JP6121050B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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Description

この発明は、冷凍庫や冷蔵庫の庫内に急激な温度変化があった場合でも、必要以上の冷却を抑えながら速やかに目標庫内温度に収束させるようにした冷凍装置に関するものである。
従来、一般的な冷凍装置は、インバータモータ駆動の圧縮機とファンにより送風される凝縮器を有するコンデンシングユニット、膨張弁と蒸発器を有するクーラやショーケース等で構成されている。冷凍装置は空調装置と異なり、室外機(コンデンシングユニット)と室内機(クーラやショーケース等)とが別々に選定され、異なるメーカーのものを組み合わせて使用されるのが普通である。例えば、同じ室外機に対して、或るメーカーの室内機が組み合わされることもあれば、別のメーカーの室内機が組み合わされることもある。そのため、室外機ではどのような室内機が組み合わされても対応できるように、接続される室内機によらず、すなわち室内機側の状況に関わり無く室外機単独で制御が完結している必要がある。具体的には、室外機では目標蒸発温度を固定値(例えば目標庫内温度−10℃)に設定しておき、室外機で検出された圧縮機吸入側の吸入圧力を飽和換算して得られた蒸発温度を、設定した目標蒸発温度に近づけるように、圧縮機のインバータモータへの運転周波数や凝縮器のファンのファン回転数を変化させるような制御が行われている。このような制御は一般的にPID制御を用いて行われるが、ファジー制御その他の制御方式が用いられることもある。
しかし、上記したような制御では、室内機側の負荷が急激に大きくなった場合、例えば庫内温度が急激に上昇した場合に、一時的に冷やし込みを行いたいにも関わらず吸入圧力すなわち蒸発温度が上昇するまでにはタイムラグがある。あるいは、蒸発温度が上昇した後も目標蒸発温度が固定であるので、庫内温度変化が急激な場合であっても緩やかな場合と同様な制御となる。そのために、制御が追い付かず室内機側が目標の庫内温度に到達するまでに時間がかかってしまう。
ここまで述べた問題点に対する対策として、室外機での目標蒸発温度の設定を可変とし、室内機側の負荷の状態を、通信手段を用いて室外機に知らせるか、あるいは室内機側の負荷の状態から最適な目標蒸発温度を算出して室外機に知らせることにより、室外機での目標蒸発温度を適宜最適な値に設定するような制御を行っている。具体的には、庫内温度と目標庫内温度との差を庫内の負荷とみなし、以下のような制御を行っている(例えば特許文献1参照)。
(庫内温度−目標庫内温度)>設定値(例えば2℃)の場合は、冷凍能力に比べ庫内の負荷が大きいと判断し、目標蒸発温度をある値(例えば0.5℃)だけ低く再設定して圧縮機の回転数を上昇させ冷却能力を上げる。
(庫内温度−目標庫内温度)<設定値(例えば0℃)の場合は、冷凍能力に比べ庫内の負荷が小さいと判断し、目標蒸発温度をある値(例えば0.5℃)だけ高く再設定し、圧縮機の回転数を下降させ冷却能力を下げる。
設定値(例えば0℃)≦(庫内温度−目標庫内温度)≦設定値(例えば2℃)の場合は、庫内の負荷と冷凍能力が釣り合っていると判断し、目標蒸発温度を現状値に維持する。
ここで、従来の一般的な冷凍装置について説明する。図6は従来の冷凍装置における室内機制御装置5と室外機制御装置6の構成を示すブロック図である。
図6において、51は冷凍庫の庫内温度を検出する庫内温度検出手段、52は庫内温度検出手段51が検出した庫内温度から目標蒸発温度ETmを算出する目標蒸発温度算出手段である。61は圧縮機1の吸入圧力を検出する吸入圧力検出手段、62は吸入圧力検出手段61が検出した吸入圧力を飽和換算して蒸発温度ET*に換算する飽和温度換算手段である。
