JP6523774B2 - 建築用重量シャッター装置におけるマグサおよびマグサの取付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ビル等の建築物の出入り口に建て付けられる建築用重量シャッター装置におけるマグサおよびマグサの取付け方法の技術分野に関するものである。
今日、ビルの出入り口等の開口部に建築用の重量シャッター装置を建て付けることがあるが、このような重量シャッター装置は、一般に、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを天井側に設けられる左右の軸受プレート(ブラケット)に回転自在に軸支し、巻取りドラムの正逆転に伴うシャッターカーテンのガイドレールに案内された昇降作動により開口部の開閉をするようになっている。
そしてシャッターカーテンは、左右軸受プレート間に設けた内外マグサのあいだのマグサ空間を通って出入りをし、開口部の開閉をするようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−211491号公報
ところが、前記特許文献1のものにおいては、内外マグサは、躯体側や左右軸受プレートに溶着により固定されるのが一般的であるが、現場において高所での溶着作業が強いられることになって作業性が劣るだけでなく、例えば、壁や床、天井等が既に仕上がっている現場や、既設の現場等においては、溶着時の火の粉や炎(トーチ)の発生を嫌うところがあり、このような現場においては火の粉等がかからないよう周囲を覆っての作業が強いられるという問題がある。しかも溶接のための商用電源がない場合には、発電機を用意する等して電源確保をしなければならないという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、出入口等の躯体開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位にマグサを設けるにあたり、該マグサは、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサであること、並びに、出入口等の開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位にマグサを設けるにあたり、該マグサは、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に取付け金具を螺子固定する工程と、該取付け金具に前後方向位置調節自在に螺子固定する工程とを備えていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサの取付け方法であることを基本的な発明としている。そして具体的には次のものである。
つまり請求項1の発明は、出入口等の躯体開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位に設けられるマグサを、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されたものに構成するにあたり、前記マグサは外マグサであり、マグサ支持部材は躯体側に支持される横桟であり、取付け金具は横桟に上下方向位置調節自在に螺子固定される外マグサ取付け金具であり、前記外マグサは、外マグサ取付け金具に前後方向位置調節自在に螺子固定されていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサである。
請求項2の発明は、外マグサは、マグサ取付け金具と横桟とのあいだに螺子固定された補強金具により補強されていることを特徴とする請求項記載の建築用重量シャッター装置におけるマグサである。
請求項3の発明は、出入口等の躯体開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位に設けられるマグサを、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されたものに構成するにあたり、前記マグサは内マグサを構成するマグサ下材であり、マグサ支持部材は、巻取りドラムを回転自在に軸支するべく躯体側に支持される左右の軸受プレートに螺子固定されるマグサ受け材であり、取付け金具は、該マグサ受け材に上下方向位置調節自在に螺子固定されるマグサ上材であり、前記マグサ下材は、該マグサ上材に前後方向位置調節自在に螺子固定されていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサである。
請求項4の発明は、位置調節は螺子固定部位において調節方向に長い長孔により行うものであり、位置調節後のズレ防止を螺子固定部位において少なくとも一つの丸孔で行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至何れか1記載の建築用重量シャッター装置におけるマグサである。
