JP6135222B2 - 蓄電素子 - Google Patents

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Description

本発明は、リチウムイオン二次電池のような非水電解質二次電池を含む蓄電素子に関する。
特許文献1に記載されたリチウムイオン二次電池のような非水電解質二次電池を含め、種々の蓄電素子が提供されている。
蓄電素子の製造工程では、例えば電極体を収容した外装体の塗装のような種々の加工が行われる。しかし、特許文献1に開示のものを含む従来の蓄電素子では、製造工程等における蓄電素子の姿勢制御、懸架、搬送等の取扱容易性について、十分な検討はなされていない。
特開2012−124132号公報
本発明は、製造工程等における蓄電素子の取扱容易性向上を課題とする。
本発明は、電極体と、前記電極体が収容されるケース本体と、前記ケース本体の開口を閉じる蓋とを含む外装体と、前記電極体に電気的に接続されると共に前記蓋の外側面に配置された端子と、前記に配置され、前記端子と前記蓋との間に少なくとも一部が介在して前記端子と前記蓋とを絶縁している絶縁部材と、前記絶縁部材に少なくとも一部が配置された磁気吸着部材とを備え、前記絶縁部材は、前記端子が配置された端子配置部と、前記端子配置部に隣接して設けられて前記磁気吸着部材が配置された配置部とを備えることを特徴とする、蓄電素子を提供する。
外装体に配置された磁気吸着部材を磁石で吸着することで、蓄電素子を容易に解除可能に保持できる。例えば、取扱装置、懸架装置、搬送装置等のような装置の蓄電素子を保持する部分に電磁石を設けておけば、この電磁石を励磁状態とすることで蓄電素子を保持でき、電磁石を非励磁状態とすることで保持を解除できる。
前記磁気吸着部材は強磁性体からなることが好ましい。
前記磁気吸着部材の一部が前記絶縁部材から露出していてもよいし、前記磁気吸着部材の全体が前記絶縁部材内に埋め込まれていてもよい。
前記ケース本体は、底壁と、一端側が前記底壁につながり他端側が前記開口を画定する側壁とを備え、少なくとも前記側壁の外側面に絶縁層が設けられていてもよい。
本発明の蓄電素子は、外装体に配置された磁気吸着部材を磁石で吸着することで、容易に解除可能に保持できるので、製造工程等における蓄電素子の姿勢制御、懸架、搬送、取出等の取扱容易性に優れている。
本発明の第1実施形態に係るリチウムイオン二次電池(電池)の斜視図。 図1の電池の平面図。 図1の電池の部分拡大正面図。 図1の電池の製造工程の一例としての塗装工程を示す模式図。 図1の電池の製造工程の一例としての塗装工程を示す模式図。 図1の電池の製造工程の一例としての塗装工程を示す模式図。 図1の電池の製造工程の一例としての塗装工程を示す模式図。 図1の電池の変形例を示す部分拡大正面図。 図1の電池の変形例を示す部分拡大正面図。 図1の電池の変形例を示す部分拡大平面図。 図1の電池の変形例を示す部分拡大平面図。 本発明の第2実施形態に係る電池の斜視図。 図7の電池の平面図。 図7の電池の部分拡大正面図。 本発明の第3実施形態に係る電池の斜視図。 本発明の第4実施形態に係る電池の斜視図。
(第1実施形態)
図1から図3は本発明の第1実施形態に係るリチウムイオン二次電池1(以下単に電池1という)を示す。
電池1の外装体2は、ケース本体3と蓋4で構成され、概ね扁平な直方体状の外観を呈する。ケース本体3内には電解液と電極体(いずれも図示せず)が収容されている。本実施形態では、ケース本体3と蓋4はいずれもアルミニウム製である。
ケース本体3は、細長い長方形状の底壁3aから図において上方に延びる側壁3b〜3eを備える。個々の側壁3b〜3eは図において下端側が底壁3aにつながり上端側がケース本体3の開口3fを画定している。これらの側壁3b〜3eには、互いに対向する一対の長側壁3b,3cと、長側壁3b,3cよりも小面積で互いに対向する一対の短側壁3d,3eが含まれる。図2から理解されるように、ケース本体3を平面視したときに底壁3aが構成する長方形の4辺のうち、一対の長辺から長側壁3b,3cが延び、一対の短辺から短側壁3d,3eが延びている。
