JP6135291B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、電池モジュールを壁部に取り付けた電池パックに関する。
電池モジュールを壁部に取り付けた電池パックとしては、例えば、特許文献1に記載の二次電池装置が知られている。
二次電池装置は、矩形箱状の外装ケースを有している。外装ケースは、矩形平板状の底板と、天板と、底板と天板との間で延びる側壁とを有している。外装ケース内には、2組の電池積層アッセンブリが収容されている。電池積層アッセンブリは、積層配置された複数の電池モジュールを有している。複数の電池モジュールは、背面板を介して外装ケースの側壁に取り付けられている。
特開2011−54353号公報
ところで、側壁の各縁部は、底板、天板及び他の側壁と固定されている。このため、二次電池装置に振動が加わった場合、側壁の各縁部では、側壁の厚み方向への撓み(側壁の厚み方向への振幅)が小さい。一方、側壁の厚み方向への振幅は、各縁部から離間するにつれて大きくなる。側壁に電池モジュールが固定されている場合には、電池モジュールの荷重が側壁に加わる。側壁に荷重が加わった状態で、振動が加わると、側壁における各縁部から離間している部分(振幅が大きな部分)の破損を招き、電池モジュールの支持状態を維持できなくなるおそれがある。
本発明の目的は、電池モジュールが取り付けられた壁部の破損を抑止することができる電池パックを提供することにある。
上記課題を解決する電池パックは、電池セルを有する電池モジュールと、前記電池モジュールに固定された接合部材と、前記接合部材によって前記電池モジュールが取り付けられた矩形状の壁部と、を備えた電池パックであって、前記壁部の4つの縁部のうち、対向する一対の縁部の被固定部に固定部材がそれぞれ固定されるとともに、前記複数の被固定部から間隔を空けた箇所に前記壁部を補強する補強部が設けられ、前記接合部材は、前記電池モジュールの一方の端部に固定された第1の接合部材と、前記電池モジュールの他方の端部に固定された第2の接合部材とを備え、前記電池モジュールの前記一方の端部は、前記第1の接合部材によって、前記壁部のうちの前記補強部とは異なる場所であって、前記補強部よりも前記被固定部に近い位置に接合されており、前記電池モジュールの前記他方の端部は、前記第2の接合部材によって、前記補強部に接合されており、前記第2の接合部材は、前記電池モジュールの他方の端部を前記補強部に固定するブラケットであることを要旨とする
上記課題を解決する電池パックは、電池セルを有する複数の電池モジュールと、前記電池モジュールに固定された接合部材と、前記接合部材によって前記電池モジュールが取り付けられた矩形状の壁部と、を備えた電池パックであって、前記壁部の4つの縁部のうち、対向する一対の縁部の被固定部に固定部材がそれぞれ固定されるとともに、前記複数の被固定部から間隔を空けた箇所に前記壁部を補強する補強部が設けられ、前記複数の電池モジュールは、鉛直方向に立設された前記壁部の壁面に沿って設けられた第1の電池モジュールと第2の電池モジュールとを備え、前記第1の電池モジュールと前記第2の電池モジュールとは、前記補強部を挟んで隣り合って配置されており、前記補強部には、前記第1の電池モジュールの前記接合部材と前記第2の電池モジュールの前記接合部材とが接合されていることを要旨とする。
電池パックに振動が加わると、これに伴い壁部も振動する。壁部の厚み方向への撓み(壁部の振幅)は、被固定部から離間するにつれて大きくなる。また、電池モジュールは、接合部材によって壁部に取り付けられているため、壁部の接合部材と対向する部分に荷重が集中する。このため、壁部においては、被固定部から間隔を空けた箇所に補強部を設け、この補強部に接合部材を接合することで、荷重の集中しやすい箇所を補強することができ、壁部が破損することを抑止することができる。
前記壁部は、鉛直方向に立設されている。
これによれば、壁部には、重力によって電池モジュールの荷重が加わり、壁部が破損しやすい。壁部がこのように構成される場合に補強部を設けることで、適切に壁部の破損を抑止することができる。
複数の電池モジュールは、鉛直方向に立設された前記壁部の壁面に沿って設けられた第1の電池モジュールと第2の電池モジュールとを備え、前記第1の電池モジュールと前記第2の電池モジュールとは、前記補強部を挟んで隣り合って配置されており、前記補強部には、前記第1の電池モジュールの前記接合部材と前記第2の電池モジュールの前記接合部材とが接合されている。
