JP2017129543A - ステレオカメラ装置及び車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の領域の物体までの距離測定を行うとともに、所定の領域外の物体の認識を可能にしたステレオカメラ及び当該ステレオカメラを搭載した車両を提供する。【解決手段】ステレオカメラ10は、右カメラ11Rと、右カメラ11Rよりも画角が広く、右カメラ11Rと同方向、同画角の撮像範囲を含む撮像範囲を撮像可能な左カメラ11Lと、左カメラ11Lの撮像画像から、右カメラ11Rと同方向、同画角の撮像範囲の画像を、右カメラ11Rの撮像画像と画像サイズを揃えて抽出する画像処理部12とを備える。【選択図】図2

Description

本発明はステレオカメラ及びこれを搭載した車両に関する。
近年、車載システムによる車両の走行安全性の向上や運転支援への要求が高まり、車両に種々のセンサが設けられ、車両内外の情報の取得に用いられている。車両用に開発または搭載されているセンサとしては、例えば、ミリ波レーダー、レーザーレーダー、超音波センサ、カメラ等を挙げることができる。特に、カメラを用いたセンサは、車外の物体(例えば、他車両や障害物等)までの距離測定や物体の認識に用いることができる。将来的には、自動運転や半自動運転の実現を目指し、多くのカメラが車両に搭載されていくものと予測される。
カメラを用いたセンサの中でも、ステレオカメラは、左右2台のカメラを用いて異なる視点から物体を撮像し、三角測量の原理により物体までの距離を測定することができるので、走行中の車両の前方に位置する物体までの距離測定手段として使用することができる。さらに、ステレオカメラにより撮像された画像から物体の端部を抽出し、抽出した物体の端部までの距離を測定することにより、自車両が走行する路面上の前方の物体の認識と距離測定とを同時に行うことも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−225126号公報
しかしながら、車両の走行に関わる環境を把握するには、走行する道路上の物体のみならず、その周辺の物体の検出・認識ができることが望ましい。例えば、道路わきの歩道や路側帯を歩行する歩行者の飛び出しを監視することで、安全性の向上が期待できる。また、信号や道路標識の認識を行うことで、道路法規に従った車両の制御が可能になる。
これに対して、従来のステレオカメラでは、物体の認識は路面上の物体に対して行っており、道路周辺の物体についてまで認識処理は行っていない。ステレオカメラによる距離測定は、一方のカメラの画像をブロックに分割し、他方の画像上で輝度値のマッチング処理を行うことにより視差を検出する。仮に、ステレオカメラの画角を広げて、道路周辺の物体までを認識及び距離測定の対象にしようとすると、演算対象となる画素数が増大し処理負荷が大きくなり、処理時間も長くなることが懸念される。
また、道路周辺の物体の検出・認識のために、ステレオカメラとは別の単眼のカメラを設けることもできるが、その分カメラの台数が増えてしまいコスト高になる。さらに、多数のカメラを設置するために車体に多くの設置場所が必要となること、ステレオカメラにより取得される画像との整合性をとるために調整が煩雑となること、等の懸念がある。
したがって、これらの点に着目してなされた本発明の目的は、所定の撮像範囲内で距離測定を行うとともに、当該撮像範囲よりも広い撮像範囲内の物体の認識を可能にするステレオカメラ及び当該ステレオカメラを備えた車両を提供することにある。
上記目的を達成するステレオカメラは、第1のカメラと、前記第1のカメラよりも画角が広く、第1のカメラと同方向、同画角の撮像範囲を含む撮像範囲を撮像可能な第2のカメラと、前記第2のカメラの撮像画像から、前記第1のカメラと同方向、同画角の撮像範囲の画像を、前記第1のカメラの撮像画像と画像サイズを揃えて抽出する画像処理部とを備えることを特徴とするものである。
