JP6126814B2 - ブラシ装置及び直流モータ - Google Patents

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Description

本発明は、ブラシ装置及び直流モータに関するものである。
特許文献1のブラシ付き直流モータには、6極モータに電流を供給するためのブラシ装置が開示されている。このブラシ装置では、ブラシボックス側に露出する2つの電源端子位置中心から周方向に30度離れたブラシと該ブラシから120度離間した同極のブラシを繋ぐ導電板がそれぞれ1つずつ、左側半分と右側半分とに分かれて配置されている。
特開2006−174586号公報
ところで、上記ブラシ装置では、4つのブラシを用いる場合には好ましいが、電流が小さい、あるいは、短時間使用では、ブラシが2つでよい場合がある。そこで、上記ブラシ装置を共有化すべく電源端子側にブラシを配置することが可能なものの、ブラシと導電板が近接するため、組み付けが容易でなかった。しかも、ブラシボックスの一構成部材とした高価な導電部材がまるまる無駄になることとなる。
一方、反端子側にブラシを配置すれば、ブラシの組み付けは向上するが、電源端子側のブラシボックスを構成する部分が無駄となる。
また、端子に対しブラシボックス位置を変更すると、6ブラシ用のブラシ装置における製造設備との共用化が困難となる。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、6極モータに係る2ブラシ及び4ブラシの使用下において共用化できる安価なブラシ装置及び直流モータを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、モータの回転軸が貫通される貫通穴を有す環状のベースプレートの一側面周方向に互いに間隔をおいて設けられ、第1極性の2つの第1ブラシと第2極性の2つの第2ブラシをそれぞれ収容する径方向にのびる4つのブラシボックスと、前記ベースプレートに対して、その一側面側に一端が露出するとともにその一側面からその他側面に貫通固定され、前記第1ブラシとベースプレートの一側面側で前記ブラシボックスを構成しない第1導電部材を介して接続する第1電源端子と、前記ベースプレートに対して、その一側面からその他側面に貫通固定され、前記第2ブラシとベースプレートの一側面側で前記ブラシボックスを構成しない第2導電部材を介して接続する第2電源端子とを有したブラシ装置であって、前記第1電源端子と前記第2電源端子は、前記ベースプレートの一側面において前記貫通穴の中心を通り径方向にのびる基準線に対し周方向左右30度以内に並設され、前記4つのブラシボックスには、交互に前記第1ブラシと前記第2ブラシが収容されており、前記第1極性の第1ブラシが収容される2つのブラシボックスは、前記基準線を基準に周方向時計回り方向の90度位置及び210度位置にそれぞれ配置形成するとともに、前記第2極性の第2ブラシが収容される2つのブラシボックスは、前記基準線を基準に周方向反時計回り方向の90度位置及び210度位置にそれぞれ配置形成されており、前記第1導電部材は、前記第1極性の2つの第1ブラシを電気的に接続するとともに、規制片と係合した状態の前記第1導電部材が該2つの第1ブラシ間の第2ブラシを収容するブラシボックスの天井壁上を架け渡されており、前記第2導電部材は、前記第2極性の2つの第2ブラシを電気的に接続するとともに、規制片と係合した状態の前記第2導電部材が該2つの第2ブラシ間の第1ブラシを収容するブラシボックスの天井壁上を架け渡されていることを特徴とするブラシ装置。
請求項1に記載の発明によれば、ブラシボックスが電源端子の中心から周方向に90度及び150度の位置に配置形成されている。従って、ブラシボックスへのブラシの収容が容易となる。
また、ブラシボックスを構成しない導電部材を用いたことから、導電部材はブラシボックス構成部を除いた簡易な部材とすることができる。
また、第1及び第2ブラシをそれぞれ2つずつ使用するブラシ装置以外に、第1及び第2ブラシをそれぞれ1つずつ使用するブラシ装置にも兼用できることから、2品種少量の製造から1品種大量生産が可能となり製造コストを低減させることができる。
さらに、電源端子の中心から周方向に30度の位置にもブラシボックスを配置形成したブラシ装置とも設備の共有化ができる。
また、4つのブラシボックスには、交互に第1ブラシと第2ブラシが収容されているため、ブラシ電流を大きくし高出力を得るモータに適用できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシ装置において、前記第1導電部材及び第2導電部材は、円弧状に湾曲形成され、前記第1導電部材及び第2導電部材は、それぞれ互いに反対回り方向から対応する前記第1電源端子及び第2電源端子に接続されている。
請求項2に記載の発明によれば、第1導電部材及び第2導電部材は、それぞれ反対の方向から対応する第1電源端子及び第2電源端子に接続されることから、その接続作業は電気的に離間した状態での作業となり、第1導電部材と第2導電部材間の絶縁性も十分に確保され、信頼性の高い接続作業が容易に行える。
請求項に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載のブラシ装置において、前記4つのブラシボックスのうち、前記基準線を基準に周方向時計回り方向と反時計回り方向の90度位置に配置した2つのブラシボックスに、前記第1ブラシと前記第2ブラシをそれぞれ収容した。
請求項に記載の発明によれば、第1ブラシと第2ブラシが大きく離間することから、ブラシと整流子片の摺接による発熱温度がこもることがなく、ブラシ発熱によって許容温度に近い状態でモータが使用されることがない。また、小電流で駆動できるモータにあっては、第1ブラシと第2ブラシがそれぞれ1つずつとなるため、ブラシが減る分コストダウンを図ることができる。
請求項に記載の発明は、請求項2に記載のブラシ装置において、前記第1電源端子と接続する前記円弧状に湾曲形成された第1導電部材は、一端が前記第1電源端子の対向側の径方向に係り合うとともに、その係合部が第1電源端子側に弾圧するバネ部を有し、前記第2電源端子と接続する前記円弧状に湾曲形成された第2導電部材は、前記第2電源端子の対向側の径方向に係り合うとともに、その係合部が第2電源端子側に弾圧するバネ部を有している。
