JP2015100991A - 画像処理装置、画像処理装置のデータ処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置のデータ処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像処理装置が処理可能な印刷対象ファイルと画像処理装置が処理できない印刷対象ファイルとを識別可能に表示する。【解決手段】印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な画像処理装置において、印刷対象となる文書データを取得したら、保持手段に保持される処理可能な文書データを示すライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データと処理不可能な文書データを識別可能に表示する構成を特徴とする。【選択図】 図7

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置のデータ処理方法、及びプログラムに関するものである。
下記に示す特許文献1には、画像処理装置が、印刷対象ファイルをサーバに送信し、サーバは受信した印刷対象ファイルを画像処理装置が解釈可能な印刷データに変換し、画像処理装置に返却する技術が開示されている。
特開2011−131382号公報
しかしながら、特許文献1の画像処理装置は、画像処理装置が処理可能な印刷対象ファイルと画像処理装置が処理できない印刷対象ファイルとを含む複数の印刷対象ファイルを取得することについて想定していない。その結果、特許文献1の技術では、画像処理装置が処理可能な印刷対象ファイルと画像処理装置が処理できない印刷対象ファイルとを識別可能に表示できないおそれがあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、画像処理装置が処理可能な印刷対象ファイルと画像処理装置が処理できない印刷対象ファイルとを識別可能に表示できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な画像処理装置であって、処理可能な文書データを示すライセンス情報を保持する保持手段と、印刷対象となる文書データを取得する取得手段と、前記ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データと処理不可能な文書データを識別可能に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置が処理可能な印刷対象ファイルと画像処理装置が処理できない印刷対象ファイルとを識別可能に表示できる。
画像処理システムの構成を説明する図である。 図1に示した画像処理サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示した画像処理装置の構成を示すブロック図である。 画像処理装置のデータ処理方法を示すフローチャートである。 サーバ装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 図3に示した操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 図3に示した操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 図3に示した操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像処理システムの構成を説明する図である。本例は、印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な画像処理装置を含む画像処理システムにおいて、画像処理装置101、102をはじめとする複数の画像処理装置と、画像処理サーバ103から構成され、各々ネットワークにより接続されている例である。以下、画像処理装置に関する説明は、代表して画像処理装置101について行う。なお、ここでいうネットワークはLAN(Local Area Network)、Internetなど、画像処理システム内の装置が相互に通信できる方式であれば方法は問わない。
画像処理装置101は情報処理端末からの画像データの印刷依頼を受信して画像を印刷したり、装置に具備されているスキャナを用いて画像を読み取ったり、読み取った画像を印刷することが可能である。加えて、画像処理装置101は、画像処理装置101に接続されたUSBメモリの内容をユーザに提示し、この中からユーザが選択したファイルを印刷することが可能である。また、画像処理装置101は、自身で行うことのできない画像処理については画像処理サーバ103に依頼し処理を行わせることが可能である。
画像処理サーバ103は、処理内容指示データと処理対象データを画像処理装置から受信し、処理対象データに対して指示された処理を行った上で、出力データを依頼元の画像処理装置に返信する。
図2は、図1に示した画像処理サーバ103の構成を示すブロック図である。
図2において、画像処理サーバ103は、CPU211、RAM212、HDD213、ネットワークI/F214から構成される。CPU211は、装置全体の制御を司り、RAM212、HDD213、及びネットワークI/F214とのデータの授受を制御可能である。また、CPU211はHDD213から読みだした制御プログラム(命令)をRAM212に展開し、RAM212に記憶されている命令を実行する。
