JP6134299B2 - 作業機械、カウンタウエイト装置、および、カウンタウエイト装置取付方法 - Google Patents
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(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の作業機械において、昇降装置の揚程は、地上に載置されているカウンタウエイト装置と、旋回フレームの後端に取り付けられたカウンタウエイト装置との高さの差よりも小さい。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の作業機械において、ウエイト側係止装置は、機体側係止部に係止してカウンタウエイト装置を旋回フレームに仮固定する仮固定姿勢と、機体側係止部への係止を解除してウエイト側係止装置を格納する格納姿勢とをとり得る。
(4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業機械において、昇降装置は、上部旋回体に設けられた複数のウインチ装置のうち、最も後方に設けられたウインチ装置よりも下方に配設されている。
(5) 請求項5の発明による作業機械は、旋回フレームを有する上部旋回体と、旋回フレームの後端に設けた機体側固定部に着脱可能に取り付けられるカウンタウエイト装置と、上部旋回体に取り付けられる昇降用油圧シリンダと、昇降用油圧シリンダのシリンダロッドの伸縮によって昇降するシリンダ側係合部と、上部旋回体に取り付けられる機体側係止部と、カウンタウエイト装置に設けられた係合部であって、カウンタウエイト装置が地上に載置されると、昇降用油圧シリンダのシリンダロッドを伸長させて下降させたシリンダ側係合部と係合可能な上部係合部と、機体側係止部に係止させることでカウンタウエイト装置を旋回フレームに仮固定する係止装置であって、シリンダ側係合部と上部係合部とを係合させて昇降用油圧シリンダのシリンダロッドを縮退させてカウンタウエイト装置を引き上げた高さ位置で、カウンタウエイト装置を旋回フレームに仮固定するウエイト側係止装置と、カウンタウエイト装置に設けられた係合部であって、ウエイト側係止装置を機体側係止部に係止させてカウンタウエイト装置を旋回フレームに仮固定した状態で、昇降用油圧シリンダのシリンダロッドを伸長させて下降させたシリンダ側係合部と係合可能な下部係合部と、機体側固定部に固定することで旋回フレームの後端にカウンタウエイト装置を固定する固定部であって、シリンダ側係合部と下部係合部とを係合させて昇降用油圧シリンダのシリンダロッドを縮退させてカウンタウエイト装置をさらに引き上げた高さ位置で、旋回フレームの後端にカウンタウエイト装置を固定するウエイト側固定部とを備える。
(6) 請求項6の発明によるカウンタウエイト装置は、作業機械の上部旋回体の旋回フレームの後端に設けた機体側固定部に着脱可能に取り付けられるカウンタウエイト装置であって、上部旋回体に設けられている昇降装置と係合可能な上部係合部と、昇降装置と上部係合部とを係合させて昇降装置でカウンタウエイト装置を上昇させた高さ位置で、カウンタウエイト装置を旋回フレームに仮固定するウエイト側係止装置と、ウエイト側係止装置でカウンタウエイト装置を旋回フレームに仮固定した状態で、昇降装置と係合可能であり、上部係合部の下方に設けられた下部係合部と、昇降装置と下部係合部とを係合させて昇降装置でカウンタウエイト装置をさらに上昇させた高さ位置で、旋回フレームの後端にカウンタウエイト装置を固定するウエイト側固定部とを備える。
(7) 請求項7の発明は、請求項6に記載のカウンタウエイト装置において、ウエイト側係止装置は、カウンタウエイト装置を旋回フレームに仮固定する仮固定姿勢と、ウエイト側係止装置を格納する格納姿勢とをとり得る。
(8) 請求項8の発明によるカウンタウエイト装置取付方法は、旋回フレームを有する上部旋回体に設けられた昇降装置の機体側係合部を下降させて、旋回フレームの後方で地上に載置したカウンタウエイト装置の上部係合部と機体側係合部とを係合し、昇降装置でカウンタウエイト装置を所定の高さまで上昇させ、所定の高さまで上昇させたカウンタウエイト装置を旋回フレームに仮固定し、機体側係合部と上部係合部との係合を解除し、機体側係合部を下降させて、旋回フレームに仮固定したカウンタウエイト装置の下部係合部を機体側係合部に係合し、昇降装置でカウンタウエイト装置を旋回フレームの取付高さまで上昇させ、取付高さまで上昇させたカウンタウエイト装置を旋回フレームの後端へ取り付ける。
