JP6125975B2 - ピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法 - Google Patents

ピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6125975B2
JP6125975B2 JP2013237164A JP2013237164A JP6125975B2 JP 6125975 B2 JP6125975 B2 JP 6125975B2 JP 2013237164 A JP2013237164 A JP 2013237164A JP 2013237164 A JP2013237164 A JP 2013237164A JP 6125975 B2 JP6125975 B2 JP 6125975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pitch angle
vehicle
luminance
reflected light
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013237164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015096389A (ja
Inventor
理介 新見
理介 新見
木下 修
修 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2013237164A priority Critical patent/JP6125975B2/ja
Publication of JP2015096389A publication Critical patent/JP2015096389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6125975B2 publication Critical patent/JP6125975B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両のピッチ角を検出するピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法に関する。
特許文献1では、車両の姿勢角(ピッチ角)を検出するための専用のセンサを使用することなく車載レーダのビームの上下角を適切に制御し、コスト低減とレーダ性能の向上とを同時に達成することのできる車両用運転支援装置を提供することを目的としている([0006]、要約)。
当該目的を達成するため、特許文献1では、カメラユニット15で撮像した画像から道路の左右白線を認識して撮像画像平面上の近似直線を求め、この近似直線の交点から車両のピッチ角を推定し、このピッチ角に基づいてレーダヘッド11の上下方向のアンテナ角度を可変するアクチュエータ12に対する制御指令値を算出する。そして、コントローラ13を介してアクチュエータ12を駆動し、レーダヘッド11の電磁波放射方向を道路面と平行に維持することで、ピッチ角を検出するための専用のセンサを使用することなく、コスト低減とレーダ性能の向上とを同時に達成するとされている(要約)。
特開2003−307561号公報
上記のように、特許文献1では、道路の白線を認識してピッチ角を推定する。しかしながら、この方法では、白線(車線)のない道路を走行する際はピッチ角の推定を行うことができない。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、ピッチ角を検出するための周辺物(車線等)が存在しない場合でも、車両のピッチ角を検出することが可能なピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法を提供することを目的とする。
本発明に係るピッチ角検出装置は、車両のピッチ角を検出するものであって、ヘッドランプからの照射光に対する路面からの反射光を検出する路面反射光検出部と、前記反射光に基づいて前記ピッチ角を算出するピッチ角算出部とを備え、前記ピッチ角算出部は、前記反射光における水平方向の輝度の群である水平輝度群を垂直方向に複数抽出し、抽出した複数の前記水平輝度群それぞれにおける輝度の平均値である水平輝度平均値を複数算出し、前回及び今回の演算周期の前記水平輝度平均値の差に基づいて、単位時間当たりの前記ピッチ角の変化量を算出することを特徴とする。
本発明によれば、前回及び今回の演算周期の水平輝度平均値の差に基づいて、単位時間当たりのピッチ角の変化量を算出する。これにより、ヘッドランプからの照射光に対する路面からの反射光を用いて車両のピッチ角を検出することが可能となる。従って、ピッチ角を検出するための周辺物が存在しない場合でも、車両のピッチ角を検出することが可能となる。
前記ピッチ角算出部は、複数の前記水平輝度平均値を含む曲線における極値に対応する垂直座標を特定し、前回及び今回の演算周期の前記垂直座標の差に基づいて、単位時間当たりの前記ピッチ角の変化量を算出してもよい。これにより、極値に対応する垂直座標を用いることで、ピッチ角の検出精度を向上することが可能となる。
