JP6137038B2 - 自動車のドア構造 - Google Patents
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Description
また、上記膨出稜線部は、ドアミラー、ドアアウタハンドルに対して、その上下位置および車幅方向位置がそれぞれ重複するように形成されているので、ベルトラインレインアウタを厚肉化したり閉断面化することなく、当該ベルトラインレインアウタの剛性向上を図ることができる。つまり、ベルトラインレインアウタを重量増加することなく、その剛性向上を図ることができる。
また、上記膨出稜線部は、ドアミラー、ドアアウタハンドルに対して、その上下位置および車幅方向位置がそれぞれ重複するように形成されているので、ベルトラインレインアウタを厚肉化したり閉断面化することなく、当該ベルトラインレインアウタの剛性向上を図ることができる。つまり、ベルトラインレインアウタを重量増加することなく、その剛性向上を図ることができる。
また、上記膨出稜線部は、ドアミラー、ドアアウタハンドルに対して、その上下位置および車幅方向位置がそれぞれ重複するように形成されているので、ベルトラインレインアウタを厚肉化したり閉断面化することなく、当該ベルトラインレインアウタの剛性向上を図ることができる。つまり、ベルトラインレインアウタを重量増加することなく、その剛性向上を図ることができる。
図面は自動車のドア構造を示し、図1はその側面図、図2はドアアウタパネルを取外した状態で示す自動車のドア構造の側面図、図3はその平面図である。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
また、以下の実施例においては車両右側のドア構造について説明するが、車両左側のドア構造は、車両右側のそれと略対称に構成されるものである。
上述のドア5は、図1に示すように、その後部に設けられたドアアウタハンドル9と、ドアアウタパネル10のベルトラインBL近傍における前側部に開口形成されたドアミラー貫通孔11を用いてドアアウタパネル10の車幅方向外面に当接されたドアミラー12と、ドアウインドウガラス13と、クオータウインドウガラス(いわゆる三角窓)14と、を備えている。
そして、上述の前辺部5Aにおけるドアインナパネル15のドア内部空間X(図4参照)側には、ヒンジレインフォースメント17を接合固定し、上述の後辺部5Cにおけるドアインナパネル15のドア内部空間X側には、インパクトバーレインフォースメント18を接合固定している。
上述のドアウインドウガラス13の前辺部13aは、ドア5のドア内部空間Xに設けられたガイドレール21でその昇降が案内されるように構成している。
上述のドアアウタパネル10(図1参照)とドアインナパネル15(図2参照)とを備えたドア本体5Dにおいて、前辺部5Aと後辺部5Cとの間には、車両前後方向に延び、かつ上下方向に離間する2本のインパクトバー25,26がスラント状に設けられている。
そして、前側に位置するフランジ部26cをヒンジレインフォースメント17の上下方向中間部およびドアインナパネル15に一体接合し、後側に位置するフランジ部26d,26eをインパクトバーレインフォースメント18の下部およびドアインナパネル15に一体接合し、インパクトバー26の後端がその前端に対して下方に位置するように後傾状に配置している。
ここで、上述のヒンジレインフォースメント17はドアヒンジブラケット16,16の配置箇所を補強すると共に、上側のインパクトバー25の前端部と、下側のインパクトバー26の前端部とを上下方向に連結する補強部材である。
図4において、ミラーレイン29はその上下両部に車幅方向内方に延びてベルトラインレインインナ20に接合される上下のフランジ部29a,29bを有し、ミラーレイン29の上側のフランジ部29aとベルトラインレインインナ20の上部とドアインナパネル15上部とが3枚接合固定され、かつ、ミラーレイン29の下側のフランジ部29bとベルトラインレインインナ20の下部とドアインナパネル15の対応部とが3枚接合固定されており、ミラーレイン29とベルトラインレインインナ20との間には、閉断面31が形成され、これにより、ミラーレイン29の剛性およびドアミラー12の支持剛性向上とを図るように構成している。
上述のボルト32(締結部材)を、図示しない締付け工具を用いて、車幅方向内側から締付け操作するため、ベルトラインレインインナ20およびドアインナパネル15にはサービスホール33を開口形成しており、ドアインナパネル15側のサービスホールはゴムまたは樹脂製のキャップ34で着脱可能に閉塞している。
また、図5に示すように、上述のジャンクションプレート30のプレート本体30aには少なくとも1つの溶接用の孔部30d(この実施例では2つの孔部30d,30d)を開口形成し、該孔部30dを利用して、ジャンクションプレート30をインパクトバー25の車幅方向外側の面にアーク溶接により固定している。
しかも、このベルトラインレインアウタ19には、ドアミラー12(特に、図5で示したミラー基部12b)上方とドアアウタハンドル9(特に、図7で示したハンドルベース36)上方とに車両前後方向に延設する前部稜線41と後部稜線42とを一体形成し、前部稜線41と後部稜線42との間に膨出稜線部43を形成している(図2参照)。
そして、この膨出稜線部43は、図2,図3,図8に示すように、ドアミラー12およびドアアウタハンドル9に対して、その上下位置が重複する位置まで下方へ膨出して形成されると共に、車幅方向位置も上記両者12,9と重複する位置まで車幅方向外側へ膨出して形成されている。
