JP2001153633A - 立体形状検出方法および装置 - Google Patents

立体形状検出方法および装置

Info

Publication number
JP2001153633A
JP2001153633A JP33571599A JP33571599A JP2001153633A JP 2001153633 A JP2001153633 A JP 2001153633A JP 33571599 A JP33571599 A JP 33571599A JP 33571599 A JP33571599 A JP 33571599A JP 2001153633 A JP2001153633 A JP 2001153633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
correspondence
small area
small
parallax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33571599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4424797B2 (ja
Inventor
Shubun Nakayama
収文 中山
Morihito Shiobara
守人 塩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP33571599A priority Critical patent/JP4424797B2/ja
Publication of JP2001153633A publication Critical patent/JP2001153633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4424797B2 publication Critical patent/JP4424797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り返しパターン部の対応を安定に得ること
ができ、画像全体から正しい対応を得ることができるよ
うにすること。 【解決手段】 一対のテレビカメラなどの撮像手段1−
1,1−2を用いて対象情景を撮像して2つの画像を得
て、画像補正部3で画像補正を行ない、特徴抽出部4で
2つの画像毎に特徴画像を抽出する。ついで、ステレオ
対応付け部5の小領域分割手段5aで小領域に分割し、
対応度計算部5bにおいて、対応の求まっていない小領
域毎に探索領域内での類似度の分布を作成し、該類似度
の分布から対応可能性を決める対応度を求める。次い
で、処理順序決定部5cで対応度のよいものから順番に
並べ、小領域対応付け部5dにおいて安定した対応が得
られる部分から順に対応を求めていく。2つの画像間で
の位置のずれ(両眼視差) が求まったら、距離変換部6
においてカメラ1−1からの3次元位置を定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体映像通信や、
立体映像放送、立体画像生成、3次元形状計測、3次元
物体認識、移動ロボット用ナビゲーションなど、ステレ
オ画像に基づく3次元情報の抽出を行なう広範囲の産業
分野で利用することができる、両眼視差を用いて立体の
3次元位置や形状を安定に検出する立体形状検出方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2つあるいは3つ以上の撮像
手段により得た2つあるいは3つ以上の画像による両眼
視差を利用して立体の形状を検出する方法が各種提案さ
れている。この種の立体形状検出方法の原理を、最も基
本となる2つの撮像手段による場合について図14を用
いて説明する。テレビカメラのような一対の撮像手段
(以下カメラという)1−1,1−2の撮像面I1、I
2に対してレンズL1、L2を通じて物体上の同一点P
が投影されている。ここで、撮像面I1、I2は互いに
同一平面上に配置され、各撮像面から対応するレンズ間
での焦点距離fは等しく、さらにカメラ1−1,1−2
の光軸は互いに平行でbだけ離れて設置してあるとす
る。
【0003】もし、一対の撮像手段1−1,1−2が任
意の配置となっていても、カメラ間の幾何関係をあらか
じめ測定しておくことで、撮像された画像を上記状態で
得られた画像に変換することは可能である。したがっ
て、上記状態を基準に話を進める。このとき、物体上の
点Pは撮像された画像ではそれぞれp1 (p1x,p1
y)、p2 (p2x,p2y)の位置で観測される。ここ
で、両画像で対応する点の画像上での位置のずれを視差
dとよぶ。ここでは、d=p2x−p1xとなる。一方のカ
メラ(ここではカメラ1−1とする) から見た時の物体
点pの3次元座標(X1,Y1,Z1)は以下の式(1a)
〜(1c)のように表される。
【0004】Z1=f・(b/d) …(1a) X1=p1x・(b/d)…(1b) Y1=p1y・(b/d)…(1c)
【0005】ここで、Z1はカメラ1−1からの距離、
fはカメラの焦点距離、bは両カメラ間距離、dは視
差、X1はカメラ1−1からの3次元X座標、p1xは画
像中心からのX座標、Y1はカメラ1−1からの3次元
y座標, p1yは画像中心からのY座標である。このよう
に、3次元情景中の任意の点に対する両画像での投影点
を定めれば、投影点の画像での座標値と視差値が求めら
れるので、上式(1a)〜(1c)により3次元位置を求めるこ
とができる。これが両眼視による3次元位置算出の原理
である。なお、3つ以上の撮像手段を用いた場合でも、
任意の2つの撮像手段を考えれば、上記と同じとなる。
【0006】上記原理より明らかなように、視差を用い
て3次元位置を求めるためには、両画像で対応する同一
物体の投影点を求めることが必要である。これを「対応
探索問題」と呼ぶ。以下、「対応探索問題」についてさ
らに詳しく説明する。いま、一対の撮像手段により得ら