上記目的を達成する車両は、第1のカメラと、前記第1のカメラよりも画角が広く、第1のカメラと同方向、同画角の撮像範囲を含む撮像範囲を撮像可能な第2のカメラと、前記第2のカメラの撮像画像から、前記第1のカメラと同方向、同画角の撮像範囲の画像を、前記第1のカメラの撮像画像と画像サイズを揃えて抽出する画像処理部とを備えるステレオカメラを搭載したことを特徴とするものである。
本発明によれば、カメラの設置台数を増やすことなく、所定の撮像範囲内で距離測定を行うとともに、当該撮像範囲よりも広い撮像範囲内の物体の認識を可能にしたステレオカメラ及び当該ステレオカメラを備えた車両を提供することができる。
道路上を走行する第1実施形態に係るステレオカメラ装置を搭載した車両を簡略化して示す図である。 第1実施形態に係るステレオカメラの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態のステレオカメラの光学系を説明する図である。 第1実施形態のステレオカメラの撮像素子の有効領域を説明する図であり、(a)は左カメラに内蔵される左撮像素子の有効領域、(b)は右カメラに内蔵される右撮像素子の有効領域を示す。 第1実施形態のステレオカメラにより取得される画像を説明する図であり、(a)は左カメラにより取得される左画像、(b)は右カメラにより取得される右画像を示す。 第2実施形態に係るステレオカメラの撮像素子の有効領域を説明する図であり、(a)は左カメラに内蔵される左撮像素子の有効領域、(b)は右カメラに内蔵される右撮像素子の有効領域を示す。 第2実施形態のステレオカメラにより取得される画像を説明する図であり、(a)は左カメラにより取得される左画像、(b)は右カメラにより取得される右画像を示す。 第3実施形態に係るステレオカメラの概略構成を示すブロック図である。 第3実施形態のステレオカメラにより取得される画像の領域を説明する図であり、(a)は左カメラにより取得される左画像、(b)は右カメラにより取得される右画像を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の説明で用いられる図は模式的なものであり、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
(第1実施形態)
図1は、道路上を走行する第1実施形態に係るステレオカメラ10を搭載した車両1を簡略化して示す図である。以下の実施形態において、車両1が使用される国または地域において、道路法規等により定められる通行区分が左側通行であるものとする。図1では、ステレオカメラ10は、車両1の前方に向けて設置され、進行方向前方を撮像する。ここで、本願における「車両」は、乗用車、トラック、バス等、道路上を走行する車両を意味する。また、以下の説明において、物体が位置する車両の前方(図1において右側)を前側、その反対側(図1において左側)を後側という。さらに、「ステレオカメラ」とは、対象物を、視差を有する複数の視点から同時に撮像することにより、その奥行き方向情報も記録できるようにしたカメラ装置のことである。また、同じ物体を異なる複数の視点から撮像した、複数の互いに視差のある画像を「ステレオ画像」という。
図1及び図2に示すように、ステレオカメラ10は、進行方向(図1において右方向)に向かって右側に位置する右カメラ11R(第1のカメラ)、左側に位置する左カメラ11L(第2のカメラ)、及び、右カメラ11Rと左カメラ11Lとから画像信号を受信可能に構成された画像処理部12を備える。以下に、ステレオカメラ10の各構成要素について説明する。
右カメラ11R及び左カメラ11Lは、例えば、モノクロのCCDカメラやCMOSカメラであり、車両1の車体に強固に連結され固定される。好ましくは、右カメラ11R及び左カメラ11Lは、車両1のフロントガラスの内側に設置される。あるいは、右カメラ11R及び左カメラ11Lは、それぞれ車両1のフロントバンパーの前面に固定されていても良い。図1では、右カメラ11R、左カメラ11L及び画像処理部12は、それぞれ離間して配置されているが、これらは同一の筺体内に収容されていても良い。右カメラ11R及び左カメラ11Lは、水平方向または水平方向から僅かに下向きに配置され、路面13上の白線14a,14b(区画線)、他車両などを撮像することができる。