請求項5の発明は、出入口等の開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位に設けられるマグサを、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されたものに構成するにあたり、前記マグサは外マグサであり、マグサ支持部材は躯体側に支持される横桟であり、取付け金具は横桟に上下方向位置調節自在に螺子固定される外マグサ取付け金具であり、前記外マグサ取付け金具を横桟に対して上下方向位置調節自在に螺子固定する工程と、外マグサを外マグサ取付け金具に対して前後方向位置調節自在に螺子固定する工程とを備えていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサの取付け方法である。
請求項6の発明は、出入口等の開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位に設けられるマグサを、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されたものに構成するにあたり、前記マグサは内マグサを構成するマグサ下材であり、マグサ支持部材は、巻取りドラムを回転自在に軸支するべく躯体側に支持される左右の軸受プレートに螺子固定されるマグサ受け材であり、取付け金具は、該マグサ受け材に上下方向位置調節自在に螺子固定されるマグサ上材であり、前記マグサ上材をマグサ受け材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定する工程と、マグサ下材をマグサ上材に対して前後方向位置調節自在に螺子固定する工程とを備えていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサの取付け方法である。
請求項1またはの発明とすることにより、マグサは、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されることになって、溶接での取付け固定が不要となり、しかもマグサの上下方向の位置調整、前後方向の位置調整が個別にできるため、取付け精度も向上することになるが、この場合に、外マグサを設けることが、螺子固定によってできることになって溶接作業が不要となる。
請求項の発明とすることにより、外マグサが螺子固定に取付けられながら、外マグサの補強ができることになる。
請求項3または6の発明とすることにより、マグサは、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されることになって、溶接での取付け固定が不要となり、しかもマグサの上下方向の位置調整、前後方向の位置調整が個別にできるため、取付け精度も向上することになるが、この場合に、内マグサを設けることが、螺子固定によってできることになって溶接作業が不要となる。
請求項の発明とすることにより、上下方向あるいは前後方向の位置調整をする場合に、螺子固定する際に長孔により位置調整をすることができるものでありながら、少なくとも一つが長孔でなく丸孔になっているため、位置調整した後にこの丸孔を用いて螺子固定することで、位置ズレ発生を防止することができる。
建築用重量シャッター装置の一部切欠き正面図である。 建築用重量シャッター装置の側面断面図である。 建築用重量シャッター装置の平面図である。 天井納まり部位の縦断面側面図である。 取付け下地部位の正面図である。 取付け下地部位の拡大平面図である。 (A)、(B)は軸受取付けプレートの正面図、側面図である。 (A)、(B)は軸受固定金具の正面図、平面図である。 (A)、(B)は軸受倒れ調節用スペーサの正面図、側面図である。 従動側軸受プレートの側面図である。 (A)、(B)、(C)は従動側軸受プレートの正面図、平面図、底面図である。 駆動側軸受プレートの側面図である。 (A)、(B)は駆動側軸受プレートの縦断面図、ジョイントボス部の側面図である。 従動側軸受プレートの上端部位の拡大平面図である。 従動側軸受プレートの取付け部位の拡大正面図である。 外マグサ取付け部位の拡大縦断面側面図である。 (A)、(B)、(C)は外マグサの正面図、側面図、底面図である。 (A)、(B)は外マグサ取付け金具の正面図、側面図である。 (A)、(B)、(C)は外マグサ補強金具の側面図、正面図、底面図である。 第二の実施の形態を示す外マグサ取付け部位の要部拡大縦断面側面図である。 内マグサ取付け部位の拡大縦断面側面図である。 (A)、(B)は内マグサの組み立て状態(工場出荷状態)を示す側面図、内マグサ受け材の側面図である。 (A)、(B)はスムーサを外した内マグサの組み立て状態を示す平面図、正面図である。 (A)、(B)は内マグサ受け材のスムーサを外した状態の平面図、正面図である。 (A)、(B)、(C)は内マグサ下材の側面図、正面図、底面図である。 (A)、(B)、(C)は内マグサ上材の側面図、平面図、正面図である。 マグサ空間に組込まれたガイドレールの上端部位を示す拡大縦断面側面図である。 ガイドレールが組み込まれた状態を示す水平断面図である。 (A)、(B)、(C)はガイドレールの正面図、側面図、分解平面図である。 ガイドレールの上端部位がマグサに組込まれた状態を示す正面図である。 