前記ピッチ角算出部は、前記反射光から特定される光源のうち前記車両の車速と等しい速度で前記車両に接近する光源を高輝度静止物と判定し、前記反射光における輝度又は前記水平輝度平均値のうち前記高輝度静止物及びその周辺に対応するものを除外してもよい。
これにより、高反射率の静止物又は自発光する静止物(自動販売機等)からの光の輝度を除外して単位時間当たりのピッチ角の変化量を算出することが可能となる。従って、これらの静止物に対応する輝度を抑制することで、ピッチ角の検出精度を高めることが可能となる。
前記ピッチ角算出部は、対向車両のヘッドライト又は先行車両のテールランプからの照射光を判定するための輝度の閾値である他車両判定閾値を設定し、前記路面反射光検出部が検出した光における輝度又は前記水平輝度平均値のうち前記他車両判定閾値を上回るものを除外してもよい。これにより、対向車両のヘッドライト又は先行車両のテールランプからの照射光に対応する輝度又は水平輝度平均値を除外してピッチ角の変化量を算出することが可能となる。これにより、ピッチ角の検出精度を高めることが可能となる。
本発明に係るピッチ角検出方法は、車両のピッチ角を検出するものであって、ヘッドランプからの照射光に対する路面からの反射光を検出する路面反射光検出処理と、前記反射光に基づいて前記ピッチ角を算出するピッチ角算出処理とを含み、前記ピッチ角算出処理では、前記反射光における水平方向の輝度の群である水平輝度群を垂直方向に複数抽出し、抽出した複数の前記水平輝度群それぞれにおける輝度の平均値である水平輝度平均値を複数算出し、複数の前記水平輝度平均値を含む曲線において、前記水平輝度平均値の平均値と等しい点である平均値交点と極値とを特定し、前記反射光に含まれる光源のうち前記車両の車速と等しい速度で前記車両に接近する光源を高輝度静止物と判定し、前記平均値交点及び極値のうち前記高輝度静止物及びその周辺に対応するものを除外し、前回及び今回の演算周期の前記極値の差と前回及び今回の演算周期の前記平均値交点の差との合成値を算出し、前記合成値に基づいて、単位時間当たりの前記ピッチ角の変化量を算出することを特徴とする。
本発明に係るピッチ角検出装置は、車両のピッチ角を検出するものであって、ヘッドランプからの照射光に対する路面からの反射光を少なくとも垂直方向に検出する路面反射光検出部と、前記反射光に基づいて前記ピッチ角を算出するピッチ角算出部とを備え、前記ピッチ角算出部は、前回及び今回の演算周期における前記反射光の垂直方向の輝度分布を比較して、単位時間当たりの前記ピッチ角の変化量を算出することを特徴とする。
本発明によれば、前回及び今回の演算周期における反射光の垂直方向の輝度分布を比較して、単位時間当たりのピッチ角の変化量を算出する。これにより、ヘッドランプからの照射光に対する路面からの反射光を用いて車両のピッチ角を検出することが可能となる。従って、ピッチ角を検出するための周辺物が存在しない場合でも、車両のピッチ角を検出することが可能となる。
本発明によれば、ピッチ角を検出するための周辺物(車線等)が存在しない場合でも、車両のピッチ角を検出することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るピッチ角検出装置を搭載した車両の一部の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてピッチ角を用いた制御を行うフローチャートである。 前記実施形態におけるピッチ角の検出に関する基本的な考え方を説明するための図である。 前記ピッチ角を検出するための第1フローチャートである。 前記ピッチ角を検出するための第2フローチャートである。 水平輝度平均値と垂直座標との関係の一例を示す図である。 サンプリング範囲を説明するための図である。 高輝度静止物からの光に対応する部分を除外する処理を説明するための図である。
A.一実施形態
[1.構成]
(1−1.全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るピッチ角検出装置12(以下「検出装置12」ともいう。)を搭載した車両10の一部の構成を示すブロック図である。図1に示すように、検出装置12は、カメラ14と、車速センサ16と、ヨーレートセンサ18と、ライトスイッチ20と、電子制御装置22(以下「ECU22」という。)と、左右のヘッドランプ24L、24Rとを有する。
(1−2.カメラ14)
カメラ14は、車両10の周囲を撮像する撮像手段として機能する。本実施形態では、1つのカメラ14を用いるが、2つのカメラ14を左右対称に配置させてステレオカメラを構成してもよい。カメラ14は、1秒間に15フレーム以上(例えば30フレーム)の画像(後述する前方画像50(図3等))を取得する。カメラ14は、主に可視光領域の波長を有する光を利用するモノクロカメラである。カメラ14は、例えば、車両10の車室内の前方部分における車幅方向中心部(例えば、バックミラー周辺)に配置されている。或いは、カメラ14は、車両10の前部バンパー部における車幅方向中心部に配置されてもよい。
なお、車両10の周囲を撮像する撮像手段は、上記構成に限られることなく、種々の構成を採り得る。例えば、撮像手段は、複眼(ステレオカメラ)であっても単眼(1つのカメラ)であってもよい。この場合、別の測距手段(レーダ装置)を併せて備えることが好ましい。また、モノクロカメラに代替して、カラーカメラ又は赤外線カメラを用いてもよく、或いは両方を併せ備えてもよい。
