JPH06328075A - イオン水生成機 - Google Patents

イオン水生成機

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JPH06328075A
JPH06328075A JP11870693A JP11870693A JPH06328075A JP H06328075 A JPH06328075 A JP H06328075A JP 11870693 A JP11870693 A JP 11870693A JP 11870693 A JP11870693 A JP 11870693A JP H06328075 A JPH06328075 A JP H06328075A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
amount
polarity
feed rate
electrolysis tank
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Pending
Application number
JP11870693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Sakakibara
薫 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が現在の電解槽への給水量がどのくら
いであるかを知ることができ、突然逆洗状態に入ること
のない、使い勝手の良いイオン水生成機を提供すること 【構成】 流量センサ15が電解槽14への給水の積算
流量を検出し、そのデータに基づいて、MPU22が電
解槽への積算流量が25リットルに達したかを判断し
(S4)、達した場合は(S4:Y)、25リットル表
示用LED42を点灯する(S5)。同様にして、50
リットル、75リットルについても判断し(S6),
(S8)、達した場合は(S6,S8:Y)、50リッ
トル表示用LED43及び75リットル表示用LED4
4をそれぞれ点灯する(S7),(S9)。100リッ
トルに達した場合は(S10:Y)、逆洗状態表示用L
ED45を点灯させ(S12)、使用者に逆洗状態の突
入を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルカリイオン水や酸
性イオン水を生成させるためのイオン水生成機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のイオン水生成機において
は、その構成部材である電解槽内の電極の表面に析出し
たスケール等を定期的に除去するために、電解槽内への
給水量が所定量に達した時点で、警報等の簡易な報知を
行った後で電極の極性を反転させてスケール除去を図っ
ている。以下、この電極の極性を反転させてスケール除
去を行うことを逆洗と言う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
には、電解槽内への給水量が現在どのくらいであるかが
分からないので、使用中に突然電解槽への給水量が所定
量に達して、逆洗状態に入ってしまうことがあり、非常
に使い勝手が悪いという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、使用者が現在の電解槽への給水
量がどのくらいであるかを知ることができ、突然逆洗状
態に入ることのない、使い勝手の良いイオン水生成機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のイオン水生成機は、原水が供給される電解槽
と、前記電解槽への給水量、若しくはその給水量に関連
する積算時間や積算電流量等を検出する検出手段と、前
記電解槽中の電極に印加する直流電圧の極性を切り換え
るための切り換え手段と、前記検出手段からのデータに
基づいて、前記電解槽への前記給水量やその給水量に関
連する積算時間等が所定量に達したか否かを判断する判
断手段と、前記判断手段により前記給水量やその給水量
に関連する積算時間等が所定量に達したと判断された場
合に、前記切り換え手段を制御して電極に印加する直流
電圧の極性を反転させる制御手段と、前記検出手段から
のデータに基づいて、前記給水量やその給水量に関連す
る積算時間等を、それらが所定量に達するまで、段階的
に報知する報知手段とを備えている。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明のイオン水生成機
は、電解槽への原水の給水量、若しくはその給水量に関
連する積算時間や積算電流量等を検出手段が検出し、こ
の検出手段からのデータに基づいて、電解槽への給水量
やその給水量に関連する積算時間等が所定量に達したか
否かを判断手段が判断し、所定量に達したと判断された
場合、制御手段が切り換え手段を制御して、電極に印加
する電圧の極性を反転させる。
【0007】また、検出手段からのデータに基づいて、
報知手段が、給水量や給水量に関連する積算時間等を、
それらが所定量に達するまで、段階的に報知する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化したイオン水生成機の
一実施例を図面を参照して説明する。
【0009】本発明によるイオン水生成機の外観正面図
は図1に示すように、本体1と浄水槽7等を交換するた
めの本体カバー1aより構成され、前記本体1の前面に
は、電源のON/OFFをするための電源スイッチ4
0、モード切り換えスイッチ41等が設けられ、また、
電解槽14への給水量が25リットルに達した時に点灯
する25リットル表示用LED42、50リットルに達
した時に点灯する50リットル表示用LED43、75
リットルに達した時に点灯する75リットル表示用LE
D44、逆洗状態表示用LED45、イオン水モード表
示LED46、及び浄水モード表示LED47等がそれ
ぞれ配置されている。このLED42〜45が報知手段
を構成している。
【0010】次に、本イオン水生成機の概略的内部構造
は図2に示すように、本体1と水道の蛇口5に接続され
た分岐栓2にて構成され、その本体1と分岐栓2とは原
水ホース3とアルカリ水ホース4とによって接続されて
いる。また、前記分岐栓2には切り換え可能なレバー6
が設けられており、そのレバー6の切り換えによって、
原水又はアルカリイオン水の選択が行われ、レバー6に
よって原水が選択されると、水道管(図示しない)から
供給される原水がそのまま直接蛇口5から吐出する。
【0011】一方、レバー6によってアルカリイオン水
が選択されると、水道管から供給される原水が分岐栓2
から原水ホース3を介して本体1内に流れ込み、水路8
を通過し浄水槽7に流入する。浄水槽7内に流入した原
水は活性炭カートリッジ9を通過し、さらに、中空糸膜
層10を通過して浄化される。また、前記水路8上には
温度センサ11と圧力センサ12が配置されており、温
度センサ11は異常に高温の原水が浄水槽7に流入する
と、前記活性炭カートリッジ9内の活性炭に吸着してい
る不純物が排出され原水が汚染されてしまうため、水路
8に流れる原水の温度を監視している。また、圧力セン
サ12は本体1内に流入する原水の圧力を検出してい
る。
【0012】浄化された原水は水路8aを経て、カルシ
ウム添加筒13よりカルシウムの粉末を一定量ずつ添加
