JP5721569B2 - 冷却装置及び冷却水の漏洩検出方法 - Google Patents
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前記吸気通路内に設けられ、内部を流れる冷却水との熱交換によって前記吸入空気を冷却する伝熱部と、
前記伝熱部に接続されて前記冷却水が流通する冷却水流路と、
前記冷却水流路に設けられ、前記冷却水流路内における前記冷却水の体積変化を吸収する膨張タンクと、
前記膨張タンク内の圧力を計測する圧力計と、
前記圧力計の計測値に基づいて、前記伝熱部からの前記冷却水の漏洩の有無を判定する漏洩判定部と、
前記冷却水の温度を計測する温度計と、
前記温度計の計測値から算出される前記冷却水の圧力の推定値よりも小さくなるように、第1閾値を前記温度計の計測値に応じて決定する算出部と
を備え、
前記漏洩判定部は、前記圧力計の計測値が前記第1閾値以下である場合、前記冷却水が前記伝熱部から漏洩していると判断することを特徴とする。
前記温度計の計測値から算出される前記冷却水の圧力の推定値よりも小さくなるように、前記第1閾値を前記温度計の計測値に応じて決定する算出部とをさらに備える。
前記吸気通路内に設けられ、内部を流れる冷却水との熱交換によって前記吸入空気を冷却する伝熱部と、
前記伝熱部に接続されて前記冷却水が流通する冷却水流路と、
前記冷却水流路に設けられ、前記冷却水流路内における前記冷却水の体積変化を吸収する膨張タンクと、
前記膨張タンク内の圧力を計測する圧力計と、
前記圧力計の計測値に基づいて、前記伝熱部からの前記冷却水の漏洩の有無を判定する漏洩判定部とを備え、
前記漏洩判定部は、前記圧力計の計測値の変化速度が第2閾値以上である場合、前記冷却水が前記伝熱部から漏洩していると判断してもよい。
前記冷凍機と前記伝熱部との間を前記冷却水が循環するように形成された閉回路の冷却水流路と、
前記冷却水流路に冷却水を補充する冷却水補充部とをさらに備え、
前記漏洩判定部によって前記冷却水の漏洩が発生したと判定された場合、前記冷却水補充部から冷却水を前記冷却水流路に補充して所定期間運転を継続してもよい。
前記伝熱部に接続されて前記冷却水が流通する冷却水流路に設けられ、該冷却水流路内における前記冷却水の体積変化を吸収する膨張タンク内の圧力を計測する圧力計測ステップと、
前記膨張タンク内の圧力の計測値に基づいて、前記伝熱部からの前記冷却水の漏洩の有無を判定する漏洩判定ステップと、
前記冷却水の温度を計測する温度計測ステップと、
前記冷却水の温度の計測値から算出される前記冷却水の圧力の推定値よりも小さくなるように、第1閾値を前記冷却水の温度の計測値に応じて決定する第1閾値決定ステップと
を備え、
前記漏洩判定ステップでは、前記膨張タンク内の圧力の計測値が前記第1閾値以下である場合、前記冷却水が前記伝熱部から漏洩していると判断することを特徴とする。
前記冷却水の温度の計測値から算出される前記冷却水の圧力の推定値よりも小さくなるように、前記第1閾値を前記冷却水の温度の計測値に応じて決定する第1閾値決定ステップとをさらに備える。
前記伝熱部に接続されて前記冷却水が流通する冷却水流路に設けられ、該冷却水流路内における前記冷却水の体積変化を吸収する膨張タンク内の圧力を計測する圧力計測ステップと、
前記膨張タンク内の圧力の計測値に基づいて、前記伝熱部からの前記冷却水の漏洩の有無を判定する漏洩判定ステップと
を備え、前記漏洩判定ステップでは、前記膨張タンク内の圧力の計測値の変化速度が第2閾値以上である場合、前記冷却水が前記伝熱部から漏洩していると判断してもよい。
前記漏洩判定ステップにおいて前記冷却水の漏洩が発生したと判定された場合、前記冷却水流路に冷却水を補充して所定期間運転を継続してもよい。
