JP6135892B2 - 電子部品実装方法および電子部品実装ライン - Google Patents

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Description

本発明は、複数のバンプを有する電子部品を基板に搭載する実装方法および実装ラインに関する。
電子機器には、様々な電子部品が組み込まれており、これらの電子部品は複数の電極を有する基板の所定の位置に接合された状態で、実装構造体として機器に内蔵されている。近年の電子機器の小型化に伴い、機器に組み込まれる電子部品は小型化が進んでいることから、フリップチップやチップサイズパッケージ(CSP)などの電子部品が基板に搭載されることが多くなってきている。
フリップチップやCSPなどの電子部品は、複数の端子が規則的に配置された主面を有し、各端子にははんだ製のバンプ(電極)が形成されている。そのような電子部品を基板に実装するには、バンプをランドと称される基板電極(接続端子)に着地させて加熱し、溶融(リフロー)させた後、放冷することにより、電子部品と基板との相互接続が行われる。これにより、電子部品の各端子は基板の電極と電気的に導通するとともに、電子部品は、はんだ接合部により基板に保持される。
上記のような実装工程により得られた基板と電子部品からなる実装構造体に対して、ヒートサイクルによる熱応力や外力を加えると、バンプにより基板に接合されている電子部品では、はんだ接合部の強度が不足する場合がある。そこで、補強用樹脂により、電子部品を基板に接着して、はんだ接合部を補強することが行われている。
補強用樹脂により、はんだ接合部を補強する方法としては、電子部品の複数のバンプが設けられた主面と基板との隙間にアンダーフィル材を侵入させる方法がある。しかし、アンダーフィル材は、基板との付着面積が大きいため、実装基板をリペアする際に不便であることに加え、実装基板を再リフローする際に、はんだフラッシュが発生しやすくなる。
そこで、電子部品を基板に搭載する前に、予め電子部品の周縁部に対応する基板の位置だけに、補強用樹脂を供給する方法が提案されている(特許文献1参照)。この方法は、実装基板のリペアが容易である点や、再リフロー時にはんだフラッシュが発生しにくい点では優れている。
電子部品を基板に搭載する前に補強用樹脂を基板に塗布する場合、基板に設けられたランドとの接触を避けるように補強用樹脂を塗布することが望ましい。しかし、近年の電子部品の小型化に伴い、補強用樹脂と基板に設けられたランドとの接触を避けることは困難になってきている。このような接触が起こると、ランドが補強用樹脂で被覆され、バンプとランドとの間に補強用樹脂が侵入した状態となる。この状態でリフローを行うと、補強用樹脂が障害となって、溶融したバンプがランドに十分に濡れ広がることができず、はんだ接合部の導通不良や強度不足が生じることがある。
補強用樹脂にフラックスを混合することにより、上記のような問題は軽減されるが、フラックスを含む補強用樹脂は粘度変化が大きくなる。従って、補強用樹脂を冷凍保存することが必要であり、かつ解凍後は数時間以内に使い切らなければならず、温度管理が困難である。
一方、予め電子部品のバンプにフラックスを塗布しておき、フラックスが塗布されたバンプにより補強用樹脂を貫通させ、バンプとランドとの間にフラックスを介在させることも行われている。また、フラックスに薄片状の金属粉を混合し、バンプにフラックスを塗布する際に、バンプの表面に金属粉を食い込ませる操作を行い、その後、電子部品を基板に搭載することが提案されている。この場合、リフロー時に溶融したバンプは、金属粉の表面を伝ってランドに濡れ広がることができるため、はんだ接合部の強度を確保することが容易となる(特許文献1参照)。
特開2006−73976号公報
上記のように、予め電子部品のバンプにフラックスを塗布しておき、その後、電子部品を基板に搭載する場合、補強用樹脂にフラックスを必要以上に混合する必要がなくなり、補強用樹脂の粘度変化を防止することは可能である。しかし、フラックスの粘度は、通常、補強用樹脂の粘度よりも遥かに低いものである。そのため、図17(a)に示すように、フラックス206が塗布されたバンプ204を、基板101上の補強用樹脂105で覆われたランド102に着地させる際に、フラックス206が補強用樹脂105に引っ張られ、そのほとんどが図17(b)に示すようにバンプ204から拭い取られる場合がある。従って、バンプ204とランド102との間に十分な量のフラックス206を介在させることは困難な場合がある。
また、特許文献1のように、フラックスに金属粉を含ませると、金属粉の触媒作用によりフラックスの粘度変化が大きくなり、ポットライフが短くなりやすい。また、金属粉の混入により、はんだの金属組成が変化してしまうため、はんだ接合部が脆くなり、接続の信頼性が低下することもある。
本発明は、フラックスや補強用樹脂の保存性を改善するとともに、はんだ接合部の信頼性を確保することが可能となる電子部品の実装方法および実装ラインを提供することを目的とする。
本発明の一局面は、パッケージの主面に複数のはんだバンプを有する電子部品を、前記複数のはんだバンプに対応する複数のランドが設けられた搭載領域を有する基板に搭載する電子部品実装方法において、前記搭載領域の周縁部のみに設定された少なくとも1つの補強位置に、前記電子部品が搭載されたときに前記パッケージの周縁部と接触するように、第1粘度C1を有する第1熱硬化性樹脂を塗布するとともに、前記補強位置に隣接するランドの少なくとも一部を前記第1熱硬化性樹脂で覆う工程と、前記複数のはんだバンプに、1.5×C1≦C2を満たす第2粘度C2を有するフラックスを塗布する工程と、前記フラックスが塗布された複数のはんだバンプが、それぞれ対応する前記ランドに着地するように、前記電子部品を前記基板に搭載する工程と、前記電子部品を搭載した前記基板を加熱して、前記バンプを溶融させるとともに、前記第1熱硬化性樹脂を硬化させ、放冷することにより、前記電子部品を前記基板に接合する工程と、を含み、前記フラックスは、粒子状であり、かつ前記加熱時に溶融する固体成分を含み、前記固体成分は、活性剤および第2熱硬化性樹脂よりなる群から選択される少なくとも1種である、電子部品実装方法に関する。
