JP6128534B2 - トルクコンバータのブレード組付方法及び装置 - Google Patents

トルクコンバータのブレード組付方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、トルクコンバータのブレード組付方法及び装置に関する。
トルクコンバータは、多数組の溝列を周方向に沿う各位置に設けたインペラ又はタービンのシェルに対し、それらの各溝列を構成する複数の溝のそれぞれに互いに対応する複数の爪を外縁に備えたブレードを組付けられて構成される。
従来のトルクコンバータのブレード組付方法は、特許文献1に記載の如く、一側の翼面を吸着ヘッドにより吸着保持したブレードを移送し、このブレードの少なくとも1つの爪をシェルの対応する溝に挿入する初期嵌め後、このブレードの吸着ヘッドにより吸着されている翼面の反対側の翼面を案内プッシャで押圧して残りの爪を対応する溝に案内し、吸着ヘッドと案内プッシャでブレードの両翼面を挟むように支持しつつ、押込プッシャによりブレードをシェルの上面に対して下向きに押込んでブレードの全爪を対応する全溝のそれぞれに根元まで突込むようにしている。
特開2000-27973号公報
しかしながら、従来技術では、吸着ヘッドと案内プッシャでブレードの両翼面を挟むように支持しつつ、押込プッシャによりブレードをシェルの上面に対して下向きに押込むという複雑なブレード挿入機構を用いることが必要になる。
本発明の課題は、ブレードの各爪をシェルの対応する複数の溝のそれぞれに簡易かつスムーズに組付けることにある。
請求項1に係る発明は、多数組の溝列を周方向に沿う各位置に設けたシェルに対し、それらの各溝列を構成する複数の溝のそれぞれに互いに対応する複数の爪を外縁に備えたブレードを組付けるトルクコンバータのブレード組付方法において、ブレードブレード保持手段によって保持し、該ブレードをシェルに対して相対移動することにより、このブレードの少なくとも1つの爪を、シェルの溝列において対応する溝に挿入して初期嵌めするとともに、この初期嵌めによる爪の挿入後、ブレードの残りの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置し、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して更に相対移動することにより、このブレードの残りの爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向けて滑らせて該溝に落とし込むように挿入することにより、全爪を対応する全溝のそれぞれに挿入するトルクコンバータのブレード組付方法であって、前記初期嵌め時に、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して相対移動するとき、このブレードの少なくとも1つの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置した後、該爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向かう方向に滑らせて該溝に落とし込むように挿入するようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記ブレードの全爪をシェルの対応する全溝のそれぞれに挿入した後、ブレードを押込力によってシェルの上面に対して下向きに押込み、全爪を対応する全溝のそれぞれに根元まで突込むようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において更に、前記ブレード保持手段が、弾性変形分だけ撓んでブレードを変位可能に保持するようにしたものである。
