JP6125641B2 - 折り畳み式自転車及び使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に自転車の分野に関し、具体的には、新規の改善された折り畳み式自転車及び使用方法に関する。なお、本発明の応用分野は、以下に限定されるわけではないが、電動自転車、ガス自転車及び手動式自転車にまで及ぶ。
しばしば、移動しなければならない距離が、バス又は地下鉄に乗ったり、或いは車を運転したりするには一見短すぎたり又は不便すぎたりするが、歩くには長すぎることがある。これらの状況は、自転車に乗るのに良いタイミングである。さらに、大都市圏、中規模都市圏、さらには小都市圏に住んでいる人々は、このような密集エリアにおける効率的な輸送モードを提供する自転車によって都市を動き回る方が便利であると感じることが多い。従って、今日の混雑した市外地域では、短距離から中距離の移動には自転車を使用することが望ましい。自転車は、個人輸送を可能にし、小さな荷物を運ぶことができ、混雑した場所での操作及び駐車が容易かつ便利であり、購入及び維持に掛かる費用が安い。自動車は、大量の化石燃料を消費し、公害を生み出し、安全上の問題があり、維持及び駐車に掛かる費用が高い。オートバイは、(恐らく程度は低いものの)自動車の問題点を全て有しているが、高速運転時における安全上の問題はさらに大きい。混雑した都市の輸送手段として自転車を使用すれば、とりわけ車の駐車スペースを見つけ、車の駐車料金を支払い、公共交通機関のスケジュール及び不便性に従う必要性が軽減されるので、この点においても有益である。
自転車に乗って輸送を行えば上記の欠点を軽減することはできるが、一般に自転車はかさばり、携帯及び保管には不便である。しばしば、この携帯及び保管の不便性によって自転車が外に放置されたままになり、盗難に遭いやすくなる。自転車を2地点間の輸送以外にもさらに活用するために、遠く離れた目的地で使用できるように、車のトランクに入れて、或いは手荷物として列車又は飛行機で輸送できるように素早く折り畳める自転車を有することが望ましいと思われる。折り畳み式自転車には、保管及び/又は輸送のために比較的コンパクトに構成されているという利点があり、とりわけ通勤者、レクレーション愛好家及びキャンパーなどの、保管スペースを減らしたいと望むユーザに人気がある。しかしながら、既知の折り畳み式自転車には無数の短所がある。例えば、一般に、先行技術による大型の折り畳み式自転車では、これらの折り畳み式自転車をクローゼット又は狭い場所に保管することが妨げられ、これらをスーツケース又はキャリーバッグ内に容易かつ便利に納めて輸送することは困難である。さらに、既知の折り畳み式自転車の多くは、低コストであり、スーツケースなどの小容量内に容易かつ単純に折り畳め、頑丈かつ信頼して使用できるという品質を全て実現するわけではない。他の多くの折り畳み式自転車は、片方又は両方の車輪を取り外す必要があり、この手順は不便かつ複雑である。頑丈な折り畳みフレーム部品を有する折り畳み式自転車には、非常に高価なもの、及び/又は全体の重量を増やす重い金属部品を利用するものもある。その他のあまり高価でないものは、折り畳み部品がそれほど頑丈でなく、容易に又は上手く折り畳めず、或いは重過ぎる。
一部の従来の又は手動の折り畳み式自転車では、折り畳み接合部が、ダウンチューブ、トップチューブ、シートチューブ及びヘッドチューブ又はベアリングチューブのうちの1つ又はそれ以上の内部などの、フレームの中心領域に位置する。このような構成の不利点は、コンパクトな容量に折り畳めるという自転車の能力が劇的に低下する点である。さらなる不利点は、既知の折り畳み式自転車のフレームが同等の標準的な非折り畳み式自転車のフレームよりも小さいことが多いという点である。これにより、乗り手の人間工学的適合性が低下する。この結果、多くの乗り手にとって、快適に乗ることができる距離が減少してしまう。
一般に、現在の折り畳み式自転車はペダルを有し、従ってユーザは、乗るためにかなりの量のエネルギーを費やす必要がある。ユーザは、必要量のエネルギーを費やして自転車に乗ることにより、目的地に到着すると汗をかいていることが多い。自転車に乗ると乗り手が汗をかいてしまうので、多くの場合、ユーザは普段着を着用し、目的地に到着したら適切な衣服に着替えなければならない。これが現在の折り畳み式自転車のさらに別の欠点である。
電動自転車の人気が世界中でますます高まっている。しかしながら、一般に電動自転車は、電気モータ、バッテリパック及び関連部品の追加重量によって一般的な自転車よりも重いので、折り畳んだ電動自転車を乗り手が持ち運ぶのは困難である。さらに、大型の設計、電気モータ、バッテリパック及び関連部品に起因して、現在の電動自転車をコンパクトで持ち運べるサイズに折り畳むのは困難である。従って、依然として改善の必要性が存在する。
従って、従来の折り畳み式自転車の上述した欠点の一部又は全部を克服する折り畳み式自転車及び使用方法が必要とされている。
本発明は、好ましくは乗車時に人間工学的に快適であり、好ましくはコンパクトな構成に容易に折り畳むことができ、好ましくはバッテリ駆動式、ガス駆動式、手動式とすることができ、好ましくは手動式自転車の従来の駆動チェーン機構及びペダルを含めずに提供することができ、好ましくは輸送及び保管を容易に行うことができ、及び/又は好ましくは折り畳みと展開の繰り返しにもかかわらずその構造的な剛性及び完全性を維持することができる折り畳み式自転車及び使用方法を含む。
本発明は、折り畳み式自転車及び使用方法を含む。この折り畳み式自転車は、輸送手段として使用されることが好ましい。さらに、この折り畳み式自転車はバッテリ駆動式であることが好ましいが、本発明の範囲を限定することなく、電気又はバッテリ駆動式自転車、ガス駆動式自転車及び標準的な手動式自転車と共に本発明を実施することもできると認識されたい。以下、バッテリ駆動式の折り畳み式自転車に関して本発明を説明するが、本発明の範囲を限定することなく、限定的な意味ではないが上述したタイプの自転車を含むあらゆるタイプの自転車を本発明に含めることができると認識されたい。
本発明の第1の非限定的な態様では、折り畳み式自転車を提供する。この折り畳み式自転車は、(i)第1の端部及び対向する第2の端部を有するフレームと、(ii)フレームの第2の端部に回転自在に接続された後輪と、を第1の平面内に備え、(iii)第1の端部及び対向する第2の端部を有するフォークと、(iv)フォークの第1の端部に回転自在に接続された前輪と、第2の平面内に備え、フォークの第2の端部はフレームの第1の端部に枢動自在に接続され、フォークが第1の平面を中心に枢動するように適合されることによって乗り手が自転車を操舵することができ、(v)第1の枢動軸を有し、フォークの第1の端部がフォークの第2の端部に向かって枢動することを可能にする第1の一次枢動部材又はヒンジと、(vi)第2の枢動軸を有し、フレームの第1の端部がフレームの第2の端部に向かって枢動することを可能にする第2の一次枢動部材又はヒンジと、(vii)第3の枢動軸を有し、フレームの第2の端部がフレームの第1の端部に向かって枢動することを可能にする第3の一次枢動部材又はヒンジと、をさらに備えることが好ましい。
本発明の折り畳み式自転車は、(i)第1の二次枢動部材又は旋回マウントを介してステアリング部材又はハンドルバーに回転自在に結合された第1の端部と、第2の二次枢動部材又は車軸を介してフォークの第2の端部に枢動自在に結合された対向する第2の端部とを含む結合部材又は肘形部材を有するステアリングユニットと、(ii)好ましくは第3の二次枢動部材又はヒンジを介してフレームの下側に枢動自在に結合された第1の端部及び対向する第2の端部を含む細長部材を有し、これによって細長部材の第2の端部からフランジがほぼ垂直に延びるフットレストユニットと、(iii)第4の二次枢動部材又はヒンジを介して下側シート部に枢動自在に接続された上側シート部を有するシートユニット又はサドルと、を備えることが好ましいことも検討される。
上述したように、折り畳み式自転車はバッテリ駆動式であることが検討される。従って、本発明の折り畳み式自転車及びその使用方法は、折り畳み式自転車の乗り手又はユーザが費やす必要がある手動労力を制限しながら輸送に利用することができる。また、本発明の折り畳み式自転車は、コンパクトな構成に折り畳み又は収納することにより、ユーザが自転車の輸送及び保管を容易に行えるように設計されることが好ましい。この設計は、上述した3つの一次枢動部材又はヒンジ、上述した二次枢動部材又はヒンジ、及び自転車に給電するバッテリを設け、ほとんどの手動式自転車が使用する従来のチェーン駆動機構及びペダルを自転車設計から排除することによって行われることが好ましい。例えば、3つの一次折り畳み部分、3つの二次折り畳み部分及びバッテリを実装し、従来のチェーン駆動機構及びペダルを自転車設計から排除することにより、自転車の乗り手及び/又は所有者は、自転車を極めてコンパクトな構成に折り畳んで容易に輸送及び保管が行えるようになる。
