JP6123486B2 - 画像情報処理装置、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ブック原稿のカバーのスキャンデータを処理するための画像情報処理装置、およびプログラムに関する。
近年、本等のブック原稿をスキャナにより読み取り、ブック原稿の画像データを取得するための技術の開発が進められている。下記特許文献には、ブック原稿の見開きページをスキャナにより読み取る技術が記載されている。
特開2008−42839号公報
上記特許文献によれば、ブック原稿の画像データを取得することが可能である。なお、ブック原稿の多くには、カバーが取り付けられている。カバーは、通常、少なくとも表表紙と裏表紙と背表紙とから構成されており、カバーをスキャンしても、表表紙と裏表紙と背表紙とが一体となった画像データしか取得できない。本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像データを個別に取得することができる技術を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に記載の画像情報処理装置は、プロセッサを備える画像情報処理装置であって、前記プロセッサは、表表紙と裏表紙と背表紙とを有するブック原稿のカバーをスキャンして得られるカバー画像情報を取得するカバー画像情報取得手段と、前記表表紙と前記裏表紙との少なくとも一方の幅を示す第1幅情報を取得する第1幅情報取得手段と、前記背表紙の幅を示す第2幅情報を取得する第2幅情報取得手段と、前記カバー画像情報取得手段によって取得されたカバー画像情報から、前記第1幅情報取得手段によって取得された第1幅情報と前記第2幅情報取得手段によって取得された第2幅情報とに基づいて、前記表表紙の画像である表表紙画像情報と、前記裏表紙の画像である裏表紙画像情報と、前記背表紙の画像である背表紙画像情報とを取得する画像情報取得手段と、して機能することを特徴とする。
カバーの表表紙と裏表紙の寸法は同じであることから、表表紙と裏表紙の幅は同じとなる。このため、本明細書に記載の画像情報処理装置、プログラム等では、表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを取得することで、カバー画像情報から表表紙画像情報と裏表紙画像情報と背表紙画像情報とを適切に抽出することが可能である。これにより、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を個別に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、原稿画像情報と表表紙画像情報と裏表紙画像情報とを、第1表示用情報として記憶し、背表紙画像情報を、第2表示用情報として記憶することが可能である。これにより、カバーの表表紙と裏表紙の画像情報、および、カバーの背表紙の画像情報をそれぞれ別の用途向けに取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、第2表示用情報を、原稿画像情報の検索に供するべく、種類の異なる複数のカバーの背表紙画像情報に基づく画像を画像表示装置に表示させるための情報とし、第1表示用情報を、背表紙画像情報に基づく画像の画像表示装置への表示により検索された原稿画像情報の閲覧に供するべく画像表示装置に表示させるための情報とすることが可能である。これにより、カバーの背表紙の画像情報は、原稿の画像情報を閲覧する際に原稿の画像情報を検索するために表示する用途向けに、表表紙の画像情報と裏表紙の画像情報は、原稿の画像情報の閲覧時に表示する用途向けに取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、カバー画像情報から表表紙画像情報と裏表紙画像情報と背表紙画像情報とを除いた情報をカバーの袖の画像情報として取得することが可能である。これにより、カバーの袖の画像情報を適切に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、ブック原稿の枚数を示す枚数情報を取得し、その枚数情報と予め設定された原稿用紙の厚さとに基づいて、背表紙の幅を取得することが可能である。これにより、ユーザが表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを入力する必要なく、原稿の枚数と原稿の用紙の厚みに基づいて、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を適切に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、ユーザがブック原稿全体の厚さを入力し、そのブック原稿全体の厚さに基づいて、背表紙の幅を取得することが可能である。これにより、ユーザが表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを入力する必要なく、ユーザが入力した原稿全体の厚みに基づいて、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を適切に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、カバー画像情報に基づく画像を表示部に表示し、その画像を幅方向に2等分する線を中央線と定義した場合に、中央線を中心として線対象となる1対の第1区画線を表示部に表示することが可能である。そして、その1対の第1区画線の一方に幅方向へのユーザ操作がなされた場合に、ユーザ操作に伴って、中央線を中心として線対象となるように、1対の第1区画線の他方を移動させ、1対の第1区画線の間の距離に基づいて、背表紙の幅を取得することが可能である。これにより、ユーザが表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを入力する必要なく、カバー全体の画像情報に基づいて表示されたカバー画像とともに示された、表表紙と裏表紙と背表紙とを区画する線を対象としたユーザ入力に基づいて、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を適切に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、上記中央線を中心として線対象となり、1対の第1区画線を挟む1対の第2区画線を、表示部に表示することが可能である。そして、その1対の第2区画線の一方に幅方向へのユーザ操作がなされた場合に、ユーザ操作に伴って、中央線を中心として線対象となるように、1対の第2区画線の他方を移動させ、1対の第2区画線のうちの中央線の一方側に位置するものと、1対の第1区画線のうちの中央線の一方側に位置するものとの間の距離に基づいて、表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅を取得することが可能である。これにより、ユーザが表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを入力する必要なく、カバー全体の画像情報に基づいて表示されたカバー画像とともに示された、表表紙と背表紙とを区画する線と、裏表紙と背表紙とを区画する線とのうち一方を対象としたユーザ入力があれば、他方を対象とするユーザ入力を必要とせず、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を適切に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、フラットベッドに載置されたブック原稿に取り付けられた状態のカバーの表表紙と裏表紙との一方のスキャン時に、表表紙と裏表紙との一方の幅を、光学センサによって検出することが可能である。