JP6119697B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気弁の開弁開始時期を変更可能な油圧式の吸気開弁時期変更手段を備えたエンジンの制御装置に関する。
従来から、エンジンにおいて、吸気弁を開閉駆動する吸気カムシャフトと、エンジンのクランクシャフトとの位相を変更して、吸気弁の開弁時期(吸気開弁時期)を変更するものが用いられている。
この吸気開弁時期を変更する装置としては、エンジンの回転に伴って油圧を発生するポンプから油圧の供給を受けて上記位相を変更する油圧式のものが広く用いられている。
例えば、特許文献1には、クランクシャフトに連結されるハウジング部材と、吸気カムシャフトに連結されるベーンロータとを備え、ハウジング部材とベーンとの間にポンプから作動油が供給される油圧室が形成された装置であって、この油室内の作動油圧を変更することで、ベーンロータとハウジング部材との位相、すなわち、吸気カムシャフトとクランクシャフトとの位相を変更するものが開示されている。
ここで、このような油圧式の吸気開弁時期変更装置では、ポンプから供給される油圧が低い始動時に、上記ベーンロータが振動して、吸気開弁時期が安定しないという問題が生じる。これに対して、特許文献1の装置では、ベーンロータをハウジング部材に固定するロック機構を設け、始動時にこのロック機構によってベーンロータの移動を禁止することが行われている。
特開2013−96376号公報
上記のとおり、特許文献1の装置によれば、始動時に吸気開弁時期を安定させることができる。しかしながら、本発明者らは、始動時以外の通常運転時にも、上記ベーンロータの振動に伴って吸気開弁時期が安定せず、エンジン挙動が不安定になる可能性があることを突き止めた。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、エンジンの挙動をより確実に安定させることのできるエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
上記課題に対して鋭意研究の結果、本発明者らは、始動時以外にも、吸気開弁時期変更手段に供給される作動油の温度である油温が高く作動油の粘度が低い場合には、吸気開弁時期変更手段の挙動が不安定となって吸気弁の開弁開始時期が変動し、これによりエンジン挙動が不安定になるおそれがあることを突き止めた。
本発明は、この知見に基づいてなされたものであり、エンジンに設けられた吸気弁の開弁開始時期を変更する機構および上記吸気弁の開弁開始時期を所定の基準時期に保持するロック機構を含む油圧式の吸気開弁時期変更手段と、エンジンの回転に伴って油圧を発生して上記吸気開弁時期変更手段に油圧を供給する油圧供給手段とを備えたエンジンの制御装置であって、上記ロック機構を制御するロック機構制御手段と、上記吸気開弁時期変更手段に供給される作動油の温度である油温が予め設定された基準油温より高いか否かを判定する油温判定手段とを備え、上記ロック機構制御手段は、上記油温判定手段によって上記油温が上記基準油温以下であると判定された場合は、エンジン回転数が予め設定された基準回転数以下となる運転領域で上記ロック機構によって吸気弁の開弁開始時期を上記基準時期に保持させる一方、上記油温判定手段によって上記油温が上記基準油温を超えたと判定された場合は、エンジン回転数が上記基準回転数よりも高い高温時基準回転数以下となる運転領域で上記ロック機構によって吸気弁の開弁開始時期を上記基準時期に保持させることを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、エンジン回転数が基準回転数よりも低く、これに伴い、油圧供給手段から吸気開弁時期変更手段に供給される油圧が低く、吸気弁の開弁開始時期が変動するおそれがある低回転領域において、ロック機構により吸気弁の開弁時期が基準時期に保持(固定)されるため、吸気弁の開弁開始時期の変動によってエンジン挙動が不安定になるのを回避することができる。ただし、吸気開弁時期変更手段に供給される作動油の温度が基準油温を超えて高くなった場合には、作動油の粘度が低下するので、エンジン回転数が基準回転数以上であっても吸気弁の開弁開始時期の変動量が大きくなるおそれがある。これに対して、本発明では、作動油の高温時において、基準回転数が相対的に高い値(高温時回転数)に変更されるため、ロック機構により吸気弁の開弁開始時期が保持されるエンジン回転数領域が高回転数側に拡大されるので、油温が高くなることに起因してエンジン挙動が不安定になるのをより確実に回避することができる。