この折り畳み式自転車は、便利かつ実用的に通勤を行い、自転車を便利かつ安全に収容して輸送するための手段を提供することが検討される。バッテリ駆動自転車を実装すれば、乗り手は汗をかかずに自転車に乗れるようになる。従って、本発明の折り畳み式自転車は、乗り手がまず自転車に乗るのに適した衣服を着用し、目的地に到着した時に適当な衣服に着替えることを必要とするのではなく、目的地にふさわしい衣服を着用できるような輸送手段として使用できることがさらに検討される。本発明の折り畳み式自転車は、以下に限定されるわけではないが、オフィスビル、アパート、家、レストラン、ショッピングセンター他の玄関、廊下、通路、小路、階段の吹き抜け、ロビー、エレベータ、クローゼット、収納室及びオフィスなどの適当な場所に安全かつ便利に保管及び/又は輸送するのに適した十分に小さなサイズに折り畳み又は収納できることがさらに検討される。自転車のユーザが折り畳み式自転車を内部に保管できるようにすれば、自転車を外に放置して盗まれる可能性を防ぎ、内部に持ち込んで容易に再充電できるようになる。この折り畳み式自転車は、小さなバッグ内での保管及び/又は輸送に適したコンパクトな又は適当なサイズに折り畳めることがさらに検討される。
本発明の第2の非限定的な態様では、折り畳み式自転車を提供する。この折り畳み式自転車は、前方フレーム部及び後方フレーム部を含む。前方フレーム部は、第1の車輪を含む第1の部材と、第2の部材と、第1の部材及び第2の部材を第1の軸に沿って枢動自在に接続する、第1の軸と実質的に垂直な第1の枢動軸を有して、第1の部材が第2の部材と実質的に平行になるまで第2の部材に向かって枢動できるようにする第1の枢動部材とを有する。後方フレーム部は、前方フレーム部に接続された第3の部材と、第4の部材と、第2の車輪を含む第5の部材と、第3の部材及び第4の部材を第2の軸に沿って枢動自在に接続する、第2の軸と実質的に垂直な第2の枢動軸を有して、第3の部材が第4の部材に実質的に平行になるまで第4の部材に向かって枢動できるようにする第2の枢動部材とを有する。後方フレーム部は、第4の部材及び第5の部材を第2の軸に沿って枢動自在に接続する、第2の軸と実質的に垂直な第3の枢動軸を有して、第5の部材が第4の部材と実質的に平行になるまで第4の部材に向かって枢動できるようにする第3の枢動部材も有する。
本発明の第3の非限定的な態様では、自転車の折り畳み方法を提供する。この方法は、第1の車輪に接続された自転車のフォークの第1の端部を、第1の端部が第2の端部と実質的に平行になるまで第1の枢動軸を中心にフォークの第2の端部に向けて折り畳むステップと、フォークに枢動自在に接続された自転車のフレームの第1の端部を、フレームの第1の端部がフレームと実質的に平行になるまで第2の枢動軸を中心にフレームの第2の端部に向けて折り畳むステップと、第2の車輪に接続されたフレームの第2の端部を、第2の車輪が第1の車輪と実質的に平行になるまで第3の枢動軸を中心にフレームの第1の端部に向けて折り畳むステップとを含むことが好ましい。
この方法は、フォークの第2の端部に接続されたステアリング部材を、第4の枢動軸を中心にフォークから離して枢動させるステップと、ステアリング部材をフォークと実質的に平行になるまで第5の枢動軸を中心に回転させるステップと、ステアリング部材を少なくとも部分的にフォークのキャビティ内で第4の枢動軸を中心に折り畳むステップとをさらに含むことが好ましい。この方法は、フットレストユニットを、第6の枢動軸を中心にフレームに向けて折り畳むステップと、シートユニットの上側シート部を、第7の枢動軸を中心にシートユニットの下側シート部に向けて折り畳むステップとをさらに含む。
添付図面の図に示す好ましい実施形態を参照することにより、本発明をさらに理解することができる。図示の実施形態は、本発明を実施するためのシステム及び方法を例示するものにすぎず、図面及び以下の説明を参照することにより、一般に本発明の機構及び動作方法、並びに本発明のさらなる目的及び利点をさらに容易に理解することができる。図面は、添付の又は後で補正される特許請求の範囲に特異性を持って示す本発明の範囲を限定するものではなく、本発明を明確化して例示するものにすぎない。
ここで、本発明をより完全に理解できるように以下の図面を参照する。
本発明の実施形態による、乗車構成にある折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、図1Aの折り畳み式自転車のステアリングユニットの斜視図である。 本発明の実施形態による、乗車構成にある図1Aの折り畳み式自転車のステアリングユニットの斜視図である。 本発明の実施形態による、フォークロック機構を示すようにステアリングユニットを取り外した図1Aの折り畳み式自転車の斜視図である。 本発明の実施形態による、図1Aの折り畳み式自転車のステアリングユニットの下側の斜視図である。 本発明の実施形態による、図1Aの折り畳み式自転車のステアリングユニット、フットレストユニット及びシートユニットを示す、図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、収納及び/又は保管構成にある図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、収納及び/又は保管構成にある図1Aの折り畳み式自転車の上面図である。 本発明の実施形態による、図1A〜図3の自転車を図1Aの乗車構成から図2及び図3の収納及び/又は保管構成に折り畳む方法を示すフロー図、及び対応する画像である。 本発明の実施形態による、図1A〜図3の自転車を図1Aの乗車構成から図2及び図3の収納及び/又は保管構成に折り畳む方法を示すフロー図、及び対応する画像である。 本発明の実施形態による、ステアリングユニットが第1の折り畳み位置にある図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、ステアリングユニットが第2の折り畳み位置にある図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、ステアリングユニットが第3の折り畳み位置にある図1Aの折り畳み式自転車の斜視図である。 本発明の実施形態による、第1の折り畳み位置にある図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、中間の折り畳み位置にある折り畳み式自転車の第1の一次折り畳みを示す図1Aの折り畳み式自転車の上面図である。 本発明の実施形態による、第2の折り畳み位置にある図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、中間の折り畳み位置にある折り畳み式自転車の第2の一次折り畳みを示す図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、第3の折り畳み位置にある図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。 本発明の実施形態による、中間の折り畳み位置にある折り畳み式自転車の第3の一次折り畳みを示す図1Aの折り畳み式自転車の左側面図である。
以下の本発明の好ましい実施形態についての詳細な説明を参照することにより、本発明をさらに容易に理解することができる。しかしながら、本発明による技術、システム及び動作構造は、様々な形態及びモードで具現化することができ、これらの一部は、開示する実施形態のものとは全く異なる場合もある。従って、本明細書で開示する特定の構造及び機能の詳細は代表的なものにすぎず、さらにこの点において、これらは開示目的で最良の実施形態を提供するとともに、本発明の範囲を定める特許請求の範囲の基礎を本明細書において示すものであると見なされる。本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用する単数形の「a」、「an」及び「the」は、文脈において別途明確に示していない限り複数の指示物を含むことに留意しなければならない。
ここで、全体を通じて同じ数字が同じ要素を示す図を参照すると、図1Aに、乗車構成101にある折り畳み式自転車100の実施形態を示している。図1Aに示すように、折り畳み式自転車100は、フレーム102と、このフレーム102に回転自在に接続された後輪108とを含む。後輪108及びフレーム102は、第1の平面103内に位置する。折り畳み式自転車100は、ステアリングコラム又はヘッドセット141(図1Cに最も分かりやすく示す)を介してフレーム102に枢動自在に接続されたフォーク104も含み、このフォーク104には、前輪106が回転自在に接続される。前輪106及びフォーク104は、第2の平面109内に位置する。
折り畳み式自転車100は、第1、第2及び第3の一次枢動部材110、116及び122も含む。第1の一次枢動部材又はヒンジ110は、平面109と実質的に平行な枢動軸111を有することが好ましい。第1の一次枢動部材110は、フォーク104の第1の端部112をフォーク104の軸107に沿ってフォーク104の第2の端部114に枢動自在に接続する。枢動軸111は、フォーク104の軸107に対して実質的に垂直である。第2の一次枢動部材又はヒンジ116は、平面103と実質的に垂直な枢動軸117を有する。第2の一次枢動部材116は、フレーム102の第1の端部118をフレーム102の軸105に沿ってフレーム102の中間部分120に枢動自在に接続する。枢動軸117は、フレーム102の軸105に対して実質的に垂直である。第3の一次枢動部材又はヒンジ122は、平面103と実質的に平行な枢動軸123を有する。第3の一次枢動部材122は、フレーム102の第2の端部124をフレーム102の軸105に沿ってフレーム102の中間部分120に枢動自在に接続する。枢動軸123は、フレーム102の軸105に対して実質的に垂直である。