本発明の別の一局面は、パッケージの主面に複数のはんだバンプを有する電子部品を、前記複数のはんだバンプに対応する複数のランドが設けられた搭載領域を有する基板に搭載する電子部品実装ラインにおいて、前記基板の前記搭載領域の周縁部のみに設定された少なくとも1つの補強位置に、前記電子部品が搭載されたときに前記パッケージの周縁部と接触するように、第1粘度C1を有する第1熱硬化性樹脂を塗布するとともに、前記補強位置に隣接するランドの少なくとも一部を前記第1熱硬化性樹脂で覆う樹脂塗布装置と、前記複数のはんだバンプに、1.5×C1≦C2を満たす第2粘度C2を有するフラックスを塗布した後、前記複数のはんだバンプが、それぞれ対応する前記ランドに着地するように、前記電子部品を前記基板に搭載する電子部品搭載装置と、前記電子部品を搭載した前記基板を加熱して、前記はんだバンプを溶融させるとともに、前記第1熱硬化性樹脂を硬化させ、放冷することにより、前記電子部品を前記基板に接合するリフロー装置と、を備え、前記フラックスが、粒子状であり、かつ前記加熱時に溶融する固体成分を含み、前記固体成分が、活性剤および第2熱硬化性樹脂よりなる群から選択される少なくとも1種である、電子部品実装ラインに関する。
本発明によれば、フラックスの粘度が補強用樹脂の粘度以上に高く設定されているため、図1(a)に示すように、フラックス206が塗布されたバンプ204を、基板101に塗布された補強用樹脂105を介してランド102に着地させる際に、フラックス206が補強用樹脂105に引っ張られにくくなる。従って、図1(b)に示すように、バンプ204とランド102との間に十分な量のフラックス206を介在させることができる。よって、リフロー時には、バンプの表面の酸化物を除去することができ、溶融したバンプを基板のランドに十分に濡れ広がらせることができ、結果として、はんだ接合部の高い信頼性を確保することが可能となる。
そして、本発明によれば、補強用樹脂にフラックスを混合したり、フラックスに金属粉を混合したりする必要がないため、補強用樹脂およびフラックスの粘度変化が抑制され、保存性が向上する。従って、補強用樹脂およびフラックスの温度管理も容易となる。
また、補強用樹脂が電子部品の周縁部の予め設定された補強位置だけに塗布されるため、実装基板のリペアが容易であり、再リフロー時のはんだフラッシュも発生しにくい。
更に、フラックスの粘度が補強用樹脂の粘度以上に高く設定されているため、補強用樹脂がフラックスと接触すると、補強用樹脂の液だれが発生しにくくなる。従って、補強用樹脂の型崩れが起こりにくくなるため、補強用樹脂の使用量が少量であっても高い補強効果を発揮できる。
本発明の一実施形態に係るフラックスが塗布されたバンプを、補強用樹脂を介してランドに着地させる様子を示す図である。 複数のバンプを有するBGA型電子部品の一例の正面図である。 同電子部品の底面図である。 電子部品が搭載される前の基板の一例の縦断面図である。 チップ型電子部品の一例の斜視図である。 BGA型電子部品を基板に搭載する手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る電子部品実装方法の前半の工程を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る電子部品実装方法の後半の工程を示す説明図である。 補強用樹脂の塗布パターンを例示する図である。 フラックスの塗膜を形成する転写ユニットを上方から見た模式図である。 同転写ユニットがフラックスの塗膜を形成する動作を模式的に示す断面図である。 同転写ユニットが形成したフラックスの塗膜にBGA型電子部品のはんだバンプを接触させてフラックスを転写する動作を模式的に示す断面図である。 BGA型電子部品のはんだバンプにフラックスを転写する手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る電子部品実装ラインの全体構成を示す説明図である。 同実施形態に係る電子部品実装ラインの一部分である、樹脂塗布装置とBGA型電子部品搭載装置とを接続した構成を上方から見た構成図である。 本発明の他の実施形態に係る電子部品実装ラインの全体構成を示す説明図である。 同実施形態に係る電子部品実装ラインの一部分である、樹脂塗布装置とBGA型電子部品搭載装置と別の電子部品搭載装置とを一体化したユニット装置の構成を上方から見た構成図である。 従来のフラックスが塗布されたバンプを、補強用樹脂を介してランドに着地させる様子を示す図である。
まず、パッケージの主面に複数のはんだバンプを有する電子部品およびこれを搭載する基板の構造について説明する。
図2は、パッケージの主面に複数のはんだバンプを有する電子部品200の一例の正面図である。電子部品200は、複数のバンプ204で基板101の電極(ランド)に接続されるボールグリッドアレイ(BGA)型のパッケージを有する。図3は、電子部品200の底面図である。BGA型電子部品200は、パッケージを構成する薄い部品内基板201と、その上面に実装された半導体素子202と、半導体素子202を被覆する封止樹脂203とを具備する。部品内基板201の下面は、電子部品200の主面201sを構成しており、主面201sには複数の端子が規則的に行列状に配列されている。各々の端子にはバンプ204が設けられている。
なお、図2および図3に示す構造は、BGA型電子部品の構造の一例に過ぎず、パッケージの主面に複数のはんだバンプを有する電子部品には、上記以外にも様々な形態のフリップチップやCSPが含まれる。
図4に示すように、基板101は、BGA型電子部品200の複数のバンプ204とそれぞれ接続される第1電極102a(ランド)が設けられた第1搭載領域を有する。第1搭載領域の少なくとも一部には、補強用樹脂として、熱硬化性樹脂が塗布される。また、基板101は、BGA型電子部品200以外の部品を搭載するための領域を有していてもよい。
基板101の第1搭載領域の周縁部、すなわち第1電子部品200の周縁部201xに対応する領域には、少なくとも1つの補強位置104が設定されている。補強位置104は、基板101の第1搭載領域の周縁部に通常は複数箇所設定される。ここで、基板101の第1搭載領域の周縁部とは、第1電子部品200の複数のバンプを有する主面201sの外形に沿って基板に設定される枠状領域である。補強位置104は、その枠状領域の所定箇所に設定される。一般的なBGA型の第1電子部品200の主面201sの形状は矩形である。矩形の第1電子部品においては、少なくとも、その四隅またはその近傍に対応するように、複数の補強位置を設定することが好ましい。
図5は、BGA型電子部品200とともに基板101に搭載されることのある小型電子部品210の一例の斜視図である。小型電子部品は、例えば、少なくとも1つの接続用端子211を有するチップ型電子部品である。チップ型電子部品としては、例えばチップ抵抗、チップLED、チップコンデンサなどが挙げられる。チップ型電子部品210が搭載される基板101には、図3に示すように、チップ型部品210の接続用端子211と接続される複数の第2電極102bを有する第2搭載領域が設けられている。このような電子部品210は、第2電極102bにスクリーン印刷によりクリームはんだを塗布し、クリームはんだを介して接続用端子211を第2電極102bに着地させることにより、基板101に搭載される。
