JP6126636B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解することにより電解水素水を生成する電解水生成装置に関する。
水を電気分解して水素分子が溶け込んだ還元性の電解水素水を生成できる電解水生成装置が知られている。電解水素水は、活性酸素の除去に適しているとして、注目されている。
近年、普段の生活の中で電解水素水を気軽に摂取できるように、家庭用の電解水生成装置が普及しつつある。例えば、特許文献1には、水道水を浄化する着脱自在な浄水カートリッジと、浄水カートリッジによって浄化された水を電気分解する電解槽とを備えた電解水生成装置が開示されている。
特開2012−016643号公報
上記電解水生成装置では、浄水カートリッジを通過した積算の通水量や、浄水カートリッジを使用した積算時間等の情報が、浄水カートリッジ内の記憶手段に書き込まれる。そして、上記情報は、例えば、電解水生成装置が通電していない状態から通電された状態になった場合に、記憶手段から読み込まれ、浄水カートリッジの交換時期の管理等に利用されている。
上記電解水生成装置では、浄水カートリッジ内の記憶手段として、RFID(Radio Frequency Identification)タグが用いられている。RFIDタグは、電解水生成装置の装置本体に設けられた通信手段と通信される。
ところで、RFIDタグと通信手段との間での通信の信頼性は、通信手段の性能の他、電解水生成装置の設置される電波環境に依存する。従って、上記通信に用いられる周波数帯域の電波が頻繁に飛び交う環境にあっては、RFIDタグから読み込まれた情報に誤りが含まれる場合があり、上述した浄水カートリッジの交換時期の管理等を正確に行なうことが困難となる。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、RFIDタグから誤った情報の読込を抑制できる電解水生成装置を提供することを主たる目的としている。
本発明は、水を電気分解する電解槽を有する装置本体と、前記電解槽の上流又は下流に設けられ、水を浄化する浄水カートリッジとを備え、前記浄水カートリッジが前記装置本体と着脱されることで交換される電解水生成装置であって、前記浄水カートリッジには、前記浄水カートリッジを特定するための第1情報と、前記第1情報以外の情報である第2情報とを格納する第1記憶手段が設けられており、前記装置本体は、装着されている前記浄水カートリッジの前記第1記憶手段と通信して、前記第1情報及び第2情報の読み取りを行なう通信手段と、前記第1記憶手段との通信によって読み取られた前記第1情報及び第2情報を格納する第2記憶手段と、前記第1記憶手段との通信によって読み取られた前記第1情報が、前記第2記憶手段に既に格納されている前記第1情報と一致する場合、前記第1記憶手段との通信を終了し、前記第2情報の読み取りを行なわない制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記装置本体は、前記浄水カートリッジを単位時間あたりに通過する通水量を検出する流量センサーをさらに有し、前記通水量が予め定められた値を超えたとき、前記制御手段は、前記第1情報の読み取りを開始することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記通信手段は、前記第2情報を前記第1記憶手段に書き込む機能を有することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記通信手段によって書き込まれる前記第2情報には、前記浄水カートリッジを通過した通水量の積算値に関する情報が含まれることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第1情報には、前記浄水カートリッジが有効に機能する通水量の推奨上限値に関する情報が含まれることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記装置本体は、時間を計数する計数手段を有し、前記通信手段によって書き込まれる前記第2情報には、前記計数手段によって計数された時間に基づいて積算された前記浄水カートリッジの使用時間に関する情報が含まれることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2情報には、前記浄水カートリッジが有効に機能する使用時間の推奨上限値に関する情報が含まれることが望ましい。
