JP6139900B2 - キッチンキャビネットのリフォーム方法 - Google Patents
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Description
(1)工期が長く、コストが嵩む
既存のキッチンキャビネットの全体および調理台やキッチンシンクなどの撤去、搬出およびそれらに代わる新しいキッチンキャビネット等の搬入および設置が必要となる。これらの作業には多くの時間が必要となる。
また、これらに加えて搬出や搬入の際に室内のクロスを破損してしまうことが多々あり、そのクロスの張り替えやその関連工事にも多くの時間を要する。さらに、他の居住者が生活しているので、作業中における埃や騒音の発生を抑えるために、作業時間も規制される。結果として、少なくとも数日間の工期が必要であり、それに伴いコストも嵩む。
キッチンキャビネットの全体や調理台およびキッチンシンクなどを交換するので、大規模な作業が必要となり、そのため大きな騒音が発生する。
(3)工期中はシステムキッチンを使用できない
キッチンキャビネットや調理台およびキッチンシンクなどを撤去するので、工事が完了する間の数日間は、システムキッチンを使用することができない。
(4)多量の産業廃棄物が発生する
撤去されたキッチンキャビネットなどは、そのまま産業廃棄物となってしまう。また、キッチンキャビネット周辺のパネルや室内のクロス等が破損した場合は、それらも産業廃棄物として処理される。その結果、多量の産業廃棄物が発生する。これは、資源の無駄使いでもある。
開き扉式キッチンキャビネットのボックス本体から開き扉のみを取外し(開き扉取外し工程)、ガイド部材を有するインナー部材をボックス本体に挿入して取付け(インナー部材取付け工程)、引出し収納部をインナー部材に嵌め込む(引出し収納部取付け工程)のみでリフォームすることができるので、工期が短くコストも廉価である。
すなわち、開き扉式キッチンキャビネットのボックス本体や調理台およびキッチンシンクなどは、取り外すことなくそのまま使用するので取外し作業が極めて容易である。また、搬出するのは開き扉のみで、搬入するのはインナー部材と引出し収納部(および付属する金具類)のみであるため、搬出および搬入作業が容易である。また、室内のクロスを傷つけることもないので張り替え作業が不要である。その結果、リフォームを短期間(半日程度)で終えることができ、それに要するコストも廉価である。
なお、搬出する開き扉と、搬入するインナー部材および引出し収納部は、それぞれ居住者が使用する一般用エレベーターで搬送できる大きさであることも工期を短くできる要因である。
開き扉の取外しはドライバーで行うことができ、また、インナー部材の取付けもドライバーで行うことができる。従って、作業中の騒音を小さく抑えることができる。
なお、インパクトドライバーの代わりに小型電動ドライバーを使用することによって、迅速な作業と共に騒音の発生をより効果的に抑えることができる。従って、夜間の作業も可能である。
リフォームの対象はキッチンキャビネットのみであるため、調理台やキッチンシンクあるいは食洗機などの厨房機器はそれまで通り使用することができる。従って、工期中でもシステムキッチンの使用が可能である。
(4)産業廃棄物の発生量が少ない
廃棄処分されるのは、取り外された開き扉およびその付属金具類のみである。従って、産業廃棄物の発生を抑えることができる。ちなみに、通常の開き扉式システムキッチンの場合、開き扉の数は10枚程度であり、その大きさも最大で60cm程度である。これは、ダンボール箱に僅か2〜3個分の量である。
最も目に付く部分は引出し収納部であるが、この引出し収納部は新品である。従って、見栄え(外観性)に優れる。また、この引出し収納部は重量の嵩む収納物でも容易に出し入れすることができるので、極めて使い勝手に優れる。
なお、ボックス本体の内部に存在し得る傷や汚れなどは引出し収納部によって隠れるので見栄えが損なわれない。また、ボックス本体の天板部分を磨くことによって、さらに見栄え向上させることができる。
また、インナー部材は断面略逆U字形状であり、ボックス本体の底板部の上面に別体の板材を固定する板材補強工程を備えるので、インナー部材の強度を高めることができる。 すなわち、ボックス本体の底板部の正面に固定された板材によって、インナー部材の左側壁および右側壁がそれぞれ内方へ動くのを防止することができる。
これにより、インナー部材の構造的強度が高められ、その形状を安定状態で維持することができる。