ケース本体3の側壁3b〜3eの外側面には、絶縁層として、絶縁樹脂によるコーティング(絶縁コーティング)が施されている。
蓋4は、ケース本体3の開口3fに装着されて開口3fを閉じている。蓋4はケース本体3に対してレーザー溶接されている。蓋4の平面視での形状はケース本体3の底壁3aと同様に概ね長方形状である。蓋4は、中央に安全弁6が装着され、注液口7が設けられている。
蓋4の外側面4aには、一端側に正極の外部端子11Aが配置され、他端側に負極の外部端子11Bが配置されている。本実施形態では外部端子11A,11Bはいずれもアルミニウム製である。個々の外部端子11A,11Bと蓋4の外側面4aとの間には絶縁樹脂製のパッキン(絶縁部材)12A,12Bが介在している。正極の外部端子11Aは、ケース本体3内に配置された集電体(図示せず)を介して電極体に電気的に接続されている。負極の外部端子11Bは本実施形態では銅製であるリベット13とケース本体3内に配置された集電体(図示せず)を介して電極体に電気的に接続されている。
本実施形態における外部端子11A,11Bは、平面視で面取された矩形状である、平坦な頂端面11aを備える。頂端面11aにはバスバーのような導電部材が溶接される。
図1及び図2に最も明瞭に示すように、正極と負極の両方のパッキン12A,12Bの頂端面12aのうち蓋4の端部側の部分には、平面視で面取された矩形状の窪み12b(端子配置部)が形成されている。窪み12bに外部端子11A,11Bが収容されている。図3に示すように、外部端子11A,11Bの頂端面11aはパッキン12A,12Bの頂端面12aから突出量t1だけ突出している。
正極と負極の両方のパッキン12A,12Bの頂端面12aには、窪み12bよりも蓋4の中央側の位置に配置部12cが設けられている。配置部12cには磁気吸着部材14A,14Bが埋め込まれている。
磁気吸着部材14A,14Bは、強磁性体からなることが好ましい。本明細書において、強磁性体とは、隣り合うスピンが同一方向を向いて整列し、全体として大きな磁気モーメントを持ち物質からなる部材をいう。例えば、主成分としての鉄とニッケル等とを含有する合金からなる部材を、磁気吸着部材14A,14Bとして用いることができる。後述する電磁石23A,23Bのような磁石によって必要な保持力が得られる磁気吸着が可能である限り、強磁性体の範疇に含まれない材料で磁気吸着部材14A,14Bを構成してもよい。ただし、磁気吸着部材14A,14Bが強磁性体から形成されると、弱い磁力の磁石でも保持力が得られるため、好ましい。
後に詳述するように、磁気吸着部材14A,14Bを磁石で吸着することにより、電池1が取扱装置、懸架装置、搬送装置等のような装置に保持される。
図1及び図2を参照すると、本実施形態における磁気吸着部材14A,14Bの平面視での形状は、蓋4の幅方向に延びる細い一定幅の直線帯状の第1部分14aと、この第1部分14aの両端から蓋4の中央側に向けて直角に折れ曲がった一対の第2部分14bとを備える。第2部分14bは第1部分14aと同様の細い一定幅の直線帯状である。第2部分14bの長さは第1部分14aよりも十分に短い。
図3を参照すると、本実施形態における磁気吸着部材14A,14Bの頂端面14cはパッキン12A,12Bの頂端面12aから突出量t2だけ突出している。言い換えれば、磁気吸着部材14A,14Bは頂端面14cを含む先端部分がパッキン12A,12Bから露出している。磁気吸着部材14A,14Bのパッキン12A,12Bからの突出量t2は、外部端子11A,11Bのパッキン12A,12Bからの突出量t1よりも差δだけ小さい。言い換えれば、外部端子11A,11Bの頂端面11aは、磁気吸着部材14A,14Bの頂端面14cよりもパッキン12A,12Bの頂端面12aから離れた位置にある。外部端子11A,11Bの頂端面11aと磁気吸着部材14A,14Bの頂端面14cの位置関係(パッキン12の頂端面12aから距離)をこのように設定することにより、外部端子11A,11Bの頂端面11aに対してバスバーのような導電部材を超音波溶接する際に、導電部材が磁気吸着部材14A,14Bに干渉するのを回避できる。