前記漏洩判定ステップで前記冷却水の漏洩が発生したと判定された場合、各モジュールへの前記冷却水の供給の有無による前記膨張タンク内の圧力の変化に基づいて、前記冷却水が漏洩しているモジュールを特定する漏洩箇所特定ステップをさらに備えていてもよい。
また、モジュールで冷却水の漏洩が生じても、この漏洩しているモジュールへの冷却水の供給を停止し、漏洩していないモジュールへの冷却水の供給を続けることで、吸入空気を冷却し続けることができる。
そして、モジュールで冷却水の漏洩が生じても、モジュールごと交換することができるため、修理作業を短時間、且つ容易に実施して冷却装置を迅速に復旧させることができる。
図1に示すように、冷却装置1は、ガスタービン2の圧縮機4の上流側に設けられた熱交換器10と、熱交換器10に送る水を冷却する冷凍機24とを備えている。熱交換器10の吸気口11から吸い込まれた吸入空気は、熱交換器10によって冷却されて冷却空気となり、ミストエリミネータ6を介して圧縮機4に流入する。圧縮機4に流入した冷却空気は圧縮空気となり、当該圧縮空気と燃料とが燃焼器8へ導入されて燃焼する。この燃焼によって燃焼器8で燃焼ガスが発生し、燃焼ガスによってタービン9が駆動される。
冷却水路内を流れる冷却水の温度が上昇すると冷却水の体積及び圧力も増加しようとする。このとき、ブラダ23内のガス圧力と冷却水の圧力とがつり合うまでブラダ23が収縮する(図1中に点線で示す)。これにより、冷却水の圧力変動は吸収される。また、冷却水路内を流れる冷却水の温度が低下すると冷却水の体積及び圧力も減少しようとする。このとき、ブラダ23内のガス圧力と冷却水の圧力とがつり合うまでブラダ23が膨張する(図1中に一点鎖線で示す)。これにより、冷却水の圧力変動は吸収される。
各伝熱管13の一端は、複数系統に分割された第1送給管30の一端側枝部に接続されている。また、各伝熱管13の他端は、複数系統に分割された第2送給管32の一端側枝部に接続されている。冷凍機24から供給された冷却水は、第1送給管30を通過して各伝熱管13内にそれぞれ分配して供給される。そして、熱交換器10で温められた後、第2送給管32に集水され、膨張タンク22を通過して、冷凍機24に戻る。
図3に示すように、複数の伝熱板14間を吸入空気が通過すると冷却されて、伝熱板14に凝縮水が付着する。伝熱板14に付着した凝縮水は重力で下方へ流下し、熱交換器10の下部に設けられたドレン板16に流れ落ちる。ドレン板16に流れ落ちた凝縮水は、一箇所に集められて、ドレン水として集中ドレンライン18にて排出される。
そして、算出された冷却水の圧力の推定値PE(例えば、1.00atm)に対する所定割合の値(例えば、所定割合が10%のとき0.10atm)を算出し、冷却水の圧力の推定値PEから所定割合の値を減算して、第1閾値Pth(例えば、0.90(=1.00−0.10)atm)を算出する。なお、本実施形態では、冷却水の圧力の推定値PEから所定割合の値を減算して第1閾値Pthを算出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、冷却水の圧力の推定値PEから予め設定された所定値を減算して第1閾値Pthとしてもよい。
一方、冷却水の圧力の計測値PMが第1閾値Pthよりも大きい場合には、冷却水は漏洩していないと判定する。
所定期間tthは、圧縮機4の動翼や静翼等に水によるエロージョンが発生したり、コーティングが剥離したりするまでとする。なお、ガスタービン2の場合においては、日中運転して夜間停止するDSS(Daily Start and Stop)や平日運転して週末停止するWSS(Weekly Start and Stop)等の断続的な運転を行うときがある。係る場合には、所定期間tthを、例えば、朝から夕方までと設定したり、月曜日の朝から金曜日の夕方までと設定したりしてもよい。