これにより、引出し式キッチンキャビネットの見栄えをさらに向上させることができる。
これにより、引出し式キッチンキャビネットの見栄えの向上させることができる。
従って、リフォームの工期をさらに短縮することができる。
これにより、引出し式キッチンキャビネットの見栄えをより向上させることができる。
図1は、既存の開き扉式キッチンキャビネット1Aを備えたシステムキッチンSを示す正面図である。また、図2はこのリフォーム方法における開き扉取外し工程を示す斜視図、図3はインナー部材取付け工程を示す斜視図、図4は板材補強工程を示す斜視図、図5は引出し収納部取付け工程を示す斜視図である。また、図6は、本発明の実施形態に係るリフォーム方法によって構成された引出し式キッチンキャビネット1Bを備えるシステムキッチンSを示す要部斜視図である。
なお、この際、ボックス本体2にはネジ穴や傷が残るが、これらはインナー部材4によって覆い隠されるので、補修の必要はない。ボックス本体2の天板やキッチンシンクなどはそのまま残すが、汚れや傷が目立つ場合には、必要に応じて研磨や補修などを行う。これにより、一層、見栄えが向上する。
このインナー部材4あるいは板状部材の大きさも開き扉3と同様に60cm程度であるため一般用エレベーターによって容易に搬入することができる。
なお、本実施形態における引出し収納部5は、その左右側面に設けた受け部5cによってスライド自在とされているが、こうした形態に限定されるものではなく、例えば、引出し収納部5の底面をインナー部材4のガイド部材4aによって下から支持させてスライド自在とすることもできる。
前者の場合は作業が容易であるといった利点があり、また、後者の場合では隙間Gを確実に塞ぐことができるといった利点がある。
これらの場合、図9に示すように、装飾部材被覆工程を加えることができる。この工程は、インナー部材4の底壁4eの前面とボックス本体2の底板部2aの前面の両方のほぼ全体を装飾部材7で覆うものである。
すなわち、こうした形状のインナー部材4をボックス本体2の内部に挿入した状態では、インナー部材4の底壁4eとボックス本体2の底板部2aとの間には、必然的に数ミリ程度の僅かな隙間Gが形成されてしまう。装飾部材被覆工程によって、インナー部材4の底壁4eの前面とボックス本体2の底板部2aの前面を装飾部材7で覆うことによって、その隙間Gを覆い隠すことができる。
(1)工期が短くコストが廉価
開き扉式キッチンキャビネット1Aのボックス本体2から開き扉3のみを取外し(開き扉取外し工程)、ガイド部材4aを有するインナー部材4をボックス本体2に挿入して取付け(インナー部材取付け工程)、引出し収納部5をインナー部材4に嵌め込む(引出し収納部取付け工程)のみでリフォームすることができるので、工期が短くコストも廉価である。
開き扉3の取外しはドライバーで行うことができ、また、インナー部材4の取付けもドライバーで行うことができる。従って、作業中の騒音を小さく抑えることができる。
(3)工期中でもシステムキッチンを使用できる
リフォームの対象はキッチンキャビネットのみであるため、調理台やキッチンシンクあるいは食洗機などの厨房機器はそれまで通り使用することができる。従って、工期中でもシステムキッチンSの使用が可能である。
廃棄処分されるのは、取り外された開き扉3およびその付属金具類のみである。従って、産業廃棄物の発生を抑えることができる。
(5)見栄えおよび使い勝手に優れる
最も目に付く部分は引出し収納部5であるが、この引出し収納部5は新品である。従って、見栄え(外観性)に優れる。また、この引出し収納部5は重量の嵩む収納物でも容易に出し入れすることができるので、極めて使い勝手に優れる。
インナー部材4が断面略逆U字形状である場合に、ボックス本体2の底板部2aの上面に別体の板材6を固定する板材補強工程を備えるので、インナー部材4の構造的強度を高めることができる。
なお、インナー部材4が断面略U字形状又は断面略ロ字形状である場合には、装飾部材被覆工程を加えるので、インナー部材4の底壁4eとボックス本体2の底板部2aとの間に形成される僅かな隙間Gを、装飾部材7で覆い隠すことができ、見栄えをさらに向上させることができる。
1B 引出し式キッチンキャビネット
2 ボックス本体
2a 底板部
2b 奥板部
3 開き扉
4 インナー部材
4a ガイド部材
4b 左側壁
4c 右側壁
4d 頂壁
4e 底壁
5 引出し収納部
5a 前面板
5b 把手部
5c 受け部
6 板材