れたステレオ画像を考える。一方の画像( ここでは左画
像とする) のある点p1 に着目する。このとき、他方画
像(ここでは右画像とする) でのp1 に対応する点p2
は、2つのカメラの位置関係より決定されるエピポーラ
線と呼ばれる拘束線上に位置する。
【0007】ここでは2つのカメラの光軸は互いに平行
と等価な場合に画像変換を行なうので、エピポーラ線は
同一走査線( 同一y座標) で、かつ、p2 はp1 を他方
画像へ写した位置より左方に位置する。したがって、対
応点探索には左画像の各位贋(p1 )に対して、右画像
での同一走査線上を、p1 のx座標より左方に向けてあ
る探索範囲Rだけ走査しながら最も類似した箇所を定め
ることで対応する組みが得られる。このとき、点のみで
類似度を定めるのは困難なため、点を含む一定の範囲の
情報を利用して類似度を求める。一般には、探索範囲に
は複数の対応候補が存在するので、真の対応箇所を定め
ることは容易ではなく、いかに正しく対応箇所を得るか
が両眼視差を用いる3次元距離計測の要点である。
【0008】これまで提案された代表的な方式としては
以下のものに大別できる。 (1) 画像の各位置で独立に対応を求める方法。 (2) 画像の各位置で周囲の一定範囲あるいは画像全体で
の何らかの支持を元に対応を求める方法。 上記(1) の代表的なものとしては、一方の画像を一定の
大きさを持つ小領域に区切り各小領域に対して、あるい
は一方の画像の各画素に対して、あるいは一方の画像の
特徴点に対して、他方画像を走査して小領域内の輝度分
布の類似性を、正規化相関、輝度差の絶対値和(SA
D)、輝度値の差の2乗和(SSD)などで評価して最
も類似した部分と対応を付けるものがある。
【0009】上記(2) では以下のものなどがある。 (a) 近傍の距離変化は小さいとして視差変化の大きさに
制限を設ける方法。 (b) 局所的な領域で求めた対応度合(対応エネルギー)
と隣り合う領域の視差の違いで定義される歪みエネルギ
ーの画像全体の総和を弛緩的に最小化することで全体で
最も良い対応を得るエネルギー最小化法。 (c) 対応付ける特徴量の信頼性に着目して高信頼なエッ
ジ点から順に対応を求めていき、より信頼性が低いエッ
ジ点の対応に既に求まったより信頼性の高いエッジ点の
対応情報を利用するもの。
【0010】ここでは、(c) 特徴の信頼性に基づく方法
(山口・中山・白井・浅田「信頼性の高い対応を優先し
た多段階ステレオ法」電子情報通信学会論文誌、Vo1,J7
4-D-II、No.7,1991 )について説明する。これによれ
ば、輝度値の急変する部分(エッジ点) を対応付ける特
徴点とするとき、次の2つの特長を持つ。 i)エッジ点の位置情報は輝度変化(コントラスト)が大
きいほど確かで逆に低いほど不安定なる。 ii) 画像においてコントラストが大きいエッジ点の個数
は少ないので対応候補が少なく容易に対応付けられる。 これら特長に着目し、あらかじめエッジをコントラスト
値の大きさで複数のグループに分類しておき、まず、最
もコントラストの高いグループに属す信頼が高く容易に
対応付けられるエッジ点の対応を求め、順によりコント
ラストの低いグループのエッジ点を対応付ける。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】まず、前記(1) の画像
の各位置で独立に対応を求める方法では、画像の各位置
で独立に対応を求めている。しかし、独立に対応付けた
のでは、対象情景中に類似した形状の立体が複数あった
り繰り返し模様を含む物体があると、真に対応する部分
と偽の対応の部分との類似度の違いはわずかであるた
め、画像のノイズや照明の影響により容易に誤った部分
と対応してしまう。実際には物体のない位置の距離を示
すことがある。次に、前記(2) の周囲の何らかの支持を
元に対応を求める方法の問題について述べる。
【0012】まず、前記(a) の方法では、着目部分の対
応を独立に求めるのではなく、近接領域との視差変化の
大きさに制限を設けて周囲の対応状況を反映させること
で安定した対応を得ている。しかし、画像中に設けた着
目部分をあらかじめ決められた順序で走査して、対応付
けの難易度に無関係に処理するものがほとんどであり、
繰り返しパターンがあるなど対応付けが困難な部分を先
に対応付けてしまい、もしその部分が誤対応となれば、
その影響が後段に伝わり、結果として広い範囲で誤った
対応を生じる。
【0013】次に前記(b) の方法では、エネルギー最小
化により画像の部分でなく全体の対応の一貫性を考える
ことで、矛盾のない対応を得ているが、一般にエネルギ
ー最小化には多くの繰り返し演算が必要であり実用的で
ない。また前記(c) の方法では、グループ分けはコント
ラストの大きさにより分けているが、同一コントラスト
群に属すエッジ点については、従来の固定的な順序で対
応を求めているので、繰り返しパターンでの順序性によ
る誤対応伝播の問題がある。しかも、高コントラストの
エッジの対応に誤りを生じると、その情報が後段のより
コントラストの低いエッジ点への対応付けに利用され、
結果として誤った情報が広範囲に伝播して誤対応が増加
する。さらに、対応付けの初期段階では高コントラスト
の少量のエッジ点しか用いないので、視差のヒストグラ
ムに投票するエッジ点の個数が少なくヒストグラム形状
が不安定となり、繰り返しパターンにより弱くなるとい
う問題もある。
【0014】本発明は上記した事情を考慮してなされた
ものであって、従来では対応付けが困難であった繰り返
しパターン部の対応を安定に得ることができ、画像全体
から正しい対応を得ることができる立体形状検出方法お
よび装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】立体の3次元情報獲得す
る方法を基本である2つの撮像装置を用いた場合につい
て本発明を説明する。2次元の配列で各要素に値を持つ
形式の情報を画像と定義する。図1に示すように、一対
のテレビカメラなどの撮像手段1−1,1−2を用いて