さらに、折り畳み式自転車100は、結合部材又は肘形部材126(図1Bに最も分かりやすく示す)と、ステアリング部材又はハンドルバー128とを有するステアリングユニット125を含む。ハンドルバー128は、結合部材126によってフォーク104に枢動自在に接続される。折り畳み式自転車100は、二次枢動部材又はヒンジ142によってフレーム102に枢動自在に接続されたフットレストユニット135も含む。最後に、折り畳み式自転車100は、乗り手が折り畳み式自転車100上に座れるようにするための、フレーム102に接続されたシートユニット又はサドル145を含む。サドル145は、サドル145の折り畳みを可能にするための二次枢動部材又はヒンジ150を含む。
図1Bに詳細に示すように、折り畳み式自転車100は、フォーク104に枢動自在に結合された結合部材又は肘形部材126と、結合部材126に回転自在に結合されたステアリング部材又はハンドルバー128とを有するステアリングユニット125を含む。ステアリングユニット125は、結合部材126の第1の端部156に成形又は溶接されたプレート155と、ステアリング部材又はハンドルバー128をプレート155に回転自在に接続する二次枢動部材又は旋回マウント550(図1Eに最も分かりやすく示す)と、結合部材126の第2の端部132をフォーク104の第2の端部114に枢動自在に接続する二次枢動部材又は車軸130と、結合部材126の第2の端部132に結合されたロック機構160とをさらに含む。
さらに、図1Bに示すように、二次枢動部材又は車軸130は、フォーク104の内面131と133の間に延びる中空円筒部材171と、ボルト143に結合された及びナット137とを含む。中空円筒部材171は、ボルト143を受け入れるように適合されたボア(図示せず)を含む。このボア(図示せず)は、中空円筒部材171の全長を通じてその内部に延びる。ボルト143は、このボア(図示せず)内に存在する。中空円筒部材171は、結合部材126の外面181の、結合部材126の第2の端部132の近くに成形又は溶接されることが好ましい。ボルト143は、第1の端部にヘッド部560(図5Bに最も分かりやすく示す)を含み、対向する第2の端部にネジ部173を含む。ナット137は、ボルト143のネジ部173を把持するように適合されたネジ山(図示せず)を含むことが好ましい。ナット137とボルト143は、本発明の思想から逸脱することなく、当業で広く知られ使用されているいずれかのタイプのナットとボルトの組み合わせとすることができる。
車軸130は、フォーク104の側壁190に設けられたアパーチャ570(図1Dに最も分かりやすく示す)及び中空円筒部材171を通じて、ボルト143のヘッド部560(図5B)がフォーク104の外面191に当接し、ボルト143のネジ部173がフォーク104の側壁192に設けられたアパーチャ572(図1Dに最も分かりやすく示す)を通って突出するまでボルト143を摺動させることによって形成される。その後、ナット137をボルト143のネジ部173に結合してボルト143を適所に固定する。車軸130は、枢動軸504を有する。枢動軸504は、フォーク104の軸107及び平面109に対して垂直である。車軸130は、結合部材126をフォーク104に枢動自在に接続することにより、ロック機構160がロック解除位置にある時に、結合部材126、従ってハンドルバー128が枢動軸504を中心に枢動できるようにする役割を果たす。
ここで図1Cを参照すると、乗車構成101に適したロック位置170にあるステアリングユニット125を示している。この位置では、結合部材126、従ってハンドルバー128が枢動軸504を中心に回転できない。ロック機構160は、2つのドーナツ形部材174及び176、並びにロックピン172を含む。ドーナツ形部材174及び176は円筒形であり、これらは各々、端部から端部に延びるボア194及び196をそれぞれ含む。さらに、ドーナツ形部材174及び176は、結合部材126の外面181の、結合部材126の第2の端部132の近くに成形又は溶接され、フォーク104の側壁内に収まるように適合されることが好ましい。ロックピン172は、円筒形ヘッド部177と、ヘッド部177から横方向に延びる円筒形ロッド部179とを含む。円筒形ロッド部179は、ステアリングユニット125を適所にロックするためにフォーク104を完全に貫通できるように、一般にフォーク104の幅よりも長い長さを有する。また、円筒形ヘッド部177の直径は、円筒形ヘッド部177がアパーチャ535(図1Dに最も分かりやすく示す)に入り込むのを防ぎ、その結果、円筒形ヘッド部177が適所に存在する時にフォーク104の外面193に当接できるように、一般に円筒形ロッド部179の直径よりも大きい。円筒形ヘッド部177は、保持ワイヤ180を受け入れるように適合されたアパーチャ178を含む。保持ワイヤ180は、フォーク104に確実に結合することによってロックピン172を折り畳み式自転車100につなぎ留めるために設けられる。ロックピン172は、まず保持ワイヤ180の第1の端部を円筒形ヘッド部177のアパーチャ178内に摺動させた後に保持ワイヤ180の第1の端部を保持ワイヤ180の別の部分に結合し、次に保持ワイヤ180の第2の端部をフォーク104に設けられたアパーチャ182内に摺動させ、最後に保持ワイヤ180の第2の端部がフォーク104のアパーチャ182を通じて後退しないように端部にループ又は結び目(図示せず)を形成することによって折り畳み式自転車100に結合される。
ステアリングユニット125をロック位置170に置くには、ドーナツ形部材174のボア194がフォーク104の側壁190に設けられたアパーチャ536(図1Dに最も分かりやすく示す)と整列し、ドーナツ形部材176のボア196がフォーク104の側壁192に設けられたアパーチャ535(図1Dに最も分かりやすく示す)と整列するまで、枢動軸504を中心にハンドルバー128を回転させ、次にロックピン172の円筒形ロッド部179を側壁192に設けられたアパーチャ535(図1D)に通し、ドーナツ形部材176のボア196に通し、ドーナツ形部材174のボア194に通し、最後にフォーク104の側壁190に設けられたアパーチャ536(図1D)に通して、アパーチャ536(図1D)から突出するまで枢動させなければならない。さらに、ロックピン172は、図1Cに示すようにロックピン172の円筒形ヘッド部177の底面がフォーク104の外面193に当接するまで、フォーク104の側壁192からフォーク104の側壁190に枢動されることが好ましい。ロックピン172が上述したような適所に来ると、ハンドルバー128は枢動軸504を中心に回転できなくなり、ステアリングユニット125がロック位置170に置かれる。ロックピン172は、図1Cに示す位置に存在する場合、折り畳み式自転車100の乗り手又はユーザが折り畳み式自転車100に容易かつ快適に乗れるようにハンドルバー128を安定した適切な高さに保つ役割を果たすと認識されたい。
図1C及び図1Dには、フォークロック機構515も示している。具体的には、図1Dは、フォークロック機構515を見えやすくするためにステアリングユニット125を取り外した図1Aの折り畳み式自転車の斜視図である。図1C及び図1Dに示すように、折り畳み式自転車100は、フォーク104をステアリングコラム141にロックすることによってフォーク104がロック位置にある時にステアリングコラム141の周囲で枢動するのを防ぐように適合されたフォークロック機構515を含むことが好ましい。フォーク104がステアリングコラム141の周囲で枢動するのを防ぐことによって折り畳み式自転車100の安定性が増し、従って折り畳み式自転車100の制御及びその後の折り畳みが容易になる。フォークロック機構515は、ステアリングコラム141に接続されたドーナツ形部材520を含む。ドーナツ形部材520は、ステアリングコラム141に成形又は溶接されることが好ましいが、本発明の思想から逸脱することなくあらゆる既知の手段又は方法によってステアリングコラム141に接続できると理解及び認識されたい。さらに、図1C及び図1Dに示すように、ドーナツ形部材520は、ドーナツ形部材520の本体を完全に貫通するボア518を含む。フォークロック機構515は、いずれもフォーク104の上部付近でフォーク104の内面131と133の間に延びる2つのプレート524及び526も含む。具体的には、プレート524及び526は、フォーク104の第2の端部114の上部付近の、フォーク104がフレーム102のステアリングコラム141に枢動自在に結合する位置に近接して存在する。図1Dに示すように、プレート524は、プレート524を完全に貫通するアパーチャ522を含み、プレート526は、プレート526を完全に貫通するアパーチャ528を含む。図1Dに示すように、フォークロック機構515は、好ましくはロックピン172をドーナツ形部材520のボア518に通してプレート524のアパーチャ522及びプレート526のアパーチャ528内に摺動させることによってロック位置に置かれる。ロックピン172が上述したような適所に来ると、フォーク104は、フレーム102のステアリングコラム141の周囲で回転できなくなる。