図中符号の、53は膨張弁3が電子式膨張弁の場合に、その開度を決定、設定する膨張弁開度設定手段、63は圧縮機1の運転回転数を決定、設定する運転回転数設定手段、64は凝縮器2のファン回転数を決定、設定するファン回転数設定手段である。いずれも、飽和温度換算手段62が換算した蒸発温度ET*を目標蒸発温度算出手段52が算出した目標蒸発温度ETmに近づけるように制御され、ETm>ET*ならば圧縮機1のモータの回転数を減少させ、凝縮器2のファンのファン回転数を減少させ、膨張弁3のアクチュエータによる弁開度を大きくする。逆に、ETm<ET*ならば圧縮機1のモータの回転数を増大させ、凝縮器2のファンのファン回転数を増大させ、膨張弁3のアクチュエータによる弁開度を小さくする。制御は一般にPID制御を用いて行うが、ファジー制御その他の制御方式も用いられる。
図7は従来の冷凍装置の動作を示すフローチャートである。設定タイミングになると(ステップ11)、庫内温度検出手段51によって検出された庫内温度と目標庫内温度との偏差である庫内温度偏差ΔTaを次の式(1)により算出する(ステップ12)。
ΔTa=庫内温度−目標庫内温度 ・・・ 式(1)
ステップ13およびステップ15において、庫内温度偏差ΔTaが評価され、以下の3通りに場合分けされる。
(a)ΔTa>2℃の場合;
(b)ΔTa<0℃の場合;
(c)0℃≦ΔTa≦2℃の場合;
2℃,0℃等の値は一例として使用されている。
(a)の場合(ステップ14)は、ΔTa>2℃より冷凍能力に比べ庫内の負荷が大きいと判断し(ステップ13のYes)、目標蒸発温度ETmを例えば0.5℃だけ低く再設定して冷却能力を上げる方向に制御を促す(圧縮機1のモータの回転数上昇、凝縮器2のファンのファン回転数上昇、膨張弁3のアクチュエータによる弁開度減少)。
(b)の場合(ステップ16)は、ΔTa<0℃より冷凍能力に比べ庫内の負荷が小さいと判断し(ステップ15のYes)、目標蒸発温度ETmをある値(例えば0.5℃)だけ高く再設定して冷却能力を下げる方向に制御を促す(圧縮機1の回転数下降、凝縮器2のファン回転数下降、膨張弁3の開度増大)。
(c)の場合は、0℃≦ΔTa≦2℃より冷凍能力と庫内の負荷が釣り合っていると判断し(ステップ15のNo)、目標蒸発温度ETmを現状値に維持してステップ11に戻る。
このように、従来の冷凍装置では、庫内の温度変化が急激であっても緩やかあっても、庫内温度偏差ΔTaの大小のみで目標蒸発温度ETmを決定していたのである。これにより、目標蒸発温度ETmの設定値の変化量は一定(ここでは0.5℃)であるから、庫内に急激な温度変化があった場合に十分な冷却能力が得られず、庫内温度が目標庫内温度に達するまでの時間が長くなってしまうという不具合が生じる。
また、庫内温度の変化の方向(上昇中あるいは下降中)を考慮していないため、庫内温度が上昇した後、目標蒸発温度の設定値を低くすることにより既に庫内温度が下降を始めているにも関わらず、庫内温度偏差ΔTaが設定値(ここでは2℃)より大きければ、目標蒸発温度の設定値をさらに低く設定してしまい無駄に庫内を冷却してしまうおそれもある。
特開2005−30679号公報(第9頁、図5)
以上に述べたように、従来の冷凍装置では、庫内温度の変化の速さに関係なく、庫内温度と目標庫内温度との差のみを使用して目標蒸発温度の設定値を決定しているため、庫内に急激な温度変化があった場合であっても、温度変化が緩やかな場合と同じ制御となっていた。そのために、目標蒸発温度の設定値が十分に低く(あるいは高く)ならず、圧縮機のモータ回転数を十分に上げる(あるいは下げる)ことができなかった。結果として、庫内温度が目標庫内温度に達するまでの時間が長くなってしまうという問題があった。
