JP6128864B2 - 既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、拡開規制手段は、左右の取付けブラケットの上部他端側部位における対向間に設けられるものとし、前記対向間の間隔を調整可能な調整具を備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項3の発明は、拡開規制手段は、左右の取付けブラケットに連結される左右一対の連結ユニットと、連結ユニット同士のあいだに設けられ、左右の取付けブラケットの対向間隔の拡開を規制をする拡開規制本体とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項4の発明は、取付けブラケットは、上下端縁に左右方向外方に向けて突出するフランジ片が形成されるものとし、拡開規制手段の連結ユニットは、フランジ片に係止する係止片を備えて構成されていることを特徴とする請求項3に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項5の発明は、拡開規制手段の連結ユニットは、係止片に対して左右方向調整移動自在な規制片を備え、該規制片と係止片とによりフランジ片を左右方向両側から挟持することで、左右方向の移動が規制された状態で取付けブラケットに連結されることを特徴とする請求項4に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項6の発明は、拡開規制手段の拡開規制本体は、複数の長ボルトにより構成されるものとし、これら長ボルト同士は、一方の長ボルトの軸方向一端部に固設された長ナットに他方の長ボルトの軸方向他端部を螺合させることにより連結されることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項7の発明は、長ナットは、該長ナットの軸方向中間部に、螺合された長ボルトの端部の位置を確認するための締結確認用孔が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項8の発明は、拡開規制手段の拡開規制本体は、平鋼材で構成される複数の分割プレートにより構成されるものとし、これら分割プレート同士は軽螺合された螺子により折畳み自在に連結されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項9の発明は、拡開規制手段の拡開規制本体は、金属製ワイヤで構成されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項10の発明は、建築用シャッター装置は、左右の取付けブラケット間に支架されるまぐさ部構成部材と、該まぐさ部構成部材の左右方向中間部を支持するべく開口部上方の躯体に固定される吊り上げ部材とを備えると共に、拡開規制手段の拡開規制本体の左右方向中間部を、前記吊り上げ部材に吊持部材を介して支持せしめたことを特徴とする請求項3乃至9の何れか一項に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置である。
請求項2の発明とすることにより、左右の取付けブラケット同士を効率よく拡開規制するための拡開規制手段を作業性よく取付けることができる。
請求項3の発明とすることにより、天井裏に上方部材が設けられている既設のシャッター装置に対して作業性よく拡開規制手段を取付けることができる。
請求項4の発明とすることにより、取付けブラケット側に対して孔開け作業や、溶着作業をすることなく拡開規制手段を取付けることができて、天井裏での作業を安全、かつ、速やかに実施できる。
請求項5の発明とすることにより、連結ユニットを、強固な状態で取付けブラケットに連結することができる共に、フランジ片の左右方向の長さがサイズ違いのものにも対応できる。
請求項6、8、9の発明とすることにより、作業性のさらなる向上を図ることができる。
請求項7の発明とすることにより、長ボルト同士の連結を確実に行うことができる。
請求項10の発明とすることにより、拡開規制本体の左右方向中間部が撓んでしまうことを防止できる。
図面において、1は躯体の開口部に設けられる既設の防火シャッター装置であって、該防火シャッター装置1は躯体に支持される左右一対の取付けブラケット2、3を備えて構成されており、これら取付けブラケット2、3に、複数枚のスラット4aを折曲自在に連装してなるシャッターカーテン4が巻装される巻取りドラム5の両端部がそれぞれ回転自在に支持されている。そして、一方の取付けブラケットであって、本実施の形態では、図1において図面向かって右側の取付けブラケット3に設けられた開閉機6が駆動することに伴い巻取りドラム5が正逆回転し、これによって、シャッターカーテン4が巻出し、巻取りされて開口部を閉鎖する全閉姿勢と、開放する全開姿勢とに変姿するが、このとき、シャッターカーテン4の左右両側部は開口部の左右両側に立設されたガイドレール7の移動案内を受けるように構成されており、これらの基本構成はいずれも従来通りの構成となっている。
尚、11は天井部材であって、該天井部材11は前後のガイド部材10a、10bの下端部と略同位置となるように設けられており、シャッターカーテン4が巻装されている巻取りドラム5等により構成される上方部材は天井部材11の上方、即ち天井裏に内装される状態となっている。