運転時に、折り畳み式自転車100の乗り手又はユーザが折り畳み式自転車100を折り畳みたいと望む場合、ユーザは、まずロック機構160を解除し、その後にフォークロック機構515をロックすることが好ましい。乗車構成からでは、フォーク104からロックピン172を取り外すことによってロック機構160が解除され、これによって二次枢動部材130がそのロック位置から解除され、その後にハンドルバー128が枢動軸504の周囲で枢動できるようになる。ロック機構160をこのように解除した後には、上述したようにロックピン172を用いてフォークロック機構515ロックしてフォーク104がステアリングコラム141の周囲で回転できないようにすることにより、ユーザは折り畳み式自転車100をさらに容易に折り畳めるようになる。
図1Eに、本発明の実施形態による、図1Aの折り畳み式自転車100のステアリングユニット125の下側を示す。図示のように、ステアリングユニット125は、ステアリング部材又はハンドルバー128を結合部材126に枢動自在又は回転自在に接続するように適合された二次枢動部材又は旋回マウント550を含むことが好ましい。二次枢動部材550は、ステアリング部材128が結合部材126の周囲で回転又は旋回できるようにする旋回部材551を含むことが好ましい。旋回部材551は、ステアリング部材128の下側552に成形又は溶接される。具体的には、図1Eに示すように、旋回部材551の外面の1つをステアリング部材128の下側552に成形又は溶接することが好ましい。また、旋回部材551は、プレート155の外面554に回転自在に結合されることにより、ステアリング部材128が結合部材126に対して回転又は旋回できるようにすることが好ましい。特定の旋回マウント550を図示し説明しているが、本発明の範囲から逸脱することなく、ステアリング部材128が結合部材126に対して回転できるように、当業で一般的に知られている又は使用されているあらゆるタイプの旋回部材又は旋回装置を用いてステアリング部材128を結合部材126に結合することができると理解及び認識されたい。
さらに、二次枢動部材又は旋回マウント550は、フォーク104の平面109と実質的に平行であって結合部材126のプレート155と実質的に垂直な枢動軸532を有することが好ましい。二次枢動部材550は、そのロック位置から解除された後、枢動軸532を中心としたステアリング部材128の枢動又は回転を可能にする。二次枢動部材550は、図5B及び図6に示すように、ステアリング部材128がフォーク104と実質的に平行に整列し、キャビティ502と整列して折り畳み構成534(図5B)を形成するように、ステアリング部材128が枢動軸532を中心に方向530に枢動又は回転できるようにすることが好ましい。ステアリング部材128は、本発明の範囲を限定することなく、折り畳み式自転車100の乗り手が折り畳み式自転車100を操舵するために使用できる当業で一般的に知られている又は使用されているあらゆるタイプの1又は複数のハンドルバーとすることができると理解及び認識されたい。
ここで図1Fを参照すると、折り畳み式自転車100のステアリングユニット125、フットレストユニット135、及びシートユニット145を示している。図1Fに示すように、ステアリング部材128は、二次枢動部材130を介して枢動軸504を中心にフォーク104に向かう方向618、及びフォーク104から離れる方向506に枢動するように適合される。
フットレストユニット135は、フレーム102に枢動自在に接続された細長部材136を含む。フットレストユニット135は、好ましくは細長部材136に接続されたフランジ又はフットレスト部材138(図5Aに最も分かりやすく示す)、及び細長部材136をフレーム102に枢動自在に接続する二次枢動部材又はヒンジ142も含む。さらに、フットレストユニット135は、折り畳み式自転車100が乗車構成101の状態にある時には、折り畳み式自転車100の乗り手が足を置くように適合され、また二次枢動部材142を介してフレーム102に向かう方向606及びフレーム102から離れる方向608に枢動するように適合される。例えば、保管のためにフットレストユニット135を折り畳むには、二次枢動部材又はヒンジ142をそのロック位置から解除した後に、細長部材136をフレーム102の下側602に当接するまでフレーム102に向かう方向606に枢動させる。図示してはいないが、フレーム102の下側602に、フットレストユニット135をフレーム102に保持するための保持部材又はクリップを提供できることも検討される。
図1Fに示すように、細長部材136は、軸600に沿って延びるとともに、第1の端部144及び第2の端部140を有する。二次枢動部材又はヒンジ142は、細長部材136の第1の端部144をフレーム102に枢動自在に接続するように適合され、細長部材の第2の端部140にはフットレスト部材138(図5Aに最も分かりやすく示す)が接続されることが好ましい。さらに、二次枢動部材142は、そのロック位置から解除された後に細長部材136が枢動軸604を中心に枢動できるようにする、平面103及び軸105に対して実質的に垂直であって細長部材136の軸600に対しても実質的に垂直な枢動軸604を含む。具体的には、二次枢動部材142は、細長部材136が枢動軸604を中心としてフレーム102に向かう方向606及びフレーム102から離れる方向608に枢動できるようにするよう適合される。
また、図5Aを手短に参照して分かるように、フットレストユニット135は、細長部材136から実質的に垂直に延びる2つの部材152及び154を含むフランジ138を有することが好ましい。部材152及び154は平坦であるとともに、乗り手が折り畳み式自転車100に乗っている最中に部材152及び154の上面139上に足を載せるように設けられることが好ましい。図示してはいないが、部材152及び154を細長部材136に枢動自在に接続するように2つの枢動部材又はヒンジを適合できることもさらに検討される。各枢動部材は、平面103に対して実質的に平行であって軸600に対して垂直な枢動軸を含み、フランジ138の部材152及び154は、それぞれの枢動軸を中心に、軸600と実質的に平行になるまで細長部材136に向かって折り畳まれ、細長部材136と実質的に垂直になるまで細長部材136から離れて枢動することが好ましい。
再び図1Fを参照すると、折り畳み式自転車100は、フレーム102に接続されたシートユニット又はサドル145も含む。シートユニット145は、上側シート部又は直立後部146、下側シート部又は基部148、及び上側シート部146を下側シート部148に枢動自在に接続する二次枢動部材又はヒンジ150を含むことが好ましい。シートユニット145は、下側シート部148をフレーム102の上側616に接続することによってフレーム102に接続又は装着されることが好ましい。下側シート部148は、以下に限定されるわけではないが、ナット及びボルト、ネジなどの使用を含む、自転車のサドルをフレームに接続するための当業で周知のいずれかの方法を通じてフレーム102に接続又は装着することができる。
シートユニット145は、折り畳み式自転車100が乗車構成101にある時には、折り畳み式自転車100の乗り手が座れるように適合され、また二次枢動部材150を介してフレーム102に向かう方向610及びフレーム102から離れる方向612に枢動するように適合されることが好ましい。例えば、二次枢動部材又はヒンジ150がそのロック位置から解除された後に保管のためにシートユニット145を折り畳むには、上側シート部146を下側シート部148に当接するまでフレーム102に向かう方向610に枢動させることが好ましい。図示してはいないが、上側シート部146を下側シート部148に保持するための保持部材、クリップ又はストラップなどを提供できることも検討される。さらに、下側シート部148は、いずれかの周知の手段及び方法によってフレーム102の上側616に接続されることが好ましい。
具体的には、図1Fに示すように、シートユニット145は、上側シート部146を下側シート部148に枢動自在に接続するように適合された二次枢動部材又はヒンジ150を含むことが好ましい。さらに、二次枢動部材150は、平面103及び軸105に対して実質的に垂直な枢動軸614を含み、二次枢動部材150がそのロック位置から解除された後には、上側シート部146が下側シート部148に対して枢動軸614を中心に枢動できるようにすることが好ましい。具体的には、二次枢動部材150は、上側シート部146が枢動軸614を中心にしてフレーム102に向かう方向610及びフレーム102から離れる方向612に枢動できるようにするよう適合される。