請求項4に係る発明は、多数組の溝列を周方向に沿う各位置に設けたシェルに対し、それらの各溝列を構成する複数の溝のそれぞれに互いに対応する複数の爪を外縁に備えたブレードを組付けるトルクコンバータのブレード組付装置において、シェルを保持するシェル保持台と、ブレードブレード保持手段によって保持し、該ブレードをシェルに対して相対移動することにより、このブレードの少なくとも1つの爪を、シェルの溝列において対応する溝に挿入して初期嵌めするとともに、この初期嵌めによる爪の挿入後、ブレードの残りの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置し、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して更に相対移動することにより、このブレードの残りの爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向けて滑らせて該溝に落とし込むように挿入することにより、全爪を対応する全溝のそれぞれに挿入するブレード挿入手段とを有してなるトルクコンバータのブレード組付装置であって、前記ブレード挿入手段は、前記初期嵌め時に、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して相対移動するとき、このブレードの少なくとも1つの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置した後、該爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向かう方向に滑らせて該溝に落とし込むように挿入するようにしたものである。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において更に、前記ブレード挿入手段は、前記ブレードの全爪をシェルの対応する全溝のそれぞれに挿入した後、ブレードを押込力によってシェルの上面に対して下向きに押込み、全爪を対応する全溝のそれぞれに根元まで突込む押込部を備えてなるようにしたものである。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に係る発明において更に、前記ブレード保持手段が、弾性変形分だけ撓んでブレードを変位可能に保持するようにしたものである。
請求項7に係る発明は、請求項4〜6のいずれかに係る発明において更に、前記ブレード挿入手段は、ロボットのアーム先端部に設けられてなるようにしたものである。
(請求項1、4)
(a)ブレード保持手段により保持されたブレードの少なくとも1つの爪をシェルの対応する溝に挿入して初期嵌めするとともに、この初期嵌め時に、ブレードの残りの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置する。続いて、このブレードの残りの爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向けて滑らせて該溝に落とし込むように挿入することにより、全爪を対応する全溝のそれぞれに挿入する。
従って、ブレード保持手段によってブレードを保持し、このブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して相対移動するだけで、ブレードの各爪をシェルの対応する複数の溝のそれぞれに上述の如くに簡易かつ確実に挿入できる。これにより、ブレードの各爪をシェルの対応する複数の溝のそれぞれに簡易かつスムーズに組付けできる。
(b)前記初期嵌め時に、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して相対移動するとき、このブレードの少なくとも1つの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置した後、該爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該溝に向けて滑らせて該溝に落とし込むように挿入する。
従って、ブレードの少なくとも1つの爪の初期嵌め時にも、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して相対移動するだけで、ブレードの当該爪をシェルの対応する爪に上述の如くに簡易かつ確実に挿入できる。
(請求項
(c)前記ブレードの全爪をシェルの対応する全溝のそれぞれに挿入した後、ブレードを押込力によってシェルの上面に対して下向きに押込み、全爪を対応する全溝のそれぞれに根元まで突込む。
従って、ブレードの爪とシェルの溝の嵌め合いが、手作業であればハンマーで叩いて入れることが必要となる場合にも、ブレードの全爪を機械的な押込操作によってシェルの対応する全溝に簡易かつ確実に突込むことができる。
(請求項3、6)