HDD213には、CPU211で実行可能な、本発明に特有な後述する処理を実現するための制御プログラム(命令)が格納されている。そのほかにも、HDD213には、画像処理サーバ103が印刷データを作成することが許可されているファイル形式に関する情報や、処理内容指示データや処理対象データなど画像処理装置から受信したデータを適宜保存することが可能である。RAM212は、HDD213に記憶された命令を展開してCPU211から読みだし可能とし、命令の実行に必要な各種のデータを記憶しておくことが可能である。
ネットワークI/F214は、画像処理システム内の装置とネットワーク通信を行うためのI/Fであり、データ受信を行ったことをCPU211に伝達する。またRAM212上のデータをネットワークに送信する。
図3は、図1に示した画像処理装置101の構成を示すブロック図である。
図3において、画像処理装置101は、コントローラ310と、プリンタ301、スキャナ302、操作部303から構成される。コントローラ310は、CPU311、RAM312、HDD313、ネットワークI/F314、プリンタI/F315、スキャナI/F316、操作部I/F317、拡張I/F318から構成される。CPU311はRAM312、HDD313、ネットワークI/F314、プリンタI/F315、スキャナI/F316、操作部I/F317とデータを授受することが可能である。また、CPU311はHDD313から読みだした命令をRAM312に展開し、RAM312に記憶されている命令を実行する。
HDD313には、CPU311で実行可能な命令や、装置で使用する設定値、ユーザから依頼された処理に関するデータ等を記憶しておくことが可能である。また、画像処理サーバ103が印刷データを作成することが許可されているファイル形式に関する情報も記憶しておくことが可能である。RAM312は、HDD313に記憶された命令を展開してCPU311から読みだし可能とし、命令の実行に必要な各種のデータを記憶しておくことが可能である。
ネットワークI/F314は、画像処理システム内の装置とネットワーク通信を行うためのI/Fであり、データ受信を行ったことをCPU311に伝達し、RAM312上のデータをネットワークに送信する。プリンタI/F315は、CPU311から送信された画像データをプリンタ301に送信し、プリンタ301から受信したプリンタの状態をCPU311に伝達するI/Fである。
スキャナI/F316は、CPU311から送信された画像読み取り指示をスキャナ302に送信し、スキャナ302から受信した画像データをCPU311に伝達し、スキャナ302から受信した状態をCPU311に伝達するI/Fである。操作部I/F317は、操作部303から入力されたユーザからの指示をCPU311に伝達し、ユーザが操作するための画面情報を操作部303に伝達する。プリンタ301は、プリンタI/Fから受信した画像データを用紙に印刷し、プリンタの状態をプリンタI/Fに伝達する。
スキャナ302は、スキャナI/F316から受信した画像読み取り指示に従って、スキャナに置かれた用紙を読み取りデジタルデータ化してスキャナI/F316に伝達し、スキャナの状態をスキャナI/F316に伝達する。
操作部303は、画像処理装置101をユーザから操作することが可能にする。例えばタッチパネルを有する液晶画面を具備し、ユーザに操作画面を提供すると共に、ユーザからの操作を受け付ける。
拡張I/F318は、画像処理装置101に外部機器を接続することを可能とするI/Fである。例えば、USB(Universal Serial Bus)形式のI/Fを具備し、例えばUSBメモリなどの外部記憶装置を接続してデータの読み取り・書き込みを行うことが可能である。
図4は、本実施形態を示す画像処理装置のデータ処理方法を示すフローチャートである。本例は、画像処理装置101の拡張I/F318にUSBメモリなどの外部記憶装置が接続された際に、画像処理装置101が実行する処理例である。なお、本願の画像処理装置に関係するフローチャートの各ステップは、CPU311が前述した制御プログラムを実行し、画像処理装置のHDD313に記憶されている各種情報やネットワークI/F314により授受される情報を用いて、当該計算処理が実現される。なお、これ以降の説明では、外部記憶装置に格納されているファイルは、すべて画像処理サーバ103で処理可能なフォーマットであり、印刷ライセンス(ライセンス情報)の有無等により印刷データ作成の可否が切り替わるものとする。また、後述するS401からS405までの処理は、外部記憶装置内に格納されている全ファイルについて実行される。なお、本願では、上記ライセンス情報は、図3に示すHDD313に処理可能な文書データを示すライセンス情報が保持されているものとして説明するが、例えば、サーバ側と両者で保持しても良い。
S401において、CPU311は、画像記憶装置内に格納されている処理対象のファイルのフォーマットが、画像処理装置101内でサムネイル画像作成が不可能なフォーマットか否か判断する。ここで、S401にてYesと判定された場合、図4の処理はSS402へ進み、S401にてNoと判定された場合、図4の処理はS405の終了時点へ進む。なお、S401にてNoと判定されたファイルは、印刷ライセンスのあるファイルであるため、画像処理装置内で印刷可能であることを示すサムネイル画像(本実施例ではカラーのサムネイル画像)が生成され表示される。