請求項に記載の発明によれば、第1電源端子と第1導電部材及び第2電源端子と第2導電部材の溶接作業を容易することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のブラシ装置において、前記第1導電部材に設けたバネ部は、前記第1電源端子とその第1電源端子側の90度位置配置されたブラシボックスの間に形成されたコイルバネであり、前記第2導電部材に設けたバネ部は、前記
第2電源端子とその第2電源端子側の90度位置配置されたブラシボックスの間に形成されたコイルバネである。
請求項4に記載の発明によれば、バネ部がコイルバネであることから、チョークコイルの機能を有し、第1及び第2ブラシが整流子片を摺接する際に発生する高周波ノイズを抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載のブラシ装置において、前記第1導電部材が架け渡されているブラシボックスには、そのブラシボックスの天井壁から前記規制片が突出しており、前記第2導電部材が架け渡されているブラシボックスには、そのブラシボックスの天井壁から前記規制片が突出している。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載のブラシ装置を備えた直流モータ。
請求項7に記載の発明によれば、ブラシ装置が安価できることから、直流モータのコストダウン化を実現できる。
本発明によれば、6極モータに係る2ブラシ及び4ブラシの使用下において共用化できる。
実施形態の直流モータの断面図。 同じく直流モータに備えられたブラシ装置を説明するための電機子コア側から見た斜視図。 同じくブラシ装置を電機子コア側から見た正面図。 同じくブラシ装置のブラシホルダを説明するための電機子コア側から見た斜視図。 同じくブラシホルダを電機子コア側から見た正面図。 同じく、第1導電部材による第1電源端子と各第1ブラシとの結線状態を説明するための斜視図。 同じく、第2導電部材による第2電源端子と各第2ブラシとの結線状態を説明するための斜視図。 同じく、第1電極端子の斜視図。 同じく、第2電極端子の斜視図。 同じく、補助電極端子の正面図。 同じく、補助電極端子の付勢片を説明するためのX−X線端面図。 同じく、(a)は第1コンデンサの斜視図、(b)は第2コンデンサの斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図12に従って説明する。
図1に示すように、直流モータMは、有蓋円筒状のヨークハウジング1と、そのヨークハウジング1の内部に収容された電機子2と、ヨークハウジング1の開口部に配置されたブラシ装置3とを備えている。
ヨークハウジング1は、円筒状をなす円筒部11と、円筒部11の一側上部を閉塞する蓋部12を有している。ヨークハウジング1の円筒部11の内周面11aには、3個の第1永久磁石MG1(図1では1個のみ表示)と3個の第2永久磁石MG2(図1では1個のみ表示)が、周方向に交互に配置固定されている。そして、ヨークハウジング1の円筒部11、3個の第1永久磁石MG1及び3個の第2永久磁石MG2にて固定子が構成される。
3個の第1永久磁石MG1は、径方向内側がN極、径方向外側がS極に磁化されている。3個の第2永久磁石MG2は、径方向内側がS極、径方向外側がN極に磁化されている。そして、周方向に交互に配置された3個の第1永久磁石MG1と3個の第2永久磁石MG2は、60度間隔に配置固定されている。従って、円筒部11の内側には、周方向に6個の磁極が設けられている。
ヨークハウジング1の内部であって、周方向に交互に配置された第1永久磁石MG1と第2永久磁石MG2の内側には、電機子2が配置されている。
図1に示すように、電機子2は、ヨークハウジング1の円筒部11に中心軸線上に配置された回転軸21と、その回転軸21に一体回転可能に固着された電機子コア22と、その電機子コア22のティース23に巻回された巻線24と、電機子コア22に隣接し回転軸21に一体回転可能に固定された整流子25を備えている。
回転軸21は、その基部がヨークハウジング1の蓋部12に中央部内側に設けた軸受26にて回転可能に支持されている。電機子コア22は、回転軸21であってその回転軸21の軸方向基端側に一体回転可能に外嵌されている。
電機子コア22は、回転軸21の中心軸線Oを中心に径方向外側に放射状に延びる9個のティース23(図1では2個のみ表示)を有している。9個のティース23は、周方向に40度の等ピッチに形成されている。そして、9個のティース23の径方向先端面は、円筒部11の内周面に配置された第1永久磁石MG1と第2永久磁石MG2と相対向する。そして、各ティース23には、巻線24が巻回されている。
整流子25は、電機子コア22に隣接して回転軸21に固着され、同電機子コア22とともに回転軸21と一体回転する。整流子25は、その外周面に複数個の整流子片27が設けられている。整流子片27の数は、電機子2のティース23の数の2倍の数に設定されている。従って、ティース23が9個であることから、整流子片27の数は18個となっている。
各整流子片27の軸線方向の電機子コア22側端部には、径方向外側に折り返し形成されたライザ28がそれぞれ一体形成されている。各整流子片27のライザ28には、ティース23に巻回した巻線24が掛け止めされている。そして、巻線24は、その掛け止めされた部分がヒュージングにてライザ28に固定されることで、そのライザ28を有する整流子片27と電気的に接続されている。
図1に示すように、ヨークハウジング1の円筒部11の開口部側には、ブラシ装置3が配置され、ブラシ装置3を構成するブラシホルダ30が円筒部11の開口部を閉塞している。
図4に示すように、ブラシホルダ30は、絶縁性の合成樹脂材料から形成され、環状のベースプレート31と、ベースプレート31の内側面f1に一体形成された第1〜第4ブラシボックス32a〜32d(図1では、総称して符号を「32」と付している)と、ベースプレート31の外側面f2に一体形成された端子保持部33を有している。
ここで、ベースプレート31の電機子コア22側の円環状側面を内側面f1といい、ベースプレート31の反電機子コア22側の円環状側面を外側面f2という。
図2〜図5に示すように、ブラシホルダ30のベースプレート31は、円環板状をなしその外周面が、ヨークハウジング1の円筒部11の開口部の内周面11aに嵌着固定されている。ベースプレート31は、その中央部に貫通穴34が形成されている。貫通穴34は、その内径が回転軸21の外径より大きく形成され、図1に示すように、同回転軸21の出力端側が貫通するようになっている。貫通穴34を貫通した回転軸21の出力端側は、図示しない軸受にて回転可能に支持されている。