また、庫内温度の変化の方向(上昇中あるいは下降中)を考慮していないため、庫内温度が上昇した後に目標蒸発温度の設定値を低くすることにより、既に庫内温度が下降を始めているにも関わらず、庫内温度と目標庫内温度との差が設定値より大きければ、目標蒸発温度の設定値をさらに低く設定してしまい、無駄に庫内を冷却してしまうという問題があった。すなわち、従来装置では、庫内温度と目標庫内温度との差を利用して目標蒸発温度を変更するようにしているが、庫内温度の変化量(傾き)を考慮しているものはなかったのである。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、庫内に急激な温度変化があった場合であっても、速やかに庫内温度を目標庫内温度に収束させると共に、庫内温度が目標庫内温度に収束しつつある場合には、過度な制御を抑えて無駄な冷却を抑えることが可能な冷凍装置を得ることを目的とする。
この発明に係る冷凍装置は、モータ駆動の圧縮機、ファンからの送風を受ける凝縮器、アクチュエータ駆動の膨張弁、および蒸発器を環状に接続して成る冷回路と、前記圧縮機のモータおよび前記凝縮器のファンを制御する室外機制御装置と、前記膨張弁のアクチュエータを制御する室内機制御装置と、を備え、前記室内機制御装置は、前記蒸発器により冷却される庫内の温度を検出する庫内温度検出手段と、前記検出された庫内温度の履歴から庫内温度変化量を算出する庫内温度変化量算出手段と、前記検出された庫内温度と現時点で設定されている目標庫内温度との偏差として算出された庫内温度偏差および前記算出された庫内温度変化量に基づいて目標蒸発温度を算出する目標蒸発温度算出手段と、を備え、前記室外機制御装置は、前記冷媒回路における前記圧縮機の吸入側の圧力を検出する吸入圧力検出手段と、前記検出された吸入圧力を飽和換算により蒸発温度に換算する飽和温度換算手段と、を備え、更に、前記室内機制御装置に設けられ、前記算出された目標蒸発温度および前記換算された蒸発温度に基づいて前記膨張弁のアクチュエータによる開度を設定する第1膨張弁開度設定手段、前記室外機制御装置に設けられ、前記算出された目標蒸発温度および前記換算された蒸発温度に基づいて前記圧縮機のモータの運転回転数を設定する第1運転回転数設定手段、および前記室外機制御装置に設けられ、前記算出された目標蒸発温度および前記換算された蒸発温度に基づいて前記凝縮器のファンのファン回転数を設定する第1ファン回転数設定手段のうち少なくとも一つの手段を備えており、前記目標蒸発温度算出手段は、庫内温度偏差をΔTa、庫内温度変化量をΔTr、α及びβを0〜1の間の係数としたとき、以下の式を用いて前記目標蒸発温度の設定値の変化量を算出することを特徴とするものである、「ΔTa×α+ΔTr×β」 ・・・(式)。
この発明に係る冷凍装置は、庫内温度を検出する庫内温度検出手段と、庫内温度検出手段が検出した庫内温度から庫内温度変化量を算出する庫内温度変化量算出手段と、庫内温度と目標庫内温度の偏差である庫内温度偏差および庫内温度変化量に基づいて目標蒸発温度を算出する目標蒸発温度算出手段とを備える構成にしたので、庫内に急激な温度変化があった場合、すなわち前記庫内温度変化量が大きい場合には、目標蒸発温度の設定値の変化幅を大きくすることができ、室外機が検出した吸入圧力を飽和換算して得られた蒸発温度が目標蒸発温度となるように制御される圧縮機の運転回転数等の制御量が大きくなり、速やかに庫内温度を目標庫内温度に収束させることが可能になるという効果を有する。
また、庫内温度が上昇した後、目標蒸発温度の設定値を低くすることにより既に庫内温度が下降を始めている場合、すなわち庫内温度変化量は負となっているが、庫内温度偏差が設定値よりも大きい場合には、目標蒸発温度の設定値の変化幅を小さくすることができ、圧縮機の運転回転数等の制御量が小さくなり、無駄に庫内を冷却するのを回避できるという効果を有する。
この発明の実施の形態1における冷凍装置の概略構成を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1における室内機制御装置および室外機制御装置の制御構成を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1における冷凍装置の動作手順を示すフローチャートの図である。 この発明の実施の形態1と従来の冷凍装置における庫内温度の変化の様子を示すグラフの図である。 この発明の実施の形態2における室内機制御装置および室外機制御装置の制御構成を示すブロック図である。 従来の冷凍装置の室内機制御装置および室外機制御装置の概略構成を示すブロック構成図である。 従来の冷凍装置の動作手順を示すフローチャートの図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における冷凍装置の概略構成を示している。