対象情景を撮像して2つの画像を得る。これをステレオ
画像と呼ぶ。もし、一対の撮像手段1−1,1−2の光
軸が互いに平行でかつ撮像面が同一平面上にないなら
ば、画像補正部3で取得したカメラの外部(幾何)パラ
メータおよびカメラ内部パラメータを用いて、互いに平
行に置かれた一対の撮像手段1−1,1−2で得られた
画像と等価となるように画像補正を行ない、特徴抽出部
4において2つの画像毎に特徴画像を抽出する。
【0016】次いで、上記特徴画像を入力とし、ステレ
オ対応付け部5で情景中にある立体2の2つの画像での
投影点を定めることで2つの画像を対応付け、2つの画
像間での位置のずれ(両眼視差:以下では単に視差と呼
ぶ) を求め、距離変換部6において前記した式(1a)〜(1
c)によりカメラ1−1からの3次元位置を定める。2つ
の画像での同一立体2の投影点は、一方の画像のある部
分ついて他方面像中から似通った部分を探索することで
得る。ここで、対象情景中に類似した形状の立体が複数
あったり、繰り返し模様を含む物体があると、それら類
似パターンのために似通った部分が複数存在して対応が
曖昧となる。このような場合に、最も似通った部分と対
応付けると、画像のノイズや照明の影響により容易に誤
った部分と対応して、実際とは異なった3次元位置を算
出する可能性がある。
【0017】そこで、本発明では、両画像間での対応の
唯一性を対応の安定度の指標として、対象領域の位置に
よらず、対応の安定度(唯一度)の高い順序で対応付け
ることで、従来手法の問題である固定の走査順序による
誤った対応情報の伝播を防ぐ。これにより繰り返しパタ
ーンの存在下でも安定な対応は他の影響を受けず正しい
対応を得ることを可能とする。また、繰り返しパターン
部など局所的には類似したパターンがあり安定度が低い
部分の対応を求めるときには、周囲にある既に対応の求
まった安定度の高い部分の視差値の助けを得ることで対
応情報を伝播していき、徐々に安定した対応を得る。こ
のように、対応が唯一で曖昧性がないという意味で最適
な順序で対応を求めているので、繰り返しパターンの存
在下でも安定した対応が得られる。上記対応の唯一性は
次のように求める。一方の画像の着目領域と他方画像で
の対応候補領域とで定義される何らかの類似度を、候補
領域を走査しながら求めた類似度分布について、類似度
が最も高い部分が次に高い部分に比べて突出しているほ
ど唯一性が高いとする。
【0018】すなわち、本発明においては、図1に示す
ように、ステレオ対応付け部5に、撮像した同じ物体を
含む情景の画像を小領域に分割する小領域分割手段5a
と、一方の画像の各小領域に対して、他方画像の探索範
囲内における局所画像の対応の唯一性を評価して対応度
を定める対応度計算部5bと、上記対応度に基づき処理
順序を決定する処理順序決定部5cと、上記処理順序で
上記両小領域を対応付ける小領域対応付け部5dを設け
る。そして、対応度計算部5bにおいて、対応の求まっ
ていない小領域毎に探索領域内での類似度の分布を作成
し、該類似度の分布から対応可能性を決める対応度を求
める。次いで、処理順序決定部5cで対応度のよいもの
から順番に並べ、小領域対応付け部5dにおいて安定し
た対応が得られる部分から順に対応を求めていく。ま
た、類似パターンなどで局所的には対応が求まらない部
分については、周囲にある既に対応が求まった部分の対
応情報を利用することで徐々に安定した対応を得る。
【0019】対応付ける特徴量としては、エッジを用い
る場合にはコントラストによらず着目領域内の全てのエ
ッジ点を用い、輝度値を用いる場合には、着目領域内の
輝度値分布をそのまま利用することで、十分な数の特徴
により安定した類似度分布を得て、正しい対応の取得を
可能となる。これにより、対応が明らかな部分は他に影
響されず安定に対応が求まり、繰り返しパターンなどで
対応が不明確な部分は周囲からの既に対応の求まった小
領域の対応情報を使用することで安定した対応を得るこ
とができる。したがって、画像全体に渡って安定して正
しい視差が得られるので、立体の3次元位置や形状を正
しく求めることが可能となる。また、上記において、一
方の画像から同一画像へ対応を求めた場合の自己対応度
と、一方の画像から他方の画像へ対応を求めた場合の他
己対応度を用いて小領域の対応度を求めてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施例のシステム
の構成例を示す図である。同図において、11はCP
U、12はCRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、キ
ーボード、マウス等の入力装置から構成される入出力装
置、13はROM、RAM等から構成されるメモリ、1
4はプログラム、データ等を記憶する外部記憶装置、1
5は電話回線を使用してデータ通信をするためのモデ
ム、LAN等のネットワークを使用してデータ通信を行
うためのネットワークカード等を含む通信インタフェー
スである。
【0021】撮像装置(以下カメラという)1−1,1
−2で撮像された対象情景は、インタフェースI/Fを
介してCPU11に入力される。外部記憶装置14には
本発明の処理を行うためのプログラムが格納されてお
り、CPU11に入力された対象情景は上記プログラム
で処理されて立体形状が検出され、処理結果が外部記憶
装置14に格納され、また入出力装置11から出力され
る。また、第3のカメラ1−3を設け、第3のカメラ1
−3で撮像された対象情景をCPU11に入力し、上記
カメラ1−1,1−2で撮像された対象情景に加えて、
カメラ1−3で撮像された対象情景を利用して立体形状
を検出するようにしてもよい。
【0022】次に本発明の第1の実施例の対応付け処理
の概略を図3により説明する。なお、ここでは2台のカ
メラを用いて対象情景を撮像した場合について説明する
が、上記のように3台以上のカメラを用い、これらのカ
メラで撮像された対象情景のそれぞれの対応を取り、よ
り対応度の高いものを用いて立体形状を検出するように