さらに、フラットベッドとフラットベッドカバーとの間の距離を、距離センサによって検出し、該検出値に基づいて背表紙の幅を取得することが可能である。これにより、ユーザが表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを入力する必要なく、フラットベットとフラットベットとの間の距離に基づいて、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を適切に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、ブック原稿のスキャン時に、ブック原稿の幅を光学センサによって検出し、該検出値に基づいて表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅を取得することが可能である。これにより、ユーザが表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを入力する必要なく、光学的に検出されたブック原稿の幅に基づいて、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を適切に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、ユーザがブック原稿の幅の入力し、そのブック原稿の幅に基づいて、表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅を取得することが可能である。これにより、ユーザが表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを入力する必要なく、ユーザが入力したブック原稿の幅に基づいて、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を適切に取得することが可能となる。
本明細書に記載の画像情報処理装置等では、カバー画像情報から、カバーに記された識別記号に関する情報を取得することが可能である。そして、表表紙と裏表紙との一方の幅を指標する指標値と識別記号とを関連付けて記憶するデータベースから、識別記号に関する情報に応じた指標値を取得し、該指標値に基づいて表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅を取得することが可能である。また、背表紙の幅を指標する指標値と識別記号とを関連付けて記憶するデータベースから、識別記号に関する情報に応じた指標値を取得し、該指標値に基づいて背表紙の幅を取得することが可能である。これにより、ユーザが表表紙と裏表紙との少なくとも一方の幅と、背表紙の幅とを入力する必要なく、ブック原稿から検出された識別記号に基づいて、カバーの表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像情報を適切に取得することが可能となる。
MFP10のブロック図である。 カバー100を概略的に示す図である。 カバーのスキャン指示画面を示す図である。 表表紙と裏表紙と背表紙との各々の画像データの記憶の態様を示す図である。 MFP10の動作フローチャートを示す図である。 パネル16に表示されたカバー画像情報に基づく画像130を示す図である。 MFP10の動作フローチャートを示す図である。 MFP10の動作フローチャートを示す図である。 本のサイズおよび厚さの入力画面を示す図である。 MFP10の動作フローチャートを示す図である。 MFP10の動作フローチャートを示す図である。 MFP10の動作フローチャートを示す図である。
<MFPの構成>
図1に、本願に係る第1実施形態として例示されるMFP(Multifunction Peripheralの略)10のブロック図を示す。MFP10は、CPU(Central Processing Unitの略)12、記憶部14、パネル16、ボタン入力部18、プリンタ20、スキャナ22、ネットワークインターフェース24、距離センサ28を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート30を介して互いに通信可能とされている。
CPU12は、記憶部14内のプログラム34に従って処理を実行する。以降、データ処理プログラム34aやオペレーティングシステム34bなど、プログラムを実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「データ処理プログラム34aが」という記載は、「データ処理プログラム34aを実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、フラッシュメモリー、HDD(ハードディスクの略)、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
記憶部14は、プログラム34を記憶する。プログラム34は、データ処理プログラム34a、オペレーティングシステム34b(OS34bと略して記載する場合もある)を含む。データ処理プログラム34aは、本および、本のカバーのスキャンを、CPU12に実行させるためのプログラムである。記憶部14は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリー、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、non-transitoryな媒体には含まれない。
オペレーティングシステム34bは、データ処理プログラム34aに利用される基本的な機能を提供するプログラムである。OS34bは、記憶部14,パネル16,ボタン入力部18などを制御するプログラムなどを含む。
また、記憶部14は、データ記憶領域14aを備える。データ記憶領域14aは、画像データ等を記憶する領域である。データ処理プログラム34aは、OS34bを介して、画像データをデータ記憶領域14aに記憶させるためのデータを出力する。若しくは、データ処理プログラム34aは、OS34bを介して、データ記憶領域14aが記憶している画像データを取得する。
パネル16は、MFP10の各種機能を表示する表示面を備える。データ処理プログラム34aは、表示用の画像データを出力し、OS34bを介してパネル16に表示させる。ボタン入力部18は、タッチセンサを有し、パネル16と一体的に構成されており、入力媒体のパネル16への接近・接触を検出し、ユーザによるボタン操作を受け付ける。データ処理プログラム34aは、OS34bを介して、ユーザによるボタン操作内容を示すデータを取得する。プリンタ20は、印刷を実行する部位である。
スキャナ22は、イメージセンサ23を有しており、原稿台(図示省略)若しくは、フラットベッド(図示省略)にセットされた原稿等を、イメージセンサ23によってスキャンする。データ処理プログラム34aは、OS34bを介して、イメージセンサ23によりスキャンされた画像データを取得する。
なお、フラットベッドにセットされた原稿等をスキャンする際には、フラットベッドカバー(図示省略)が閉じられるが、閉じられたフラットベッドカバーと、フラットベッドとは、ほぼ平行となる。ほぼ平行とは、例えば、平行から5度程度までの誤差である。距離センサ28は、閉じられたフラットベッドカバーと、フラットベッドとの間の距離を検出するセンサである。データ処理プログラム34aは、OS34bを介して、距離センサ28により検出されたデータを取得する。
ネットワークインターフェース24は、各種データを、ネットワーク32を介して外部装置と通信するものである。また、ネットワークインターフェース24は、ネットワーク32を介して、ウェブサーバ33に接続されている。ウェブサーバ33は、ネットワークにおいて、クライアント装置に対し、自身の持っている機能やデータを提供する装置である。