図1において、符号の1はインバータモータ駆動により冷媒を圧縮する圧縮機、2はファンからの送風により圧縮冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器、3は凝縮冷媒の圧力を下げ低温の液冷媒に変化させる膨張弁、4は低温の液冷媒を蒸発させて庫内の冷却を行う蒸発器であり、これらの圧縮機1、凝縮器2、膨張弁3、蒸発器4が冷媒配管などで環状に接続されて冷媒回路を構成している。5は膨張弁3を制御する室内機制御装置であり、膨張弁3がアクチュエータにより駆動される電子式膨張弁である場合に膨張弁3の弁開度を設定する機能を有している。6は圧縮機1のインバータモータおよび凝縮器2のファンを制御する室外機制御装置であり、圧縮機1のインバータモータに出力される運転周波数を調整して運転回転数を設定したり凝縮器2のファンのファン回転数を設定したりする。
前記の室内機制御装置5と室外機制御装置6はそれぞれ、CPU、メモリ、データバス、タイマ、入出力部、通信部などから成る制御機器(いずれも図示省略)で主に構成されている。室内機制御装置5のCPUは、後で詳述する、目標蒸発温度算出手段52と第1膨張弁開度設定手段53と庫内温度変化量算出手段54のそれぞれの機能をプログラムデータとして保有している。庫内温度検出手段51は汎用の温度センサなどで具現化される。室外機制御装置6のCPUは、後で詳述する、飽和温度換算手段62と、第1運転回転数設定手段63と、第1ファン回転数設定手段64のそれぞれの機能をプログラムデータとして保有している。吸入圧力検出手段61は汎用の圧力センサなどで具現化される。
図2はこの発明の実施の形態1による室内機制御装置5と室外機制御装置6の概略構成を示している。図2において、図6で示した従来装置と同じ機能を有する構成要素には同じ符号を付している本実施形態の構成が従来装置と異なるところは、室内機制御装置5に庫内温度変化量算出手段54を備えていることである。この庫内温度変化量算出手段54は、庫内温度検出手段51が検出した庫内温度と、メモリに格納されている一定期間内の庫内温度(履歴データ)との変化量(以降、単純に庫内温度変化量と称する)を算出する機能を有する。
図3はこの発明の実施の形態1による冷凍装置の動作を示すフローチャートである。
タイマによる計時が測定タイミングに達すると(ステップ21)、庫内温度検出手段51は、蒸発器4により冷却される庫内の温度を検出する(ステップ22)。複数回の測定タイミングにつき1回を設定タイミングと規定しておき、今回の測定タイミングが設定タイミングであれば(ステップ23)、検出された庫内温度と現時点で設定されている目標庫内温度との偏差である庫内温度偏差ΔTaを式(1)により算出する。加えて、庫内温度変化量算出手段54では過去複数回の測定タイミングにて測定した庫内温度と今回の庫内温度を使用して庫内温度変化量ΔTrを算出する(ステップ24)。すなわち、CPUによる庫内温度変化量算出手段54の機能が、庫内温度検出手段51により検出された庫内温度の履歴から庫内温度変化量を算出する。庫内温度変化量ΔTrは、最小二乗法等の手法を用いて、複数回に検出された庫内温度の変化の平均的な傾きを算出し、算出された傾きに設定タイミング間隔を乗じて、設定タイミング間の平均的な庫内温度の変化量として算出する。庫内温度変化量ΔTrは、その値が正で大きい程、急激に庫内温度が上昇していることを示し、その値が負で小さい(絶対値は大きい)程、急激に庫内温度が下降していることを示す値である。