本発明の電解水生成装置の浄水カートリッジには、浄水カートリッジを特定するための第1情報と、第1情報以外の情報である第2情報とを格納する第1記憶手段が設けられている。装置本体は、第1記憶手段と通信して、第1情報及び第2情報の読み取りを行なう通信手段と、読み取られた第1情報及び第2情報を格納する第2記憶手段と、第1記憶手段との通信を制御する制御手段とを有する。
制御手段は、第1記憶手段との通信によって読み取られた第1情報が、第2記憶手段に既に格納されている第1情報と一致する場合、第1記憶手段との通信を終了し、第2情報の読み取りは行なわない。これにより、通信手段と第1記憶手段との通信回数が極力削減される。従って、電波環境の一時的な悪化に伴って第1記憶手段から誤った第2情報が読み込まれて第2記憶手段に上書きされることが抑制され、浄水カートリッジの交換時期等を正確に管理することが可能となる。なお、上述した2つの第1情報が一致する場合にあっても、既に第2記憶手段に格納されている第2情報を利用できるので、浄水カートリッジの交換時期等の管理に支障を来すおそれはない。
本発明の電解水生成装置の概略構成を示す斜視図である。 図1の電解水生成装置の構成を示すブロック図である。 図2の制御手段が通信手段を制御して通信を司る処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の電解水生成装置1の構成を示している。本実施形態の電解水生成装置1は、水を電気分解する電解槽4を有する装置本体2と、電解槽4に供給される水を浄化する浄水カートリッジ5とを備えている。図1では、装置本体2の一部を構成するケースが2点鎖線にて示され、電解水生成装置1の主要な構成が透視されている。装置本体2の外面には、ユーザーによって操作される操作部20が設けられている。
電解槽4は、例えば、ねじ(図示せず)等を介して、装置本体2に固着されている。電解槽4の固着は、例えば、はめ込み等の手法によってなされてもよい。電解槽4の内部には電解室40が形成されている。
浄水カートリッジ5は、装置本体2に対して着脱されることで交換可能とされている。浄水カートリッジ5は、一般に、活性炭、中空糸膜等で構成されており、その性質上、浄水カートリッジ5を通過する水の積算量が増加するにつれて徐々に浄化機能が低下する。そのため、安定した品質の電解水を得るためには、新品の浄水カートリッジ5への交換が必要となる。特に家庭用の電解水生成装置1にあっては、ユーザーが、装置本体2を分解等することなく、浄水カートリッジ5を容易に交換しうるように構成されている。例えば、蓋部材3が開放されることにより、浄水カートリッジ5は装置本体2から露出され、容易に交換可能とされている。蓋部材3は、工具等を用いることなく、容易に開放可能である。
図2には、電解水生成装置1のブロック図が示されている。電解室40の内部には、陽極給電体41及び陰極給電体42が互いに対向して配置されている。陽極給電体41と陰極給電体42との間には隔膜43が配設されている。隔膜43は、電解室40を陽極給電体41側の陽極室40aと陰極給電体42側の陰極室40bとに区分する。
電解室40の陽極室40a及び陰極室40bの両方に水が供給され、陽極給電体41及び陰極給電体42に直流電圧が印加されることにより、電解室40内で水の電気分解が生ずる。
隔膜43は、電気分解で生じたイオンを通過させる。隔膜43を介して陽極給電体41と、陰極給電体42とが電気的に接続される。電解室40内で水が電気分解されることにより、陰極室40bで電解還元水が得られ、陽極室40aで電解酸性水が得られる。
陰極室40bでは、電気分解によって水素ガスが発生し、陰極室40b内の水に溶け込む。従って、陰極室40bで得られた電解還元水は、電解水素水とも称され、活性酸素の除去に有効とされる(以下、電解水素水とする)。
陰極室40bで得られた電解水素水及び陽極室40aで得られた電解酸性水は、流路切替弁21を介して水栓部に供給され、吐出される。流路切替弁21は、陰極室40bで得られた電解水素水の流路と、陽極室40aで得られた電解酸性水の流路とを分離しながら、接続先を切り替え可能に構成されている。
本実施形態では、浄水カートリッジ5は、電解槽4の上流に設けられている。浄水カートリッジ5には、原水が供給される。原水には、一般的には水道水が利用されるが、その他、例えば、井戸水、地下水等を用いることができる。浄水カートリッジ5は、原水を濾過により浄化し、得られた浄水を電解室40に供給する。
浄水カートリッジ5は、電解槽4の下流に設けられていてもよい。この場合、浄水カートリッジ5は、電解槽4を通過した水を浄化する。