7 装飾部材
8 ヒンジ
C コーキング材
G 隙間
P パッキン
S システムキッチン
W コロ(ローラー)
Claims (5)
- 前面に開口部を有するボックス本体と、前記ボックス本体の左右一方側にヒンジで結合され、前記開口部を開閉する開き扉とを備える既存の開き扉式キッチンキャビネットを、一又は二以上の引出し収納部を備える引出し式キッチンキャビネットにリフォームする方法であって、
前記開き扉式キッチンキャビネットの前記開き扉を、前記ボックス本体から取り外す開き扉取外し工程と、
前記ボックス本体の内部に、左側壁および右側壁を備え、前記左側壁および右側壁の内面側に、前記引出し収納部をスライド自在に支持するガイド部材をそれぞれ備えるインナー部材を、前記開口部から挿入して取付けるインナー部材取付け工程と、
前記引出し収納部を、前記インナー部材に嵌め込む引出し収納部取付け工程を備え、
前記インナー部材は、断面略逆U字形状の枠状インナー部材であり、前記ボックス本体の底板部の上面に別体の板材を固定する板材補強工程をさらに備えることを特徴とするキッチンキャビネットのリフォーム方法。 - 前面に開口部を有するボックス本体と、前記ボックス本体の左右一方側にヒンジで結合され、前記開口部を開閉する開き扉とを備える既存の開き扉式キッチンキャビネットを、一又は二以上の引出し収納部を備える引出し式キッチンキャビネットにリフォームする方法であって、
前記開き扉式キッチンキャビネットの前記開き扉を、前記ボックス本体から取り外す開き扉取外し工程と、
前記ボックス本体の内部に、左側壁および右側壁を備え、前記左側壁および右側壁の内面側に、前記引出し収納部をスライド自在に支持するガイド部材をそれぞれ備えるインナー部材を、前記開口部から挿入して取付けるインナー部材取付け工程と、
前記引出し収納部を、前記インナー部材に嵌め込む引出し収納部取付け工程を備え、
前記インナー部材は、断面略U字形状又は断面略ロ字形状の枠状インナー部材であり、前記インナー部材の底壁の前面と前記ボックス本体の底板部の前面の両方の全体または略全体を装飾部材で覆う装飾部材被覆工程をさらに備えることを特徴とするキッチンキャビネットのリフォーム方法。 - 前記開口部から挿入して取付けられたインナー部材と前記ボックス本体との間に形成された隙間を覆い隠す隙間塞ぎ工程を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法。
- 前記隙間塞ぎ工程は、前記隙間にゴム製又は樹脂製のパッキンを被せてなることを特徴とする請求項3に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法。
- 前記隙間塞ぎ工程は、前記隙間にコーキング材を充填してなることを特徴とする請求項3に記載のキッチンキャビネットのリフォーム方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013024030A JP6139900B2 (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | キッチンキャビネットのリフォーム方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013024030A JP6139900B2 (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | キッチンキャビネットのリフォーム方法 |
Publications (2)
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| JP2014151034A JP2014151034A (ja) | 2014-08-25 |
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Family Applications (1)
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| JP2013024030A Active JP6139900B2 (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | キッチンキャビネットのリフォーム方法 |
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