JP6122453B2 - 車両の板ばね懸架装置 - Google Patents
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Description
乗員の好みに合わせた懸架特性を得ることができる車両の板ばね懸架装置があれば好適である。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前部に操向可能に支持され前輪13を有する前輪操向部15と、車体フレーム11の後部に揺動自在に支持され後輪14を有する後輪懸架部16と、前輪操向部15と後輪懸架部16の間にて車体フレーム11に支持される動力源としてのエンジン17と、このエンジン17の上方にて車体フレーム11に支持される燃料タンク18と、この燃料タンク18の後方にて車体フレーム11に支持され乗員が座るシート19とを主要素とし、このシート19に乗員が跨って乗車する形態の鞍乗り型車両である。
図2に示すように、板ばね懸架装置50は、車体フレーム11側に設けられるクロスフレーム43から車両後方へ延びるリーフスプリング(板ばね51)と、この板ばね51とスイングアーム41の間に介在されスイングアーム41に取付けられるばね定数調整機構61とからなる。
図3に示すように、ばね定数調整機構61は、板ばね51とスイングアーム41側の間の当接位置を変更することができる当接位置変更バー70と、この当接位置変更バー70の位置を変更可能に支持するガイドブラケット62とから構成される。
図4に示すように、当接位置変更バー70は、本体部75と、この本体部75に回動自在に支持され板ばね51と当接するローラー部材76とを備えている。本体部75は、本実施例では、ローラー部材76は、アンギュラベアリング85を利用した。アンギュラベアリング85のインナーレース86と左壁65Lの間及びアンギュラベアリング85のインナーレース86と右壁65Rの間には、インナーレース86をガイドブラケット62側に回動不能に留めるカラー部材87L、87Rが設けられている。当接位置変更バー70に、ローラー部材76を設けたので、板ばね51が撓み、板ばね51と当接位置変更バー70との間の当接位置が変化したときであっても、板ばね51と当接位置変更バー70との間の摩擦力を小さく抑えることができる。結果、板ばね51と当接位置変更バー70との間で車両長手方向に生ずる力を抑えることができる。
図5(a)はクイックリリース機構を含む当接位置変更バーの斜視図であり、図5(b)は図5(a)の5(b)−5(b)線断面図であり、図5(c)はガイド孔に当接位置変更バーが移動可能に支持される構造及び作用を説明する図である。
図6(a)はクイックリリースレバーを緩める前の状態を説明する図であり、図6(b)はクイックリリースレバーを緩めた後、図6(a)の位置から位置当接変更バーを移動させた状態を説明する図であり、図6(c)は図6(b)で移動させた位置でクイックリリースレバーを締めた状態を説明する図である。
図7(a)〜図7(c)において、当接位置変更バーが位置決め保持される第1位置101〜第4位置104に対応する位置にてガイドブラケット62のガイド孔78には、互いに離間して4つの円形部82が形成されている。
当接位置変更レバー70の軸状部93は、第1位置101にてガイドブラケット62に位置決め保持されている。板ばね51が当接する当接位置変更バー70とクロスフレーム43間の距離はL1である。当接位置変更バー70の支持位置を変更する際は、当接位置変更バー70を矢印(1)の如く90°回動させる。
当接位置変更バー70を第2位置102となる第2円形部82に移動させた後、本体部75の位相を矢印(4)の向きに90°回動させる。そして、当接位置変更バー70のクイックリリースレバー(操作レバー63(図6参照))を締める。
Claims (6)
- 車両に設けられ板ばね(51)を備えている板ばね懸架装置において、
前記板ばね(51)の一端は、車体フレーム(11)側に連結され、
前記板ばね(51)の他端は、前記車体フレーム(11)から延びるスイングアーム(41)側に当接され、
このスイングアーム(41)と前記板ばね(51)の間に、前記板ばね(51)のばね定数を変更することができるばね定数調整機構(61)が備えられており、
前記ばね定数調整機構(61)は、前記板ばね(51)と前記スイングアーム(41)側の間の当接位置を変更する当接位置変更バー(70)を有し、
前記当接位置変更バー(70)は、本体部(75)と、この本体部(75)に回動自在に支持され前記板ばね(51)と当接するローラー部材(76)とを備えていることを特徴とする車両の板ばね懸架装置。 - 前記ばね定数調整機構(61)は、前記当接位置変更バー(70)の位置を変更可能に支持するガイドブラケット(62)をさらに有し、
前記当接位置変更バー(70)に、前記ガイドブラケット(62)に対し前記当接位置変更バー(70)を移動させて位置決め保持又は位置決めを解除する操作レバー(63)が備えられていることを特徴とする請求項1記載の車両の板ばね懸架装置。 - 前記操作レバー(63)は、クイックリリースレバーであることを特徴とする請求項2記載の車両の板ばね懸架装置。
- 前記ガイドブラケット(62)は、車幅方向に延びている前記当接位置変更バー(70)を車両前後方向にスライド可能にするガイド孔(78)を備え、
このガイド孔(78)は、前記当接位置変更バー(70)が車両前後方向に移動可能にするスライド部(81)と、このスライド部(81)の途中に形成され前記当接位置変更バー(70)を係止する円形部(82)とからなることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の車両の板ばね懸架装置。 - 前記板ばね(51)は、異なる長さの複数枚の板ばね(52、53、54)が重なっており前記車体フレーム(11)側に前記一端側が固定されている重ね板ばねであり、
この重ね板ばね(51)は、前記当接位置変更バー(70)と当接する部位に保護部材(71)を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両の板ばね懸架装置。 - 前記板ばね懸架装置に、更に、別体のダンパーユニット(45)が備えられていることを特徴とする請求項1記載の車両の板ばね懸架装置。
Priority Applications (1)
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JP2015013347A JP6122453B2 (ja) | 2015-01-27 | 2015-01-27 | 車両の板ばね懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015013347A JP6122453B2 (ja) | 2015-01-27 | 2015-01-27 | 車両の板ばね懸架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016137792A JP2016137792A (ja) | 2016-08-04 |
JP6122453B2 true JP6122453B2 (ja) | 2017-04-26 |
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ID=56559862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015013347A Active JP6122453B2 (ja) | 2015-01-27 | 2015-01-27 | 車両の板ばね懸架装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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- 2015-01-27 JP JP2015013347A patent/JP6122453B2/ja active Active
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