浄水カートリッジ5には、情報を格納する第1記憶手段として、例えば、RFIDタグ51が設けられている。RFIDタグ51とは、無線通信によって情報の読み書きが可能な記憶手段である。第1記憶手段は、有線通信によって情報の読み書きを行なう形態であってもよい。
RFIDタグ51に格納されている情報には、例えば、浄水カートリッジ5を特定するための第1情報と、第1情報以外の情報である第2情報とが含まれる。第2情報には、例えば、浄水カートリッジの交換時期を決定するための情報が含まれる。
第1情報は、浄水カートリッジ5に固有のID情報である。この第1情報は、浄水カートリッジ5が電解水生成装置1の純正品であることを確認するための情報としても用いることができる。純正品以外の浄水カートリッジ5が電解水生成装置1の装置本体2に装着された場合、電解水生成装置1は、第1情報を取得できないため、純正品の浄水カートリッジ5が装着されていないことを知得できる。このとき、電解水生成装置1は、電解水の生成動作を停止すると共に通知手段(図示せず)を用いて、ユーザーに純正品の浄水カートリッジ5への交換を促すことができる。
第2情報には、浄水カートリッジ5の交換時期を決定するための情報として、例えば、浄水カートリッジ5を通過した通水量の積算値又は浄水カートリッジ5の使用時間等の使用履歴に関する情報が含まれる。このような第2情報を浄水カートリッジ5の交換時期の決定に用いることにより、浄水カートリッジ5の交換時期を適切に管理することが可能となる。
装置本体2は、通信手段7と、制御手段8と、メモリ9と、流量センサー22とをさらに備えている。
通信手段7は、RFIDタグ51との間で無線通信を行ない、RFIDタグ51に格納されている第1情報及び第2情報を読み取って、その情報に相当する信号を制御手段8に送信する。本実施形態の通信手段7は、上述した情報の読み取り機能に加え、RFIDタグ51に情報を書き込む機能を有するリーダー・ライター装置である。通信手段7は、浄水カートリッジ5の第1記憶手段との間で、有線通信によって情報の読み書きを行なう形態であってもよい。
通信手段7から制御手段8に送信された第1情報及び第2情報は、制御手段8からメモリ9に転送され、メモリ9に格納される。
制御手段8は、電解槽4及び通信手段7等の装置各部の制御を司る。制御手段8は、例えば、各種の演算処理、情報処理等を実行するCPU(Central Processing Unit)等を有している。CPUの動作を司るプログラム及び各種の情報は、メモリ9に格納されている。
制御手段8は、例えば、流量センサー22から入力された信号に基づいて、メモリ9に格納された情報を参照し、給電体41、42に供給する電解電流Iを制御する。電解電流Iの制御は、例えば、制御手段8が陽極給電体41と陰極給電体42との間に印加する電圧を制御することによって実現される。
さらに、制御手段8は、陽極給電体41及び陰極給電体42に印加する直流電圧の極性の切り替えと流路切替弁21の動作とを制御する。上記極性の切り替えと流路の切り替えとは、制御手段8によって、互いに同期して制御される。
メモリ9は、制御手段8を動作させるための情報が予め格納されている。メモリ9に予め格納されている情報には、例えば、制御手段8のCPUのプログラムの他、RFIDタグ51に格納されている第1情報と照合し、浄水カートリッジ5が電解水生成装置1の純正品であることを確認するための情報が含まれる。メモリ9は、通信手段7によって読み取られた第1情報及び第2情報を格納する第2記憶手段として機能する。メモリ9の一部又は全ては、制御手段8のCPUと統合されて、制御手段8の内部に実装されている形態であってもよい。
流量センサー22は、単位時間あたりに浄水カートリッジ5を通過して電解槽4に供給される通水量を検出する。本実施形態では、流量センサー22は、浄水カートリッジ5と電解槽4とを接続する流路、すなわち浄水カートリッジ5の下流に設けられている。流量センサー22は、浄水カートリッジ5を通過する通水量を検出できればよく、浄水カートリッジ5の上流又は内部に設けられていてもよい。
流量センサー22は、上記通水量を検出して、その信号を制御手段8に送信する。制御手段8は、流量センサー22から送信された信号に基づいて、単位時間あたりに浄水カートリッジ5を通過する通水量を知得する。流量センサー22によって検出された通水量は、例えば、浄水カートリッジ5の交換時期の管理に適用できる。すなわち、制御手段8は、上記通水量の積算値を適宜計算し、浄水カートリッジ5の交換時期を決定するための第2情報としてメモリ9に格納し、浄水カートリッジ5の交換時期を管理する。
