JP6121255B2 - スクリーンメッシュ - Google Patents

スクリーンメッシュ Download PDF

Info

Publication number
JP6121255B2
JP6121255B2 JP2013126634A JP2013126634A JP6121255B2 JP 6121255 B2 JP6121255 B2 JP 6121255B2 JP 2013126634 A JP2013126634 A JP 2013126634A JP 2013126634 A JP2013126634 A JP 2013126634A JP 6121255 B2 JP6121255 B2 JP 6121255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
thickness direction
metal
screen mesh
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013126634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015000534A (ja
Inventor
浩司 石井
浩司 石井
宏満 田中
宏満 田中
正浩 新井
正浩 新井
聡朗 牧野
聡朗 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP2013126634A priority Critical patent/JP6121255B2/ja
Publication of JP2015000534A publication Critical patent/JP2015000534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6121255B2 publication Critical patent/JP6121255B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

本発明は、スクリーン印刷用のスクリーンメッシュ、特に金属メッシュを構成する金属線材の表面にメッキ金属膜を形成したリジダイズドタイプのスクリーンメッシュに関する。
後記特許文献1の段落0008と図1及び図2には前記に該当する従前のスクリーンメッシュが開示され、段落0011と図5及び図6には改良されたスクリーンメッシュが開示されている。
前記改良されたスクリーンメッシュは、金属線材に形成されるメッキ金属膜の厚さを金属メッシュの厚さ方向で厚くしたものであるため、厚くした分だけスクリーンメッシュの厚さが増加してしまう。概してペーストやインキ等の被印刷材料を所定パターンで印刷したときの印刷パターンの厚さはスクリーンメッシュの厚さに略比例するため、改良されたスクリーンメッシュは印刷パターンの薄厚化に適しているとは言い難い。
また、前記従前のスクリーンメッシュは、金属線材に形成されるメッキ金属膜の厚さが一律であるため、メッキ金属膜の厚さを一様に厚くすると、前記改良されたスクリーンメッシュと同様に厚くした分だけスクリーンメッシュの厚さが増加してしまう。逆に、メッキ金属膜の厚さを薄くすると、リジダイズドタイプの利点である耐久性向上や歪み防止等の恩恵が得に難くなる。
この種のリジダイズドタイプのスクリーンメッシュは、電子部品製造プロセスにおける導体ペーストの印刷等に汎用されているが、近年における電子部品の小型化に伴って各々の印刷パターンの厚さは減少する傾向にある。要するに、印刷パターンの薄厚化に適合したスクリーンメッシュに対する要求は高い。
特開2005−125547号公報
本発明の目的は、印刷パターンの薄厚化に貢献できるスクリーンメッシュを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、金属メッシュを構成する金属線材の表面にメッキ金属膜を形成したリジダイズドタイプのスクリーンメッシュであって、前記メッキ金属膜は、前記金属メッシュの厚さ方向一面よりも外側に突出しておらず、前記金属メッシュの厚さ方向一面に近い領域における前記メッキ金属膜の厚さは、前記金属メッシュの厚さ方向他面及び該厚さ方向他面に近い領域における前記メッキ金属膜の厚さよりも厚くなっており、前記スクリーンメッシュを厚さ方向一面側から見たときの該スクリーンメッシュの各開口の面積は、前記金属メッシュの各開口の面積よりも小さくなっている。
本発明によれば、印刷パターンの薄厚化に貢献できるスクリーンメッシュを提供することができる。
本発明の前記目的及び他の目的と、各目的に応じた特徴と効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。