本発明において、上記高温時基準回転数は、上記油温が高いほど高くされるのが好ましい(請求項2)。
この構成によれば、油温が高くなり吸気弁の開弁開始時期の変動量が大きくなるのに応じて、吸気弁の開弁開始時期が保持される領域が拡大されるため、より適正かつ確実にエンジン挙動が不安定になるのを回避することができる。
また、本発明において、上記ロック機構制御手段は、上記油温判定手段によって上記油温が上記基準油温以下であると判定された場合は、エンジン負荷が予め設定された基準負荷以下となる運転領域で上記ロック機構によって吸気弁の開弁開始時期を上記基準時期に保持させる一方、上記油温判定手段によって上記油温が上記基準油温を超えたと判定された場合は、エンジン負荷が上記基準負荷よりも高い高温時基準負荷以下となる運転領域で上記ロック機構によって吸気弁の開弁開始時期を上記基準時期に保持させるのが好ましい(請求項3)。
このようにすれば、燃焼安定性が高くなく吸気弁の開弁開始時期の変動量がエンジン挙動に与える影響が大きい低負荷領域において吸気弁の開弁開始時期が上記基準時期に保持されるため、吸気弁の開弁開始時期の変動に伴うエンジン挙動の悪化を抑制することができる。しかも、油温が高くエンジン挙動がより不安定になりやすい場合には、この吸気弁の開弁開始時期がより燃焼安定性が確保される高温時基準負荷に至るまでの領域に拡大されるため、油温が高くなることに起因してエンジン挙動が不安定になるのをより確実に回避することができる。
上記構成において、上記高温時基準負荷は、上記油温が高いほど高くされるのが好ましい(請求項4)。
このようにすれば、油温が高くなり吸気弁の開弁開始時期の変動量が大きくなるのに応じて、吸気弁の開弁開始時期が保持される領域が拡大されるため、より適正かつ確実にエンジン挙動が不安定になるのを回避することができる。
ここで、上記のように、エンジン負荷が高い場合には、燃焼安定性が高くなり油温の上昇に伴う吸気弁の開弁開始時期の変動がエンジンの挙動に与える影響は小さくなる。
そこで、本発明において、上記ロック機構制御手段は、エンジン回転数が予め設定されたロック禁止回転数以上となると、上記ロック機構による吸気弁の開弁開始時期の保持を禁止するのが好ましい(請求項5)。
このようにすれば、エンジン挙動を安定させつつ、エンジン回転数がロック禁止回転数以上となる運転条件下において吸気弁の開弁開始時期を運転条件に応じて変更してエンジン性能を高めることができる。
また、エンジン回転数が高く吸気開弁時期変更手段に供給される油圧が高い場合には、油温が高くとも吸気弁の開弁開始時期の変動は小さく抑えられる。
そこで、本発明において、上記ロック機構制御手段は、エンジン負荷が予め設定されたロック禁止負荷以上となると、上記ロック機構による吸気弁の開弁開始時期の保持を禁止するのが好ましい(請求項6)。
このようにすれば、エンジン挙動を安定させつつ、エンジン負荷がロック禁止負荷以上となる運転条件下において吸気弁の開弁開始時期を運転条件に応じて変更してエンジン性能を高めることができる。
また、本発明において、上記油温判定手段は、エンジン回転数とエンジン負荷とに基づいて上記油温を推定し、推定した油温と上記基準油温との比較を行うのが好ましい(請求項7)。
このようにすれば、上記油温を検出するための検出手段を設ける必要がないため、構成を簡素化することができる。
また、上記基準時期としては、上記吸気開弁時期変更手段により変更される吸気弁の開弁開始時期のうち最も遅角側の時期に設定されているものが挙げられる(請求項8)。
以上説明したように、本発明のエンジンの制御装置によれば、より確実にエンジンの挙動を安定させることができる。