次に、本発明の電子部品実装方法について説明する。
本発明の電子部品実装方法は、パッケージの主面に複数のはんだバンプを有する電子部品(以下、第1電子部品)を準備する工程と、前記複数のはんだバンプに対応する複数のランドが設けられた第1電子部品の搭載領域(以下、第1搭載領域)を有する基板を準備する工程と、前記第1搭載領域の周縁部に設定された少なくとも1つの補強位置に、前記電子部品が搭載されたときに前記パッケージの周縁部に接触するように、第1粘度C1を有する熱硬化性樹脂を塗布する工程と、前記複数のはんだバンプに、C1≦C2を満たす第2粘度C2を有するフラックスを塗布する工程と、前記フラックスが塗布された複数のはんだバンプが、それぞれ対応する前記ランドに着地するように、前記第1電子部品を前記基板に搭載する工程と、前記第1電子部品を搭載した前記基板を加熱して、前記バンプを溶融させるとともに、前記熱硬化性樹脂を硬化させ、放冷することにより、前記電子部品を前記基板に接合する工程(リフロー工程)と、を含む。
本発明の電子部品実装方法は、さらに、チップ型電子部品のような接続用端子211を有する電子部品210(以下、第2電子部品)を準備し、基板101に設けられた接続用端子211に対応する第2電極にスクリーン印刷によりクリームはんだを塗布し、接続用端子211がクリームはんだを介して第2電極に着地するように、第2電子部品210を基板101に搭載する工程を含んでもよい。この工程はリフロー工程の前に行われる。
以下、図6のフローチャート、並びに図7Aおよび図7Bの説明図を参照しながら、基板101に第1電子部品200と第2電子部品210とを搭載する場合を例にとって、本発明の電子部品実装方法について説明する。
基板101には、図7A(a)に示すように、第1電子部品200のバンプ204と接続される第1電極102aおよび第2電子部品210の端子211と接続される第2電極102bが設けられている。
まず、第1電極102aをマスクで遮蔽するなどして、第2電極102bに、スクリーン印刷などの手法により、図7A(b)に示すように、クリームはんだ103を塗布する(SP11)。ただし、クリームはんだ103がフラックスの機能を有する場合には、第1電極102aと第2電極102bの両方にスクリーン印刷によりクリームはんだを塗布してもよい。
次に、図7A(c)に示すように、基板の第1搭載領域の周縁部に設定された少なくとも1つの補強位置104に、第1粘度C1を有する熱硬化性樹脂105を補強用樹脂として塗布する。矩形の第1電子部品を実装する場合には、少なくとも、その四隅またはその近傍に対応する補強位置に熱硬化性樹脂を塗布することが好ましい。このような配置で補強位置を設定することで、少量の熱硬化性樹脂の使用でも、大きな補強効果が得られる。また、補強のバランスがよいため、第1電子部品が衝撃を受けたときに、はんだ接合部に発生する応力を低減しやすくなる。
補強位置104に熱硬化性樹脂105を塗布するとき、基板に設けられた複数の第1電極102a(ランド)と補強用樹脂との接触を避けることは困難である。従って、複数の第1電極102a(ランド)のうち、少なくとも補強位置104に隣接する第1電極102aの少なくとも一部が、熱硬化性樹脂105により覆われることとなる。
熱硬化性樹脂105の塗布方法としては、所定の樹脂塗布装置に設置されている様々な方向に移動可能な塗布ヘッドを利用して、ディスペンス方式で行うことが好ましい。塗布ヘッドは、熱硬化性樹脂105を吐出する塗布ノズル323dを具備する。ただし、塗布方法は特に限定されない。
熱硬化性樹脂の第1粘度C1は、第1電子部品200のはんだバンプに塗布されるフラックスの粘度C2との関係で相対的に決定されるものであり、その値は特に限定されない。ただし、液だれによる型崩れや過度な濡れ広がりを抑制する観点から、25℃において、コーンプレート型のE型粘度計(コーン角度3°かつ直径28mmのスピンドル使用)を用いて、回転速度5rpmで測定されるときの粘度が、例えば20〜70Pa・sであることが好ましい。
次に、図7B(d)に示すように、第1電子部品200の複数のバンプ204に、第2粘度C2を有するフラックス206を塗布する(SP13)。複数のバンプ204にフラックス206を塗布する方法は、特に限定されないが、スキージを用いて平坦面に形成したフラックス206の塗膜をバンプ204に転写する方式が好ましい。フラックスの塗膜の厚さは、バンプ204の大きさや、バンプ1個あたりの塗布量を考慮して適宜調整すればよい。例えば、所定の転写テーブルにフラックス206の塗膜を形成し、その塗膜に第1電子部品200のバンプ204を接触させ、バンプ204にフラックス206を付着(転写)させる。これにより、フラックス206が第1電子部品200のバンプ204に均等に塗布される。
上記のようなフラックスを転写する操作は、所定の電子部品搭載装置に設置されている様々な方向に移動可能な搭載ヘッドを利用して行うことができる。搭載ヘッドは、例えば、吸引により電子部品をピックアップする吸引ノズル324dを具備する。
フラックスの第2粘度C2は、第1搭載領域に塗布される熱硬化製樹脂の粘度C1との関係で相対的に決定されるものであり、その値は特に限定されない。ただし、はんだバンプへの転写を容易にする観点から、25℃において、コーンプレート型のE型粘度計(コーン角度3°かつ直径28mmのスピンドル使用)を用いて、回転速度5rpmで測定されるときの粘度が、例えば20〜100Pa・sであることが好ましい。
次に、図7B(e)に示すように、第1電子部品200を基板101の第1搭載領域に搭載する(SP14)。このとき、第1電子部品200の周縁部201xは補強位置104に塗布された熱硬化性樹脂105と接触する。ここで、フラックス206が塗布されたバンプ204を熱硬化性樹脂105により覆われた第1電極102aに着地させる際、C1≦C2を満たす粘度C2を有するフラックス206は熱硬化性樹脂105を貫通する。これは、熱硬化性樹脂105に引っ張られて拭い取られるフラックス206の量を小量に抑えることができるからである。従って、複数のバンプ204は、全てフラックス206を介して、それぞれ対応する第1電極102aに着地することができ、バンプとランドとの間に十分な量のフラックスを介在させることができる。これにより、リフロー時には、全てのバンプ204と第1電極102aがフラックス206で十分に濡れた状態になる。
