JP2010252606A - モータのブラシ装置及びモータ - Google Patents
モータのブラシ装置及びモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010252606A JP2010252606A JP2009102032A JP2009102032A JP2010252606A JP 2010252606 A JP2010252606 A JP 2010252606A JP 2009102032 A JP2009102032 A JP 2009102032A JP 2009102032 A JP2009102032 A JP 2009102032A JP 2010252606 A JP2010252606 A JP 2010252606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode side
- brush
- terminal
- conductive member
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
【課題】導電部材の幅方向の寸法を小さく抑えることができるモータのブラシ装置及びモータを提供する。
【解決手段】正極側導電部材31は、正極側の給電端子24及び第1のブラシ16aに接続される正極側第1端子部41と、正極側第1端子部41から分岐する一方であり、第3のブラシ16cに接続される正極側第2端子部42と、正極側第1端子部41から分岐する他方であり、第5のブラシ16eに接続される正極側第3端子部43とからなり、負極側導電部材32は、負極側の給電端子25及び第6のブラシ16fに接続される負極側第1端子部51と、負極側第1端子部51から分岐する一方であり、第4のブラシ16dに接続される負極側第2端子部52と、負極側第1端子部51から分岐する他方であり、第2のブラシ16bに接続される負極側第3端子部53とからなる。
【選択図】図2
【解決手段】正極側導電部材31は、正極側の給電端子24及び第1のブラシ16aに接続される正極側第1端子部41と、正極側第1端子部41から分岐する一方であり、第3のブラシ16cに接続される正極側第2端子部42と、正極側第1端子部41から分岐する他方であり、第5のブラシ16eに接続される正極側第3端子部43とからなり、負極側導電部材32は、負極側の給電端子25及び第6のブラシ16fに接続される負極側第1端子部51と、負極側第1端子部51から分岐する一方であり、第4のブラシ16dに接続される負極側第2端子部52と、負極側第1端子部51から分岐する他方であり、第2のブラシ16bに接続される負極側第3端子部53とからなる。
【選択図】図2
Description
本発明は、モータのブラシ装置及びモータに関するものである。
従来、モータのブラシ装置は、例えば特許文献1に示すように、モータハウジングに支持されるベース部材上に4つのブラシが周方向等間隔に配置されており、各ブラシの内周側端面はモータ整流子と摺接するようになっている。各ブラシは、周方向に180°対向するもの同士がそれぞれ円弧状の導電部材(特許文献1において配線兼用プレート)によって電気的に接続されている。一方の導電部材は正極側の給電端子に、他方の導電部材は負極側の給電端子にそれぞれ接続されており、各給電端子からの電力が各導電部材を介して各ブラシに供給されるようになっている。
(例えば特許文献1参照)。
(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記のようなブラシ装置では、各導電部材に2つのブラシに供給する分の電流を流す構成となっているため、導電部材の幅方向(短手方向)の寸法を小さくするには限界がある。特に、ブラシが6つ設けられるブラシ装置では、1つの導電部材で3つのブラシに電力を供給する構成となるため、各導電部材の幅寸法が大きくなってしまい、この点においてなお、改善の余地があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、導電部材の幅方向の寸法を小さく抑えることができるモータのブラシ装置及びモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータハウジングに支持されるベース部材上に第1〜第6のブラシが周方向等間隔に順次配置され、前記第1、第3及び第5のブラシと正極側の給電端子とが正極側導電部材にて電気的に接続され、第2、第4及び第6のブラシと負極側の給電端子とが負極側導電部材にて電気的に接続されたモータのブラシ装置において、前記正極側及び負極側の給電端子はそれぞれ、前記第1のブラシ及び前記第6のブラシの近傍に配置され、前記正極側導電部材は、前記正極側の給電端子及び前記第1のブラシに接続される正極側第1端子部と、前記正極側第1端子部から分岐する一方であり、前記第3のブラシに接続される正極側第2端子部と、前記正極側第1端子部から分岐する他方であり、前記第5のブラシに接続される正極側第3端子部とからなり、前記負極側導電部材は、前記負極側の給電端子及び前記第6のブラシに接続される負極側第1端子部と、前記負極側第1端子部から分岐する一方であり、前記第4のブラシに接続される負極側第2端子部と、前記負極側第1端子部から分岐する他方であり、前記第2のブラシに接続される負極側第3端子部とからなることを特徴とする。
