JP6124456B2 - 滑り出し窓の防火構造 - Google Patents

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本発明は、滑り出し窓の防火構造に関する。
従来、窓やドアなどの建具において、火災の熱によって建具の枠部や閉鎖部材(障子)の框が変形して(反って)しまうことがあった。その結果、枠部と框との間に隙間が生じ、この隙間から炎や熱、煙が流入することがあった。このような炎や熱、煙の流入を防止するために、所定の剛性を有する反り防止部材を設けるとともに、火災の熱によって膨張して枠部と框との隙間を塞ぐ熱膨張耐火材を設ける構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013‐083134号公報
このような構造の建具は、製造工程において、建具の枠部や框に反り防止部材を取り付けた後に、反り防止部材が取り付けられていない枠部や框の部分に熱膨張耐火材を取り付ける方法や、熱膨張耐火材の反り防止部材に対応する部分に切欠き部を形成し、この熱膨張耐火材を枠部や框に取り付けた後に、反り防止部材を枠部や框に取り付ける方法を採用していた。このような従来の方法では、枠部や框への反り防止部材や熱膨張耐火材の取付に手間がかかっていた。
そこで、本発明は、火災の熱や炎の流入を確実に防止することができるとともに、容易に製造することができる滑り出し窓の防火構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る滑り出し窓の防火構造は、枠部と、該枠部に支持された吊元の軸線を中心に回動可能に構成された框と該框にはめ込まれた面材とを有する閉鎖部材と、を備える滑り出し窓の防火構造において、前記吊元側において互いに対向する前記枠部および前記框の少なくとも一方に反り防止部材が設けられ、該反り防止部材には、熱膨張耐火材が配されていることを特徴とする。
本発明では、反り防止部材には、熱膨張耐火材が配されている構成としたため、熱膨張耐火材を予め固定した反り防止部材を枠部および框の少なくとも一方に取り付けることで、滑り出し窓の製造を容易に行うことができる。
また、従来の反り防止部材が設けられている部分に、熱膨張耐火材が配された反り防止部材を設けることにより、防火性能を向上させることができる。
また、本発明に係る滑り出し窓の防火構造では、前記反り防止部材および前記熱膨張耐火材は、前記枠部および前記框の少なくとも一方の前記軸線の延在方向の全長にわたって設けられていることが好ましい。
このように構成されることにより、反り防止部材が枠部および框の少なくとも一方の軸線の延在方向の全長にわたって設けられるため、吊元側の枠部と框との間の空間が軸線の延在方向の全体にわたって均一な形状となる。そして、反り防止部材の全長にわたって熱膨張耐火材が設けられることにより、膨張した後の熱膨張耐火材の密度が、軸線の延在方向全体にわたって略均一となるため、軸線の延在方向全体にわたって略均一な防火性能を付与することができる。
また、軸線の延在方向の全体にわたって反り防止部材を設けることにより、例えば、枠部と反り防止部材との材料を統一させることで意匠性を向上させることができる。
また、本発明に係る滑り出し窓の防火構造では、前記反り防止部材および前記熱膨張耐火材は、前記枠部および前記框の両方に設けられていることが好ましい。
このように構成されることにより、火災の熱による枠部および框の両方の反りが防止されて、火災が生じた際には、膨張した熱膨張耐火材によって、枠部と框との隙間を確実に塞ぐことができる。
また、本発明に係る滑り出し窓の防火構造では、前記反り防止部材には、室外に対向する面が形成され、該面に沿って前記熱膨張耐火材が配されていることが好ましい。
このように構成されることにより、室外で火災が発生した際に、室外側からの熱に対して、熱膨張耐火材が枠部と框との間において室外に向かって膨張するため、枠部と框との室外側の隙間を確実に塞ぐことができて、室外から室内への熱および炎の流入を確実に防止することができる。