第二の実施の形態のガイドレールが組み込まれた状態を示す水平断面図である。 (A)、(B)は第二の実施の形態のガイドレールが組込まれた状態を示す正面図、側面図である。 (A)、(B)、(C)は第二の実施の形態のガイドレールの一方の側面図、他方の側面図、分解平面図である。 (A)、(B)は吊りアングルの側面図、正面図である。 丸ケース上端部位の拡大縦断面側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は建築物の出入り口等の開口部に建て付けられる建築用の重量シャッター装置であって、該重量シャッター装置1は、開口部の天井板2の上側(天井裏)に設けられる左右ブラケット3、4、該左右ブラケット3、4に回転自在に設けられる巻取りドラム5、該巻取りドラム5に巻装されるシャッターカーテン6、巻取りドラム5を正逆回転させてシャッターカーテン6の開閉作動をする開閉機7、開閉作動をするシャッターカーテン6の開閉ガイドをするべく開口部の左右に設けられるガイドレール8等の各種の部材装置を用いて構成されていること等は何れも従来通りである(図1参照)。
9は開口部左右両側位置に位置する状態でスラブSの下端面から基礎面(床面Fよりも深い位置でコンクリートで固められた部位)Gの上面に至る状態で設けられる縦桟(縦柱)であって、該縦桟9は、上下方向に長いC形鋼の一対を、跨部9aが互いに背中合わせ状に当接(あるいは予め工場で溶接して一体化しておいてもよい。)し、左右両側が開口する状態で配設され、そしてL形をした第一固定具10は、一片10aが躯体側であるスラブS、基礎面Gにアンカーボルト10bを介して固定されるが、第一固定具他片の左右一対の他片10cは、縦桟9の左右開口から挿入されたものが跨部9aを左右両側から挟む状態でセットされ、他片10c、跨部9aを貫通したボルト−ナット10dにより固定支持されている(図5、6参照)。
11は上側横桟(横柱)であって、該上側横桟11は、一対のC形鋼の跨部11aを上下背中合わせ状に当接し、上下両側が開口する状態で左右縦桟9間に配設されたものであって、L型をした第二固定具11bは、一片11cが前記縦桟9の左右方向内側開口から挿入した状態で縦桟跨部9aに予め工場で溶着され(現場においてボルト−ナットを介して固定してもよい。)、他片11eが上側横桟11の下側開口から挿入して上側横桟跨部11aに当てがわれ、上側横桟11の下側開口から挿入したボルト−ナット11fを介して上側横桟跨部11aに固定され、これによって上側横桟11が左右縦桟9に固定支持されるようになっている(図5、6、14、15参照)。
12は下側横桟であって、該下側横桟12は、一つのC形鋼からなり、上側が開口した状態で左右縦桟9間に配設され、L字形をした第三固定具12aの一片12bを、縦桟9の左右方向内側開口から挿入して縦桟跨部9aに予め工場で溶着され(現場においてボルト−ナットで固定してもよい。)、他片12dを下側横桟跨部12eに当てがい、下側からボルト−ナット12fを介して固定され、これによって下側横桟12が左右縦桟9に固定支持するようになっている(図5参照)。
尚、本実施の形態では、左右縦桟9、上横桟11は一対のC型鋼材を用いて構成し、下側横桟12は一つのC型鋼材を用いて構成したが、これらの数は必要な強度を持たせるためであり、特にこれらの数に限定されるものではない。
13は補強用縦桟であって、C形鋼からなる複数本が左右方向に適宜間隔を存して上下横桟11、12間に配されるが、L字形をした第四固定具13aの一片13bが上下横桟11、12の跨部11a、12eに予め工場で溶着され(ボルト−ナットによる固定でも良い。)、他片13cを補強用縦桟13の跨部13dに当てがい、ボルト−ナット13fで固定することにより補強用縦桟13は上下横桟11、12に固定支持されることになって補強するようになっている(図5、6参照)。
14は軸受取付けプレートであって、該軸受取付けプレート14は、板面が上下左右を向いた平板状の鋼材から構成され、左右方向外端縁が左右縦桟9の左右方向外端縁に位置し、上端縁が上側横桟11の跨部11a位置よりも上側に位置し、下端縁が下側横桟12の下端縁位置に位置し、左右方向内端縁が上下横桟11、12の左右方向外端縁よりも左右方向内方に位置する状態でこれら縦桟9、上下横桟11、12の脚片9b、9c、11g、12gに当接し、上下横桟11、12の脚片11g、12gに対してはドリル螺子14bを介して固定することで軸受取付けプレート14は仮止めされ、その後、縦桟9の左右方向外側の脚片9bに対してボルト−ナット14aを介して固定するようになっている。この場合に、ボルト−ナット14aのボルトは縦桟9の開口側(左右方向外側)から挿入され、軸受取付けプレート14を貫通した螺子部に平座金14d、バネ座金14e、ナットの順に組み込んで共締め固定(他のボルト−ナットもこの構成で共締めされている。)するようになっている(図5、6、7、14、15参照)。
尚、軸受取付けプレート14には、ドリル螺子14b用の孔14f、ボルト−ナット14a用の孔14gが穿設されている。