次に、必要に応じて、図7B(f)に示すように、第2電子部品210が基板101に搭載される(SP15)。ただし、第2電子部品210の搭載は、第1電子部品200の搭載の前後のいずれに行ってもよい。例えば、フラックス206と熱硬化性樹脂105とが接触した後、両者の成分同士が拡散する時間を短くする観点から、第2電子部品210の搭載を、第1電子部品200の搭載の前に行ってもよい。ただし、本発明においては、フラックス206の粘度2が熱硬化性樹脂105の粘度C1以上に高く設定されているため、両者の成分同士が相互に拡散したとしても、熱硬化性樹脂105の液だれは発生しにくくなる。従って、熱硬化性樹脂の型崩れは抑制される。
その後、第1電子部品200および第2電子部品210を搭載した基板101は、リフロー装置で加熱される(SP16)。図7B(g)に示すように、リフロー時には全てのバンプ204と第1電極102aがフラックス206で十分に濡れた状態になるため、バンプ204の表面の酸化物を除去する効果が高められるとともに、溶融したバンプは基板のランド102bに十分に濡れ広がることができる。従って、はんだ接合部における導通と十分な接合強度が確保される。リフロー時には、同時に、クリームはんだ103中のはんだ成分も溶融し、第2電極102bに濡れ広がる。リフロー工程が終了すると、はんだは冷却されて固化し、第1電子部品200および第2電子部品210の各々の端子が基板101の対応する電極に接合される。熱硬化性樹脂105は、硬化して、樹脂補強部105aを形成する。さらに、フラックス206が熱硬化性フラックスである場合は、フラックスの硬化物206aが形成される。なお、樹脂補強部は電子部品の周縁部の補強位置だけに形成されるため、実装基板のリペアは容易であり、再リフロー時のはんだフラッシュも発生しにくい。
次に、補強用樹脂105の塗布パターンの具体例について説明する。
図8には5種類の補強用樹脂の塗布パターンを例示する。4点塗布のパターン(a)、8点塗布のパターン(b)、12点塗布のパターン(c)およびL型塗布のパターン(d)では、矩形の第1電子部品の周縁部の四隅またはその近傍に、複数の補強位置が設定されている。U型塗布のパターン(e)でも、四隅およびその近傍を含むように補強位置が設定されている。塗布パターン(a)〜(e)の順に、補強効果は大きくなるが、塗布時間が長くなり、補強用樹脂の使用量も多くなる。一方、塗布パターン(e)〜(a)の順に、リペア(リワーク性)は良好となる。塗布パターンは、第1電子部品のサイズおよび生産タクトに応じて、補強効果を考慮して、適宜選択すればよい。
次に、フラックスの塗膜を用いて第1電子部品200のはんだバンプ204にフラックスを転写する方法の一例について説明する。ここでは、フラックスの塗膜を供給する転写ユニットを用いる場合について説明する。
図9に示すように、転写ユニット320は、下方に設けられたベーステーブル320aと、ベーステーブル320aの上面に設けられた転写テーブル321と、転写テーブル321の上方に配置されたスキージユニット322とを具備する。スキージユニット322は、転写テーブルの幅とほぼ等しい長さを有する第1スキージ部材322aと第2スキージ部材322bとを備え、これらはそれぞれ一定の間隔をあけて平行に配置されている。各スキージ部材は、スキージユニット322に内蔵された昇降機構によって昇降自在、すなわち転写テーブル321に形成される塗膜に対して進退自在となっている。
図10に示すように、転写テーブル321に対してスキージユニット322を矢印の方向に相対的に移動させることにより、各スキージ部材で転写テーブル321内のフラックス206が薄く引き延ばされ、フラックス206の塗膜が形成される。
その後、図11に示すように、第1電子部品200のはんだバンプ204をフラックス206の塗膜に接触させ、はんだバンプ204にフラックス206を転写する。
図12は、はんだバンプ204にフラックス206を転写する際のフローチャートである。搭載ヘッド324は、第1電子部品200をピックアップした後(SP21)、転写ユニット320の上方へ移動し(SP22)、図11に示すように、吸引ノズル324dを昇降動作させて第1電子部品200のはんだバンプ204をフラックス206の塗膜に接触させ、はんだバンプ204にフラックス206を転写する(SP23)。このとき、第1電子部品200がフラックス206の塗膜に付着したままの状態で吸引ノズル324dから脱落しないように、フラックスの粘度C2は適度な高さに調整される。その後、搭載ヘッド324は、基板101の第1搭載領域へ移動し(SP24)、複数のはんだバンプ204をそれぞれ対応する第1電極102aに着地させるようにして、第1電子部品200を基板101に搭載する(SP25)。このような搭載ヘッド324の移動は、所定の制御部からの指令により制御される。
次に、熱硬化性樹脂の粘度C1とフラックスの粘度C2との関係について、より詳しく説明する。
熱硬化性樹脂の粘度C1とフラックスの粘度C2は、C1≦C2を満たせばよいが、C1に対してC2が大きくなるほど、第1電子部品を第1搭載領域に搭載する際に熱硬化性樹脂に引っ張られて拭い取られるフラックスの量を小さく抑える効果が大きくなる。C1に対してC2を大きくする手法としては、熱硬化性樹脂の粘度C1を低くすることや、フラックスの粘度C2を高くすることが考えられる。ただし、熱硬化性樹脂の粘度C1を低くし過ぎると、液だれにより、熱硬化性樹脂が過度に広がり、第1搭載領域からはみ出たりする可能性もある。一方、フラックスの粘度C2を高くし過ぎると、フラックスをはんだバンプに転写することが困難になる可能性がある。以上より、拭い取られるフラックスの量を小さく抑えるとともに、熱硬化性樹脂の過度な広がりを抑制し、かつフラックスの転写を容易にする観点から、C1とC2は、2×C1≦C2を満たすことが好ましく、1.7×C1≦C2を満たすことがより好ましく、1.5×C1≦C2を満たすことが更に好ましい。
次に、補強用樹脂となる熱硬化性樹脂(第1熱硬化性樹脂)について説明する。
熱硬化性樹脂には、特に限定されないが、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂などを用いることができる。熱硬化性樹脂は、硬化剤、硬化促進剤などを含んでもよい。硬化剤としては、酸無水物、脂肪族または芳香族アミン、イミダゾールまたはその誘導体などが好ましく用いられ、硬化促進剤としては、ジシアンジアミドなどを例示できる。熱硬化性樹脂には、更に、チキソ性付与剤、顔料、カップリング剤、反応性希釈剤(粘度調整剤)、カーボンブラック、無機セラミックス粒子などの充填剤を含ませてもよい。熱硬化性樹脂の粘度は、例えば、反応性希釈剤や無機セラミックス粒子の含有量を変化させることにより制御できる。