(9) 請求項9の発明による作業機械は、旋回フレームを有する上部旋回体と、旋回フレームの後端に設けた機体側固定部に着脱可能に取り付けられるカウンタウエイト装置と、カウンタウエイト装置に係合可能な機体側係合部を有し、機体側係合部を昇降させることで機体側係合部と係合されたカウンタウエイト装置を昇降する、上部旋回体に設けられた昇降装置とを備え、カウンタウエイト装置は、上下に重なり合っていて、互いに固定および固定の解除が可能な上側の第1のベースウエイト、および、下側の第2のベースウエイトを有し、第1のベースウエイトおよび第2のベースウエイトは、互いに上下方向に接近させた第1の相対姿勢で互いに固定および固定の解除が可能であり、互いに上下方向に離間させた第2の相対姿勢で互いに固定および固定の解除が可能であり、第1のベースウエイトは、旋回フレームの後端にカウンタウエイト装置を固定するウエイト側固定部と、第1のベースウエイトと第2のベースウエイトとが第2の相対姿勢で互いに固定されて、地上に載置されていると、昇降装置によって下降させた機体側係合部と係合可能な第1の係合部とを有し、第2のベースウエイトは、第1のベースウエイトと第2のベースウエイトとが第2の相対姿勢をとった状態で、ウエイト側固定部が機体側固定部に固定されていると、昇降装置によって下降させた機体側係合部と係合可能な第2の係合部を有し、第1のベースウエイトおよび第2のベースウエイトは、第2の相対姿勢をとった状態で、ウエイト側固定部が機体側固定部に固定され、第2の係合部と係合させた機体側係合部を昇降装置で上昇させると、第1の相対姿勢をとる。
また、本発明によれば、カウンタウエイト装置を昇降する昇降装置を小型化できるので、昇降装置の上方の空間を有効利用できる。
また、本発明によれば、補助クレーンによる作業が不要で、補助クレーンを他の作業に用いることができ、作業現場における作業効率を向上できる。
図1〜17を参照して、本発明による作業機械の第1の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態の作業機械の一例としての移動式クレーンの斜視図である。この移動式クレーン10は、クレーン本体11と、クレーン本体11に回動可能に取り付けられるブーム4とを備えている。説明の便宜上、各図に示すように前後方向、上下方向、および左右方向を規定する。
なお、図2,3では、前側の受けブラケット140が他の部材に隠れて不図示となっている。
図6は、カウンタウエイト装置200の斜視図であり、図7〜9は、ベースウエイト201の斜視図である。カウンタウエイト装置200は、ベースウエイト201と、ベースウエイト201に積載されるカウンタウエイト281とを有する。ベースウエイト201の右側載置領域201Rおよび左側載置領域201L(図7)のそれぞれには、カウンタウエイト281を複数個積層して配置できる。たとえば図6では、ベースウエイト201の左右の載置領域201L,201Rのそれぞれに、カウンタウエイト281を2個ずつ積層した例を図示している。カウンタウエイト装置200では、積載するカウンタウエイト281の数を適宜調節することで、カウンタウエイト装置200全体の重量を調節できる。ベースウエイト201とカウンタウエイト281、および、積層されたカウンタウエイト281同士は、たとえば固定ボルト285によって固定される。
以下の説明では、左右のウエイト側固定部220R,220Lを区別しない場合には、符号にR,Lを付さずに、ウエイト側固定部220として説明する。
本実施の形態の移動式クレーン10では、輸送上の重量や長さ等の制約から、たとえばクレーン本体11とブーム4とカウンタウエイト装置200とに分解されて、それぞれ別々に輸送され、作業現場で再び組み立てられる。本実施の形態では、次のようにして上部旋回体3にカウンタウエイト装置200を取り付ける。まず、作業現場におけるクレーンの組立場所の地上にベースウエイト201を載置する。そして、図6に示すように、ベースウエイト201にカウンタウエイト281を積載し、固定ボルト285で固定する。