この発明では、第1端子部から第2端子部と第3端子部に分岐する形状を有する正極側導電部材及び負極側導電部材により同極のブラシ間が接続されるため、従来技術のような非分岐の導電部材を用いる場合に比べて、各導電部材の幅方向(短手方向)の寸法を小さく抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータのブラシ装置において、前記正極側導電部材の第1〜第3端子部、及び前記負極側導電部材の第1〜第3端子部は、板材の打ち抜き及び折り曲げによりそれぞれ一体に形成されたことを特徴とする。
この発明では、各導電部材を容易に成形することが可能となる。また、非分岐で一体の導電部材を用いる場合に比べ、成形時(板材から打ち抜きした段階)における導電部材の長さ(長手方向寸法)を短く抑えることが可能となるため、歩留まりの向上に貢献することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモータのブラシ装置において、前記正極側及び負極側導電部材のそれぞれにおいて前記第2端子部と前記第3端子部とは、互いに同一長さに形成されたことを特徴とする。
この発明では、板材から打ち抜きした段階での各導電部材の長さを短く抑えることが可能となり、歩留まりの向上に貢献することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、前記正極側及び負極側導電部材のそれぞれにおいて前記第2端子部と前記第3端子部とは、互いに同一幅に形成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記正極側及び負極側導電部材のそれぞれにおいて前記第2端子部と前記第3端子部とは、互いに同一幅に形成されたことを特徴とする。
この発明では、各導電部材の第2端子部及び第3端子部にそれぞれ接続されたブラシにバランスよく給電することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、前記正極側第3端子部と前記負極側第3端子部とは、モータ軸方向から見て互いに交差しないように構成されたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記正極側第3端子部と前記負極側第3端子部とは、モータ軸方向から見て互いに交差しないように構成されたことを特徴とする。
この発明では、正極側第3端子部と負極側第3端子部との間の電気的絶縁性の信頼度を向上させることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシ装置を備えたモータである。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシ装置を備えたモータである。
この発明では、ブラシ装置の導電部材の幅方向の寸法を小さく抑えることができるモータを提供することができる。
従って、上記記載の発明によれば、導電部材の幅方向の寸法を小さく抑えることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータ10のブラシ装置11は、モータハウジング12に支持されるベース部材13と、そのベース部材13に固定された6個のブラシボックス14と、各ブラシボックス14に収容され、モータ10の整流子(図示略)に摺接するブラシ16a〜16fとを備えている。尚、6つのブラシ16a〜16fは周方向等間隔に配置されており、図1において右上に配置されたものを第1のブラシ16aとし、その第1のブラシ16aから時計回りに順次第2のブラシ16b〜第6のブラシ16fとして説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータ10のブラシ装置11は、モータハウジング12に支持されるベース部材13と、そのベース部材13に固定された6個のブラシボックス14と、各ブラシボックス14に収容され、モータ10の整流子(図示略)に摺接するブラシ16a〜16fとを備えている。尚、6つのブラシ16a〜16fは周方向等間隔に配置されており、図1において右上に配置されたものを第1のブラシ16aとし、その第1のブラシ16aから時計回りに順次第2のブラシ16b〜第6のブラシ16fとして説明する。
ベース部材13は、絶縁材(樹脂等)にて形成され、3つの支持部21a〜21cによってモータハウジング12にフローティング支持されている。ベース部材13の中心部には、モータ軸方向に貫通する貫通孔13aが形成されており、該貫通孔13aにはモータ10の回転軸(図示略)が挿通されており、この回転軸と一体回転する前記整流子が各ブラシ16a〜16fの内周側端部が接触するように構成される。