図2及び図3に示すように、ベースプレート31の内側面f1には、4個の第1〜第4ブラシボックス32a〜32dが周方向に設けられている。第1〜第4ブラシボックス32a〜32dは、周方向時計回り方向に、第1ブラシボックス32a→第2ブラシボックス32b→第3ブラシボックス32c→第4ブラシボックス32dの順に60度の間隔を開けて形成されている。つまり、第1〜第4ブラシボックス32a〜32dは、図3においてベースプレート31の上半分に形成される。従って、ベースプレート31の下半分、すなわち、第1ブラシボックス32aと第4ブラシボックス32dとの間隔は180度の間隔が開けられている。
そして、60度の間隔を開けて設けられた第1〜第4ブラシボックス32a〜32dの径方向内側で形成される空間には、図1に示すように、整流子25が配置されるようになっている。
図4及び図5に示すように、第1〜第4ブラシボックス32a〜32dは、ともに径方向に延びる四角筒状なしている。第1〜第4ブラシボックス32a〜32dは、内側面f1から軸方向に立設され、図5において周方向時計回り方向の第1側壁W1と、反時計回り方向の第2側壁W2と、その第1及び第2側壁W1,W2の先端辺間を連結する天井壁W3と備えている。
従って、第1〜第4ブラシボックス32a〜32dは、内側面f1、一対の壁W1,W2及び天井壁W3によって、断面四角形状のブラシ収容室がそれぞれ形成する。
第1〜第4ブラシボックス32a〜32dの一対の第1及び第2側壁W1,W2は、周方向に離間するとともに互いに平行に立設されている。ここで、図2及び図5に示しように、各ブラシボックス32a〜32dにおいて、回転軸21の中心軸線Oから径方向に延び一対の第1及び第2側壁W1,W2の中間位置を通過するそれぞれの直線をそれぞれ第1〜第4中心線L1〜L4とすると、隣り合う中心線が、中心軸線Oを中心になす角度はそれぞれ60度となる。
従って、各ブラシボックス32a〜32dのブラシ収容室は、中心軸線Oを中心に径方向に延び、その径方向に延びる中心位置(第1〜第4中心線L1〜L4)が周方向に60度の間隔で配置されている。ただし、第1ブラシボックス32a(第1中心線L1)と第4ブラシボックス32d(第4中心線L4)との周方向の間隔は180度となる。
図4に示すように、第1及び第3ブラシボックス32a,32cの第1側壁W1、及び、第2及び第4ブラシボックス32b,32dの第2側壁W2には、径方向外側端から径方向内側に向かってガイド凹部35が切り欠き形成されている。
第1〜第4ブラシボックス32a〜32dの一対の第1及び第2側壁W1,W2の径方向外側端部には、一対の係止片36が径方向外側に向かって延出形成されている。一対に係止片36は、先端に周方向に互いに離間する方向に爪を有し、図1に示す、各ブラシボックス32a〜32dの径方向外側の開口部を閉塞するキャップCPを係止し装着する。
第1〜第4ブラシボックス32a〜32dの天井壁W3は、電機子コア22側の側面である壁面が軸線方向に直交する平面であって、内側面f1からの高さ(軸線方向の長さ)が等しくなっている。
第2及び第4ブラシボックス32b,32dの天井壁W3の壁面には、第1規制片ST1が形成されている。第1規制片ST1は、天井壁W3の壁面における径方向外側端部に周方向全幅にわたって形成されていて、その壁面から突出した後に径方向外側に延びて鉤状に形成されている。
第1及び第3ブラシボックス32a,32cの天井壁W3の壁面には、第2規制片ST2が形成されている。第2規制片ST2は、天井壁W3の壁面における径方向中間位置に形成されている。第2規制片ST2は、天井壁W3の壁面から突出した後に径方向外側に延びて鉤状に形成されている。
ここで、第1ブラシボックス32aの第2規制片ST2は、天井壁W3の壁面における径方向中間位置において、周方向時計回り方向寄りに形成されている。また、第3ブラシボックス32cの第2規制片ST2は、天井壁W3の壁面における径方向中間位置において、周方向全幅にわたって形成されている。
また、ベースプレート31において、第1ブラシボックス32aと第2ブラシボックス32bの中間位置に、内側面f1から第1支持規制台41が第1及び第3ブラシボックス32a,32cの天井壁W3の高さ位置まで突出形成されている。第1支持規制台41は、貫通穴34の開口端から径方向外側に向かって形成され、天井壁W3の壁面と同一平面をなす面には、第1突起41aが形成されている。第1突起41aは、貫通穴34の中心軸(回転軸21の中心軸線O)を中心とする同一円周線上にある第2及び第4ブラシボックス32b,32dの第1規制片ST1と同じ円周線上位置に形成されている。
同様に、ベースプレート31において、第3ブラシボックス32cと第4ブラシボックス32dの中間位置に、内側面f1から第2支持規制台42が第3及び第4ブラシボックス32c,32dの天井壁W3の高さ位置まで突出形成されている。第2支持規制台42は、貫通穴34の開口端から径方向外側に向かって形成され、天井壁W3の壁面と同一平面をなす面には、第2突起42aが形成されている。第2突起42aは、貫通穴34の中心軸(回転軸21の中心軸線O)を中心とする同一円周線上にある第1及び第3ブラシボックス32a,32cの第2規制片ST2と同じ円周線上位置に形成されている。
さらに、ベースプレート31において、第2ブラシボックス32bと第3ブラシボックス32cの中間位置に、内側面f1から支承台43が第2及び第3ブラシボックス32b,32cの天井壁W3の高さ位置まで突出形成されている。支承台43は、貫通穴34の開口端から径方向外側に向かって形成され、その天井壁W3の壁面と同一平面をなす面の径方向外側及び内側両端部には、図2及び図3に示すように、外れ止め部材44が取付部45にて連結されるようになっている。
さらにまた、図4及び図5に示すように、ベースプレート31において、下半分の第4ブラシボックス32dと第1ブラシボックス32aの中間位置には、貫通穴34の開口端から径方向外側に向かって、コンデンサ載置台50、一対の第1及び第2電源端子支持穴51,52、補助端子固定台53に順に形成されている。
詳述すると、回転軸21の中心軸線Oから第4ブラシボックス32dと第1ブラシボックス32aの中間位置を径方向に通過する直線を基準線Lkとすると、この基準線Lk上にコンデンサ載置台50の中間位置が位置するようになっている。同様に、この基準線Lk上に、第1電源端子支持穴51と第2電源端子支持穴52の中間位置が位置するとともに、補助端子固定台53の中間位置が位置するようになっている。