熱硬化性樹脂には、フラックスに含ませる活性剤などの成分を含ませてもよい。これにより、熱硬化性樹脂がランドとはんだバンプとの間に侵入しているような場合でも、溶融したバンプとランドとの濡れ性がより確実に確保される。ただし、熱硬化性樹脂にフラックス成分を混合すると、熱硬化性樹脂の粘度変化が大きくなり、熱硬化性樹脂のポットライフが短くなる傾向があるため、ポットライフを損なわない程度で使用するのがよい。本発明においては、予めBGA型電子部品のはんだバンプにフラックスを塗布するため、熱硬化性樹脂にフラックス成分を含める場合でも、その使用量は少量で十分である。従って、熱硬化性樹脂の温度管理が容易である。
次に、フラックスについて説明する。
フラックスは、はんだ接合の際に、ランドの表面およびはんだバンプの表面に存在する酸化物などを除去したり、はんだの表面張力を低減したりする作用を有する材料であればよい。これらの作用(以下、活性作用)により、はんだとランドとの濡れ性が大きくなり、信頼性の高い良好なはんだ接合が可能となる。
フラックスの組成は、特に限定されないが、例えば、ロジンのようなベース剤、活性剤、溶剤、チキソ性付与剤などを含む。フラックスとして、熱硬化性フラックスを用いてもよい。熱硬化性フラックスを用いる場合、フラックスと熱硬化性樹脂とが接触する場合であっても、熱硬化性樹脂の正常な硬化が阻害されにくくなる。これは、フラックスの有効成分の熱硬化性樹脂への移動が抑制されるためと考えられる。熱硬化性フラックスは、フラックスに熱硬化性樹脂の成分を含ませることにより得ることができる。フラックスに含ませる熱硬化性樹脂成分としては、耐熱性に優れる点などから、例えばエポキシ樹脂が好適である。また、熱硬化性フラックスのポットライフを損なわない程度であれば、熱硬化性フラックスに熱硬化性樹脂成分の硬化剤を含めてもよい。このような熱硬化性フラックスは、接合材料としても機能する。
上記のように、熱硬化性樹脂の粘度C1に対してフラックスの粘度C2を大きくする手法として、フラックスの粘度C2を高くすることが考えられる。ここで、フラックスの粘度C2を高くする方法の一例について説明する。
フラックスの粘度C2は、例えば、フラックスに粒子状の固体成分を含ませることにより高くすることが可能である。固体成分は、フラックスの粘度を上昇させるだけでなく、はんだバンプを基板のランドに着地させる際に、熱硬化性樹脂を貫通してランドに接触しやすい。従って、リフロー時にはんだバンプとランドとが十分に濡れた状態を達成することが、より容易となる。
固体成分は、フラックスに分散した状態で、例えば50℃以下で固体であればよい。電子部品を基板に搭載する作業は、通常、室温で行われるからである。すなわち、固体成分は、50℃超、更には100℃以上の融点を有する固体成分を用いることが好ましい。
フラックスに分散させる固体成分の含有量は、特に限定されないが、例えば5質量%以上であれば十分である。ただし、固体成分の含有量が多すぎるとフラックスの粘度が高くなりすぎることがあるため、固体成分の含有量は、例えば30質量%以下とすることが好ましい。
固体成分の平均粒子径は、特に限定されないが、はんだバンプに対してフラックスの固体成分が大きすぎると、はんだバンプにフラックスを転写する際に、はんだバンプに固体成分を十分に付着させることが困難になる場合がある。従って、固体成分の平均粒子径は、はんだバンプの高さの、例えば1/10以下であることが好ましい。はんだバンプの大きさは様々であるが、通常700μm程度であり、小さいものでも100μm程度である。よって、固体成分の平均粒子径は、例えば50μmであればよく、30μm以下であることが好ましい。また、固体成分の平均粒子径が小さすぎると、フラックスに固体成分を分散させるのに長時間を要したり、粘度C2が必要以上に上昇したりする場合がある。従って、固体成分の平均粒子径は、例えば0.1μm以上であることが好ましく、1μm以上であることがより好ましい。ただし、これらの平均粒子径の上限と下限は任意に組み合わせ得る。なお、固体成分の平均粒子径は、顕微鏡観察により求められる数値である。例えば、電子顕微鏡で観察される任意の10個の固体成分粒子の最大径の平均値を求めればよい。
固体成分としては、リフロー時に溶融して、はんだ接合を阻害しない成分が適している。例えば、活性剤および熱硬化性樹脂(第2熱硬化性樹脂)よりなる群から選択される少なくとも1種を用いることが好ましい。これらはリフロー時に溶融しやすく、かつフラックスや熱硬化性フラックスの改質成分として適しているからである。中でも平均粒子径0.1μm〜50μmの活性剤を用いることが好ましい。
固体成分として用い得る熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂およびこれらの硬化剤(硬化促進剤を含む)よりなる群から選択される少なくとも1種を用いることができる。また、活性剤としては、例えば、有機酸、アミン類およびこれらのハロゲン化物よりなる群から選択される少なくとも1種を用いることができる。これらの材料は、1種を単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。ハロゲン化物に含まれるハロゲンとしては、臭素や塩素が挙げられる。また、ホウ素系の活性剤も用いることができる。
エポキシ樹脂としては、特に限定されないが、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、様々な多官能エポキシ樹脂、可撓性エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、高分子型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂などを例示できる。フェノール樹脂としては、特に限定されないが、ノボラック型フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂などが挙げられる。メラミン樹脂としては、特に限定されないが、メチル化メラミン樹脂、ブチル化メラミン樹脂などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの樹脂の硬化剤としては、熱硬化性樹脂の硬化剤と同様に、酸無水物、脂肪族アミン、芳香族アミン、イミダゾール、イミダゾール誘導体、ジシアンジアミドなどを用いることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
