JP2014157433A - 視差検出装置、視差検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステレオカメラで撮影された1対の画像の視差を検出する視差検出装置30であって、第1の撮影手段と、第2の撮影手段とが離間して配置されたステレオカメラ20と、第1の撮影手段が撮影した第1の画像からエッジを検出してエッジ画像を作成するエッジ画像作成手段33と、前記第1の画像のエッジ部分に対応する第2の画像の画素位置を起点に、前記第2の画像を水平方向に移動させ、前記第1の画像との類似度が最大になる画素位置を視差情報として算出する視差算出手段35と、移動速度検出手段により検出された当該視差検出装置の移動速度に基づき、前記視差算出手段が類似度を算出する算出対象領域を設定するマッチング領域設定手段38と、を有する。
【選択図】図14
Description
Z=b・f/d
として算出される。この式から明らかなように、距離Zは視差dが小さいほど大きくなる(遠くなる)。
距離の精度を上げるためには、高解像度の撮像素子を用いて視差の分解能を上げればよいが、高解像度の撮像素子を用いるとステレオ画像処理LSIの負荷が増大してしまう。このため、ステレオ画像処理LSIの処理性能を維持する為には、回路を並列化する等の大規模化が必要となりコスト増を招いてしまう。
図2は、車両におけるステレオカメラの搭載例を説明する図の一例である。ステレオカメラは、例えば自車両の前方、後方、左右の側方などを撮影可能なように搭載される。自車両の前方を撮影するステレオカメラは、例えば、ルームミラーの前側に光軸を車両の前方やや下向きに向けて配置される。自車両の後方を撮影するステレオカメラは、例えば、バックドアの凹部に光軸を車両の後方やや下向きに向けて配置される。側方を撮影するステレオカメラは、例えば、ピラーやルーフパネルに光軸を車両の側方やや下向きに向けて配置される。
図4は、視差演算部35によるマッチング処理について説明する図の一例である。図4(a)は基準画像の一例を、図4(b)は比較画像の一例を、図4(c)はテクスチャデータの一例をそれぞれ示す。いずれにおいても歩行者が撮影されているが、基準画像と比較画像では、視差により水平方向の歩行者の撮影位置が異なっている。また、テクスチャデータにより、基準画像において歩行者が撮影されている画素位置を特定する(又は推定する)ことができる。
図5は、マッチング領域の設定について説明する図の一例である。本実施例のマッチング開始位置設定部38は、車速に応じてマッチング領域を決定する。
図6は、マッチング領域の広さ(幅)について説明する図の一例である。図5では車速が遅い場合と速い場合とでマッチング領域の幅が同じであるとした。例えば図6(a)に示すように、車速が遅い場合と速い場合のマッチング領域の幅はどちらもaである(単位は画素数)。
図6(c)は、車速が遅い場合の方がマッチング領域の幅が広い例を、図6(d)は、車速が遅い場合の方がマッチング領域の幅が狭い例を、それぞれ示している。図6(c)のように、車速が遅い場合にマッチング領域を広くすることで、近傍や周辺から進入する対象物を検出しやすくできる。また、図6(d)のように、車速が速い場合にマッチング領域を広くすることで、遠方の歩行者が移動しても捕捉して相対距離等を監視しやすくなる。
図10は、本実施例の障害物検出装置100が視差を算出する手順を示すフローチャート図の一例である。
・マッチング領域の広さ=k×基準のマッチング領域の広さ
図12は係数kとフレームレートの対応を示す図の一例である。図12の情報はテーブルとして例えばステレオ画像処理LSI30に記憶されている。図12の情報は特許請求の範囲の領域広さ指示情報テーブルの一例である。基準のマッチング領域の広さをフレームレートが最も低い状態のマッチング領域の広さとすれば、係数kは1未満である。
A.自車も周辺の対象物も止まっている状態
B.自車と周辺の対象物が同じ速度で同じ方向へ動いている状態
などである。前者は信号待ちや渋滞で止まっている場合で、後者は空いている道を一定の速度で走行している場合が想定できる。
C.対象物が大きく移動する状態
D.自車がカーブなどを走行する状態
などである。前者は歩行者が走ったり、先行車が急減速する場合が、後者は右左折や急カーブを走行している場合が想定できる。
変化率 大 :フレームレート 60fps
変化率 中 :フレームレート 50fps
変化率 小 :フレームレート 40fps
上記の例A,Bの状態では、高フレームレートは必要でない為、フレームレートを低く設定し、マッチング領域を広く設定する事で視差の算出の精度を向上する事ができる。C,Dの状態では、高フレームレートに設定されるがマッチング領域が狭く設定されるので、ステレオ画像処理LSI30の負荷が増大することを抑制できる。