図1は本発明を適用したスクリーンメッシュ(第1実施形態)の部分上面図である。 図2(A)は図1のX11−X11線及びY11−Y11線に沿う断面図、図2(B)は図1のX12−X12線及びY12−Y12線に沿う断面図、図2(C)は図1のX13−X13線及びY13−Y13線に沿う断面図である。 図3(A)は枠付き金属メッシュの上面図、図3(B)は図3(A)のX21−X21線に沿う断面図である。 図4は図1に示したスクリーンメッシュの製法例を説明するための図である。 図5は本発明を適用したスクリーンメッシュ(第2実施形態)の部分上面図である。 図6(A)は図5のX31−X31線及びY31−Y31線に沿う断面図、図6(B)は図5のX32−X32線及びY32−Y32線に沿う断面図、図6(C)は図5のX33−X33線及びY33−Y33線に沿う断面図である。 図7は本発明を適用したスクリーンメッシュ(第3実施形態)の部分上面図である。 図8(A)は図7のX41−X41線及びY41−Y41線に沿う断面図、図8(B)は図7のX42−X42線及びY42−Y42線に沿う断面図、図8(C)は図7のX43−X43線及びY43−Y43線に沿う断面図である。 図9は本発明を適用したスクリーンメッシュ(第4実施形態)の部分上面図である。 図10(A)は図9のX51−X51線及びY51−Y51線に沿う断面図、図10(B)は図9のX52−X52線及びY52−Y52線に沿う断面図、図10(C)は図9のX53−X53線及びY53−Y53線に沿う断面図である。
《第1実施形態》
図1及び図2(A)〜図2(C)に示したスクリーンメッシュ10(第1実施形態)は、金属メッシュ11を構成する金属線材11a及び11b(符号11aは図1に示した横向きの金属線材を示し、符号11bは図2に示した縦向きの金属線材を示す)の表面にメッキ金属膜12を形成したリジダイズドタイプのスクリーンメッシュである。
金属メッシュ11を構成する金属線材11a及び11bの材料は好ましくはステンレス、モリブデン、又は銅であり、その直径は好ましくは13〜30μmの範囲内にある。また、金属メッキ膜12の材料は好ましくはニッケル、又はニッケル合金である。
金属メッシュ11を構成する金属線材11a及び11bは格子状に編み込まれていて、該金属メッシュ11を上面側(厚さ方向一面側)から見たときに、略矩形状を成す多数の開口11cが金属線材11a及び11bを介在したマトリックス配列で並んでいるように視認できる。因みに、金属メッシュ11の各開口11cは、該金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)と下面(厚さ方向他面)との間に存在する連続空隙のうち、金属線材11a及び11bによって囲まれた最も狭い区域を意味する。
また、金属メッシュ11はカレンダー加工が施されたものであるため、該金属メッシュ11を構成する金属線材11a及び11bの表面には、金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)と同一平面上に位置する複数の平坦部11dが設けられ、且つ、金属メッシュ11の下面(厚さ方向他面)と同一平面上に位置する複数の平坦部11dが設けられている。つまり、金属メッシュ11の厚さT11は、複数の平坦部11dを含む上面(厚さ方向一面)と複数の平坦部11dを含む下面(厚さ方向他面)とによって規定されている。
メッキ金属膜12は、金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)よりも外側に突出しておらず、該メッキ金属膜12は、複数の平坦部11dをそれぞれ囲み、且つ、金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)と同一平面上に位置する複数の平坦部12aを有している。つまり、スクリーンメッシュ10の厚さT10は、複数の平坦部11d及び複数の平坦部12aを含む上面(厚さ方向一面)と、金属メッシュ11の下面(厚さ方向他面)に存するメッキ金属膜12の外面とによって規定されている。換言すれば、スクリーンメッシュ10の厚さT10は、金属メッシュ11の厚さT11と、金属メッシュ11の下面(厚さ方向他面)に存するメッキ金属膜12の厚さとの和となっている。
また、メッキ金属膜12の厚さは一律ではなく、金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)に近い領域におけるメッキ金属膜12の厚さは、金属メッシュ11の下面(厚さ方向他面)及び該下面(厚さ方向他面)に近い領域におけるメッキ金属膜12の厚さよりも厚くなっている。金属メッシュ11の厚さ方向中心CT11を基準として述べれば、スクリーンメッシュ10の上面(厚さ方向一面)と金属メッシュ11の厚さ方向中心CT11の間におけるメッキ金属膜12の厚さは、スクリーンメッシュ10の下面(厚さ方向他面)と金属メッシュ11の厚さ方向中心CT11の間におけるメッキ金属膜12の厚さよりも厚くなっている。