ここで、「データ」および「情報」の文言の定義を説明する。本明細書では、「データ」と「情報」では「情報」を「データ」の上位概念として用いている。そのため、「Aデータ」を「A情報」と言い換えてもよい。また、「Aデータ」から複製された、または、変換された「Bデータ」は、「Aデータ」と同等の意味を持って使用される限り「A情報」である。
<MFPによるスキャン処理>
本実施形態に係るMFP10の動作を説明する。MFP10では、データ処理プログラム34aを用いて、本の内部、つまり、目次,本文,あとがき等の原稿および、本のカバーのスキャン処理が実行される。本のカバー100は、図2に示すように、1枚の矩形状の紙媒体であり、表表紙102と裏表紙104と背表紙106と1対の袖108,110とに区分けされる。1対の袖108,110は、カバー100の長手方向の両端に位置し、1対の袖108,110の幅は、互いにaである。また、表表紙102と裏表紙104とは、袖108,110に隣接しており、表表紙102と裏表紙104の幅は、互いにbである。そして、背表紙106は、カバー100の長手方向の中央に位置し、背表紙の幅はcである。
<カバーの表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データの取得>
カバー100は、本を覆うものであり、通常、表表紙102と袖108,表表紙102と背表紙106,裏表紙104と背表紙106,裏表紙104と袖110の各々の間で折り曲げられている。その折り曲げられたカバー100が平らに延ばされた状態で、原稿台若しくは、フラットベットにセットされ、スキャナ22によってスキャンされる。このスキャンにより、カバー全体の画像データ(カバー画像データと略して記載する場合もある)が得られる。
次に、目次,本文,あとがき等の複数の原稿が、スキャナ22によってスキャンされ、目次,本文,あとがき等の複数の原稿の画像データ(原稿画像データと略して記載する場合もある)が得られる。なお、目次,本文,あとがき等の原稿のスキャン時には、イメージセンサ23によって原稿の縁が検出され、その検出値に基づいて原稿の幅が演算される。また、目次,本文,あとがき等の複数の原稿のスキャン時には、スキャンされる原稿の枚数がカウントされており、本のページ数が取得される。
続いて、カバー画像データが、表表紙102の画像データ(表表紙画像データと略して記載する場合もある)と、裏表紙104の画像データ(裏表紙画像データと略して記載する場合もある)と、背表紙106の画像データ(背表紙画像データと略して記載する場合もある)と、袖108,110の画像データ(袖画像データと略して記載する場合もある)とに分割される。
詳しくは、データ記憶領域14aには、1枚の原稿の厚さに関するデータが記憶されており、そのデータに基づく値と、原稿スキャン時に取得した本のページ数とを乗じることで、本の厚さを推定する。本の厚さは、背表紙106の幅cと略同じであることから、推定される本の厚さを、背表紙106の幅cとみなす。また、目次,本文,あとがき等の原稿の幅は、表表紙102および裏表紙104の幅bと略同じであることから、原稿スキャン時に演算された原稿の幅を、表表紙102および裏表紙104の幅bとみなす。次に、カバー画像データからカバー100の長手方向の長さLを演算する。そして、カバー100の長手方向の長さLから、表表紙102および裏表紙104の幅bと背表紙106の幅cとを減じた値を2で除する。これにより、袖108,110の各々の幅a(=(L−2b−c)/2)が得られる。
続いて、カバー画像データから、その画像データに基づく画像の両端から幅aに相当する領域のデータが抽出される。この抽出されたデータが、袖画像データとなる。袖画像データが抽出されると、袖画像データが抽出されたカバー画像データから、その画像データに基づく画像の一端から幅bに相当する領域のデータが抽出される。この抽出されたデータが、表表紙画像データと裏表紙画像データとの一方となる。また、袖画像データが抽出されたカバー画像データから、その画像データに基づく画像の他端から幅bに相当する領域のデータが抽出される。この抽出されたデータが、表表紙画像データと裏表紙画像データとの他方となる。なお、表表紙画像データと裏表紙画像データとの選択は、ユーザ操作により任意に設定される。そして、カバー画像データから袖画像データ,表表紙画像データ,裏表紙画像データが抽出された残りのデータが、背表紙画像データとなる。
<表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データおよび、原稿の画像データの記憶>
カバー画像データから袖画像データ,表表紙画像データ,裏表紙画像データ,背表紙画像データが抽出されると、各画像データは、各画像データに応じた形式でデータ記憶領域14aに記憶される。詳しくは、表表紙画像データと裏表紙画像データとは、図4(a)に示すように、複数の原稿画像データとともに、1つのデータセットとされ、PDF形式のデータとして、データ記憶領域14aに記憶される。これにより、目次,本文,あとがき等の複数の原稿と、表表紙と、裏表紙とを1つのデータセットで纏めて記憶することが可能となり、ユーザは、目次,本文,あとがき等だけでなく、表表紙および裏表紙も、携帯端末等のビューワにより閲覧することが可能となる。
また、背表紙画像データは、図4(b)に示すように、単独で、サムネイル形式のデータとして、データ記憶領域14aに記憶される。これにより、背表紙の画像を、携帯端末等のビューワに表示し、任意の本の検索に供することが可能となる。つまり、複数のカバー100の各々の背表紙がサムネイル形式のデータとしてデータ記憶領域14aに記憶されている場合に、複数の背表紙の画像をサムネイル形式で携帯端末等のビューワに表示することで、ユーザは、容易に任意の本を検索することが可能となる。
また、袖画像データは、図4(c)に示すように、1対の袖108,110の画像データに分割可能な状態で、PDF形式のデータとして、データ記憶領域14aに記憶される。これにより、1対の袖108,110の画像を、個別、若しくは、一緒に、携帯端末等のビューワに表示することが可能となる。なお、袖画像データは、表表紙画像データと裏表紙画像データと原稿画像データとのデータセットと関連付けて記憶されており、ユーザは、目次,本文,あとがき等の閲覧時に、袖をも閲覧することが可能となる。
<データ処理プログラム>
上述したデータ処理は、データ処理プログラム34aがMFP10のCPU12によって実行されることで行われる。以下に、図5を用いて、本および、本のカバー100をスキャンし、スキャンにより得られたデータを処理するためのフローを説明する。
MFP10の電源が入り、データ処理プログラム34aが起動されると、図5に示すフローの処理が開始される。S100において、CPU12は、本のカバー100のスキャン指示の画面をパネル16に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S102に進む。なお、本のカバー100のスキャン指示の画面には、図3に示すように、「カバーをセットし、スキャンボタンを押してください」との文言が表示され、その文言の下方に、スキャンボタン120が表示される。
S102において、CPU12は、スキャンボタン120が押下されたことを条件として、カバー100のスキャン処理を実行する。そして、S104に進む。S104において、CPU12は、スキャン処理により得られたカバー画像データを、データ記憶領域14aに記憶するためのデータを、OS34bを介して出力する。これにより、カバー画像データが、データ記憶領域14aに記憶される。そして、S106に進む。
S106において、CPU12は、目次,本文,あとがき等の複数の原稿のスキャン指示の画面をパネル16に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S108に進む。なお、原稿のスキャン指示の画面には、「原稿をセットし、スキャンボタンを押してください」との文言が表示され、その文言の下方に、スキャンボタンが表示される。