(1) 昇降用係合部121と係合長穴211とを係合させて、地上に載置されているカウンタウエイト装置200を昇降シリンダ120で引き上げるように構成した。そして、仮固定用リンク部材240を受けブラケット140に係止させてカウンタウエイト装置200を旋回フレーム3aに仮固定するように構成した。そして、仮固定されているカウンタウエイト装置200の係合穴212と昇降用係合部121とを係合させて、仮固定されているカウンタウエイト装置200を昇降シリンダ120でさらに引き上げるように構成した。これにより、カウンタウエイト装置200を着脱に際して、従来技術のようにブーム4を起伏させたり、カウンタウエイトの着脱装置を起伏させたり、ペンダントロープを付け替えたりするなどの作業が不要となり、カウンタウエイト装置200の着脱作業が効率的になる。
図18〜32を参照して、本発明による作業機械の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、カウンタウエイト装置が上下に重なり合った第1ベースウエイトと第2ベースウエイトとを備え、カウンタウエイト装置の取り付け作業時に、第2ベースウエイトに対して第1ベースウエイトを上方に離間させて、第2ベースウエイトに立設された支持プレートの上部に第1ベースウエイトを一旦固定する点で、第1の実施の形態と異なる。
図21は、本実施の形態のカウンタウエイト装置300の外観斜視図であり、第1ベースウエイト301と第2ベースウエイト305とを上下方向に最も接近させた状態を示す。図22は、本実施の形態のカウンタウエイト装置300の外観斜視図であり、第2ベースウエイト305に対して第1ベースウエイト301を上方に離間させて、第2ベースウエイト305に立設された支持プレート310の上部に第1ベースウエイト301を固定した状態を示す。図23,24は、第1ベースウエイト301および第2ベースウエイト305の外観斜視図である。
本実施の形態では、次のようにして上部旋回体3にカウンタウエイト装置300を取り付ける。まず、図23,24に示すように、第1の相対姿勢で固定した第1ベースウエイト301と第2ベースウエイト305とを作業現場におけるクレーンの組立場所の地上に載置する。このとき、第1ベースウエイト301の固定部361の貫通孔361aと、第2ベースウエイト305の固定部362の貫通孔362aとに固定ピン337が挿通されて、第1ベースウエイト301と第2ベースウエイト305とが第1の相対姿勢で固定されている。また、このとき、第1ベースウエイト301の脚部301aの底面、および、第2ベースウエイト305の下面(底面)が地面と接している。
(1) 第1ベースウエイト301と第2ベースウエイト305とが、上下方向に重なり合った第1の相対姿勢と、上下方向に離間した第2の相対姿勢をとり得るように構成した。そして、第1ベースウエイト301と第2ベースウエイト305とが、第1の相対姿勢および第2の相対姿勢のそれぞれで、互いに固定および固定の解除が行えるように構成した。そして、カウンタウエイト装置300を地上に載置して、第1ベースウエイト301と第2ベースウエイト305とが第2の相対姿勢をとると、機体側に設けられた昇降シリンダ120の昇降用係合部151が第1ベースウエイト301のウエイト側固定ブロック322と係合ピン335で係合できるように構成した。これにより、地上に載置されたカウンタウエイト装置300をストロークが短い昇降シリンダ120で引き上げることができるので、昇降シリンダ120の取付部108の位置を低くでき、昇降シリンダ120の取付部108よりも上部の空間を有効利用できる。
(1) 上述の説明では、地上に載置されているカウンタウエイト装置200,300を昇降シリンダ120を用いて2段階に分けて引き上げるように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、第1の実施の形態のカウンタウエイト装置200を2段階に分けて引き上げるのではなく、3段階以上に分けて引き上げるように構成してもよい。なお、3段階以上に分けて引き上げる場合には、2段階に分けて引き上げる場合と比べて、昇降用係合部121とカウンタウエイト装置200側との係合作業および係合解除作業が増える。そのため、上述したように2段階に分けて引き上げることが望ましい。
(4) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
Claims (9)
- 旋回フレームを有する上部旋回体と、