尚、この基準線Lkに対して、周方向時計回り方向の90度位置に第1中心線L1が位置し、反対に、周方向反時計回り方向の90度位置に第4中心線L4が位置することになる。
コンデンサ載置台50は、基準線Lk上の位置に軸線方向に延出形成された仕切壁55を有し、その仕切壁55にて径方向に延びる2つの載置部50a,50bが形成される。
コンデンサ載置台50の径方向外側のベースプレート31の内側面f1には、軸方向から見て長方形の第1電源端子支持穴51と第2電源端子支持穴52が、基準線Lkを対称軸として対称に貫通形成されている。
また、第1及び第2電源端子支持穴51,52は、ベースプレート31の外側面f2おいて、その外側面f2に軸線方向に延出形成した端子保持部33と対向する位置に形成されている。そして、第1及び第2電源端子支持穴51,52は、端子保持部33内を通って同端子保持部33の先端面まで貫通している。
第1電源端子支持穴51には、図8に示す第1電源端子61が貫挿される。第1電源端子61は、その先端部が端子保持部33の先端面から突出するまで貫挿されている。
第2電源端子支持穴52には、図9に示す第2電源端子62が貫挿される。第2電源端子62は、その先端部が端子保持部33の先端面から突出するまで貫挿されている。
図8及び図9に示すように、第1及び第2電源端子61,62は、共に板材をクランク状に折り曲げ形成され、それぞれ第1及び第2電源端子支持穴51,52に貫挿される貫挿部61a,62a、内側面f1に当接する当接部61b,62b、内側面f1から軸線方向に立設する端子部61c,62cを有する。
第1及び第2電源端子61,62の貫挿部61a,62aは、共に同じに長さになっている。従って、端子保持部33の先端面から突出する第1及び第2電源端子61,62の先端部は同じ長さとなる。
また、貫挿部61a,62aの幅狭の両側面には、切り返し61d,62dが形成されている。切り返し61d,62dは、貫挿部61a,62aをそれぞれ第1及び第2電源端子支持穴51,52に貫挿する時、第1及び第2電源端子支持穴51,52の内側面に圧接しながら貫挿される。そして、貫挿した後に、第1及び第2電源端子61,62を引き抜こうとしても切り返し61d,62dが第1及び第2電源端子支持穴51,52の内側面に食い込み抜けないようにしている。
第1及び第2電源端子61,62の当接部61b,62bは、共に同じに長さになっている。そして、貫挿部61a,62aを第1及び第2電源端子支持穴51,52に貫挿した状態で、当接部61b,62bは、ベースプレート31の内側面f1に当接する。
第1及び第2電源端子61,62の端子部61c,62cは、図8及び図9に示すように、第2電源端子62の端子部62cの長さが第1電源端子61の端子部61cの長さより長く形成されている。そして、両端子部61c,62cの先端には同じ深さの切り込み61e,62eがそれぞれ形成されている。従って、第2電源端子62の端子部62cの切り込み62eが、第1電源端子61の端子部61cの切り込み61eよりも高い位置にある。
なお、第1及び第2電源端子61,62を第1及び第2電源端子支持穴51,52に貫挿する際、第1及び第2電源端子61,62の端子部61c,62cが互いに離間するように貫挿するようにしている。
第1及び第2電源端子支持穴51,52の径方向外側のベースプレート31の内側面f1には、補助端子固定台53が形成されている。補助端子固定台53は、補助電極端子固定孔57が、基準線Lkを対称軸として対称に2つ形成されている。2つの補助電極端子固定孔57は、ベースプレート31の外側面f2まで貫通しない孔であって、軸方向から見て長方形の孔である。
そして、一対の補助電極端子固定孔57には、図10に示す補助電源端子70が挿入固定される。補助電源端子70は、板状のベース部70aの一側(図10では下側)に一対の補助電極端子固定孔57に嵌入される固定足部70bを有している。
両固定足部70bの幅狭の両側面には、切り返し70cが形成されている。切り返し70cは、固定足部70bを補助電極端子固定孔57に嵌入する時、補助電極端子固定孔57の内側面に圧接しながら嵌入される。そして、嵌入した後に、補助電源端子70を引き抜こうとしても切り返し70cが補助電極端子固定孔57の内側面に食い込み抜けないようにしている。
一方、補助電源端子70のベース部70aの他側(図10では上側)に第1及び第2補助端子部71,72が延出形成されている。第1補助端子部71は第1電源端子61寄りに形成され、第2補助端子部72は第2電源端子62寄りに形成されている。第1補助端子部71の幅広側の面が、第1電源端子61の端子部61cの幅広の面に対して直交するとともに、第2補助端子部72の幅広側の面が、第2電源端子62の端子部62cの幅広の面に対して直交するようになっている。
図10に示すように、第1補助端子部71の軸方向の長さが第2補助端子部72の長さよりも長く形成されている。このとき、第1補助端子部71の先端の高さ位置が、前記した第2電源端子62の端子部62cの高さ位置と一致させている。同様に、第2補助端子部72の先端の高さ位置が、前記した第1電源端子61の端子部61cの高さ位置と一致させている。
両補助端子部71,72の先端には同じ深さの切り込み71a,72aがそれぞれ形成されている。従って、第1補助端子部71の切り込み71aが、第2補助端子部72の切り込み72aよりも高い位置にある。そして、第1補助端子部71の切り込み71aと第2電源端子62の切り込み62eは同じ高さに、第2補助端子部72の切り込み72aと第1電源端子61の切り込み61eは同じ高さにしている。
また、第1補助端子部71と第2補助端子部72の中間位置(基準線Lk上の位置)におけるベース部70aの他側には、付勢片73が延出形成されている。付勢片73は、図11に示すように上方に延出形成された後、径方向外側に屈曲形成され、外側に膨らんだ後に先端を径方向内側に屈曲させている。
この付勢片73の径方向外側への膨みは、ベースプレート31の外周面より外まで張り出させている。これによって、ベースプレート31をヨークハウジング1の円筒部11に嵌着させた時、付勢片73は、円筒部11の内周面11aに当接し、図11に2点鎖線で示すように撓み、円筒部11の内周面11aに対して圧接保持されるようになっている。
上記のように構成されたブラシホルダ30について、ベースプレート31の内側面f1に形成された第1及び第2ブラシボックス32a,32bは、基準線Lkを基準に周方向時計回り方向側に90度、150度位置に順番に配置されていることになる。また、第3及び第4ブラシボックス32c,32dは、基準線Lkを基準に周方向反時計回り方向側に150度、90度位置に順番に配置されていることになる。