本発明の一実施形態にかかるエンジンシステムの概略図である。 本発明の一実施形態にかかる制御系統を示したブロック図である。 吸気開弁時期が基準時期に保持される運転領域を示した図である。 吸気開弁時期を示した図である。 エンジン回転数および油温に対する吸気開弁時期の変動量を示した図である。 エンジン回転数および油温に対する吸気開弁時期の変動量を示した図である。
(1)エンジンシステムの全体構成
図1は、本発明の制御装置が適用されるエンジンシステムの一実施形態を示す図である。本図に示されるエンジンは、走行用の動力源として車両に搭載される4サイクルの多気筒ガソリンエンジンである。具体的に、このエンジンは、複数の気筒2(図1では、1つのみを示している)を有するエンジン本体1と、エンジン本体1に空気を導入するための吸気通路30と、エンジン本体1で生成された排気ガスを排出するための排気通路39とを備えている。
エンジン本体1は、気筒2が内部に形成されたシリンダブロック3と、シリンダブロック3の上側に設けられたシリンダヘッド4と、シリンダヘッド4の上側に設けられたカムキャップ5と、気筒2に往復摺動可能に挿入されたピストン11とを有している。
ピストン11の上方には燃焼室10が形成されており、燃焼室10には、後述するインジェクタ12(図2参照)から噴射されるガソリンを主成分とする燃料が供給される。そして、供給された燃料が燃焼室10で燃焼し、その燃焼による膨張力で押し下げられたピストン11が上下方向に往復運動するようになっている。
ピストン11は、エンジン本体1の出力軸であるクランクシャフト15とコネクティングロッド14を介して連結されており、上記ピストン11の往復運動に応じてクランクシャフト15が中心軸回りに回転するようになっている。
クランクシャフト15には、オイルポンプ(油圧供給手段)40が連結されている。このオイルポンプ40は、後述する吸気VVT29等に油圧を供給するためのものである。オイルポンプ40は、クランクシャフト15の回転すなわちエンジン本体1の回転に伴って駆動され、この回転量に応じた油圧を発生する。オイルポンプ40と吸気VVT29との間には、油圧を調整する調整バルブ41(以下、OCV(Oil Control Valve)という)が設けられており、このOCV41により、吸気VVT29に供給される最終的な油圧が変更される。
シリンダヘッド4には、気筒2の燃焼室10に向けて燃料(ガソリン)を噴射するインジェクタ12と、インジェクタ12から噴射された燃料と空気との混合気に対し火花放電による点火エネルギーを供給する点火プラグ13とが設けられている。
シリンダヘッド4には、吸気通路30から供給される空気を各気筒2の燃焼室10に導入するための吸気ポート6と、各気筒2の燃焼室10で生成された排気ガスを排気通路39に導出するための排気ポート7と、吸気ポート6を通じた吸気の導入を制御するために吸気ポート6の燃焼室10側の開口を開閉する吸気弁8と、排気ポート7からのガス排出を制御するために排気ポート7の燃焼室10側の開口を開閉する排気弁9とが設けられている。なお、当実施形態では、各気筒2に対してそれぞれ2つの吸気ポート6および吸気弁8が設けられるとともに、同じく各気筒2に対してそれぞれ2つの排気ポート7および排気弁9が設けられている。
吸気通路30は、各気筒2の2つの吸気ポート6とそれぞれ連通する独立吸気通路31と、各独立吸気通路31の上流端部(吸気の流れ方向上流側の端部)に共通に接続されたサージタンク32と、サージタンク32から上流側に延びる1本の吸気管33とを有している。
吸気管33の途中部には、エンジン本体1に導入される吸気の流量を調節する開閉可能なスロットルバルブ34aが設けられている。吸気管33には、スロットルバルブ34aを駆動するためのバルブアクチュエータ34bが設けられており、スロットルバルブ34aは、バルブアクチュエータ34bにより開閉される。吸気管33のうちスロットルバルブ34aよりも上流側の部分には、エアクリーナ35が設けられている。
(2)吸気弁の駆動機構
次に、吸気弁8を開閉させるための機構について、説明する。