これによれば、補強部を挟む両側の電池モジュールの接合部材が、補強部に固定される。このため、振動によって電池モジュールが動こうとしたときに、それぞれの電池モジュールが異なる方向に動きにくい。例えば、両電池モジュールがパワー線によって接続されている場合など、それぞれの電池モジュールが異なる方向に動くと、パワー線の断線の原因となる。それぞれの電池モジュールが異なる方向に動くことを抑制することで、パワー線が断線することを抑制することができる。
上記電池パックについて、前記補強部は、前記壁部の厚みを前記補強部とは異なる部位よりも厚くする厚肉部であることが好ましい。
これによれば、側壁の熱容量を増やすことができる。このため、側壁が電池セルの発した熱を吸収しやすく、電池セルの温度が上昇しにくい。
上記電池パックについて、前記壁部は、前記電池モジュールが収容される四角箱状のケースを形成するケース壁のうち、底板と天板との間において鉛直方向に立設された4つの側壁のうちの1つであり、前記固定部材は、前記電池モジュールが取り付けられた前記側壁に交差する2つの前記側壁であることが好ましい。
これによれば、ケース壁部を固定部材として兼用することができる。
上記電池パックについて、前記補強部は、前記対向する一対の縁部に沿う方向における一端から他端にわたって設けられていることが好ましい。
本発明によれば、電池モジュールが取り付けられた壁部の破損を抑止することができる。
実施形態における電池パックを示す斜視図。 実施形態における電池パックを示す断面図。 別例の電池パックを示す断面図。 別例の電池パックを示す断面図。
以下、電池パックの一実施形態について説明する。
図1に示すように、電池パック10は、四角箱状のケース11に複数の電池モジュール31,32が収容されている。
図1及び図2に示すように、ケース11は、矩形平板状の底板12と、底板12と対向して配置された矩形平板状の天板13と、底板12と天板13との間で延びる矩形平板状の4つの側壁14〜17とを有している。底板12,天板13及び各側壁14〜17は、ケース11を形成するケース壁部である。本実施形態において、ケース11は、底板12が鉛直方向下方に位置するように配置されている。そして、側壁14〜17は、底板12から鉛直方向に立設されている。一つの側壁14は、長手方向中央に厚肉部19を有している。厚肉部19は、四角柱状をなしており、ケース11の内側に向けて突出している。厚肉部19は、側壁14の短手方向全体にわたって設けられている。これにより、側壁14の厚みは、厚肉部19が設けられた部分が、厚肉部19が設けられていない部分に比べて厚くなっている。厚肉部19は、側壁14と一体に設けられていてもよいし、側壁14と別体として設けられていてもよい。厚肉部19が側壁14と別体として設けられている場合には、別体として設けられた厚肉部19も含めて側壁14となる。なお、厚肉部19が設けられた側壁14は、短手方向が鉛直方向と同一方向となっている。
4つの側壁14〜17のうち、厚肉部19が設けられた側壁14には、電池モジュール31,32が固定されている。したがって、厚肉部19が設けられた側壁14が電池モジュール31,32が固定される壁部となる。本実施形態では、側壁14の短手方向に電池モジュール31と電池モジュール32がそれぞれ3つずつ並設されている。電池モジュール31と電池モジュール32は、側壁14の長手方向に隣り合っている。なお、各電池モジュール31,32は、全て同一構成であるが、説明の便宜上、側壁14の長手方向に隣り合う電池モジュール31,32の一方を第1の電池モジュール31、他方を第2の電池モジュール32として説明を行う。第1の電池モジュール31と第2の電池モジュール32は、厚肉部19を挟んで隣り合っている。すなわち、厚肉部19は、第1の電池モジュール31と第2の電池モジュール32の間に設けられている。
図2に示すように、電池モジュール31,32は、複数の電池セルとしての角型電池33(例えば、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素蓄電池などの二次電池)が、樹脂製の電池ホルダ34に保持された状態で並設されている。本実施形態において、角型電池33の並設方向は、側壁14の長手方向と同一方向となっている。隣り合う角型電池33の間には、金属製(例えばアルミニウム製)の伝熱プレート35が介装されている。電池モジュール31,32において、角型電池33の並設方向両端にはエンドプレート36が設けられている。各エンドプレート36には、接合部材としてのブラケット41,42が固定されている。各エンドプレート36に固定されるブラケット41,42は、同一構成であるが、説明の便宜上、一方のブラケット41を第1のブラケット41、他方のブラケット42を第2のブラケット42として説明を行う。