(1−3.車速センサ16及びヨーレートセンサ18)
車速センサ16は、車両10の車速V[km/h]を検出し、ECU22に出力する。ヨーレートセンサ18は、車両10のヨーレートYr[°/sec]を検出し、ECU22に出力する。
(1−4.ライトスイッチ20)
ライトスイッチ20は、車両10のヘッドライト及びスモールライト(いずれも図示せず)のオン/オフを制御するものであり、ヘッドライト及びスモールライトの両方をオフする位置と、ヘッドライトをオフにし、スモールライトをオンにする位置と、ヘッドライト及びスモールライトの両方をオンにする位置を運転者のマニュアル操作により切り替えることができる。さらに、ライトスイッチ20は、ヘッドライトのハイビーム及びロービームを切り替えることができる。ライトスイッチ20の状態は、ライト信号Slによりライトスイッチ20からECU22に通知される。
(1−5.ECU22)
ECU22は、検出装置12の全体を制御するものであり、図1に示すように、入出力部30、演算部32及び記憶部34を有する。
カメラ14、車速センサ16、ヨーレートセンサ18及びライトスイッチ20からの各信号は、入出力部30を介してECU22に供給される。また、ECU22からの出力信号は、入出力部30を介してヘッドランプ24L、24Rに出力される。入出力部30は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する図示しないA/D変換回路を備える。
演算部32は、カメラ14、車速センサ16、ヨーレートセンサ18及びライトスイッチ20からの各信号に基づく演算を行い、演算結果に基づきヘッドランプ24L、24Rに対する信号を生成する。
図1に示すように、演算部32は、ピッチ角算出機能40及びヘッドランプ制御機能42を有する。各機能40、42は、記憶部34に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。或いは、前記プログラムは、図示しない無線通信装置(携帯電話機、スマートフォン等)を介して外部から供給されてもよい。
ピッチ角算出機能40は、カメラ14が取得した前方画像50(図3参照)を用いて車両10のピッチ角Apを算出する。ヘッドランプ制御機能42は、車速V、ヨーレートYr及びライト信号Slに基づいてヘッドランプ24L、24Rを制御する。
記憶部34は、デジタル信号に変換された撮像信号、各種演算処理に供される一時データ等を記憶するRAM(Random Access Memory)、及び実行プログラム、テーブル又はマップ等を記憶するROM(Read Only Memory)等で構成される。
(1−6.ヘッドランプ24L、24R)
本実施形態のヘッドランプ24L、24Rは、配光可変ヘッドランプ(ADB:Adaptive Driving Beam)であり、ハイビーム(走行ビーム)の照射範囲(配光パターン)を対向車両又は先行車両等の他車両の位置に応じて自動で制御することができる。ここでの「照射範囲」は、照射方向(車両10の前後方向、上下方向及び車幅方向)並びに照射領域の大きさの両方を含む広義の意味で用いる。
[2.ピッチ角Apを用いた制御]
(2−1.全体的な流れ)
本実施形態において、ECU22は、ヘッドランプ24L、24Rからの照射光Le(ヘッドライト)に対する反射光Lrを用いて車両10(以下「自車10」ともいう。)のピッチ角Apを算出し、当該ピッチ角Apを用いた制御を行う。
図2は、本実施形態においてピッチ角Apを用いた制御を行うフローチャートである。ステップS1において、ECU22は、ヘッドランプ24L、24Rが点灯中であるか否かを判定する。当該判定は、ライトスイッチ20からのライト信号Slに基づいて行う。
ステップS2において、ECU22は、反射光Lrを用いてピッチ角Apを算出する(詳細は、図3〜図8を参照して後述する。)。ステップS3において、ECU22又はその他の制御装置は、ピッチ角Apを用いた制御を行う。例えば、ECU22は、ピッチ角Apを用いてヘッドランプ24L、24Rの配光制御を行う。或いは、特許文献1のように、車載レーダの上下角の制御に用いてもよい。
(2−2.ピッチ角Apの検出)
(2−2−1.基本的な考え方)
図3は、本実施形態におけるピッチ角Apの検出に関する基本的な考え方を説明するための図である。図3の左側には、車両10が水平な路面60を走行し、ピッチ角Apがゼロであるとき(通常時)においてカメラ14が取得した前方画像50(特に「前方画像50a」という。)が示されている。また、図3の右側には、車両10が水平な路面60を走行し、ピッチ角Apがゼロから変動したとき(ピッチング時)においてカメラ14が取得した前方画像50(特に「前方画像50b」という。)が示されている。図3において、参照符号62は、ヘッドライトの路面反射領域を示している。
前方画像50bの場合、車両10の前方が後方よりも下側に傾いた状態(この場合のピッチ角Apを負とする)に対応している。このため、通常時の前方画像50aと比較して、ピッチング時の前方画像50bの地平線Lhは、相対的に上側に位置して差ΔLhが発生する。反対に、車両10の前方が後方よりも上側に傾いた状態(この場合のピッチ角Apを正とする)である場合、通常時の前方画像50aと比較して、地平線Lhは、相対的に下側に位置することとなる。