S402において、CPU311は、処理対象のファイルのフォーマットが、画像処理サーバ103上で印刷データ作成が許可されているフォーマットか否か判断する。ここで、許可されているフォーマットであるとCPU311が判断した場合はS403へ進み、許可されていないフォーマットであるとCPU311が判断した場合はS404へ進む。
S403において、CPU311は、画像処理サーバ103に対して、当該ファイルを送り、カラーのサムネイル画像作成を依頼する。つまり、S402でYesと判定されたファイルは、印刷ライセンスのあるファイルである。
S404において、CPU311は、画像処理サーバ103に対して、当該ファイルを送り、モノクロのサムネイル画像作成を依頼する。なお、本実施形態では、各ファイルのフォーマットが画像処理サーバ103上で印刷データ作成が許可されているフォーマットか否かをサムネイル画像で表現するために、サムネイル画像の色を切り替えているが、印を付ける等他の方法を用いても良いものとする。
次に、S405において、CPU311は、画像処理サーバ103から送られてきたサムネイル画像を受信し、HDD313に保存する。なお、本実施形態では、1ファイルごとにサムネイル画像の作成依頼と受信を行っているが、あるファイルに関するサムネイル画像の受信が終わる前に別のファイルに関するサムネイル画像作成の依頼を行っても良いものとする。S405にて受信されたサムネイル画像とS401にてNoと判定されたことで生成されたサムネイル画像は、後述するファイルのアイコン(図8)と置き換えられて表示される。
図5は、本実施形態を示すサーバ装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した画像処理サーバ103が画像処理装置101からサムネイル画像作成依頼を受け付けた際に実行する処理例である。なお、サーバに関係するフローチャートの各ステップは、画像処理サーバ103のCPU211が前述した制御プログラムを実行し、画像処理装置のHDD213に記憶されている各種情報やネットワークI/F214により授受される情報を用いて、当該計算処理が実現される。
S501において、CPU211は、画像処理装置101からファイルを受け取り、サムネイル画像作成依頼を受け付ける。この時、カラー、モノクロどちらのサムネイル画像を作成するかの指定も同時に受け付ける。S502において、CPU211は、S501で受け取った印刷対象ファイル、カラーモノクロ指定をもとに、サムネイル画像を作成する。
S503において、CPU211は、S502で作成したサムネイル画像を画像処理装置101に送信して、本処理を終了する。
図6は、本実施形態を示す画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、画像処理装置101の拡張I/F318に接続された外部記憶装置に格納されているファイルをプリントするためのモードが選択された際に、画像処理装置101が実行する表示制御例である。なお、この処理が始まる以前に、図4に示した処理は開始されている。
S601において、CPU311は、外部記憶装置内の全ファイルに対応するアイコン画像を操作部303に表示する。この処理の詳細は図7にて説明する。S602において、CPU311は、外部記憶装置内の全ファイルに対応するサムネイル画像を作成し(またはサーバから受信し)、操作部303に表示して、本処理を終了する。なお、S602に対応する処理は図9にて説明する。
図7は、本実施形態を示す画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、図6のS601の処理の詳細例である。なお、S701からS703までの処理は、外部記憶装置内に格納されている全ファイルについて実行される。
S701において、CPU311は、当該ファイルのフォーマットが、画像処理装置101内で印刷データ、およびサムネイル画像作成可能、または画像処理サーバ103上で印刷データ作成が許可されているフォーマットか否か判断する。つまり、CPU311は、処理対象のファイルに印刷ライセンスがあるかを判断する。S701にてYes(ライセンスあり)と判定された場合、図7の処理はS702へ進み、それ以外(ライセンスなし)であると判定された場合、S703へ進む。
S702において、CPU311は、当該ファイルのフォーマットに対応するカラーのアイコン画像を操作部303に表示して、本処理を終了する。
S703では、CPU311は、当該ファイルのフォーマットに対応するモノクロのアイコン画像を操作部303に表示する。カラーアイコン画像、およびモノクロアイコン画像は操作部303に図8に示すUI画面のように表示される。なお、CPU311は、処理対象のファイルの拡張子に基づいて表示対象のアイコンを決める。
これにより、印刷対象となる文書データを取得する取得手段と、ライセンス情報と取得された文書データに基づいて処理可能な文書データと処理不可能な文書データを識別可能に表示することができる。
図8は、図3に示した操作部303に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、印刷ライセンスの有無を判断して、ファイル一覧画面上でアイコンの表示形態を制御する例である。