ブラケット41,42は、1つの板材を直角に折り曲げて形成されており、エンドプレート36に固定される矩形板状の第1の固定部43と、側壁14に取り付けられる矩形板状の第2の固定部44を有している。第1の固定部43は、例えば、溶接などの方法でエンドプレート36に一体化されている。これにより、ブラケット41,42が、エンドプレート36(電池モジュール31,32)に固定されている。なお、第1の固定部43を挿通したボルトをエンドプレート36に螺合するなど、他の方法で第1の固定部43とエンドプレート36が一体化されていてもよい。
第2の固定部44には、ボルトB1が挿通されている。第2の固定部44を挿通したボルトB1は、側壁14に螺合されている。これにより、第2の固定部44(ブラケット41,42)が側壁14に取り付けられるとともに、ブラケット41,42によって電池モジュール31,32が側壁14に取り付けられている。
第1の電池モジュール31に固定された第1のブラケット41は、側壁14の厚肉部19とは異なる場所に固定されている。第1の電池モジュール31に固定された第2のブラケット42は、厚肉部19に固定されている。第2の電池モジュール32に固定された第1のブラケット41は、厚肉部19に固定されている。第2の電池モジュール32に固定された第2のブラケット42は、側壁14の厚肉部19とは異なる場所に固定されている。厚肉部19に螺合されるボルトB1は、厚肉部19とは異なる場所に螺合されるボルトB1に比べて側壁14への螺合量が多い。
ここで、側壁14の4つの縁部には、底板12、天板13、側壁16,17が固定されるが、側壁16(固定部材)が固定される縁部を第1の被固定部21、側壁17(固定部材)が固定される縁部を第2の被固定部22とする。第1の被固定部21及び第2の被固定部22は、側壁14の長手方向の縁部である。このため、各被固定部21,22は、角型電池33の並設方向及び第1の電池モジュール31と第2の電池モジュール32の並設方向に設けられている。また、ブラケット41,42は、電池モジュール31,32における角型電池33の並設方向両端に設けられている。
そして、第1の電池モジュール31に固定された第1のブラケット41及び第2のブラケット42と、各被固定部21,22までの離間距離を比較する。なお、各ブラケット41,42から各被固定部21,22までの離間距離とは、各ブラケット41,42と、各ブラケット41,42に最も近い縁部(第1の被固定部21又は第2の被固定部22)までの離間距離である。
第1の電池モジュール31に固定されたブラケット41,42のうち、第1のブラケット41は、第2のブラケット42よりも被固定部21,22(第1の被固定部21)に近い。また、第2の電池モジュール32に固定されたブラケット41,42のうち、第2のブラケット42は、第1のブラケット41よりも被固定部21,22(第2の被固定部22)に近い。したがって、電池モジュール31,32のブラケット41,42は、被固定部21,22からの離間距離が長いブラケット41,42がそれぞれ厚肉部19に接合されている。また、厚肉部19は、第1の被固定部21及び第2の被固定部22から間隔を空けて設けられている。
次に、電池パック10の作用について説明する。
電池パック10に振動が加わると、側壁14〜17が振動する。側壁14〜17は、振動によって厚み方向に撓む。このとき、側壁14の第1の被固定部21及び第2の被固定部22には、側壁16,17が固定されているため、側壁14が厚み方向に撓もうとしても、側壁16,17によって側壁14が厚み方向に撓むことが規制される。側壁14の振幅(側壁14の厚み方向への撓み)は、第1の被固定部21及び第2の被固定部22から遠ざかるにつれて(側壁14の長手方向の中央に近づくにつれて)大きくなる。
更に、電池モジュール31,32は、ブラケット41,42によって側壁14に取り付けられている。このため、電池モジュール31,32の荷重は、側壁14のブラケット41,42と対向する部位に集中する。したがって、側壁14の振幅が大きい部位にブラケット41,42を接合すると側壁14が破損しやすい。
本実施形態のように、被固定部21,22から間隔を空けた位置に厚肉部19を設けて、この厚肉部19にブラケット41,42を接合することで、厚肉部19が補強部となり、側壁14が破損しにくい。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)各電池モジュール31,32に固定されたブラケット41,42のうち、各被固定部21,22からの離間距離が長いブラケット41,42と対向する部位に厚肉部19を設けている。振幅が大きく、破損しやすい部位に厚肉部19を設けることで、側壁14の破損を適切に抑止することができる。
(2)また、厚肉部19に、各電池モジュール31,32に固定されたブラケット41,42を接合しているため、側壁14の破損を抑止することができる。このため、電池モジュール31,32の固定状態が維持されやすい。