軸受取付けプレート14には、縦桟9の左右方向内側脚片9cに相当する部位に軸受固定用金具15を取付けるための取付け孔14cが穿設されているが、前述したように軸受取付け用プレート14を縦桟9および上下横桟11、12に固定した後、取付け孔14cから縦桟9の左右方向内側脚片9cにドリル(図示せず)を用いて孔(下孔)9dを穿設する。しかる後、予め他片15fが軸受プレート16、17にボルト−ナット15gで螺子固定されたL字形をした軸受固定用金具15の一片15aを軸受取付け用プレート14に当てがい、ボルト−ナット15bで軸受固定用金具15、軸受固定用プレート14、縦桟左右方向内側脚片9cを共締め固定するようになっている。この場合に、ボルト−ナット15bのボルトは縦桟9の左右方向内側開口から挿入し、軸受固定用金具15を貫通した螺子部に平座金15c、バネ座金15d、ナットの順に差し込んで共締め固定するようになっている(図4、5、6、7、14参照)。
因みに、15eは軸受姿勢調節用のスペーサであって、該スペーサ15eは、後述する軸受プレート16、17が垂直になるよう軸受取付けプレート14と縦桟左右方向外側脚片9bとのあいだ(都合4か所)に介装され、ボルト−ナット14aで共締めされることになるが、この場合に、スペーサ15eの前記4か所の取付け位置の選択、取付け個数の選択をすることで、軸受プレート16、17の前後方向の出没姿勢(倒れ姿勢)、並びに左右両端部位の前後方向出没姿勢の姿勢調節をして軸受プレート16、17を垂直姿勢に調節できるようになっている(図5、9、15参照)。
16は図面において左側ブラケット3を構成する従動側軸受プレートであって、該従動側軸受プレート16は、略正方形状の矩形状の平板鋼板を用いて構成されるものであるが、上下両端縁が左右方向外方に向けて折曲されて上片16a、下片16bが形成され、中央部位にベアリングメタル16cがボルト16dを介して固定されている。そして従動側軸受プレート16の前後方向後端縁部の左右方向内側面には、前記軸受固定用金具15の他片15fが予めボルト−ナット15gにより固定されている。因みにこの固定は、予め工場で溶着したものであってもよい。
そして従動側軸受プレート16は、軸受固定用金具15の一片15aを軸受取付けプレート14の左右方向内側面に当てがい、前述したようにボルト−ナット15bを用いて軸受取付けプレート14側に共締め固定することで従動側軸受プレート16の取付け固定ができるようになっている(図4〜6、10、11参照)。
尚、従動側軸受プレート16には、巻取りドラム5の支軸5aを組付け移動するための組付け溝16fが形成されている。
17は図面において右側ブラケット4を構成する駆動側軸受プレートであって、該駆動側軸受プレート17は、前後方向に長い矩形状の平板鋼板を用いて構成されているが、上下両端縁部が左右方向外方に向けて折曲されて上片17a、下片17bが形成されているが、上下片17a、17bの前後方向後半部は、補助プレート17cが取付けられていて空間のある二重板構造となっており、この空間に従動スプロケット17dが軸受17e、17fを介して回転自在に軸支されている。
駆動側軸受プレート17の前後方向前半部位には前記開閉機7が取付けられ、該開閉機7の駆動スプロケット7aと前記従動スプロケット17dとは駆動チエン7bを介して連動連結されている。
そして駆動側軸受プレート17にも、従動側軸受プレート16と同様、軸受固定用金具15の他片15fがボルト−ナット15gにより予め固定されており、そして軸受固定用金具15の一片15aを軸受取付けプレート14の左右方向内側面に当てがい、前述したようにボルト−ナット15bを用いて軸受取付けプレート14側に共締め固定することで駆動側軸受プレート17の取り付け固定ができるようになっている(図4〜6、12、13参照)。
因みに、軸受プレート上片16a、17aと上側横桟11の脚片11gとのあいだには、両軸受プレート16、17の左右方向の振れ止めをするための振れ止め具18が傾斜状に設けられるが、振れ止め具18は、前端部がボルト−ナット18aにより軸受プレート上片16a、17aに固定され、後端部にはボルト−ナット18bを介して固定されたL字金具18cを上側横桟11の脚片11gにドリル螺子18dを介して固定するようになっている(図3、4、35参照)。
このように両軸受プレート16、17が軸受取付けプレート14に取付けられたら、巻取りドラム5を取付けることになるが、これには、従動側軸受プレート16から外したベアリングメタル16cを巻取りドラム5の支軸5aの一方側端部に貫通させる一方、巻取りドラム5の他方側端部に設けたフランジ部5eをジョイントボス5bに外嵌させた状態とし、この状態で支軸5aを中央側に移動させ、そしてベアリングメタル16cをボルト16dを介して従動側軸受プレート16に固定することで巻取りドラム5の組込みがなされることになる。