本実施形態では、制御手段8は、時間を計数する計数手段としての機能と、計数した時間に基づいて、浄水カートリッジ5の使用時間を積算する時間積算手段としての機能とを併せ持っている。そして、制御手段8は、浄水カートリッジ5の使用時間を適宜計算し、浄水カートリッジ5の交換時期を決定するための第2情報としてメモリ9に格納し、浄水カートリッジ5の交換時期を管理する。
図3は、制御手段8が、通信手段7を制御してRFIDタグ51との通信を司る処理手順を示している。電解水生成装置1に接続された水栓(図示せず)が開かれると、流量センサー22は、浄水カートリッジ5を通過する通水量を検出し、それに対応する通水信号を制御手段8に送信する。制御手段8は、通水量に関する信号を受信すると(S1)、通水量と閾値とを比較する(S2)。閾値は、電解水生成装置1が各種動作の開始を判断する基準値として、予め定められている。通水量が閾値未満の場合は(S2においてN)、S1に戻って通水量を引き続き監視する。
一方、通水量が閾値以上である場合は(S2においてY)、RFIDタグ51との通信を開始する(S3)。RFIDタグ51との通信は、通信手段7に第1無線信号を送信させることにより、開始される。通信手段7から第1無線信号が送信されることに伴い、RFIDタグ51は、記憶している第1情報に関する信号を送信する。通信手段7は、この信号を受信して、制御手段8に転送する。これにより、RFIDタグ51に格納されている第1情報が読み込まれる(S4)。
図3に示されるように、本実施形態では、S3におけるRFIDタグ51との通信の開始、すなわち無線信号を通信手段7に送信させるトリガーとして、流量センサー22によって検出される通水量を用いている。このため、例えば、操作部20からの入力信号をトリガーとして通信を開始する形態と比較すると、ユーザーは、通信手段7やRFIDタグ51等の存在を意識することなく、電解水生成装置1を操作できる。従って、電解水生成装置1の操作が容易となり、使い勝手が向上する。
RFIDタグ51に格納されている第1情報を読み込んだ制御手段8は、S4において読み込んだ第1情報と、メモリ9に格納されている第1情報とを比較する(S5)。
ここで、メモリ9に格納されている第1情報とは、後述するS7で格納される第1情報である。従って、浄水カートリッジ5が、電解水生成装置1の装置本体2に最初に装着された場合には、メモリ9にはその浄水カートリッジ5に固有の第1情報が格納されておらず、換言すると、メモリ9には、空の第1情報が格納されていることとなる。このため、S4において読み込んだ第1情報と、メモリ9に格納されている空の第1情報とは、一致しないので(S6においてN)、制御手段8は、S4において読み込んだ第1情報をメモリ9に格納する(S7)。さらに、制御手段8は、通信手段7に第2無線信号を送信させることにより、RFIDタグ51に格納されている第2情報が読み込まれる。第2情報の読み込み処理の詳細については、第1情報と同等であるので、説明を省略する。
制御手段8は、読み込んだ第2情報をメモリ9に格納し(S8)、RFIDタグ51との通信を終了する(S9)。以上により、第1巡目の処理が終了する。
上記S1乃至S9の処理は、繰り返し実行される。従って、その後、電解水生成装置1に接続された水栓が開かれると、S1以降の処理が再開される。これにより、第2巡目以降の処理が実行される。
そして、第2巡目以降のS4で読み込んだ第1情報が、メモリ9に格納されている第1情報と一致する場合(S6においてY)、制御手段8は、S9に移行して、第1記憶手段との通信を終了する。このとき、制御手段8は、上記S7及びS8をスキップするので、第2情報の読み取りは行なわれない。
これにより、通信手段7とRFIDタグ51との通信回数が削減される。従って、電波環境の一時的な悪化に伴ってRFIDタグ51から誤った第2情報が読み込まれてメモリ9に上書きされることが抑制され、浄水カートリッジ5の交換時期等を正確に管理することが可能となる。なお、S6において2つの第1情報が一致する場合にあっても、既にメモリ9に格納されている第2情報を利用できるので、浄水カートリッジ5の交換時期等の管理に支障を来すおそれはない。
一方、第2巡目以降のS4において、読み込んだ第1情報が、メモリ9に格納されている第1情報と一致しない場合(S6においてN)、制御手段8は、装置本体2に装着された浄水カートリッジ5が新たな浄水カートリッジ5であるとみなして、上記S7、S8及びS9を順次実行する。
