま使用するので取外し作業が極めて容易である。また、搬出するのは開き扉のみで、搬入するのはインナー部材と引出し収納部(および付属する金具類)のみであるため、搬出および搬入作業が容易である。また、室内のクロスを傷つけることもないので張り替え作業が不要である。その結果、リフォームを短期間(半日程度)で終えることができ、それに要するコストも廉価である。
なお、搬出する開き扉と、搬入するインナー部材および引出し収納部は、それぞれ居住者が使用する一般用エレベーターで搬送できる大きさであることも工期を短くできる要因である。
(2)騒音が小さい
開き扉の取外しはドライバーで行うことができ、また、インナー部材の取付けもドライバーで行うことができる。従って、作業中の騒音を小さく抑えることができる。
なお、インパクトドライバーの代わりに小型電動ドライバーを使用することによって、迅速な作業と共に騒音の発生をより効果的に抑えることができる。従って、夜間の作業も可能である。
(3)工期中でもシステムキッチンを使用できる
リフォームの対象はキッチンキャビネットのみであるため、調理台やキッチンシンクあるいは食洗機などの厨房機器はそれまで通り使用することができる。従って、工期中でもシステムキッチンの使用が可能である。
(4)産業廃棄物の発生量が少ない
廃棄処分されるのは、取り外された開き扉およびその付属金具類のみである。従って、産業廃棄物の発生を抑えることができる。ちなみに、通常の開き扉式システムキッチンの場合、開き扉の数は10枚程度であり、その大きさも最大で60cm程度である。これは、ダンボール箱に僅か2〜3個分の量である。
(5)見栄えおよび使い勝手に優れる
最も目に付く部分は引出し収納部であるが、この引出し収納部は新品である。従って、見栄え(外観性)に優れる。また、この引出し収納部は重量の嵩む収納物でも容易に出し入れすることができるので、極めて使い勝手に優れる。
なお、ボックス本体の内部に存在し得る傷や汚れなどは引出し収納部によって隠れるので見栄えが損なわれない。また、ボックス本体の天板部分を磨くことによって、さらに見栄え向上させることができる。
また、インナー部材は断面略逆U字形状であり、ボックス本体の底板部の上面に別体の板材を固定する板材補強工程を備えるので、インナー部材の強度を高めることができる。 すなわち、ボックス本体の底板部の正面に固定された板材によって、インナー部材の左側壁および右側壁がそれぞれ内方へ動くのを防止することができる。
これにより、インナー部材の構造的強度が高められ、その形状を安定状態で維持することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、インナー部材は断面略U字形状又は断面略ロ字形状であり、インナー部材の底壁の前面とボックス本体の底板部の前面の両方の全体または略全体を装飾部材で覆う装飾部材被覆工程を備えるので、インナー部材の底壁とボックス本体の底板部との間に形成される僅かな隙間を、この装飾部材で覆い隠すことができる。
これにより、引出し式キッチンキャビネットの見栄えをさらに向上させることができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、開口部から挿入して取付けられたインナー部材とボックス本体との間に形成された隙間を覆い隠す隙間塞ぎ工程を備えるので、インナー部材とボックス本体とを一体物として視覚させることができる。
これにより、引出し式キッチンキャビネットの見栄えの向上させることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の作用効果に加えて、前記隙間塞ぎ工程が、前記隙間にゴム製又が樹脂製のパッキンを被せて行なわれるので、この隙間を塞ぐ作業が容易である。
従って、リフォームの工期をさらに短縮することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の作用効果に加えて、隙間塞ぎ工程が、隙間にコーキング材を充填して行われるので、この隙間を確実に塞ぐことができる。
これにより、引出し式キッチンキャビネットの見栄えをより向上させることができる。
