JP6136826B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
前記制御装置は、印刷指令を受けた後に、前記ヒータを制御して前記加熱部材を加熱する加熱処理と、前記加熱処理の開始後で、かつ、当該加熱部材の温度が定着温度に到達する前に、前記切替機構を制御して前記ニップ領域の幅を第1幅から当該第1幅よりも大きな第2幅に切り替える切替処理と、を実行するように構成されている。
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、装置本体2内に、記録シートの一例としての用紙51を供給する給紙部5と、給紙された用紙51に画像を形成する画像形成部6と、画像が形成された用紙51を排出する排紙部7と、モータ200と、制御装置300とを備えている。なお、モータ200や制御装置300については、後で詳述する。
現像カートリッジ40は、内部にトナーが収容されており、公知の供給ローラ41や現像ローラ42や層厚規制ブレード43などを備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後に離れて平行に配置され、これらにエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が巻き掛けられている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム31に接している。そして、搬送ベルト73の内側には各感光体ドラム31との間で搬送ベルト73を挟み込む転写ローラ74が配置されている。転写ローラ74には、図示しない高圧基板から転写バイアスが印加される。画像形成時には、搬送ベルト73により搬送されてきた用紙51は、感光体ドラム31と転写ローラ74に挟持され、感光体ドラム31上のトナー像が用紙51に転写される。
図2に示すように、定着装置100は、加熱部材101と、ヒータの一例としてのハロゲンランプ120と、加熱部材101との間でニップ領域Nを形成する加圧部材の一例としての加圧ローラ150と、用紙センサSSと、を備えている。
制御装置300は、例えば、CPUと、RAMおよびROMなどを有する記憶部と、入出力回路と、を備えており、前述した温度センサTSおよび用紙センサSSからの入力と、印刷指令の内容と、ROMに記憶されたプログラムやデータなどに基づいて演算処理を行うことによって、搬送機構FM、ハロゲンランプ120、モータ200、切替用モータ430などの制御を実行している。
TH1は、定着装置100の特性に応じて、例えば、140〜180(℃)の範囲内の値であってもよいし、110〜200(℃)の範囲内の値であってもよいし、80〜220(℃)の範囲内の値であってもよい。
印字指令を受けたときのニップ領域Nの温度状態によって、切換処理の完了時点から用紙51がニップ領域Nに到達する時点までの時間が変わる。そのため、T1は、制御装置300が、印字指令を受けたときのニップ領域の温度によってその値が変わる。
T1は、定着装置100の特性に応じて、例えば、0.1〜3.0(秒)の範囲内を変化する値であってもよいし、0.4〜1.0(秒)の範囲内を変化する値であってもよいし、0.2〜2.0(秒)の範囲内を変化する値であってもよい。
T2は、定着装置100の特性に応じて、例えば、1.0〜3.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、0.1〜2.0秒の範囲内の値であってもよいし、0.5〜4.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、1.0〜5.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、0.1〜10.0(秒)の範囲内の値であってもよい。
T3は、定着装置100の特性に応じて、例えば、1.0〜10.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、1.5〜7.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、4.0〜9.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、3.0〜10.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、1.0〜20.0(秒)の範囲内の値であってもよい。
T5は、定着装置100の特性に応じて、例えば、6.0〜20.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、10.0〜15.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、12.0〜22.0(秒)の範囲内の値であってもよい。
また、搬送開始温度TH2とは、ニップ板130の温度の立ち上げ時において最初の用紙51の搬送を開始する時点の温度をいい、ニップ板130の温度が定着温度TH1に到達した時点(時刻t16)よりも用紙51の搬送時間Tfだけ前の時点(時刻t15)の温度をいう。ここで、搬送時間Tfとは、用紙51が給紙トレイ50からピックアップローラ52により搬送され始めてからニップ領域Nに到達するまでの時間をいう。また搬送時間Tfは、加圧ローラ150が回転するのに要する時間の数倍の時間である。
図6に示すように、まず、制御装置300は、印刷指令を受けると(START)、タイマTM1をカウントアップする(S2)。
なお、Tmは、定着装置100の特性に応じて、例えば、0.05〜2.00(秒)の範囲内の値であってもよいし、0.10〜1.00(秒)の範囲内の値であってもよいし、0.15〜0.70(秒)の範囲内の値であってもよい。
なお、TH2は、定着装置100の特性に応じて、例えば、140〜180(℃)の範囲内の値であってもよいし、110〜160(℃)の範囲内の値であってもよいし、100〜140(℃)の範囲内の値であってもよい。
制御装置300が印刷指令を受けると、制御装置300は、ハロゲンランプをONにし(時刻t11)、ハロゲンランプ120がONになった後、モータ200をONにする(時刻t12)。