また、本発明に係る滑り出し窓の防火構造では、前記反り防止部材には、前記熱膨張耐火材を係止する係止部が形成されていることが好ましい。
このように構成されることにより、反り防止部材に熱膨張耐火材を確実に固定することができる。
また、本発明に係る滑り出し窓の防火構造では、前記反り防止部材の軸方向端面を覆う部材が設けられていることが好ましい。
このように構成されることにより、反り防止部材の端面が露出しないため、意匠性を向上させることができる。また、反り防止部材の端面に他の部材などが接触することを防止することができる。
本発明によれば、反り防止部材には、熱膨張耐火材が配されている構成としたため、熱膨張耐火材を予め固定した反り防止部材を枠部および框の少なくとも一方に取り付けることで、滑り出し窓の製造を容易に行うことができる。
また、従来の反り防止部材が設けられている部分に、熱膨張耐火材が配された反り防止部材を設けることにより、防火性能を向上させることができる。
本発明の実施形態による滑り出し窓の防火構造の一例を示す図である。 滑り出し窓を室内側から見た図である。 図1の部分拡大図である。 反り防止部材の下端部近傍を説明する図である。
以下、本発明の実施形態による滑り出し窓の防火構造について、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態による滑り出し窓1は、枠部2と、枠部2に支持された吊元3の軸線31を中心に回動可能に構成され框4と框4にはめ込まれたガラス(面材)5とを有する閉鎖部材(障子)6とを備えている。また、図1に示すように、本実施形態による滑り出し窓1は、枠部2の吊元3側に設けられた枠反り防止部材7と枠反り防止部材7に固定された熱膨張耐火材8と、框4の吊元3側に設けられた框反り防止部材9と框反り防止部材9に固定された熱膨張耐火材10と、を更に備えている。
本実施形態の滑り出し窓1は、縦滑り出し窓で構成されていて、吊元3は見付け方向(図中の矢印Aの方向)の一方側の端部近傍に設けられているとともに、吊元3の軸線31は上下方向(鉛直方向、図2の矢印Bの方向)に延在している。
枠部2は、アルミニウムの成形材やアルミニウムと樹脂の複合成形材などで構成され、上下方向に延びる一対の縦枠材21,21と、見付け方向Aに延びて一対の縦枠材21,21の上端部同士および下端部同士を連結する一対の横枠材22,22とを備えている。一対の縦枠材21,21および一対の横枠材22,22で囲まれた開口部23を閉鎖部材6が開閉するように構成されている。
框4は、アルミニウムの成形材やアルミニウムと樹脂の複合成形材などで構成され、上下方向Bに延びる一対の縦框材41,41と、見付け方向Aに延びて一対の縦框材41,41の上端部同士および下端部同士を連結する一対の横框材42,42とを備えている。一対の縦框材41,41は、ガラス5の見付け方向Aの両端部をそれぞれ支持し、一対の横框材42,42は、ガラス5の上端部および下端部をそれぞれ支持している。
なお、框4を含む閉鎖部材6を構成する部材や、框4に設けられる部材の説明は、閉鎖部材6が枠部2の開口部23を閉鎖している状態の方向や向きを用いて説明する。
そして、閉鎖部材6が開口部23を閉鎖すると、一対の縦枠材21,21と一対の縦框材41,41とがそれぞれ対向し、一対の横枠材22,22と一対の横框材42,42とがそれぞれ対向するように配置されている。
また、一対の縦枠材21,21および一対の横枠材22,22には、室外側にその延在方向に延びる例えばゴムなどの弾性部材で形成された気密材24が設けられている。そして、閉鎖部材6が開口部23を閉鎖すると、一対の縦框材41,41および一対の横框材42,42に気密材24が当接して滑り出し窓1を介した室内外の空気の流通を遮断するように構成されている。
また、一対の縦枠材21,21のうち吊元3と反対側の縦枠材21および、一対の縦框材41,41のうち吊元3と反対側の縦框材41には、閉鎖部材6が開口部23を閉鎖した状態を維持するためのロック機構(不図示)が設けられている。
また、一対の横枠材22,22には、閉鎖部材6が移動可能なレールが設けられている。