図4に示すように、まず、冷却水の温度及び圧力をそれぞれ温度計51及び圧力計50にて計測する(ステップS10)。
また、漏水を判定する際は、第1閾値Pth以下か否かを判定することで、速やかに判定を行うことができる。
そして、冷却水補充部40を備えているため、冷却水が漏洩しても水を補充することで、所定期間tth、冷却装置1の運転を続けることができる。さらに、冷却水が漏洩しても直ちに冷却装置1を停止せずに、圧縮機4の回転翼にエロージョンが発生したり、圧縮機4内のコーティングが剥離したりするまで、或いはガスタービン2の定期点検時まで冷却装置1を運転し続けるため、ガスタービン2の出力効率の低下を防止することができる。
図5に示すように、まず、時刻t、時刻t+1における冷却水の圧力及び温度をそれぞれ圧力計50及び温度計51にて計測する(ステップS100)。冷却水の圧力及び温度は、冷却装置1が稼働しているときは、常時、測定されている。
次に、算出部31は、圧力計50から出力された時刻t、時刻t+1における計測値PMt、PMt+1に基づいて、圧力の変化率Hpを算出する(ステップS110)。
また、算出部31は、温度計51から出力された時刻t、時刻t+1における計測値TMt、TMt+1に基づいて、冷却水の圧力の推定値PEt、PEt+1を算出する。続いて、冷却水の圧力の推定値PEt、PEt+1に基づいて、圧力の推定値の変化率を算出し、当該変化率を第2閾値Hthとして用いる。なお、第2閾値Hthは、予め設定されている値を用いてもよい。
次に、漏洩判定部34は、算出部31から出力された圧力の変化率Hpと第2閾値Hthとを比較して、圧力の変化率Hpが第2閾値Hth以上の場合に、冷却水が漏洩していると判定する(ステップS120)。一方、圧力の変化率Hpが第2閾値Hthよりも小さい場合には、冷却水は漏洩していないと判定する。
次に、冷却水が漏洩していると判定された場合は、上述したステップS50〜S90を実施する。一方、冷却水が漏洩していないと判定された場合は、ステップS110に戻って圧力の変化率Hp等を算出する。
本発明の第二実施形態に係る冷却装置は、第一実施形態の第1送給管30の一端側枝部に複数のバルブを新たに設けたものである。
図6に示すように、本実施形態に係る冷却装置61は、第1送給管30の各一端側枝部に接続されたモジュール12の入口側のバルブ62と、第2送給管32の各一端側枝部に接続されたモジュール12の出口側のバルブ64とを備えている。このバルブ62、64は、モジュール12と同じ数だけ複数設けられている。各バルブ62、64は、制御部35から出力された信号によって開閉可能である。
漏洩判定部34によって冷却水が漏洩していると判定され、かつ、漏洩しているモジュール12が特定されている場合において、制御部35は、冷却水が漏れているモジュール12のバルブ62、64を閉じる。また、バルブ64を閉じることで、バルブ62を閉じた際に、モジュール12の出口側からモジュール12内へ冷却水が逆流することを防止する。
一方、冷却水が漏洩していると判定されても、漏洩しているモジュール12が特定されていない場合は、漏洩箇所を特定するステップを実施する(図示しない)。当該ステップでは、圧力計50で膨張タンク22内の圧力を計測しながら、各モジュール単位でバルブ62、64を閉じることで当該バルブ62、64の間に位置するモジュール12への冷却水の供給を停止する。冷却水の供給を停止する作業は各モジュール単位で交互に行う。このとき、漏洩していないモジュール12への冷却水の供給を停止しても膨張タンク22内の圧力は低下し続けるが、漏洩しているモジュール12への冷却水の供給を停止すると、圧力の低下が停止する。これによって、圧力の低下が停止したときに、冷却水の供給を停止していたモジュール12から漏水していることを特定できる。漏水しているモジュール12が特定できたら、冷却水が漏れているモジュール12のバルブ62、64を閉じる。