そして、ベースプレート31の内側面f1に形成された第1〜第4ブラシボックス32a〜32dには、それぞれ陽極用のブラシである第1ブラシB1又は陰極用のブラシである第2ブラシB2のいずれかが収容される。
詳述すると、第1及び第3ブラシボックス32a,32cには、それぞれ第1ブラシB1が収容される。第2及び第4ブラシボックス32b,32dには、それぞれ第2ブラシB2が収容される。
これによって、第1ブラシB1と第2ブラシB2は、回転軸21を挟んで相対向するように配置される。
第1〜第4ブラシボックス32a〜32dに対応する第1ブラシB1又は第2ブラシB2がそれぞれ挿入されると、第1〜第4ブラシボックス32a〜32dには、その径方向外側の開口部から圧縮コイルばねSP(図1参照)が挿入される。次に、その径方向外側の端部にキャップCPが装着される。そして、第1ブラシB1及び第2ブラシB2は、それぞれが挿入された第1〜第4ブラシボックス32a〜32d内に圧縮コイルばねSPを縮設して径方向内側に付勢されるようになっている。その結果、第1ブラシB1及び第2ブラシB2は、それぞれが挿入された第1〜第4ブラシボックス32a〜32dの一対の側壁W1,W2に案内されながら径方向内側に移動可能となり、摺接する整流子片27に摺接可能に圧接する。
そして、これら2個ずつの第1ブラシB1と第2ブラシB2と摺接する整流子片27を介して第1ブラシB1と第2ブラシB2から巻線24に電流が供給されるようになっている。
また、第1ブラシB1及び第2ブラシB2は、それぞれ第1ピッグテールPT1及び第2ピッグテールPT2を設けている。そして、第1ブラシB1及び第2ブラシB2が対応するブラシボックス32a〜32dに挿入されるとき、第1ピッグテールPT1及び第2ピッグテールPT2は、ブラシボックス32a〜32dに設けたガイド凹部35を通ってブラシボックス32a〜32dの外部に引き出されているようになっている。
また、図2及び図3に示すように、ブラシ装置3は、第1電源端子61と3個の第1ブラシB1とを電気的に接続する第1導電部材80と、第2電源端子62と第2ブラシB2とを電気的に接続する第2導電部材90とを備えている。
第1導電部材80は、1本の基礎線材から形成されている。本実施形態では、基礎線材は、断面円形状の導線の外周を絶縁性の絶縁被膜にて被覆してなる被覆導線(絶縁電線)である。第1導電部材80は、1本の基礎線材を湾曲及び屈曲して形成されており、第1円弧部80aと、第1直線部80bと、第1チョークコイル80cと、第1接続部80dとを備えている。
第1導電部材80は、円弧状に湾曲形成された第1円弧部80aが、図2及び図3に示すように、第1支持規制台41、第2ブラシボックス32b、支承台43,第3ブラシボックス32c、第2支持規制台42に載置される。このとき、第1円弧部80aは、第1支持規制台41に形成した第1突起41a及び第2ブラシボックス32bに形成した第1規制片ST1と係合するように架けわたされるようになっている。なお、第1円弧部80aの周方向反時計回り方向の端部は、第1ブラシボックス32aの近傍位置まで延出している。
第1円弧部80aの周方向時計回り方向の端部は、第1直線部80bが延出形成されている。第1直線部80bは、第4ブラシボックス32dの天井壁W3上を第1規制片ST1に係合されながら第4ブラシボックス32dの時計回り方向側まで配置される。
第1導電部材80の第1チョークコイル80cは、第4ブラシボックス32dの時計回り方向側まで配置された端部から径方向内側に向かって螺旋状に導線を巻いて形成している。従って、第1チョークコイル80cは第4ブラシボックス32dに沿って径方向に形成され配置されている。
第1導電部材80の第1接続部80dは、第1チョークコイル80cの径方向内側端部から第1電源端子61の端子部61cに向かって折り曲げ形成される。
このとき、第1接続部80dの端部80eは、径方向外側に折り曲げ形成され、第1電源端子61の端子部61cの周方向反時計回り方向の側面に当接するように配置される。この第1接続部80dの端部80eは、第1チョークコイル80cが持つ弾性力にて周方向反時計回り方向への弾性力が付与され、端子部61cの反時計回り方向の側面に対して弾圧した状態で当接している。
このように配置された第1導電部材80に対して、第1及び第3ブラシボックス32a,32cに収容された各第1ブラシB1の第1ピッグテールPT1が溶接にて電気的に接続される。そして、第1導電部材80の端部80eが、第1電源端子61の端子部61cと溶接にて電気的に接続することによって、各第1ブラシB1は、第1電源端子61と電気的に接続される。
第2導電部材90は、第1導電部材80と同じ1本の基礎線材から形成されている。第2導電部材90は、1本の基礎線材を湾曲及び屈曲して形成されており、第2円弧部90aと、第2直線部90bと、第2チョークコイル90cと、第2接続部90dとを備えている。
第2導電部材90は、円弧状に湾曲形成された第2円弧部90aが、図2及び図3に示すように、第2支持規制台42、第3ブラシボックス32c、支承台43,第2ブラシボックス32b、第1支持規制台41に載置される。このとき、第2円弧部90aは、第2支持規制台42に形成した第2突起42a及び第3ブラシボックス32cに形成した第2規制片ST2と係合するように架けわたされるようになっている。なお、第2円弧部90aの周方向時計回り方向の端部は、第4ブラシボックス32dの近傍位置まで延出している。
第2円弧部90aの周方向反時計回り方向の端部は、第2直線部90bが延出形成されている。第2直線部90bは、第1ブラシボックス32aの天井壁W3上を第2規制片ST2に係合されながら第1ブラシボックス32aと第1ブラシボックス32aの中間位置の反時計回り側まで配置される。
第2導電部材90の第2チョークコイル90cは、第1ブラシボックス32aの反時計回り方向側まで配置された端部から径方向内側に向かって螺旋状に導線を巻いて形成している。従って、第2チョークコイル90cは第1ブラシボックス32aに沿って径方向に形成され配置されている。
第2導電部材90の第2接続部90dは、第2チョークコイル90cの径方向内側端部から第2電源端子62の端子部62cに向かって折り曲げ形成される。
このとき、第2接続部90dの端部90eは、径方向外側に折り曲げ形成され、第2電源端子62の端子部62cの周方向時計回り方向の側面に当接するように配置される。この第2接続部90dの端部90eは、第2チョークコイル90cが持つ弾性力にて周方向時計回り方向への弾性力が付与され、端子部61cの反時計回り方向の側面に対して弾圧した状態で当接している。