図3において、通常時の前方画像50aの左側には、前方画像50aに対応する水平輝度平均値Lave及び垂直座標Cyの関係を示すグラフが示されている。また、図3において、ピッチング時の前方画像50bの右側には、前方画像50bに対応する水平輝度平均値Lave及び垂直座標Cyの関係を示すグラフが示されている。水平輝度平均値Laveは、水平方向の画素の集合(水平画素群Gp)それぞれの輝度Lの平均値である。換言すると、水平輝度平均値Laveは、水平方向の輝度Lの群(水平輝度群Gl)における輝度Lの平均値である。垂直座標Cyは、前方画像50a、50bの垂直方向の座標である。
例えば、前方画像50a、50bが横400×縦300の各画素の輝度情報を有している場合、一番上の行に対応する水平輝度平均値Laveは、一番上の行の400個の画素の輝度Lの積算値を画素数Np(400)で割った値となる(Lave=(L1+L2+・・・L400)/400)。但し、後述するように、一部の画素の輝度情報(水平輝度平均値Lave)については除外する場合がある。また、水平輝度群Gl同士の輝度Lの比較ができるものであれば、これに限らない(別途、後述する。)。
上記のように、通常時の前方画像50aと比較して、ピッチング時の前方画像50bの地平線Lhは、相対的に上側に位置する。その結果、水平輝度平均値Laveからなる曲線64は、通常時の前方画像50aよりもピッチング時の前方画像50bの方が、全体的に上側にシフトする。例えば、前方画像50bに対応する曲線64(特に「曲線64b」という。)の最大値Lmax2は、前方画像50aに対応する曲線(特に「曲線64a」という。)の最大値Lmax1よりも上側に移動する。
本実施形態では、上記のような水平輝度平均値Laveの分布の変化を利用することで、車両10のピッチ角Apの変化を検出する。すなわち、所定期間(演算周期)毎に、垂直方向における曲線64の移動量を判定することにより、所定期間毎のピッチ角Apの変化量ΔApを検出することが可能となる。そして、この変化量ΔApを積算していくことにより、ピッチ角Apを算出することが可能となる。なお、演算周期は、例えば、3〜5フレームのいずれかとすることができる。
(2−2−2.具体的処理)
図4及び図5は、ピッチ角Apを検出するための第1及び第2フローチャートである。図4及び図5の処理は、演算周期毎(例えば、4フレーム毎)に行われる。以下では、必要に応じて、前回の演算周期で演算した値に「(前回)」を付し、今回の演算周期で演算した又は演算する値に「(今回)」を付す。
図4のステップS11において、ECU22は、カメラ14から前方画像50を取得する。ステップS12において、ECU22は、水平輝度平均値Laveを算出する。上記のように、水平輝度平均値Laveは、水平画素群Gpの各輝度Lの合計値を画素数Npで割った値である。換言すると、水平輝度平均値Laveは、行毎の輝度Lの平均値である。
ステップS13において、ECU22は、水平輝度平均値Laveから成る曲線64における極値Ve及び平均値交点Pcに対応する垂直座標Cyを判定する。垂直座標Cyのうち極値Veに対応するもの垂直座標Cy1と称し、平均値交点Pcに対応するものを垂直座標Cy2と称する。
図6は、水平輝度平均値Laveと垂直座標Cyとの関係の一例を示す図である。図6に示すように、本実施形態の極値Veは、極大値及び極小値の両方を含む。これは、曲線64における対比のための特徴点として機能する部分であれば、極大値のみならず極小値の有効な情報として機能するためである。
なお、極値Veの数が多くなり過ぎて演算負荷が過大となることを避けるため、曲線64は、水平輝度平均値Laveを平均化して得られるものであってもよい。或いは、垂直座標Cyについて複数の領域を設定し、各領域内での極値Veの最大値及び最小値のみ(換言すると、各領域内での最大値及び最小値のみ)を用いることも可能である。また、演算負荷を軽減する観点からすれば、水平輝度平均値Laveは、前方画像50に含まれる全ての行について演算するのではなく、n行毎(nは2以上の整数)に1つの行について水平輝度平均値Laveを算出することも可能である。
平均値交点Pcは、水平輝度平均値Laveの平均値Lave_aveと等しい点である。換言すると、図6において、平均値交点Pcは、平均値Lave_aveを示す直線と、曲線64とが交わる点である。平均値Lave_aveは、複数の演算周期(例えば、5〜50演算周期)における水平輝度平均値Laveの平均値として算出される。或いは、平均値Lave_aveは、実測値又はシミュレーション値を固定値として用いることも可能である。
図4に戻り、ステップS14において、ECU22は、ピッチ角Apの検出を開始して1回目であるか否かを判定する。1回目である場合(S14:YES)、今回の処理を終了し、ステップS11から再度処理を開始する。ピッチ角Apの検出を開始して1回目でない(2回目以降である)場合(S14:NO)、図5の各ステップに進む。
図5において、ECU22は、極値Veに関連してステップS21〜S24を行い、平均値交点Pcに関連してステップS25〜S28を行う。