本実施形態では、インサート成形により磁気吸着部材14A,14Bをパッキン12A,12Bに埋め込んで固定している。磁気吸着部材14A,14Bのパッキン12A,12Bに対する必要な固定強度が確保できる限り、インサート成形以外の方法を採用してもよい。例えば、パッキン12A,12Bに磁気吸着部材14A,14Bに外形に適合する溝を設け、接着剤を塗布した磁気吸着部材14A,14Bをこの溝に嵌めこむことで、磁気吸着部材14A,14Bを固定してもよい。
次に、図4Aから図4Dを参照して、本実施形態の電池1が備えるケース本体3の側壁3b〜3eに対して絶縁コーティングを施す手順を説明する。取扱装置21は、水平方向及び垂直方向の直進移動と上下180°の反転動作が可能な本体22を備える。本体22には磁気吸着部材14A,14Bを吸着するための電磁石23A,23Bが備えられている。初期状態では、磁気吸着部材14A,14Bは、本体22の下部側に配置されている。
図4Aに示すように、取扱装置21の本体22は電池1の上方に位置し、載置部24に上に載置された電池1の磁気吸着部材14に対して電磁石23A,23Bが位置合わせされるように水平方向に移動する。その後、本体22が電池1に向けて降下する。電磁石23A,23Bが磁気吸着部材14A,14Bに当接した時点で、本体22の降下が停止する。降下停止後、電磁石23A,23Bは、非励磁状態から励磁状態に切り換えられる。その結果、電磁石23A,23Bに対して磁気吸着部材14A,14Bが磁気的に吸着され、取扱装置21の本体22に電池1が保持される。
次に、図4Bに示すように、取扱装置21の本体22が上昇する。本体22に保持された電池1は載置部24から離れ、本体22に吊り下げられた状態となる。電池1と載置部24が十分な距離を隔てた後、図4Cに示すように、電磁石23A,23Bにより電池1を保持した状態を維持したままで、取扱装置21の本体22は上下180°回転する。その結果、図4Dに示すように、取扱装置21の本体22上に電池1が搭載された状態となる。この状態では、蓋4が下側に位置し、ケース本体3の底壁3aが上側に位置する。つまり、電池1の姿勢は例えば図4Aに示すような通常の姿勢から上下方向に反転する。電池1の姿勢を上下反転させた後、塗装装置の一部であるノズル25から絶縁コーティングのための樹脂が電池1のケース本体3の側壁3b〜3eの外側面に吹き付けられる。なお、蓋4の外側面4aの全領域(外部端子11A,11Bを含む)は予めマスキングされている。
ケース本体3の側壁3b〜3eに対する樹脂の吹き付けが完了後、取扱装置21の本体22は水平方向及び/又は垂直方向の移動により次工程が行われる位置へ移動する。取扱装置21の本体22から電池1を放す場合、電池1が本体22上に搭載された姿勢(図4D参照)から、本体22が再び上下180°回転し、電池1が本体22に吊り下げられた姿勢(図4B参照)に切り換えられる。その後、本体22は電池1を載置する位置まで水平移動し、さらに載置部24(図4A参照)に向けて降下する。電池1が載置部24に載置された後、電磁石23A,23Bが励磁状態から非励磁状態に切り換えられる。その結果、電磁石23A,23Bによる磁気吸着部材14A,14Bの磁気的な吸着が解除される(言い換えれば、取扱装置21の本体22に対する電池1の保持が解除される)。
以上のように、本実施形態の電池1は、蓋4の外側面4aに配置されたパッキン12A,12Bに埋め込まれた磁気吸着部材14A,14Bを電磁石23A,23Bで磁気的に保持することで、取扱装置21により容易に解除可能に保持できる。具体的には、電磁石23A,23Bの励磁状態と非励磁状態を切り換えるだけで、電池1を保持する状態と保持を解除する状態とを切り換えることができる。