このように配置された第2導電部材90に対して、第2及び第4ブラシボックス32b,32dに収容された各第2ブラシB2の第2ピッグテールPT2が溶接にて電気的に接続される。そして、第2導電部材90の端部90eが、第2電源端子62の端子部62cと溶接にて電気的に接続することによって、各第2ブラシB2は、第2電源端子62と電気的に接続される。
そして、第1導電部材80及び第2導電部材90の配線が完了すると、支承台43に外れ止め部材44を固定する。
図3に示すように、基準線Lk上に設けられたコンデンサ載置台50には、第1コンデンサCaと第2コンデンサCbが載置される。詳述すると、コンデンサ載置台50において、第4ブラシボックス32d側の載置部50aには、第1コンデンサCaが載置され、第1ブラシボックス32a側の載置部50bには、第2コンデンサCbが載置されている。
図12(a)(b)に示すように、第1及び第2コンデンサCa,Cbは、その本体形状が偏平の四角形状をなしている。
第1コンデンサCaは、図12(a)に示すように、偏平矩形状の本体部と、その最も幅広の偏平面fa間を繋ぐ幅狭の一側面(図2において径方向外側の面)の上下両側(図2においては軸線方向)から引き出された電源端子側リード線Ca1及び補助電源端子側リード線Ca2とから構成されている。
図12(a)において、電源端子側リード線Ca1は下側に設けられ、その中間位置から図12(a)において右側に屈曲形成されている。また、補助電源端子側リード線Ca2は上側に設けられ、全長が図12(a)において前方に向かって形成されている。
このように形成された、第1コンデンサCaを載置部50aに載置するとき、偏平形状の第1コンデンサCaの偏平面faが、軸線方向に延びる中心軸線と径方向に延びる放射線とで形成される面と平行になるように配置する。しかも、電源端子側リード線Ca1が内側面f1側に位置するように第1コンデンサCaを載置部50aに載置する。
これによって、電源端子側リード線Ca1が、第1電源端子61の端子部61c側を向き、補助電源端子側リード線Ca2が、補助電源端子70の第1補助端子部71側を向く。そして、電源端子側リード線Ca1を端子部61cの切り込み61eに挟入するとともに、補助電源端子側リード線Ca2を第1補助端子部71の切り込み71aに挟入し、これら挟入にて電気的に接続する。
これによって、第1コンデンサCaは、第1電源端子61と補助電源端子70(ヨークハウジング1)との間において電気的に接続される。
一方、第2コンデンサCbは、図12(b)に示すように、偏平矩形状の本体部と、その最も幅広の偏平面fb間を繋ぐ幅狭の一側面(図2において径方向外側の面)の上下両側(図2においては軸線方向)から引き出された電源端子側リード線Cb1及び補助電源端子側リード線Cb2とから構成されている。
図12(b)において、電源端子側リード線Cb1は上側に設けられ、その中間位置から図12(b)において左側に屈曲形成されている。また、補助電源端子側リード線Cb2は下側に設けられ、全長が図12(b)において前方に向かって形成されている。
このように形成された、第2コンデンサCbを載置部50bに載置するとき、偏平形状の第2コンデンサCbの偏平面fbが、軸線方向に延びる中心軸線と径方向に延びる放射線とで形成される面と平行になるように配置する。しかも、補助電源端子側リード線Cb2が内側面f1側に位置するように第2コンデンサCbを載置部50bに載置する。
これによって、電源端子側リード線Cb1が、第2電源端子62の端子部62c側を向き、補助電源端子側リード線Cb2が、補助電源端子70の第2補助端子部72側を向く。そして、電源端子側リード線Cb1を端子部62cの切り込み62eに挟入するとともに、補助電源端子側リード線Cb2を第2補助端子部72の切り込み72aに挟入し、これら挟入にて電気的に接続する。
なお、2つのコンデンサCa,Cbは、本体部及びリード線引出し部(リード線Ca1,Ca2,Cb1,Cb2)とも同一形状である。つまり、第2コンデンサCbは、第1電源端子61と第1補助端子部71に接続された第1コンデンサCaに対し、電源端子側リード線Cb1及び補助電源端子側リード線Cb2の引き出し方向を回転軸として半回転した状態でが、第2電源端子62と第2補助端子部72に接続される。
これによって、第2コンデンサCbは、第2電源端子62と補助電源端子70(ヨークハウジング1)との間において電気的に接続される。
次に、上記のように構成したブラシ装置3の作用について説明する。
ブラシホルダ30のベースプレート31の内側面f1の上半分に、第1〜第4ブラシボックス32a〜32dを周方向に60度の間隔で配置し形成した。また、下半分の第1ブラシボックス32aと第4ブラシボックス32dの間であって、回転軸21の中心軸線Oから両ブラシボックス32a,32dの中間位置を径方向に延びる基準線Lkを対称軸として対称位置に第1電源端子61と第2電源端子62を設けた。
これによって、図3において、ベースプレート31の左半分に、基準線Lkを基準として周方向時計回り方向側(第2電源電極62側)の90度位置に第1ブラシボックス32a、150度位置に第2ブラシボックス32bが相対配置されるようにした。
また、図3において、ベースプレート31の右半分に、基準線Lkを基準として周方向反時計回り方向側(第1電源電極61側)の90度位置に第4ブラシボックス32d、150度位置に第3ブラシボックス32cが相対配置されるようにした。
そして、第1及び第3ブラシボックス32a,32cに、第1ブラシB1をそれぞれ収容するとともに、第2及び第4ブラシボックス32b,32dに第2ブラシB2をそれぞれ収容した。
そして、この配置状態で、2つの第1ブラシB1は、第1導電部材80を介して第1電源端子61に接続されるとともに、2つの第2ブラシB2は、第2導電部材90を介して第2電源端子62に接続される。
このとき、図3において、ベースプレート31の上側半分に第1〜第4ブラシボックス32a〜32dがまとまって配置されている。そのため、第1及び第2ブラシB1,B2の収容作業が容易となるとともに、第1及び第2導電部材80,90のそれぞれの溶接等の接続作業が容易となる。また、図3において、ベースプレート31の下側半分に第1及び第2電源端子61,62、第1及び第2コンデンサCa,Cb、補助電源端子70がまとまって配置されることから、その装着作業が容易となる。
そして、第1及び第2電源端子61,62から供給される電源電圧が、2つの第1ブラシB1と2つの第2ブラシB2によって、整流子25を介して電機子コア22のティース23に巻回した巻線24に印加される。