されつつ電解槽14に流入する。また、前記水路8a上
には、検出手段を構成する流量センサ15が設けられて
おり、本体1に流入する原水の供給量や電解処理される
水の量を随時検出している。
【0013】前記電解槽14には、陽電極19と陰電極
20が配設され、その陽電極19と陰電極20の間は隔
膜16によって隔てられており、陽電極19が配設され
た陽極室17と陰電極20が配設された陰極室18とが
形成されている。この電解槽14内に流入した原水に対
して電気分解が行われると、陰極室18内にはアルカリ
水が生成され、陽極室17内には酸性水が生成される。
さらに、陰極室18内に生成されたアルカリ水は水路8
bを通過してアルカリ水ホース4に通水され、再び分岐
栓2に流れ込み蛇口5から吐出され、陽極室17内に生
成された酸性水は水路8cを通過して本体1外に吐出さ
れる。
【0014】前記水路8c上には電磁弁21が配置され
ており、この電磁弁21により通常電解を行わない場合
には水路8cを閉鎖し、前記浄水槽7にて浄化された水
が全て水路8bを通過して蛇口5から浄水として吐出さ
れ、無駄な捨て水がなくなるようにしている。
【0015】次に、本イオン水生成機のシステムブロッ
ク図を図3に示す。
【0016】図3に示すように本イオン水生成機の制御
系は、電源回路30、発振回路31、電源スイッチ40
やモード切り換えスイッチ41やその他PH設定スイッ
チ等より構成されている入力手段33、前記入力手段3
3から入力される情報や様々なセンサからの情報を統括
管理したり、電解処理や表示動作等を実行させるマイク
ロプロセッサ(MPU)22、前記MPU22からの命
令により各入力データやセンサ等からのデータを一次的
に記憶したり、予め記憶されているデータを読みだした
りするRAM24、前記MPU22の制御プログラムや
センサ等からのデータとの比較用の制御データ等を記憶
しておくROM23、電解処理時に電極に印加する電圧
を調整するための電圧調整回路27、原水を電解するこ
とにより電極19,20表面に析出したスケールの除去
を行うために、電解槽14内の電極19,20間に逆の
極性の電圧を印加可能な切り換え手段を構成する反転リ
レー26、及び前記MPU22からの命令によって電磁
弁21の開閉をコントロールするためのドライバ29等
によって構成されている。
【0017】そして、前記MPU22は判断手段及び制
御手段を構成している。
【0018】また、各種LED42〜47等で構成され
る表示装置25及び圧電ブザー28は、それぞれ前記M
PU22によって制御される。
【0019】圧力センサ12と流量センサ15は、各々
から得られるデータを元に前記ROM23内の予め実験
等で得られたデータと比較することで、圧力と流量の関
係より浄水槽7の詰まり具合を判断するためのデータを
提供している。また、検出手段を構成する流量センサ1
5は電解処理時の積算流量のデータや、本体1内への総
給水量等の積算流量のデータをMPU22に提供してい
る。温度センサ11は、本体1内に入る原水の水温を監
視しており、設定温度以上の原水が給水された場合に前
記MPU22を介して圧電ブザー28により使用者に警
告をする。
【0020】本実施例は以上に説明した如く構成され
る。
【0021】次に、図4のフローチャートに基づいて本
実施例の作用を説明する。
【0022】給水が開始され、電解槽14内で電解処理
が行われた場合(ステップ1:Y、以下S1と略称す
る。以下の各ステップも同様に略称する)、イオン水モ
ード表示用LED46を点灯させることによりイオン水
モードであることを表示する(S2)。この電解処理が
一定量行われると、Ca++イオン(カルシュウムイオ
ン)やMg++イオン(マグネシュウムイオン)等が電解
槽14内の陰電極20の表面に析出し、電解効率が低下
するため定期的に電極19,20に印加する電圧の極性
を反転させて、陰電極20に析出したCa++イオンやM
++イオン等を除去する必要がある。
【0023】そこで、流量センサ15が電解処理時の積
算流量を検出し(S3)、そのデータに基づいて現在の
積算流量が一定値(本実施例では25リットル)を超え
ているかをMPU22が判断し(S4)、25リットル
を超えた場合は(S4:Y)、25リットルに達したこ
とを表示するLED42を点灯させる(S5)。続い
て、流量センサ15の検出データが一定値(本実施例で
は50リットル)を超えているかをMPU22が判断し
(S6)、50リットルを超えた場合は(S6:Y)、
50リットルに達したことを表示するLED43を点灯
させる(S7)。同様にして、さらに一定値(本実施例
では75リットル)を超えた場合は(S8:Y)、75
リットルに達したことを表示するLED44を点灯させ
る(S9)。
【0024】次に、流量センサ15からの積算流量が規
定値(本実施例では100リットル)を超えているとM
PU22が判断すると(S10:Y)、イオン水モード
表示LED46を消灯し(S11)、逆洗状態表示用L
ED45を点灯させる(S22)。そして、MPU22
が反転リレー26を制御して、電極19,20に印加す
る直流電圧の極性を反転し(S13)、一定時間(本実
施例では1分間)、或いは一定流量分の逆洗動作を行う
(S14)。
【0025】一定時間(1分間)、或いは一定流量分の
逆洗が終了すると(S14:Y)、電解処理を開始し
(S15)、表示用LED42〜45を消灯して(S1
6)、S2へ戻る。
【0026】本実施例のイオン水生成機においては、逆
洗状態に突入するまでの積算流量を25リットル間隔で
段階的に表示して行くため、使用者が逆洗に入るタイミ
ングを予め認識することができるので、突然逆洗に入る
ことがなく、操作性が向上する。
【0027】本実施例においては、検出手段として給水
量を検出する流量センサ15を用いたが、本発明はこれ
に限らず、給水量に関連する積算時間や積算電流を検出
する手段であってもよい。
【0028】また、本実施例においては、電解槽への給
水量を表示するLED42〜44を一定間隔(25リッ
トル間隔)で点灯させているが、本発明はこれに限ら
ず、逆洗状態突入の直前においては報知する間隔を短く
し、通常使用時の初期においては間隔を長くして、逆洗
突入のタイミングを使用者により分かりやすくするよう
な表示方法でもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のイオン水生成機においては、報知手段が電解槽へ
の給水量やその給水量に関連する積算時間等を、それら
が所定量に達するまで段階的に使用者に知らせるように
構成されているので、使用者は、事前に電極に印加する
直流電圧の極性を反転させるタイミングをある程度把握
でき、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】イオン水生成機の外観正面図である。
【図2】イオン水生成機の概略的内部構造図である。
【図3】イオン水生成機のシステムブロック図である。
【図4】イオン水生成機の表示動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
14 電解槽 15 流量センサ 19 陽電極 20 陰電極 22 MPU 26 反転リレー 42 25リットル表示用LED 43 50リットル表示用LED 44 75リットル表示用LED 45 逆洗状態表示用LED