このような固定構成(連結構成)とすることにより、連結ユニット15は、左右の取付けブラケット2、3に対し、取付けブラケット2、3側に孔開け加工や、溶接作業をすることなく取付けることができて、天井裏での作業が安全、かつ、速やかに実施できるように構成されている。
これによって、左右の取付けブラケット2、3上部前端部位の対向間は、左から連結ユニット15、ターンバックル17、複数の分割プレート16aからなる拡開規制本体16、ターンバックル17、連結ユニット15により連結した状態となるように構成されているが、この組込み状態において、これら各部材15、16、17は、左右の取付けブラケット2、3の対向間隔に対して僅かに弛みがあるようにして連結されており、このようにすることで、各部材15、16、17の連結作業が容易になるように構成されている。
尚、本実施の形態では、拡開規制本体16が左右方向に長く配設されるため左右方向中間部が自重により撓むことが想定される。そこで、吊り上げ部材13の第一アングル材13aと拡開規制本体16(分割プレート16a)とのあいだをワイヤ16c(本発明の吊持部材に相当する)により連結するように構成されており、これによって、拡開規制本体16(分割プレート16a)が吊り上げ部材13の支持を受けられるように構成されている。
因みに、防火シャッター装置によっては吊り上げ部材が設けられていない場合があるが、この場合や、吊り上げ部材による支持があっても拡開規制本体に撓みが発生するような場合では、必要において第一アングル材に相当するような支持片を躯体側に片持ち状に支持せしめて、該支持片に拡開規制本体を連結して左右方向長尺状の拡開規制本体を支持させるように構成することもできる。
前記第二の実施の形態は、第一の実施の形態と同様の構成部材により構成されているので、同様の符号を付すことで各部材の説明を省略するが、このものにおいて、拡開規制手段14を構成する拡開規制本体16としての複数の分割プレート16aは、ターバックル17の回転状態に基づいて板面が前後方向に対向するように配設されているものであるが、分割プレート16aの板面の向きは第一、第二何れの実施例のようにしても同様の拡開規制の効果を得ることができる。
前記第三、第四の実施の形態の拡開規制手段20、21は、第一の実施の形態と同様に、左右の連結ユニット15、拡開規制本体16としての複数の分割プレート16a、ターンバックル17を用いて構成されるが、調整具であるターンバックル17は一つだけ設けられる構成となっている。つまり、ターンバックル17は、第三の実施の形態では左側の連結ユニット15と左端に位置する分割プレート16aとのあいだに一つ設けられ、第四の実施の形態では分割プレート16a同士のあいだに一つ設けられている。そして、このものでも、各部材15、16、17を弛みを存した状態で取付けブラケット2、3の対向間に組込み、ターンバックル17により緊張させることにより取付けブラケット2、3同士の対向間隔の拡開を規制する拡開規制手段20、21とすることができる。
尚、拡開規制本体16としては、設置条件によっては、平鋼材を分割することなく長尺状の一本のプレートにより構成してもよい。
前記左右一対の連結ユニット15は、固定ボルト15aと止め螺子15cとを軽螺合した状態として左右の取付けブラケット24、25に組込まれるが、左側においては、左側の連結ユニット15の第二プレート19を左側の取付けブラケット24の第二、第三部材28、29の上端縁から互いに離間する方向に向けて折曲形成される上側フランジ片28a、29aの他端側部位に載置して、第二プレート19の係止片19aを外側の第三部材29の上側フランジ片29aに係止させる状態で、かつ、第二プレート19と前後一対の固定ボルト15aのボルト螺子部15bとのあいだに前記フランジ片29aが挟まれる仮保持状態とする。続いて、前後一対の固定ボルト15aをボルト螺子部15bが第三部材29の外面に当接するまで緊締して固定するとともに、第二プレート19の上側から止め螺子15cを第三部材29の上側フランジ片29aに緊締して、止め螺子15cとボルト螺子部15bとにより上側フランジ片29aを挟持保持することで、連結ユニット15が左側の取付けブラケット24に一体的に組込まれている。
一方、右側の取付けブラケット25において、第四部材33は補強用のフランジ片33aが上下端縁から左右方向外方に向けて折曲形成されており、これらフランジ片33aは、第二、第三部材30、31の上下端縁から互いに離間する方向に向けて折曲形成されるフランジ片30a、31aよりもさらに上下方向外方に突出して形成されている。そのため、右側の連結ユニット15は、第二プレート19を第四部材33の上側フランジ片33aの一端側部位(後方部位)に載置して、第二プレート19の係止片19aを第四部材33の上側フランジ片33aよりも外方に突出する第三部材31の上側フランジ片31aに係止させる状態で、かつ、第二プレート19と前後一対の固定ボルト15aのボルト螺子部15bとのあいだに前記第三、第四部材31、33の上側フランジ片部31a、33aが挟まれる仮保持状態とする。続いて、前後一対の固定ボルト15aをボルト螺子部15bが第三部材31の外面に当接するまで緊締して固定するとともに、第二プレート19の上側から止め螺子15cを第四部材33の上側フランジ片33aに緊締して、止め螺子15cとボルト螺子部15bとにより第三、第四部材31、33の上側フランジ片31a、33aを挟持保持することで、連結ユニット15が右側の取付けブラケット25に一体的に組込まれている。