前記旋回フレームの後端に設けた機体側固定部に着脱可能に取り付けられるカウンタウエイト装置と、
前記カウンタウエイト装置に係合可能な機体側係合部を有し、前記機体側係合部を昇降させることで前記機体側係合部と係合された前記カウンタウエイト装置を昇降する、前記上部旋回体に設けられた昇降装置と、
前記上部旋回体に取り付けられる機体側係止部と、
前記カウンタウエイト装置に設けられた係合部であって、前記カウンタウエイト装置が地上に載置されると、前記昇降装置によって下降させた前記機体側係合部と係合可能な上部係合部と、
前記機体側係止部に係止させることで前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定する係止装置であって、前記機体側係合部と前記上部係合部とを係合させて前記昇降装置で前記カウンタウエイト装置を上昇させた高さ位置で、前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定するウエイト側係止装置と、
前記カウンタウエイト装置に設けられた係合部であって、前記ウエイト側係止装置を前記機体側係止部に係止させて前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定した状態で、前記昇降装置で下降させた前記機体側係合部と係合可能な下部係合部と、
前記機体側固定部に固定することで前記旋回フレームの後端に前記カウンタウエイト装置を固定する固定部であって、前記機体側係合部と前記下部係合部とを係合させて前記昇降装置で前記カウンタウエイト装置をさらに上昇させた高さ位置で、前記旋回フレームの後端に前記カウンタウエイト装置を固定するウエイト側固定部とを備える作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記昇降装置の揚程は、地上に載置されている前記カウンタウエイト装置と、前記旋回フレームの後端に取り付けられた前記カウンタウエイト装置との高さの差よりも小さい作業機械。 - 請求項1または請求項2に記載の作業機械において、
前記ウエイト側係止装置は、前記機体側係止部に係止して前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定する仮固定姿勢と、前記機体側係止部への係止を解除して前記ウエイト側係止装置を格納する格納姿勢とをとり得る作業機械。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業機械において、
前記昇降装置は、前記上部旋回体に設けられた複数のウインチ装置のうち、最も後方に設けられたウインチ装置よりも下方に配設されている作業機械。 - 旋回フレームを有する上部旋回体と、
前記旋回フレームの後端に設けた機体側固定部に着脱可能に取り付けられるカウンタウエイト装置と、
前記上部旋回体に取り付けられる昇降用油圧シリンダと、
前記昇降用油圧シリンダのシリンダロッドの伸縮によって昇降するシリンダ側係合部と、
前記上部旋回体に取り付けられる機体側係止部と、
前記カウンタウエイト装置に設けられた係合部であって、前記カウンタウエイト装置が地上に載置されると、前記昇降用油圧シリンダの前記シリンダロッドを伸長させて下降させた前記シリンダ側係合部と係合可能な上部係合部と、
前記機体側係止部に係止させることで前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定する係止装置であって、前記シリンダ側係合部と前記上部係合部とを係合させて前記昇降用油圧シリンダの前記シリンダロッドを縮退させて前記カウンタウエイト装置を引き上げた高さ位置で、前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定するウエイト側係止装置と、
前記カウンタウエイト装置に設けられた係合部であって、前記ウエイト側係止装置を前記機体側係止部に係止させて前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定した状態で、前記昇降用油圧シリンダの前記シリンダロッドを伸長させて下降させた前記シリンダ側係合部と係合可能な下部係合部と、