図1A及び図1Bに示すように、折り畳み式自転車100は、従来の手動式自転車が実装する複数の部品を含む。例えば、折り畳み式自転車100は、ステアリングユニット125、ステアリングコラム又はヘッドセット141、フォーク104、フレーム102、並びに車輪106及び108を含む。いずれかのタイプの従来のハンドルバーを含むフォーク104をフレーム102のステアリングコラム又はヘッドセット141に枢動自在に装着して乗り手が折り畳み式自転車100を操舵できるようにする方法は当業者に周知であると理解及び認識されたい。また、(i)ステアリングコラム又はヘッドセット141は、当業で周知のあらゆる方法又は実装によって、具体的にはフレーム102の第1の端部118にねじ留め、ボルト締め又は溶接することによってフレーム102に結合することができ、(ii)フォーク104は、フレーム102の周囲で枢動するように当業で周知のあらゆる方法又は実装によってステアリングコラム又はヘッドセット141に結合することができ、(iii)ステアリングコラム又はヘッドセット141は、本発明の思想から逸脱することなく、また本発明の範囲を限定することなく、当業で一般的に知られている又は使用されているあらゆるステアリングコラム又はヘッドセットと同様に動作する、ということも理解及び認識されたい。また、ステアリングコラム又はヘッドセット141は、本発明の思想から逸脱することなく、当業で一般的に知られている又は使用されているあらゆるステアリングコラム又はヘッドセットとすることができると理解及び認識されたい。さらに、本発明の範囲を限定することなく、ステアリングユニット125を折り畳み式自転車100に枢動自在に装着するためのあらゆる既知の方法及び実装、並びにあらゆる既知の部品を使用することができる。さらに、車輪106及び108を折り畳み式自転車100に回転自在に装着する方法も当業者には周知であると理解されたい。従って、本発明の範囲を限定することなく、車輪106及び108を折り畳み式自転車100に装着するためのあらゆる既知の方法又はあらゆる既知の部品の実装を使用することができる。
さらに、図示してはいないが、折り畳み式自転車100は、ステアリングユニット125上に設けられてシートユニット145の下部に収容された充電式バッテリ(図示せず)によって給電される電気スロットル(図示せず)を含む駆動機構を装備することが好ましいことも検討される。充電式バッテリ(図示せず)によって給電される駆動機構は、好ましくは後輪車軸ドラム(図示せず)内に収容されて後輪108に接続されたモータ(図示せず)を介して後輪108を駆動させて折り畳み式自転車100を推進することもさらに検討される。折り畳み式自転車100を推進するために、一般的に知られている又は使用されている駆動機構を折り畳み式自転車100に実装する方法は当業者に周知であると理解されたい。従って、本発明の範囲を限定することなく、一般的に知られている又は使用されている駆動機構を利用して電動自転車に給電するためのあらゆる既知の方法及びあらゆる既知の部品の実装を使用することができる。
また、折り畳み式自転車100が図1Aに示すような乗車構成101にある間は、折り畳み式自転車100に実装される全ての枢動部材又はヒンジがロック位置にあってヒンジの折り畳みを防ぐとともに折り畳み式自転車100の剛性構造を維持すると理解されたい。さらに、図示してはいないが、本発明の範囲を限定することなく、折り畳み式自転車100が図1Aに示すような乗車構成101にある時に各ヒンジをロック位置に維持するために、穴又は連動歯とこれに挿入された嵌合ピン、嵌合スナップ又はクラスプ部材などの、当業で一般的に知られている又は使用されているあらゆるロック機構を実装できることも検討される。また、ヒンジをロックするために使用されるあらゆるロック機構をロック解除すると、ヒンジがそれぞれの枢動軸を中心に枢動できるようになると認識されたい。
図2及び図3を参照すると、完全に折り畳まれた、収納又は保管構成200にある折り畳み式自転車100を示している。具体的には、図2及び図3には、完全に折り畳まれた状態の折り畳み式自転車100の側面図及び上面図をそれぞれ示している。車輪106は、ヒンジ110で折り畳むとフォーク104の左側に整列するようになる。フレーム102の前端部118をヒンジ116で折り畳むと、前輪106がフレーム102の左側に沿うように移動する。車輪108は、ヒンジ122(図1A)で折り畳むとフレーム102の右側に整列するようになる。折り畳み式自転車100が収納又は保管構成200にある時には、車輪106がフォーク104の左側に整列し、車輪108がフレーム102の右側に整列すると説明したが、車輪106及び108は、本発明の範囲を限定することなく、折り畳み式自転車100のいずれの側にも整列できると認識されたい。なお、折り畳み式自転車100が構成200にある時には、車輪106及び108が折り畳み式自転車100の両側に折り畳まれると理解されたい。
図4A〜図4Bは、本発明の実施形態による、図1A〜図3及び図5A〜図12の自転車100を図1Aの乗車構成101から図2A〜図3の収納及び/又は保管構成200に折り畳むための好ましい方法を示すフロー図である。この方法はステップ400から開始し、ここでは折り畳み式自転車100が乗車構成101にあり、フォーク104及び平面109がフレーム102及び平面103と平行に整列している。ステップ402において、まずロック機構160を上述したように解除し、これによって二次枢動部材130がそのロック位置から解除され、その後ハンドルバー128が枢動軸504を中心に枢動できるようになる。ロック機構160を解除した後には、フォークロック機構515を上述したようにロックしてフォーク104がステアリングコラム141の周囲で回転するのを防ぎ、これによってユーザが折り畳み式自転車100をさらに容易に折り畳めるようにする。ロック機構160をロック解除してフォークロック機構515をロックした後には、二次枢動部材130を介してステアリング部材128を枢動軸504の周囲で方向506に約90度傾斜又は枢動させ、これによって折り畳み構成508を形成する。ステップ404において、旋回マウント550を介してステアリング部材128をフォーク104の平面109と実質的に平行になるまで枢動軸532の周囲で方向530に約90度回転させ、これによって折り畳み構成534を形成する。
次に、ステップ406において、ステアリング部材128を少なくとも部分的にキャビティ502内に配置されるまで枢動軸504を中心にフォーク104に向けて方向618に折り畳み、これによって折り畳み構成702を形成する。さらに、ステップ406において、二次枢動部材142をそのロック位置から解除し、フットレストユニット135をフレーム102の下側602に当接するまで枢動軸604を中心にフレーム102に向けて方向606に折り畳み、これによって折り畳み構成704を形成する。保持部材(図示せず)又はクリップ(図示せず)を用いてフットレストユニット135をフレーム102の下側602にクリップ留めし、フットレストユニット135をフレーム102に対して確実に保持できるようにすることも検討される。最後に、ステップ406において、二次枢動部材150をそのロック位置から解除し、上側シート部146を下側シート部148に当接するまで枢動軸614を中心に下側シート部148に向けて方向610に折り畳み、これによって折り畳み構成706を形成する。いずれかの既知の方法又は部品を用いて上側シート部146を下側シート部148に確実に保持できるようにすることもさらに検討される。また、本発明の範囲を限定することなく、二次枢動部材142及び150は、あらゆる既知の方法又は実装を用いて、具体的には上述したようなロックピンをロック機構160に対して使用することによってロックできると認識されたい。
ステップ408において、一次枢動部材110をそのロック位置から解除し、フォーク104の第1の端部112を第2の端部114、平面103及び109、並びに軸105及び107と実質的に平行になるまで枢動軸111を中心にフォーク104の第2の端部114に向けて方向802に約180度折り畳み、これによって折り畳み構成900を形成する。次に、ステップ410において、一次枢動部材116をそのロック位置から解除し、フレーム102の第1の端部118をフレーム102及び軸105と実質的に平行になるまで枢動軸117を中心にフレーム102の第2の端部124に向けて方向1004に約180度折り畳む。折り畳み構成900を平面103と実質的に平行な状態に保ち、これによって折り畳み構成1102を形成する。ステップ412において、一次枢動部材122をそのロック位置から解除し、フレーム102の第2の端部124、従って車輪108をフレーム102、平面103及び109、軸105及び107、車輪106、並びに折り畳み構成1102と実質的に平行になるまで枢動軸123を中心にフレーム102の第1の端部118に向けて方向1202に約180度折り畳み、これによって折り畳み構成又は収納構成200を形成する。本発明の範囲を限定することなく、折り畳み式自転車100を確実に収納構成200に保持するためにあらゆる既知の方法又は部品を実装できることが検討される。この方法はステップ414において終了する。