30 ステレオ画像処理LSI
32、36 歪み補正部
33 テクスチャ検出部
34 メモリコントローラ
35 視差演算部
38 マッチング開始位置設定部
41 CPU
42 メモリ
100 障害物検出装置
311 基準データ入力部
312 比較データ入力部
Claims (9)
- ステレオカメラで撮影された1対の画像の視差を検出する視差検出装置であって、
第1の画像を撮影する第1の撮影手段と、第2の画像を撮影する第2の撮影手段とが離間して配置されたステレオカメラと、
前記第1の画像からエッジを検出してエッジ画像を作成するエッジ画像作成手段と、
前記第1の画像のエッジ部分に対応する前記第2の画像の画素位置を起点に、前記第2の画像を水平方向に移動させ、前記第1の画像との類似度が最大になる画素位置を視差情報として算出する視差算出手段と、
移動速度検出手段により検出された当該視差検出装置の移動速度に基づき、前記視差算出手段が類似度を算出する算出対象領域を設定するマッチング領域設定手段と、
を有することを特徴とする視差検出装置。 - 前記マッチング領域設定手段は、周辺状況検出手段から当該視差検出装置が搭載された移動体の周辺状況を取得して、前記周辺状況に応じて前記算出対象領域を設定する、
ことを特徴とする請求項1記載の視差検出装置。 - 外部からステレオカメラのフレームレートの設定を受け付けるフレームレート設定受付手段と、
フレームレートに対応づけて前記算出対象領域の広さ情報が登録された領域広さ指示情報テーブルと、を有し、
前記マッチング領域設定手段は、前記フレームレートに応じて前記領域広さ指示情報テーブルから読み出した前記広さ情報の前記算出対象領域を前記移動速度に応じた場所に設定する、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の視差検出装置。 - ステレオカメラが撮影する画像の変化率を監視してフレームレートを決定するフレームレート決定手段と、
フレームレートに対応づけて前記算出対象領域の広さ情報が登録された領域広さ指示情報テーブルと、を有し、
前記マッチング領域設定手段は、前記フレームレート決定手段が決定したフレームレートに応じて前記領域広さ指示情報テーブルから読み出した前記広さ情報の前記算出対象領域を前記移動速度に応じた場所に設定する、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の視差検出装置。 - 前記移動速度に対応した前記算出対象領域の場所及び広さの設定を受け付ける算出対象領域設定受付手段を有し、
前記マッチング領域設定手段は、前記算出対象領域設定受付手段が設定を受け付けた場所に、受け付けた広さの前記算出対象領域を設定する、
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の視差検出装置。 - 前記マッチング領域設定手段は、前記移動速度が閾値未満の場合、前記第1の画像のエッジ部分に対応する前記第2の画像の画素位置を基準に、前記移動速度が閾値以上の場合よりも遠方に前記算出対象領域を設定する、
ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の視差検出装置。 - 前記マッチング領域設定手段は、前記移動速度に応じて、前記算出対象領域の広さを変更する、
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の視差検出装置。 - 前記マッチング領域設定手段は、前記移動速度が速いほど前記算出対象領域の広さを大きくし、前記移動速度が遅いほど前記算出対象領域の広さを小さくする、
ことを特徴とする請求項7項記載の視差検出装置。 - ステレオカメラで撮影された1対の画像の視差を検出する視差検出方法であって、
ステレオカメラが有する第1の撮影手段が第1の画像を撮影し、ステレオカメラが有する第2の撮影手段が第2の画像を撮影するステップと、
エッジ画像作成手段が、前記第1の画像からエッジを検出してエッジ画像を作成するステップと、
マッチング領域設定手段が、移動速度検出手段により検出された当該視差検出装置の移動速度に基づき、視差算出手段が類似度を算出する算出対象領域を設定するステップと、
視差算出手段が、前記第1の画像のエッジ部分に対応する前記第2の画像の画素位置を起点に前記マッチング領域設定手段が設定した前記算出対象領域において、前記第2の画像を水平方向に移動させ、前記第1の画像との類似度が最大になる画素位置を視差情報として算出するステップと、
を有することを特徴とする視差検出方法。
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