シリンダヘッド4には、吸気弁8を開閉させるための吸気カムシャフト28aと、この吸気カムシャフト28aと一体に回転するように設けられた吸気カム部(不図示)とを含む吸気側動弁機構28が設けられている。吸気カムシャフト28aは、クランクシャフト15の回転に連動して回転するよう構成されており、吸気弁8は、クランクシャフト15の回転に伴い吸気カムシャフト28aが回転すると吸気カム部によって周期的に下方に押圧されて、開閉する。
本実施形態では、上記吸気側動弁機構28に、吸気バルブタイミング可変機構29(以下、吸気VVT(Variable Valve Timing)という)が設けられており、この吸気VVT29により吸気弁8の開弁開始時期(以下、適宜、吸気開弁時期という)が変更される。なお、本実施形態では、吸気VVT29は、吸気弁8の開弁期間を一定に保持した状態で吸気開弁開始時期を変更する。
吸気VVT29は、油圧式であって、油圧ポンプ40から所定圧以上の油圧が供給されることで駆動し、この供給された油圧に応じて吸気開弁開始時期を変更する。この吸気VVT29には、吸気開弁時期を保持するロック機構が設けられている。
このような吸気VVT29としては、例えば、特開平9−60508号公報に開示されているものを適用すればよく、ここでは、その構造について簡単な説明のみを行う。
吸気VVT29は、チェーンおよびチェーンスプロケットを介してクランクシャフトと一体に回転するハウジング部材と、このハウジング部材の内側に配置されてカムシャフトと一体に回転するベーンロータとを備える。ハウジング部材には、ベーンロータとその回転方向において対向するシューが設けられており、シューとベーンロータとの間には、作動油が供給される油圧室が区画されている。ベーンロータは、この油圧室に供給される作動油の油圧に応じてシューおよびシューハウジングに対して回転し、これによりクランクシャフトとベーンロータすなわちカムシャフトのとの位相が変更される。
吸気VVT29には、ロック機構として、シューハウジングに形成されたロック孔に嵌合してベーンロータを所定の位置(吸気開弁時期が基準時期となる位置)で固定(ロック)するロックピンと、このロックピンをロック孔に嵌合する方向に付勢するばね部材とが設けられている。このロック機構では、所定圧以上の油圧が供給されることで、ばね部材の付勢力に抗してロックピンがロック孔から抜け出し、ベーンロータの移動が可能となる。
このロック機構では、ロックピンがロック孔と対応する位置に配置されて吸気開弁時期が基準時期に変更されると、ばね部材の付勢力によってロックピンがロック孔に嵌合するよう構成されており、吸気開弁時期を基準時期に変更することでそのまま基準時期に保持されるようになっている。
吸気開弁時期の固定時期である上記基準時期は、始動性等に応じて適宜設定されればよい。すなわち、始動時には、ロック機構により吸気開弁時期がこの基準時期に固定されるため、この基準時期として、始動性を確保できる時期に設定されればよい。本実施形態では、この基準時期は、吸気VVT29によって変更可能な吸気開弁時期のうち最も遅角側の時期に設定されている。
(3)制御系統
次に、エンジンの制御系統について説明する。当実施形態のエンジンは、その各部が図1および図2に示されるECU(エンジン制御ユニット)50によって統括的に制御される。ECU50は、周知のとおり、CPU、ROM、RAM等から構成されるマイクロプロセッサである。
エンジンおよび車両には、その各部の状態量を検出するための複数のセンサが設けられており、各センサからの情報がECU50に入力されるようになっている。
例えば、シリンダブロック3には、クランクシャフト15の回転角度(クランク角)および回転速度を検出するクランク角センサSN1が設けられている。このクランク角センサSN1は、クランクシャフト15と一体に回転するクランクプレートの回転に応じてパルス信号を出力するものであり、このパルス信号に基づいて、クランクシャフト15の回転角度および回転速度すなわちエンジン回転数が特定されるようになっている。
カムキャップ5にはカム角センサSN2が設けられている。カム角センサSN2は、吸気カムシャフト28aと一体に回転するシグナルプレートの歯の通過に応じてパルス信号を出力するものであり、吸気カムシャフト28aとクランクシャフトとの位相差を検出する。この検出信号により、吸気開弁時期が特定されるとともに、この検出信号とクランク角センサSN1からのパルス信号とに基づいて、どの気筒が何行程にあるかという気筒判別情報が特定される。