また、下側の横枠材22および下側の横框材42には、閉鎖部材6を開閉させるためのオペレータ式ハンドルなどのハンドル機構(不図示)が設けられている。
次に、図3に示すように、枠反り防止部材7は、アルミニウムの形成材などで構成されていて、一対の縦枠材21,21のうち吊元3側の縦枠材21Aに設けられている。
枠反り防止部材7は、縦枠材21Aの上下方向Bと略同じ長さに形成されていて、縦枠材21Aの全長にわたって設けられている。
枠反り防止部材7は、上下方向Bに延在する板状の第1板部71と、第1板部71と連続し上下方向Bに延在する板状の第2板部72と、を有している。
第1板部71は、その面が見込み方向(図中の矢印Cの方向)を向くように配置され、室内側を向く面が縦枠材21Aと当接して縦枠材21Aにビスなどの固定具78によって固定されている。また、第1板部71の室外側を向く面の一部には、熱膨張耐火材固定面73が形成されていて、熱膨張耐火材固定面73の見付け方向Aの両端部には、熱膨張耐火材8を係止可能な係止部74が形成されている。
第2板部72は、その面が略見付け方向Aを向くように配置され、見込み方向Cの中間部の屈曲部75で折り曲げられた形状に形成され、屈曲部75よりも室内側が、その面が見付け方向Aを向く板状に形成され、屈曲部75よりも室外側が、屈曲部75から室外側の端部に向かって漸次対向する縦框材41Aに近づくように傾斜する板状に形成されている。
また、第2板部72の室外側の端部は、分岐して2つの片76,76が形成されている。2つの片76,76は、水平断面において併せて略L字状となるように形成されていて、縦枠材21Aに形成された角部21aと当接するように構成されている。
枠反り防止部材7は、所定の剛性を有し、縦枠材21Aに固定されることによって、火災の熱による熱膨張耐火材8の発泡(膨張)時に枠反り防止部材7がずれることが防止される。
また、本実施形態では、図4に示すように、枠反り防止部材7の下端部には、枠反り防止部材7の下端面7aを覆う部材77が設けられている。なお、この部材77は、枠反り防止部材7の下端面7aを覆うためだけに設けられた部材でなくてもよく、滑り出し窓1を構成する部材で枠反り防止部材7の下端面7aを覆うように構成してもよい。
熱膨張耐火材8は、火災の熱によって膨張する公知の耐火材料で、樹脂や金属、炭素などを原材料として形成されている。そして、熱膨張耐火材8は、火災の熱によって通常時の十数倍から数十倍に膨張し、耐火性能を発揮するように構成されている。本実施形態では、熱膨張耐火材8は、例えば、厚さが1mm〜1.6mm程度のシート状に形成されている。
熱膨張耐火材8は、係止部74に係止されるとともに熱膨張耐火材固定面73に接着されることで熱膨張耐火材固定面73に固定されている。また、熱膨張耐火材8は、枠反り防止部材7の全長にわたって配されている。
框反り防止部材9は、アルミニウムの形成材などで構成されていて、一対の縦框材41,41のうち吊元3側の縦框材41Aに設けられている。
框反り防止部材9は、縦框材41Aの上下方向Bと略同じ長さに形成されていて、縦框材41Aの全長にわたって設けられている。
框反り防止部材9は、上下方向Bに延在する板状の板部91と、板部91と連続し上下方向Bに延在する筒状の筒状部92と、を有している。
板部91は、縦框材41の見付け方向Aの端面にビスなどの固定具98によって固定されている。
筒状部92は、一部に室外側を向き、熱膨張耐火材10を固定可能な、熱膨張耐火材固定面93が形成されている。また、筒状部92には、熱膨張耐火材固定面93の見付け方向Aの両端部に、熱膨張耐火材10を係止可能な係止部94,94が形成されている。
框反り防止部材9は、所定の剛性を有し、縦框材41Aに固定されることによって、火災の熱による熱膨張耐火材10の発泡(膨張)時に框反り防止部材9がずれることが防止される。
熱膨張耐火材10は、枠反り防止部材7に設けられる熱膨張耐火材8と同等のもので構成されている。熱膨張耐火材10は、係止部94に係止されるとともに熱膨張耐火材固定面93に接着されることで熱膨張耐火材固定面93に固定されている。また、熱膨張耐火材10は、框反り防止部材9の全長にわたって配されている。