また、本実施形態のブラシ装置3は、第1ブラシB1が1つ、第2ブラシB2が1つ、合計2つのブラシを使用するブラシ装置として使用できる。その場合には、第1ブラシボックス32aと第4ブラシボックス32dを使用する。
つまり、基準線Lkを基準として周方向時計回り方向側の90度の位置にある第1ブラシボックス32aが使用されるとともに、基準線Lkを基準として周方向反時計回り方向側の90度の位置にある第4ブラシボックス32dが使用される。
そして、第1ブラシボックス32aに第1ブラシB1を収容するとともに、第4ブラシボックス32dに第2ブラシB2を収容する。
この配置状態で、1つの第1ブラシB1は、上記した第1導電部材80を介して第1電源端子61に接続されるとともに、1つの第2ブラシB2は、上記した第2導電部材90を介して第2電源端子62に接続される。
これによって、第1及び第2電源端子61,62から供給される電源電圧が、1つの第1ブラシB1と1つの第2ブラシB2によって、整流子25を介して電機子コア22のティース23に巻回した巻線24に印加される。
この場合、第1ブラシB1と第2ブラシB2の離間距離が長く、第1及び第2ブラシB1,B2と整流子片27の摺接による発熱温度がこもることがなく放熱されやすい。その結果、ブラシ発熱によって許容温度に近い状態で直流モータMは使用されることがない。また、第1ブラシB1と第2ブラシB2がそれぞれ1つずつとなるため、ブラシが減る分コストダウンを図ることができる。
また、第1導電部材80と第2導電部材90は、それぞれ反対の方向から対応する第1電源端子61と第2電源端子62に導き出されて接続される。そのため、その接続作業は電気的に離間した状態での作業となり、第1導電部材80と第2導電部材90間の絶縁性が十分に確保された状態でそれぞれ第1及び第2電源端子61,62との溶接作業が容易に行える。
このとき、第1及び第2導電部材80,90の端部80e,90eは、第1及び第2チョークコイル80c,90cが持つ弾性力にて第1及び第2電源端子61,62の端子部61c,62cの側面に弾圧した状態でそれぞれ当接している。その結果、端部80e,90eが端子部61c,62cに確実に固定され溶接時の溶接作業が容易となる。
また、端部80e,90eに弾性力を付与する第1及び第2チョークコイル80c,90cは、第1コンデンサCa,Cbと協働して第1及び第2ブラシB1,B2が整流子片27を摺接する際に発生する高周波ノイズを抑制することができる。
次に、上記実施形態の効果を以下に記載する。
(1)本実施形態によれば、基準線Lkを基準として周方向時計回り方向側の90度及び150度の位置にある第1及び第2ブラシボックス32a,32bと、基準線Lkを基準として周方向反時計回り方向側の90度及び150度の位置にある第4及び第3ブラシボックス32d,32cを使用する。そして、第1及び第3ブラシボックス32a,32cに第1ブラシB1をそれぞれ収容するとともに、第2及び第4ブラシボックス32b,32dに第2ブラシB2をそれぞれ収容することによって、第1ブラシB1が2つ、第2ブラシB2が2つ、合計4つのブラシを使用するブラシ装置として共用できる。
しかも、この場合、ベースプレート31の上側半分に第1〜第4ブラシボックス32a〜32dが、下側半分の基準線Lkを挟んだ30度以内に第1及び第2電源端子61,62、第1及び第2コンデンサCa,Cb、補助電源端子70がそれぞれまとまって配置させることができる。
そのため、第1及び第2ブラシB1,B2の収容作業が容易となるとともに、第1及び第2導電部材80,90のそれぞれの溶接等の接続作業が容易となる。
(2)本実施形態によれば、基準線Lkを基準として周方向時計回り方向側の90度の位置にある第1ブラシボックス32aと基準線Lkを基準として周方向反時計回り方向側の90度の位置にある第4ブラシボックス32dを使用する。そして、第1ブラシボックス32aに第1ブラシB1を収容するとともに、第4ブラシボックス32dに第2ブラシB2を収容することによって、第1ブラシB1が1つ、第2ブラシB2が1つ、合計2つのブラシを使用するブラシ装置として共用できる。
この場合、第1ブラシB1と第2ブラシB2の離間距離が長く、第1及び第2ブラシB1,B2と整流子片27の摺接による発熱温度が放熱されやすいため、ブラシ発熱によって許容温度に近い状態で直流モータMは使用されることがない。また、第1ブラシB1と第2ブラシB2がそれぞれ1つずつとなるため、ブラシが減る分コストダウンを図ることができる。
(3)本実施形態によれば、第1ブラシB1が1つ、第2ブラシB2が1つ、合計2つのブラシを使用するブラシ装置を兼用することができる。
(4)本実施形態によれば、第1導電部材80と第2導電部材90が、それぞれ反対の方向から対応する第1電源端子61と第2電源端子62に導き出されて接続される。そのため、その接続作業は電気的に離間した状態での溶接作業となり、第1導電部材80と第2導電部材90間の絶縁性が十分に確保され信頼性の高い溶接作業が容易に行える。
(5)本実施形態によれば、第1及び第2導電部材80,90の端部80e,90eを、第1及び第2電源端子61,62の端子部61c,62cの側面に弾圧した状態で当接するようにしたので、端部80e,90eが端子部61c,62cに確実に固定され溶接時の溶接作業を容易にすることできる。
(6)本実施形態によれば、端部80e,90eに弾性力を付与する第1及び第2チョークコイル80c,90cは、第1コンデンサCa,Cbと協働して第1及び第2ブラシB1,B2が整流子片27を摺接する際に発生する高周波ノイズを抑制することができる。
(7)本実施形態によれば、第1チョークコイル80cは、第4ブラシボックス32dに沿って径方向に設け、第2チョークコイル90cは、第1ブラシボックス32aに沿って径方向に設けた。従って、第1及び第2チョークコイル80c,90cをベースプレート31の内側面f1の限られたスペースに収容できる。その結果、ブラシ装置3の小型化、ひいては直流モータMの小型化を実現できる。
なお、図2〜図5に2点鎖線で示す位置にそれぞれブラシボックスを加え、合計6個のブラシボックスからなるブラシ装置は、本実施形態のブラシ装置3の4つの第1〜第4ブラシボックス32a〜32dの配置位置が共通する。
即ち、基準線Lkを基準に時計回り方向に30度の位置と反時計回り方向に30度の位置にそれぞれその中心位置がくるブラシボックスを加えたブラシ装置は、本実施形態のブラシ装置3の第1〜第4ブラシボックス32a〜32dの配置位置が共通する。