第2巡目以降のS6において、正しい判定を行なうためには、第1巡目のS4で第1情報を正確に読み込む必要がある。また、その後、第2情報を正しく活用するためには、第1巡目のS8で第2情報を正確に読み込む必要がある。そのため、第1巡目の処理を実行する際には、他の通信機器や電磁波ノイズを発生する機器を停止させ、又は電解水生成装置1から十分に遠ざけて、通信手段7とRFIDタグ51との間の電波環境を良好に維持することが望ましい。
通信手段7は、メモリ9に格納されている第2情報を浄水カートリッジ5のRFIDタグ51に書き込む機能を有するのが望ましい。RFIDタグ51に書き込まれる第2情報として、上述した浄水カートリッジ5を通過した通水量の積算値や積算された浄水カートリッジ5の使用時間等が挙げられる。RFIDタグ51への第2情報の書き込みは、例えば、上記通水量の積算値又は使用時間が予め定められた閾値を超えたとき、実行されうる。RFIDタグ51に書き込まれた第2情報は、メモリ9に格納されている第2情報のバックアップとして用いることができる。例えば、電解水生成装置1への給電が断たれた場合等、メモリ9の記憶が失われたとき、又は、メモリ9が実装されている回路基板等が交換されたときに、RFIDタグ51に書き込まれた第2情報を用いることができる。
上記第2情報には、浄水カートリッジ5が有効に機能する通水量の推奨上限値に関する情報が含まれるのが望ましい。この通水量の推奨上限値に関する情報は、例えば、工場から出荷される浄水カートリッジ5のRFIDタグ51に予め格納されている。通水量の推奨上限値に関する情報は、通信手段7によって読み込まれ、メモリ9に格納される。制御手段8は、メモリ9に格納されている通水量の推奨上限値に関する情報と通水量の積算値とを比較することにより、浄水カートリッジ5の交換時期を管理する。
通水量の推奨上限値に関する情報の読み込みは、図3に示される第2情報と同様に実行される。すなわち、S6において2つの第1情報が一致しない場合(S6においてN)、制御手段8は、読み込んだ第1情報をメモリ9に格納し(S7)、さらに通水量の推奨上限値に関する情報を読み込んでメモリ9に格納し(S8)、RFIDタグ51との通信を終了する(S9)。一方、S6において2つの第1情報が一致する場合(S6においてY)、制御手段8は、S7及びS8をスキップし、通水量の推奨上限値に関する情報を読み込むことなく、RFIDタグ51との通信を終了する(S9)。
これにより、通信手段7とRFIDタグ51との通信回数がより一層削減される。従って、電波環境の一時的な悪化に伴ってRFIDタグ51から誤った情報が読み込まれてメモリ9に上書きされることが抑制され、浄水カートリッジ5の交換時期等を正確に管理することが可能となる。なお、S6において2つの第1情報が一致する場合にあっても、既にメモリ9に格納されている通水量の推奨上限値に関する情報を利用できるので、浄水カートリッジ5の交換時期等の管理に支障を来すおそれはない。
上記第2情報には、浄水カートリッジ5が有効に機能する使用時間の推奨上限値に関する情報が含まれるのが望ましい。この使用時間の推奨上限値に関する情報は、例えば、工場から出荷される浄水カートリッジ5のRFIDタグ51に予め格納されている。上記通水量の推奨上限値に関する情報と同様に、使用時間の推奨上限値に関する情報は、通信手段7によって読み込まれ、メモリ9に格納される。制御手段8は、メモリ9に格納されている使用時間の推奨上限値に関する情報と積算した使用時間とを比較することにより、浄水カートリッジ5の交換時期を管理する。使用時間の推奨上限値に関する情報は、上述した通水量の推奨上限値に関する情報に替えて又は通水量の推奨上限値に関する情報に加えて、RFIDタグ51に格納することができる。
使用時間の推奨上限値に関する情報の読み込みも、図3に示される第2情報と同様に実行される。すなわち、S6において2つの第1情報が一致しない場合(S6においてN)、制御手段8は、読み込んだ第1情報をメモリ9に格納し(S7)、さらに使用時間の推奨上限値に関する情報を読み込んでメモリ9に格納し(S8)、RFIDタグ51との通信を終了する(S9)。一方、S6において2つの第1情報が一致する場合(S6においてY)、制御手段8は、S7及びS8をスキップし、使用時間の推奨上限値に関する情報を読み込むことなく、RFIDタグ51との通信を終了する(S9)。
これにより、通信手段7とRFIDタグ51との通信回数がより一層削減される。従って、電波環境の一時的な悪化に伴ってRFIDタグ51から誤った情報が読み込まれてメモリ9に上書きされることが抑制され、浄水カートリッジ5の交換時期等を正確に管理することが可能となる。なお、S6において2つの第1情報が一致する場合にあっても、既にメモリ9に格納されている使用時間の推奨上限値に関する情報を利用できるので、浄水カートリッジ5の交換時期等の管理に支障を来すおそれはない。