(d)ブレード保持手段は、そのゴムパッド等の弾性変形分だけ撓んでブレードを変位可能に保持している。従って、ブレードの各爪をシェルの溝に挿入するとき、又はそれらの爪を溝に根元まで突っ込むとき、ブレードの爪を溝の溝方向に自然に倣わせて挿入することができ、又は突っ込み得るように柔軟に保持することができる。これにより、上述(a)〜(c)のブレード組付動作を簡易かつスムーズに自動化できる。
(請求項7)
(e)ブレード挿入手段をロボットのアーム先端部に設けることにより、上述(a)〜(c)のブレード組付動作をロボットによって簡易かつスムーズに自動化できる。
図1はブレード組付装置を示す模式斜視図である。 図2はシェルを示し、(A)は斜視図、(B)は側面図、(C)は底面図である。 図3はブレードを示す模式正面図である。 図4はシェル保持台を示す模式斜視図である。 図5はシェル保持台を示す断面図である。 図6はロボットを示す模式斜視図である。 図7はブレード挿入手段を示し、(A)は模式斜視図、(B)は模式説明図、(C)はブレード挿入過程を示す模式斜視図である。 図8はシェルに設けた溝列を示す模式斜視図である。 図9はブレードの各爪の挿入工程を示す工程図である。
図1に示したトルクコンバータのブレード組付装置100は、トルクコンバータのインペラ又はタービンのシェル10に多数のブレード20を自動的に組付けるものである。
シェル10は、図2に示す如く、円形お腕型に湾曲形成され、中心部に取付孔10Hを備える。シェル10は湾曲内面に多数組の溝列11を周方向に沿って一定間隔をなす各位置に設け、各溝列11は所定の弧状をなす複数、本実施例では3つの溝11A〜11Cにより構成されている。シェル10は湾曲外面において、上記各溝列11の溝11A〜11Cに対応する各位置に外方に向けて突出する各凸部12A〜12Cを備える。
ブレード20は、図3に示す如く、3次元的な形状に成形された翼型の板材からなり、下側外縁に複数、本実施例では3つの爪21A〜21Cを突設している。爪21A〜21Cのうちの少なくとも1つのもの、本実施例では爪21Cの側面に溝11Cへの圧入用のエンボス状突起P(爪21Cに溝11Cへの圧入用湾曲部等を設けても可)を備える。
ブレード20の爪21A〜21Cのそれぞれをシェル10の溝11A〜11Cのそれぞれに根元まで挿着し、1枚のブレード20の全爪21A〜21Cをシェル10の対応する1組の溝列における全溝11A〜11Cに組付け、この組付操作をシェル10の全組の溝列11に対して繰り返すことにより、トルクコンバータ構成部品が製造される。
ブレード組付装置100は、シェル10を保持するシェル保持台110を有する。
シェル保持台110は、図4、図5に示す如く、架台111にダイレクトドライブモータ112を載せ置き支持し、モータ112の上部にシェル保持テーブル113を固定している。シェル保持台110は、シェル保持テーブル113の上面の周方向複数位置(本実施例では5位置)にシェル保持シート114を備え、シェル保持テーブル113の中心孔まわりの複数位置(本実施例では3位置)に該中心孔の半径方向に延在するクランプ爪115を枢支するとともに、シェル保持テーブル113の中心孔及びモータ112の中心孔に内蔵したカラー116の内周にクランプヘッド117に一体のスライドロッド118をスライド可能に挿通し、クランプヘッド117及びスライドロッド118をカラー116の孔軸に沿う上下方向に直線動自在に支持している。クランプヘッド117は、カラー116とスライドロッド118の下端部との間に介装したばね119により常に下向きに付勢され、その付勢力に基づく下向き移動によって各クランプ爪115の肩部115Kに上方から当接して該クランプ爪115を外方に向けて拡開させるように押動し、拡開された各クランプ爪115の先端爪部115Nによりシェル保持テーブル113のシェル保持シート114上に投入されたシェル10の取付孔10Hの内周縁をクランプし、シェル10の湾曲外面を該シェル保持シート114上に固定的に着座させる。これにより、シェル10をシェル保持テーブル113に保持する。このとき、シェル10の湾曲外面の各凸部12A〜12Cの少なくとも1つ(本実施例では凸部12C)はシェル保持シート114への投入段階で予め、該シェル保持シート114に設けた凹部114Kに落ち込むように係合されている。クランプヘッド117は、架台111に押上げシリンダ120を吊下げ支持し、シリンダ120から突き出るピストンロッド121がスライドロッド118をばね119の付勢力に抗して押し上げるとき、クランプ爪115から離れるように上向き移動する。これにより、各クランプ爪115は当該クランプ爪115に作用する重力によって内方へ向けてスイングし、シェル10の取付孔10Hの内周縁に対する先端爪部115Nのクランプを解除する。