吸気通路30のうちエアクリーナ35とスロットルバルブ34aとの間には、各気筒2に導入される空気量を検出する吸気量センサSN3が設けられている。
エンジン本体には、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサSN4(図2参照)が設けられている。
車両には、運転者により操作される図外のアクセルペダルの開度(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサSN5(図2参照)が設けられている。
ECU50は、これらのセンサSN1〜SN5と電気的に接続されており、それぞれのセンサから入力される信号に基づいて、上述した各種情報(エンジン回転数、気筒情報、吸気量、水温、アクセル開度)を取得する。
そして、ECU50は、上記各センサSN1〜SN5からの入力信号に基づいて種々の判定や演算等を実行しつつ、エンジンの各部を制御する。すなわち、ECU50は、インジェクタ12、点火プラグ13、スロットルバルブ34a、吸気VVT29(OCV)と電気的に接続されており、上記演算の結果等に基づいて、これらの機器にそれぞれ駆動用の制御信号を出力する。
(4)吸気開弁時期の制御
ECU50は、吸気開弁時期の制御に係る機能的要素として、目標吸気開弁時期決定部51と、吸気開弁時期変更部52と、油温判定部(油温判定手段)53と、ロック条件判定部54とを有している。なお、ロック条件判定部54と吸気開弁時期変更部52とが、ロック機構を制御するロック機構制御手段として機能する。
目標吸気開弁時期決定部51は、吸気開弁時期の目標値である目標吸気開弁時期を決定するものである。
油温判定部53は、吸気VVT29に供給される作動油の温度である油温を推定し、この推定した油温と、予め設定された第1基準油温(基準油温)Poil_1およびこの第1基準油温Poil_1よりも高い値に設定された第2基準油温(基準油温)Poil_2との大小を判定するものである。例えば、第1基準油温Poil_1は120℃程度に設定され、第2基準油温Poil_2は130℃程度に設定されている。
油温判定部53は、エンジン回転数とエンジン負荷とに基づいて油温を推定する。本実施形態では、エンジン回転数とエンジン負荷の時間変化に応じて油温を推定する。油温判定部53は、例えば次の方法で油温を推定する。すなわち、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて予め設定された発生熱量をマップ形式で記憶しておき、この発生熱量の時間積分値に基づいて現在の油温を推定する方法や、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて予め設定された収束油温に対して、エンジン回転数に応じて設定される所定の時定数で推定油温を遷移させることにより現在の油温を推定する方法により、油温を推定する。なお、油温推定精度向上のために、上記収束油温をエンジン水温や吸気温に応じて補正するようにしてもよい。
ロック条件判定部54は、ベーンロータをハウジング部材に固定して吸気開弁時期を基準時期に保持させる条件であるロック条件が成立しているか否かを判定するものである。本実施形態では、このロック条件判定部54は、エンジン回転数とエンジン負荷と油温判定部53の判定結果に基づいて、上記判定を行う。
具体的には、ロック条件判定部54は、油温判定部53によって上記推定油温が第1基準油温Poil_1以下であると判定された場合には、エンジン回転数およびエンジン負荷が図3に示す第1運転領域A1にあれば、ロック条件が成立したと判定する。一方、ロック条件判定部54は、油温判定部53によって上記推定油温が第1基準油温Poil_1より高く、かつ、第2基準油温Poil_2以下であると判定された場合には、エンジン回転数およびエンジン負荷が図3に示す第2運転領域A2にあれば、ロック条件が成立したと判定する。また、ロック条件判定部54は、油温判定部53によって上記推定油温が第2基準油温Poil_2より高いと判定された場合には、エンジン回転数およびエンジン負荷が図3に示す第3運転領域A3にあれば、ロック条件が成立したと判定する。