そして、この場合でも、左右の取付けブラケット24、25同士の対向間隔が拡開して巻取りドラム5が抜出すのを防止するための拡開規制手段34を設ける場合に、左右一対の連結ユニット15を左右の取付けブラケット24、25に容易に止着することができる。
尚、実施例五〜七に示す実施の形態のように、拡開規制本体として金属製ワイヤを用いる場合に、金属製ワイヤの特性上、大きな引っ張り力が作用したような場合に伸びが発生する惧れがある。そこで、前記各実施の形態では、撚り方向の異なる二本の金属製ワイヤ、即ち、撚り方向が互いに反対となるS撚りとZ撚りとの二種類の金属製ワイヤを一本づつ一組として連結ユニットのあいだに張設されており、これによって、ワイヤの伸びを抑制するようにしている。
前記第八の実施の形態の拡開規制手段40は、左右の取付けブラケット2、3の上部他端側部位(上部前方部位)にそれぞれ連結される左右一対の連結ユニット42と、連結ユニット42同士のあいだに設けられ、左右の取付けブラケット2、3の対向間隔の拡開を規制する拡開規制本体43と、左右の取付けブラケット2、3の対向間の間隔を調整可能な調整具であるターンバックル44とにより構成されている。
そして、このような固定構成(連結構成)とすることにより、連結ユニット42は、左右の取付けブラケット2、3に対し、取付けブラケット2、3側に孔開け加工や溶接作業をすることなく取付けることができて、天井裏での作業が安全、且つ、速やかに実施できることになるが、この場合に、連結ユニット42は、係止片45aと規制片49とにより上側フランジ片2b、3bを左右両側から挟持する状態で取付けブラケット2、3に取付け固定されるため、連結ユニット42を取付けブラケット2、3に対してズレのない正規の姿勢で取り付けることができると共に、振動等により外れたり弛んだりすることのない強固な状態で取付けブラケット2、3に固定されることになる。また、規制片49は係止片45aに対して左右方向調整移動自在に構成されているため、該規制片49と係止片45aとにより挟持される上側フランジ片2b、3bの左右方向の長さがサイズ違いのものにも、規制片49を移動させて係止片45aとの対向間隔を調整することで対応することができる。
尚、前記第一の実施の形態では、第八の実施の形態の止め螺子47と同様の止め螺子15cが設けられているが、第一の実施の形態では止め螺子15cが一つであるのに対し、第八の実施の形態では、前後一対の固定ボルト46に対応して前後一対の止め螺子47が設けられており、これにより止め螺子47による固定をより確実に行なえるようになっている。
尚、前記長ボルト50の長さは、天井部材11に開設される点検口から天井裏に挿入可能な長さ(例えば、1m〜2m)に設定されていて、長ボルト50を容易に天井裏に運び込むことができるようになっている。また、左右の連結ユニット42は、該連結ユニット42のみで点検口から天井裏に運び込んでも良いが、予め左右方向外端の長ボルト50や後述するターンバックル44が連結された状態で点検口から天井裏に運び込むこともでき、このようにすることで天井裏での作業数を少なくすることができる。
しかも、前記長ボルト50同士の連結作業は、一方の長ボルト50に予め固設されている長ナット50aに他方の長ボルト50を螺合させるだけであるから、連結部品点数の少ない軽作業であって、天井裏の狭い空間であっても効率良く連結作業を行なうことができる。また、長ボルト50は、第一の実施の形態の拡開規制本体16を構成する平鋼材からなるプレートに比べて軽く、天井裏への運び込みや連結作業を容易に行うことができる。
そして、前記連結組込みがなされた状態において、ターンバックル44を左右の取付けブラケット2、3の対向間隔が縮小する方向に回転させることにより、各部材42、50、44が緊張した張設状態となり、この状態でターンバック固定用ナット44bを緊締してターンバックル44を固定状態にする。これにより、左右の取付けブラケット2、3の上部前端部の対向間に、該対向間隔が拡開するのを防止する拡開規制手段40が設けられ、そして、該左右の取付けブラケット2、3の上部前端部の対向間に拡開規制手段40を設けることにより、巻取りドラム5の回転軸5aが取付けブラケット2、3から抜出すことを防止する抜出し防止装置が構成されている。
ここで、前記第八の実施の形態の吊り上げ部材51は、第一の実施の形態の吊り上げ部材13と同様に、まぐさ部10を構成する横部材10eの左右方向中間部を支持するべく開口部上方の躯体に固定されるものであるが、第八の実施の形態の吊り上げ部材51は、第一の実施の形態の第一、第二、第三アングル材13a、13b、13cおよび補強片13dと同様の第一、第二、第三アングル材51a、51b、51cおよび補強片51dを備え、さらに、躯体側に固定され、下端部に第一アングル材51aの後端部が連結される躯体側アングル材51eと、該躯体側アングル材51eの上端部と第一アングル材51aの前端部との間に支架される補強アングル材51fとを備えて構成されている。