支持部21a〜21cは、第1のブラシ16a及び第6のブラシ16f間、第2のブラシ16b及び第3のブラシ16c間、及び第4のブラシ16d及び第5のブラシ16e間にそれぞれ設けられている。尚、支持部21a〜21cは、周方向等間隔に配置されている。各支持部21a〜21cは、防振ゴム22とネジ23とからなり、ベース部材13はモータハウジング12に対し防振ゴム22を介してネジ止め固定される構成となっている。
ベース部材13の側方には、各ブラシ16a〜16fに給電するための正極側の給電端子24及び負極側の給電端子25がそれぞれ設けられている。正極側の給電端子24は、第1のブラシ16aの近傍(図1及び図2において第1のブラシ16aの側方)に設けられ、負極側の給電端子25は、第6のブラシ16fの近傍(図1及び図2において第6のブラシ16fの側方)に設けられている。図2に示すように、正極側の給電端子24は、正極側導電部材31を介して第1、第3及び第5のブラシ16a,16c,16eに電気的に接続されており、負極側の給電端子25は、負極側導電部材32を介して第2、第4及び第6のブラシ16b,16d,16fに電気的に接続されている。これにより、各ブラシ16a〜16fは、周方向に交互に正負極となるように構成される。尚、図2は、ブラシ装置11を裏面側(反ブラシ側)から見た平面図であり、図1とは表裏が反対となっている。
各ブラシ16a〜16fにはピッグテール33a〜33fが接続されている(図1参照)。各ピッグテール33a〜33fは、その一端が第1〜第6のブラシ16a〜16fにそれぞれ接続され、他端がベース部材13に複数形成された切り欠き部34内にそれぞれ位置するようになっている。尚、第1及び第2のブラシ16a,16bのピッグテール33a,33bをそれぞれ保持する切り欠き部34は、第1及び第2のブラシ16a,16b間に形成されている。第3及び第4のブラシ16c,16dのピッグテール33c,33dをそれぞれ保持する切り欠き部34は、第3及び第4のブラシ16c,16d間に形成されている。そして、第5及び第6のブラシ16e,16fのピッグテール33e,33fをそれぞれ保持する切り欠き部34は、第5及び第6のブラシ16e,16f間に形成されている。
ベース部材13の裏面(反ブラシ側の面)には、前記正極側導電部材31及び負極側導電部材32が設けられている。各導電部材31,32は、ベース部材13の裏面側に形成された収容溝35に収容され、該収容溝35の内側に形成された一対の係止凸部35aに係止されている(図2の拡大図を参照)。尚、係止凸部35aは、所定の複数箇所に設けられており(図2においては一対のみ図示)、該係止凸部35aによって各導電部材31,32はベース部材13に対して安定保持されている。この収容溝35は、ピッグテール33a〜33fを保持する各切り欠き部34と繋がっており、各ピッグテール33a〜33fと各導電部材31,32とは溶接により接続されている。
図2及び図3(a)(b)に示すように、正極側導電部材31及び負極側導電部材32はそれぞれ、金属板材61の打ち抜き及び折り曲げにより一体に形成されており、その金属板材61の板面がモータ軸方向と平行をなすように配置される。
正極側導電部材31は、正極側の給電端子24及び第1のブラシ16aから延びるピッグテール33aに接続される正極側第1端子部41を有している。正極側第1端子部41は、モータ軸線Lを中心とする円弧状をなしており、その一端が正極側の給電端子24と接続され、他端が二股に分岐されている。また、正極側第1端子部41は、周方向中間部においてピッグテール33aと溶接により接続されている。
正極側第1端子部41から分岐する一方である正極側第2端子部42は、該第1端子部41から支持部21bに向かって直線状に延びるとともに、その支持部21bの内周側を通るように屈曲されている。そして、正極側第2端子部42の先端部(第1端子部41と繋がっていない方の端部)は、第3のブラシ16cから延びるピッグテール33cと溶接により接続されている。
正極側第1端子部41から分岐する他方である正極側第3端子部43は、該第1端子部41からベース部材13の貫通孔13a側に延びるとともに、その貫通孔13aを回避するように円弧状に形成されている。そして、正極側第3端子部43の先端部(第1端子部41と繋がっていない方の端部)は、第5のブラシ16eから延びるピッグテール33eと溶接により接続されている。尚、正極側第2端子部42と正極側第3端子部43とは、互いに同一長さに形成されるとともに、幅方向(モータ軸方向であって短手方向)の寸法も同一に形成されている。
負極側導電部材32は、上記した正極側導電部材31と略同様の構成をなし、負極側第1端子部51、負極側第2端子部52及び負極側第3端子部53を有している。これら第1〜第3端子部51〜53は、正極側導電部材31の第1〜第3端子部41〜43と略同形状をなしている。そして、負極側第1端子部51は、負極側の給電端子25及び第6のブラシ16fから延びるピッグテール33fに接続され、負極側第2端子部52は、第4のブラシ16dから延びるピッグテール33dに接続され、負極側第3端子部53は、第2のブラシ16bから延びるピッグテール33bに接続されている。尚、負極側第3端子部53は、正極側第3端子部43よりも内周側に位置しており、各第3端子部43,53は、モータ軸方向から見て互いに交差しないように構成されている。これにより、正極側第3端子部43と負極側第3端子部53との間の電気的絶縁性の信頼度を向上させることが可能となっている。