ステップ25,28で庫内温度偏差ΔTaを評価し、ステップ26,27,29,30で庫内温度変化量ΔTrを評価する。これらにより、以下の7通り(a〜g)に場合分けされる。
(a)ΔTa>2℃ かつ ΔTr>2℃の場合;
(b)ΔTa>2℃ かつ 2℃≧ΔTr>0℃の場合;
(c)ΔTa>2℃ かつ ΔTr≦0℃の場合;
(d)ΔTa<0℃ かつ ΔTr<−2℃の場合;
(e)ΔTa<0℃ かつ −2℃≦ΔTr<0℃の場合;
(f)ΔTa<0℃ かつ ΔTr≧0℃の場合;
(g)0℃≦ΔTa≦2℃の場合;
上記において、2℃,0℃等の値はそれぞれ評価尺度の一例として使用したものであるが、これらに限定されるものでない。
(a)の場合(ステップ31)、CPUは、ΔTa>2℃より冷凍能力に比べ庫内の負荷が大きく(ステップ25のYes)、かつ、ΔTr>2℃より庫内温度の上昇が激しいと判断し(ステップ26のYes)、目標蒸発温度ETmを例えば1.0℃低く再設定して、冷却能力を上げる方向に制御を促す。
(b)の場合(ステップ32)、CPUは、ΔTa>2℃より冷凍能力に比べ庫内の負荷が大きいが、2℃≧ΔTr>0℃より庫内温度の上昇は(a)の場合程激しくないと判断し(ステップ27のYes)、目標蒸発温度ETmを例えば0.5℃だけ低く再設定して冷却能力を上げる方向に制御を促す。
(c)の場合、CPUは、ΔTa>2℃より庫内温度は高めだが、ΔTr≦0℃より庫内温度はすでに下降を始めているため、冷凍能力と庫内の負荷がほぼ釣り合っていると判断し(ステップ27のNo)、目標蒸発温度ETmを現状値に維持してステップ21に戻る。この例において、(c)の場合に目標蒸発温度を現状値に維持したが、目標蒸発温度ETmを例えば0.2℃だけ低く設定をして、わずかに冷却能力を上げる方向に制御を促してもよい。
(d)の場合(ステップ33)、CPUは、ΔTa<0℃より冷凍能力に比べ庫内の負荷が小さく(ステップ28のYes)、かつ、ΔTr<−2℃より庫内温度の下降が激しいと判断し(ステップ29のYes)、目標蒸発温度ETmを例えば1.0℃高く再設定して、冷却能力を下げる方向に制御を促す。
(e)の場合(ステップ34)、CPUは、ΔTa<0℃より冷凍能力に比べ庫内の負荷が小さいが、−2℃≦ΔTr<0℃より庫内温度の下降が(d)の場合程激しくないと判断し(ステップ30のYes)、目標蒸発温度ETmを例えば0.5℃高く再設定して、冷却能力を下げる方向に制御を促す。
(f)の場合、CPUは、ΔTa<0℃より庫内温度は低めだが、ΔTr≧0℃より庫内温度はすでに上昇を始めているため、冷凍能力と庫内の負荷がほぼ釣り合っていると判断し(ステップ30のNo)、目標蒸発温度ETmを現状値に維持してステップ21に戻る。この例において、(f)の場合に目標蒸発温度を現状値に維持したが、目標蒸発温度ETmを例えば0.2℃だけ高く設定をして、わずかに冷却能力を下げる方向に制御を促してもよい。
(g)の場合、CPUは、0℃≦ΔTa≦2℃より冷凍能力と庫内の負荷が釣り合っていると判断し(ステップ28のNo)、目標蒸発温度ETmを現状値に維持してステップ21に戻る。
今回の動作例では、目標蒸発温度の設定値の変化量を固定値(例えば0.5℃や1.0℃)としたが、庫内温度偏差ΔTaと庫内温度変化量ΔTrの値から従量的に決めてもよい。例えば、目標蒸発温度の設定値の変化量を以下の式(2)で求めることもできる。
ΔTa×α+ΔTr×β ・・・・ 式(2)
(式中のα,β=0〜1の間の係数である。)
すなわち、CPUによる目標蒸発温度算出手段52の機能が、庫内温度検出手段51により検出された庫内温度と現時点で設定されている目標庫内温度との偏差として算出された庫内温度偏差、および庫内温度変化量算出手段54により算出された庫内温度変化量に基づいて目標蒸発温度を算出するのである。