シェル保持台110は、架台111に設けた環状ハウジング122により、シェル保持テーブル113の外周部を囲み、シェル保持テーブル113の外周部を囲む環状ハウジング122の内周部に環状空気室123を形成し、環状ハウジング122に接続した空圧供給管124により環状空気室123に空圧を付与し、環状空気室123に付与された空圧をシェル保持テーブル113に穿設した空圧吐出路125からシェル保持テーブル113の上方へ吐出可能にしている。シェル10の湾曲外面がシェル保持テーブル113のシェル保持シート114上に着座したことは、空圧供給管124に設けた圧力検出器が空圧吐出路125から吐出する空気量の低下を検出したことによって検出できる。
シェル保持台110は、モータ112によりシェル保持テーブル113を間欠的に正方向(図8のNa方向)に移動(本実施例では回転)させ、シェル保持テーブル113に保持したシェル10のワーク組付部(本実施例では、ブレード20が今回組付けられるシェル10の溝列11)を、後述するロボット140によるブレード組付作業位置(ワーク組付作業位置)に位置付ける。このとき、シェル保持台110は、シェル保持テーブル113を正方向に回転させるモータ112の駆動は許容し、その逆方向へのモータ112の駆動は阻止するワンウェイクラッチ126を、モータ112の出力経路に設けてある。即ち、ワンウェイクラッチ126は架台111に固定的に支持され、ワンウェイクラッチ126の回転軸に設けたギヤ127とモータ112のロータの外周部に設けたギヤ128とが噛合いされる。
ブレード組付装置100は、ブレード20をシェル10に組付けるために、該ブレード20を保持し、このブレード20をシェル保持台110に保持したシェル10に対して相対移動させるロボット140を有する。
ロボット140は、図6に示す如く、ロボット固定台141の上に、ロボット固定台141の側から順に、ロボット旋回ベース142、上アーム143、前アーム144、手首ねじり部材145、手首曲げ部材146、手首回転部材147のそれぞれを設けている。
ここで、ロボット140は、ロボット固定台141の側から順に、第1軸J1、第2軸J2・・・第6軸J6で構成された6軸の多関節ロボットである。第1軸〜第3軸を基本3軸とし、第4軸〜第6軸を手首3軸とするものであり、各軸はいずれも旋回軸であって旋回運動方向を矢印で付記している。
今、ロボット140が設置された図6に示す空間で、紙面上右方をX軸、垂直向こう向き方向をY軸、上方をZ軸とする座標系を定め、各軸の旋回運動の軸方向を示せば次の通りになる。
第1軸J1:Z軸に平行な軸線まわりで、ロボット旋回ベース142をロボット固定台141に対して旋回させる軸
第2軸J2:Y軸に平行な軸線まわりで、上アーム143をロボット旋回ベース142に対して前後に動かす軸
第3軸J3:Y軸に平行な軸線まわりで、前アーム144を上アーム143に対して上下に動かす軸
第4軸J4:Y軸に直交するX軸又はZ軸に平行な軸線まわりで、手首ねじり部材145を前アーム144に対して回転させる軸
第5軸J5:Y軸に平行な軸線まわりで、手首曲げ部材146を手首ねじり部材145に対して上下に振る軸
第6軸J6:Y軸に直交するX軸又はZ軸に平行な軸線まわりで、手首回転部材147を手首曲げ部材146に対して回転させる軸
そして、ロボット固定台141上に旋回可能に搭載されたロボット旋回ベース142の上部には第1軸駆動モータM1、第2軸駆動モータM2及びそれらの減速機が搭載されている。ロボット固定台141とロボット旋回ベース142の内部には、第1軸駆動モータM1の駆動力を第1軸J1に伝達するための駆動要素が配置されている。ロボット旋回ベース142、及びこのロボット旋回ベース142に旋回可能に連結された上アーム143の内部には、第2軸駆動モータM2の駆動力を第2軸J2に伝達するための駆動要素が配置されている。