S108において、CPU12は、原稿のスキャン指示画面のスキャンボタンが押下されたことを条件として、原稿のスキャン処理を実行する。そして、S110に進む。なお、CPU12は、原稿のスキャン処理実行時に、<カバーの表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データの取得>に述べたように、原稿の幅および、原稿の枚数を取得する。
S110において、CPU12は、スキャン処理により得られた原稿画像データを、データ記憶領域14aに記憶するためのデータを、OS34bを介して出力する。これにより、原稿画像データが、データ記憶領域14aに記憶される。そして、S112に進む。
S112において、CPU12は、<カバーの表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データの取得>に述べたように、原稿の枚数に基づいて背表紙106の幅cを演算する。詳しくは、CPU12は、OS34bを介して、データ記憶領域14aが記憶している1枚の原稿の厚さに関するデータを取得し、そのデータの示す値と、S108で取得した原稿の枚数とを乗じる。これにより、背表紙106の幅cが演算される。そして、S114に進む。
S114において、CPU12は、<カバーの表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データの取得>に述べたように、原稿の幅に基づいて表表紙102および裏表紙104の幅bを演算する。詳しくは、CPU12は、S108で取得した原稿の幅を、表表紙102および裏表紙104の幅bとみなす。そして、S116に進む。
S116において、CPU12は、<カバーの表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データの取得>に述べたように、表表紙画像データと裏表紙画像データと背表紙画像データと袖画像データとを、カバー画像データから抽出する。詳しくは、CPU12は、カバー画像データに基づいてカバー100の幅方向の長さLを演算し、その長さLと背表紙106の幅cと表表紙102および裏表紙104の幅bとに基づいて、袖の幅aを演算する。そして、カバー画像データから、その画像データに基づく画像の両端から幅aに相当する領域のデータが、袖画像データとして抽出される。次に、袖画像データが抽出されたカバー画像データから、その画像データに基づく画像の一端から幅bに相当する領域のデータが、表表紙画像データとして抽出される。また、袖画像データが抽出されたカバー画像データから、その画像データに基づく画像の他端から幅bに相当する領域のデータが、裏表紙画像データとして抽出される。最後に、カバー画像データから袖画像データ,表表紙画像データ,裏表紙画像データが抽出された残りのデータが、背表紙画像データとなる。そして、S118に進む。
S118において、CPU12は、<表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データおよび、原稿の画像データの記憶>に述べたように、表表紙画像データと裏表紙画像データと原稿画像データとをPDF形式のデータとして記憶する。詳しくは、CPU12は、表表紙画像データと裏表紙画像データと複数の原稿画像データとを1つのデータセットとして、PDF形式のデータを作成する。そして、CPU12は、その1つのデータセットを、データ記憶領域14aに記憶するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S120に進む。
S120において、CPU12は、<表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データおよび、原稿の画像データの記憶>に述べたように、背表紙画像データをサムネイル形式のデータとして記憶する。詳しくは、CPU12は、背表紙画像データに基づいてサムネイル形式のデータを作成し、そのサムネイル形式のデータをデータ記憶領域14aに記憶するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S122に進む。
S122において、CPU12は、<表表紙,裏表紙,背表紙,袖の画像データおよび、原稿の画像データの記憶>に述べたように、袖画像データをPDF形式のデータとして記憶する。詳しくは、CPU12は、袖画像データに基づいてPDF形式のデータを作成し、そのPDF形式のデータをデータ記憶領域14aに記憶するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、データ処理プログラム34aの実行が終了する。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るMFP10の動作を説明する。なお、第2実施形態におけるMFP10の構成は、第1実施形態におけるMFP10の構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。
第1実施形態のMFP10では、スキャンされた原稿の枚数に基づいて、背表紙106の幅cが取得され、スキャンされた原稿の幅に基づいて、表表紙102および裏表紙104の幅bが取得されているが、第2実施形態のMFP10では、ユーザ操作により、背表紙106の幅c,表表紙102および裏表紙104の幅bが取得される。
詳しくは、カバー100のスキャンにより、カバー画像データが取得されると、そのカバー画像データに基づく画像130が、図6(a)に示すように、パネル16に表示される。その際、パネル16には、1対の第1区画線132,134と1対の第2区画線136,138とが表示される。1対の第1区画線132,134は、カバー画像データに基づく画像130を幅方向に2等分する中央線140を中心として線対象となるように、パネル16に表示される。なお、図に示す中央線140は、仮想線であり、パネル16には実際に表示されない。また、1対の第2区画線136,138は、中央線140を中心として線対象となり、1対の第1区画線132,134を挟むように、パネル16に表示される。
パネル16に表示された1対の第2区画線136,138の何れか一方に対して、ドラッグ操作を行うことで、表表紙102と袖108との境界線、および、裏表紙104と袖110との境界線を設定することが可能である。詳しくは、パネル16に表示された第2区画線136に対して、黒矢印142の方向にドラッグ操作を行うと、第2区画線136の移動に伴って、第2区画線138が、中央線140を中心として線対象となるように、白矢印144の方向に移動する。そして、ユーザが、任意の位置でドラッグ操作を終えると、1対の第2区画線136,138の位置が、表表紙102と袖108との境界線、および、裏表紙104と袖110との境界線となる。なお、第2区画線138に対してドラッグ操作をすることも可能であり、この場合には、第2区画線138の移動に伴って、第2区画線136が、中央線140を中心として線対象となるように、移動する。
ここで、ドラッグ操作について説明する。画面上に表示されるマウスポインタ146を、対象物、つまり、第2区画線136の上に位置させた状態でマウスの左ボタンを押す。そして、左ボタンを押した状態で、マウスを任意の方向、つまり、黒矢印142の方向に移動させる。これにより、第2区画線136が黒矢印142の方向に移動する。この移動に伴って、第2区画線138が、中央線140を中心として線対象となるように、白矢印144の方向に移動する。マウスを移動させた後に、任意の位置でマウスの左ボタンの押下を解除することで、第2区画線136の位置が設定される。つまり、第2区画線138の位置も設定される。