すなわち、ステップS21において、ECU22は、極値Ve(前回)に対応する垂直座標Cy1(前回)を基準として、サンプリング範囲(今回)を特定する。ここにいうサンプリング範囲とは、前回及び今回の演算周期で特徴点(ここでは極値Ve)を比較するために用いる曲線64(又は水平輝度平均値Lave)の範囲を意味する。なお、極値Ve(前回)が複数ある場合、それぞれの極値Ve(前回)に対応させてサンプリング範囲(今回)を特定する。
図7は、サンプリング範囲を説明するための図である。図7の例では、極大値としての極値Ve(前回)に対応するサンプリング範囲を設定する。図7の例では、極値Ve(前回)の周囲を4つの領域R1〜R4に分け、それぞれにおいて極値Ve(今回)を算出する。そして、最も大きい極値Ve(今回)を、極値Ve(前回)との比較に用いる。
ステップS22において、ECU22は、極値Ve(今回)に対応する垂直座標Cy1(今回)を判定する。極値Ve(今回)が複数ある場合、それぞれの極値Ve(今回)に対応する垂直座標Cy1(今回)を判定する。
ステップS23において、ECU22は、垂直座標Cy1(今回)のうち高輝度静止物70(図8)からの光に対応する部分を除外する。
図8は、高輝度静止物70からの光に対応する部分を除外する処理を説明するための図である。ここでの高輝度静止物70としては、例えば、街灯、自動販売機、金属片(空き缶等)を挙げることができる。
例えば、街灯又は自動販売機のように自発光する光源からの光は、ヘッドランプ24L、24Rからの照射光Leに対する反射光Lrよりも輝度Lが高く、ピッチ角Apの検出に悪影響を及ぼすおそれがある。また、路面又は路側に金属片が存在する場合、当該金属片からの反射光Lrは、その他の部位からの反射光Lrよりも輝度Lが高く、ピッチ角Apの検出に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで、本実施形態では、通常の路面60(例えば、アスファルト道路)からの反射光Lrが取り得る輝度Lよりも高い値として、高輝度静止物70からの光を判定するための閾値(静止物除外閾値THex)を設定する。そして、曲線64のうち静止物除外閾値THexよりも高い部分の極値Veについてはピッチ角Apの演算に用いないよう除外する。
なお、図5のフローチャートでは、ステップS23よりも前に特徴点(ここでは、極値Ve)を算出しているため、ステップS23では極値Veに対応する垂直座標Cy1を除外する。但し、高輝度静止物70からの光に対応する部分を除外する観点からすれば、当該部分に対応する輝度L、水平輝度平均値Lave又は曲線64の一部を除外することも可能である。
また、ステップS23において、ECU22は、対向車両又は先行車両と高輝度静止物70との区別をつけるため、反射光Lrから特定される光源のうち車両10の車速Vと等しい速度で車両10に接近する光源を高輝度静止物70と判定してもよい。
ステップS24において、ECU22は、今回の演算周期においてステップS22で算出した垂直座標Cy1(今回)と、前回の演算周期においてステップS22で算出した垂直座標Cy1(前回)との差ΔCy1を算出する。垂直座標Cy1(今回)及び垂直座標Cy1(前回)が複数ある場合、それぞれについて差ΔCy1を算出し、その平均値を求める。また、ステップS23で除外した極値Ve(今回)については、差ΔCy1を演算しない。
極値Veと平均値交点Pcとで相違はあるものの、ステップS25〜S28についても、ECU22は、同様の処理を行う。すなわち、ステップS25において、ECU22は、平均値交点Pc(前回)に対応する垂直座標Cy2(前回)を基準として、サンプリング範囲(今回)を特定する。ステップS26において、ECU22は、平均値交点Pc(今回)に対応する垂直座標Cy2(今回)を判定する。
ステップS27において、ECU22は、垂直座標Cy2(今回)のうち高輝度静止物70からの光に対応する部分を除外する。ステップS28において、ECU22は、今回の演算周期においてステップS26で算出した垂直座標Cy2(今回)と、前回の演算周期においてステップS26で算出した垂直座標Cy2(前回)との差ΔCy2を算出する。
ステップS29において、ECU22は、差ΔCy1と差ΔCy2とを合成して合成値Δyを算出する。合成値Δyの算出は、例えば、以下の式(1)を用いる。
Δy=(ΔCy1×Dy2+ΔCy2×Dy1)/(Dy1+Dy2)
・・・(1)
式(1)において、Dy1は、過去4演算周期及び今回の演算周期(すなわち、5フレーム分)の差ΔCy1の分散値を示し、Dy2は、過去4演算周期及び今回の演算周期の差ΔCy2の分散値を示す。
ステップS30において、ECU22は、合成値Δyに基づいてピッチ角Apの変化量ΔApを算出する。変化量ΔApは、単位時間当たりの(ここでは、前回の演算周期から今回の演算周期までにおける)ピッチ角Apの変化量である。
ステップS31において、ECU22は、現在のピッチ角Apを算出する。すなわち、前回の演算周期におけるピッチ角Ap(前回)に、今回の演算周期のステップS30で算出した変化量ΔAp(今回)を加えてピッチ角Ap(今回)を算出する。
[3.本実施形態の効果]