右カメラ11Rは、所定の画角(図1において水平方向の画角をθで示す)内の画像を撮像し、左カメラ11Lは所定の画角を含むより広い画角内の画像を撮像する。これにより、後述するように、画像処理部12は、右カメラ11R及び左カメラ11L双方の所定の画角の範囲(距離計測範囲Ad)の画像のステレオ画像を取得することが可能になる。また、画像処理部12は、左カメラ11Lの画角の範囲(物体認識範囲Ar)に位置する物体、例えば歩道上を歩く歩行者P等を認識する。
図3は、ステレオカメラ10の光学系を鉛直方向上側より見た図である。右カメラ11Rは撮像レンズ(以下、「右撮像レンズ20R」という)及び撮像素子(以下、「右撮像素子21R」という)を含み、左カメラ11Lは撮像レンズ(以下、「左撮像レンズ20L」という)及び撮像素子(以下、「左撮像素子21L」という)を含んで構成される。右カメラ11Rの右撮像レンズ20Rと左カメラ11Lの左撮像レンズ20Lとは、同じ仕様の正の屈折力を有するレンズである。また、右撮像レンズ20Rと左撮像レンズ20Lとは、中心の鉛直方向位置が等しく、右撮像レンズ20Rの光軸ORと、左撮像レンズ20Lの光軸OLとは、互いに平行になるように配置される。すなわち、右カメラ11Rと左カメラ11Lとは互いに平行等位に配置される。
図4(a)および(b)は、それぞれ、左撮像素子21L及び右撮像素子21Rの有効領域を後側から見た図として示している。有効領域とは、撮像素子が画像情報を取り込むことができる撮像面上の領域を意味する。右カメラ11Rの右撮像素子21Rと左カメラ11Lの左撮像素子21Lとは、画素サイズが等しく、且つ、図4に示すように、左撮像素子21Lの方が右撮像素子21Rより有効領域が広い。ここで、画素サイズとは、撮像素子の各画素の大きさを意味する。したがって、左カメラ11Lの方が右カメラ11Rよりも画素数が多い。
図4において、光軸交点PORは、右撮像素子21Rと光軸ORとの交点を示し、光軸交点POLは、左撮像素子21Lと光軸OLとの交点を示す。光軸交点PORに対する右撮像素子21Rの有効領域と比較して、光軸交点POLに対する左撮像素子21Lの有効領域は、左右上下方向に広く、特に右側が広くなっている。左撮像素子21Lに投影される画像は、左右上下が反転した像となるため、実空間において左カメラ11Lは左側に広い撮像範囲を有する。
また、図4(a)の左撮像素子21Lにおいて、破線で示される右撮像素子21Rの有効領域に対応する領域(以下、「対応領域」という)が有効領域に含まれている。光軸交点POLに対する対応領域の大きさ及び位置関係は、右カメラ11Rにおける光軸交点PORと右撮像素子21Rの有効領域との大きさ及び位置関係と同じである。すなわち、右カメラ11Lの画角と同じ画角の画像が対応領域に結像する。画素サイズが等しいので、右カメラ11Rの右撮像素子21Rの画素数と、左カメラ11Lの左撮像素子21Lの対応領域の画素数は等しい。
これによって、左カメラ11Lは、図1に示すように、右カメラ11Rの撮像範囲に対応する領域である距離計測範囲Adを含み、距離計測範囲Adよりも広い物体認識範囲Arを撮像することができる。さらに、対応領域に対して、後側から見て左撮像素子21Lの有効領域を右側に広くしたので、実空間においては車両1の進行方向左側により広い撮像範囲が得られる。このため、左カメラ11Lでは、道路左側の歩道の歩行者Pも画角内に入る。