また、パネル16に表示された1対の第1区画線132,134の何れか一方に対して、ドラッグ操作を行うことで、表表紙102と背表紙106との境界線、および、裏表紙104と背表紙106との境界線を設定することが可能である。詳しくは、図6(b)に示すように、パネル16に表示された第1区画線132に対して、黒矢印148の方向にドラッグ操作を行うと、第1区画線132の移動に伴って、第1区画線134が、中央線140を中心として線対象となるように、白矢印150の方向に移動する。そして、ユーザが、任意の位置でドラッグ操作を終えると、1対の第1区画線132,134の位置が、表表紙102と背表紙106との境界線、および、裏表紙104と背表紙106との境界線となる。なお、第1区画線134に対してドラッグ操作をすることも可能であり、この場合には、第1区画線134の移動に伴って、第1区画線132が、中央線140を中心として線対象となるように、移動する。
また、パネル16には、カバー画像データに基づく画像130の下方にOKボタン152が表示されており、OKボタン152の操作により、1対の第2区画線136,138の位置が、表表紙102と袖108との境界線、および、裏表紙104と袖110との境界線として、設定され、1対の第1区画線132,134の位置が、表表紙102と背表紙106との境界線、および、裏表紙104と背表紙106との境界線として、設定される。
表表紙102と袖108との境界線、裏表紙104と袖110との境界線、表表紙102と背表紙106との境界線、裏表紙104と背表紙106との境界線が設定されると、それら4本の境界線に基づいて、袖108,110の幅a、表表紙102および裏表紙104の幅b、背表紙106の幅cが演算される。詳しくは、1対の第1区画線132,134の間の距離に応じて、背表紙106の幅cが演算され、第1区画線132と第2区画線136との間の距離、若しくは、第1区画線134と第2区画線138との間の距離に応じて、表表紙102および裏表紙104の幅bが演算される。また、第2区画線136と、第2区画線136に近い側の画像130の端との間の距離、若しくは、第2区画線138と、第2区画線138に近い側の画像130の端との間の距離に応じて、袖108,110の幅aが演算される。
そして、表表紙102,裏表紙104,背表紙106,袖108,110の各々の幅に基づいて、第1実施例と同様に、カバー画像データから、表表紙画像データと裏表紙画像データと背表紙画像データと袖画像データとが抽出され、各データに応じた形式でデータ記憶領域14aに記憶される。
上述した第2実施形態での本およびカバーのスキャン処理を行うためのフローを、図7および図8を用いて説明する。S200において、CPU12は、第1サブルーチンを実行する。第1サブルーチンでは、図5に示すフローのS100〜S110の処理と同じ処理が行われることから、第1サブルーチンに関する説明は省略する。第1サブルーチンの処理が終了すると、S202に進む。
S202において、CPU12は、カバー画像データに基づく画像130をパネル16に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S204に進む。S204において、CPU12は、区切り位置調整サブルーチンを実行する。
区切り位置調整サブルーチンでは、S210において、CPU12は、OKボタン152が操作されたか否かを判定する。つまり、CPU12は、OKボタン152が操作されたことにより発生するデータを、OS34bを介して、取得したか否かを判定する。OKボタン152が操作されていない場合(S210:NO)には、S212に進む。
S212において、CPU12は、第1区画線132,134および第2区画線136,138をパネル16に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S214に進む。S214において、CPU12は、第1区画線132,134のいずれか一方、若しくは、第2区画線136,138のいずれか一方に対するドラッグ操作の有無を判定する。つまり、CPU12は、第1区画線132,134のいずれか一方、若しくは、第2区画線136,138のいずれか一方に対するドラッグ操作により発生するデータを、OS34bを介して、取得したか否かを判定する。ドラッグ操作が無かった場合(S214:NO)には、S210に戻る。
一方、ドラッグ操作が有った場合(S214:YES)には、S216に進む。S216において、CPU12は、1対の第1区画線132,134、若しくは、1対の第2区画線136,138のうちの操作された区画線をドラッグ操作に応じて移動させるとともに、1対の第1区画線132,134、若しくは、1対の第2区画線136,138のうちの操作されていない区画線を、中央線140を中心として線対象となるように、移動させる。そして、S210に戻る。
また、S210でOKボタン152が操作された場合(S210:YES)には、S218に進む。S218において、CPU12は、第1区画線132,134、および第2区画線136,138に基づいて、表表紙102および裏表紙104の幅bを演算する。そして、S220に進む。S220において、CPU12は、第1区画線132,134に基づいて、背表紙106の幅cを演算する。そして、区切り位置調整サブルーチンを終了する。
区切り位置調整サブルーチンが終了すると、メインルーチンのS206に進む。S206において、CPU12は、第2サブルーチンを実行する。第2サブルーチンでは、図5に示すフローのS116〜S122の処理と同じ処理が行われることから、第2サブルーチンに関する説明は省略する。第2サブルーチンが終了すると、第2実施形態のデータ処理プログラム34aの実行が終了する。
<第3実施形態>
第3実施形態に係るMFP10の動作を説明する。なお、第3実施形態におけるMFP10の構成は、第1実施形態におけるMFP10の構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。第3実施形態のMFP10では、ユーザにより入力された本のサイズおよび本の厚さに基づいて、表表紙102および裏表紙104の幅b,背表紙106の幅cが取得される。
詳しくは、第3実施形態のMFP10では、図9に示すように、本のサイズおよび本の厚さを入力するための画像が、パネル16に表示される。その画像には、サイズ入力ボックス160と厚さ入力ボックス162とOKボタン164とが表示される。サイズ入力ボックス160は、スキャンの対象となる本のサイズを選択するためのボックスであり、サイズ入力ボックス160の操作により、本のサイズの一覧が表示される。つまり、サイズ入力ボックス160の操作により、A4サイズ、B6サイズ、文庫本サイズ等の各々を選択するためのボタン(図示省略)が表示される。そして、A4サイズ、B6サイズ、文庫本サイズ等の各々を選択するためのボタンから1つのボタンが操作されることで、スキャンの対象となる本のサイズが選択される。厚さ入力ボックス162は、本の厚さを入力するためのボックスであり、ユーザ操作により任意の数値が入力される。OKボタン164は、サイズ入力ボックス160および厚さ入力ボックス162への入力が完了した場合に操作されるボタンであり、OKボタン164の操作により、本のサイズおよび本の厚さが設定される。
本のサイズ、および本の厚さが設定されると、設定された本のサイズに基づいて、表表紙102および裏表紙104の幅bが演算され、設定された本の厚さに基づいて、背表紙106の幅cが演算される。詳しくは、設定された本のサイズに基づいて、本の幅が取得され、その本の幅が、表表紙102および裏表紙104の幅bとされる。また、設定された本の厚さが、背表紙106の幅cとされる。なお、袖108,110の幅aは、第1実施例と同様に、カバー100の長手方向の長さLと、表表紙102および裏表紙104の幅bと、背表紙106の幅cとに基づいて演算される。
そして、表表紙102,裏表紙104,背表紙106,袖108,110の各々の幅に基づいて、第1実施例と同様に、カバー画像データから、表表紙画像データと裏表紙画像データと背表紙画像データと袖画像データとが抽出され、各データに応じた形式でデータ記憶領域14aに記憶される。