既存の開き扉式キッチンキャビネットを備えたシステムキッチンを示す正面図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム方法における開き扉取外し工程を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム方法におけるインナー部材取付け工程を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム方法における板材補強工程を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム方法における引出し収納部取付け工程を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム方法によって構成された引出し式キッチンキャビネットを備えるシステムキッチンを示す要部斜視図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム方法における隙間塞ぎ工程を示す正面図であって、(a)はパッキンによるものを示し、(b)はコーキングによるものを示す。 本発明の実施形態に係るリフォーム方法において使用するインナー部材の他の形態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るリフォーム方法における装飾部被覆工程を示す一部断面図であって、(a)は断面略T字形状の装飾部材を示し、(b)は断面略逆U字形状の装飾部材を示す。
図1乃至図9を参照して、本発明の実施形態に係るキッチンキャビネットのリフォーム方法について説明する。
図1は、既存の開き扉式キッチンキャビネット1Aを備えたシステムキッチンSを示す正面図である。また、図2はこのリフォーム方法における開き扉取外し工程を示す斜視図、図3はインナー部材取付け工程を示す斜視図、図4は板材補強工程を示す斜視図、図5は引出し収納部取付け工程を示す斜視図である。また、図6は、本発明の実施形態に係るリフォーム方法によって構成された引出し式キッチンキャビネット1Bを備えるシステムキッチンSを示す要部斜視図である。
本発明の実施形態に係るキッチンキャビネットのリフォーム方法は、前面に開口部を有するボックス本体2と、そのボックス本体2の左右一方側にヒンジ8で結合され、前記開口部を開閉する開き扉3とを備える既存の開き扉式キッチンキャビネット1Aを、三体の引出し収納部5を備える引出し式キッチンキャビネット1Bにリフォームするものであり、開き扉取外し工程、インナー部材取付け工程、および引出し収納部取付け工程を備える。
図2に示すように、開き扉取外し工程では、開き扉式キッチンキャビネット1Aの開き扉3を、ボックス本体2から取り外す。すなわち、開き扉3をボックス本体2に結合しているヒンジ8やネジなどの金具類を取り除くことによって、開き扉3を取り外す。
なお、この際、ボックス本体2にはネジ穴や傷が残るが、これらはインナー部材4によって覆い隠されるので、補修の必要はない。ボックス本体2の天板やキッチンシンクなどはそのまま残すが、汚れや傷が目立つ場合には、必要に応じて研磨や補修などを行う。これにより、一層、見栄えが向上する。
取り外した後の開き扉3はヒンジ8などの金具類と共に廃棄するが、その大きさは最大でも60cm程度であり、かつ板状であるので、例えば、台車に乗せて一般用エレベーターによって容易に搬出することができる。
図3に示すように、インナー部材取付け工程では、枠状のインナー部材4をボックス本体2の内部に開口部から挿入して取付ける。本実施形態におけるインナー部材4は、左側壁4bと右側壁4cと頂壁4dとを備える断面略逆U字形状である。また、左側壁4bおよび右側壁4cの内面側のそれぞれに、引出し収納部5をスライド自在に支持するガイド部材4aを備える。このガイド部材4aは、スライドレールを有する。スライドレールとしては、図3に示したように、回転自在なコロ(ローラー)Wを有するものや、ベアリングを使用するものなど様々のものがある。なお、本実施形態におけるガイド部材4aは上下に三対設けている。
なお、インナー部材4は、ボックス本体2の内部よりも数ミリ程度小さく設定しておくことによって、ボックス本体2の内部に容易に挿入することができる。また、このインナー部材4は、搬入に先立ってあらかじめ断面略逆U字状に組み立てておくこともできるし、組み立て前の板状部材を搬入して組み立てることもできる。
このインナー部材4あるいは板状部材の大きさも開き扉3と同様に60cm程度であるため一般用エレベーターによって容易に搬入することができる。
図5に示すように、引出し収納部取付け工程では、引出し収納部5をインナー部材4の内部に、左側壁4bと右側壁4cに設けられたコロWを備えるガイド部材4aに沿って嵌め込む。本実施形態では、引出し収納部5の左右側面のそれぞれに、ガイド部材4aを受ける横溝形状の受け部5cを設けており、この受け部5cの内面でコロWを受けることによって、引出し収納部5をスライド自在としている。