このように本実施形態のブラシ装置11では、正極側導電部材31の第2及び第3端子部42,43及び負極側導電部材32の第2及び第3端子部52,53にそれぞれ1つのブラシが接続される構成となっているため、各第2端子部42,52及び各第3端子部43,53の幅方向の寸法は、1つのブラシに供給する分の電流を流すのに必要な大きさで済む。このため、各第2端子部42,52及び各第3端子部43,53の幅方向の寸法を小さく抑えることが可能となっており、各導電部材31,32の歩留まりの向上に寄与できるようになっている。
上記のような各導電部材31,32の製造方法としては、まず図3(b)に示す矩形状の金属板材61から長尺状の金属片62を打ち抜くとともに、該金属片62に長手方向に沿った直線状の切り込み63を入れる。切り込み63は、金属片62の幅方向(図3(b)において左右方向)の真ん中に入れる。尚、図3(b)では、金属片62の幅方向の大きさを誇張して図示している。金属片62を打ち抜いた後、切り込み63により二股に分かれた一方を屈曲させて正極側第2端子部42(又は負極側第2端子部52)を成形し、他方を屈曲させて正極側第3端子部43(又は負極側第3端子部53)を成形する。また、金属片62のうち切り込み63を入れていない部分(図3(b)において切り込み63よりも上側の部分)を湾曲及び屈曲させて正極側第1端子部41(又は負極側第1端子部51)を成形する。このようにして各導電部材31,32が成形されるようになっている。その後、各導電部材31,32は、ベース部材13の収容溝35に収容され、各ピッグテール33a〜33fと溶接されるようになっている。尚、収容溝35は、各導電部材31,32の外形に沿って形成されており、各導電部材31,32の略全体が収容されるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、正極側及び負極側の給電端子24,25はそれぞれ、第1のブラシ16a及び第6のブラシ16fの近傍に配置され、正極側導電部材31は、正極側の給電端子24及び第1のブラシ16aに接続される正極側第1端子部41と、正極側第1端子部41から分岐する一方であり、第3のブラシ16cに接続される正極側第2端子部42と、正極側第1端子部41から分岐する他方であり、第5のブラシ16eに接続される正極側第3端子部43とからなり、負極側導電部材32は、負極側の給電端子25及び第6のブラシ16fに接続される負極側第1端子部51と、負極側第1端子部51から分岐する一方であり、第4のブラシ16dに接続される負極側第2端子部52と、負極側第1端子部51から分岐する他方であり、第2のブラシ16bに接続される負極側第3端子部53とからなる。即ち、第1端子部41,51から第2端子部42,52と第3端子部43,53に分岐する形状を有する正極側導電部材31及び負極側導電部材32により同極のブラシ間が接続されるため、従来技術のような非分岐の導電部材を用いる場合に比べ、各導電部材31,32の幅方向(短手方向)の寸法を小さく抑えることができる。
(1)本実施形態では、正極側及び負極側の給電端子24,25はそれぞれ、第1のブラシ16a及び第6のブラシ16fの近傍に配置され、正極側導電部材31は、正極側の給電端子24及び第1のブラシ16aに接続される正極側第1端子部41と、正極側第1端子部41から分岐する一方であり、第3のブラシ16cに接続される正極側第2端子部42と、正極側第1端子部41から分岐する他方であり、第5のブラシ16eに接続される正極側第3端子部43とからなり、負極側導電部材32は、負極側の給電端子25及び第6のブラシ16fに接続される負極側第1端子部51と、負極側第1端子部51から分岐する一方であり、第4のブラシ16dに接続される負極側第2端子部52と、負極側第1端子部51から分岐する他方であり、第2のブラシ16bに接続される負極側第3端子部53とからなる。即ち、第1端子部41,51から第2端子部42,52と第3端子部43,53に分岐する形状を有する正極側導電部材31及び負極側導電部材32により同極のブラシ間が接続されるため、従来技術のような非分岐の導電部材を用いる場合に比べ、各導電部材31,32の幅方向(短手方向)の寸法を小さく抑えることができる。
(2)本実施形態では、正極側導電部材31の第1〜第3端子部41〜43、及び負極側導電部材32の第1〜第3端子部51〜53は、金属板材61の打ち抜き及び折り曲げによりそれぞれ一体に形成されるため、各導電部材31,32を容易に成形することが可能となる。また、非分岐で一体の導電部材を用いる場合に比べ、成形時(金属板材61から打ち抜きした段階)における各導電部材31,32の長さ(長手方向寸法)を短く抑えることが可能となるため、歩留まりの向上に貢献することが可能となる。