そうして、室内機制御装置5と室外機制御装置6の各CPUは、目標蒸発温度算出手段52にて庫内温度偏差ΔTaと庫内温度変化量ΔTrを用いて目標蒸発温度ETmを算出し、吸入圧力検出手段61および飽和温度換算手段62から換算された蒸発温度ET*を目標蒸発温度ETmに近づけるように、CPUによる、第1運転回転数設定手段63、第1ファン回転数設定手段64、第1膨張弁開度設定手段53のそれぞれの機能が、圧縮機1のインバータモータの回転数、凝縮器2のファンのファン回転数、および膨張弁3のアクチュエータによる弁開度を制御する。
すなわち、第1膨張弁開度設定手段53の機能が、目標蒸発温度算出手段52により算出された目標蒸発温度、および飽和温度換算手段62により換算された蒸発温度に基づいて膨張弁3のアクチュエータによる弁開度を設定する。また、第1運転回転数設定手段63の機能が、目標蒸発温度算出手段52により算出された目標蒸発温度、および飽和温度換算手段62により換算された蒸発温度に基づいて圧縮機1のインバータモータの運転回転数を設定する。そして、第1ファン回転数設定手段64の機能が、目標蒸発温度算出手段52により算出された目標蒸発温度、および飽和温度換算手段62により換算された蒸発温度に基づいて凝縮器2のファンのファン回転数を設定するのである。
図4は本実施形態における庫内温度の変化の様子を示したグラフである。尚、従来装置による状態も合わせて示している。図4において、横軸は時刻、縦軸は庫内温度であり、設定タイミングは測定タイミング3回につき1回である。図中、時刻T1からT4までは、従来装置と本実施形態において庫内温度は同じであり、共通の制御となる。時刻T4以降は制御が異なり、図中の○印は従来装置による庫内温度、●印は本実施形態による庫内温度を示している。図中、ETm+/−X℃(X=0,1.0,0.5)の記載があるが、庫内温度の曲線よりも上にあるものが従来装置の制御によるものであり、下にあるものが本実施形態の制御による目標蒸発温度ETmの設定値を示している。
本実施形態の冷凍装置における動作を図3と図4に基づいて説明し、従来装置における動作を図7と図4に基づいて説明する。
設定タイミングである時刻T1において、庫内温度検出手段51における庫内温度検出結果より、0℃≦ΔTa≦2℃となっているので、従来装置の制御、本実施形態の制御ともに冷却能力と庫内の負荷が釣り合っていると判定し、目標蒸発温度算出手段52は目標蒸発温度(ETm)を現状のままの値に維持する(図7のステップ13,15および図3のステップ25,28)。
時刻T2,T3は設定タイミングではないため、本実施形態の制御では庫内温度検出手段51において庫内温度の検出のみを行う。
時刻T4においては、庫内温度検出手段51による庫内温度検出結果から、庫内温度偏差ΔTa>2℃となっている。従来装置の制御では庫内の負荷に対して冷却能力が不足していると判定し、目標蒸発温度算出手段52は目標蒸発温度(ETm)を現状の値より0.5℃低く再設定する(図7のステップ13,14)。一方、本実施形態における制御では、時刻T1,T2,T3,T4で検出した4つの庫内温度から庫内温度変化量算出手段54が算出した庫内温度変化量ΔTr>2℃となっている。目標蒸発温度算出手段52は、ΔTaとΔTrの値から、庫内の負荷に対して冷却能力が不足しており、さらに庫内温度の変化が急上昇中であると判定し、目標蒸発温度(ETm)を現状の値より1.0℃低く設定する(図3のステップ25,26,31)。
時刻T5,T6は設定タイミングではないため、本実施形態の制御では庫内温度検出手段51において庫内温度の検出のみを行う。本実施形態における制御では目標蒸発温度を1.0℃下げているため、0.5度しか下げていない従来装置の制御に比べて、いち早く庫内温度を下げることができる。
時刻T7においては、どちらの場合も庫内温度検出手段51における庫内温度検出結果より、ΔTa>2℃となっている。従来装置の制御では庫内の負荷に対して冷却能力が不足していると判定し、目標蒸発温度算出手段52は目標蒸発温度(ETm)を現状の値より0.5℃低く再設定する(図7のステップ13、14)。一方、本実施形態における制御では、時刻T4,T5,T6,T7で検出した4つの庫内温度から庫内温度変化量算出手段54が算出した庫内温度変化量ΔTrはΔTr≦0℃となっている。目標蒸発温度算出手段52は、庫内温度偏差ΔTaと庫内温度変化量ΔTrの値から、庫内温度は高めだが、庫内温度はすでに下降を始めているため、冷凍能力と庫内の負荷がほぼ釣り合っていると判断し、目標蒸発温度(ETm)を現状の値に維持する(図3のステップ25,26,27)。