以上のように、本実施形態によれば、差ΔCy1、ΔCy2(より一般的には、水平輝度平均値Lave(前回)と水平輝度平均値Lave(今回)との差)に基づいて、単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを算出する(図4及び図5)。これにより、ヘッドランプ24L、24Rからの照射光Leに対する路面60からの反射光Lrを用いて車両10のピッチ角Apを検出することが可能となる。従って、ピッチ角Apを検出するための周辺物が存在しない場合でも、車両10のピッチ角Apを検出することが可能となる。
本実施形態では、各演算周期において、ECU22(ピッチ角算出部)は、複数の水平輝度平均値Laveを含む曲線64における極値Veに対応する垂直座標Cy1を特定し(図4のS13、図6)、垂直座標Cy1(前回)、Cy1(今回)の差ΔCy1に基づいて、単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを算出する(図5)。これにより、極値Veに対応する垂直座標Cy1を用いることで、ピッチ角Apの検出精度を向上することが可能となる。
本実施形態において、ECU22(ピッチ角算出部)は、反射光Lr又は前方画像50から特定される光源のうち車両10の車速Vと等しい速度で車両10に接近する光源を高輝度静止物70と判定し、反射光Lrにおける水平輝度平均値Laveのうち高輝度静止物70及びその周辺に対応するものを除外する(図5のS23、S27、図8)。これにより、高反射率の静止物又は自発光する静止物(自動販売機等)からの光の輝度Lを除外して単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを算出することが可能となる。従って、これらの高輝度静止物70に対応する輝度Lを抑制することで、ピッチ角Apの検出精度を高めることが可能となる。
B.変形例
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
[1.適用対象]
上記実施形態では、ピッチ角検出装置12を車両10に搭載したが、例えば、照射光Leに対する反射光Lrに基づいてピッチ角Apを検出する観点からすれば、車両10以外の移動体に検出装置12を適用してもよい。
[2.カメラ14(路面反射光検出部)]
上記実施形態では、車両10の周囲を撮像する撮像手段として、モノクロカメラであるカメラ14を用いたが、車両10の周囲を撮像することができるものであれば、これに限らない。例えば、撮像手段は、複眼(ステレオカメラ)であっても単眼(1つのカメラ)であってもよい。また、モノクロカメラに代替して、カラーカメラ又は赤外線カメラを用いてもよく、或いは両方を併せ備えてもよい。
或いは、例えば、ピッチ角Apを認識できるものであれば、カメラとは異なる車載センサ(例えば、赤外線レーダ、超音波センサ)を用いることもできる。例えば、赤外線レーダを用いる場合、赤外光を二次元的に照射し、例えば、反射光Lrを受信可能な上限(地平線Lhよりも所定距離下方の位置)を特定することで、単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを検出することが可能である。
さらに、カメラ14の設置場所は、上述した車両10の車室内の前方部分(例えば、バックミラー周辺)又は前部バンパー部に限らず、その他の場所(例えば、車両10のルーフの上側)とすることも可能である。
[3.ピッチ角Apの検出]
上記実施形態では、高輝度静止物70からの光を除外した(図5のS23、S27)。しかしながら、例えば、路面60以外からの光を除外する観点からすれば、その他の光を除外することも可能である。そのような場合として、例えば、対向車両のヘッドライト又は先行車両のテールランプからの照射光を除外することも可能である。
具体的には、ECU22(ピッチ角算出部)は、対向車両のヘッドライト又は先行車両のテールランプからの照射光を判定するための輝度の閾値である他車両判定閾値THvを設定する。そして、ECU22は、カメラ14(路面反射光検出部)が検出した光における輝度又は水平輝度平均値Laveのうち他車両判定閾値THvを上回るものを除外する。
これにより、対向車両のヘッドライト又は先行車両のテールランプからの照射光に対応する輝度又は水平輝度平均値Laveを除外してピッチ角Apの変化量ΔApを算出することが可能となる。これにより、ピッチ角Apの検出精度を高めることが可能となる。
また、例えば、前回及び今回の演算周期の水平輝度平均値Laveの比較に基づいて、単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを算出する点に着目すれば、上記いずれかの除外を行わないことも可能である。
上記実施形態では、極値Ve及び平均値交点Pcの比較を用いて単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを算出した(図5)。しかしながら、例えば、前回及び今回の演算周期の水平輝度平均値Laveの比較を用いて変化量ΔApを算出する点に着目すれば、これに限らない。例えば、極値Ve又は平均値交点Pcの一方のみを用いることも可能である。或いは、極値Ve及び平均値交点Pc以外の部分の比較を用いてもよい。