以上のような構成を有する本実施形態の電解水生成装置1によれば、制御手段8は、RFIDタグ51との通信によって読み取られた第1情報が、メモリ9に既に格納されている第1情報と一致する場合、RFIDタグ51との通信を終了し、第2情報の読み取りは行なわない。これにより、通信手段7とRFIDタグ51との通信回数が極力削減される。従って、電波環境の一時的な悪化に伴ってRFIDタグ51から誤った第2情報が読み込まれてメモリ9に上書きされることが抑制され、浄水カートリッジ5の交換時期等を正確に管理することが可能となる。
以上、本発明の電解水生成装置1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、電解水生成装置1は、少なくとも、水を電気分解する電解槽4を有する装置本体2と、電解槽4の上流又は下流に設けられ、水を浄化する浄水カートリッジ5とを備え、浄水カートリッジ5が装置本体2と着脱されることで交換され、浄水カートリッジ5には、浄水カートリッジ5を特定するための第1情報と、浄水カートリッジ5の交換時期を決定するための第2情報とを格納するRFIDタグ51が設けられており、装置本体2は、装着されている浄水カートリッジ5のRFIDタグ51と通信して、第1情報及び第2情報の読み取りを行なう通信手段7と、RFIDタグ51との通信によって読み取られた第1情報及び第2情報を格納するメモリ9と、RFIDタグ51との通信によって読み取られた第1情報が、メモリ9に既に格納されている第1情報と一致する場合、RFIDタグ51との通信を終了し、第2情報の読み取りを行なわない制御手段8とを有していればよい。
1 電解水生成装置
2 装置本体
4 電解槽
5 浄水カートリッジ
7 通信手段
8 制御手段(計数手段)
9 メモリ(第2記憶手段)
51 RFIDタグ(第1記憶手段)

Claims (7)

  1. 水を電気分解する電解槽を有する装置本体と、前記電解槽の上流又は下流に設けられ、水を浄化する浄水カートリッジとを備え、
    前記浄水カートリッジが前記装置本体と着脱されることで交換される電解水生成装置であって、
    前記浄水カートリッジには、前記浄水カートリッジを特定するための第1情報と、前記第1情報以外の情報である第2情報とを格納する第1記憶手段が設けられており、
    前記装置本体は、
    装着されている前記浄水カートリッジの前記第1記憶手段と通信して、前記第1情報及び第2情報の読み取りを行なう通信手段と、
    前記第1記憶手段との通信によって読み取られた前記第1情報及び第2情報を格納する第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段との通信によって読み取られた前記第1情報が、前記第2記憶手段に既に格納されている前記第1情報と一致する場合、前記第1記憶手段との通信を終了し、前記第2情報の読み取りを行なわない制御手段とを有することを特徴とする電解水生成装置。
  2. 前記装置本体は、前記浄水カートリッジを単位時間あたりに通過する通水量を検出する流量センサーをさらに有し、
    前記通水量が予め定められた値を超えたとき、前記制御手段は、前記第1情報の読み取りを開始する請求項1記載の電解水生成装置。
  3. 前記通信手段は、前記第2情報を前記第1記憶手段に書き込む機能を有する請求項1又は2に記載の電解水生成装置。
  4. 前記通信手段によって書き込まれる前記第2情報には、前記浄水カートリッジを通過した通水量の積算値に関する情報が含まれる請求項3記載の電解水生成装置。
  5. 前記第2情報には、前記浄水カートリッジが有効に機能する通水量の推奨上限値に関する情報が含まれる請求項1乃至4のいずれかに記載の電解水生成装置。
  6. 前記装置本体は、時間を計数する計数手段を有し、
    前記通信手段によって書き込まれる前記第2情報には、前記計数手段によって計数された時間に基づいて積算された前記浄水カートリッジの使用時間に関する情報が含まれる請求項3又は4に記載の電解水生成装置。
  7. 前記第2情報には、前記浄水カートリッジが有効に機能する使用時間の推奨上限値に関する情報が含まれる請求項1乃至6のいずれかに記載の電解水生成装置。
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