(3)側壁14を厚くすることで、補強部としている。このため、側壁14の熱容量が増加し、角型電池33の熱を吸収しても側壁14の温度が上がりにくい。したがって、側壁14が角型電池33の熱を吸収しやすく、角型電池33の温度が上昇しにくい。
(4)側壁14は、鉛直方向に立設されている。側壁14が、鉛直方向に立設されている場合には、重力によって電池モジュール31,32の荷重が側壁14に加わりやすく、側壁14が破損しやすい。このような場合に厚肉部19を設けることで、側壁14の破損を適切に防止することができる。
(5)第1の電池モジュール31に固定された第2のブラケット42と、第2の電池モジュール32に固定された第1のブラケット41は、ともに共通の厚肉部19に固定されている。例えば、第1の電池モジュール31が上方に移動し、第2の電池モジュール32が下方に移動すると、第1の電池モジュール31と第2の電池モジュール32がパワー線で接続されている場合には、パワー線に負荷がかかり、断線するおそれがある。第1の電池モジュール31に固定された第2のブラケット42と、第2の電池モジュール32に固定された第1のブラケット41をそれぞれ別々の厚肉部19に固定する場合に比べて、第1の電池モジュール31と第2の電池モジュール32が異なる方向に動くことを抑制することができる。このため、パワー線の断線を抑止することができる。
(6)厚肉部19を設けることで、ボルトB1の螺合量を増やすことができる。このため、電池モジュール31,32と側壁との密着強度が向上される。
(7)固定部材として、側壁16,17を用いている。このため、ケース11を形成するケース壁部を固定部材として兼用することができ、部品点数の削減が図られる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図3に示すように、電池モジュール51に固定されるブラケット41,42は、電池モジュール51における角型電池33の並設方向と直交する方向に設けられていてもよい。
○ 図4に示すように、側壁14の長手方向に電池モジュール61が3個以上並設されていてもよい。この場合、側壁14における電池モジュール61の並設方向両端の電池モジュール61とは異なる電池モジュール61に固定されたブラケット41,42と対向する部分に補強部(厚肉部19)を設ける。すなわち、各電池モジュール61の間にブラケット41,42が設けられる。電池モジュール61の並設方向両端に固定されたブラケット41,42は、各被固定部21,22の近くに位置しているため、側壁14に振動が加わっても荷重がかかりにくい。一方、両端に設けられた電池モジュール61から離間した電池モジュール61ほど、各被固定部21,22から離間しているため、電池モジュール61の荷重が加わりやすい。このため、両端に設けられた電池モジュール61とは異なる電池モジュール61のブラケット41,42と対向する部分に補強部を設けることで、側壁14の破損を抑止することができる。
○ 実施形態において、側壁14に屈曲部を設けて補強部としてもよい。具体的にいえば、側壁14に、ケース11の内側に向けて凹むように屈曲部を設ける。ブラケット41,42及び側壁14を貫通したボルトをナットに螺合することでブラケット41,42を側壁14に取り付ける場合、屈曲部によって凹んだ部分にナットを設けることで、ナットがケース11の外側に突出することを抑制することができる。
○ 実施形態において、厚肉部19は、ケース11の外側に突出していてもよい。
○ 実施形態において、第1の電池モジュール31に固定された第2のブラケット42及び第2の電池モジュール32に固定された第1のブラケット41は、共通の厚肉部19に固定されているが、厚肉部19を複数設けて、それぞれのブラケット41,42が異なる厚肉部19に接合されるようにしてもよい。
○ 実施形態において、第1の電池モジュール31に固定された第1のブラケット41及び第2の電池モジュール32に固定された第2のブラケット42と対向する位置に厚肉部19を設けるとともに、この厚肉部にブラケット41,42を接合してもよい。すなわち、厚肉部19(補強部)は、被固定部21,22から離間した箇所であれば、どのような位置に設けられていてもよい。また、各電池モジュール31,32に固定された第1のブラケット41及び第2のブラケット42は、少なくともいずれか一方が厚肉部19に接合されていればよく、第1のブラケット41及び第2のブラケット42の両方が厚肉部19に接合されていてもよいし、第1のブラケット41又は第2のブラケット42が厚肉部19に接合されていてもよい。
○ 実施形態において、電池セルとして円筒形電池やラミネート型の電池を用いてもよい。