(3)本実施形態では、各導電部材31,32のそれぞれにおいて第2端子部42,52と第3端子部43,53とは、互いに同一長さに形成されるため、金属板材61から打ち抜きした段階での各導電部材31,32の長さを短く抑えることが可能となり、歩留まりの向上に貢献することが可能となる。
(4)本実施形態では、各導電部材31,32のそれぞれにおいて第2端子部42,52と第3端子部43,53とは、互いに同一幅に形成されるため、各導電部材31,32の第2端子部42,52及び第3端子部43,53にそれぞれ接続されたブラシにバランスよく給電することが可能となる。
(5)本実施形態では、正極側第3端子部43と負極側第3端子部53とは、モータ軸方向から見て互いに交差しないように構成されるため、それらの間の電気的絶縁性の信頼度を向上させることが可能となる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、正極側導電部材31の第1〜第3端子部41〜43、及び負極側導電部材32の第1〜第3端子部51〜53は、金属板材61からそれぞれ一体形成されたが、特にこれに限定されるものではなく、別体で構成してもよい。例えば図4に示す例では、正極側導電部材31において、正極側第2端子部42と正極側第3端子部43とが一体をなしており、正極側第1端子部41はこれらとは別体をなしている。尚、この正極側第1端子部41は、金属板材の打ち抜き及び折り曲げにより形成され、その板面がモータ軸線と直交するように設けられる。また、負極側導電部材32についても正極側導電部材31の略同様の構成となっている。このような構成によっても、各導電部材31,32の第2端子部42,52及び第3端子部43,53の幅方向の寸法を小さく抑えることができる。尚、第1〜第3端子部をそれぞれ別体で構成してもよい。
・上記実施形態では、正極側導電部材31の第1〜第3端子部41〜43、及び負極側導電部材32の第1〜第3端子部51〜53は、金属板材61からそれぞれ一体形成されたが、特にこれに限定されるものではなく、別体で構成してもよい。例えば図4に示す例では、正極側導電部材31において、正極側第2端子部42と正極側第3端子部43とが一体をなしており、正極側第1端子部41はこれらとは別体をなしている。尚、この正極側第1端子部41は、金属板材の打ち抜き及び折り曲げにより形成され、その板面がモータ軸線と直交するように設けられる。また、負極側導電部材32についても正極側導電部材31の略同様の構成となっている。このような構成によっても、各導電部材31,32の第2端子部42,52及び第3端子部43,53の幅方向の寸法を小さく抑えることができる。尚、第1〜第3端子部をそれぞれ別体で構成してもよい。
・上記実施形態では、各導電部材31,32のそれぞれにおいて第2端子部42,52と第3端子部43,53とは、互いに同一長さ且つ同一幅に形成されたが、特にこれに限定されるものではなく、構成に応じて適宜変更してもよい。
10…モータ、11…ブラシ装置、12…モータハウジング、13…ベース部材、16a〜16f…第1〜第6のブラシ、24,25…給電端子、31…正極側導電部材、32…負極側導電部材、41,51…第1端子部、42,52…第2端子部、43,53…第3端子部。
Claims (6)
- モータハウジングに支持されるベース部材上に第1〜第6のブラシが周方向等間隔に順次配置され、
前記第1、第3及び第5のブラシと正極側の給電端子とが正極側導電部材にて電気的に接続され、第2、第4及び第6のブラシと負極側の給電端子とが負極側導電部材にて電気的に接続されたモータのブラシ装置において、
前記正極側及び負極側の給電端子はそれぞれ、前記第1のブラシ及び前記第6のブラシの近傍に配置され、
前記正極側導電部材は、
前記正極側の給電端子及び前記第1のブラシに接続される正極側第1端子部と、
前記正極側第1端子部から分岐する一方であり、前記第3のブラシに接続される正極側第2端子部と、
前記正極側第1端子部から分岐する他方であり、前記第5のブラシに接続される正極側第3端子部とからなり、
前記負極側導電部材は、
前記負極側の給電端子及び前記第6のブラシに接続される負極側第1端子部と、
前記負極側第1端子部から分岐する一方であり、前記第4のブラシに接続される負極側第2端子部と、
前記負極側第1端子部から分岐する他方であり、前記第2のブラシに接続される負極側第3端子部とからなることを特徴とするモータのブラシ装置。 - 請求項1に記載のモータのブラシ装置において、
前記正極側導電部材の第1〜第3端子部、及び前記負極側導電部材の第1〜第3端子部は、板材の打ち抜き及び折り曲げによりそれぞれ一体に形成されたことを特徴とするモータのブラシ装置。 - 請求項2に記載のモータのブラシ装置において、
前記正極側及び負極側導電部材のそれぞれにおいて前記第2端子部と前記第3端子部とは、互いに同一長さに形成されたことを特徴とするモータのブラシ装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータのブラシ装置において、