固体成分として用い得る活性剤となる有機酸としては、脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸などが適しており、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘニン酸、シュウ酸、マロン酸、琥珀酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイ酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、フタル酸、サルチル酸、アニス酸、フェニル酢酸、ジフェニル酢酸、シンナミン酸などが挙げられる。また、アミン類としては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ヘキサメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、モルホリン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、ブチルアミン、プロピルアミン、アラニン、トルイジンなどが挙げられる。上記のアミンと有機酸との塩(アミン有機酸塩)を用いてもよい。活性剤のハロゲン化物としては、上記のアミンとハロゲン化水素との塩(例えば塩酸塩や臭酸塩)が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
次に、電子部品実装ラインの装置構成の一例について図13を参照して説明する。
電子部品実装ライン300は、複数の装置を基板搬送コンベアで連結したものであり、連結した基板搬送コンベアによって基板を上流から下流へ移動させながら基板へのクリームはんだ印刷、電子部品搭載、リフロー等を順次行うものである。
電子部品実装ライン300は、
(i)第1電子部品200を搭載する第1搭載領域および第2電子部品210を搭載する第2搭載領域を有する基板101を供給する基板供給装置301と、
(ii)基板供給装置301から供給された基板101の第2搭載領域の第2電極102bに、スクリーン印刷によりクリームはんだを塗布するスクリーン印刷装置302と、
(iii)基板101の第1搭載領域の周縁部に設定された少なくとも1つの補強位置に、熱硬化性樹脂105を塗布する樹脂塗布装置303と、
(iv)樹脂塗布装置303から搬送された基板101の第1搭載領域に、BGA型の第1電子部品200を搭載する第1電子部品搭載装置304と、
(v)クリームはんだが塗布された第2電極102bに第2電子部品210を搭載する第2電子部品搭載装置305と、
(vi)第1電子部品および第2電子部品を搭載した基板101を加熱してはんだを溶融させることにより第1電子部品200および第2電子部品210を基板101にはんだ接合するリフロー装置306と、
(vii)基板回収装置307と、を具備する。
ここで、樹脂塗布装置303は、熱硬化性樹脂を第1搭載領域に供給する塗布ヘッドを具備し、第1電子部品搭載装置は、第1電子部品を供給する部品供給部と、基板を保持して位置決めする基板保持部と、フラックスの塗膜を供給する転写ユニットと、第1電子部品を移動させる搭載ヘッドとを具備する。搭載ヘッドは、吸引ノズルによって第1電子部品をピックアップし、保持するとともに、吸引を解除してリリースすることが可能であり、かつ部品供給部、基板保持部および転写ユニットの上方を移動可能である。
図14は、電子部品実装ライン300の一部分である、樹脂塗布装置303と、第1電子部品搭載装置304と、を接続した構成を上方から見た構成図である。
樹脂塗布装置303と第1電子部品搭載装置304とは、各装置のステージを形成する基台に設けられた基板搬送コンベア309a,309bを連結することで、スクリーン印刷装置302から搬送されてきた基板101を搬送するためのラインを構成している。基板搬送コンベア309a,309bは、各装置において、電子部品の搭載や樹脂の塗布を行う作業位置まで基板を搬送して位置決めするための基板保持部として機能する。
なお、図14中の矢印は、電子部品実装ライン300の上流から下流への進行方向を示す。
樹脂塗布装置303は、中央部に配置された基板搬送コンベア309aと、熱硬化性樹脂105を吐出する塗布ノズル323dを有する塗布ヘッド323を備えている。樹脂塗布装置303は、基板保持部310aに位置決めされた基板101の第1搭載領域の周縁部に設定された補強位置104に、熱硬化性樹脂105を塗布する。塗布ヘッド323はXYZ移動機構(図示せず)に支持されており、所定の制御部によるXYZ移動機構の制御によって、基板搬送コンベア309aの上方空間を、水平方向ならびに上下方向へ移動する。塗布ヘッド323の移動及び塗布ノズル323dからの熱硬化性樹脂105の吐出などの動作は、制御部からの指令により制御される。
第1電子部品搭載装置304は、中央部に配置された基板搬送コンベア309bと、第1部品供給部314と、搭載ヘッド324と、図9〜10に示したようなフラックスの塗膜を形成する転写ユニット320とを備える。第1電子部品搭載装置304は、樹脂塗布装置303から搬送され、基板保持部310bに位置決めされた基板101の第1搭載領域に、第1電子部品200を搭載する。第1電子部品搭載装置304は、基板搬送コンベア309bを樹脂塗布装置303の基板搬送コンベア309aに連結した状態で配置、すなわち樹脂塗布装置303の下流に隣接配置されている。このため、樹脂塗布装置303で熱硬化性樹脂の塗布を終えた基板は、直ちに第1電子部品搭載装置へ搬送され、第1電子部品が搭載される。第1部品供給部314はトレイフィーダであり、複数の第1電子部品200を収納したトレイが配置されている。搭載ヘッド324はXY移動機構(図示せず)に支持されており、所定の制御部によるXY移動機構の制御によって、第1部品供給部314から基板搬送コンベア309bの上方空間を移動する。
搭載ヘッド324は、内蔵された昇降機構によって昇降動作を行う吸引ノズル324dを備えており、吸引ノズル324dの昇降動作と吸引とによって第1部品供給部314から第1電子部品200をピックアップし、転写ユニット320でフラックスをはんだバンプに転写した後、基板101の第1搭載領域の上方からの昇降動作と吸引解除(真空破壊)によって第1電子部品200を基板101に搭載する。
転写ユニット320は、第1電子部品200のバンプ204に転写するのに適した厚さのフラックスの塗膜を供給できる機構を有する。