図5A〜図12に、折り畳み式自転車100のさらなる詳細を示す。まず図5A〜図7を参照すると、折り畳み式自転車100のステアリングユニット125を示している。ステアリングユニット125は、フォーク104に形成されたキャビティ502内にステアリングユニット125を折り畳めるようにするための少なくとも2つの枢動部材を含むことが好ましい。具体的には、図5A〜図6に示すように、ステアリングユニット125は、第1の端部156及び第2の端部132を有する結合部材126と、第1の端部156に成形又は溶接されたプレート155と、好ましくはステアリング部材128をプレート155に枢動自在に装着するように適合された二次枢動部材又は旋回マウント550(図1E)と、好ましくは結合部材126の第2の端部132をフォーク104の第2の端部114に枢動自在に接続するように適合された二次枢動部材又は車軸130とを含むことが好ましい。図1Eを手短に参照して分かるように、二次枢動部材又は旋回マウント550は、ステアリング部材128が枢動軸532を中心に結合部材126に対して回転できるようにするための、平面109に対して実質的に平行であってプレート155に対して実質的に垂直な枢動軸532を含むことが好ましい。再び図5Aを参照して分かるように、二次枢動部材130は、平面109に対して実質的に垂直であって軸107に対しても実質的に垂直な枢動軸504を含み、二次枢動部材130がそのロック位置から解除された後にステアリング部材128が枢動軸504を中心にフォーク104に対して枢動できるようにすることが好ましい。具体的には、二次枢動部材130は、ステアリング部材128が結合部材126を介して枢動軸504を中心にフォーク104から離れる方向506及びフォーク104に向かう方向618(図1F)に枢動することを可能にするように適合されることが好ましい。二次枢動部材130をそのロック位置から解除した後にステアリングユニット125を構成702に折り畳むには、ステアリング部材128を、(i)フォーク104から離れる方向506に枢動させて折り畳み構成508を形成し、(ii)ステアリング部材128がフォーク104と実質的に平行になって折り畳み構成534を形成するまで方向530に枢動又は回転させ、(iii)フォーク104に設けられたキャビティ502内にステアリング部材128が少なくとも部分的に配置されるまでフォーク104に向かう方向618に枢動させることが好ましい。
再び図1Fを参照して分かるように、フットレストユニット135を折り畳み構成704(図7)に折り畳むには、まず二次枢動部材142をロック解除し、次に細長部材136をフレーム102の下側602に当接するまで方向606に枢動させる。さらに、シートユニット145を折り畳み構成706(図7)に折り畳むには、まず二次枢動部材150をロック解除し、次に上側シート部146を下側シート部148に当接するまで方向610に枢動させる。シートユニット145が図7に示すような折り畳み位置にある時には、シートユニット145をハンドル又は把持部材として使用することにより、ユーザが折り畳み式自転車100を運ぶのに便利なようにすることも検討される。
図7〜図12に、上述した様々な折り畳み操作のさらなる詳細を示す。図7を参照すると、二次折り畳み部品の各々、すなわちステアリングユニット125、フットレストユニット135及びシートユニット145は、それぞれが図5A〜図6に関して上述したような折り畳み構成702、704及び706になっている。図示のように、ステアリング部材128は、フォーク104のキャビティ502内に向けて方向618に回転して折り畳まれ、細長部材136は、フレーム102に向けて方向606に折り畳まれ、上側シート部146は、下側シート部148に向けて方向610に折り畳まれる。保管又は折り畳み構成702、704及び706に折り畳んだ時には、ステアリング部材128は、フォーク104、平面109及び軸107と実質的に平行に整列してキャビティ502内に配置されることが好ましく、細長部材136は、フレーム102の下側602に当接し、この位置において保持部材(図示せず)によって適所に保持できることが好ましく、上側シート部146は、下側シート部148上に存在し、この位置において保持部材(図示せず)によって適所に保持できることが好ましい。
ここで図8〜図9を参照すると、折り畳み式自転車100のフォーク104の折り畳みを示している。この折り畳みを完了するには、フォーク104の第1の端部112を第2の端部114と実質的に平行になるまでフォーク104の第2の端部114に向けて枢動させる。枢動軸111(図1A)を有する一次枢動部材又はヒンジ110は、フォーク104の第1の端部112をフォーク104の第2の端部114に枢動自在に接続する。一般に、一次枢動部材又はヒンジ110をそのロック位置から解除した後には、フォーク104の第1の端部112を第2の端部114、平面109及び軸107と実質的に平行になるまで枢動軸111を中心にフォーク104の第2の端部114に向けて方向802に枢動させる。
具体的には、図8〜図9に示すように、フォーク104の長さの半分ほどの位置の左側に一次枢動部材又はヒンジ110を設け、フォーク104の第1の端部112をフォーク104の第2の端部114に枢動自在に接続するように適合させることが好ましい。一次枢動部材110を固定位置に解除可能にロックするためのロック機構(図示せず)も設けられる。ロック機構を解除すると、枢動部材110は枢動軸111を中心に枢動することができる。本発明の範囲を限定することなく、あらゆる一般的に知られている又は使用されているロック機構を組み込むことができると理解されたい。折り畳み式自転車100が図1Aに示すような乗車構成101にある場合、フォーク104の第1の端部112及び第2の端部114は、平面109及び軸107に沿って延びる。さらに、一次枢動部材110は、フォーク104の平面109と実質的に平行であってフォーク104の軸107と実質的に垂直な枢動軸111を含んで、一次枢動部材110がそのロック位置から解除された後に、フォーク104の第1の端部112が枢動軸111を中心として第2の端部114に向かう方向802に枢動できるようにする。図8〜図9に示すように、一次枢動部材110は、第1の端部112が第2の端部114に向かう方向802及び第2の端部114から離れる方向804に枢動することを可能にする。
図9を参照すると、折り畳み式自転車100をさらに別の折り畳み構成900で示している。具体的には、折り畳み式自転車100は、図8に関して上述したような折り畳み構成900にある。図9に示すように、フォーク104の第1の端部112は、フォーク104の第2の端部114に向かって方向802に折り畳まれる。折り畳み式自転車100を折り畳み構成900に折り畳んだ時には、フォーク104の第1の端部112がフォーク104の第2の端部114、平面109及び軸107と実質的に平行に整列し、この位置において第1の端部112を保持部材(図示せず)によって適所に保持できることが好ましい。具体的には、一次枢動部材110は、フォーク104の第1の端部112、従って車輪106がフォーク104の第2の端部114、平面109、軸107及び折り畳みステアリング部材128と実質的に平行になるまで、フォーク104の第1の端部112が枢動軸111を中心にフォーク102の第2の端部114に向かって約180度枢動し、これによって折り畳み構成900を形成できるようにする。
図10〜図11に、フレーム102の前端部118をフレーム102自体に折り畳む様子を示す。これを行うには、フレーム102の第1の端部118をフレーム102に向けて枢動させる。この折り畳みを行うために、枢動軸117を有する一次枢動部材又はヒンジ116が設けられる。一般的には、一次枢動部材又はヒンジ116をそのロック位置から解除した後に、フレーム102の第1の端部118をフレーム102、平面103及び軸105と実質的に平行になるまで枢動軸117を中心にフレーム102の中間部分120に向かう方向1004に枢動させる。
具体的には、図10〜図11に示すように、上側のフレーム102の長さの約8分の1〜約4分の1ほどの位置に一次枢動部材又はヒンジ116を設け、フレーム102の第1の端部118をフレーム102の中間部分120に枢動自在に接続するように適合させる。一次枢動部材116を固定位置に解除可能にロックするためのロック機構(図示せず)も設けられる。ロック機構を解除すると、枢動部材116は枢動軸117を中心に枢動することができる。本発明の範囲を限定することなく、あらゆる一般的に知られている又は使用されているロック機構を組み込むことができると理解されたい。折り畳み式自転車100が図1Aに示すような乗車構成101にある場合、フレーム102の第1の端部118及び中間部分120は、平面103及び軸105に沿って延びる。さらに、一次枢動部材116は、フレーム102の平面103及び軸105と実質的に垂直な枢動軸117を含んで、一次枢動部材116がそのロック位置から解除された後に、フレーム102の第1の端部118がフレーム102の中間部分120又は第2の端部124に向かう方向1004に枢動軸117を中心として枢動できるようにする。図10〜図11に示すように、一次枢動部材116は、第1の端部118がフレーム102の中間部分120及び第2の端部124に向かう方向1004、並びに中間部分120及び第2の端部124から離れる方向1006に枢動することを可能にする。