なお、本実施形態における引出し収納部5は、その左右側面に設けた受け部5cによってスライド自在とされているが、こうした形態に限定されるものではなく、例えば、引出し収納部5の底面をインナー部材4のガイド部材4aによって下から支持させてスライド自在とすることもできる。
また、本実施形態における引出し収納部5は三体設けられている。各引出し収納部5は、把手部5bを有する前面板5aを備え、上面が開口した箱形であり、三体の引出し部材の前面板5a(三枚)によってボックス本体2の前面全体を覆うように設定されている。これにより、ボックス本体2とインナー部材4との間に僅かに形成される隙間Gを覆い隠すことができる。
なお、本実施形態に係るキッチンキャビネットのリフォーム方法においては、図4に示すように、板材補強工程を加えることができる。この工程は、インナー部材取付け工程の後に、ボックス本体2の底板部2aの上面に別体の板材6を固定するものである。この板材6の左右外側面は、インナー部材4の左側壁4bおよび右側壁4cの内面に当接し、その後端面はボックス本体2の奥板部2bの内面に当接する。また、この板材6は、ボックス本体2またはインナー部材4(ボックス本体2とインナー部材4の両方であってもよい)に固定金具によって固定される。この板材6を設けたことにより、インナー部材4の左側壁4bおよび右側壁4cがそれぞれ内方へ動くことを防止することができるので、インナー部材4の構造的な強度を高めることができる。
また、本実施形態に係るキッチンキャビネットのリフォーム方法においては、図7に示すように、隙間塞ぎ工程を加えることができる。この工程は、開口部から挿入して取付けられたインナー部材4とボックス本体2との間に形成された隙間Gを覆い隠すものである。この工程によって、インナー部材4とボックス本体2とを一体物として視覚させることができ、見栄えの向上をさらに図ることができる。
この隙間塞ぎ工程では、隙間Gにゴム製または樹脂製のパッキンPを被せて行うこともできるし、コーキング材Cを充填して行うこともできる。
前者の場合は作業が容易であるといった利点があり、また、後者の場合では隙間Gを確実に塞ぐことができるといった利点がある。
上記実施形態におけるインナー部材4は、断面略逆U字形状に形成されているが、これに限定されるものではなく、図8(a)に示すような底壁4eを備える断面略U字形状や、図8(b)に示すような断面略ロ字形状といった枠状にすることもできる。さらには、枠状ではなく、インナー部材4の左側壁4bと右側壁4cが連結されることなく独立した板状のものであってもよい。
これらの場合、図9に示すように、装飾部材被覆工程を加えることができる。この工程は、インナー部材4の底壁4eの前面とボックス本体2の底板部2aの前面の両方のほぼ全体を装飾部材7で覆うものである。
すなわち、こうした形状のインナー部材4をボックス本体2の内部に挿入した状態では、インナー部材4の底壁4eとボックス本体2の底板部2aとの間には、必然的に数ミリ程度の僅かな隙間Gが形成されてしまう。装飾部材被覆工程によって、インナー部材4の底壁4eの前面とボックス本体2の底板部2aの前面を装飾部材7で覆うことによって、その隙間Gを覆い隠すことができる。
なお、装飾部材7の形状は限定されるものではないが、例えば、断面略T字形状のものや(図9(a))、断面略逆U字形状のもの(図9(b))を使用することができる。また、装飾部材7の取付けは、その一部を隙間Gに挿入して行うこともできるし、固定部材で固定して行うこともできる。
本実施形態に係るキッチンキャビネットのリフォーム方法は、以下の作用効果を発揮する。
(1)工期が短くコストが廉価
開き扉式キッチンキャビネット1Aのボックス本体2から開き扉3のみを取外し(開き扉取外し工程)、ガイド部材4aを有するインナー部材4をボックス本体2に挿入して取付け(インナー部材取付け工程)、引出し収納部5をインナー部材4に嵌め込む(引出し収納部取付け工程)のみでリフォームすることができるので、工期が短くコストも廉価である。
(2)騒音が小さい
開き扉3の取外しはドライバーで行うことができ、また、インナー部材4の取付けもドライバーで行うことができる。従って、作業中の騒音を小さく抑えることができる。
(3)工期中でもシステムキッチンを使用できる
リフォームの対象はキッチンキャビネットのみであるため、調理台やキッチンシンクあるいは食洗機などの厨房機器はそれまで通り使用することができる。従って、工期中でもシステムキッチンSの使用が可能である。