そして、前記吊持金具41は、前述したように吊り上げ部材51の第一アングル材51aの上面に設置されると共に、該吊持部材41によって拡開規制本体43が自重により撓んでしまうことが防止されて拡開規制本体43を水平状態に保持できることになるが、この第八の実施の形態の吊持金具41は、同様の目的で設けられた第一の実施の形態のワイヤ16cに比べて意匠性に優れると共に、吊持金具41に長ボルト50を挿通させる場合に取扱い易く作業性に優れる。
そして、この第九の実施の形態のものにおいても、第八の実施の形態と同様に、連結ユニット42は、上下方向および左右方向の移動が規制された状態で取付けブラケット52、53に連結されることになり、連結ユニット42を取付けブラケット52、53に対して正規の姿勢で強固に固定することができると共に、上側フランジ片56a、57a、58a、59aのサイズ違いのものにも対応できることになる。
2、3 左右の取付けブラケット
2a、3a 本体部
2b、3b フランジ片
4 シャッターカーテン
5 巻取りドラム
10 まぐさ部
13 吊り上げ部材
14 拡開規制手段
15 連結ユニット
16 拡開規制本体
16a 分割プレート
17 ターンバックル
19 第二プレート
19a 係止片
23 金属製ワイヤ
40 拡開規制手段
41 吊持金具
42 連結ユニット
43 拡開規制本体
44 ターンバックル
45a 係止片
49 規制片
50 長ボルト
50a 長ナット
50d 締結確認用孔
51 吊り上げ部材
Claims (10)
- 開口部上方の躯体に前後方向一端部が支持され、他端側に突出配設されていて、該他端側の左右対向間に連結物がない左右一対の既設の取付けブラケットに、シャッターカーテンが巻装される既設の巻取りドラムの左右両端部を回転自在に支持してなる既設の建築用シャッター装置において、左右既設の取付けブラケット同士の対向間に、該対向間隔の拡開を規制する拡開規制手段を設けて、既設の巻取りドラムの既設の取付けブラケットからの抜出しを防止するようにしたことを特徴とする既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 拡開規制手段は、左右の取付けブラケットの上部他端側部位における対向間に設けられるものとし、前記対向間の間隔を調整可能な調整具を備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 拡開規制手段は、左右の取付けブラケットに連結される左右一対の連結ユニットと、連結ユニット同士のあいだに設けられ、左右の取付けブラケットの対向間隔の拡開を規制をする拡開規制本体とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 取付けブラケットは、上下端縁に左右方向外方に向けて突出するフランジ片が形成されるものとし、拡開規制手段の連結ユニットは、フランジ片に係止する係止片を備えて構成されていることを特徴とする請求項3に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 拡開規制手段の連結ユニットは、係止片に対して左右方向調整移動自在な規制片を備え、該規制片と係止片とによりフランジ片を左右方向両側から挟持することで、左右方向の移動が規制された状態で取付けブラケットに連結されることを特徴とする請求項4に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 拡開規制手段の拡開規制本体は、複数の長ボルトにより構成されるものとし、これら長ボルト同士は、一方の長ボルトの軸方向一端部に固設された長ナットに他方の長ボルトの軸方向他端部を螺合させることにより連結されることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 長ナットは、該長ナットの軸方向中間部に、螺合された長ボルトの端部の位置を確認するための締結確認用孔が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 拡開規制手段の拡開規制本体は、平鋼材で構成される複数の分割プレートにより構成されるものとし、これら分割プレート同士は軽螺合された螺子により折畳み自在に連結されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 拡開規制手段の拡開規制本体は、金属製ワイヤで構成されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
- 建築用シャッター装置は、左右の取付けブラケット間に支架されるまぐさ部構成部材と、該まぐさ部構成部材の左右方向中間部を支持するべく開口部上方の躯体に固定される吊り上げ部材とを備えると共に、拡開規制手段の拡開規制本体の左右方向中間部を、前記吊り上げ部材に吊持部材を介して支持せしめたことを特徴とする請求項3乃至9の何れか一項に記載の既設の建築用シャッター装置における巻取りドラムの抜出し防止装置。
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