ここで、第1運転領域A1は、エンジン回転数が予め設定された第1基準回転数(基準回転数)N_1以下、かつ、エンジン負荷が予め設定された第1基準負荷(基準負荷)Ce_1以下の領域である。第2運転領域A2は、第1基準回転数N_1より高い第2基準回転数(高温時基準回転数)N_2以下、かつ、エンジン負荷が第1基準負荷Ce_1より高い第2基準負荷(高温時基準負荷)Ce_2以下の領域である。第3運転領域A3は、第2基準回転数N_2より高い第3基準回転数(高温時基準回転数)N_3以下、かつ、エンジン負荷が第3基準負荷Ce_3より高い第3基準負荷(高温時基準負荷)Ce_3以下の領域である。
このように、本実施形態では、油温が高いほど、ロック条件が成立して吸気開弁時期が保持されるエンジン回転数の上限値およびエンジン負荷の上限値が高くされて、ロック条件が成立する運転領域が高回転、高負荷側へ拡大するよう構成されている。
また、上記のように、本実施形態では、エンジン回転数が第3基準回転数N_3以下、かつ、エンジン負荷が第3基準負荷Ce_3以下の領域でのみロック条件が成立するよう設定されており、エンジン回転数が第3基準回転数N_3よりも高い場合、および、エンジン負荷が第3基準負荷Ce_3よりも高い場合には、油温によらずロック条件が不成立とされて、ベーンロータをハウジング部材に固定して吸気開弁時期を基準時期に保持することが禁止される。
目標吸気開弁時期決定部51は、吸気開弁時期の目標値を決定するものである。上述のように、本実施形態では、吸気開弁時期を基準時期に変更することで、ロック機構により吸気開弁時期が基準時期に保持されるよう構成されている。そのため、目標吸気開弁時期決定部51は、ロック条件判定部54によりロック条件が成立したと判定された場合には、ロック機構により吸気開弁時期を基準時期に保持させるべく、目標吸気開弁時期を基準時期に決定する。
一方、目標吸気開弁時期決定部51は、ロック条件判定部54によりロック条件が不成立であると判定された場合には、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて目標吸気開弁時期を決定する。具体的には、目標吸気開弁時期決定部51は、予め設定されたエンジン回転数とエンジン負荷とに対する目標吸気開弁時期をマップで記憶しており、エンジン回転数とエンジン負荷とに応じて、このマップから目標吸気開弁時期を抽出する。本実施形態では、目標吸気開弁時期は、図4に示すように、エンジン回転数およびエンジン負荷が中央値付近となる中回転数中負荷領域Acにおいて最も進角側となり、この領域Acから外れるほど遅角側になるように設定されている。
ここで、図4の破線は、上記第1〜第3運転領域A1〜A3を示したものである。この図4に示されるように、本実施形態では、油温が高い場合において吸気開弁時期を基準時期に保持する運転領域は、上記中回転中負荷領域Ac付近の運転領域であって目標吸気開弁時期が最遅角時期よりも所定値以上進角側となる運転領域よりもエンジン回転数が低くエンジン負荷が低い領域にのみ設定されている。
吸気開弁時期変更部54は、吸気開弁時期が上記目標吸気開弁時期となるように、吸気VVT29を制御するものである。本実施形態では、上記のように、OCV41によって吸気開弁時期が変更されるよう構成されており、吸気開弁時期変更部54は、目標吸気開弁時期が実現される油圧が吸気VVT29に供給されるようにOCV41を制御する。
(5)作用等
以上のように構成されていることで、本実施形態では、上記推定油温が第1基準油温Poil_1以下の場合には、第1運転領域A1にて吸気開弁開始時期が基準時期に保持され、推定油温が第1基準油温Poil_1を超えると、第2運転領域A2にて吸気開弁開始時期が基準時期に保持され、さらに、推定油温が第2基準油温Poil_2を超えると第3運転領域A3にて吸気開弁開始時期が基準時期に保持される。そして、第3運転領域A3よりも高回転数高負荷側では、油温によらず吸気開弁開始時期は基準時期に保持されずエンジン回転数とエンジン負荷とに応じた時期に変更される。