なお、上記各装置の配置は一例に過ぎず、様々な別の配置を有するラインを構成してもよいし、複数の装置の機能を有する複合型の装置を用いてもよい。例えば、第2電子部品搭載装置305は、スクリーン印刷装置302と樹脂塗布装置303との間に配置してもよい。また、樹脂塗布装置303と第1電子部品搭載装置304は、一体化されたユニット装置であってもよい。このようなユニット装置においては、塗布ヘッドと搭載ヘッドとが共通の空間を移動できるように一体化されており、より効率的な実装が可能である。また、第1電子部品搭載装置304と第2電子部品搭載装置305とが一体化されたユニット装置であってもよい。更に、樹脂塗布装置303と第1電子部品搭載装置304と第2電子部品搭載装置305とが一体化されたユニット装置であってもよい。このようなユニット装置においては、塗布ヘッドと搭載ヘッドとが共通の空間を移動できるように一体化されているだけでなく、1つの搭載ヘッドにより、第1電子部品と第2電子部品を基板へ搭載することができる。
ここで、塗布ヘッドと搭載ヘッドとが移動可能な共通の空間とは、1つ以上の部品供給部や1つ以上の基板保持部が設置される単一の基台の上方空間である。塗布ヘッドの移動経路と搭載ヘッドの移動経路は、互いに重複していても重複していなくてもよい。
次に、図15および図16を参照しながら、樹脂塗布装置と第1電子部品搭載装置と第2電子部品搭載装置とが一体化されたユニット装置について説明する。なお、図16では、図14と同じ機能を有する要素には同じ符号を付している。
図15は、ユニット装置を具備する電子部品実装ライン300Xの装置構成の一例であり、図16は、ユニット装置304Xの構成を上方から見た構成図である。
ユニット装置304Xは、基台の中央部に配置された基板搬送コンベア309を具備し、基板搬送コンベア309の経路の途中には、塗布ヘッド323の作業対象となる基板101を保持する上流側基板保持部310cと、搭載ヘッド324の作業対象となる基板101を保持する下流側基板保持部310dとが設けられている。
塗布ヘッド323は、所定の制御部によるXYZ移動機構の制御によって、上流側基板保持部310cの上方空間を、水平方向ならびに上下方向へ移動する。一方、搭載ヘッド324は、所定の制御部によるXY移動機構の制御によって、第1部品供給部314および第2部品供給部315から下流側基板保持部310dの上方空間を移動する。すなわち、塗布ヘッド323と搭載ヘッド324は、同じユニット装置内の基板搬送コンベア309の上方空間を共有しており、上流側の空間を塗布ヘッド323が移動でき、下流側の空間を搭載ヘッド324が移動できるように構成されている。
上流側基板保持部310cでは、塗布ヘッド323によって基板101の補強位置104に補強用樹脂105が塗布される。上流側基板保持部310cでの作業が終了すると、その後、基板101は、基板搬送コンベア309bによって同じユニット装置304X内に設けられている下流側基板保持部310dに搬送される。そして、下流側基板保持部310dに保持された基板101の第1搭載領域および第2搭載領域に、搭載ヘッド324によって第1電子部品200および第2電子部品210が搭載される。
ユニット装置304Xにおいては、上流側基板保持部310cに保持された基板101の補強位置104に補強用樹脂105を塗布する間に、下流側基板保持部310dに保持された別の基板101の第1搭載領域および第2搭載領域に第1電子部品200および第2電子部品210を搭載することができるため、実装基板を製造する際の作業効率が向上する。
上記では、上流側基板保持部310cおよび下流側基板保持部310dを有するユニット装置Xについて説明したが、基板保持部は1つだけでもよく、3つ以上でもよい。基板保持部が1つだけの場合、塗布ヘッドの移動経路と搭載ヘッドの移動経路とが互いに重複することとなるが、塗布ヘッドと搭載ヘッドの動作の順序を所定の制御部により制御することで、効率のよい実装作業を実現できる。また、第2部品供給部315は必要に応じてユニット装置に設置されるものであり、ユニット装置Xは第1電子部品200の搭載だけを行う装置であってもよい。
次に、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
《実施例1》
まず、FR4基板の所定箇所に、第1電極として所定のマトリックスパターンのランドを形成した。次に、最外周の四隅のランドが覆われるように、補強用樹脂として下記の熱硬化性樹脂を塗布した。
一方、転写テーブルにスキージを用いて下記フラックスAの塗膜を形成し、その塗膜を第1電子部品であるフリップチップBGA型電子部品(1005チップ)のSn−Ag−Cu系のはんだで構成されたバンプ(融点約220℃)に転写した。その後、バンプが対応するランドに着地するように、BGA型電子部品を基板に搭載した。その際、補強用樹脂がBGA型電子部品の周縁部に接触するように、熱硬化性樹脂の塗布量を調整した。その後、BGA型電子部品を搭載した基板をリフロー装置で240℃〜250℃で加熱してはんだ接合を行った。
次に、はんだ接合を終了したBGA型電子部品を基板から剥がして、熱硬化性樹脂で覆われていた四隅のランドにバンプが十分に付着しているかどうかを観察したところ、四隅のランドの全てにバンプの残渣が十分に付着していた。
<熱硬化性樹脂>
エポキシ樹脂を主成分とする樹脂組成物
25℃における粘度:40Pa・s
<フラックスA>
固体成分を26質量%(内、10質量%は平均粒子径9μmかつ融点223℃の活性剤X)含む熱硬化性フラックス
25℃における粘度:60Pa・s
《比較例1》
下記のフラックスBを用いたこと以外、実施例1と同様の操作を行った。その後、BGA型電子部品を搭載した基板をリフロー装置で240℃〜250℃で加熱してはんだ接合を行った。
次に、はんだ接合を終了したBGA型電子部品を基板から剥がして、熱硬化性樹脂で覆われていた四隅のランドにバンプが十分に付着しているかどうかを観察したところ、ランドの一部では、バンプの残渣が十分に付着しておらず、補強用樹脂がバンプとランドとの間に侵入していた。
<フラックスB>
平均粒子径9μmの融点223℃の活性剤Xの代わりに、融点−70℃の活性剤Yを溶け込ませた、固体成分を13質量%含む熱硬化性フラックス
25℃における粘度:23Pa・s
次に、上記と同様の基板とBGA型電子部品からなる試料を48個作製し、電子部品とはんだ接合部と基板電極とを連結(デイジーチェーン)した際の全接続抵抗値を測定し、抵抗値が正常範囲にあるものを良品と判断し、良品率(%)を求めた。
また、BGA型電子部品の良品に対して落下試験を実施し、はんだ接合部の抵抗値が初期値から20%以上低下するまでの落下回数を計測した。
上記実施例および比較例で用いた熱硬化性樹脂およびフラックスの組成を表1に示す。表1中、固体または液体の表示はその成分の室温における性状を示す。欄内の数値の単位は質量%である。
また、評価項目と評価結果を表2にまとめて示す。○は合格、×は不合格を意味する。
Figure 0006135892
Figure 0006135892