上記実施形態では、前回及び今回の演算周期における水平輝度平均値Laveを比較して単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを算出した。しかしながら、例えば、前回及び今回の演算周期における前方画像50の垂直方向の輝度分布を比較する観点からすれば、水平輝度平均値Laveの代わりに、水平輝度合計値Ltotalを比較してもよい。ここにいう水平輝度合計値Ltotalとは、水平方向の輝度Lの群(水平輝度群Gl)に含まれる輝度Lの合計値であり、画素数Npで割る前の値である。或いは、特定の垂直方向の一列の輝度Lのみを用いて、単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを算出することも可能である。
上記実施形態(図2〜図8)に、特許文献1の技術を組み合わせることも可能である。例えば、路面60に白線(車線)が存在する場合、当該白線を基準として、単位時間当たりのピッチ角Apの変化量ΔApを算出することも可能である。
10…車両(自車) 12…ピッチ角検出装置
14…カメラ(路面反射光検出部) 22…ECU(ピッチ角算出部)
24L、24R…ヘッドランプ 60…路面
64…水平輝度平均値を含む曲線 70…高輝度静止物
Ap…ピッチ角 Cy、Cy1、Cy2…垂直座標
Gl…水平輝度群 L…輝度
Lave…水平輝度平均値 Le…照射光
Lr…反射光 Pc…平均値交点
THv…他車両判定閾値 V…車速
Ve…極値
ΔAp…単位時間当たりのピッチ角の変化量
ΔCy1、ΔCy2…垂直座標の差 Δy…合成値

Claims (5)

  1. 車両のピッチ角を検出するピッチ角検出装置であって、
    前記ピッチ角検出装置は、
    ヘッドランプからの照射光に対する路面からの反射光を検出する路面反射光検出部と、
    前記反射光に基づいて前記ピッチ角を算出するピッチ角算出部と
    を備え、
    前記ピッチ角算出部は、
    前記反射光における水平方向の輝度の群である水平輝度群を垂直方向に複数抽出し、
    抽出した複数の前記水平輝度群それぞれにおける輝度の平均値である水平輝度平均値を複数算出し、
    前回及び今回の演算周期の前記水平輝度平均値の差に基づいて、単位時間当たりの前記ピッチ角の変化量を算出する
    ことを特徴とするピッチ角検出装置。
  2. 請求項1記載のピッチ角検出装置において、
    前記ピッチ角算出部は、
    複数の前記水平輝度平均値を含む曲線における極値に対応する垂直座標を特定し、
    前回及び今回の演算周期の前記垂直座標の差に基づいて、単位時間当たりの前記ピッチ角の変化量を算出する
    ことを特徴とするピッチ角検出装置。
  3. 請求項1又は2記載のピッチ角検出装置において、
    前記ピッチ角算出部は、
    前記反射光から特定される光源のうち前記車両の車速と等しい速度で前記車両に接近する光源を高輝度静止物と判定し、
    前記反射光における輝度又は前記水平輝度平均値のうち前記高輝度静止物及びその周辺に対応するものを除外する
    ことを特徴とするピッチ角検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のピッチ角検出装置において、
    前記ピッチ角算出部は、
    対向車両のヘッドライト又は先行車両のテールランプからの照射光を判定するための輝度の閾値である他車両判定閾値を設定し、
    前記路面反射光検出部が検出した光における輝度又は前記水平輝度平均値のうち前記他車両判定閾値を上回るものを除外する
    ことを特徴とするピッチ角検出装置。
  5. 車両のピッチ角を検出するピッチ角検出方法であって、
    前記ピッチ角検出方法は、
    ヘッドランプからの照射光に対する路面からの反射光を検出する路面反射光検出処理と、
    前記反射光に基づいて前記ピッチ角を算出するピッチ角算出処理と
    を含み、
    前記ピッチ角算出処理では、
    前記反射光における水平方向の輝度の群である水平輝度群を垂直方向に複数抽出し、
    抽出した複数の前記水平輝度群それぞれにおける輝度の平均値である水平輝度平均値を複数算出し、
    複数の前記水平輝度平均値を含む曲線において、前記水平輝度平均値の平均値と等しい点である平均値交点と極値とを特定し、
    前記反射光に含まれる光源のうち前記車両の車速と等しい速度で前記車両に接近する光源を高輝度静止物と判定し、
    前記平均値交点及び極値のうち前記高輝度静止物及びその周辺に対応するものを除外し、
    前回及び今回の演算周期の前記極値の差と前回及び今回の演算周期の前記平均値交点の差との合成値を算出し、
    前記合成値に基づいて、単位時間当たりの前記ピッチ角の変化量を算出する
    ことを特徴とするピッチ角検出方法。
JP2013237164A 2013-11-15 2013-11-15 ピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法 Active JP6125975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013237164A JP6125975B2 (ja) 2013-11-15 2013-11-15 ピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013237164A JP6125975B2 (ja) 2013-11-15 2013-11-15 ピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015096389A JP2015096389A (ja) 2015-05-21