してもよい。図3において、カメラ1−1,1−2によ
り対象情景を撮像し、その結果であるa,bの2つの濃
淡画像(左右濃淡画像) を得る。ここで、一対のカメラ
1−1,1−2間の位置関係は任意とするが、あらかじ
め何らかの手段によって2つのカメラ間の幾何的な関係
は求まっているものとする。なお、ここでは便宜上カメ
ラ1−1を左カメラ、カメラ1−2を右カメラと呼ぶ。
以下ではこの規則にのっとり、左と右の接頭文字を付け
て2つのカメラの出力を区別する。
【0023】次に、画像補正部3では、2つのカメラ1
−1,1−2で撮像された2つの画像について、2つの
カメラ1−1,1−2の光軸が平行で、しかも撮像面が
同一平面となるような関係(基準配置) にしたときに観
測できる画像となるように、画像補正部3においてカメ
ラ間の幾何関係を用いて2つの濃淡画像a、bを補正
し、左右補正濃淡画像c,dを得る。上記補正は、任意
位置でのカメラに対する基準配置のカメラのX,Y,Z
軸それぞれの回転角度をθ、φ、ξとし、2次歪み係数
をκとすると、基準配置での画像の座標pc (xc ,y
c )は、任意位置で撮像された画像の座標po (xo,
yo )を用いて以下の式(2a),(2b) のように表され
る。
【0024】
【数1】
【0025】この関係式により任意配置のカメラで撮像
された両画像を基準配置のカメラで撮像した画像に変換
できる。これら補正濃淡画像c,dより特徴抽出部4で
2つの画像毎に特徴画像e,f(エッジ点、エッジ強
度、エッジ方向) を求める。エッジ点、エッジ強度、エ
ッジ方向を求める手段についてはここでは言及しない
が、例えばエッジ点は濃淡画像にラプラシアンガウシア
ンを積和的に作用させたもののゼロ交差点から得られ、
エッジ強度は濃淡画像にグラーディエントガウシアンを
積和的に作用させて得られたベクトルの大きさで、ま
た、エッジ方向はそのベクトルの方向でそれぞれ得るこ
ともできる。ステレオ対応付け部5では、これら特徴画
像e,fを入力として2つの画像のエッジ点間の対応付
け処理を行ない、各エッジ点位置について視差値を持つ
視差画像gを得る。この視差画像gより距離変換部6で
前記式(1a)〜(1c)で示した関係式を用いて対象物の距離
hを算出する。
【0026】次に、図3におけるステレオ対応付け処理
部5の詳細について図4により説明する。ステレオ対応
付け処理部5では、図4に示すように、まず左特徴画像
を、小領域分割部5aにおいて一定の大きさの小領域に
分割する。このとき、小領域は互いに重ならないように
配置しても良いし、互いにある程度重なるように小領域
を配置しても良い。ここでは、小領域の一辺の大きさの
1/2だけずらしながら配置したものを考える。次に、
対応度計算部5bでは、対応の求まっていない小領域
(以下では未対応小領域と呼ぶ) 毎に、属するエッジ点
と、その対応候補点を用いて対応可能性の善し悪しを決
める対応度を求める。ここで、対応候補点とは、他方特
徴画像(右特徴画像) のエピポーラ線上で対応探索範囲
にあるエッジ点群でエッジの属性(エッジ強度とエッジ
方向) が対応付ける対象のエッジと類似しているものを
指す。また、対応度を求めるとは、小領域を代表する視
差(代表視差と呼ぶ) を求めるとともに、その視差がど
れだけ安定しているかを定めることを意味する。
【0027】これに続き、対応度による処理順序決定部
5cでは、未対応小領域について対応度の良いものから
順に並べ、その上位α%を「対応付け処理対象小領域」
とする。ここで、上位α%の代わりに、上位β個として
も良い。次に、上記「対応付け処理対象小領域」とされ
た各小領域について、小領域対応付け部5dにおいて、
小領域に属す各エッジ点について、他方特徴画像を調
べ。そして、小領域の代表視差に相当する位置に実際に
エッジ点があれば、それらエッジ点対を対応付ける。こ
れにより、各エッジ点毎の視差値が求まる。それを前記
した視差画像gに書き込む。さらに、実際に対応付けた
エッジ点があれば、その旨を記録しておく。次いで、対
応点が一点以上求まったかを調べ、対応点が一点以上求
まった場合には、前記対応度計算部5bに戻り、その周
囲の未対応小領域に周囲伝播(後述する)させ、さらに
対応度の良いものから悪いものへの一連の処理を繰り返
す。そして対応点が求まらなくなったら処理を終了す
る。
【0028】次に、上記対応度計算部5bについて図5
を用いて説明する。対応度計算部5bにおいては、ま
ず、小領域の中から未対応であってまだ対応度を計算し
ていないものがあるかを調べ、未対応領域を求める(5
b−1)。そして、未対応領域について視差のヒストグ
ラムを作成し、対応の類似度分布を求める(5b−
2)。続いて対応度計算処理部5b−3で小領域の代表
視差および対応度を実際に計算する。この操作を対応度
を求めていない未対応小領域について繰り返す。
【0029】ここで、上述した視差のヒストグラムの作
成方法について図6により説明する。ここでは左画像の
ある小領域について考える。左画像の小領域に属す全て
のエッジ点について次の操作を行なう。まず、あるエッ
ジ点PLi に着目する。ここでは、左右補正画像は光軸
が平行で撮像面が同一平面に位置するカメラで撮像され
た場合と同じとなるように補正されているので、PLi
のエピポーラ線は水平線となり、PLi を右画像に投影
するとPLi'の位置となる。PLi の対応点はPLi'と
同一水平線上で、かつ、PLi'よりも左側に位置する。
ここで、探索範囲をRとして、PLi'から左に最大Rま
で走査していき、得られたエッジ点の中で、PLi と属
性値であるエッジ強度とエッジ方向が類似したエッジ点
を対応候補点として抽出する。そして、これら対応点対
とで定義される視差値でもって、横軸を視差値とし縦軸
を頻度とする視差のヒストグラムに投票する。
【0030】図6では、PR1〜PR3がPLi のエピ
ポーラ線上から得られ、PR2、PR3は属性値が類似
していたので対応候補となったが、PR1は属性値が異