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水が供給される電解槽と、 前記電解槽への給水量、若しくはその給水量に関連する
    積算時間や積算電流量等を検出する検出手段と、 前記電解槽中の電極に印加する直流電圧の極性を切り換
    えるための切り換え手段と、 前記検出手段からのデータに基づいて、前記電解槽への
    給水量やその給水量に関連する積算時間等が所定量に達
    したか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により給水量やその給水量に関連する積算
    時間等が所定量に達したと判断された場合に、前記切り
    換え手段を制御して電極に印加する直流電圧の極性を反
    転させる制御手段と、 前記検出手段からのデータに基づいて、給水量やその給
    水量に関連する積算時間等を、それらが所定量に達する
    まで、段階的に報知する報知手段と、 を備えていることを特徴とするイオン水生成機。
JP11870693A 1993-05-20 1993-05-20 イオン水生成機 Pending JPH06328075A (ja)

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JP11870693A JPH06328075A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 イオン水生成機

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JP11870693A JPH06328075A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 イオン水生成機

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JPH06328075A true JPH06328075A (ja) 1994-11-29

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ID=14743115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11870693A Pending JPH06328075A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 イオン水生成機

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JP (1) JPH06328075A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263663A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Kyushu Hitachi Maxell Ltd イオン水生成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006263663A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Kyushu Hitachi Maxell Ltd イオン水生成装置

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