JP6125975B2 true JP6125975B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=53373924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013237164A Active JP6125975B2 (ja) 2013-11-15 2013-11-15 ピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6125975B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113095266A (zh) * 2021-04-19 2021-07-09 北京经纬恒润科技股份有限公司 一种角度识别方法、装置及设备

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08238979A (ja) * 1995-03-07 1996-09-17 Nissan Motor Co Ltd 光軸自動調整装置
JP3905410B2 (ja) * 2002-04-12 2007-04-18 富士重工業株式会社 車両用運転支援装置
JP4145812B2 (ja) * 2004-02-06 2008-09-03 株式会社小糸製作所 自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置
JP5363085B2 (ja) * 2008-12-03 2013-12-11 株式会社小糸製作所 前照灯制御装置
JP2012011937A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Koito Mfg Co Ltd 車両運転ガイドシステムの制御装置、車両運転ガイドシステム、および車両用灯具システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015096389A (ja) 2015-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5680573B2 (ja) 車両の走行環境認識装置
US8908924B2 (en) Exterior environment recognition device and exterior environment recognition method
US9090205B2 (en) Light distribution controller
JP5809785B2 (ja) 車両用外界認識装置およびそれを用いた配光制御システム
JP5617999B2 (ja) 車載周辺物認識装置及びこれを用いる運転支援装置
JP6311768B1 (ja) 車両用ヘッドライト制御装置
JP5761002B2 (ja) 照明制御装置
JP6075331B2 (ja) 車両用照明装置
US9037343B2 (en) Light distribution control apparatus and light distribution control method
JP2015052548A (ja) 車外環境認識装置
JP4980970B2 (ja) 撮像手段の調整装置および物体検出装置
US11772545B2 (en) Apparatus, system and method for controlling lighting using gated imaging
JP2014157433A (ja) 視差検出装置、視差検出方法
US11704910B2 (en) Vehicle detecting device and vehicle lamp system
JP6125975B2 (ja) ピッチ角検出装置及びピッチ角検出方法
JP4798182B2 (ja) 眩惑検出装置、眩惑検出プログラム、および前照灯制御装置
JP5643877B2 (ja) 車両用前照灯装置
JP2008184013A (ja) 車両用照明装置
CN111971527B (zh) 摄像装置
JP6332402B2 (ja) 車両用ヘッドライト制御装置及びヘッドライト付き車両
WO2019156087A1 (ja) 画像処理装置および車両用灯具
JP2010254191A (ja) 車載用照明制御装置及びプログラム
JP2015096390A (ja) 他車両検出装置及び他車両検出方法
JP2021146897A (ja) ヘッドライト制御装置
CN115402190A (zh) 远光灯控制方法、装置及计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6125975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150