このようにして巻取りドラム5が組込まれた後、シャッターカーテン6の吊り込みになるが、この場合、シャッターカーテン6の最上端に設けられる吊り込み金具(図示せず)を巻取りドラム5に組み付け固定した後、吊り込み金具に予め連結組込みされている複数枚のスラット6aのうち、最下端スラット6aに、複数枚連結されたスラット6aの内の最上端スラット6aを左右方向にスライド移動させる状態で連結した後、該連結したスラット6aのうちの最下端スラット6aに、次なる複数枚連結されたスラット6aのうちの最上端スラット6aを左右方向にスライドさせる状態で連結することを繰り返し、最後に最下端の座板スラット6bを連結することでシャッターカーテン6の吊り込み作業ができ、その後、シャッターカーテン6を巻取りドラム5に巻き取ることになるが、重量シャッター装置においてこのようなシャッターカーテン6の組込み作業は汎用的に行われていることなので、これ以上の説明は省略する。
次に、外(屋外側)マグサ19を取付けることになるが、該外マグサ19は、上端部が前後方向内方が開口したコ字形のクロス支持部19aが形成され、該クロス支持部19aに上側から螺入する螺子19bにより支持板19cをクロス支持部19aの下片に押圧することで、まぐさ用クロス(ガラスクロス)19dを挟持するようになっている。外マグサ19の上下方向中間部には前後方向外方に向けて延出した支持片19eが設けられており、該支持片19eを、L字形をした外マグサ取付け金具19fの下片19gに当てがい、前後方向の位置調節をした状態(シャッター芯Xから外マグサ屋内側面19oまでの寸法取りができる状態)でドリル螺子19hにより固定されている。外マグサ取付け金具19fの上半部19iは、下側横桟脚片12gに当接し、ドリル螺子19jによって下側横桟12に固定されるようになっているが、上半部19iに形成される複数ネジ孔のうち、少なくとも一つの丸孔のネジ孔19kを除いて上下方向に長いネジ孔19lとなっている。そして外マグサ19を下側横桟12に外マグサ取付け金具19fを介して固定する場合に、前記長いネジ孔19lを用いて外マグサ19の上下方向の位置調節をしながらドリル螺子19jで固定し、最後に丸孔のネジ孔19kにドリル螺子19jで螺子固定することで外マグサ19の上下方向の位置ズレ発生しないように配慮されている。
さらに外マグサ19は、補強金具19mにより補強されている。補強金具19mは、下側横桟跨部12eと外マグサ取付け金具19fの下半部にドリル螺子19nを介して固定されることで外マグサ19を補強している。
尚、外マグサ19の屋内側面19oは、後述するマグサ下材23の下片23eと対向してマグサ空間Mを形成するようになっている。また外マグサ屋内側面19oの下端から屋外側に折曲して外マグサ底片19pが形成され、該外マグサ底片19pの屋外側端から上方に向けて屋外側片19qが形成されるが、該屋外側片19qの上端に乗り上がる状態で天井板2が支持されるようになっている(図4、16〜19参照)。
因みに、外マグサ19としては図20に示すように第二の実施の形態のようにすることもできる。このものでは屋外側側片19qを下片19gの下面位置まで高いものとし、そして該屋外側側片19qの上端から屋外側に向けて折曲した当接片19rを下片19gの下側から当接させ、ドリル螺子19sで固定したものであり、このようにしても実施することができる。この場合の外マグサ19の前後方向の位置決めは、当接片19rを前後に移動させることで実施することができる。
20は内(屋内側)マグサであって、該内マグサ20はマグサ受け材21とマグサ上材22とマグサ下材23とで構成されるが、マグサ受け材21は、四角形状をして左右方向に長い角筒材21aと、該角筒材21aの屋外側面21bに一体に固定されるスムーサ21cと、角筒体21aの屋内側面21dに固着され、上下方向中間位置から屋内側に向けて延出するケース止め材21eと、角筒材21aの上面21fに固定され、屋内側面21dと面一になる状態で上方に延出する補強用ピース材21gと、角筒材21aの下面21hに固定され、角筒材屋外側面21bと面一になる状態で下方に延出するマグサ取付け材21iと、角筒材21aの両端部を塞ぐ塞ぎ板21jとを備えて構成されているが、角筒材上面21fは、前記従動側、駆動側軸受プレート16、17の下片16b、17bおよび該下片16b、17bとは反対側(左右方向内方)に突出するよう固定したマグサ取付け材16g、17gに下側から当接し、マグサ取付け材16g、17g側から角筒材21a、マグサ取付け材21iを貫通取付けされるボルト−ナット21nによりこれら軸受プレート16、17に固定されるようになっているが(図4、21〜25参照)、マグサ取付け材16g、17gに設けられるボルト孔16h、17hは長孔になっていてマグサ受け材21の左右方向の位置調節ができるようになっている(図21〜25参照)。
またマグサ上材22は、L形状を上材本体22aと、上材本体22aの上片22b、下片22c間に亘るように固着された補強片22dとにより構成されるが、補強片22dは上片22bよりも上方に延設され、その上端部にマグサ受け材補強ピース材21gと補強固定するための補強ピース片22eが設けられている。
そしてマグサ上材22は、上片22bを角筒材屋外側面21bおよびマグサ取付け材21iに屋外側から当接させた状態でドリル螺子22fを用いてマグサ取付け材21iに固定されることになるが、この場合に、マグサ取付け材21iには、ドリル螺子22f用のビス孔が複数形成されるが、そのうちの一つが丸孔のビス孔21k、残りが上下方向に長い長孔のビス孔21lとなっている。そして長孔のビス孔21lでマグサ上材22の上下方向位置調節をしてドリル螺子22fによる固定をした後、丸孔のビス孔21kをドリル螺子22fにより固定することでマグサ上材22の上下方向の位置ずれを規制するようになっている。