なっていたので対応候補とならなかった場合を示してい
る。対応候補点PR2、PR3については、同図に示す
ようにそれぞれ視差がd1,d2となり、これを視差の
ヒストグラムに投票する。同様の操作を、左小領域内の
各エッジ点について行なうことにより、図6に示すよう
な類似度分布として視差のヒストグラムが得られる。
【0031】次に、図5に示した対応度計算処理部5b
−3について図7により説明する。まず、図6に示した
類似度分布に基づいて対応度算出部5b−31で対応度
を計算する。対応度が閾値以下ならば周囲視差伝播部5
b−32で周囲の小領域の対応情報を元に代表視差を決
定するとともに対応度を再計算する。もし、対応度が閾
値以上ならばその対応度を採用する。以下、対応度算出
部5b−31について更に詳述する。ここで、図8に示
すような類似度分布があったとする。ここでは、類似度
分布のピークの大きさの大きい順にP1,P2,…と
し、それを与える視差値をd1,d2…とし、最大ピー
クP1の左右それぞれでの谷の位置をv1,v2として
いる。ここで、最大ピーク値(Pm)、ピーク比(P
r)、尖度(Pk)、対応集中度(Pc)を以下のよう
に定義する。
【0032】 Pm=P1/(小領域の一辺の大きさ)…(3a) Pr=1−P2/P1…(3b) Pk=m(4)/〔m(2)・m(2)〕−3…(3c) Pc=(v1〜v2までの面積)/(少領域内のエッジ点の個数)…(3d)
【0033】ただし、m(k)は以下の式(3e)(3f)に示
すように、視差値をdとしてv1〜v2までの値を用い
た視差頻度のk次モーメントを表す。なお、式(3e)(3f)
において、dは視差値、dvは視差値の平均、P(d)
は視差dでの頻度、v1は最小視差値、v2は最大視差
値を表す。
【0034】
【数2】
【0035】そして、対応度Smは、Pm,Pr,P
k,Pcと任意の混合関数f(・)を用いて以下の式(3
g)のように定義する。 Sm=f(Pm,Pr,Pk,Pc)…(3g) ここで、f(・)は任意であるが、一例として、次の式
(3h)のように定義できる。ただし、k1〜k4は任意の
混合係数である。
【0036】次に、図7に示した周囲視差伝播部5b−
32について説明する。図9に示すように着目小領域の
周囲のある一定範囲に存在するNw個の小領域をWn
(i){i:j=1〜Nw}、その中で既に対応の求ま
ったNm個の小領域群(図9の斜線を付した領域)をW
m(i){i:j=1〜Nm}とし、Wm(i)が持つ
代表視差値をdm(i){i:j=1〜Nm}とする。
次に、図10に示すように周囲領域視差dm(i)を横
軸にとり、縦軸に頻度を取った周囲小領域の視差差dm
(i)のヒストグラムを作成する。このヒストグラムの
最大ピークをPd1、次ピークをPd2として、最大ピ
ークを与える視差をdnとする。ここで、対応率Nm/
Nwが閾値以上で、かつ、図10に示すdm(i)のヒ
ストグラムの最大ピークが次ピークに比べ十分大きいな
ら、そのピークを与える視差値dnを周囲代表視差とす
る。
【0037】次に、図11に示すように、着目小領域の
視差のヒストグラムについて、第1、第2、第3ピーク
それぞれの左右の谷部を求め、それに挟まれる領域を第
1山(v11〜v12)、第2山(v21〜v22)、
第3山(v31〜v32)とする。周囲の小領域から求
めた代表視差dnが第1山、第2山、第3山のいずれか
に含まれるなら、その山の最大値を与える視差を代表視
差とする。また、その時の対応度をWm(i)の対応度
の平均値とする。
【0038】以上説明したように、本実施例において
は、対応度、代表視差を求めて対応度の順に処理順序を
決定して2つの画像のエッジ点を対応付け、各エッジ点
位置について視差値を持つ視差画像を得ているので、従
来手法の問題である固定の走査順序による誤った対応情
報の伝播を防ぐことができ、正しい対応を得ることがで
きる。また、局所的には対応が求まらない部分について
は、周囲にある既に対応が求まった部分の対応情報を利
用して、徐々に安定した対応を得ているので、繰り返し
パターンなどの存在下でも安定した対応を得ることがで
きる。
【0039】上述した第1の実施例では、類似度をエッ
ジを用いて求めているが、類似度として輝度の正規化相
関値、輝度差の絶対値和(SAD) 、輝度値の差の2乗
和(SSD)のいずれかの値を用いることもできる。以
下、輝度の正規化相関値、輝度差の絶対値和(SAD)
、輝度値の差の2乗和(SSD)を用いる本発明の第
2に実施例について説明する。本実施例の処理は、前記
図2〜図11により説明した第1の実施例の処理と基本
的には同じであるが、前記図8に示した類似度分布を、
輝度の正規化相関値、輝度差の絶対値和(SAD) もし
くは輝度値の差の2乗和(SSD)を用いて求める。
【0040】すなわち、図12に示すように、一方画像
の対応付け対象の小領域Aに対して、他方画像の探索領
域に設けた同形状の小領域Bとで計算される輝度の正規
化相関値、輝度差の絶対値和(SAD) 、輝度値の差の
2乗和(SSD)のいずれかの値をVとするとき、(C
−V)を類似度として、探索領域内での小領域を走査し
ながら類似度分布を作成する。なお、Cは類似度を負値
にしないための任意の定数である。それ以外の処理は、
第1の実施例と同様であり、上記類似度に基づき対応度
を計算して処理順序を決定し対応付けを行う。
【0041】以下に、上記正規化相関値、輝度差の絶対
値和(SAD) 、輝度値の差の2乗和(SSD)につい
て説明する。 正規化相関 左画像の小領域内の各位置(i,j)での輝度値をqL
(i,j)、右画像の小領域Bの各位置(i,j)での
輝度値をqR (i,j)、小領域の一辺の大きさをwと
して、正規化相関値は次の式(4a)〜(4c)で表される。
【0042】
【数3】
【0043】輝度値の絶対和(SAD) 上記と同じ記号を用いると輝度差の絶対値和E2は次
の式(5a)で表される。
【0044】
【数4】
【0045】輝度差の2乗和(SSD) 上記と同じ記号を用いると輝度差の2乗和E3は次の