特に、上述のようにドアアウタパネル19が、その前部稜線41および後部稜線42の高さから下方に向かって車幅方向外側に膨出した断面形状を有している場合、膨出稜線部43が下方にも膨出しているので、前部稜線41および後部稜線42の高さよりも幅が広いドア内部空間を有効に利用して、車幅方向外側へ大きく膨出し、更に車幅方向への曲げ耐力の向上を図るように構成することができる。
また、図2,図3,図8に示すように、上述の膨出稜線部43の前後両端部を直線状に結ぶ直線状稜線部47をベルトラインレインアウタ19に一体形成している。
上述の直線状稜線部47をベルトラインレインアウタ19に一体形成することで、膨出稜線部43が上方および車幅方向内側へ曲げ変形するのを防止し、曲げ変形耐力の向上を図るように構成したものである。
そして、上述の中間部48の略L字形状により、ベルトラインレインアウタ19をさらに軽量高剛性化すべく構成したものである。
上述の枝状稜線部50は車幅方向外側へ突出するように形成されており、当該枝状稜線部50の前方部50a(図8参照)は、ベルトラインレインアウタ19とジャンクションプレート30とミラーレイン29とが3枚重合して溶接接合される部位51(図2参照)に、スポット溶接接合されており、ドアミラー12の取付けを阻害することなく、上記ジャンクションプレート30を介して、ベルトラインレインアウタ19を上側のインパクトバー25に連結したものである。
なお、図3,図4において、52はウインドウモール、図5,図6,図7において、53はドアアウタサイドモール、54はドアインサイドモール、55はドアトリムである。
しかも、上記膨出稜線部43は、ドアミラー12、ドアアウタハンドル9に対して、その上下位置および車幅方向位置がそれぞれ重複するように形成されているので、ベルトラインレインアウタ19を厚肉化したり閉断面化することなく、当該ベルトラインレインアウタ19の剛性向上を図ることができる。つまり、ベルトラインレインアウタ19を何等重量増加することなく、その剛性向上を図ることができる。
この発明のインパクトバー側の部材は、実施例のジャンクションプレート30に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上述の実施例において、膨出稜線部は、アーチ状に形成されているが、これに限らず、ドアミラー及びドアアウタハンドルに対し車幅方向外側及び下方へ重複する位置まで膨出していればよい。
10…ドアアウタパネル
12…ドアミラー
19…ベルトラインレインアウタ
19b…上縁部
30…ジャンクションプレート(インパクトバー側の部材)
41…前部稜線
42…後部稜線
43…膨出稜線部
47…直線状稜線部
48…中間部
50…枝状稜線部
BL…ベルトライン
Claims (3)
- ドアアウタパネルの前部にドアミラーを有し、該ドアアウタパネルの後部にドアアウタハンドルを有すると共に、
上記ドアアウタパネルの上縁部を補強するベルトラインレインアウタを備えた自動車のドア構造であって、
上記ベルトラインレインアウタには、上記ドアミラー上方と上記ドアアウタハンドル上方とに延設する前部稜線と後部稜線とを形成し、
上記前部稜線と上記後部稜線との間に膨出稜線部を形成し、
該膨出稜線部は、上記ドアミラーおよび上記ドアアウタハンドルに対して、その上下位置が重複する位置まで下方へ膨出して形成されると共に、車幅方向位置が重複する位置まで車幅方向外側へ膨出して形成され、
上記膨出稜線部の前後両端部を直線状に結ぶ直線状稜線部が上記ベルトラインレインアウタに一体形成された
自動車のドア構造。 - ドアアウタパネルの前部にドアミラーを有し、該ドアアウタパネルの後部にドアアウタハンドルを有すると共に、
上記ドアアウタパネルの上縁部を補強するベルトラインレインアウタを備えた自動車のドア構造であって、
上記ベルトラインレインアウタには、上記ドアミラー上方と上記ドアアウタハンドル上方とに延設する前部稜線と後部稜線とを形成し、
上記前部稜線と上記後部稜線との間に膨出稜線部を形成し、
該膨出稜線部は、上記ドアミラーおよび上記ドアアウタハンドルに対して、その上下位置が重複する位置まで下方へ膨出して形成されると共に、車幅方向位置が重複する位置まで車幅方向外側へ膨出して形成され、
上記ベルトラインレインアウタは、ベルトラインに沿って前後方向に略直線状に延びる上縁部と、
正面断面において上記上縁部から上記膨出稜線部にかけて略L字状に形成された中間部とを有し、
上記膨出稜線部は車幅方向外側に凸のコ字状断面に形成された
自動車のドア構造。 - ドアアウタパネルの前部にドアミラーを有し、該ドアアウタパネルの後部にドアアウタハンドルを有すると共に、
上記ドアアウタパネルの上縁部を補強するベルトラインレインアウタを備えた自動車のドア構造であって、
上記ベルトラインレインアウタには、上記ドアミラー上方と上記ドアアウタハンドル上方とに延設する前部稜線と後部稜線とを形成し、
上記前部稜線と上記後部稜線との間に膨出稜線部を形成し、
該膨出稜線部は、上記ドアミラーおよび上記ドアアウタハンドルに対して、その上下位置が重複する位置まで下方へ膨出して形成されると共に、車幅方向位置が重複する位置まで車幅方向外側へ膨出して形成され、
上記膨出稜線部の前部からその下方に位置するインパクトバー側の部材に連結される枝状稜線部が設けられた
自動車のドア構造。
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- 2014-04-25 JP JP2014090945A patent/JP6137038B2/ja not_active Expired - Fee Related
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