時刻T8,T9設定タイミングではないため、本実施形態の制御では庫内温度検出手段51において庫内温度の検出のみを行う。本実施形態の制御と従来装置の制御において目標蒸発温度は同じ(時刻T1時点の値に対して1.0℃下げている)であるため、庫内温度下降の速さ(傾き)は同じであるが、時刻T7における庫内温度ですでに差がついており、時刻T9時点で本実施形態における制御では、目標庫内温度+2℃以下に庫内温度を抑えることができているのに対し、従来装置の制御ではまだ目標庫内温度+2℃を超えているのである。
時刻T10において従来装置の制御では、庫内温度検出手段51における庫内温度検出結果より、ΔTa>2℃となっており、庫内の負荷に対して冷却能力が不足していると判定し、目標蒸発温度算出手段52は目標蒸発温度(ETm)を現状の値より0.5℃低く再設定する。(図7のステップ13,14)。一方、時刻T10における本実施形態の制御では、0℃≦ΔTa≦2℃となっているため、冷凍能力と庫内の負荷がほぼ釣り合っていると判断し、目標蒸発温度(ETm)を現状の値に維持する(図3のステップ25,28のNo)。
時刻T10以降において、目標蒸発温度が時刻T1時点に対して、従来装置の制御では1.5℃、本実施形態における制御では1.0℃低く設定されている。そのため、従来装置の制御では庫内温度が目標庫内温度+2℃以下に低下して、本来であれば冷凍能力と庫内の負荷がほぼ釣り合っていると判断される庫内温度であるにも関わらず、本実施形態における制御に比して更に冷凍能力が上がってしまい、必要以上に温度の下降の速さ(傾き)が小さく(絶対値は大きく)なってしまっている。
以上のように、この実施形態1の冷凍装置によれば、目標蒸発温度ETmを算出する際に庫内温度偏差ΔTaに加えて庫内温度変化量ΔTrを使用するとともに、庫内温度変化量ΔTrが大きい場合には目標蒸発温度ETmの変更量を大きくし、庫内温度変化量ΔTrが小さい場合には目標蒸発温度ETmの変更量を小さくするようにしているため、庫内に急激な温度変化があった場合であっても、速やかに庫内温度を目標庫内温度に収束させることが可能となる。
また、庫内温度が上昇した後、目標蒸発温度ETmの設定値を低くすることにより既に庫内温度が下降を始めている、すなわち庫内温度変化量ΔTrが負となっているにも関わらず、庫内温度がまだ設定値(本実施形態では目標庫内温度+2℃)より高い場合は、目標蒸発温度ETmの設定値の変化幅を小さく(本実施形態では設定値を維持)することができ、無駄に庫内を冷却することの回避が可能となる。
尚、上記では、第1運転回転数設定手段63、第1ファン回転数設定手段64、および第1膨張弁開度設定手段53のすべてを制御に用いた例を示したが、これらの手段のうちの少なくともひとつの手段だけでも、庫内温度を目標庫内温度に迅速に収束させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1は目標蒸発温度ETmを制御に利用するようにしたものであるが、次に目標蒸発温度ETmを用いないで制御するようにした実施の形態2を説明する。
図5はこのような実施形態2の室内機制御装置5と室外機制御装置6の制御構成を示している。図5中で、実施形態1で示した図2と同じ機能をもつ構成要素には同じ符号号を付している。実施形態1との構成の違いは、室内機制御装置5に目標蒸発温度算出手段52が無く、室外機制御装置6に吸入圧力検出手段61および飽和温度換算手段62が無いことと、室内機制御装置5が第2膨張弁開度設定手段53Aを備えており、室外機制御装置6が第2運転回転数設定手段63Aと第2ファン回転数設定手段64Aを備えていることである。尚、使用する冷媒回路は図1に示した構成と同じである。