式(6a)で表される。
【0046】
【数5】
【0047】以上の実施例では、図7に示した対応度算
出部5b−31で対応度を計算する際、一方の画像から
他方の画像への対応を求めた場合の他己対応度を用いて
いるが、他己対応度に加え、一方の画像から同一画像へ
対応を求めた場合の自己対応度を用い、その両者から対
応度を求めることもできる。以下、上記自己対応度を用
いた本発明の第3の実施例について説明する。本実施例
の処理は、前記図2〜図11により説明した第1の実施
例の処理と基本的には同じであるが、上記したように他
己対応度S1に加え、自己対応度S2を導入する。自己
対応度S2は図13(a)に示すように左画像中の小領
域Aと同一左画像の左探索範囲内の候補領域Cとで定め
られる類似度ヒストグラムより同様に計算される。図1
3(a)に示す左探索範囲は、着目小領域Aを挟んで左
右に同じだけ右画像の探索範囲分の幅を持つ。また、他
己対応度S1は図13(b)に示すように左画像での小
領域Aと右画像の右探索範囲内の候補領域Bとで定めら
れる類似度ヒストグラムより前記実施例で定義された方
法で計算される。
【0048】対応度算出部5b−31における対象小領
域Aの対応度の算出は、上記2つの対応度S1,S2か
らf2(S1,S2)の混合関数を用いた値として算出
される。ここで、f(・)は任意であるが、例えば以下
のようなものが考えられる。 f2(S1,S2)=C1・S1+C2・S2 ここで、C1,C2は任意の混合係数である。本実施例
においては、以上のようにして算出された対応度を用い
て、前記第1の実施例で説明した手法により対応付け処
理を行い、以下第1の実施例と同様な処理を行って視差
画像を得る。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明においては、以下の
効果を得ることができる。 (1)両画像間の対応付けを、画像の位置によらず対応
の唯一性に基づいて正しい対応が得られる順序で行うこ
とにより、従来方式の問題であった、固定の走査順序に
よる誤った対応情報の伝播を防ぐことができる。さら
に、類似パターンなどで安定度が低く対応付けが困難な
部分については、周囲にある安定度の高い対応の視差値
を参考に対応を求めることで、 従来では対応付けが困
難であった繰り返しパターン部の対応を安定に得ること
ができ、画像全体について正しい対応を得ることができ
る。 (2)対応付ける特徴量としては、エッジを用いる場合
にはコントラストによらず着目領域内の全てのエッジ点
を用い、輝度値を用いる場合には着目領域内の輝度値分
布をそのまま利用することで、十分な数の特徴を使用し
て安定した類似度分布形状を得ることができる。 これにより、高コントラストのエッジ点など一部の特徴
を用いた際に起こり得る少量の偽の部分による顕著な類
似度ピークの形成の阻害がなくなり、画像全体から正し
い対応を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】本発明の実施例のシステムの構成例を示す図で
ある。
【図3】第1の実施例の対応付け処理の概略を示す図で
ある。
【図4】図3に示したステレオ対応付け処理部の詳細を
示す図である。
【図5】図4に示した対応度計算部の詳細を示す図であ
る。
【図6】視差のヒストグラムの作成方法を説明する図で
ある。
【図7】図5に示した対応度計算処理部の詳細を示す図
である。
【図8】類似度分布とピークとの関係を示す図である。
【図9】対象小領域と周囲小領域の関係を示す図であ
る。
【図10】周囲小領域の視差のヒストグラムを示す図で
ある。
【図11】対象少領域の視差のヒストグラムと山との関
係を示す図である。
【図12】相関値/SSD値/SAD値を用いた類似度
分布の作成を説明する図である。
【図13】自己対応度と他己対応度の関係を示す図であ
る。
【図14】ステレオ距離計測の原理を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−3 撮像手段(カメラ) 2 立体 3 画像補正部 4 特徴抽出部 5 ステレオ対応付け部 5a 小領域分割手段 5b 対応度計算部 5c 処理順序決定部 5d 小領域対応付け部 6 距離変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 BB05 DD03 FF05 FF42 JJ03 JJ05 JJ08 JJ26 KK02 PP22 QQ05 QQ21 QQ25 QQ38 QQ42 QQ43 RR07 UU05 5B057 BA02 CD11 DA07 DB03 DC16 DC32 5L096 AA09 BA08 CA05 EA45 FA06 FA14 FA26 FA66 FA67 HA01 JA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上の撮像手段により同じ物体を含む
    情景の画像を撮像したステレオ画像について、 一方の画像の各局所領域に対して、他方画像の探索範囲
    内における局所画像の対応の唯一性を評価して対応度を
    定め、 上記対応度に基づき、対応が容易に得られる順序で一方
    の画像の各局所領域と他方の画像の局所領域を対応付
    け、該対応付けに基づき立体形状を検出することを特徴
    とする立体形状検出方法。
  2. 【請求項2】 一方の画像に設けた小領域内のエッジ点
    に対して、他方画像上の探索範囲内にあり、上記エッジ
    点に対する対応点が存在すべき拘束線上に位置したエッ
    ジ点の中で、上記一方の画像の小領域内のエッジ点との
    属性値が似かよったエッジ点を対応候補点とし、 上記一方の画像の小領域内のエッジ点と上記対応候補点
    との視差値を対応の正否にかかわらず投票した視差のヒ
    ストグラムを求めて類似度の分布とし、該類似度分布に
    基づき対応付けを行うことを特徴とする請求項1の立体
    形状検出方法。
