JPH08132048A - 電解水生成器 - Google Patents

電解水生成器

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JPH08132048A
JPH08132048A JP30144294A JP30144294A JPH08132048A JP H08132048 A JPH08132048 A JP H08132048A JP 30144294 A JP30144294 A JP 30144294A JP 30144294 A JP30144294 A JP 30144294A JP H08132048 A JPH08132048 A JP H08132048A
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JP
Japan
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water
filter cartridge
flow rate
flow
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP30144294A
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English (en)
Inventor
Masaaki Ito
政明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新しいフィルタカートリッジを装着した際、
過電流が流れるのを適切に防止できる電解水生成器を提
供する。 【構成】 浄水器2にフィルタカートリッジ4が装着さ
れたことを検出するフィルタカートリッジ装着センサ8
と、浄水器2を通過する水の流量を検出する流量センサ
11と、フィルタカートリッジ装着センサ8及び流量セ
ンサ11の検出データに基づいてフィルタカートリッジ
4を装着した後の積算流量Fを求め、積算流量Fの値が
流出規定流量値Gに達するまで前記電解槽3への電圧印
加を抑制させる印加電圧制御回路26とを備えた。積算
流量Fの値が流出規定流量値Gに達するまでスイッチ回
路19をオフしその間にフィルタカートリッジ4からカ
ーボンが流出して水にカーボンが含まれなくなる。水の
抵抗値が正常値になるため、電気分解しても過電流が流
れることがなく、内部回路の故障を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道蛇口等に接続して
用いられる電解水生成器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電解水生成器(整水器)の一例と
して、フィルタカートリッジを着脱可能に装着する浄水
器と、該浄水器からの水を電気分解して電解水(アルカ
リイオン水、酸性イオン水)を得る電解槽とを有し、フ
ィルタカートリッジに粒状活性炭を用いた電解水生成器
がある。
【0003】この電解水生成器は、浄水器に装着された
フィルタカートリッジが原水中の残留塩素や不純物を除
去することにより清浄な水を電解槽に供給して、良好な
電解水を得られるようにしている。
【0004】ところで、上述した電解水生成器では新し
いフィルタカートリッジを浄水器に装着して水を浄化す
ると、通過流量が所定流量に達するまでこのフィルタカ
ートリッジからカーボンが流出する。このため、流出し
たカーボンにより電解槽内の水の抵抗値が所定値以下に
低下し、この際に電気分解をするために陽極、陰極に電
圧を印加すると大きな電流が流れ、内部回路の故障を惹
起する虞があった。
【0005】このよう問題の対策として、マニュアルに
「交換等により新しいフィルタカートリッジを装着した
場合、陽極、陰極に電圧を印加せずに水を流し、カーボ
ンの流出に必要とされる、試験で求めた流出規定流量
(基準値)の水が流れた後に陽極、陰極に電圧を印加し
て電気分解を行う」旨、注意書きされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、マニュアルの読み忘れや誤操作によ
り、新しいフィルタカートリッジを装着した後流出規定
流量の水が流れる前に、陽極、陰極に電圧を印加してし
まうことが起こり得た。このため、上述した従来技術で
は、過電流が流れて内部回路の故障を惹起するという問
題を適切には改善し得ないのが実情であった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、新しいフィルタカートリッジを装着した際、過電流
が流れるのを適切に防止できる電解水生成器を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、フィルタカートリッジを着脱可能に装着
する浄水器と、該浄水器からの水を電気分解して電解水
を得る電解槽とを有する電解水生成器において、前記電
解槽内の水の抵抗値が所定値に達するまで前記電解槽へ
の電圧印加を抑制させる制御手段を備えたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明の構成とすれば、印加電圧制御回路は、
電解槽内の水の抵抗値が所定値に達するまで前記電解槽
への電圧印加を抑制させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1実施例の電解水生成器を
図1ないし図3に基づいて説明する。図において、電解
水生成器1には、浄水器2と、電解槽3とが備えられて
いる。浄水器2には、粒状活性炭を備えたフィルタカー
トリッジ4が着脱可能に装着されている。浄水器2の流
入口5はホース6を介して水道蛇口7に接続されてい
る。水道蛇口7からの原水(水道水)がフィルタカート
リッジ4により浄化され、原水中の残留塩素や不純物が
除去されるようになっている。浄水器2には、フィルタ
カートリッジ4が装着されると、このことを検出して装
着信号Aを出力するフィルタカートリッジ装着センサ8
が設けられている。
【0011】浄水器2の吐出口9と電解槽3とは連通管
10を介して接続されている。連通管10には、流量セ
ンサ11、カルシウム添加カプセル12が介装されてい