次に、図2を参照して画像処理部12について説明する。画像処理部12は、右カメラ11R及び左カメラ11Lから出力された画像信号に対して、種々の演算処理を実行する部分であり、ソフトウェアプログラムに従い処理を実行する汎用のCPU(Central Processing Unit)及び/またはステレオ画像処理用に設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、等を含んで構成することができる。画像処理部12は、さらに画像データを一時的に記憶するDRAM(Dynamic Random Access Memory)及び/またはSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のメモリを有することができる。画像処理部12は、画像抽出部15、視差算出部16及び物体認識部17の各機能ブロックを含んで構成される。
画像抽出部15は、左カメラ11Lから取得した撮像画像から、右カメラ11Rの撮像範囲に対応する領域の画像を抽出し、視差算出部16に引き渡す。画像抽出部15による画像の抽出を、図5を用いて説明する。図5において、図5(a)の左画像は左カメラ11Lにより撮像された撮像画像であり、図5(b)の右画像は右カメラ11Rにより撮像された撮像画像である。左画像は、右カメラ11Rの撮像範囲に対応する領域(以下、「対応画像領域」という)の画像を含んでおり、画像抽出部15はこれを対応画像として抽出する。右カメラ11Rの撮像範囲に対応する領域とは、右カメラ11Rと同方向、同画角の範囲内で撮像される領域を意味する。
ここで、対応画像は、図4(a)の左撮像素子21Lの対応領域に結像した画像である。また、右カメラ11R及び左カメラ11Lの撮像素子21R及び21Lと、光軸OR、OLとの交点POR、POLに対応する画素は、それぞれ右画像、及び、左画像内から抽出される対応画像において、等しい座標(好ましくは、画像の中心)に位置する。
右画像と左画像内の対応画像とは、右カメラ11Rと左カメラ11Lとの光軸間の距離(基線長)に基づく視差を含むステレオ画像となる。また、右撮像素子21Rの有効領域と左撮像素子21Lの対応領域との縦横の画素数が等しく、右画像と左画像内の対応画像とは、画像サイズが等しい。ここで、画像サイズとは、画像の縦横の画素数を意味する。すなわち、画像抽出部15が、左カメラ11Lの撮像画像から抽出する対応画像は、右カメラの撮像画像と画像サイズが揃っている。
画像抽出部15は、予め設定された右撮像レンズ20R、左撮像レンズ20L、右撮像素子21R、及び、左撮像素子21Lの位置関係に基づいて、左画像から対応画像を切り出す範囲を記憶する。また、車両に加わる振動等により、右側カメラ11Rと左側カメラ11Lとの間で、位置や方向のずれが生じる場合は、画像処理部12において、路面13上の平行線である白線14a、14bの消失点が一致することを利用して、適宜対応画像の切り出し範囲を調整するようにしても良い。
視差算出部16は、右カメラ11Rから取得した右画像と画像抽出部15で抽出された左画像内の対応画像の各画素の輝度値から、視差を算出し視差画像を生成する。視差の算出は、右画像と左画像内の対応画像とのうち、一方の画像を基準画像とし他方の画像を参照画像として、参照画像を3×3画素や5×5画素等の矩形のブロックに分割し、基準画像の中から最も類似するブロックを探索することによって行う。視差を算出することによって物体までの距離を算出することができる。各ブロックについて視差を算出し、2次元にマップ化することによって視差画像を生成する。視差の算出及び視差画像の生成方法は公知なので、詳しい説明は省略する。本願において視差画像を生成するとは、2次元画像上での視差分布を算出することを意味し、実際に視差画像を表示装置に表示するとは限られない。視差算出部16は、ブロックのマッチングを高速並列処理する専用の距離演算回路を備えることが好ましい。
さらに、視差算出部16は、算出した個々の位置の視差及び/または視差画像を、CAN(Controller Area Network)等のネットワークを介して、車両1の加速や制動等を制御する車両制御装置(ECU)18に送信する。視差は物体までの距離に対応するので、車両制御装置18は視差画像の視差に基づいて、前方の車両、障害物等との距離が狭くなり過ぎないように制御することが可能になる。