  3. 【請求項3】 一方画像の対応付け対象の小領域に対し
    て、他方画像の探索領域に設けた同形状の小領域とで計
    算される輝度の正規化相関値、輝度差の絶対値和、輝度
    値の差の2乗和のいずれかの値を類似度として、探索領
    域内で小領域を走査しながら類似度分布を作成し、該類
    似度分布に基づき対応付けを行うことを特徴とする請求
    項1の立体形状検出方法。
  4. 【請求項4】 2以上の撮像手段と、 上記撮像手段により撮像した同じ物体を含む情景の画像
    を小領域に分割する小領域分割手段と、 一方の画像の各小領域に対して、他方画像の探索範囲内
    における局所画像の探索範囲内における小領域の画像の
    対応の唯一性を評価して対応度を定める対応度計算部
    と、 上記対応度に基づき処理順序を決定する処理順序決定部
    と、 上記処理順序で上記両小領域を対応付ける小領域対応付
    け部と、 上記対応付けられた画像から視差値を求め距離画像を算
    出することを特徴とする立体形状検出装置。
JP33571599A 1999-11-26 1999-11-26 立体形状検出方法 Expired - Fee Related JP4424797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33571599A JP4424797B2 (ja) 1999-11-26 1999-11-26 立体形状検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33571599A JP4424797B2 (ja) 1999-11-26 1999-11-26 立体形状検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001153633A true JP2001153633A (ja) 2001-06-08
JP4424797B2 JP4424797B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=18291676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33571599A Expired - Fee Related JP4424797B2 (ja) 1999-11-26 1999-11-26 立体形状検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4424797B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195596A (ja) * 2000-01-17 2001-07-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像の対応点信頼度推定装置と対応点探索装置
WO2004038661A1 (ja) * 2002-10-22 2004-05-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 画像処理方法および画像処理装置
WO2012144340A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
JP2013205981A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Glory Ltd 対応点探索方法、対応点探索装置および対応点探索プログラム
JP2014157433A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Ricoh Co Ltd 視差検出装置、視差検出方法
JP2015041370A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 株式会社東芝 画像処理装置、方法、及びプログラム、並びに、立体画像表示装置
US9747524B2 (en) 2014-02-28 2017-08-29 Ricoh Company, Ltd. Disparity value deriving device, equipment control system, movable apparatus, and robot
JP2017157938A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 セコム株式会社 空間認識装置
CN111351446A (zh) * 2020-01-10 2020-06-30 奕目(上海)科技有限公司 一种用于三维形貌测量的光场相机校准方法
CN113763562A (zh) * 2021-08-31 2021-12-07 哈尔滨工业大学(威海) 基于双目视觉的立面特征检测及立面特征处理方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195596A (ja) * 2000-01-17 2001-07-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像の対応点信頼度推定装置と対応点探索装置
WO2004038661A1 (ja) * 2002-10-22 2004-05-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 画像処理方法および画像処理装置
WO2012144340A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
JP2013205981A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Glory Ltd 対応点探索方法、対応点探索装置および対応点探索プログラム