チャッキングのように機械的に電池を保持する場合、電池を保持する装置(図4Aから図4Dの取扱装置21に対応)は、電池に対して正確に位置決めする必要がある。また、この場合、電池1の一部にチャッキングのための特殊な形状を設ける必要がある。これに対して、本実施形態の電池1の場合、励磁状態とした電磁石23A,23Bにより磁気吸着部材14A,14Bに対して必要な磁気的な吸着力が作用する限り、取扱装置21の本体22は電池1に対して高精度で位置決めする必要はない。また、磁気吸着部材14A,14Bは単にパッキン12A,12Bに埋め込んでいるだけであるので、パッキン12A,12B並びに電池1の他の要素に特殊な形状を採用する必要はない。
以上の点で、本実施形態の電池1は製造工程における取扱容易性に優れている。
製造工程において磁気吸着部材14A,14Bを電磁石で吸着して保持する装置は、図4Aから図4Dに示すような電池1の姿勢を制御する取扱装置21に限定されず、電池1を懸架、搬送等を行うものあってもよい。
複数の電池1をモジュールケース内に積層状態で収容してモジュール化する場合がある。モジュールケースからの個々の電池1を取り出すための装置が電磁石を備え、磁気吸着部材14A,14Bを解除可能に磁気的に吸着保持してもよい。この場合も、取り出しのための装置が備える電磁石の励磁状態を切り換えるだけで、電池1を保持する状態と保持を解除する状態を切り換えることができ、優れた取扱容易性が得られる。
図5A及び図5Bは、磁気吸着部材14A,14Bのパッキン12A,12Bへの埋め込み位置に関する第1実施形態の変形例を示す。図5Aの変形例では、磁気吸着部材14A,14Bは頂端面14cを含む全体がパッキン12A,12B内に埋め込まれている。こうすることで、磁気吸着部材14A,14Bが劣化しにくくなる。一方、図5Bの変形例では、磁気吸着部材14A,14Bの頂端面14cは、パッキン12A,12Bの頂端面12aと面一である。こうすることで、バスバーのような導電部材と磁気吸着部材14A,14Bとが干渉することを回避しつつ、電池1を取扱装置21により確実に保持できる。
必要な保持力が得られる磁気的な吸着が可能である限り、磁気吸着部材14A,14Bの頂端面14cのパッキン12A,12Bの頂端面12aに対する位置は特に限定されない。しかし、樹脂製のパッキン12A,12Bから磁気吸着部材14A,14Bの一部が露出していることが、磁石によってより強固な磁気吸着が可能である点で好ましい。一方、パッキン12A,12Bから磁気吸着部材14A,14Bが過度に突出していると、外部端子11A,11Bの頂端面11aへの導電部材の溶接時に、磁気吸着部材14A,14Bのパッキン12A,12Bが導電部材と干渉する。従って、外部端子11A,11Bに対する導電部材の溶接作業の作業性の観点からは、パッキン12A,12Bから磁気吸着部材14A,14Bが過度に突出していないことが好ましい。図1から図3に示す第1実施形態では、前述のように、磁気吸着部材14A,14Bのパッキン12A,12Bからの突出量t2を、外部端子11A,11Bのパッキン12A,12Bからの突出量t1よりも差δだけ小さく設定している。言い換えれば、磁気吸着部材14A,14Bをパッキン12A,12Bから部分的に突出ないし露出させてはいるが、磁気吸着部材14A,14Bの頂端面14aを外部端子11A,11Bの頂端面11aよりも蓋4の外側面4aに近い位置に配置している。その結果、磁石よる磁気的な吸着の強度を確保しつ、外部端子11A,11Bに対する導電部材の接続作業の作業性も確保している。
図6A及び図6Bは、磁気吸着部材14A,14Bの平面視での形状に関する第1実施形態の変形例を示す。図6Aの変形例では、磁気吸着部材14A,14Bの頂端面14aは蓋4の幅方向に延びる面取りされた細長い長方形状である。図6Bの変形例では、磁気吸着部材14A,14Bの頂端面14aは円形である。必要な保持力が得られる磁気的な吸着が可能である限り、磁気吸着部材14A,14Bの平面視での形状は特に限定されない。
(第2実施形態)
図7から図9は本発明の第2実施形態に係る電池1を示す。
第2実施形態の電池1が備える外部端子11A,11Bは、バスバーのような導電部材を機械的な連結して電気的に接続するためのボルト部15を備える。第2実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
(第3実施形態)
図10は本発明の第3実施形態に係る電池1を示す。