前記機体側固定部に固定することで前記旋回フレームの後端に前記カウンタウエイト装置を固定する固定部であって、前記シリンダ側係合部と前記下部係合部とを係合させて前記昇降用油圧シリンダの前記シリンダロッドを縮退させて前記カウンタウエイト装置をさらに引き上げた高さ位置で、前記旋回フレームの後端に前記カウンタウエイト装置を固定するウエイト側固定部とを備える作業機械。 - 作業機械の上部旋回体の旋回フレームの後端に設けた機体側固定部に着脱可能に取り付けられるカウンタウエイト装置であって、
前記上部旋回体に設けられている昇降装置と係合可能な上部係合部と、
前記昇降装置と前記上部係合部とを係合させて前記昇降装置で前記カウンタウエイト装置を上昇させた高さ位置で、前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定するウエイト側係止装置と、
前記ウエイト側係止装置で前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定した状態で、前記昇降装置と係合可能であり、前記上部係合部の下方に設けられた下部係合部と、
前記昇降装置と前記下部係合部とを係合させて前記昇降装置で前記カウンタウエイト装置をさらに上昇させた高さ位置で、前記旋回フレームの後端に前記カウンタウエイト装置を固定するウエイト側固定部とを備えるカウンタウエイト装置。 - 請求項6に記載のカウンタウエイト装置において、
前記ウエイト側係止装置は、前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定する仮固定姿勢と、前記ウエイト側係止装置を格納する格納姿勢とをとり得るカウンタウエイト装置。 - 旋回フレームを有する上部旋回体に設けられた昇降装置の機体側係合部を下降させて、前記旋回フレームの後方で地上に載置したカウンタウエイト装置の上部係合部と前記機体側係合部とを係合し、
前記昇降装置で前記カウンタウエイト装置を所定の高さまで上昇させ、
前記所定の高さまで上昇させた前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームに仮固定し、
前記機体側係合部と前記上部係合部との係合を解除し、
機体側係合部を下降させて、前記旋回フレームに仮固定したカウンタウエイト装置の下部係合部を前記機体側係合部に係合し、
前記昇降装置で前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームの取付高さまで上昇させ、
前記取付高さまで上昇させた前記カウンタウエイト装置を前記旋回フレームの後端へ取り付けるカウンタウエイト装置取付方法。 - 旋回フレームを有する上部旋回体と、
前記旋回フレームの後端に設けた機体側固定部に着脱可能に取り付けられるカウンタウエイト装置と、
前記カウンタウエイト装置に係合可能な機体側係合部を有し、前記機体側係合部を昇降させることで前記機体側係合部と係合された前記カウンタウエイト装置を昇降する、前記上部旋回体に設けられた昇降装置とを備え、
前記カウンタウエイト装置は、上下に重なり合っていて、互いに固定および固定の解除が可能な上側の第1のベースウエイト、および、下側の第2のベースウエイトを有し、
前記第1のベースウエイトおよび第2のベースウエイトは、互いに上下方向に接近させた第1の相対姿勢で互いに固定および固定の解除が可能であり、互いに上下方向に離間させた第2の相対姿勢で互いに固定および固定の解除が可能であり、
前記第1のベースウエイトは、
前記旋回フレームの後端に前記カウンタウエイト装置を固定するウエイト側固定部と、
前記第1のベースウエイトと第2のベースウエイトとが前記第2の相対姿勢で互いに固定されて、地上に載置されていると、前記昇降装置によって下降させた前記機体側係合部と係合可能な第1の係合部とを有し、
前記第2のベースウエイトは、前記第1のベースウエイトと第2のベースウエイトとが前記第2の相対姿勢をとった状態で、前記ウエイト側固定部が機体側固定部に固定されていると、前記昇降装置によって下降させた前記機体側係合部と係合可能な第2の係合部を有し、
前記第1のベースウエイトおよび第2のベースウエイトは、前記第2の相対姿勢をとった状態で、前記ウエイト側固定部が機体側固定部に固定され、前記第2の係合部と係合させた前記機体側係合部を前記昇降装置で上昇させると、前記第1の相対姿勢をとる作業機械。
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