また、漏洩が生じても、モジュール12ごと交換することができるため修理作業を短時間、且つ容易に実施できる。これによって、冷却装置61を迅速に復旧させることができる。
なお、本実施形態では、漏洩しているモジュール12を特定する方法として、バルブ62、64をモジュール単位で交互に閉じる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
本発明の第三実施形態に係る冷却装置は、第一実施形態の第1送給管30の他端部にバルブ62を設け、冷却水補充部40を取り除いたものである。
図7に示すように、本実施形態に係る冷却装置81は、第1送給管30の他端部に接続されたバルブ62を備えている。また、冷却装置81は、第一実施形態の冷却装置1から冷却水補充部40を取り除いたものである。
本実施形態に係る冷却装置81の漏洩判定部34で、冷却水が漏洩していると判定した場合、制御部35はバルブ62を閉じるとともに、循環用ポンプ26を停止して、熱交換器10への冷却水の供給を停止する。
2 ガスタービン
4 圧縮機
6 ミストエリミネータ
8 燃焼器
9 タービン
10 熱交換器
12 モジュール
13 伝熱管(伝熱部)
14 伝熱板(伝熱部)
16 ドレン板
18 集中ドレンライン
22 膨張タンク
23 ブラダ
24 冷凍機
26 循環用ポンプ
30 第1送給管
31 算出部
32 第2送給管
33 コントローラ
34 漏洩判定部
35 制御部
36 警報装置
37 タイマー
40 冷却水補充部
42 タンク
44 補充用ポンプ
50 圧力計
51 温度計
61 第2実施形態の冷却装置
62 バルブ
81 第3実施形態の冷却装置
Claims (10)
- 吸気口から吸い込まれて吸気通路内を吸気流れ方向に流れる吸入空気を冷却する冷却装置であって、
前記吸気通路内に設けられ、内部を流れる冷却水との熱交換によって前記吸入空気を冷却する伝熱部と、
前記伝熱部に接続されて前記冷却水が流通する冷却水流路と、
前記冷却水流路に設けられ、前記冷却水流路内における前記冷却水の体積変化を吸収する膨張タンクと、
前記膨張タンク内の圧力を計測する圧力計と、
前記圧力計の計測値に基づいて、前記伝熱部からの前記冷却水の漏洩の有無を判定する漏洩判定部と、
前記冷却水の温度を計測する温度計と、
前記温度計の計測値から算出される前記冷却水の圧力の推定値よりも小さくなるように、第1閾値を前記温度計の計測値に応じて決定する算出部と
を備え、
前記漏洩判定部は、前記圧力計の計測値が前記第1閾値以下である場合、前記冷却水が前記伝熱部から漏洩していると判断することを特徴とする冷却装置。 - 吸気口から吸い込まれて吸気通路内を吸気流れ方向に流れる吸入空気を冷却する冷却装置であって、
前記吸気通路内に設けられ、内部を流れる冷却水との熱交換によって前記吸入空気を冷却する伝熱部と、
前記伝熱部に接続されて前記冷却水が流通する冷却水流路と、
前記冷却水流路に設けられ、前記冷却水流路内における前記冷却水の体積変化を吸収する膨張タンクと、
前記膨張タンク内の圧力を計測する圧力計と、
前記圧力計の計測値に基づいて、前記伝熱部からの前記冷却水の漏洩の有無を判定する漏洩判定部とを備え、
前記漏洩判定部は、前記圧力計の計測値の変化速度が第2閾値以上である場合、前記冷却水が前記伝熱部から漏洩していると判断することを特徴とする冷却装置。 - 前記伝熱部に前記冷却水を供給する冷凍機と、
前記冷凍機と前記伝熱部との間を前記冷却水が循環するように形成された閉回路の冷却水流路と、
前記冷却水流路に冷却水を補充する冷却水補充部とをさらに備え、