スクリーンメッシュ10は、該スクリーンメッシュ10を上面側(厚さ方向一面側)から見たときに、略矩形状を成す多数の開口13がメッキ金属膜12が形成された金属線材11a及び11bを介在したマトリックス配列で並んでいるように視認できる。因みに、スクリーンメッシュ10の各開口13は、該スクリーンメッシュ10の上面(厚さ方向一面)と下面(厚さ方向他面)との間に存在する連続空隙のうち、メッキ金属膜12が形成された金属線材11a及び11bによって囲まれた最も狭い区域を意味する。
また、メッキ金属膜12の厚さは先に述べたような非一律性を有するため、スクリーンメッシュ10を上面側(厚さ方向一面側)から見たときの該スクリーンメッシュ10の各開口13の面積は、金属メッシュ11の各開口11cの面積よりも小さく、各開口13を規定する4つのラインは金属メッシュ11の各開口11cを規定する4つのラインと非平行となっている。加えて、スクリーンメッシュ10の厚さ方向における該スクリーンメッシュ10の各開口13の位置は、スクリーンメッシュ10の厚さ方向における金属メッシュ11の各開口11cの位置よりもスクリーンメッシュ10の上面(厚さ方向一面)に近寄っている。
前記スクリーンメッシュ10は例えば後記の製法例によって作製することができる。先ず、図3(A)及び図3(B)に示した略矩形状の支持枠SFを用意し、該支持枠SFの一面にステンレス製の金属メッシュ11を張設して枠付き金属メッシュ(符号無し)を作製する。支持枠SFの材料は好ましくはアルミニウム、アルミニウム合金、又はステンレスである。
続いて、図4に示したメッキ槽21のメッキ液22内に、枠付き金属メッシュとニッケル製の陽極23を互い向き合うように浸漬し、そして、枠付き金属メッシュの金属メッシュ11の厚さ方向一面(上面)にプラスチックやセラミックス等から成る絶縁平板24を軽く押し当てて密着させ、そして、直流電源25から陰極代用の枠付き金属メッシュと陽極23に直流電圧を印加して電解メッキを行う。
スクリーンメッシュ10のメッキ金属膜12の厚さに先に述べたような非一律性を確実に確保するには、メッキ液22として二次光沢剤の効果が大きなメッキ液を用いることが望ましい。また、メッキ金属膜12が金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)よりも外側に確実に突出しないようにするには、絶縁平板24として金属メッシュ11の厚さ方向一面(上面)に密着する面が平滑であるものを用いることが望ましい。
前記製法例では、枠付き金属メッシュの金属メッシュ11の厚さ方向一面(上面)に絶縁平板24が密着した状態で電解メッキが行われるため、金属メッシュ11の厚さ方向一面(上面)に近い領域における二次光沢剤の拡散が抑制される。これにより、金属メッシュ11の厚さ方向一面(上面)に近い領域におけるニッケルの析出が起き易くなって、メッキ金属膜12の厚さに先に述べたような非一律性が確保される。
具体的な実験結果を挙げて補足すれば、(1)金属メッシュ11として、金属線材11a及び11bの材料がステンレス、金属線材11a及び11bの直径が15μm、メッシュ数(本/インチ)が640、厚さT11が19μmのものを用い、(2)陽極23として、ニッケル製のものを用い、(3)メッキ液22として、450g/リットルの60%スルファミン酸ニッケル、30g/リットルのホウ酸、5g/リットルの塩化ニッケル及び15ミリリットル/リットルのNSF−E(日本化学産業(株)製)を含有するpH値が4.0のものを用いて、(4)液温55℃、電流値7.5A、印加時間20minの条件で電解メッキを行ったところ、スクリーンメッシュ10として、メッキ金属膜12の最大厚さが7.0μmで最小厚さが1.0μm、各開口13の面積が320μm2のものを作製することができた。
前記スクリーンメッシュ10によれば、後記(E11)〜(E13)の効果を得ることができる。
(E11)前記スクリーンメッシュ10は、メッキ金属膜12が金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)よりも外側に突出しておらず、金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)に近い領域におけるメッキ金属膜12の厚さが該金属メッシュ11の下面(厚さ方向他面)及び該下面(厚さ方向他面)に近い領域における厚さよりも厚くなっており、スクリーンメッシュ10を上面側(厚さ方向一面側)から見たときの該スクリーンメッシュ10の各開口13の面積が金属メッシュ11の各開口11cの面積よりも小さくなっている。
つまり、金属メッシュ11を構成する金属線材11a及び11aの表面に形成されたメッキ金属膜12の厚さが一律の場合やメッキ金属膜12の厚さを金属メッシュ11の厚さ方向で厚くした場合に比べて(背景技術欄の記載を参照)、スクリーンメッシュ10の上面(厚さ方向一面)と下面(厚さ方向他面)との間に存在する連続空隙の総体積を減少させることができる。依って、スクリーンメッシュ10の上面(厚さ方向一面)をペーストやインキ等の被印刷材料の供給面として使用し、且つ、下面(厚さ方向他面)を印刷面として使用した場合において、印刷される被印刷材料の量を抑制して印刷パターンの薄厚化に貢献することができる。
また、スクリーンメッシュ10の下面(厚さ方向他面)に近い領域の3次元形状を金属メッシュ11の下面(厚さ方向他面)に近い領域の3次元形状と近似させることができるので、換言すれば、スクリーンメッシュ10の下面(厚さ方向他面)に近い領域の3次元形状がメッキ金属膜12によって変化することを抑制できるため、スクリーンメッシュ10の下面(厚さ方向他面)に近い領域における被印刷材料の流動性を維持して、印刷パターンの厚さの均一化に貢献することができる。
(E12)前記スクリーンメッシュ10は、メッキ金属膜12の厚さが先に述べたような非一律性を有するため、スクリーンメッシュ10の厚さ方向における該スクリーンメッシュ10の各開口13の位置が、スクリーンメッシュ10の厚さ方向における金属メッシュ11の各開口11cの位置よりもスクリーンメッシュ10の上面(厚さ方向一面)に近寄っている。
つまり、スクリーンメッシュ10の下面(厚さ方向他面)に近い領域における被印刷材料の流動性をより一層良好に維持して、印刷パターンの厚さの均一化により確実に貢献することができる。
(E13)前記スクリーンメッシュ10は、メッキ金属膜12に金属メッシュ11の上面(厚さ方向一面)と同一平面上に位置する複数の平坦部12aを有している。
つまり、スクリーンメッシュ10の上面(厚さ方向一面)をペーストやインキ等の被印刷材料の供給面として使用し、且つ、下面(厚さ方向他面)を印刷面として使用した場合において、被印刷材料の供給に使用されるスキージ(図示省略)の移動を複数の平坦部12aによってガイドすることができるので、換言すれば複数の平坦部12aを利用してスキージ(図示省略)の移動をスムースに行うことができる。
《第2実施形態》
図5及び図6(A)〜図6(C)に示したスクリーンメッシュ30(第2実施形態)は、前記スクリーンメッシュ10(第1実施形態)の一部構成を変更したものであり、詳しく述べれば、
・スクリーンメッシュ30の上面(厚さ方向一面)に近い領域におけるメッキ金属膜32 の厚さが増加していて、複数の平坦部32aが連続した1つの面を構成している点
において、前記スクリーンメッシュ10(第1実施形態)と構成を相違する。
因みに、符号31は金属メッシュを示し、符号31a及び31bは金属メッシュ31を構成する金属線材を示し、符号31cは金属メッシュ31の開口を示し、符号31dは金属メッシュ31の平坦部を示し、符号32は金属線材31a及び31bの表面に形成されたメッキ金属膜を示し、符号32aはメッキ金属膜32の平坦部を示し、符号33はスクリーンメッシュ30の開口を示し、符号T30はスクリーンメッシュ30の厚さを示し、符号T31は金属メッシュ31の厚さを示し、符号CT31は金属メッシュ31の厚さ方向中心を示す。
このスクリーンメッシュ30によれば、前記(E11)〜(E13)と同様の効果を得ることができる他、後記(E14)の効果を得ることができる。
(E14)前記スクリーンメッシュ30は、メッキ金属膜32に金属メッシュ31の上面(厚さ方向一面)と同一平面上に位置する複数の平坦部32aを有していて、且つ、該複数の平坦部32aが連続した1つの面を構成している。
つまり、スクリーンメッシュ30の上面(厚さ方向一面)をペーストやインキ等の被印刷材料の供給面として使用し、且つ、下面(厚さ方向他面)を印刷面として使用した場合において、被印刷材料の供給に使用されるスキージ(図示省略)の移動を、連続した1つの面を構成する複数の平坦部32aによってガイドすることができるので、換言すれば複数の平坦部32aによって構成された連続した1つの面を利用してスキージ(図示省略)の移動をより一層スムースに行うことができる。
《第3実施形態》
図7及び図8(A)〜図8(C)に示したスクリーンメッシュ40(第3実施形態)は、金属メッシュ41を構成する金属線材41a及び41b(符号41aは図7に示した横向きの金属線材を示し、符号41bは図7に示した縦向きの金属線材を示す)の表面にメッキ金属膜42を形成したリジダイズドタイプのスクリーンメッシュである。
金属メッシュ41を構成する金属線材41a及び41bの材料は好ましくはステンレス、モリブデン、又は銅であり、その直径は好ましくは13〜30μmの範囲内にある。また、金属メッキ膜42の材料は好ましくはニッケル、又はニッケル合金である。
金属メッシュ41を構成する金属線材41a及び41bは格子状に編み込まれていて、該金属メッシュ41を上面側(厚さ方向一面側)から見たときに、略矩形状を成す多数の開口41cが金属線材41a及び41bを介在したマトリックス配列で並んでいるように視認できる。因みに、金属メッシュ41の各開口41cは、該金属メッシュ41の上面(厚さ方向一面)と下面(厚さ方向他面)との間に存在する連続空隙のうち、金属線材41a及び41bによって囲まれた最も狭い区域を意味する。
また、金属メッシュ41はカレンダー加工が施されていないため、金属メッシュ41の厚さT41は、その上面(厚さ方向一面)と下面(厚さ方向他面)とによって規定されている。
メッキ金属膜42は、金属メッシュ41の上面(厚さ方向一面)よりも外側に突出しておらず、該メッキ金属膜42は、金属メッシュ41の上面(厚さ方向一面)と同一平面上に位置する複数の平坦部42aを有している。つまり、スクリーンメッシュ40の厚さT40は、複数の平坦部42aを含む上面(厚さ方向一面)と、金属メッシュ41の下面(厚さ方向他面)に存するメッキ金属膜42の外面とによって規定されている。換言すれば、スクリーンメッシュ40の厚さT40は、金属メッシュ41の厚さT41と、金属メッシュ41の下面(厚さ方向他面)に存するメッキ金属膜42の厚さとの和となっている。
また、メッキ金属膜42の厚さは一律ではなく、金属メッシュ41の上面(厚さ方向一面)に近い領域におけるメッキ金属膜42の厚さは、金属メッシュ41の下面(厚さ方向他面)及び該下面(厚さ方向他面)に近い領域におけるメッキ金属膜42の厚さよりも厚くなっている。金属メッシュ41の厚さ方向中心CT41を基準として述べれば、スクリーンメッシュ40の上面(厚さ方向一面)と金属メッシュ41の厚さ方向中心CT41の間におけるメッキ金属膜42の厚さは、スクリーンメッシュ40の下面(厚さ方向他面)と金属メッシュ41の厚さ方向中心CT41の間におけるメッキ金属膜42の厚さよりも厚くなっている。
スクリーンメッシュ40は、該スクリーンメッシュ40を上面側(厚さ方向一面側)から見たときに、略矩形状を成す多数の開口43がメッキ金属膜42が形成された金属線材41a及び41bを介在したマトリックス配列で並んでいるように視認できる。因みに、スクリーンメッシュ40の各開口43は、該スクリーンメッシュ40の上面(厚さ方向一面)と下面(厚さ方向他面)との間に存在する連続空隙のうち、メッキ金属膜42が形成された金属線材41a及び41bによって囲まれた最も狭い区域を意味する。
また、メッキ金属膜42の厚さは先に述べたような非一律性を有するため、スクリーンメッシュ40を上面側(厚さ方向一面側)から見たときの該スクリーンメッシュ40の各開口43の面積は、金属メッシュ41の各開口41cの面積よりも小さく、各開口43を規定する4つのラインは金属メッシュ41の各開口41cを規定する4つのラインと非平行となっている。加えて、スクリーンメッシュ40の厚さ方向における該スクリーンメッシュ40の各開口43の位置は、スクリーンメッシュ40の厚さ方向における金属メッシュ41の各開口41cの位置よりもスクリーンメッシュ40の上面(厚さ方向一面)に近寄っている。
前記スクリーンメッシュ40は例えば後記の製法例によって作製することができる。先ず、図3(A)及び図3(B)に示したものと同様の略矩形状の支持枠SFを用意し、該支持枠SFの一面にステンレス製の金属メッシュ41を張設して枠付き金属メッシュ(符号無し)を作製する。支持枠SFの材料は好ましくはアルミニウム、アルミニウム合金、又はステンレスである。
続いて、図4に示したものと同様に、メッキ槽21のメッキ液22内に、枠付き金属メッシュとニッケル製の陽極23を互い向き合うように浸漬し、そして、枠付き金属メッシュの金属メッシュ41の厚さ方向一面(上面)にプラスチックやセラミックス等から成る絶縁平板24を軽く押し当てて密着させ、そして、直流電源25から陰極代用の枠付き金属メッシュと陽極23に直流電圧を印加して電解メッキを行う。
スクリーンメッシュ40のメッキ金属膜42の厚さに先に述べたような非一律性を確実に確保するには、メッキ液22として二次光沢剤の効果が大きなメッキ液を用いることが望ましい。また、メッキ金属膜42が金属メッシュ41の上面(厚さ方向一面)よりも外側に確実に突出しないようにするには、絶縁平板24として金属メッシュ41の厚さ方向一面(上面)に密着する面が平滑であるものを用いることが望ましい。
前記製法例では、枠付き金属メッシュの金属メッシュ41の厚さ方向一面(上面)に絶縁平板24が密着した状態で電解メッキが行われるため、金属メッシュ41の厚さ方向一面(上面)に近い領域における二次光沢剤の拡散が抑制される。これにより、金属メッシュ41の厚さ方向一面(上面)に近い領域におけるニッケルの析出が起き易くなって、メッキ金属膜42の厚さに先に述べたような非一律性が確保される。
具体的な実験結果を挙げて補足すれば、(1)金属メッシュ41として、金属線材41a及び41bの材料がステンレス、金属線材41a及び41bの直径が15μm、メッシュ数(本/インチ)が640、厚さT41が35μmのものを用い、(2)陽極23として、ニッケル製のものを用い、(3)メッキ液22として、450g/リットルの60%スルファミン酸ニッケル、30g/リットルのホウ酸、5g/リットルの塩化ニッケル及び15ミリリットル/リットルのNSF−E(日本化学産業(株)製)を含有するpH値が4.0のものを用いて、(4)液温55℃、電流値7.5A、印加時間20minの条件で電解メッキを行ったところ、スクリーンメッシュ40として、メッキ金属膜42の最大厚さが7.0μmで最小厚さが1.0μm、各開口43の面積が420μm2のものを作製することができた。
前記スクリーンメッシュ40によれば、後記(E21)〜(E23)の効果を得ることができる。
(E21)前記スクリーンメッシュ40は、メッキ金属膜42が金属メッシュ41の上面(厚さ方向一面)よりも外側に突出しておらず、金属メッシュ41の上面(厚さ方向一面)に近い領域におけるメッキ金属膜42の厚さが該金属メッシュ41の下面(厚さ方向他面)及び該下面(厚さ方向他面)に近い領域における厚さよりも厚くなっており、スクリーンメッシュ40を上面側(厚さ方向一面側)から見たときの該スクリーンメッシュ40の各開口43の面積が金属メッシュ41の各開口41cの面積よりも小さくなっている。
つまり、金属メッシュ41を構成する金属線材41a及び41aの表面に形成されたメッキ金属膜42の厚さが一律の場合やメッキ金属膜42の厚さを金属メッシュ41の厚さ方向で厚くした場合に比べて(背景技術欄の記載を参照)、スクリーンメッシュ40の上面(厚さ方向一面)と下面(厚さ方向他面)との間に存在する連続空隙の総体積を減少させることができる。依って、スクリーンメッシュ40の上面(厚さ方向一面)をペーストやインキ等の被印刷材料の供給面として使用し、且つ、下面(厚さ方向他面)を印刷面として使用した場合において、印刷される被印刷材料の量を抑制して印刷パターンの薄厚化に貢献することができる。
また、スクリーンメッシュ40の下面(厚さ方向他面)に近い領域の3次元形状を金属メッシュ41の下面(厚さ方向他面)に近い領域の3次元形状と近似させることができるので、換言すれば、スクリーンメッシュ40の下面(厚さ方向他面)に近い領域の3次元形状がメッキ金属膜42によって変化することを抑制できるため、スクリーンメッシュ40の下面(厚さ方向他面)に近い領域における被印刷材料の流動性を維持して、印刷パターンの厚さの均一化に貢献することができる。
(E22)前記スクリーンメッシュ40は、メッキ金属膜42の厚さが先に述べたような非一律性を有するため、スクリーンメッシュ40の厚さ方向における該スクリーンメッシュ40の各開口13の位置が、スクリーンメッシュ40の厚さ方向における金属メッシュ41の各開口41cの位置よりもスクリーンメッシュ40の上面(厚さ方向一面)に近寄っている。
つまり、スクリーンメッシュ40の下面(厚さ方向他面)に近い領域における被印刷材料の流動性をより一層良好に維持して、印刷パターンの厚さの均一化により確実に貢献することができる。
(E23)前記スクリーンメッシュ40は、メッキ金属膜42に金属メッシュ41の上面(厚さ方向一面)と同一平面上に位置する複数の平坦部42aを有している。
つまり、スクリーンメッシュ40の上面(厚さ方向一面)をペーストやインキ等の被印刷材料の供給面として使用し、且つ、下面(厚さ方向他面)を印刷面として使用した場合において、被印刷材料の供給に使用されるスキージ(図示省略)の移動を複数の平坦部42aによってガイドすることができるので、換言すれば複数の平坦部42aを利用してスキージ(図示省略)の移動をスムースに行うことができる。
《第4実施形態》
図9及び図10(A)〜図10(C)に示したスクリーンメッシュ50(第4実施形態)は、前記スクリーンメッシュ40(第3実施形態)の一部構成を変更したものであり、詳しく述べれば、
・スクリーンメッシュ50の上面(厚さ方向一面)に近い領域におけるメッキ金属膜52 の厚さが増加していて、各平坦部52aが連続した1つの面を構成している点
において、前記スクリーンメッシュ40(第3実施形態)と構成を相違する。
因みに、符号51は金属メッシュを示し、符号51a及び51bは金属メッシュ51を構成する金属線材を示し、符号51cは金属メッシュ51の開口を示し、符号52は金属線材51a及び51bの表面に形成されたメッキ金属膜を示し、符号52aはメッキ金属膜52の平坦部を示し、符号53はスクリーンメッシュ50の開口を示し、符号T50はスクリーンメッシュ50の厚さを示し、符号T51は金属メッシュ51の厚さを示し、符号CT51は金属メッシュ51の厚さ方向中心を示す。
このスクリーンメッシュ50によれば、前記(E21)〜(E23)と同様の効果を得ることができる他、後記(E24)の効果を得ることができる。
(E24)前記スクリーンメッシュ50は、メッキ金属膜52に金属メッシュ51の上面(厚さ方向一面)と同一平面上に位置する複数の平坦部52aを有していて、且つ、該複数の平坦部52aが連続した1つの面を構成している。
つまり、スクリーンメッシュ50の上面(厚さ方向一面)をペーストやインキ等の被印刷材料の供給面として使用し、且つ、下面(厚さ方向他面)を印刷面として使用した場合において、被印刷材料の供給に使用されるスキージ(図示省略)の移動を、連続した1つの面を構成する複数の平坦部52aによってガイドすることができるので、換言すれば複数の平坦部52aによって構成された連続した1つの面を利用してスキージ(図示省略)の移動をより一層スムースに行うことができる。
《他の実施形態》
(M1)前記第1〜第4実施形態では、金属メッシュとして平織りのものを示したが、これを綾織り、クリンプ織り、アーチクリンプ織り等の他の織り方の金属メッシュに変えても、前記同様の効果を得ることができる。
(M2)前記第1及び第3実施形態の欄で述べた金属線材の材料及び直径と金属メッキ膜の材料はあくまでも好ましい例であって、当該材料や直径と異なる材料や直径を用いた場合でも、前記同様の効果を得ることができる。
(M3)前記第1及び第3実施形態の欄で述べた製法はあくまでも好ましい例であって、当該製法と異なる製法を用いた場合、例えば金属メッシュの厚さ方向一面(上面)に絶縁平板を接着しておいて後に除去するようにしても、前記第1〜第4実施形態に示したスクリーンメッシュを作製することができる。
10,30,40,50…スクリーンメッシュ、11,31,41,51…金属メッシュ、11a,11b,31a,31b,41a,41b,51a,51b…金属メッシュを構成する金属線材、11c,31c,41c,51c…金属メッシュの開口、11d,31d…金属メッシュの平坦部、12,32,42,52…金属線材の表面に形成されたメッキ金属膜、12a,32a,42a,52a…メッキ金属膜の平坦部、13,33,43,53…スクリーンメッシュの開口、T10,T30,T40,T50…スクリーンメッシュの厚さ、T11,T31,T41,T51…金属メッシュの厚さ、CT11,CT31,CT41,CT51…金属メッシュの厚さ方向中心。

Claims (6)

  1. 金属メッシュを構成する金属線材の表面にメッキ金属膜を形成したリジダイズドタイプのスクリーンメッシュであって、
    前記メッキ金属膜は、前記金属メッシュの厚さ方向一面よりも外側に突出しておらず、
    前記金属メッシュの厚さ方向一面に近い領域における前記メッキ金属膜の厚さは、前記金属メッシュの厚さ方向他面及び該厚さ方向他面に近い領域における前記メッキ金属膜の厚さよりも厚くなっており、
    前記スクリーンメッシュを厚さ方向一面側から見たときの該スクリーンメッシュの各開口の面積は、前記金属メッシュの各開口の面積よりも小さくなっている、
    ことを特徴とするスクリーンメッシュ。
  2. 前記スクリーンメッシュの厚さ方向一面と前記金属メッシュの厚さ方向中心の間における前記メッキ金属膜の厚さは、前記スクリーンメッシュの厚さ方向他面と前記金属メッシュの厚さ方向中心の間におけるメッキ金属膜の厚さよりも厚い、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーンメッシュ。
  3. 前記スクリーンメッシュの厚さ方向における該スクリーンメッシュの各開口の位置は、前記スクリーンメッシュの厚さ方向における前記金属メッシュの各開口の位置よりも前記スクリーンメッシュの厚さ方向一面に近寄っている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーンメッシュ。
  4. 前記メッキ金属膜は、前記金属メッシュの厚さ方向一面と同一面上に位置する複数の平坦部を有している、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のスクリーンメッシュ。
  5. 前記複数の平坦部は、連続した1つの面を構成している、
    ことを特徴とする請求項4に記載のスクリーンメッシュ。
  6. 前記金属メッシュは、カレンダー加工が施された金属メッシュであり、
    前記金属メッシュを構成する金属線材の表面には、該金属メッシュの厚さ方向一面と同一平面上に位置する複数の平坦部が設けられ、且つ、該金属メッシュの厚さ方向他面と同一平面上に位置する複数の平坦部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のスクリーンメッシュ。
JP2013126634A 2013-06-17 2013-06-17 スクリーンメッシュ Active JP6121255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013126634A JP6121255B2 (ja) 2013-06-17 2013-06-17 スクリーンメッシュ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013126634A JP6121255B2 (ja) 2013-06-17 2013-06-17 スクリーンメッシュ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015000534A JP2015000534A (ja) 2015-01-05