また、前アーム144の上アーム143に旋回可能に連結された基端部には、第3軸駆動モータM3及びそれらの減速機が搭載されている。上アーム143と前アーム144の内部には、第3軸駆動モータM3の駆動力を第3軸J3に伝達するための駆動要素が配置されている。
また、前アーム144の基端部には、第4軸〜第6軸の駆動モータM4〜M6、及びそれらの減速機が搭載されている。前アーム144、及びこの前アーム144に旋回可能に連結された手首ねじり部材145の内部には、第4軸駆動モータM4の駆動力を第4軸J4に伝達するための駆動要素が配置されている。前アーム144、手首ねじり部材145、及びこの手首ねじり部材145に旋回可能に連結された手首曲げ部材146の内部には、第5軸駆動モータM5の駆動力を第5軸J5に伝達するための駆動要素が配置されている。前アーム144、手首ねじり部材145、手首曲げ部材146、及びこの手首曲げ部材146に旋回可能に連結された手首回転部材147の内部には、第6軸駆動モータM6の駆動力を第6軸J6に伝達するための駆動要素が配置されている。
ロボット140は、本実施例におけるアーム先端部としての手首回転部材147にブレード挿入手段150を設けている。ブレード挿入手段150は、図1、図7に示す如く、ロボット140の手首回転部材147に着脱されるコネクタ151と、コネクタ151に設けた取付部151Aに支持したブレード保持手段としての吸着部152と、コネクタ151の取付部151Aに支持した押込部153とを有する。吸着部152は、真空供給管に接続された吸着パッド等からなり、不図示のブレード送給装置により送給されたブレード20の一側の翼面を吸着して保持する。吸着部152に吸着されたブレード20は、シェル10の湾曲内面(上面)に押圧されたとき、ロボット140のアーム先端部(手首回転部材147)に対し、吸着部152を構成しているゴムパッド等の弾性変形分だけ変位できる。押込部153は、ブレード20の爪21A〜21Cがシェル10の溝11A〜11Cに挿入されたとき、該ブレード20の爪21A〜21Cが設けられている下側外縁に対する反対側の上側外縁に当接し、シェル10の上面に対する下向き押込力を該ブレード20に付与する。
ロボット140は、制御部160に設けた制御プログラムにより、ブレード挿入手段150を下記(1)〜(7)に従って作動させ、吸着部152に保持したブレード20をシェル10に対して以下の如くに相対移動し、ブレード20の各爪21A〜21Cをシェル10の対応する溝11A〜11Cのそれぞれに図7(C)に示す如くに挿入することを、シェル10の全組の溝列11に対して繰り返す。尚、制御部160に設けられる制御プログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録して用いることができる。
(1)シェル10をシェル保持台110におけるシェル保持テーブル113のシェル保持シート114上に着座させる。空圧供給管124に設けた圧力検出器の検出結果によってシェル10の湾曲外面がシェル保持テーブル113のシェル保持シート114上に着座したことが検出されると、クランプ爪115がシェル10の取付孔10Hの内周縁にクランプし、該シェル10をシェル保持テーブル113に保持する。
(2)シェル保持台110のモータ112によりシェル保持テーブル113を間欠的に回転させ、シェル保持テーブル113に保持したシェル10のワーク組付部(ブレード20が今回組付けられるシェル10の溝列11)を、ロボット140によるブレード組付作業位置に位置付ける。
シェル10のブレード組付作業位置の位置決めは、下記i又はiiによる。
i.シェル10の最初にブレード20が組付対象となる溝列11の位置決めは、図8に示す如く、シェル10の溝列11(溝列11の溝11A)がレーザーセンサ156の予め定めたレーザー光照射位置に合致したことを該センサ156によって検出したときに、モータ112を停止させることによって行なう。
ii.シェル10において2枚目以後のブレード20の組付対象となる溝列11は、ブレード20の組付けが1枚完了する都度、相隣る溝列11のピッチ間隔だけモータ112を図8のNa方向に間欠回転して行なう。
(3)ロボット140の手首回転部材147に設けたブレード挿入手段150の吸着部152により、不図示のブレード送給装置により送給されたブレード20の一側の翼面を吸着して保持する。ロボット140は、不図示のカメラによってブレード20を認識し、ブレード20が吸着部152に対し一定の相対位置・姿勢をなすように、該吸着部152により該ブレード20を吸着保持する。