図8において、画像表示欄801には、ファイルに対応づけられたアイコン画像が表示される。ここでは、モノクロアイコンはアイコンの背景の明度を暗くすることで表現している。つまり、図8の例では、document1−2は、モノクロアイコンであり、document3は、カラーアイコンである。また、アイコン画像は、ファイルフォーマットごとにそれぞれカラー表示用と、モノクロ表示用の2種類ずつ、予めHDD313に保存されているものとする。なお、本実施形態では、アイコン画像の色を切り替えているが、印を付ける等他の方法を用いても良いものとする。ファイル名表示欄802には、ファイル名が表示される。更新日時表示欄803には、ファイルの更新日時が表示される。サイズ表示欄804には、ファイルのサイズが表示される。図8の画面が表示されるため、ユーザは、サムネイル画像が表示される前であっても、印刷可能なファイルと印刷不可能なファイルを容易に識別できる。例えば、図8においてdocument1.pdfが選択された場合、印刷ボタンはユーザが選択可能に表示されるが、document3.epubが選択された場合、印刷ボタンはユーザが選択不可能に表示される(または印刷ボタンが消去される)。
図9は、本実施形態を示す画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、図6のS602の処理の詳細例である。なお、S901からS905までの処理は、外部記憶装置内に格納されている全ファイルに対して実行され、全ファイルのサムネイル画像が操作部303に表示されるまで繰り返される。
S901において、CPU311は、処理対象のファイルのサムネイル画像が既に操作部303に表示されているか否か判断する。ここで、表示されているとCPU311が判断した場合は処理を終了し、表示されていない場合はS902へ進む。
S902において、CPU311は、処理対象のファイルのサムネイル画像が既に作成済みか否か判断する。つまり、CPU311は、上述した図4の処理により処理対象のファイルのサムネイル画像が既に作成されているか判断する。ここで、作成済みであるとCPU311が判断した場合はS903へ進み、作成済みでないとCPU311が判断した場合はS904へ進む。
S903において、CPU311は、処理対象のファイルのアイコンの代わりにサムネイル画像を操作部903に表示する。サムネイル画像は操作部303に図10のように表示される。
図10は、図3に示した操作部303に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図10において、画像表示欄1001には、サムネイル画像が表示される。ここでは、モノクロのサムネイル画像はアイコンの背景の明度を暗くすることで表現している。ファイル名表示欄1002には、ファイル名が表示される。更新日時表示欄1003には、ファイルの更新日時が表示される。サイズ表示欄1004には、ファイルのサイズが表示される。
S904において、CPU311は、当該ファイルの印刷データ、およびサムネイル画像を画像処理装置101内で作成可能か否か判断する。ここで、作成可能であるとCPU311が判断した場合はS905へ進み、作成不可能であるとCPU311が判断した場合はS905の終了時点へ進む。なお、S904でNoと判断された処理対象のファイルは、そのままアイコンが表示され続け、サーバにてサムネイル画像が作成された後で、アイコンがサムネイル画像に置き換えられる。
S905において、CPU311は、当該ファイルについて、カラーのサムネイル画像を作成し、操作部303に表示して、本処理を終了する。
以上の処理が、外部記憶装置内の全ファイルに対して実行された結果、図10の画面が表示される。その結果、ユーザは、図10の画面から、印刷可能なファイルと印刷不可能なファイルを容易に識別できる。例えば、図10においてdocument1.pdfが選択された場合、印刷ボタンはユーザが選択可能に表示されるが、document3.epubが選択された場合、印刷ボタンはユーザが選択不可能に表示される(または印刷ボタンが消去される)。
本実施形態によれば、各ファイルについて印刷可能か否かを判定し、判定結果に応じて、ファイルごとにサムネイル画像作成処理の内容を切り替えることが可能になる。具体的には、各ファイルのアイコン画像、サムネイル画像を表示する際に、各ファイルについて印刷データ作成が許可されているか否かでカラー、モノクロ表示を変えることで、ユーザにその情報を伝えることが可能になる。
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、各ファイルが印刷データを作成することを許可されているか否かに応じて、表示するアイコン画像とサムネイル画像をカラー、またはモノクロで表示するかを切り替えた。
しかしながら、サムネイル画像の作成順に関して、印刷データの作成が許可されているファイルとそれ以外のファイルで優先度を切り替えることで、さらに操作性が向上することが考えられる。そこで、本実施形態では、印刷データを作成することを許可されているフォーマットのサムネイル画像から先に作成して操作部に表示する例を説明する。
図11は、本実施形態を示す画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、画像処理装置101の拡張I/F318にUSBメモリなどの外部記憶装置が接続された際に、画像処理装置101が実行する処理例である。
以下の説明においては、第1実施形態と重複する部分については説明を省略する。なお、S1101からS1105までの処理は、外部記憶装置内に格納されている全ファイルについて実行される。また、S1106からS1107までの処理は、外部記憶装置内に格納されている、画像処理サーバ103で印刷データ作成が許可されていないフォーマットの全ファイルについて実行される。