また、視差算出部16は、算出した視差及び/または視差画像を、車両1の表示・警告装置19に送信しても良い。表示・警告装置19は、車両1に搭載され運転者に危険を知らせ、注意を喚起する種々の装置である。表示・警告装置19は、独立した装置ではなく、何れかの車載装置に埋め込まれている場合や他の装置の機能を利用する場合もある。例えば、表示・警告装置19は、ナビゲーションシステムのディスプレイを使用して危険を知らせる。あるいは、車両のスピーカから警告音を発生させる。表示・警告装置19は、前方の車両、障害物等との距離が狭くなりすぎた場合は、表示画面上の点滅や警告音等で運転者に警告を発することができる。
一方、物体認識部17は、左カメラ11Lから取得した撮像画像の一部または全部を用いて、物体認識を行う。使用する撮像画像の領域は、視差画像の生成に使用する対応画像領域以外の領域を含む。物体認識には、単眼カメラによる既存の物体認識技術を用いることができる。これによって、図1の物体認識範囲Arに存在する歩行者P、速度標識等の道路標識、信号機等を認識することができる。物体認識部17は、認識した物体の情報を、CAN等のネットワークを介して、車両1の表示・警告装置19に送信する。物体認識部17は、好ましくは、撮像画像のエッジ強調、特徴情報抽出、予め格納された特徴情報との比較等を行う専用の物体認識回路を備える。
表示・警告装置19は、例えば歩行者の動きを監視することによって、実空間における物体認識範囲Arに存在する歩行者の車道への飛び出しを検知、予測、警告等することができる。また、実空間における距離計測範囲Adについて、表示・警告装置19は、物体認識部17からの物体の識別情報に加え、視差算出部16から物体までの距離分布を表す視差画像を取得するので、視差画像のみでは難しい物体の認識が可能になる。これにより、危険度や回避方法等の判断に使用することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、ステレオカメラ10は、右カメラ11Rにより撮像された右画像と左カメラ11Lにより撮像された左画像から抽出された対応画像とから視差画像を生成し、ステレオカメラ10の進行方向の所定の画角内の物体までの距離を計測することができる。
さらに、左カメラ11Lは右カメラ11Rの撮像範囲を含みより広い撮像範囲を撮像可能であるため、画像処理部12は、距離計測に加えて、左カメラ11Lの左画像内の対応画像領域以外の領域における物体を識別することもできる。したがって、物体認識のために別途カメラを設ける必要が無く、車載のカメラ装置全体の価格を低減しカメラ設置に係るスペースを減らすことが可能になる。
また、右カメラ11Rと左カメラ11Lとは、光軸OR、OLが平行になるように配置した同じ仕様の右撮像レンズ20R及び左撮像レンズ20Lを用い、それぞれの右撮像素子21Rと右撮像レンズ20R、及び、左撮像素子21Lと左撮像レンズ20Lの位置関係(距離及び互いの向き)を同じにしている。これにより、右撮像素子21Rの有効領域と左撮像素子21Lの対応領域に投影される画像とは、視差による画素ずれを除き同じ条件で投影されるので、歪みの補正等をする必要が少ない。また、右カメラ11Rの右撮像素子21Rと左カメラ11Lの左撮像素子21Lとは画素サイズが等しいので、右画像と左画像内の対応画像とは画素同士が視差によるずれ分を除き良く対応する。したがって、画像の縮小や拡大及びそれに伴う補間処理等を行う必要がなく、右カメラ11Rと左カメラ11Lとの間で異なる仕様の異なる光学系を用いた場合に比べ、処理負荷を低減することができる。
(第2実施形態)
次に、図6及び図7を用いて、第2実施形態に係るステレオカメラについて説明する。第2実施形態に係るステレオカメラは、第1実施形態のステレオカメラ10と同一または対応する構成要素により構成されるので、第1実施の形態における同一または対応する構成要素と同一の符号を用い、第1実施形態と異なる部分について説明する。