このようにマグサ上材22のマグサ受け部材21への固定をした後、さらに補強用ピース材21gと補強ピース片22eとをドリル螺子22gで固定するようになっている(図4、図21、26参照)。
さらに前記マグサ下材23は逆L字形をしているが、該マグサ下材23の上片23aがマグサ上材下片22cに下側から当接され、ドリル螺子23bを用いて固定されることになるが、上片23に穿設される複数のビス孔のうち、一つが丸孔のビス孔23cで、残りが前後方向に長い長孔のビス孔23dとなっている。そしてマグサ下材23をマグサ上材22に取付ける場合に、長孔のビス孔23dでマグサ下材23の前後方向の位置調節をした状態(シャッター芯Xからマグサ下材下片23eまでの寸法取りができる状態)にしてドリル螺子23bによる固定をした後、丸孔のネジ孔23cをドリル螺子23bにより固定することでマグサ下材23の前後方向の位置ズレを規制するようになっており、このようにすることにより、前述したように、マグサ下材23の下片23eが、外マグサ19の屋内側面19oと対向し、マグサ空間Mを形成するようになっている(図4、21、25参照)。
尚、この下片23eの下端からは屋内側に向けて底片23fが形成され、該底片23fの屋内側端から上方に向けて屋内側片23gが形成されるが、該屋内側片23gに天井板2が乗り上がるように設けられていて天井板2の支持ができるようになっている。
24は丸ケースであって、巻取りドラム5に巻装されるシャッターカーテン6を囲撓覆蓋するものであって、L字形に折曲した上端部24aは上側横桟11にドリル螺子24bを介して固定した係止金具24cに係止され、下端部24dは角筒材屋内側面21dにドリル螺子24eを介して固定されているが、丸ケース24は左右方向に長いものであるため弾発力があり、そこで下端部24dをケース受け材21eに係止して仮保持し、この状態から該下端部24dを角筒材屋内側面21dに螺子固定するように配慮されている(図4、21、35参照)。
25は吊りアングルであって、該吊りアングル25は、前記丸ケース24の外側を囲撓する状態で配され、内マグサ20を上側横桟11に補強固定するものであって、コ字形をし、下側脚部25aが角筒材屋内側面21dとケース止め材21eとのコーナー部に固着した吊りアングル取付け材21mにドリル螺子25bを介して固定され、上側脚部25cは、後端部に左右方向に長い取付け金具25dが設けられ、該取付け金具25dをドリル螺子25eを介して上側横桟11に固定されている(図4、21、35参照)。
さらに前記ガイドレール8は、前後幅が外マグサ屋外側片19q、マグサ下材屋内側片23gを越えた幅広なものとして設定されいるが、該ガイドレール8は、ガイド溝8aが形成されたレール本体部8bと、該レール本体部8bを縦桟左右方向内側脚片9cに固定するための固定用金具8cと、L字形をした連結片部8kとを用いて構成されているが、固定用金具8cは、左右の長短片8d、8eと、該長短脚片8d、8eを結ぶ跨部8fとを備えたJ形状をした鋼材により構成されている。またレール本体8bは、ガイド溝8aの開口端から前後方向に延出する前後の見付け面部8g、8hと、前側見付け面部8gの前後方向前端から左右方向外方に向けて折曲したものを前後方向後方に折曲し、さらにこのものを左右方向外方に折曲した前側連結片8iと、後側見付け面部8hの前後方向後端から左右方向外方に向けて折曲したものをさらに前後方向後方に向けて折曲した後側連結片8jとにより構成されている。尚、本実施の形態では、レール本体部8bは、図示するように3枚の曲げ板材を溶着することで一体化されている(図29参照)。
ここでガイドレール8の上端部は、マグサ空間Mを嵌入してスムーサ21c取付け部位にまで至るように設定され、ガイド溝上端部の前後片および溝底片を拡開してカーテンガイド8lを形成しているが、前述したようにガイドレール8は、前後幅が外マグサ屋外側片19q、マグサ下材屋内側片23gを越えた幅広なものとして設定されているため、外マグサ19の屋内側面19o、外マグサ底片19p、屋外側片19qに干渉する部位が切欠かれた第一切欠き部8mと、内マグサ(マグサ下材23)20の下片23e、底片23f、屋内側片23gに干渉する部位が切欠かれ、屋内側上端が内マグサ20の上片23aに当接する位置までとなった第二切欠き部8nとが形成されている(図27において太線で描いたものがガイドレールである)。そしてこのようにすることで、ガイドレール8を組込んだ場合に、外マグサ19が第一切欠き部8mに嵌入し、内マグサ20が第二切欠き部8nに嵌入した状態となり、この結果、ガイドレール8と内外マグサ19、20を溶着しないものであってもガイドレール8を利用して内外マグサ19、20の強度維持が図れることになる(図27、30参照)。