そこで、第2膨張弁開度設定手段53Aは、算出された庫内温度偏差△Taおよび算出された庫内温度変化量△Trに基づいて膨張弁3のアクチュエータによる開度を設定するようになっている。また、第2運転回転数設定手段63Aは、検出された庫内温度と現時点で設定されている目標庫内温度との偏差として算出された庫内温度偏差△Taおよび算出された庫内温度変化量△Trに基づいて圧縮機1のモータの運転回転数を設定するようになっている。そして、第2ファン回転数設定手段64Aは、算出された庫内温度偏差△Taおよび算出された庫内温度変化量△Trに基づいて凝縮器2のファンのファン回転数を設定するようになっている。
この実施の形態2における冷凍装置は、上記したように構成されているので、第2運転回転数設定手段63A、第2ファン回転数設定手段64A、第2膨張弁開度設定手段53Aは、目標蒸発温度ETmを用いることなく、庫内温度偏差ΔTaと庫内温度変化量ΔTrを用いて直接的に圧縮機1のモータの回転数、凝縮器2のファンの回転数、および膨張弁3のアクチュエータによる弁開度の制御を行うことができる。
尚、上記では、第2運転回転数設定手段63A、第2ファン回転数設定手段64A、および第2膨張弁開度設定手段53Aのすべてを制御に用いたものを例示したが、これらの手段のうちの少なくともひとつの手段だけでも、庫内温度を迅速に目標庫内温度に収束させることができる。
1 圧縮機
2 凝縮器
3 膨張弁
4 蒸発器
5 室内機制御装置
6 室外機制御装置
51 庫内温度検出手段
52 目標蒸発温度算出手段
53 第1膨張弁開度設定手段
53A 第2膨張弁開度設定手段
54 庫内温度変化量算出手段
61 吸入圧力検出手段
62 飽和温度換算手段
63 第1運転回転数設定手段
63A 第2運転回転数設定手段
64 第1ファン回転数設定手段
64A 第2ファン回転数設定手段
ETm 目標蒸発温度
△Ta 庫内温度偏差
△Tr 庫内温度変化量

Claims (1)

  1. モータ駆動の圧縮機、ファンからの送風を受ける凝縮器、アクチュエータ駆動の膨張弁、および蒸発器を環状に接続して成る冷回路と、前記圧縮機のモータおよび前記凝縮器のファンを制御する室外機制御装置と、前記膨張弁のアクチュエータを制御する室内機制御装置と、を備え、
    前記室内機制御装置は、前記蒸発器により冷却される庫内の温度を検出する庫内温度検出手段と、前記検出された庫内温度の履歴から庫内温度変化量を算出する庫内温度変化量算出手段と、前記検出された庫内温度と現時点で設定されている目標庫内温度との偏差として算出された庫内温度偏差および前記算出された庫内温度変化量に基づいて目標蒸発温度を算出する目標蒸発温度算出手段と、を備え、
    前記室外機制御装置は、前記冷媒回路における前記圧縮機の吸入側の圧力を検出する吸入圧力検出手段と、前記検出された吸入圧力を飽和換算により蒸発温度に換算する飽和温度換算手段と、を備え、
    更に、前記室内機制御装置に設けられ、前記算出された目標蒸発温度および前記換算された蒸発温度に基づいて前記膨張弁のアクチュエータによる開度を設定する第1膨張弁開度設定手段、前記室外機制御装置に設けられ、前記算出された目標蒸発温度および前記換算された蒸発温度に基づいて前記圧縮機のモータの運転回転数を設定する第1運転回転数設定手段、および前記室外機制御装置に設けられ、前記算出された目標蒸発温度および前記換算された蒸発温度に基づいて前記凝縮器のファンのファン回転数を設定する第1ファン回転数設定手段のうち少なくとも一つの手段を備えており、
    前記目標蒸発温度算出手段は、庫内温度偏差をΔTa、庫内温度変化量をΔTr、α及びβを0〜1の間の係数としたとき、以下の式を用いて前記目標蒸発温度の設定値の変化量を算出することを特徴とする冷凍装置。
    ΔTa×α+ΔTr×β ・・・(式)
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