第2実施形態のステレオカメラは、第1実施形態のステレオカメラ10において、左カメラ11Lの左撮像レンズ20Lの屈折力(焦点距離)を変えて、像倍率を小さくするとともに、左撮像素子21Lの画素サイズ及び画素数を右カメラ11Rの右撮像素子21Rの画素サイズ及び画素数と同じにしたものである。その結果、図6(a)及び(b)に示すように、左カメラ11Lの左撮像素子21L上における、右カメラ11Rの撮像範囲に対応する対応領域は、右カメラ11Rの右撮像素子21Rの有効領域のサイズよりも小さくなる。このため、左カメラ11Lにより撮像される左画像は、図7(a)に示すように、図7(b)に示す右画像に比べ縮小された画像となる。さらに、左画像内の対応画像領域の画像サイズは、右画像よりも小さくなる。
また、第2実施の形態では、画像処理部12内の処理が第1実施形態とは一部異なる。画像抽出部15は、左カメラ11Lからの取得した撮像画像から、右カメラ11Rの撮像範囲に対応する対応画像を抽出する。左画像の対応画像は、右カメラ11Rの撮像する右画像よりも画像サイズが小さいので、画像抽出部15は変換処理を行って、対応画像の画像サイズを右画像の画像サイズに揃えて、視差算出部16に出力する。視差算出部16は、第1実施形態と同様に、視差の算出及び視差画像の生成を行う。その他の構成及び作用は第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ステレオカメラ10を用いて視差の算出、すなわち距離測定を行うとともに、同じステレオカメラ10に含まれる左カメラ11Lの撮像画像である左画像に基づいて物体認識をすることができる。さらに、本実施形態によれば、右カメラ11Rと左カメラ11Lとの間で同じ仕様の右撮像素子21R及び左撮像素子21Lを使用することが可能になり、右撮像素子21R及び左撮像素子21Lに異なる撮像素子を使用することに係るコストを低減することが可能になる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るステレオ装置を、図8及び図9を用いて説明する。第3実施形態は、第1実施形態と視差算出部16の処理が異なっている。視差算出部16は、右カメラ11Rによる右画像及び左カメラ11Lからの対応画像の全ての画像信号を使用するのではなく、走行状態情報(例えば、車両の速度、制動状態)及び周辺環境情報(例えば、道路種別、道路形状)の少なくとも何れかに応じて、その一部を視差算出領域として切り出して視差の算出、視差画像の生成を行う。
図8に示すように、本実施形態に係るステレオカメラ10は、図2の第1実施形態に係るステレオカメラ10において、視差算出部16が状態情報提供装置22から状態情報を受信する。状態情報とは、車両1の走行状態、周辺環境等の情報である。例えば、状態情報提供装置22は、車両制御装置18と同一の車両制御装置であって、状態情報は車両1の車速信号(車速パルス信号)である。または、状態情報提供装置22は、GPSを搭載したナビゲーションシステムであって、状態情報は車両の位置情報及び周辺道路の形状の情報とすることもできる。また、状態情報提供装置22は、自動料金収受システム(ETC)の車載端末であって、状態情報は走行中の道路の一般道路または自動車専用道路の種別とすることもできる。
例えば、状態情報提供装置22を車両制御装置として、視差算出部16は状態情報提供装置22から速度情報を受信するものとする。視差算出部16は、第1実施形態と同様に、右カメラ11Rから右画像を取得し、画像抽出部15から左画像内の対応画像を取得する。さらに、視差算出部16は、状態情報提供装置22から受信した車速信号に基づいて、右画像及び対応画像から視差算出を行う視差算出領域を決定する。
一般に、速度が高速になるに従い、車両の制動距離が延びるため、危険距離が長くなる。従って、より遠方にある物体を検知する必要がある。また、走行速度が速い場合は、歩道と車道とが分離された整備された道路や自動車専用道路を走行中の場合が多く、路側の歩行者や自転車を検知する必要性は低い。一方、走行速度が低速の場合は、遠方の物体を検知する必要性は低くなるが、市街地を走行中の場合が多いので、路側帯等に位置する歩行者、自転車等の検知及び距離測定の必要性が高くなる。そこで、視差算出部16は、車速信号に基づいて車速が速い場合は視差算出領域を狭くし、車速が遅い場合は視差算出領域を広くする。