上述した第3実施形態での本およびカバーのスキャン処理を行うためのフローを、図10を用いて説明する。S300において、CPU12は、第1サブルーチンを実行する。第1サブルーチンでは、図5に示すフローのS100〜S110の処理と同じ処理が行われることから、第1サブルーチンに関する説明は省略する。第1サブルーチンの処理が終了すると、S302に進む。
S302において、CPU12は、ユーザ操作により入力された本のサイズおよび本の厚さを受け付ける。詳しくは、CPU12は、サイズ入力ボックス160と厚さ入力ボックス162とOKボタン164とをパネル16に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、CPU12は、OKボタン164が操作された際に発生するデータを、OS34bを介して取得した際に、サイズ入力ボックス160および厚さ入力ボックス162に入力されている本のサイズおよび本の厚さに関するデータを取得する。そして、S304に進む。
S304において、CPU12は、取得した本のサイズに基づいて、表表紙102および裏表紙104の幅bを演算する。詳しくは、CPU12は、取得した本のサイズに基づいて本の幅を演算し、その本の幅を、表表紙102および裏表紙104の幅bとして設定する。そして、S306に進む。S306において、CPU12は、取得した本の厚さに基づいて、背表紙106の幅cを演算する。詳しくは、CPU12は、取得した本の厚さを、背表紙106の幅cとして設定する。そして、S308に進む。
S308において、CPU12は、第2サブルーチンを実行する。第2サブルーチンでは、図5に示すフローのS116〜S122の処理と同じ処理が行われることから、第2サブルーチンに関する説明は省略する。第2サブルーチンが終了すると、第3実施形態のデータ処理プログラム34aの実行が終了する。
<第4実施形態>
第4実施形態に係るMFP10の動作を説明する。なお、第4実施形態におけるMFP10の構成は、第1実施形態におけるMFP10の構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。第4実施形態のMFP10では、カバー100に記された識別記号に基づいて、表表紙102および裏表紙104の幅b,背表紙106の幅cが取得される。
詳しくは、本のカバー100には、通常、ISBN(International Standard Book Numberの略),Cコード,日本図書コード,書籍JANコード等の識別記号が記されている。一方、ウェブサーバ33には、その識別記号と、本のサイズおよび厚さとが、関連付けて記憶されている。このため、カバー画像データから識別記号に関するデータを取得し、その識別記号に関するデータに応じて記憶されている本のサイズおよび厚さを、ウェブサーバ33から取得することが可能である。これにより、取得した本のサイズおよび厚さから、第3実施例と同様に、袖108,110の幅a、表表紙102および裏表紙104の幅b、背表紙106の幅cが演算される。
そして、表表紙102,裏表紙104,背表紙106,袖108,110の各々の幅に基づいて、第1実施例と同様に、カバー画像データから、表表紙画像データと裏表紙画像データと背表紙画像データと袖画像データとが抽出され、各データに応じた形式でデータ記憶領域14aに記憶される。
上述した第4実施形態での本およびカバーのスキャン処理を行うためのフローを、図11を用いて説明する。S400において、CPU12は、第1サブルーチンを実行する。第1サブルーチンでは、図5に示すフローのS100〜S110の処理と同じ処理が行われることから、第1サブルーチンに関する説明は省略する。第1サブルーチンの処理が終了すると、S402に進む。
S402において、CPU12は、カバー画像データから識別記号に関するデータを取得する。そして、S404に進む。S404において、CPU12は、識別記号に関するデータに応じた本のサイズおよび本の厚さを、ウェブサーバ33から取得する。詳しくは、CPU12は、識別記号に関するデータをネットワーク32を介してウェブサーバ33に送信するためのデータを、OS34bを介して出力する。ウェブサーバ33には、識別記号と、識別記号に応じた本のサイズおよび厚さとが関連付けて記憶されており、ウェブサーバ33は、識別記号に関するデータを受信すると、その識別記号に応じた本のサイズおよび厚さに関するデータを、ネットワーク32を介して、MFP10に送信する。そして、CPU12は、識別記号に応じた本のサイズおよび厚さに関するデータを、OS34bを介して取得する。そして、S406に進む。
S406において、CPU12は、取得した本のサイズに基づいて、第3実施形態と同様に、表表紙102および裏表紙104の幅bを演算する。そして、S408に進む。S408において、CPU12は、取得した本の厚さに基づいて、第3実施形態と同様に、背表紙106の幅cを演算する。そして、S410に進む。
S410において、CPU12は、第2サブルーチンを実行する。第2サブルーチンでは、図5に示すフローのS116〜S122の処理と同じ処理が行われることから、第2サブルーチンに関する説明は省略する。第2サブルーチンが終了すると、第4実施形態のデータ処理プログラム34aの実行が終了する。
<第5実施形態>
第5実施形態に係るMFP10の動作を説明する。なお、第5実施形態におけるMFP10の構成は、第1実施形態におけるMFP10の構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。第5実施形態のMFP10では、本のサイズおよび厚さを実測することにより、表表紙102および裏表紙104の幅b,背表紙106の幅cが取得される。
詳しくは、第5実施形態に係るMFP10では、本に取り付けられた状態のカバー100をフラットベッドに載置し、カバー100の表表紙102をスキャンする。その際、イメージセンサ23により、本に取り付けられた状態のカバー100の表表紙102の縁を検出し、表表紙102の幅を演算する。つまり、表表紙102の幅を実測し、表表紙102および裏表紙104の幅bを取得する。
また、MFP10は、フラットベッドにある程度の厚さの本が載置され、フラットベッドカバーが閉じられた場合に、フラットベッドとフラットベッドカバーとが平行になる構造とされている。また、MFP10には、フラットベッドとフラットベッドカバーとの間の距離を検出する距離センサ28が、設けられている。このため、本に取り付けられた状態のカバー100をフラットベッドに載置した状態で、フラットベッドとフラットベッドカバーとの間の距離を、距離センサ28によって検出すると、その検出値は、本の厚さに相当する。これにより、本の厚さを実測し、その本の厚さに基づいて、第3実施形態と同様に、背表紙106の幅cを取得する。
表表紙102および裏表紙104の幅b、背表紙106の幅cが取得されると、袖108,110の幅aが、第1実施例と同様に、カバー100の長手方向の長さLと、表表紙102および裏表紙104の幅bと、背表紙106の幅cとに基づいて演算される。そして、表表紙102,裏表紙104,背表紙106,袖108,110の各々の幅に基づいて、第1実施例と同様に、カバー画像データから、表表紙画像データと裏表紙画像データと背表紙画像データと袖画像データとが抽出され、各データに応じた形式でデータ記憶領域14aに記憶される。
なお、第5実施形態のMFP10では、データ記憶領域14aに、複数の原稿画像データが予め記憶されている。そして、スキャンされたカバー100に応じた原稿画像データが、複数の原稿画像データの中から選択され、選択された原稿画像データと、抽出された表表紙画像データと裏表紙画像データとにより、PDF方式の1つのデータセットが作成される。