る。流量センサ11は、電解槽3に供給される水の流量
が所定の流量(単位流量)になる毎に流量パルス信号B
を出力する。カルシウム添加カプセル12は、連通管1
0を流れる水にカルシウムを添加して電解槽3における
水の電気分解を効率よく行えるようにする。
【0012】電解槽3は、水を貯留する装置本体13
と、装置本体13内に設けられた陽極14、陰極15
と、装置本体13内を陽極14及び陰極15側に仕切
る、イオンを透過可能な分離膜16とから大略構成され
ており、陽極14及び陰極15への電圧印加により、装
置本体13内の水を電気分解して陰極15側にアルカリ
イオン水Dを、また陽極14側に酸性イオン水Eを生成
するようになっている。装置本体13の陰極15側及び
陽極14側には、それぞれアルカリイオン水吐出管1
7、酸性イオン水吐出管18が接続されており、生成さ
れたイオン水(アルカリイオン水D、酸性イオン水E)
をそれぞれ吐出するようになっている。
【0013】陽極14及び陰極15は、スイッチ回路1
9を介して電源20に接続されている。装置本体13に
は、表示灯21、電解指示ボタン22が設けられてい
る。フィルタカートリッジ装着センサ8、流量センサ1
1、スイッチ回路19、表示灯21、電解指示ボタン2
2に接続して、マイクロコンピュータにより構成される
コントローラ23が設けられており、後述する制御を行
うようになっている。
【0014】コントローラ23は、カウンタ24と、フ
ィルタカートリッジ4からのカーボンの流出に必要とさ
れる流出規定流量値Gを格納したメモリ25と、後述す
る機能を有する印加電圧制御回路26とから大略構成さ
れており、電解指示ボタン22の操作信号により作動を
開始する。カウンタ24は、フィルタカートリッジ装着
センサ8と流量センサ11とに基づいて、フィルタカー
トリッジ4が装着されて前記装着信号が出力された後の
積算流量Fを計測する。印加電圧制御回路26は、流量
センサ11より出力される流量パルス信号Bが所定時間
入力されない場合、即ち、流量が0である場合、制御信
号を出力しスイッチ回路19をオフさせる。また、印加
電圧制御回路26は、上記流量が0でなくとも前記カウ
ンタ24の積算流量Fの値が流出規定流量値Gに達する
までは制御信号を出力してスイッチ回路19をオフさ
せ、その後、即ち積算流量Fの値が流出規定流量値Gに
達した後、制御信号の出力を停止してスイッチ回路19
をオンさせるようになっている。
【0015】前記メモリ25に格納される流出規定流量
値Gは、あらかじめ試験により得られたデータが用いら
れている。表示灯21は、フィルタカートリッジ4が浄
水器2から外されると点灯し、印加電圧制御回路26
が、カウンタ24の積算流量Fの値が流出規定流量値G
に達したと判定するとその判定信号を受けて消灯する。
【0016】このように構成された電解水生成器1の作
用を図2に基づいて説明する。使用者がフィルタカート
リッジ4を交換すべきか否かを決め(ステップS1)、交
換しないと決めた場合、水を流して電気分解(電解)す
るか否かを決める(ステップS2)。尚、この状態では、
流量が0であるので、印加電圧制御回路26からスイッ
チ回路19へは制御信号が出力されており、スイッチ回
路19はオフのままである。使用者が、ステップS1で交
換すると決めて、新しいフィルタカートリッジ4が装着
されると、フィルタカートリッジ装着センサ8は、フィ
ルタカートリッジ4が装着されたことを示す内容の装着
信号Aを出力する(ステップS3)。すると、カウンタ2
4がリセットされて新たな積算流量Fの計測に備える
(ステップS 4)。この段階で、使用者が水を流すか否
かを決める(ステップS5)。
【0017】このステップS5で、使用者が水を流すと決
めて水道蛇口7を開け、これにより水道蛇口7から原水
が流入して流量センサ11を通過すると、流量センサ1
1は単位流量毎に流量パルス信号Bをコントローラ23
に出力し、これによりカウンタ24は流量パルス信号B
の出力数を計数することにより積算流量Fを求める(ス
テップS6)。次のステップS7で、印加電圧制御回路26
は、積算流量Fの値が流出規定流量値Gに達するか否か
を判定する。このステップS7でNOと判定している場合
は、印加電圧制御回路26からスイッチ回路19へは制
御信号が出力されているので、スイッチ回路19はオフ
のままであり、この場合は再びステップS6に戻って積算
流量Fの計測を続行する。このステップS7でYES と判定
すると、印加電圧制御回路26は、水の抵抗値が所定値
以上に達したと判定し、前記制御信号の出力を停止する
ことによりスイッチ回路19をオンし、これにより陽極
14、陰極15に電圧が印加され、電解槽3内の水を電
気分解して電解水を得る(ステップS8)。ステップS8の
段階では、フィルタカートリッジ4には流出規定流量値
G以上の水が通過しており、フィルタカートリッジ4か
らはカーボンが流出され、既に浄水器2からの水にカー
ボンが含まれていないので、水の抵抗値が正常値(カー
ボンが含まれておらず大きな値)になっている。このた
め、陽極14、陰極15に電圧を印加しても過電流が流
れることがなく、内部回路の故障を防止できる。
【0018】続いて、水道蛇口7の操作ハンドル7aを
操作して(ステップS9)水を止めると、流量センサ11
が流量が0であることを示す内容の流量パルス信号Bを
出力し、これにより印加電圧制御回路26はスイッチ回
路19をオフして水の電気分解を停止させる(ステップ
S10 )。
【0019】また、図2を用いた上述した作用説明では
述べなかったが、表示灯21が、フィルタカートリッジ
4が浄水器2から外されると点灯し、カウンタ24の積
算流量Fの値が流出規定流量値Gに達したと印加電圧制
御回路26が判定するまで点灯を継続する。このため、
表示灯21が点灯している間、電解槽3から流出するア
ルカリイオン水Dを飲むのを避けることが可能になり、
このようにすることによりカーボンの混入したアルカリ
イオン水Dを誤って飲むようなことを防止できる。
【0020】上記実施例では、陽極14及び陰極15と
電源20との間にスイッチ回路19を介装し、フィルタ
カートリッジ4を装着した際にスイッチ回路19をオフ
することにより陽極14、陰極15への電圧印加を抑制
し、過電流の発生を抑制する場合を例にしたが、スイッ