○ 実施形態において、電池モジュール31,32は、電池セルを有していればよく、電池ホルダ34や伝熱プレートを有していなくてもよい。また、電池セルは、単数であってもよい。
○ 実施形態において、電池モジュール31,32の個数は、2個以上であれば変更してもよい。
○ 実施形態において、壁部は、ケース11の側壁14〜17以外であってもよい。例えば、産業車両に搭載されるカウンタウェイトであってもよい。同様に、固定部材は、側壁14〜17でなくてもよい。例えば、カウンタウェイトの少なくとも二箇所が車体(固定部材)に固定されて、このカウンタウェイトに電池モジュール31,32が設けられていればよい。すなわち、本発明は、ケース11以外に具体化されてもよい。
○ 実施形態において、ブラケット41,42は、各電池モジュール31,32に3個以上固定されていてもよい。
○ 実施形態において、角型電池33の並設方向は、側壁14の短手方向や側壁14の長手方向及び短手方向に交わる方向などと同一方向となっていてもよい。
○ 実施形態において、電池モジュール31,32は、一つのブラケット41,42のみで固定されていてもよい。
○ 実施形態において、各電池モジュール31,32に固定されたブラケット41,42は、第1の被固定部21及び第2の被固定部22から間隔を空けた箇所に設けられていてもよいし、第1の被固定部21及び第2の被固定部22に設けられていてもよい。すなわち、どのような位置に設けられていてもよい。
10…電池パック、11…ケース、14〜17…側壁、19…厚肉部、21…第1の被固定部、22…第2の被固定部、31,32…電池モジュール、33…角型電池、41,42…ブラケット。

Claims (5)

  1. 電池セルを有する電池モジュールと、
    前記電池モジュールに固定された接合部材と、
    前記接合部材によって前記電池モジュールが取り付けられた矩形状の壁部と、を備えた電池パックであって、
    前記壁部の4つの縁部のうち、対向する一対の縁部の被固定部に固定部材がそれぞれ固定されるとともに、前記複数の被固定部から間隔を空けた箇所に前記壁部を補強する補強部が設けられ、
    前記接合部材は、前記電池モジュールの一方の端部に固定された第1の接合部材と、前記電池モジュールの他方の端部に固定された第2の接合部材とを備え、
    前記電池モジュールの前記一方の端部は、前記第1の接合部材によって、前記壁部のうちの前記補強部とは異なる場所であって、前記補強部よりも前記被固定部に近い位置に接合されており、
    前記電池モジュールの前記他方の端部は、前記第2の接合部材によって、前記補強部に接合されており、
    前記第2の接合部材は、前記電池モジュールの他方の端部を前記補強部に固定するブラケットであることを特徴とする電池パック。
  2. 電池セルを有する複数の電池モジュールと、
    前記電池モジュールに固定された接合部材と、
    前記接合部材によって前記電池モジュールが取り付けられた矩形状の壁部と、を備えた電池パックであって、
    前記壁部の4つの縁部のうち、対向する一対の縁部の被固定部に固定部材がそれぞれ固定されるとともに、前記複数の被固定部から間隔を空けた箇所に前記壁部を補強する補強部が設けられ、
    前記複数の電池モジュールは、鉛直方向に立設された前記壁部の壁面に沿って設けられた第1の電池モジュールと第2の電池モジュールとを備え、
    前記第1の電池モジュールと前記第2の電池モジュールとは、前記補強部を挟んで隣り合って配置されており、
    前記補強部には、前記第1の電池モジュールの前記接合部材と前記第2の電池モジュールの前記接合部材とが接合されていることを特徴とする電池パック。
  3. 前記補強部は、前記壁部の厚みを前記補強部とは異なる部位よりも厚くする厚肉部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記壁部は、前記電池モジュールが収容される四角箱状のケースを形成するケース壁のうち、底板と天板との間において鉛直方向に立設された4つの側壁のうちの1つであり、
    前記固定部材は、前記電池モジュールが取り付けられた前記側壁に交差する2つの前記側壁であることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の電池パック。
  5. 前記補強部は、前記対向する一対の縁部に沿う方向における一端から他端にわたって設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の電池パック。
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