S1101−S1103の処理は既に説明済みであるため省略する。なお、上述したがS1101でNoと判定されたタイミングで、CPU311は、処理対象のファイルのサムネイル画像を作成する。S1104において、CPU311は、処理対象のファイルについて、後で行う処理の対象であることを示すフラグを立てる。このフラグが立っているファイルに関しては、S1105の処理が全ファイル分終了した後、S1106以降の処理を行う。
S1106において、CPU311は、S1104でフラグを立てたファイルを画像処理サーバ103に送り、モノクロのサムネイル画像作成を依頼する。
本実施形態によれば、印刷データを作成することを許可されているフォーマットのサムネイル画像から先に作成して操作部に表示することが可能になる。つまり、印刷データを作成することを許可されているフォーマットのサムネイル画像が全て表示された後に、S1107で受信されたサムネイル画像が表示される。その結果、印刷可能なファイルのサムネイル画像が先に表示されるため、ユーザの操作性が向上する。
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態、第2実施形態では、ネットワーク断などの影響で画像処理サーバにアクセス不可能な時に、印刷データ、およびサムネイル画像が作成不可能なファイルが存在するが、ユーザはそれを知ることができない。そこで、本実施形態では、画像処理サーバにアクセス不可能な時、印刷データ、およびサムネイル画像を画像処理サーバ上で作成する必要があるファイルに関しては、その時点ではそれらが作成不可能である旨をユーザに通知する。具体的には、操作部に表示されているそれらのファイルのアイコン画像、サムネイル画像の横に印を付け、さらに通知用のメッセージを表示する例を説明する。
図12は、本実施形態を示す画像処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、画像処理装置101の拡張I/F318に接続された外部記憶装置に格納されているファイルをプリントするためのモードが選択されている際、画像処理サーバ103にアクセス不可能な時に画像処理装置101が実行する処理例である。また、以下の説明においては、第1実施形態と重複する部分については説明を省略する。S1201からS1205までの処理は、操作部303にアイコン画像、サムネイル画像が表示されている全ファイルについて実行される。
S1201において、CPU311は、処理対象のファイルについて、画像処理装置101内で印刷データ、およびサムネイル画像が作成不可能なフォーマットか否か判断する。作成不可能なフォーマットであるとCPU311が判断した場合はS1202へ進み、作成可能なフォーマットであるとCPU311が判断した場合は、処理対象のファイルのサムネイル画像が作成され、S1202の終了時点に進む。
S1202において、CPU311は、処理対象のファイルについて、操作部303に表示中のアイコン画像、またはサムネイル画像の横に、図13のように印を付け、操作部にメッセージを表示する。
図13は、図3に示した操作部303に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図13において、画像表示欄1301には、アイコン画像、およびサムネイル画像が表示される。なお、本実施例では、アイコン画像、およびサムネイル画像の横に印を付けているが、表示の色を変える等、他の方法を用いても良いものとする。ファイル名表示欄1302には、ファイル名が表示される。更新日時表示欄1303には、ファイルの更新日時が表示される。サイズ表示欄1304には、ファイルのサイズが表示される。メッセージ表示欄1305には、メッセージが表示される。
S1203において、CPU311は、画像処理サーバ103にアクセスする。S1204において、CPU311は、画像処理サーバ103へのアクセスが成功したか否かを判断する。ここで、アクセスに成功したとCPU311が判断した場合はS1205へ進み、アクセスに失敗したとCPU311が判断した場合は、S1203の開始時点に進む。
S1205において、CPU311は、S1202で操作部303に表示した、アイコン画像とサムネイル画像の横に付けた印、およびメッセージを消去して、本処理を終了する。
本実施形態によれば、画像処理サーバにアクセス不可能な時、印刷データ、およびサムネイル画像を画像処理サーバ上で作成する必要があるファイルに関しては、その時点ではそれらが作成不可能である旨をユーザに通知することが可能になる。
〔他の実施形態〕
なお、上記各実施形態では、印刷対象となる文書データを取得する取得手段と、ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データと処理不可能な文書データを識別可能に表示する例を説明したが、以下のような制御を加えてもよい。
ユーザが印刷ライセンスある文書データと、印刷ライセンスがない文書データとを記憶するUSBメモリを画像処理装置のインタフェースに接続された場合を想定する。
画像処理装置のCPU311が接続された文書データを表示する際、最初に文書データのファイルアイコンを表示する。続いて、当該ファイルアイコンに代えて、当該文書データのサムネイル画像を表示する場合に、上記印刷ライセンスの有無を判断して表示順序を制御する。