次に、ガイドレール8の組み込み手順であるが、まず固定用金具8cの上端部をマグサ空間Mから上方に差し込み、該固定金具8cの左右位置を調節した状態で跨部8fをドリル螺子8oで縦桟左右方向内側脚片9cに固定する。次いで連結片部8kの一片をボルト8pで仮固定した状態で、レール本体部8bを、短脚片8eと後側連結片8jとの当接、前側連結片8iと連結片部8kの他片との当接をさせた状態でこれらをドリル螺子8q、8rで固定する。しかる後、ボルト8pを緩めて長脚片8dに形成の長孔8sによりガイド溝8aの前後方向の位置調節をし、ボルト8pの緊締をすることでガイドレール8の組み付けができるようになっている(図27〜30参照)。
尚、ガイドレール8としては、図31〜33に示す第二の実施の形態のようにすることもできる。このものは、固定用金具8cの脚片8t、8uの長さが略同長さであり、そしてレール本体部8bの後側連結片8jと脚片8tとは前記第一の実施の形態と同じようにドリル螺子8vで固定されるが、脚片8uについては、前側連結片8iの先端から後方に向けて折曲した固定片8wを該脚片8uに当てがいドリル螺子8xで固定するようにしたものである(図31〜33参照)。
そしてこの第二の実施の形態のガイドレール8は、外マグサ19側について幅広になるように設定されたものであり、このためガイドレール8の上端部には、組み付けたときに外マグサ19が嵌入する第一切り欠き部8mが形成されたものであり、このようにすることにより外マグサ19の強度維持が図れることになる。この場合に、内マグサ20のガイドレール8による支持がなく、このため本実施の形態では、内マグサ20(マグサ下材23)を左右方向に長いものとしてガイドレール8に左右方向に長く当接させ、内マグサ20側からドリル螺子8yを螺入することで固定する構成にしている(図32参照)。
因みにガイドレール8としては、内マグサ20の強度維持のみをしたい場合、これとは逆に内マグサ20側を幅広に設定し、ガイドレール8に、内マグサ20が嵌入する第二切欠き部8nを形成するようにしてもよい。
尚、本実施の形態では、螺子固定としてボルト−ナットによる固定とドリル螺子による固定を選択したが、これに限定されるものではなく、ビスによる固定等、必要において適宜選択することができる。
叙述の如く構成された本実施の形態において、重量シャッター装置1は、シャッターカーテン6が巻装される巻取りドラム5を天井側に設けられる左右の軸受プレート(ブラケット3、4)16、17に回転自在に軸支し、該巻取りドラム5の正逆転に伴うシャッターカーテン6のガイドレール8に案内された昇降作動により開口部の開閉をすることになる。そしてこの場合に、シャッターカーテン6は、左右軸受プレート16、17間に設けた内外マグサ20、19のあいだのマグサ空間Mを通って出入りをし、開口部の開閉をすることになる。
この場合に、外マグサ19については、外マグサ支持部材である外マグサ取付け金具19fを下側横桟12に対して上下調節する状態で取付け固定して外マグサ底面19pが所定位置になるようにする一方、外マグサ面となる外マグサ屋内側面19oがシャッター芯Xから所定の距離となるよう外マグサ19を前後方向に調節できるようになっており、しかも外マグサ19の取付け固定がドリル螺子19j、19hにより螺子固定されるものであっても精度の高い取付け固定が簡単にできることになって溶接作業を不要にすることができる。
さらに外マグサ19は、外マグサ取付け金具19fと下側横桟12とにドリル螺子19nによって螺子固定された補強金具19mによって補強されることになり都合がよい。
また内マグサ20についても、内マグサ支持部材に相当するマグサ上材22が、躯体側に軸受プレート16、17を介して支持されるマグサ受け材21に対して上下方向位置調節自在に取付け固定され、内マグサ20となるマグサ下材23がマグサ上材22に対して前後方向位置調節自在に取付け固定されることになる結果、内マグサ下片23fの上下方向位置、内マグサ20の屋外側面になる下片23eの前後方向位置を精度高く調節できることになり、しかもこれらは、ドリル螺子22f、ドリル螺子23bによる螺子固定でできるため、溶接作業のように面倒がなく、簡単な作業でできることになる。
しかもこの場合に、外マグサ19の上下方向の位置調節、並びに内マグサ20のマグサ上材22の上下方向調節、マグサ下材23の前後方向調節を行う場合に、外マグサ19については、マグサ取付け金具19fに設けた長ネジ孔19lを用いて上下方向の位置調節をした後ドリル螺子19jによる螺子固定をし、しかる後、丸ネジ孔19kにドリル螺子19jを用いて螺子固定することになるから、螺子固定した後に外マグサ取付け金具19fが長ネジ孔19lによる位置ずれを起こしてしまうことがない。
また内マグサ20のマグサ上材22については、マグサ受け材21に設けた長孔のビス孔21lにより上下方向の位置調節をした後、ドリル螺子22fで螺子固定をし、しかる後、丸孔のビス孔21kにドリル螺子22fを介して螺子固定することになるため、長孔のビス孔21lを用いて位置調整可能であるにもかかわらず、螺子固定した後に位置ずれを起こしてしまうことがない。
さらにマグサ下材23については、マグサ下材23に設けた長孔のビス孔23dにより前後方向の位置調節をした後、ドリル螺子23bで螺子固定をし、しかる後、丸孔のビス孔23cにドリル螺子23bを介して螺子固定することになるため、長孔のビス孔23dを用いて位置調整可能であるにもかかわらず、螺子固定した後に位置ずれを起こしてしまうことがない。