(4)産業廃棄物の発生量が少ない
廃棄処分されるのは、取り外された開き扉3およびその付属金具類のみである。従って、産業廃棄物の発生を抑えることができる。
(5)見栄えおよび使い勝手に優れる
最も目に付く部分は引出し収納部5であるが、この引出し収納部5は新品である。従って、見栄え(外観性)に優れる。また、この引出し収納部5は重量の嵩む収納物でも容易に出し入れすることができるので、極めて使い勝手に優れる。
(6)インナー部材の強度を高める
インナー部材4が断面略逆U字形状である場合に、ボックス本体2の底板部2aの上面に別体の板材6を固定する板材補強工程を備えるので、インナー部材4の構造的強度を高めることができる。
なお、インナー部材4が断面略U字形状又は断面略ロ字形状である場合には、装飾部材被覆工程を加えるので、インナー部材4の底壁4eとボックス本体2の底板部2aとの間に形成される僅かな隙間Gを、装飾部材7で覆い隠すことができ、見栄えをさらに向上させることができる。
1A 開き扉式キッチンキャビネット
1B 引出し式キッチンキャビネット
2 ボックス本体
2a 底板部
2b 奥板部
3 開き扉
4 インナー部材
4a ガイド部材
4b 左側壁
4c 右側壁
4d 頂壁
4e 底壁
5 引出し収納部
5a 前面板
5b 把手部
5c 受け部
6 板材
7 装飾部材
8 ヒンジ
C コーキング材
G 隙間
P パッキン
S システムキッチン
W コロ(ローラー)

Claims (5)

  1. 前面に開口部を有するボックス本体と、前記ボックス本体の左右一方側にヒンジで結合され、前記開口部を開閉する開き扉とを備える既存の開き扉式キッチンキャビネットを、一又は二以上の引出し収納部を備える引出し式キッチンキャビネットにリフォームする方法であって、
    前記開き扉式キッチンキャビネットの前記開き扉を、前記ボックス本体から取り外す開き扉取外し工程と、
    前記ボックス本体の内部に、左側壁および右側壁を備え、前記左側壁および右側壁の内面側に、前記引出し収納部をスライド自在に支持するガイド部材をそれぞれ備えるインナー部材を、前記開口部から挿入して取付けるインナー部材取付け工程と、
    前記引出し収納部を、前記インナー部材に嵌め込む引出し収納部取付け工程を備え、
    前記インナー部材は、断面略逆U字形状の枠状インナー部材であり、前記ボックス本体の底板部の上面に別体の板材を固定する板材補強工程をさらに備えることを特徴とするキッチンキャビネットのリフォーム方法。
  2. 前面に開口部を有するボックス本体と、前記ボックス本体の左右一方側にヒンジで結合され、前記開口部を開閉する開き扉とを備える既存の開き扉式キッチンキャビネットを、一又は二以上の引出し収納部を備える引出し式キッチンキャビネットにリフォームする方法であって、
    前記開き扉式キッチンキャビネットの前記開き扉を、前記ボックス本体から取り外す開き扉取外し工程と、
    前記ボックス本体の内部に、左側壁および右側壁を備え、前記左側壁および右側壁の内面側に、前記引出し収納部をスライド自在に支持するガイド部材をそれぞれ備えるインナー部材を、前記開口部から挿入して取付けるインナー部材取付け工程と、
    前記引出し収納部を、前記インナー部材に嵌め込む引出し収納部取付け工程を備え、
    前記インナー部材は、断面略U字形状又は断面略ロ字形状の枠状インナー部材であり、前記インナー部材の底壁の前面と前記ボックス本体の底板部の前面の両方の全体または略全体を装飾部材で覆う装飾部材被覆工程をさらに備えることを特徴とするキッチンキャビネットのリフォーム方法。
  3. 前記開口部から挿入して取付けられたインナー部材と前記ボックス本体との間に形成された隙間を覆い隠す隙間塞ぎ工程を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法。
  4. 前記隙間塞ぎ工程は、前記隙間にゴム製又は樹脂製のパッキンを被せてなることを特徴とする請求項3に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法。
  5. 前記隙間塞ぎ工程は、前記隙間にコーキング材を充填してなることを特徴とする請求項3に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法。
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