第3実施形態の電池1はケース本体3の短側壁3d,3eの開口3fに近接した位置(図において上端側)に、薄厚で直方体状の磁気吸着部材14‘を備える。第3実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
(第4実施形態)
図11は本発明の第3実施形態に係る電池を示す。
第4実施形態の電池1はケース本体3の長側壁3b,3cの開口3fに近接した位置(図において上端側)に、薄厚で蓋4に沿って延びる直線帯状の磁気吸着部材14’’を備える。第3実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第2実施形態(図10)及び第3実施形態ではケース本体3の側壁3b〜3eに磁気吸着部材14A,14Bが取り付けられているが、蓋4の外側面4a又は内側面に磁気吸着部材14を取り付けてもよい。また、ケース本体3の底壁3aに磁気吸着部材を取り付けてもよい。さらに、蓋4の外側面4a、ケース本体3の側壁3b〜3e、ケース本体3の底壁3a、パッキン12A,12Bのうちのいずれか2箇所以上に磁気吸着部材を取り付けてもよい。
強磁性体からなる磁気吸着部材を用いる例を説明したが、本発明はこれに限定されない。磁気吸着部材は磁化された永久磁石によって構成されてもよい。
ケース本体の外側面に絶縁コーティングを施す例を説明したが、本発明はこれに限定されない。熱収縮チューブによってケース本体の外側面に絶縁層を設けてもよい。
リチウムイオン二次電池を例に本発明を説明したが、本発明はリチウムイオン二次電池以外の非水電解質二次電池を含む種々の蓄電素子に適用できる。
1 リチウムイオン二次電池(蓄電素子)
2 外装体
3 ケース本体
3a 底壁
3b〜3e 側壁
3f 開口
4 蓋
4a 外側面
6 安全弁
7 注液口
11A,11B 外部端子
11a 頂端面
12A,12B パッキン(絶縁部材)
12a 頂端面
12b 窪み
12c 配置部
13 リベット
14A,14B,14‘ 磁気吸着部材
14a 第1部分
14b 第2部分
14c 頂端面
15 ボルト部
21 取扱装置
22 本体
23A,23B 電磁石
24 載置部
25 ノズル
t1,t2 突出量
δ 差

Claims (6)

  1. 電極体と、
    前記電極体が収容されるケース本体と、前記ケース本体の開口を閉じる蓋とを含む外装体と、
    前記電極体に電気的に接続されると共に前記蓋の外側面に配置された端子と、
    前記に配置され、前記端子と前記蓋との間に少なくとも一部が介在して前記端子と前記蓋とを絶縁している絶縁部材と、
    前記絶縁部材に少なくとも一部が配置された磁気吸着部材と
    を備え、
    前記絶縁部材は、
    前記端子が配置された端子配置部と、
    前記端子配置部に隣接して設けられて前記磁気吸着部材が配置された配置部と
    を備えることを特徴とする、蓄電素子。
  2. 前記磁気吸着部材は強磁性体からなることを特徴とする、請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記磁気吸着部材の一部が前記絶縁部材から露出している、請求項1又は2に記載の蓄電素子。
  4. 前記磁気吸着部材の全体が前記絶縁部材内に埋め込まれている、請求項1又は2に記載の蓄電素子。
  5. 前記ケース本体は、底壁と、一端側が前記底壁につながり他端側が前記開口を画定する側壁とを備え、
    少なくとも前記側壁の外側面に絶縁層が設けられていることを特徴とする、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  6. 電極体と、
    前記電極体が収容されるケース本体と、前記ケース本体の開口を閉じる蓋とを含む外装体と、
    前記外装体に配置された絶縁部材と、
    前記絶縁部材に全体が埋め込まれている磁気吸着部材と
    を備えることを特徴とする、蓄電素子。
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