図11を参照すると、フレーム102の第1の端部118の折り畳みが完了した時点の折り畳み式自転車100を示している。フレーム102の第1の端部118をフレーム102の中間部分120及び第2の端部124に向かう方向1004に折り畳んで、図9の折り畳み構成900を、枢動軸117を中心にフレーム102の第2の端部124に向かう方向1004に約180度枢動させる。フレーム102の第1の端部118をこのように折り畳むと、折り畳み構成1102が形成される。具体的には、フレーム102の第1の端部118は、平面103と実質的に平行を保ったままフレーム102の中間部分120、第2の端部124及び軸105と実質的に平行に整列し、この位置において保持部材(図示せず)によって適所に保持することができる。具体的には、一次枢動部材116は、フレーム102の第1の端部118がフレーム102の中間部分120、フレーム102の第2の端部124、平面103及び軸105と実質的に平行になるまで、フレーム102の第1の端部118、従って車輪106が枢動軸117を中心にフレーム102の中間部分120及び第2の端部124に向かって約180度枢動する一方で、車輪106が平面103及び折り畳みステアリング部材128と実質的に平行を保ち、これによって折り畳み構成1102を形成できるようにする。
図12に、フレーム102に対する後輪108の折り畳みを示す。この折り畳みを行うには、フレーム102の第2の端部124をフレーム102に向けて枢動させる。この折り畳みを完了させるために、枢動軸123を有する一次枢動部材又はヒンジ122が設けられる。一般的には、一次枢動部材又はヒンジ122をそのロック位置から解除した後に、フレーム102の第2の端部124をフレーム102、平面103及び軸105と実質的に平行になるまで枢動軸123を中心にフレーム102の中間部分120に向かう方向1202に枢動させる。
具体的には、図12に示すように、右側のフレーム102の長さの約3分の2ほどの位置に一次枢動部材又はヒンジ122を設け、フレーム102の第2の端部124をフレーム102の中間部分120に枢動自在に接続するように適合させる。一次枢動部材122を固定位置に解除可能にロックするためのロック機構(図示せず)も設けられる。ロック機構を解除すると、枢動部材122は枢動軸123を中心に枢動することができる。本発明の範囲を限定することなく、あらゆる一般的に知られている又は使用されているロック機構を組み込むことができると理解されたい。折り畳み式自転車100が図1Aに示すような乗車構成101にある場合、フレーム102の第1の端部118、中間部分120及び第2の端部124は、平面103及び軸105に沿って延びる。さらに、一次枢動部材122は、フレーム102の平面103と実質的に平行であってフレーム102の軸105と実質的に垂直な枢動軸123を含んで、一次枢動部材122がそのロック位置から解除された後に、フレーム102の第2の端部124がフレーム102に対してフレーム102の中間部分120又は第1の端部118に向かう方向1202に枢動軸123を中心として枢動し、これによって収納又は保管構成200(図2及び図3)を形成できるようにすることが好ましい。図12に示すように、一次枢動部材122は、第2の端部124がフレーム102の中間部分120及び第1の端部118に向かう方向1202、並びに中間部分120及び第1の端部118から離れる方向1204に枢動することを可能にすることが好ましい。
ヒンジ110はフォーク104の左側に存在し、ヒンジ122はフレーム102の右側に存在するものとして説明したが、ヒンジ110をフォーク104の右側に装着し、ヒンジ122をフレーム102の左側に装着して、折り畳み式自転車100を折り畳んだ時に車輪106及び108がフレーム102の右側及び左側にそれぞれ存在するようにすることもできると認識されたい。
さらに、本明細書全体を通じて開示し説明した各枢動部材は、望ましい枢動動作を行って望ましい結果を達成できるいずれの一般的に知られていて使用されている部品又はヒンジであってもよいと認識及び理解されたい。従って、本発明の範囲を限定することなく、折り畳み式自転車100には、上述した枢動部材のいずれかのためにあらゆる既知の又は使用されている枢動部材又はヒンジを組み込むことができる。
本発明の思想を限定することなく、折り畳み式自転車100の各部品は、以下に限定されるわけではないが、鋼及びチタンなどの当業で一般的に知られている又は使用されているあらゆるタイプの頑丈な材料で構成することができると認識及び理解されたい。
また、本発明は開示した特徴に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく他の同様の方法及びシステムを利用することもできると理解されたい。
本発明を完全に開示するためにかなり詳細に記述した好ましい実施形態及び代替の実施形態を参照しながら本発明を説明したが、このような実施形態は例示にすぎず、本発明の全ての態様を限定するものでも、又はこれらの態様の完全な列挙を表すものでもない。従って、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲のみによって定められるものとする。さらに、当業者には、本発明の思想及び原理から逸脱することなく、このような詳細に数多くの変更を行えることが明らかであろう。本発明は、その本質的な特徴から逸脱することなく、他の形で具体化することもできると認識されたい。
100 折り畳み式自転車
101 乗車構成
102 フレーム
103 第1の平面
104 フォーク
105 フレームの軸
106 前輪
107 フォークの軸
108 後輪
109 第2の平面
110 第1の一次枢動部材又はヒンジ
111 枢動軸
112 フォークの第1の端部
114 フォークの第2の端部
116 第2の一次枢動部材又はヒンジ
117 枢動軸
118 フレームの第1の端部
120 中間部分
122 第3の一次枢動部材又はヒンジ
123 枢動軸
124 フレームの第2の端部
125 ステアリングユニット
128 ステアリング部材又はハンドルバー
135 フットレストユニット
142 二次枢動部材又はヒンジ
145 シートユニット又はサドル
150 二次枢動部材又はヒンジ

Claims (22)

  1. 折り畳み式自転車であって、
    第1の軸に沿って第1の端部から第2の端部に長手方向に延びるとともに、前記第1の端部における第1の部分と、中間部分と、前記第2の端部における第2の部分とを含むフレームと、
    前記フレームの前記第2の端部に接続された第1の車輪と、
    を第1の平面内に備え、
    第2の軸に沿って第1の端部から第2の端部に長手方向に延びるとともに、前記第1の端部における第1の部分と、前記第2の端部における第2の部分とを含むフォークと、
    前記フォークの前記第1の端部に接続された第2の車輪と、
    を第2の平面内に備え、前記フォークの前記第2の端部は、前記フレームの前記第1の端部に枢動自在に接続されることによって前記フォークが前記第1の平面を中心に枢動できるようにし、前記折り畳み式自転車は、
    前記第2の軸と実質的に垂直な第1の枢動軸を有して、前記フォークの前記第1の部分の側方対向面が前記フォークの前記第2の部分の側方対向面に面するまで、前記フォークの前記第1の端部が前記第1の枢動軸を中心に前記フォークの前記第2の端部に向かって枢動できるようにする第1の枢動部材と、
    前記第1の軸と実質的に垂直な第2の枢動軸を有して、前記フレームの前記第1の部分の上方対向面が前記フレームの前記中間部分の上方対向面に面するまで、前記フレームの前記第1の端部が前記第2の枢動軸を中心に前記フレームの前記第2の端部に向かって枢動できるようにする第2の枢動部材と、
    前記第1の軸と実質的に垂直な第3の枢動軸を有して、前記フレームの前記第2の端部の前記第2の部分の側方対向面が前記中間部分の側方対向面に面するまで、前記フレームの前記第2の端部が前記第3の枢動軸を中心に前記フレームの前記第1の端部に向かって枢動できるようにする第3の枢動部材と、
    をさらに備える、
    ことを特徴とする折り畳み式自転車。