以上の実施例1および比較例1の結果から、本発明によれば、フラックスが塗布されたはんだバンプを熱硬化性樹脂が塗布された基板に搭載する際にも、熱硬化性樹脂によりフラックスが拭い取られることを抑制できることが理解できる。このことは、リフロー時に溶融したバンプで基板のランドが十分に濡れやすく、はんだ接合部の信頼性を確保しやすくなることを示している。
本発明の電子部品実装方法および電子部品実装ラインでは、パッケージの主面に複数のバンプを有する電子部品を基板に接合する場合に、保存性に優れたフラックスや補強用樹脂を用いることができ、かつ確実な電気的導通と十分な接合強度の確保を可能とするものである。従って、本発明は、BGA型電子部品の表面実装の分野において極めて有用である。
101・・・基板、102a・・・第1電極、102b・・・第2電極、103・・・クリームはんだ、104・・・補強位置、105・・・熱硬化性樹脂(補強用樹脂)、105a・・・樹脂補強部(熱硬化性樹脂の硬化物)、200・・・第1電子部品(BGA型電子部品)、201・・・部品内基板、201s・・・主面、202・・・半導体素子、203・・・封止樹脂、204・・・バンプ、206・・・フラックス、206a・・・フラックスの硬化物、210・・・第2電子部品、211・・・接続用端子、300,300X・・・電子部品実装システム、301・・・基板供給装置、302・・・スクリーン印刷装置、303・・・樹脂塗布装置、304・・・第1電子部品搭載装置、304X・・・ユニット装置、305・・・第2電子部品搭載装置、306・・・リフロー装置、307・・・基板回収装置、309,309a,309b・・・基板搬送コンベア、310a〜d・・・基板保持部、314・・・第1部品供給部、315・・・第2部品供給部、320・・・転写ユニット、320a・・・ベーステーブル、321・・・転写テーブル、322・・・スキージユニット、322a・・・第1スキージ部材、322b・・・第2スキージ部材、323・・・塗布ヘッド、323d・・・塗布ノズル、324・・・搭載ヘッド、324d・・・吸引ノズル

Claims (9)

  1. パッケージの主面に複数のはんだバンプを有する電子部品を、前記複数のはんだバンプに対応する複数のランドが設けられた搭載領域を有する基板に搭載する電子部品実装方法において、
    前記搭載領域の周縁部のみに設定された少なくとも1つの補強位置に、前記電子部品が搭載されたときに前記パッケージの周縁部と接触するように、第1粘度C1を有する第1熱硬化性樹脂を塗布するとともに、前記補強位置に隣接するランドの少なくとも一部を前記第1熱硬化性樹脂で覆う工程と、
    前記複数のはんだバンプに、1.5×C1≦C2を満たす第2粘度C2を有するフラックスを塗布する工程と、
    前記フラックスが塗布された複数のはんだバンプが、それぞれ対応する前記ランドに着地するように、前記電子部品を前記基板に搭載する工程と、
    前記電子部品を搭載した前記基板を加熱して、前記バンプを溶融させるとともに、前記第1熱硬化性樹脂を硬化させ、放冷することにより、前記電子部品を前記基板に接合する工程と、を含み、
    前記フラックスが、粒子状であり、かつ前記加熱時に溶融する固体成分を含み、
    前記固体成分が、活性剤および第2熱硬化性樹脂よりなる群から選択される少なくとも1種である、電子部品実装方法。
  2. 前記固体成分の平均粒子径が、0.1〜50μmである、請求項1記載の電子部品実装方法。
  3. 前記活性剤が、有機酸、アミン類およびこれらのハロゲン化物よりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載の電子部品実装方法。
  4. 前記第2熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂およびこれらの硬化剤よりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子部品実装方法。
  5. 前記電子部品の主面が矩形であり、前記主面の周縁部の四隅またはその近傍に対応する前記複数の補強位置に、前記熱硬化性樹脂を塗布する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品実装方法。
  6. 前記フラックスにおける前記固体成分の含有量が、5質量%以上、30質量%以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子部品実装方法。
  7. パッケージの主面に複数のはんだバンプを有する電子部品を、前記複数のはんだバンプに対応する複数のランドが設けられた搭載領域を有する基板に搭載する電子部品実装ラインにおいて、
    前記基板の前記搭載領域の周縁部のみに設定された少なくとも1つの補強位置に、前記電子部品が搭載されたときに前記パッケージの周縁部と接触するように、第1粘度C1を有する第1熱硬化性樹脂を塗布するとともに、前記補強位置に隣接するランドの少なくとも一部を前記第1熱硬化性樹脂で覆う樹脂塗布装置と、
    前記複数のはんだバンプに、1.5×C1≦C2を満たす第2粘度C2を有するフラックスを塗布した後、前記複数のはんだバンプが、それぞれ対応する前記ランドに着地するように、前記電子部品を前記基板に搭載する電子部品搭載装置と、
    前記電子部品を搭載した前記基板を加熱して、前記はんだバンプを溶融させるとともに、前記第1熱硬化性樹脂を硬化させ、放冷することにより、前記電子部品を前記基板に接合するリフロー装置と、を備え、
    前記フラックスが、粒子状であり、かつ前記加熱時に溶融する固体成分を含み、
    前記固体成分が、活性剤および第2熱硬化性樹脂よりなる群から選択される少なくとも1種である、電子部品実装ライン。
  8. 前記樹脂塗布装置が、
    前記第1熱硬化性樹脂を前記搭載領域に供給する塗布ヘッドを具備し、
    前記電子部品搭載装置が、
    前記電子部品を供給する部品供給部と、
    前記基板を保持して位置決めする基板保持部と、
    前記フラックスの塗膜を供給する転写ユニットと、
    前記電子部品を保持およびリリース可能であり、かつ前記部品供給部、前記基板保持部および前記転写ユニットの上方を移動可能な搭載ヘッドと、を具備し、
    前記樹脂塗布装置と前記電子部品搭載装置は、前記塗布ヘッドと前記搭載ヘッドとが共通の空間を移動できるように一体化されている、請求項記載の電子部品実装ライン。
  9. 前記フラックスにおける前記固体成分の含有量が、5質量%以上、30質量%以下である、請求項7または8に記載の電子部品実装ライン。
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