また、本実施形態では、熱膨張耐火材10は、膨張した状態において、縦枠材21Aに設けられた気密材24と当接するように構成されている。これにより、火災の熱により気密材24が溶融した場合も、縦枠材21Aと縦框材41Aとの隙間を熱膨張耐火材10が閉鎖することができる。
また、本実施形態では、枠反り防止部材7の第2板部72の屈曲部75の近傍の一部の面と、框反り防止部材9の筒状部92の一部の面とが平行となり対向するように構成されている。そして、これらの面の間隔は、縦枠材21Aと縦框材41Aとの間隔よりも小さくなるように構成されている。このように構成されることにより、火災の熱によって縦枠材21Aおよび縦框材41Aの一方または両方が反ってしまい、枠反り防止部材7および框反り防止部材9が変位した場合にも、枠反り防止部材7および框反り防止部材9とが面接触することで、互いに変位することを防止するように構成されている。
また、本実施形態では、框反り防止部材9の下端部に框反り防止部材9の端面を覆う部材(不図示)が設けられている。なお、この部材は、框反り防止部材9の端面を覆うためだけに設けられた部材でなくてもよく、滑り出し窓1を構成する部材で框反り防止部材9の端面を覆うように構成してもよい。
次に、上述した滑り出し窓1の防火構造の作用・効果について図面を用いて説明する。
本実施形態による滑り出し窓1の防火構造によれば、枠反り防止部材7および框反り防止部材9に熱膨張耐火材8,10がそれぞれ固定されている構成であることにより、予め枠反り防止部材7および框反り防止部材9に熱膨張耐火材8,10を固定することができる。つまり、縦枠材22および縦框材41に、予め熱膨張耐火材8が固定された枠反り防止部材7および予め熱膨張耐火材10が固定された框反り防止部材9を取り付けるだけで所望の製品を製造することができる。
また、従来のような反り防止部材が設けられている部分に、本実施形態の熱膨張耐火材8,10が固定された枠反り防止部材7および框反り防止部材9を取り付ける(交換する)ことにより、防火性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、枠反り防止部材7および框反り防止部材9は、縦枠材21Aおよび縦框材41Aの全長にわたって設けられていることにより、縦枠材21Aと縦框材41Aとの間の空間が上下方向Bの全長にわたって均一な形状となる。そして、枠反り防止部材7および框反り防止部材9の全長にわたって熱膨張耐火材8,10が設けられることにより、膨張した後の熱膨張耐火材8,10の密度が、上下方向B全体にわたって均一となるため、上下方向B全体にわたって均一な防火性能を付与することができる。
また、上下方向Bの全体にわたって枠反り防止部材7および框反り防止部材9が設けられることにより、例えば、枠部と枠反り防止部材との材料を統一させることで意匠性を向上させることができる。
また、本実施形態では、枠反り防止部材7には、室外側に対向する熱膨張耐火材固定面73が形成され、框反り防止部材9には室外側に対向する熱膨張耐火材固定面93が形成されていて、これらの熱膨張耐火材固定面73,93に熱膨張耐火材8,10が固定されることにより、室外で火災が発生した際に、室外側からの熱に対して、熱膨張耐火材8,10が縦枠材21Aと縦框材41Aとの間において室外側に向かって膨張するため、室外側の縦枠材21Aと縦框材41Aとの隙間を確実に塞ぐことができて、室外から室内への熱および炎の流入を確実に防止することができる。
また、本実施形態の枠反り防止部材7および框反り防止部材9には、熱膨張耐火材8,10を係止する係止部74,94が形成されているため、枠反り防止部材7および框反り防止部材9に熱膨張耐火材8,10を確実に固定することができる。
また、本実施形態では、枠反り防止部材7の下端面を覆う部材77が設けられているとともに、框反り防止部材9の下端面を覆う部材(不図示)が設けられていることにより、枠反り防止部材7および框反り防止部材9の下端面が露出しないため、意匠性を向上させることができる。また、他の部材などが枠反り防止部材7および框反り防止部材9の端面と接触することを防止することができる。