チ回路19に代えて、陽極14、陰極15に印加される
電圧値を調整する電圧調整回路を設け、フィルタカート
リッジ4を装着した際に、陽極14、陰極15に印加さ
れる電圧値を小さな値に設定し、これにより過電流が流
れるのを防止するように構成してもよい。
【0021】本実施例では、流量計測を行うことにより
水の抵抗値を算定して陽極14、陰極15への電圧印加
を制御する場合を例にしたが、これに代えて、電解槽3
へ電圧印加するための配線途中に電解槽3内を流れる水
の抵抗値を測定するための抵抗を設け、この抵抗にかか
る電圧値又は電流値から電解槽3の水の抵抗値を演算
し、この演算結果に基づいて陽極14、陰極15への電
圧印加を制御するように構成してもよい。また、フィル
タカートリッジ4の交換後、フィルタカートリッジ4を
水が流れる場合の積算時間を求め、この積算時間が所定
時間(フィルタカートリッジ4内のカーボンが流出し、
水の抵抗値が所定値以上となる時間)に達していない場
合には、水の抵抗値が所定値以下であると判定して陽極
14、陰極15への電圧印加を制御するように構成して
もよい。また、電解槽3への水の導電率を検出するため
の導電率センサを設け、これにより検出される導電率か
ら水の抵抗値を求め、この抵抗値が所定値以上となるま
では陽極14、陰極15に印加される電圧をオフ又は小
さい値に設定するようにしてもよい。
【0022】本実施例では、コントローラ23をマイク
ロコンピュータで構成した場合を例にしたがこれに代え
て、ICロジックのディスクリート回路、あるいはシー
ケンサで構成してもよい。
【0023】本実施例では、電解指示ボタン22を水道
蛇口7の操作ハンドル7aと別個に操作する場合を例に
したが、電解指示ボタン22を水道蛇口7の操作ハンド
ル7aに連動させるように構成してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た電解水生成器であるから、印加電圧制御回路が、電解
槽内の水の抵抗値が所定値に達するまで前記電解槽への
電圧印加を抑制させるので、電解槽内の水の抵抗値が小
さい値である場合には通電されず、過電流が流れない。
このため、新しいフィルタカートリッジを装着した際、
過電流が流れるのを適切に防止して、内部回路の破損を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電解水生成器を模式的に示
す図である。
【図2】同電解水生成器の作用を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 電解水生成器 2 浄水器 3 電解槽 4 フィルタカートリッジ 8 フィルタカートリッジ装着センサ 10 連通管 11 流量センサ 14 陽極 15 陰極 19 スイッチ回路 20 電源 23 コントローラ 24 カウンタ 25 メモリ 26 印加電圧制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタカートリッジを着脱可能に装着
    する浄水器と、該浄水器からの水を電気分解して電解水
    を得る電解槽とを有する電解水生成器において、前記電
    解槽内の水の抵抗値が所定値に達するまで前記電解槽へ
    の電圧印加を抑制させる制御手段を備えたことを特徴と
    する電解水生成器。
JP30144294A 1994-11-10 1994-11-10 電解水生成器 Pending JPH08132048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30144294A JPH08132048A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 電解水生成器

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JP30144294A JPH08132048A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 電解水生成器

Publications (1)

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JPH08132048A true JPH08132048A (ja) 1996-05-28

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ID=17896948

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30144294A Pending JPH08132048A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 電解水生成器

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JP (1) JPH08132048A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4966630A (en) * 1989-03-29 1990-10-30 Tayca Corporation Anticorrosive pigment composition and an anticorrosive coating composition containing the same
KR101443817B1 (ko) * 2013-02-08 2014-09-26 주식회사 에이치투케이 수소수 발생 장치

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US4966630A (en) * 1989-03-29 1990-10-30 Tayca Corporation Anticorrosive pigment composition and an anticorrosive coating composition containing the same
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