従って、本実施形態の4つのブラシボックスからなるブラシ装置3と、この6つのブラシボックスからなるブラシ装置とは、4つのブラシボックスの配置位置が共通していることから、ブラシ装置を製造する際の製造設備を共有化することができる。
M…直流モータ、1…ヨークハウジング、2…電機子、3…ブラシ装置、11…円筒部、11a…内周面、12…蓋部、21…回転軸、22…電機子コア、23…ティース、24…巻線、25…整流子、27…整流子片、28…ライザ、30…ブラシホルダ、31…ベースプレート、32…ブラシボックス、32a〜32d…第1〜第4ブラシボックス、33…端子保持部、34…貫通穴、35…ガイド凹部、36…係止片、41,42…第1及び第2支持規制台、41a,42a…第1及び第2突起、43…支承台、44…外れ止め部材、45…取付部、50…コンデンサ載置台、51,52…第1及び第2電源端子支持穴、53…補助端子固定台、50a,50b…載置部、55…仕切壁、57…補助電極端子固定孔、61,62…第1及び第2電源端子、61a,62a…貫挿部、61b,62b…当接部、61c,62c…端子部、61d,62d…切り返し、61e,62e…切り込み、70…補助電源端子(給電補助端子)、70a…ベース部、70b…固定足部、70c…切り返し、71,72…第1及び第2補助端子部、71a,72a…切り込み、73…付勢片、80,90…第1及び第2導電部材、80a,90a…第1及び第2円弧部、80b,90b…第1及び第2直線部、80c,90c…第1及び第2チョークコイル(バネ部)、80d,90d…第1及び第2接続部、80e,90e…端部(係合部)、MG1…第1永久磁石、MG2…第2永久磁石、f1…内側面(一側面)、f2…外側面(他側面)、W1…第1側壁、W2…第2側壁、W3…天井壁、CP…キャップ、ST1〜ST3…第1〜第3規制片、B1,B2…第1及び第2ブラシ、PT1,PT2…第1及び第2ピッグテール、SP…圧縮ばね、Ca,Cb…第1及び第2コンデンサ、Ca1,Ca2…第1及び第2引出線(リード線引出し部)、Cb1,Cb2…第1及び第2引出線(リード線引出し部)、fa,fb…偏平面、O…中心軸線、L1〜L4…第1〜第4中心線、Lk…基準線。

Claims (7)

  1. モータの回転軸が貫通される貫通穴を有す環状のベースプレートの一側面周方向に互いに間隔をおいて設けられ、第1極性の2つの第1ブラシと第2極性の2つの第2ブラシをそれぞれ収容する径方向にのびる4つのブラシボックスと、
    前記ベースプレートに対して、その一側面側に一端が露出するとともにその一側面からその他側面に貫通固定され、前記第1ブラシとベースプレートの一側面側で前記ブラシボックスを構成しない第1導電部材を介して接続する第1電源端子と、
    前記ベースプレートに対して、その一側面からその他側面に貫通固定され、前記第2ブラシとベースプレートの一側面側で前記ブラシボックスを構成しない第2導電部材を介して接続する第2電源端子と
    を有したブラシ装置であって、
    前記第1電源端子と前記第2電源端子は、前記ベースプレートの一側面において前記貫通穴の中心を通り径方向にのびる基準線に対し周方向左右30度以内に並設され、
    前記4つのブラシボックスには、交互に前記第1ブラシと前記第2ブラシが収容されており、
    前記第1極性の第1ブラシが収容される2つのブラシボックスは、前記基準線を基準に周方向時計回り方向の90度位置及び210度位置にそれぞれ配置形成するとともに、前記第2極性の第2ブラシが収容される2つのブラシボックスは、前記基準線を基準に周方向反時計回り方向の90度位置及び210度位置にそれぞれ配置形成されており、
    前記第1導電部材は、前記第1極性の2つの第1ブラシを電気的に接続するとともに、規制片と係合した状態の前記第1導電部材が該2つの第1ブラシ間の第2ブラシを収容するブラシボックスの天井壁上を架け渡されており、
    前記第2導電部材は、前記第2極性の2つの第2ブラシを電気的に接続するとともに、規制片と係合した状態の前記第2導電部材が該2つの第2ブラシ間の第1ブラシを収容するブラシボックスの天井壁上を架け渡されていることを特徴とするブラシ装置。
  2. 請求項1に記載のブラシ装置において、
    前記第1導電部材及び第2導電部材は、円弧状に湾曲形成され、前記第1導電部材及び第2導電部材は、それぞれ互いに反対回り方向から対応する前記第1電源端子及び第2電源端子に接続されていることを特徴とするブラシ装置。
  3. 請求項2に記載のブラシ装置において、
    前記第1電源端子と接続する前記円弧状に湾曲形成された第1導電部材は、一端が前記第1電源端子の対向側の径方向に係り合うとともに、その係合部が第1電源端子側に弾圧するバネ部を有し、
    前記第2電源端子と接続する前記円弧状に湾曲形成された第2導電部材は、前記第2電源端子の対向側の径方向に係り合うとともに、その係合部が第2電源端子側に弾圧するバネ部を有していることを特徴とするブラシ装置。
  4. 請求項に記載のブラシ装置において、
    前記第1導電部材に設けたバネ部は、前記第1電源端子とその第1電源端子側の90度位置配置されたブラシボックスの間に形成されたコイルバネであり、
    前記第2導電部材に設けたバネ部は、前記第2電源端子とその第2電源端子側の90度位置配置されたブラシボックスの間に形成されたコイルバネであることを特徴とするブラシ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のブラシ装置において、
    前記第1導電部材が架け渡されているブラシボックスには、そのブラシボックスの天井壁から前記規制片が突出しており
    前記第2導電部材が架け渡されているブラシボックスには、そのブラシボックスの天井壁から前記規制片が突出していることを特徴とするブラシ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載のブラシ装置において、
    前記4つのブラシボックスのうち、前記基準線を基準に周方向時計回り方向と反時計回り方向の90度位置に配置した2つのブラシボックスに、前記第1ブラシと前記第2ブラシをそれぞれ収容したことを特徴とするブラシ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載のブラシ装置を備えた直流モータ。
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