具体的には、印刷ライセンスがある文書データのサムネイル画像の取得を情報処理装置に行い、当該情報処理装置で生成された文書データのサムネイル画像データを取得して、ファイル一覧画面上で、当該サムネイル画像を表示する。続いて、印刷ライセンスがない文書データについて同様の処理を行う。これにより、印刷ライセンスがある文書データと印刷ライセンスがない文書データを一覧表示する画面上で、当該USBメモリを接続したユーザは、印刷ライセンスがある文書データから先にサムネイル画像を表示することが可能となる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101、102 画像処理装置
103 画像処理サーバ

Claims (11)

  1. 印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な画像処理装置であって、
    処理可能な文書データを示すライセンス情報を保持する保持手段と、
    印刷対象となる文書データを取得する取得手段と、
    前記ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データと処理不可能な文書データを識別可能に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データと処理不可能な文書データを識別可能に表示する際の表示形態を制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記印刷対象となる文書データに対するサムネイル画像の作成を情報処理装置に依頼する依頼手段と、
    前記情報処理装置で作成された前記サムネイル画像を取得する取得手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記取得手段が取得する処理可能な文書データに対するサムネイル画像と、前記取得手段が取得する処理不可能な文書データに対するサムネイル画像との表示形態を制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データのサムネイル画像を処理不可能な文書データのサムネイル画像よりも先に識別可能に表示することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データのファイルアイコンと、サムネイル画像とをカラー表示し、処理不可能な文書データのファイルアイコンと、サムネイル画像とをモノクロ表示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な画像処理装置のデータ処理方法であって、
    印刷対象となる文書データを取得する取得工程と、
    保持手段に保持される処理可能な文書データを示すライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データと処理不可能な文書データを識別可能に表示する表示制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置のデータ処理方法。
  7. 前記表示制御工程は、前記ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データと処理不可能な文書データを識別可能に表示する際の表示形態を制御することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置のデータ処理方法。
  8. 前記印刷対象となる文書データに対するサムネイル画像の作成を情報処理装置に依頼する依頼工程と、
    前記情報処理装置で作成された前記サムネイル画像を取得する取得工程と、を備え、
    前記表示制御工程は、前記取得工程が取得する処理可能な文書データに対するサムネイル画像と、前記取得工程が取得する処理不可能な文書データに対するサムネイル画像との表示形態を制御することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置のデータ処理方法。
  9. 前記表示制御工程は、前記ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データのサムネイル画像を処理不可能な文書データのサムネイル画像よりも先に識別可能に表示することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置のデータ処理方法。
  10. 前記表示制御工程は、前記ライセンス情報と前記取得された文書データに基づいて処理可能な文書データのファイルアイコンと、サムネイル画像とをカラー表示し、処理不可能な文書データのファイルアイコンと、サムネイル画像とをモノクロ表示することを特徴とする請求項9記載の画像処理装置のデータ処理方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018144404A (ja) * 2017-03-08 2018-09-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置及び画像形成装置
JP2019006013A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

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