上述した第5実施形態での本およびカバーのスキャン処理を行うためのフローを、図12を用いて説明する。S500〜S504において、CPU12は、図5に示すフローのS100〜S104の処理と同じ処理を実行する。そして、S506に進む。S506において、CPU12は、表表紙のスキャン指示の画面をパネル16に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S510に進む。なお、表表紙のスキャン指示の画面には、「本に取り付けられた状態のカバーをフラットベッドにセットし、スキャンボタンを押してください」との文言が表示され、その文言の下方に、スキャンボタンが表示される。
S510において、CPU12は、表表紙のスキャン指示画面のスキャンボタンが押下されたことを条件として、表表紙のスキャン処理を実行する。そして、S512に進む。S512において、CPU12は、表表紙のスキャン処理実行時に、OS34bを介して、イメージセンサ23により検出されたデータを取得し、表表紙102の幅bを演算する。そして、S514に進む。S514において、CPU12は、表表紙のスキャン処理実行時に、OS34bを介して、距離センサ28により検出されたデータを取得する。そして、S516に進む。
S516において、CPU12は、距離センサ28により検出されたデータに基づいて、背表紙106の幅cを演算する。そして、S517に進む。S517において、CPU12は、OS34bを介して、データ記憶領域14aが記憶している原稿画像データを取得する。詳しくは、CPU12は、データ記憶領域14aが記憶している複数の原稿画像データの名称をパネル16に表示するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、ユーザ操作により、複数の原稿画像データの名称から任意のものが選択されると、CPU12は、OS34bを介して、データ記憶領域14aが記憶している複数の原稿画像データの中から選択された原稿画像データを取得する。そして、S518に進む。S518〜S524において、CPU12は、図5に示すフローのS116〜S122の処理と同じ処理を実行する。そして、第5実施形態のデータ処理プログラム34aの実行が終了する。
<変形例>
第3実施形態のMFP10では、本のサイズおよび本の厚さが、ユーザ操作により入力されているが、本のサイズの代わりに、本の幅等を、本の厚さの代わりに、本のページ数等を入力することが可能である。
第4実施形態のMFP10では、表表紙102および裏表紙104の幅を指標する第1指標値として、本のサイズが採用されているが、本の幅、本文等の原稿の幅等、種々のものを採用することが可能である。また、背表紙106の幅を指標する第2指標値として、本の厚さが採用されているが、本のページ数等、種々のものを採用することが可能である。
また、上記データ処理を実行する装置は、カバー画像データを取得することが可能な装置であれば、MFP10に限られない。
本実施形態例のMFP10では、データ処理プログラム34aに基づいて実行するCPU12が、各種の処理を行う場合を説明した。しかし、この形態に限られない。データ処理プログラム34aに基づいて実行するCPU12が、OS34b、他のシステム、ハード構成に対して、各種の処理を行わせる指示を出す形態であってもよい。
また、上記実施例では、データ処理プログラム34aの実行により図5,7,8,10〜12に示すフローが実行されるが、そのフローにおいて、S106〜S110,S116〜S122,S206,S308,S410,S517〜524の処理を行わないことも可能である。なお、上記処理の全てを行わないのではなく、上記処理のうち、いずれかの処理を任意に加えたフローとすることも可能である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
MFP10は画像情報処理装置の一例である。CPU12は、コンピュータおよびプロセッサの一例である。パネル16は表示部の一例である。イメージセンサ23は光学センサの一例である。距離センサ28は距離センサの一例である。データ処理プログラム34aはプログラムの一例である。S104,S504を実行するCPU12は、カバー画像情報取得手段の一例である。S114,S218,S304,S406,S512を実行するCPU12は、第1幅情報取得手段の一例である。S112,S220,S306,S408,S516を実行するCPU12は、第2幅情報取得手段の一例である。S116,S518を実行するCPU12は、画像情報取得手段および袖画像情報取得手段の一例である。S110,S517を実行するCPU12は、原稿画像情報取得手段の一例である。S118,S520を実行するCPU12は、第1表示用情報記憶手段の一例である。S120,S522を実行するCPU12は、第2表示用情報記憶手段の一例である。S112を実行するCPU12は、枚数情報取得手段の一例である。S302を実行するCPU12は、厚さ入力受付手段および幅入力受付手段の一例である。S202を実行するCPU12は、カバー画像情報出力手段の一例である。S212を実行するCPU12は、第1区画線画像情報出力手段および第2区画線画像情報出力手段の一例である。S214を実行するCPU12は、ユーザ操作受付手段の一例である。S402を実行するCPU12は、識別記号情報取得手段の一例である。
なお、各プログラムは一つのプログラムモジュールから構成されるものであってもよいし、複数のプログラムモジュールから構成されるものであってもよい。また、各一例は置換可能な他の構成であってもよく、本発明の範疇である。データ処理プログラム34aに基づく処理を実行するコンピュータ(CPU12)であってもよいし、オペレーティングシステムや他のアプリケーション、プログラムなど、データ処理プログラム以外のプログラムに基づく処理を実行するコンピュータであってもよいし、コンピュータの指示に従って動作するハード構成(パネル16など)であってもよいし、コンピュータとハード構成とが連動した構成であってもよい。もちろん、複数のプログラムに基づく処理を連動させて処理を実行するコンピュータであってもよいし、複数のプログラムに基づく処理を連動させて処理を実行するコンピュータの指示に従って動作するハード構成であってもよい。
10:MFP、12:CPU、16:パネル、23:イメージセンサ、28:距離センサ、34a:データ処理プログラム

Claims (11)

  1. プロセッサを備える画像情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、
    表表紙と裏表紙と背表紙とを有するブック原稿のカバーをスキャンして得られるカバー画像情報を取得するカバー画像情報取得手段と、
    前記表表紙と前記裏表紙との少なくとも一方の幅を示す第1幅情報を取得する第1幅情報取得手段と、
    前記背表紙の幅を示す第2幅情報を取得する第2幅情報取得手段と、
    前記カバー画像情報取得手段によって取得されたカバー画像情報から、前記第1幅情報取得手段によって取得された第1幅情報と前記第2幅情報取得手段によって取得された第2幅情報とに基づいて、前記表表紙の画像である表表紙画像情報と、前記裏表紙の画像である裏表紙画像情報と、前記背表紙の画像である背表紙画像情報とを取得する画像情報取得手段と、
    ブック原稿をスキャンして得られる原稿画像情報を取得する原稿画像情報取得手段と、
    前記原稿画像情報取得手段によって取得された原稿画像情報と、前記画像情報取得手段によって取得された表表紙画像情報と裏表紙画像情報とを、画像表示装置に表示させるための第1表示用情報として記憶する第1表示用情報記憶手段と、
    前記画像情報取得手段によって取得された背表紙画像情報を、画像表示装置に表示させるための第2表示用情報として記憶する第2表示用情報記憶手段と、
    して機能し、
    前記第2表示用情報は、
    前記原稿画像情報の検索に供するべく、種類の異なる複数のカバーの前記背表紙画像情報に基づく画像を画像表示装置に表示させるための情報であり、
    前記第1表示用情報は、