以上、本発明による滑り出し窓の防火構造の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、縦枠材21Aおよび縦框材41Aの両方に反り防止部材7,9および熱膨張耐火材8,10を設けているが、縦枠材21Aおよび縦框材41Aのいずれか一方のみに反り防止部材7,9および熱膨張耐火材8,10を設けてもよい。
また、上記の実施形態では、縦枠材21Aおよび縦框材41Aの上下方向Bの全長にわたって反り防止部材7,9および熱膨張耐火材8,10が設けられているが、反り防止部材7,9および熱膨張耐火材8,10が上下方向Bに分割され、それぞれ上下方向Bに所定の間隔をあけて設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、反り防止部材7,9および熱膨張耐火材8,10は、室外側に対向し前記面材と略平行な熱膨張耐火材固定面73,93が形成され、熱膨張耐火材固定面73,93に熱膨張耐火材8,10が設けられているが、熱膨張耐火材8,10が設けられる位置や熱膨張耐火材8,10の向きは任意に設定されてよい。
また、上記の実施形態では、枠反り防止部材7は、第1板部71と第2板部72とを有する構成であるが、縦枠材21Aの反りを防止できる強度(剛性)を有する部材であれば、上記以外の構成であってもよい。
また、上記の実施形態では、框反り防止部材9は、板部91と筒状部92とを有する構成であるが、縦框材41Aに固定されて、縦框材41Aの反りを防止できる強度(剛性)を有する部材であれば、板部または筒状部のみで構成されていたり、任意の断面形状に成形された部材で構成されていたりしてもよい。
さらに、枠反り防止部材7および框反り防止部材9は、アルミニウムの形成材に限らず、スチールやステンレスなどの形成材で構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、滑り出し窓1が縦滑り出し窓で構成されているが、横滑り出し窓で構成されていてもよい。
1 滑り出し窓
2 枠部
3 吊元
4 框
5 ガラス(面材)
6 閉鎖部材
7 枠反り防止部材(反り防止部材)
8 熱膨張耐火材
9 框反り防止部材(反り防止部材)
10 熱膨張耐火材
73 熱膨張耐火材固定面
74 係止部
93 熱膨張耐火材固定面
94 係止部

Claims (6)

  1. 枠部と、該枠部に支持された吊元の軸線を中心に回動可能に構成された框と該框にはめ込まれた面材とを有する閉鎖部材と、を備える滑り出し窓の防火構造において、
    前記吊元側において互いに対向する前記枠部および前記框の少なくとも一方に反り防止部材が設けられ、
    該反り防止部材には、熱膨張耐火材が配されていることを特徴とする滑り出し窓の防火構造。
  2. 前記反り防止部材および前記熱膨張耐火材は、前記枠部および前記框の少なくとも一方の前記軸線の延在方向の全長にわたって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の滑り出し窓の防火構造。
  3. 前記反り防止部材および前記熱膨張耐火材は、前記枠部および前記框の両方に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の滑り出し窓の防火構造。
  4. 前記反り防止部材には、室外に対向する面が形成され、該面に沿って前記熱膨張耐火材が配されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の滑り出し窓の防火構造。
  5. 前記反り防止部材には、前記熱膨張耐火材を係止する係止部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の滑り出し窓の防火構造。
  6. 前記反り防止部材の軸方向の端面を覆う部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の滑り出し窓の防火構造。
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