本発明は、ビル等の建築物の出入り口に建て付けられる建築用重量シャッター装置におけるマグサおよびマグサの取付け方法に利用することができる。
1 シャッター装置
5 巻取りドラム
6 シャッターカーテン
8 ガイドレール
19 外マグサ
19f 外マグサ取付け金具
19h ドリル螺子
19j ドリル螺子
19k 丸ネジ孔
19l 長ネジ孔
19o 屋内側面
19p 外マグサ底片
20 内マグサ
21 マグサ受け材
22 マグサ上材
22c 下片
22f ドリル螺子
23 マグサ下材
23b ドリル螺子
23c 丸孔ネジ孔
23d 長孔ネジ孔
23e 下片
23f 底片

Claims (6)

  1. 出入口等の躯体開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位に設けられるマグサを、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されたものに構成するにあたり、前記マグサは外マグサであり、マグサ支持部材は躯体側に支持される横桟であり、取付け金具は横桟に上下方向位置調節自在に螺子固定される外マグサ取付け金具であり、前記外マグサは、外マグサ取付け金具に前後方向位置調節自在に螺子固定されていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサ。
  2. 外マグサは、マグサ取付け金具と横桟とのあいだに螺子固定された補強金具により補強されていることを特徴とする請求項記載の建築用重量シャッター装置におけるマグサ。
  3. 出入口等の躯体開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位に設けられるマグサを、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されたものに構成するにあたり、前記マグサは内マグサを構成するマグサ下材であり、マグサ支持部材は、巻取りドラムを回転自在に軸支するべく躯体側に支持される左右の軸受プレートに螺子固定されるマグサ受け材であり、取付け金具は、該マグサ受け材に上下方向位置調節自在に螺子固定されるマグサ上材であり、前記マグサ下材は、該マグサ上材に前後方向位置調節自在に螺子固定されていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサ。
  4. 位置調節は螺子固定部位において調節方向に長い長孔により行うものであり、位置調節後のズレ防止を螺子固定部位において少なくとも一つの丸孔で行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至何れか1記載の建築用重量シャッター装置におけるマグサ。
  5. 出入口等の開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位に設けられるマグサを、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されたものに構成するにあたり、前記マグサは外マグサであり、マグサ支持部材は躯体側に支持される横桟であり、取付け金具は横桟に上下方向位置調節自在に螺子固定される外マグサ取付け金具であり、前記外マグサ取付け金具を横桟に対して上下方向位置調節自在に螺子固定する工程と、外マグサを外マグサ取付け金具に対して前後方向位置調節自在に螺子固定する工程とを備えていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサの取付け方法。
  6. 出入口等の開口部の左右に取付けられた左右軸受プレートに、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを回転自在に支持し、該巻取りドラムが正逆回転することに伴いシャッターカーテンをガイドレールに昇降案内させて開口部の開閉をするようにした建築用重量シャッター装置において、前記シャッターカーテンの繰り出し部位に設けられるマグサを、マグサ支持部材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定される取付け金具に、前後方向位置調節自在に螺子固定されたものに構成するにあたり、前記マグサは内マグサを構成するマグサ下材であり、マグサ支持部材は、巻取りドラムを回転自在に軸支するべく躯体側に支持される左右の軸受プレートに螺子固定されるマグサ受け材であり、取付け金具は、該マグサ受け材に上下方向位置調節自在に螺子固定されるマグサ上材であり、前記マグサ上材をマグサ受け材に対して上下方向位置調節自在に螺子固定する工程と、マグサ下材をマグサ上材に対して前後方向位置調節自在に螺子固定する工程とを備えていることを特徴とする建築用重量シャッター装置におけるマグサの取付け方法。
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