図9において、視差算出領域を一点鎖線で示す。車両1の高速走行時には、視差算出領域を右カメラ11Rから取得される右画像及び左カメラ11Lから取得される対応画像領域の中から、さらに互いの撮像範囲が対応する領域を切り出して視差算出領域とし、視差を算出する。
また、状態情報提供装置22がETC車載端末であり、状態情報が自動車専用道路、一般道路等の道路種別の情報の場合、視差算出部16は、自動車専用道路走行時は視差算出領域を狭くし、一般道路走行時には視差算出領域を広くすることができる。さらに、状態情報提供装置22がナビゲーションシステムであり、状態情報が位置及びナビゲーションシステムの地図情報から得られる進行方向の道路形状の情報の場合、視差算出部16は、進行方向の道路の屈曲に合わせて切り出す視差算出領域の位置を変えることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、状態情報提供装置22から提供される走行状態情報及び周辺環境情報の少なくとも何れかを含む状態情報に応じて、好適な視差算出、及び、視差画像の生成を行うことが可能になる。
なお、視差算出部16で視差算出領域を決定するために使用する情報は、一種類に限られない。例えば、車速情報、自動車専用道路及び一般道路等の走行中の道路の種別、進行方向の道路の形状の情報等から二種類以上の情報を組み合わせて使用し、視差算出部16における視差算出領域の決定に使用することができる。
また、視差算出部16は、状態情報提供装置22からの状態情報に代えて、物体認識部17から画像認識により検知された周辺環境の情報を取得するようにしても良い。例えば、周辺環境の情報としては、建物等の検出に基づく市街地であるか否かの情報、白線等の検出に基づく歩道または路側帯の有無の情報、道路標識から得られる制限速度の情報等が挙げられる。
本発明は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。たとえば、上記各実施形態では、右カメラ11Rに比べ左カメラ11Lの撮像範囲が広いものとしたが、左カメラに比べ右カメラの撮像範囲を広くしても良い。また、ステレオカメラ10の右撮像レンズ20R及び左撮像レンズ20Lは、それぞれ1枚のレンズ構成に限られず、複数のレンズにより構成することができる。
右カメラ11Rと左カメラ11Lとは、平行等位に配置されるものとしたが、本発明はこれに限られない。右カメラ11R及び左カメラ11Lの光軸の向きや配置がずれていても、画像処理部12内で、補正処理プログラムによりずれや画像の歪みを補正することが可能である。例えば、左カメラ11Lの左撮像レンズ20Lの光軸方向は、左カメラ11Lの撮像する領域の中心を通るような向きとしても良い。
また、物体認識部17は、左カメラ11Lからの撮像画像である左画像の全体について物体識別を行うのではなく、視差画像を生成する領域を除いて、視差画像の生成に使用しない領域の撮像画像を用いて物体識別を行うようにしても良い。さらに、物体認識部17は、視差画像を生成する領域を除く左画像のさらに、一部の領域のみについて物体認識を行うようにしても良い。
右カメラ11R及び左カメラ11Lは、モノクロカメラとしたが、これには限られない。例えば、右カメラ11R及び左カメラ11Lを、カラーカメラとして色毎の輝度情報に基づいて視差算出及び物体認識を行うようにしても良い。また、右カメラ11R及び左カメラ11Lとして、遠赤外線領域の波長の光まで撮像可能な撮像素子を用いても良い。これによって、夜間等の暗所を走行する場合でも、人や物体の認識が可能になる。