前記正極側及び負極側導電部材のそれぞれにおいて前記第2端子部と前記第3端子部とは、互いに同一幅に形成されたことを特徴とするモータのブラシ装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータのブラシ装置において、
前記正極側第3端子部と前記負極側第3端子部とは、モータ軸方向から見て互いに交差しないように構成されたことを特徴とするモータのブラシ装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシ装置を備えたモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009102032A JP2010252606A (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | モータのブラシ装置及びモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009102032A JP2010252606A (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | モータのブラシ装置及びモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010252606A true JP2010252606A (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=43314286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009102032A Pending JP2010252606A (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | モータのブラシ装置及びモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010252606A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014064389A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Asmo Co Ltd | ブラシ装置及び直流モータ |
-
2009
- 2009-04-20 JP JP2009102032A patent/JP2010252606A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014064389A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Asmo Co Ltd | ブラシ装置及び直流モータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10404141B2 (en) | Drive unit including terminals in resilient contact with each other | |
JP7063331B2 (ja) | 電動機用バスバーユニット | |
WO2014132962A1 (ja) | 液面レベルセンサ | |
WO2019189309A1 (ja) | モータ | |
JP2020026972A (ja) | 検査具、検査ユニットおよび検査装置 | |
JP2017142971A (ja) | プレスフィット端子 | |
JP6382881B2 (ja) | 電動機の絶縁部品 | |
JP2014204477A (ja) | ブラシレスモータ及び巻線端末保持方法 | |
JP5138963B2 (ja) | モータ | |
JP2014017929A (ja) | プリント基板及びこのプリント基板を備えたモータ | |
JP2013005705A (ja) | ポンプ用直流電動機 | |
JP2010252606A (ja) | モータのブラシ装置及びモータ | |
JP2007318923A (ja) | 集中配電部品 | |
WO2015040943A1 (ja) | バスリング | |
JP6856067B2 (ja) | モータ及びモータの製造方法 | |
JP2008252970A (ja) | モータ | |
JP2008131758A (ja) | 回転電機 | |
JP2018092760A (ja) | 電気コネクタ | |
JP2009014480A (ja) | 検査冶具 | |
JP6660210B2 (ja) | モータ | |
WO2016068140A1 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5394811B2 (ja) | モータのブラシ装置及びモータ | |
JP2010207025A (ja) | モータ | |
JP7222476B2 (ja) | モータアクチュエータ | |
CN112368915A (zh) | 马达 |