前記漏洩判定部によって前記冷却水の漏洩が発生したと判定された場合、前記冷却水補充部から冷却水を前記冷却水流路に補充して所定期間運転を継続することを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却装置。 - 前記所定期間の終期は、漏洩した前記冷却水によって前記吸気通路の下流側に配置された圧縮機の翼にエロージョンが発生する時点よりも前に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の冷却装置。
- 吸気口から吸い込まれた吸入空気が吸気流れ方向に流れる吸気通路内において、前記吸入空気を熱交換器内の伝熱部の内部を流れる冷却水と熱交換させて冷却する冷却装置の前記伝熱部からの冷却水の漏洩を検知する方法であって、
前記伝熱部に接続されて前記冷却水が流通する冷却水流路に設けられ、該冷却水流路内における前記冷却水の体積変化を吸収する膨張タンク内の圧力を計測する圧力計測ステップと、
前記膨張タンク内の圧力の計測値に基づいて、前記伝熱部からの前記冷却水の漏洩の有無を判定する漏洩判定ステップと、
前記冷却水の温度を計測する温度計測ステップと、
前記冷却水の温度の計測値から算出される前記冷却水の圧力の推定値よりも小さくなるように、第1閾値を前記冷却水の温度の計測値に応じて決定する第1閾値決定ステップと
を備え、
前記漏洩判定ステップでは、前記膨張タンク内の圧力の計測値が前記第1閾値以下である場合、前記冷却水が前記伝熱部から漏洩していると判断することを特徴とする冷却水の漏洩検知方法。 - 吸気口から吸い込まれた吸入空気が吸気流れ方向に流れる吸気通路内において、前記吸入空気を熱交換器内の伝熱部の内部を流れる冷却水と熱交換させて冷却する冷却装置の前記伝熱部からの冷却水の漏洩を検知する方法であって、
前記伝熱部に接続されて前記冷却水が流通する冷却水流路に設けられ、該冷却水流路内における前記冷却水の体積変化を吸収する膨張タンク内の圧力を計測する圧力計測ステップと、
前記膨張タンク内の圧力の計測値に基づいて、前記伝熱部からの前記冷却水の漏洩の有無を判定する漏洩判定ステップと
を備え、
前記漏洩判定ステップでは、前記膨張タンク内の圧力の計測値の変化速度が第2閾値以上である場合、前記冷却水が前記伝熱部から漏洩していると判断することを特徴とする冷却水の漏洩検知方法。 - 前記冷却装置は、前記伝熱部に前記冷却水を供給する冷凍機と、該冷凍機と前記伝熱部との間を前記冷却水が循環するように形成された閉回路の冷却水流路とを有し、
前記漏洩判定ステップにおいて前記冷却水の漏洩が発生したと判定された場合、前記冷却水流路に冷却水を補充して所定期間運転を継続することを特徴とする請求項5又は6に記載の冷却水の漏洩検知方法。 - 前記所定期間の終期は、漏洩した前記冷却水によって前記吸気通路の下流側に配置された圧縮機の翼にエロージョンが発生する時点よりも前に設定されていることを特徴とする請求項7に記載の冷却水の漏洩検知方法。
- 前記伝熱部は複数のモジュールからなっており、
前記漏洩判定ステップで前記冷却水の漏洩が発生したと判定された場合、各モジュールへの前記冷却水の供給の有無による前記膨張タンク内の圧力の変化に基づいて、前記冷却水が漏洩しているモジュールを特定する漏洩箇所特定ステップをさらに備えることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の冷却水の漏洩検知方法。 - 前記漏洩箇所特定ステップにより特定された前記モジュールへの冷却水の供給を停止する供給停止ステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の冷却水の漏洩検知方法。
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