上記第1実施形態では、左カメラ11Lは右カメラ11Rに画素サイズが等しく画素数が多いものとし、上記第2実施形態では、左カメラ11Lは右カメラ11Rと画素サイズ及び画素数が等しいものとした。しかし、本発明の構成はこれらに限られない。例えば、左カメラ11Lの画素サイズを右カメラよりも小さくし、画素数を右カメラ11Rより多くしても良い。この場合、左撮像レンズ20Lの像倍率を適切に設定して、右カメラ11Rの右撮像素子21Rと左カメラの11Lの左撮像素子21Lとの有効領域の大きさを同じにするとともに、右カメラ11Rの画素数と左カメラ11Lの対応領域内の画素数を同じにすることができる。
また、上記各実施形態では、道路の通行区分が左側通行であるものとして、左カメラ11Lを右カメラ11Rより画角の広い第2のカメラとして、道路左側の歩道や路側帯まで含めて物体認識をするものとした。仮に、通行区分が右側通行である場合は、右側に第1のカメラより画角の広い第2のカメラを配置することにより、右側の歩道や路側帯の物体認識が可能になり、上記各実施形態と同様の効果が得られる。
1 車両
10 ステレオカメラ
11R 右カメラ(第1のカメラ)
11L 左カメラ(第2のカメラ)
12 画像処理部
13 路面
14a,14b 白線
15 画像抽出部
16 視差算出部
17 物体認識部
18 車両制御装置
19 表示・警告装置
20R 右撮像レンズ
20L 左撮像レンズ
21R 右撮像素子
21L 左撮像素子
22 状態情報提供装置
P 歩行者
Ad 距離計測範囲
Ar 物体認識範囲
R、OL 光軸
OR、POL 光軸交点

Claims (9)

  1. 第1のカメラと、
    前記第1のカメラよりも画角が広く、第1のカメラと同方向、同画角の撮像範囲を含む撮像範囲を撮像可能な第2のカメラと、
    前記第2のカメラの撮像画像から、前記第1のカメラと同方向、同画角の撮像範囲の画像を、前記第1のカメラの撮像画像と画像サイズを揃えて抽出する画像処理部と
    を備えるステレオカメラ。
  2. 前記第1のカメラおよび前記第2のカメラは、撮像素子を備え、
    前記第1のカメラと前記第2のカメラのそれぞれの撮像素子をそれぞれの光軸が横切る画素位置は、前記第1のカメラの前記撮像画像と前記第2のカメラから抽出する画像とにおいて等しい座標に位置する請求項1に記載のステレオカメラ。
  3. 前記第2のカメラは、前記第1のカメラと画素サイズが等しく、前記第1のカメラより画素数が多い請求項1または2に記載のステレオカメラ。
  4. 前記第2のカメラは、前記第1のカメラと画素サイズ及び画素数が等しい請求項1または2に記載のステレオカメラ。
  5. 前記画像処理部は、前記第1のカメラの撮像画像と前記第2のカメラから抽出する画像とから、視差画像の生成を行う請求項1から4の何れか一項に記載のステレオカメラ。
  6. 前記画像処理部は、前記第2のカメラの少なくとも前記視差画像の生成に使用しない領域の撮像画像を用いて、物体認識を行う請求項5に記載のステレオカメラ。
  7. 車両に搭載されるステレオカメラであって、
    搭載される車両の走行状態情報及び周辺環境情報の少なくとも何れかに応じて、前記視差画像の生成を行う領域を異ならせる請求項5または6に記載のステレオカメラ。
  8. 車両に搭載されるステレオカメラであって、
    前記車両が使用される国または地域において定められた通行区分が、左側通行の場合は、前記第2のカメラを前記第1のカメラの左側に配置し、右側通行の場合は、前記第2のカメラを前記第1のカメラの右側に配置することを特徴とする請求項1から7に記載のステレオカメラ。
  9. 第1のカメラと、前記第1のカメラよりも画角が広く、第1のカメラと同方向、同画角の撮像範囲を含む撮像範囲を撮像可能な第2のカメラと、前記第2のカメラの撮像画像から、前記第1のカメラと同方向、同画角の撮像範囲の画像を、前記第1のカメラの撮像画像と画像サイズを揃えて抽出する画像処理部とを備えるステレオカメラを搭載した車両。
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