JP2014157433A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Ricoh Co Ltd 視差検出装置、視差検出方法
US10304187B2 (en) 2013-08-23 2019-05-28 Toshiba Medical Systems Corporation Image processing apparatus and method, computer program product, and stereoscopic image display apparatus
JP2015041370A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 株式会社東芝 画像処理装置、方法、及びプログラム、並びに、立体画像表示装置
US9747524B2 (en) 2014-02-28 2017-08-29 Ricoh Company, Ltd. Disparity value deriving device, equipment control system, movable apparatus, and robot
JP2017157938A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 セコム株式会社 空間認識装置
CN111351446A (zh) * 2020-01-10 2020-06-30 奕目(上海)科技有限公司 一种用于三维形貌测量的光场相机校准方法
CN111351446B (zh) * 2020-01-10 2021-09-21 奕目(上海)科技有限公司 一种用于三维形貌测量的光场相机校准方法
CN113763562A (zh) * 2021-08-31 2021-12-07 哈尔滨工业大学(威海) 基于双目视觉的立面特征检测及立面特征处理方法
CN113763562B (zh) * 2021-08-31 2023-08-29 哈尔滨工业大学(威海) 基于双目视觉的立面特征检测及立面特征处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4424797B2 (ja) 2010-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8447099B2 (en) Forming 3D models using two images
US8452081B2 (en) Forming 3D models using multiple images
US8218858B2 (en) Enhanced object reconstruction
US6671399B1 (en) Fast epipolar line adjustment of stereo pairs
US7471809B2 (en) Method, apparatus, and program for processing stereo image
KR100513055B1 (ko) 변이지도 및 깊이지도의 융합을 통한 3차원 장면 모델생성 장치 및 그 방법
US20090167843A1 (en) Two pass approach to three dimensional Reconstruction
US9025862B2 (en) Range image pixel matching method
JP4701848B2 (ja) 画像マッチング装置、画像マッチング方法および画像マッチング用プログラム
US6480620B1 (en) Method of and an apparatus for 3-dimensional structure estimation
JP4424797B2 (ja) 立体形状検出方法
Svoboda et al. Matching in catadioptric images with appropriate windows, and outliers removal
US8340399B2 (en) Method for determining a depth map from images, device for determining a depth map
Kruger et al. In-factory calibration of multiocular camera systems
US9674503B2 (en) Stereo matching apparatus using image property
JPH07103734A (ja) ステレオ対応探索装置
Um et al. Three-dimensional scene reconstruction using multiview images and depth camera
Zhang et al. High quality depth maps from stereo matching and ToF camera
JP2807137B2 (ja) 立体形状検出方法
Sato et al. Efficient hundreds-baseline stereo by counting interest points for moving omni-directional multi-camera system
JP2004340714A (ja) ステレオカメラの最適配置決定方法とそのシステム
CN116721109B (zh) 一种双目视觉图像半全局匹配方法
Park et al. Novel depth extraction algorithm incorporating a lens array and a camera by reassembling pixel columns of elemental images
JPH047805B2 (ja)
Januzi Triple-camera setups for image-based depth estimation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees