JP6121211B2 - 吸気冷却システム - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービンの吸気を冷却する吸気冷却システムに関する。
圧縮機、燃焼器、及びタービン等から構成される発電用ガスタービンでは、圧縮機へ吸気される吸気の温度によってタービンにおける出力が影響を受ける。例えば、大気温度が高い夏季には、吸気の密度が低下して質量流量が低下するため、タービンの出力が低下する。このようなタービンの出力低下を抑止するために、外気から吸気する空気温度を冷媒との熱交換によって下げる吸気冷却コイルを備えた吸気冷却システムや、吸気された空気に水を噴霧して、当該水の気化熱を利用して吸気冷却を行う吸気冷却システムが開発されている。吸気冷却コイルを備えた吸気冷却システムを適用すると、大気中の水分は、吸気冷却コイルとの熱交換による冷却によって凝縮されてドレン水となる。ドレン水は、吸気冷却コイルの下部に設けられるドレンパンにて回収して、ドレン配管から排出される。
しかしながら、かかる吸気冷却システムを使用すると、吸気冷却コイルの表面に付着したドレンが吸気冷却コイルを通過した吸気と共に下流側に飛散したり、ドレンパンで回収しきれずにドレンパンから漏れることがある。このため、ドレンがガスタービンの吸気側となる圧縮機に流入して、圧縮機がロックすることやエロージョンの発生によって圧縮機翼を損傷させることが問題となっている。ガスタービンの圧縮機へのドレン流入を低減させる従来技術として、特許文献1には、噴霧器の吸気ダクト内の下流側に蒸発していないミストを捕獲して吸気からミストを除去するミスト除去手段が設けられるガスタービン吸気冷却装置が開示されている。また、特許文献2には、水が供給された作動空気が流通する流通経路の内壁面、ガスタービンのロータ若しくはケーシング流路面に回転対称な溝を設けて、内壁面や流路面に付着したミストを回収するガスタービンが開示されている。
特開2007−120479号公報 特開2006−037877号公報
冷却コイルを備える吸気冷却システムでは、冷却コイルの表面に凝結して発生するドレンを回収するためのドレンパンが冷却コイルの下側に設けられている。過冷却時等においては、ドレンが過度に発生して、既設のドレンパンで回収しきれずに、ドレンパンから漏れたドレンが後流側に流れて、ガスタービン入口側のマニホールド部に到達して溜まることが懸念される。当該ドレンの溜まり水が限度を超えると、ガスタービンの圧縮機内へ侵入して、圧縮機のロックや故障、圧縮機翼の損傷等を起こすリスクがある。前述の特許文献1や特許文献2では、吸気ダクトを通るドレンや吸気ダクトの壁面に付着したミスト状のドレンを捕集することに関しては、言及しているが、ドレンパンから漏れたドレンに関してまでは、言及していない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、冷却コイルのドレンパンから漏れたドレンを回収することの可能な、新規かつ改良された吸気冷却システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、ガスタービンの吸気冷却システムであって、吸気入口から取り込まれた吸気を前記ガスタービンの圧縮機に導く吸気ダクトと、前記吸気ダクト内に設けられ、外部から導入された冷却媒体との熱交換により前記吸気を冷却する冷却部と、前記冷却部の後流側に有する前記吸気ダクトの底面に対して凸状に形成される凸段差部と、前記冷却部の後流側に有する前記吸気ダクトの底面に形成され、前記冷却部の表面で発生して滴下するドレンを前記吸気ダクトの外部に排出可能なドレン抜き孔部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、冷却部の後流側に有する吸気ダクトの底面にドレンを吸気ダクトの系外に抜くためのドレン抜き孔部を設けたので、冷却部から滴下してドレンパンから漏れたドレンを吸気ダクトの外部に排出できる。
このとき、本発明の一態様では、前記ドレン抜き孔部は、前記冷却部と前記凸段差部との間に有する前記吸気ダクトの底面に形成されることとしてもよい。
このようにすれば、冷却部と凸段差との間に溜まるドレンを吸気ダクトの系外に排出できる。
また、本発明の一態様では、前記凸段差部には、前記吸気の際の消音を行うサイレンサが設けられ、前記ドレン抜き孔部は、更に前記サイレンサの出口側に有する前記吸気ダクトの底面に形成されることとしてもよい。
このようにすれば、サイレンサの表面で結露して下方に流動したドレンを効率よく回収できる。
また、本発明の一態様では、前記ドレン抜き孔部は、前記ドレンを前記吸気ダクトの系外に排出可能なドレン排出ラインに接続されることとしてもよい。
このようにすれば、ドレン排出ラインを介して、ドレン抜き孔部で回収したドレンを吸気ダクトの系外に排出できる。
以上説明したように本発明によれば、冷却コイルのドレンパンの後流側の吸気ダクトの底面にドレン抜き孔部を設けたので、ドレンパンから漏れたドレンをドレン抜き孔部で回収することができる。このため、ドレンパンから漏れたドレンの圧縮機への侵入による圧縮機の故障や損傷を防止できる。
本発明の一実施形態に係る吸気冷却システムを備えるガスタービンプラントの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る吸気冷却システムに備える冷却コイルの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る吸気冷却システムに備えるドレン抜き孔部の説明図であり、(a)は、図1のB方向からの矢視図であり、(b)は、図3(a)のC−C方向からの矢視図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係る吸気冷却システムの構成について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る吸気冷却システムを備えるガスタービンプラントの構成を示すブロック図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る吸気冷却システムに備わる冷却コイルの概略構成図である。
発電プラントとなるガスタービンプラント10は、吸気ダクト12と、圧縮機14と、燃焼器16と、ガスタービン18と、発電機20とを備えている。また、ガスタービンプラント10には、ガスタービン18の吸気を冷却するための吸気冷却システム100を備える。本実施形態では、吸気冷却システム100は、少なくとも吸気ダクト12と、冷却コイル26と、冷凍機32と、冷却塔38と、ドレン排出ライン102と、ドレン抜き孔部110とを備える。
吸気ダクト12は、吸気入口22から取り込まれた吸気(外気:空気)を圧縮機14に導く。圧縮機14は、吸気ダクト12を介して供給された吸気を圧縮する。燃焼器16は、圧縮機14から供給された圧縮空気を用いて燃料を燃焼させる。ガスタービン18は、燃焼器16から供給された燃焼ガスにより回転する。発電機20は、ガスタービン18の回転により発電を行う。
吸気ダクト12は、図1に示すように、上流側から水平ダクト12a、カーブダクト12b、鉛直ダクト12cを備え、鉛直ダクト12cの下流側には、吸気を整流させながら圧縮機14に導くマニホールド部12dが設けられている。本実施形態では、マニホールド部12dは、水平ダクト12aに対して鉛直方向の下向きに屈曲した鉛直ダクト12cを介して、下向きに延出する構成となっている。
また、吸気ダクト12の吸気入口側には、吸気入口22から取り込まれた吸気から比較的大きい粉塵等を除去するプレフィルタ24が設けられている。また、吸気ダクト12(水平ダクト12a)内のプレフィルタ24の後段には、プレフィルタ24を通過した吸気を外部から導入された冷却媒体との熱交換により冷却する冷却コイル26が設けられている。
冷却コイル26は、吸気を冷却する冷却部であり、図2に示すように、複数のユニット状のチラーコイル26aを鉛直方向に並列した構成となっている。冷却コイル26の各チラーコイル26aの下部には、熱交換による冷却によって凝縮されたドレン水を回収するためのドレンパン26bがそれぞれ設けられる。ドレンパン26bで回収したドレン水は、ドレンパン26bの両端側に設けられるドレン配管26c1を伝って、吸気ダクト12の系外に排出するドレンマニホールド26cを介して、吸気ダクト12の系外に排出される。ドレンマニホールド26cに回収されたドレンは、ドレン排出ポンプ26dで冷却塔38に戻され、冷却塔38で冷却媒体として再生されてから再利用される。
また、冷却コイル26には、第1の循環路28、第1の循環ポンプ30を介してターボ冷凍機や吸収式冷凍機等の冷凍機32から冷たい循環水(冷却媒体)が供給されるようになっている。吸気冷却コイル26で吸気との熱交換で温められた循環水は、第1の循環路29を介して、冷凍機32に戻されるようになっている。冷凍機32には、第2の循環路34、35、第2の循環ポンプ36を介して、冷却塔38から冷たい循環水が供給されるようになっている。冷凍機32で第1の循環路28、29を循環する循環水と熱交換された循環水は、第2の循環路34を介して冷却塔38に戻され、冷却塔38で再び冷却されるようになっている。
さらに、吸気ダクト12の水平ダクト12a内には、冷却コイル26よりも下流側に吸気の際に発生する音を含む振動を抑制するサイレンサ40が水平ダクト12aの底面12a1に対して凸状に形成される凸段差部13の上に設けられている。また、吸気ダクト12の鉛直ダクト12cと連結するマニホールド部12dの入口側には、鉛直ダクト12cを介して導入される吸気に含まれる不純物や、吸気ダクト内での作業中等に落下させたネジ等を取り除くためのフィルタ42が設けられている。なお、サイレンサ40の詳細な構成については、後述する。
吸気冷却システム100は、冷却コイル26での熱交換による吸気の冷却によって発生したドレンの圧縮機14への侵入を防止するために、ドレンを回収する機能を備える。本実施形態では、冷却コイル26の後流側に有する吸気ダクト12の底面12a1、12a2に、冷却コイル26やサイレンサ40の表面で発生して滴下するドレンを吸気ダクト12の外部に排出可能なドレン抜き孔部110が設けられていることを特徴とする。
また、図1に示すように、冷却コイル26の後流側の吸気ダクト12の底面12a1、12a2には、当該底面12a1、12a2に対して凸状に形成される凸段差部13と後流側凸段差部13aが設けられている。本実施形態では、ドレン抜き孔部110は、冷却コイル26と凸段差部13との間に有する吸気ダクト12(水平ダクト12a)の底面12a1と、凸段差部13と後流側凸段差部13aとの間に有する吸気ダクト12(水平ダクト12a)の底面12a2にそれぞれ設けられている。各ドレン抜き孔部110は、ドレンを吸気ダクト12の系外に排出可能なドレン排出ライン102に接続されており、ドレン排出ライン102を介して、ドレン抜き孔部110で回収したドレンを吸気ダクト12の系外に排出できるようになっている。
次に、本発明の一実施形態に係る吸気冷却システムに備わるドレン抜き孔部110の配置等について、図面を使用しながら説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る吸気冷却システムに備わるドレン抜き孔部の説明図であり、(a)は、図1のB方向からの矢視図であり、(b)は、図3(a)のC−C方向からの矢視図である。なお、図3(a)では、吸気ダクト内の冷却コイル、ドレン抜き孔部、及びサイレンサとの配置を説明するために、吸気ダクトの頂部側を省略した図となっている。
本実施形態では、図3(a)に示すように、ドレン抜き孔部110として、冷却コイル26と凸段差部13との間に有する吸気ダクト12(水平ダクト12a)の底面12a1に2つの冷却コイル側ドレン抜き孔部110aと2つのサイレンサ側ドレン抜き孔部110bの計4つのドレン抜き孔部110が設けられている。なお、ドレン抜き孔部110の個数は、4つに限定されず、配置も図3(a)に示す例に限定されない。
冷却コイル26と凸段差部13との間に有する吸気ダクト26の底面12a1は、プール状となっているので、過冷却時等においてドレンパン26bで回収しきれずに後流側に漏れたドレンが溜まり易い構成となっている。また、凸段差部13が底面12a1に対して、250mm程度突出する構成となっており、溜まったドレンが凸段差部13に堰き止められて後流側に流れ難くなっている。このため、当該底面12a1にドレン抜き孔部110a、110bを形成することによって、ドレンパン26bで回収しきれずに後流側に漏れたドレンを効率よく回収して、吸気ダクト12の系外に排出できるようにしている。
また、本実施形態では、図3(a)に示すように、ドレン抜き孔部110として、凸段差部13と後流側凸段差部13aとの間に有する吸気ダクト12(水平ダクト12a)の底面12a2に4つのドレン抜き孔部110cが等間隔となるように設けられている。すなわち、凸段差部13と後流側凸段差部13aとの間に有する吸気ダクト26の底面12a2がプール状となっており、当該底面12a2にドレン抜き孔部110cが設けられている。また、凸段差部13の上には、前述したように、サイレンサ40が設けられている。なお、底面12a2に設けられるドレン抜き孔部110の個数は、4つに限定されず、配置も図3(a)に示す例に限定されない。
サイレンサ40は、図3(a)及び(b)に示すように、吸気の流れ方向に延出するSUSやアルミ等で形成される板状のスプリッタ40aが複数鉛直方向に立設される構成となっている。吸気ダクト12で吸気する際に、サイレンサ40の各スプリッタ40aの表面に結露したドレンが大量に発生して、当該各スプリッタ40aの下方に流動することが解明された。このため、本実施形態では、サイレンサ40で結露されたドレンを効率よく回収するために、サイレンサ40の後流側に有する吸気ダクト12の底面12a2にもドレン抜き孔部110cを設ける構成とした。
このように、本実施形態では、吸気する際に、冷却コイル26やサイレンサ40の表面で結露したドレンを効率よく回収するために、冷却コイル26とサイレンサ40の後流側に有する吸気ダクトの底面12a1、12a2にドレン抜き孔部110を形成した。そして、当該ドレン抜き孔部110で回収したドレンを吸気ダクト12の系外にドレン排出ライン102を介して効率よく排出するようにした。このため、冷却コイル26やサイレンサ40の表面で結露したドレンが後流側に流れて、圧縮機14に侵入することを抑制できるので、圧縮機14へのドレン侵入による故障や損傷等のリスクを低減できる。
なお、上記のように本発明の一実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、ガスタービンプラント、ガスタービンの吸気冷却システムの構成、動作も本発明の一実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
10 ガスタービンプラント
12 吸気ダクト
12a 水平ダクト
12a1、12a2 (吸気ダクトの)底面
12b カーブダクト
12c 鉛直ダクト
12d マニホールド部
13 凸段差部
13a 後流側凸段差部
14 圧縮機
14a (圧縮機の)入口
16 燃焼器
18 ガスタービン
20 発電機
22 吸気入口
24 プレフィルタ
26 冷却コイル(冷却部)
26a チラーコイル
26b ドレンパン
26c ドレンマニホールド
26d ドレン排出ポンプ
28、29 第1の循環路
30 第1の循環ポンプ
32 冷凍機
34、35 第2の循環路
36 第2の循環ポンプ
38 冷却塔
40 サイレンサ
42 フィルタ
100 吸気冷却システム
102 ドレン排出ライン
106 バルブ
110、110a、110b、110c ドレン抜き孔部

Claims (4)

  1. ガスタービンの吸気冷却システムであって、
    吸気入口から取り込まれた吸気を前記ガスタービンの圧縮機に導く吸気ダクトと、
    前記吸気ダクト内に設けられ、外部から導入された冷却媒体との熱交換により前記吸気を冷却する冷却部と、
    前記冷却部の後流側に有する前記吸気ダクトの底面に対して凸状に形成される凸段差部と、
    前記冷却部の後流側に有する前記吸気ダクトの底面に形成され、前記冷却部の表面で発生して滴下するドレンを前記吸気ダクトの外部に排出可能なドレン抜き孔部と、を備えることを特徴とする吸気冷却システム。
  2. 前記ドレン抜き孔部は、前記冷却部と前記凸段差部との間に有する前記吸気ダクトの底面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の吸気冷却システム。
  3. 前記凸段差部には、前記吸気の際の消音を行うサイレンサが設けられ、
    前記ドレン抜き孔部は、更に前記サイレンサの出口側に有する前記吸気ダクトの底面に形成されることを特徴とする請求項2に記載の吸気冷却システム。
  4. 前記ドレン抜き孔部は、前記ドレンを前記吸気ダクトの系外に排出可能なドレン排出ラインに接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の吸気冷却システム。
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