  2. 前記第1の枢動軸は、前記第2の平面と実質的に平行である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  3. 前記第1の枢動部材は、前記フォークの前記第1の端部及び前記第2の車輪が前記フォークの前記第2の端部と実質的に平行になるまで、前記フォークの前記第1の端部が前記フォークの前記第2の端部に向かって枢動することを可能にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  4. 前記第2の枢動軸は、前記第1の平面と実質的に垂直である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  5. 前記第2の枢動部材は、前記フレームの前記第1の端部が前記フレームの前記第2の端部と実質的に平行になるまで、前記フレームの前記第1の端部が前記フレームの前記第2端部に向かって枢動することを可能にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  6. 前記第3の枢動部材は、前記第1の平面と実質的に平行である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  7. 前記第3の枢動部材は、前記フレームの前記第2の端部及び前記第1の車輪が前記フレームの前記第1の端部と実質的に平行になるまで、前記フレームの前記第2の端部が前記フレームの前記第1の端部に向かって枢動することを可能にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  8. 前記第3の枢動部材は、前記第1の車輪が前記第2の車輪と実質的に平行になるまで、前記第1の車輪が前記フレームの前記第1の端部に向かって枢動することを可能にする、ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  9. ステアリングユニットをさらに備え、該ステアリングユニットは、
    第1の端部及び第2の端部を有する結合部材と、
    前記結合部材の前記第1の端部に接続されたステアリング部材と、
    前記結合部材の前記第2の端部を前記フォークに枢動自在に接続するとともに、前記第2の平面と実質的に垂直な第4の枢動軸を有して、前記ステアリングユニットが前記第4の枢動軸を中心に枢動することを可能にする第4の枢動部材と、
    前記結合部材の前記第1の端部を前記ステアリング部材に枢動自在に接続するとともに、前記第2の平面と実質的に平行な第5の枢動軸を有して、前記ステアリング部材が前記第5の枢動軸を中心に枢動することを可能にする第5の枢動部材と、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  10. 前記第4の枢動部材は、前記ステアリングユニットが前記フォークに対して枢動することを可能にする車軸を含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載の折り畳み式自転車。
  11. 前記第5の枢動部材は、前記ステアリング部材が前記第5の枢動軸を中心に回転することを可能にする旋回マウントを含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載の折り畳み式自転車。
  12. 前記フォークは、前記ステアリング部材を受け入れるように適合されたキャビティを含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載の折り畳み式自転車。
  13. フットレストユニットをさらに備え、該フットレストユニットは、
    第1の端部及び第2の端部を有する細長部材と、
    前記細長部材の前記第2の端部から実質的に垂直に延びるフランジと、
    前記細長部材の前記第1の端部を前記フレームに枢動自在に接続するとともに、前記第2の平面と実質的に垂直な第6の枢動軸を有して、前記細長部材が前記第6の枢動軸を中心に枢動することを可能にする第6の枢動部材と、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  14. 前記第6の枢動部材は、前記細長部材が前記フレームに対して枢動することを可能にする、
    ことを特徴とする請求項13に記載の折り畳み式自転車。
  15. 前記フットレストユニットを前記フレームに対して保持するための保持部材をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項13に記載の折り畳み式自転車。
  16. シートユニットをさらに備え、該シートユニットは、
    上側シート部と、
    前記フレームに接続された下側シート部と、
    前記上側シート部を前記下側シート部に枢動自在に接続するとともに、前記第1の平面と実質的に垂直な第7の枢動軸を有して、前記上側シート部が前記第7の枢動軸を中心に枢動することを可能にする第7の枢動部材と、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式自転車。
  17. 前記第7の枢動部材は、前記上側シート部が前記下側シート部に対して枢動することを可能にする、
    ことを特徴とする請求項16に記載の折り畳み式自転車。
  18. 折り畳み式自転車であって、
    第1の軸に沿って長手方向に延びる前方フレーム部と、
    第2の軸に沿って長手方向に延びる後方フレーム部と、
    を備え、前記前方フレームは、
    第1の車輪を含む第1の部材と、
    第2の部材と、
    前記第1の部材及び前記第2の部材を前記第1の軸に沿って枢動自在に接続するとともに、前記第1の軸と実質的に垂直な第1の枢動軸を有して、前記第1の部材の側方対向面が前記第2の部材の側方対向面と実質的に平行になって該第2の部材の該側方対向面に面するまで、前記第1の部材が前記第2の部材に向かって枢動することを可能にする第1の枢動部材と、
    を含み、前記後方フレーム部は、
    前記前方フレーム部に接続された第3の部材と、
    第4の部材と、
    第2の車輪を含む第5の部材と、
    前記第3の部材及び前記第4の部材を前記第2の軸に沿って枢動自在に接続するとともに、前記第2の軸と実質的に垂直な第2の枢動軸を有して、前記第3の部材の上方対向面が前記第4の部材の上方対向面と実質的に平行になって該第4の部材の該上方対向面に面するまで、前記第3の部材が前記第4の部材に向かって枢動することを可能にする第2の枢動部材と、
    前記第4の部材及び前記第5の部材を前記第2の軸に沿って枢動自在に接続するとともに、前記第2の軸と実質的に垂直な第3の枢動軸を有して、前記第5の部材の側方対向面が前記第4の部材の側方対向面がと実質的に平行になって該第4の部材の該側方対向面に面するまで、前記第5の部材が前記第4の部材に向かって枢動することを可能にする第3の枢動部材と、
    含む、
    ことを特徴とする折り畳み式自転車。
  19. 自転車の折り畳み方法であって、
    第1の車輪に接続された前記自転車のフォークの第1の端部を、該フォークの該第1の端部における第1の部分の側方対向面が前記フォークの第2の端部における第2の部分の側方対向面と実質的に平行になって該第2の部分の該側方対向面に面するまで、第1の枢動軸を中心に前記第2の端部に向けて折り畳むステップと、
    前記フォークに枢動自在に接続された前記自転車のフレームの第1の端部を、該フレームの該第1の端部における第1の部分の上方対向面が前記フレームの中間部分の上方対向面と実質的に平行になって該中間部分の該上方対向面に面するまで、第2の枢動軸を中心に前記フレームの第2の端部に向けて折り畳むステップと、
    第2の車輪に接続された前記フレームの第2の端部を、該フレームの該第2の端部における第2の部分の側方対向面が前記フレームの前記中間部分の側方対向面と実質的に平行になって該中間部分の該側方対向面に面し、前記第2の車輪が前記第1の車輪と実質的に平行になるまで、第3の枢動軸を中心に前記フレームの前記第1の端部に向けて折り畳むステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  20. 前記フォークの前記第2の端部に接続されたステアリング部材を、第4の枢動軸を中心に前記フォークから離して枢動させるステップと、
    前記ステアリング部材を、該ステアリング部材が前記フォークと実質的に平行になるまで第5の枢動軸を中心に回転させるステップと、
    前記ステアリング部材を、前記第4の枢動軸を中心に少なくとも部分的に前記フォークのキャビティ内に折り畳むステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. フットレストユニットを、第6の枢動軸を中心に前記フレームに向けて折り畳むステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. シートユニットの上側シート部を、第7の枢動軸を中心に前記シートユニットの下側シート部に向けて折り畳むステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
JP2015533042A 2012-09-19 2013-03-18 折り畳み式自転車及び使用方法 Active JP6125641B2 (ja)

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