    前記背表紙画像情報に基づく画像の画像表示装置への表示により検索された前記原稿画像情報の閲覧に供するべく画像表示装置に表示させるための情報であることを特徴とする画像情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記カバー画像情報取得手段によって取得されたカバー画像情報から、前記画像情報取得手段によって取得された表表紙画像情報と裏表紙画像情報と背表紙画像情報とを除いた情報を、前記カバーの袖の画像情報として取得する袖画像情報取得手段と
    して機能することを特徴とする請求項1に記載の画像情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    ブック原稿の枚数を示す枚数情報を取得する枚数情報取得手段と
    して機能し、
    前記第2幅情報取得手段は、
    前記枚数情報取得手段によって取得された枚数情報と予め設定された原稿用紙の厚さとに基づいて、前記第2幅情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    ユーザによるブック原稿全体の厚さの入力を受け付ける厚さ入力受付手段と
    して機能し、
    前記第2幅情報取得手段は、
    前記厚さ入力受付手段によって受け付けられたブック原稿全体の厚さに基づいて、前記第2幅情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記カバー画像情報取得手段によって取得されたカバー画像情報に基づく画像を、表示部に表示するための情報を出力するカバー画像情報出力手段と、
    前記表示部に表示された前記カバー画像情報に基づく画像を幅方向に2等分する線を中央線と定義した場合に、前記中央線を中心として線対象となる1対の第1区画線を、前記表示部に表示するための情報を出力する第1区画線画像情報出力手段と、
    前記表示部に表示された前記1対の第1区画線の一方に対する前記幅方向へのユーザ操作を受け付けるユーザ操作受付手段と、
    して機能し、
    前記第2幅情報取得手段は、
    前記1対の第1区画線の一方に対するユーザ操作に伴って、前記中央線を中心として線対象となるように、前記1対の第1区画線の他方を移動させ、前記1対の第1区画線の間の距離に基づいて、前記第2幅情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記中央線を中心として線対象となり、前記1対の第1区画線を挟む1対の第2区画線を、前記表示部に表示するための情報を出力する第2区画線画像情報出力手段と
    して機能し、
    前記ユーザ操作受付手段は、
    前記表示部に表示された前記1対の第2区画線の一方に対する前記幅方向へのユーザ操作を受け付け、
    前記第1幅情報取得手段は、
    前記1対の第2区画線の一方に対するユーザ操作に伴って、前記中央線を中心として線対象となるように、前記1対の第2区画線の他方を移動させ、前記1対の第2区画線のうちの前記中央線の一方側に位置するものと、前記1対の第1区画線のうちの前記中央線の一方側に位置するものとの間の距離に基づいて、前記第1幅情報を取得することを特徴とする請求項5に記載の画像情報処理装置。
  7. 前記第1幅情報取得手段は、
    フラットベッドカバーを備えたフラットベッドに載置されたブック原稿に取り付けられた状態のカバーの表表紙と裏表紙との一方のスキャン時に、前記表表紙と前記裏表紙との一方の幅を、光学センサによって検出し、該検出値に基づいて前記第1幅情報を取得し、
    前記第2幅情報取得手段は、
    前記第1幅情報取得手段によって前記第1幅情報が取得される際に、前記フラットベッドと前記フラットベッドカバーとの間の距離を、距離センサによって検出し、該検出値に基づいて前記第2幅情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    ブック原稿をスキャンして得られる原稿画像情報を取得する原稿画像情報取得手段と
    して機能し、
    前記第1幅情報取得手段は、
    記原稿画像情報取得手段によって前記原稿画像情報が取得される際に、ブック原稿
    の幅を、光学センサによって検出し、該検出値に基づいて前記第1幅情報を取得することを特徴とする請求項1ないしの何れか1項に記載の画像情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    ユーザによるブック原稿の幅の入力を受け付ける幅入力受付手段と
    して機能し、
    前記第1幅情報取得手段は、
    前記幅入力受付手段によって受け付けられたブック原稿の幅に基づいて前記第1幅情報を取得することを特徴とする請求項1ないしの何れか1項に記載の画像情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、
    前記カバー画像情報取得手段によって取得されたカバー画像情報から、前記カバーに記された識別記号に関する情報を取得する識別記号情報取得手段と
    して機能し、
    前記第1幅情報取得手段は、
    前記カバーの表表紙と裏表紙との一方の幅を指標する第1指標値と前記識別記号とを関連付けて記憶する第1データベースから、前記識別記号情報取得手段によって取得された情報に応じた前記第1指標値を取得し、該第1指標値に基づいて前記第1幅情報を取得し、
    前記第2幅情報取得手段は、
    前記カバーの背表紙の幅を指標する第2指標値と前記識別記号とを関連付けて記憶する第2データベースから、前記識別記号情報取得手段によって取得された情報に応じた前記第2指標値を取得し、該第2指標値に基づいて前記第2幅情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像情報処理装置。
  11. 画像情報処理装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    表表紙と裏表紙と背表紙とを有するブック原稿のカバーをスキャンして得られるカバー画像情報を取得するカバー画像情報取得手段と、
    前記表表紙と前記裏表紙との少なくとも一方の幅を示す第1幅情報を取得する第1幅情報取得手段と、
    前記背表紙の幅を示す第2幅情報を取得する第2幅情報取得手段と、
    前記カバー画像情報取得手段によって取得されたカバー画像情報から、前記第1幅情報取得手段によって取得された第1幅情報と前記第2幅情報取得手段によって取得された第2幅情報とに基づいて、前記表表紙の画像である表表紙画像情報と、前記裏表紙の画像である裏表紙画像情報と、前記背表紙の画像である背表紙画像情報とを取得する画像情報取得手段と、
    ブック原稿をスキャンして得られる原稿画像情報を取得する原稿画像情報取得手段と、
    前記原稿画像情報取得手段によって取得された原稿画像情報と、前記画像情報取得手段によって取得された表表紙画像情報と裏表紙画像情報とを、画像表示装置に表示させるための第1表示用情報として記憶する第1表示用情報記憶手段と、
    前記画像情報取得手段によって取得された背表紙画像情報を、画像表示装置に表示させるための第2表示用情報として記憶する第2表示用情報記憶手段と、
    して前記コンピュータを機能させ
    前記第2表示用情報は、
    前記原稿画像情報の検索に供するべく、種類の異なる複数のカバーの前記背表紙画像情報に基づく画像を画像表示装置に表示させるための情報であり、
    前記第1表示用情報は、
    前記背表紙画像情報に基づく画像の画像表示装置への表示により検索された前記原稿画像情報の閲覧に供するべく画像表示装置に表示させるための情報であることを特徴とするプログラム。
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