(4)ロボット140は、吸着部152によって保持したブレード20の少なくとも1つの爪(本実施例では爪21A)を、シェル保持台110に保持したシェル10における溝列11の対応する溝(本実施例では溝11A)に挿入して初期嵌めするように、該シェル10の溝11Aに対して相対移動する。この初期嵌めは、下記i又はiiによる。
i.吸着部152によって保持したブレード20の爪21Aをシェル10の溝11Aに向けて移動し、吸着部152の吸着力によって該溝11Aに直に挿入する。
ii.吸着部152によって保持したブレード20の爪21Aをシェル10の周方向において対応する溝11Aの手前(ロボット140がブレード20の爪21Aをシェル10の溝11Aに対して移動する進み方向(図9(B)の矢印A方向)に沿う該溝11Aの手前)(図9(A)のKaの位置)に配置した後、該爪21Aを吸着部152の吸着力によってシェル10の上面(湾曲内面)に対して斜め前方下向きに押圧しつつ、該爪21Aを対応する溝11Aの手前から該溝11Aに向かう図9(B)の矢印A方向に滑らせて該溝11Aに落とし込むように挿入する。
(5)ロボット140は、ブレード20の爪21Aを上述(4)でシェル10の溝11Aに挿入した状態下で、吸着部152によってブレード20を下降して爪21Bの先端を溝11Bに少し挿入し、ブレード20を爪21A、21Bが溝11A、11Bに対するガタ分だけ図9(C)のB方向にねじる(爪21Cは溝11Cの上を通り過ぎて該溝11Cの向こう側に位置付けられる)。
(6)ロボット140は、ブレード20の爪21A、21Bの上述(4)、(5)の挿入後、ブレード20の残りの爪21Cを、シェル10の周方向において溝11Cの手前(ロボット140がブレード20の爪21Cを上述(5)でシェル10の溝11Cの上を通り過ぎた位置から該溝11Cに対して移動する進み方向(図9(D)の矢印C方向)に沿う該溝11Cの手前(向こう側の手前という))(図9(C)のKcの位置)に配置した後、該爪21Cを吸着部152の吸着力によってシェル10の上面(湾曲内面)に対して斜め前方向きに押圧しつつ、該爪21Cを対応する溝11Cの手前から該溝11Cに向かう矢印C方向に滑らせて該溝11Cに落とし込むように挿入する(図9(D))。これにより、ブレード20の全爪21A〜21Cが、シェル10の対応する全溝11A〜11Cのそれぞれに挿入されたものになる。
尚、上述(5)でブレード20の爪21Cがシェル10の溝11Cの上を通り過ぎた該溝11Cの向こう側の手前に位置付けられたのは、シェル10の溝11Cまわりの湾曲内面の形状から、爪21Cを上記溝11Cに対して図9(D)の矢印C方向から押し進めるほうが該溝11Cにスムースに落とし込み挿入できることによる。従って、シェル10の溝11Cまわりの湾曲内面の形状によっては、上述(5)でブレード20の爪21Cをシェル10の溝11Cの上を通り過ぎた向こう側の手前に位置付けることを要さず、爪21Cは溝11Cを通り過ぎることのない該溝11Cの手前から該溝11Cに向けて滑らせて該溝11Cに落とし込み挿入させても良い。
(7)ロボット140は、上述(6)によってブレード20の全爪21A〜21Cをシェル10の対応する全溝11A〜11Cのそれぞれに挿入した後、ブレード挿入手段150の押込部153の押込力F(図7(B))によって、ブレード20をシェル10の上面に対して下向きに押込み、全爪21A〜21Cを対応する全溝11A〜11Cのそれぞれに根元まで突っ込む(図9(E))。押込部153は、図7(B)に示す如く、ブレード20の爪21A〜21Cが設けられている下側外縁の上下方向で反対側となる上側外縁を斜め前方下向きに押下する。
これにより、ブレード20において爪21Cの側面に備える突起P(又は爪21Cに設けた湾曲部等)がシェル10の溝11Cの溝側壁に圧入され、全爪21A〜21Cが全溝11A〜11Cから脱落するおそれなく嵌合完了になる。
尚、ブレード挿入手段150の吸着部152は、上述(4)〜(7)の各動作で、そのゴムパッド等の弾性変形分だけ撓んでブレード20を変位可能に保持している。従って、ブレード20の各爪21A〜21Cをシェル10の溝11A〜11Cに挿入するとき、又は押込部153によってそれらの爪21A〜21Cを溝11A〜11Cに根元まで突っ込むとき、該吸着部152はブレード20の爪21A〜21Cを溝11A〜11Cの溝方向に倣わせて挿入し、又は突っ込み得るように柔軟に保持するものになる。