JP6121255B2 true JP6121255B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=52295353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013126634A Active JP6121255B2 (ja) 2013-06-17 2013-06-17 スクリーンメッシュ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6121255B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3759799A (en) * 1971-08-10 1973-09-18 Screen Printing Systems Method of making a metal printing screen
JPS5742687Y2 (ja) * 1979-10-18 1982-09-20
NL9302238A (nl) * 1993-12-22 1995-07-17 Stork Screens Bv Metallisch zeefmateriaal met draad- of vezelstruktuur en werkwijze voor de vervaardiging van een dergelijk materiaal.
JPH0980756A (ja) * 1995-09-14 1997-03-28 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 印刷用メッシュ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015000534A (ja) 2015-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4744790B2 (ja) 蒸着用マスク、蒸着用マスクフレーム組立体及びこれらの製造方法
JP5778450B2 (ja) 固体電解コンデンサおよび固体電解コンデンサの製造方法
US20110020603A1 (en) Capacitor and method for manufacturing the same
KR101871956B1 (ko) 모판, 모판의 제조 방법, 및 마스크의 제조 방법
US20190252614A1 (en) Mother plate, method for manufacturing mother plate, method for manufacturing mask, and oled pixel deposition method
JP4840546B2 (ja) コンタクト製造用組成物およびこれを用いたコンタクト並びにコネクタ
JP2018186064A (ja) 異方導電性シートおよび異方導電性シートを用いた電気的接続装置
JP2016211031A (ja) Snめっき材およびその製造方法
JP2010095762A (ja) 電気めっき方法
KR101544161B1 (ko) 초박막형 동박 제조방법
KR20140135108A (ko) 도금막의 제조 방법
US20190233960A1 (en) Metal electrodeposition cathode plate and production method therefor
JP2013142169A (ja) 電気めっき用保持具およびこの保持具を用いた電気めっき装置
JP6121255B2 (ja) スクリーンメッシュ
JP2019065339A5 (ja)
JP6093222B2 (ja) 電気めっき方法およびそれに用いるマスク部材
TW201040995A (en) Manufacturing method of aluminum electrode plate for electrolytic capacitor
JP5795740B2 (ja) 端子構造
JP4268010B2 (ja) 高オープニング率リジダイズドスクリーン、高オープニング率サスペンドメタルマスク及びその製造方法。
JP4560726B2 (ja) フレキシブル銅張積層板の製造方法
JP2019173057A (ja) めっき被覆金属材
CN106711654A (zh) 连接器端子及其电镀方法
JP2013022814A (ja) サスペンドメタルマスクおよびサスペンドメタルマスクの製造方法
KR20110028029A (ko) 전해 도금장치
JP2013091844A (ja) 電気めっき装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160427

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6121255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250