なお、T7は、定着装置100の特性に応じて、例えば、0.5〜1.5(秒)の範囲内の値であってもよいし、1.0〜2.0(秒)の範囲内の値であってもよいし、0.5〜3.0(秒)の範囲内の値であってもよい。また、時間T7は、時刻t11(印刷指令を受けたとき)での温度センサTSの検知温度によって変わる値である。
101 加熱部材
110 定着ベルト
120 ハロゲンランプ
130 ニップ板
140 反射板
150 加圧ローラ
160 ステイ
170 規制部材
300 制御装置
400 切替機構
N1 第1幅
N2 第2幅
TH1 定着温度
Claims (11)
- 加熱部材と、
前記加熱部材を加熱するように構成されたヒータと、
前記加熱部材との間でニップ領域を形成するように構成された加圧部材と、
前記ニップ領域の幅を切り替えるように構成された切替機構と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
印刷指令を受けた後に、前記ヒータを制御して前記加熱部材を加熱する加熱処理と、
前記加熱処理の開始後で、かつ、当該加熱部材の温度が定着温度に到達する前に、前記切替機構を制御して前記ニップ領域の幅を第1幅から当該第1幅よりも大きな第2幅に切り替える切替処理と、を実行するように構成され、
記録シートが前記ニップ領域に到達する時点よりも、前記加圧部材が1回転以上するのに要する第1時間だけ前の時点で、前記切替処理を完了するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 加熱部材と、
前記加熱部材を加熱するように構成されたヒータと、
前記加熱部材との間でニップ領域を形成するように構成された加圧部材と、
前記ニップ領域の幅を切り替えるように構成された切替機構と、
前記加圧部材を回転させるためのモータと、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
印刷指令を受けた後に、前記ヒータを制御して前記加熱部材を加熱する加熱処理と、
前記加熱処理の開始後で、かつ、当該加熱部材の温度が定着温度に到達する前に、前記切替機構を制御して前記ニップ領域の幅を第1幅から当該第1幅よりも大きな第2幅に切り替える切替処理と、
印刷指令を受けたことを条件として前記モータを駆動させる駆動処理と、を実行するように構成され、
前記駆動処理を開始してから、前記モータの駆動トルクがピーク値に達するまでの第2時間が経過した後に、前記切替処理を実行するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - トレイ上の記録シートを前記ニップ領域に向けて搬送するように構成された搬送機構を備え、
前記制御装置は、前記切替処理の後に、前記搬送機構を制御して前記記録シートの搬送を開始する搬送処理を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記制御装置は、前記切替処理において、前記ニップ領域の幅を第1幅から段階的に第2幅へ切り替えていくように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、前記切替処理において、前記ニップ領域の幅を第1幅から連続的に第2幅へ切り替えていくように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1幅は、前記加熱処理を開始するときの初期温度が大きい程、大きな値に設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、前記駆動処理を開始してから、前記モータの駆動トルクが安定するまでの第3時間が経過した後に、前記切替処理を実行するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記加圧部材を回転させるためのモータを備え、
前記制御装置は、
印刷指令を受けたことを条件として前記モータを駆動させる駆動処理を実行するように構成され、
前記駆動処理を開始してから、前記加熱部材の温度が所定温度になるまでの第4時間が経過した後に、前記切替処理を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記加熱部材は、エンドレスベルトと、当該エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材を有し、
前記加圧部材は、前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むとともに、モータによって駆動されることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御装置は、スタンバイモードにおいて前記ヒータをOFFにするように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 加熱部材と、
前記加熱部材を加熱するように構成されたヒータと、
前記加熱部材との間でニップ領域を形成するように構成された加圧部材と、
前記ニップ領域の幅を切り替えるように構成された切替機構と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
印刷指令を受けた後に、前記ヒータを制御して前記加熱部材を加熱する加熱処理と、
前記加熱処理の開始後で、かつ、当該加熱部材の温度が定着温度に到達する前に、前記切替機構を制御して前記ニップ領域の幅を第1幅から当該第1幅よりも大きな第2幅に切り替える切替処理と、を実行するように構成され、
印刷指令で指定されている印刷枚数のうち最後の記録シートがニップ領域を抜けた場合に、前記加熱処理を終了し、
前記最後の記録シートがニップ領域を抜けた後、前記ニップ領域の温度が記録シートの搬送を開始するときの搬送開始温度まで下がった場合に、前記切替機構を制御して前記ニップ領域の幅を前記第2幅から前記第1幅に戻すように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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JP2013204713A JP6136826B2 (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 画像形成装置 |
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