また、ロボット140は、上述(4)〜(6)の各動作で、ブレード20の全爪21A〜21Cをシェル10の対応する溝11A〜11Cのそれぞれに根元まで挿入できてしまうときには、上述(7)の押込部153を用いた押込動作を不要とするものになる。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)ブレード保持手段としての吸着部152により一側の翼面を保持されたブレード20の少なくとも1つの爪21Aをシェル10の対応する溝11Aに挿入して初期嵌めするとともに、この初期嵌め時に、ブレード20の残りの爪21B、21Cをシェル10の周方向において対応する溝11B、11Cの手前に配置する。続いて、このブレード20の残りの爪21B、21Cを吸着部152の保持力によってシェル10の上面に対して斜め前方下向きに押圧しつつ、該爪21B、21Cを対応する溝11B、11Cの手前から該溝11B、11Cに向けて滑らせて該溝11B、11Cに落とし込むように挿入することにより、全爪21A〜21Cを対応する全溝11A〜11Cのそれぞれに挿入する。
従って、吸着部152によってブレード20を保持し、この吸着部152によって保持されたブレード20をシェル10に対して相対移動するだけで、ブレード20の各爪21A〜21Cをシェル10の対応する複数の溝11A〜11Cのそれぞれに上述の如くに簡易かつ確実に挿入できる。これにより、ブレード20の各爪21A〜21Cをシェル10の対応する複数の溝11A〜11Cのそれぞれに簡易かつスムーズに組付けできる。
(b)前記初期嵌め時に、吸着部152によって保持されたブレード20をシェル10に対して相対移動するとき、このブレード20の少なくとも1つの爪21Aをシェル10の周方向において対応する溝11Aの手前に配置した後、該爪21Aを吸着部152の保持力によってシェル10の上面に対して斜め前方下向きに押圧しつつ、該溝11Aに向けて滑らせて該溝11Aに落とし込むように挿入する。
従って、ブレード20の少なくとも1つの爪21Aの初期嵌め時にも、吸着部152によって保持されたブレード20をシェル10に対して相対移動するだけで、ブレード20の当該爪21Aをシェル10の対応する爪11Aに上述の如くに簡易かつ確実に挿入できる。
(c)前記ブレード20の全爪21A〜21Cをシェル10の対応する全溝11A〜11Cのそれぞれに挿入した後、ブレード20を押込力によってシェル10の上面に対して下向きに押込み、全爪21A〜21Cを対応する全溝11A〜11Cのそれぞれに根元まで突込む。
従って、ブレード20の爪21A〜21Cとシェル10の溝11A〜11Cの嵌め合いが、手作業であればハンマーで叩いて入れることが必要となる場合にも、ブレード20の全爪21A〜21Cを機械的な押込操作によってシェル10の対応する全溝11A〜11Cに簡易かつ確実に突込むことができる。
(d)ブレード挿入手段150をロボット140のアーム先端部に設けることにより、上述(a)〜(c)のブレード組付動作をロボット140によって簡易かつスムーズに自動化できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明のブレード保持手段は、ブレードを保持することができるものであれば、上記実施例の吸着部152に限定されない。
また、本発明に係るトルクコンバータのブレード組付方法及び装置は、6軸ロボット等のN軸多関節ロボット、スカラロボット、パラレルリンクロボット等のロボットを用いる他、専用機を用いるものでも良い。
本発明によれば、トルクコンバータのブレード組付方法及び装置において、ブレードの各爪をシェルの対応する複数の溝のそれぞれに簡易かつスムーズに組付けることができる。
10 シェル
11 溝列
11A〜11C 溝
20 ブレード
21A〜21C 爪
100 ブレード組付措置
110 シェル保持台
140 ロボット
150 ブレード挿入手段
152 吸着部(ブレード保持手段)
153 押込部

Claims (7)

  1. 多数組の溝列を周方向に沿う各位置に設けたシェルに対し、それらの各溝列を構成する複数の溝のそれぞれに互いに対応する複数の爪を外縁に備えたブレードを組付けるトルクコンバータのブレード組付方法において、
    ブレードブレード保持手段によって保持し、該ブレードをシェルに対して相対移動することにより、このブレードの少なくとも1つの爪を、シェルの溝列において対応する溝に挿入して初期嵌めするとともに、この初期嵌めによる爪の挿入後、ブレードの残りの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置し、
    ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して更に相対移動することにより、このブレードの残りの爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向けて滑らせて該溝に落とし込むように挿入することにより、全爪を対応する全溝のそれぞれに挿入するトルクコンバータのブレード組付方法であって、
    前記初期嵌め時に、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して相対移動するとき、このブレードの少なくとも1つの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置した後、該爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向かう方向に滑らせて該溝に落とし込むように挿入するトルクコンバータのブレード組付方法。
  2. 前記ブレードの全爪をシェルの対応する全溝のそれぞれに挿入した後、ブレードを押込力によってシェルの上面に対して下向きに押込み、全爪を対応する全溝のそれぞれに根元まで突込む請求項1に記載のトルクコンバータのブレード組付方法。
  3. 前記ブレード保持手段が、弾性変形分だけ撓んでブレードを変位可能に保持する請求項1又は2に記載のトルクコンバータのブレード組付方法。
  4. 多数組の溝列を周方向に沿う各位置に設けたシェルに対し、それらの各溝列を構成する複数の溝のそれぞれに互いに対応する複数の爪を外縁に備えたブレードを組付けるトルクコンバータのブレード組付装置において、
    シェルを保持するシェル保持台と、
    ブレードブレード保持手段によって保持し、該ブレードをシェルに対して相対移動することにより、このブレードの少なくとも1つの爪を、シェルの溝列において対応する溝に挿入して初期嵌めするとともに、この初期嵌めによる爪の挿入後、ブレードの残りの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置し、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して更に相対移動することにより、このブレードの残りの爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向けて滑らせて該溝に落とし込むように挿入することにより、全爪を対応する全溝のそれぞれに挿入するブレード挿入手段とを有してなるトルクコンバータのブレード組付装置であって、
    前記ブレード挿入手段は、前記初期嵌め時に、ブレード保持手段によって保持されたブレードをシェルに対して相対移動するとき、このブレードの少なくとも1つの爪をシェルの周方向において対応する溝の手前に配置した後、該爪をブレード保持手段の保持力によってシェルの上面に対して斜め下向きに押圧しつつ、該爪を対応する溝の手前から該溝に向かう方向に滑らせて該溝に落とし込むように挿入するトルクコンバータのブレード組付装置。
  5. 前記ブレード挿入手段は、前記ブレードの全爪をシェルの対応する全溝のそれぞれに挿入した後、ブレードを押込力によってシェルの上面に対して下向きに押込み、全爪を対応する全溝のそれぞれに根元まで突込む押込部を備えてなる請求項4に記載のトルクコンバータのブレード組付装置。
  6. 前記ブレード保持手段が、弾性変形分だけ撓んでブレードを変位可能に保持する請求項4又は5に記載のトルクコンバータのブレード組付装置。
  7. 前記ブレード挿入手段は、ロボットのアーム先端部に設けられてなる請求項4〜6のいずれかに記載のトルクコンバータのブレード組付装置。
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