そのため、吸気開弁開始時期の変動によってエンジン挙動が不安定になるのをより確実に回避することができる。
図5と図6を用いて具体的に説明する。
図5、図6は、エンジン回転数および油温に対する吸気開弁時期の変動量の一例を示したものである。図5と図6とではエンジン負荷が異なっており、図6は、図5よりもエンジン負荷が高い場合の図である。なお、図5と図6とにおいて縦軸のスケールは同一である。これら図において横軸はエンジン回転数であり縦軸は吸気開弁時期の変動量である。
これらの図に示すように、エンジン回転数が低いほど吸気開弁時期の変動量は大きくなる。これは、エンジン回転数が低いほど吸気VVT29に供給される油圧が低くなるためである。また、油温が高いほど吸気開弁時期の変動量は大きくなる。これは、油温が高いほど吸気VVT29に供給される作動油の粘度が低くなるためである。また、図5および図6に示した破線は、許容できる吸気開弁時期の変動量の上限値であり、失火等を回避してエンジンを安定して駆動させることのできる上記変動量の上限値である。図5の破線と図6の破線との比較から明らかなように、エンジン回転数が比較的低い領域では、エンジン負荷が低いときの方が高いときよりも許容できる吸気開弁時期の変動量の上限値は小さく、吸気開弁時期の変動がエンジン挙動に与える影響は大きくなる。これは、エンジン負荷が低いほど燃焼安定性が低くなるためである。
このように、油温が高くなるほど、エンジン回転数が低くなるほど、エンジン負荷が低くなるほど、吸気開弁時期の変動に伴ってエンジン挙動は悪化しやすくなる。
これに対して、本実施形態では、上記のように、エンジン回転数が所定の基準回転数以下、エンジン負荷が所定の基準負荷以下、かつ、上記推定油温が所定の温度以上の場合にロック機構によって吸気開弁時期が基準時期に保持されるため、吸気開弁時期の変動によってエンジン挙動が不安定になるのをより確実に回避することができる。
また、本実施形態では、上記推定温度すなわち吸気VVT29に供給される油温が高くなると、吸気開弁時期が基準時期に保持される運転領域が、第1運転領域A1から第2運転領域A2、また、第2運転領域A2から第3運転領域A3へと、高回転数側かつ高負荷側へと拡大されて、油圧および燃焼安定性がより高くより確実にエンジン挙動を安定させることができる回転数および負荷に至るまでの領域において、吸気開弁時期が基準時期に保持されるため、エンジン挙動が不安定になるのをより確実に回避することができる。また、このように構成すること、すなわち、吸気開弁時期が基準時期に保持される領域を油温に応じて変更して、この保持領域を最小限に抑えることで、吸気開弁時期をエンジン回転数およびエンジン負荷に応じた適正な時期に変更できる機会を増やすことができるため、エンジン挙動を安定させつつエンジン性能を確保することができる。
また、本実施形態では、第3運転領域より高回転数側および高負荷側において吸気開弁時期を基準時期に保持することを禁止しているため、この領域において吸気開弁時期をエンジン回転数およびエンジン負荷に応じた適正な時期に変更してエンジン性能を確保することができる。
(6)変形例
ここで上記実施形態では、吸気開弁時期を基準時期に保持する運転領域を3つ(第1〜第3運転領域A1〜A3)設けた場合について説明したが、これらは4つ以上設けられてもよい。あるいは、2つとされてもよい。ただし、この運転領域をより多くして、より細かく油温に応じて吸気開弁時期を基準時期に保持する運転領域を設定すれば、エンジン挙動を安定させつつ、吸気開弁時期が基準時期に保持される機会を少なく抑えることができエンジン性能を高めることができる。
また、上記実施形態では、各運転領域(第1〜第3運転領域A1〜A3)をエンジン回転数とエンジン負荷とについて設定した場合について説明したが、これら運転領域をエンジン回転数によってのみ分けるようにしてもよい。ただし、上記のとおり、エンジン負荷に応じて燃焼安定性は変化し、エンジン負荷に応じて吸気開弁時期の変動がエンジン挙動に与える影響が変化するため、エンジン回転数に加えてエンジン負荷についても上記運転領域を分けるようにすれば、エンジン挙動を安定させつつ吸気開弁時期が基準時期に保持される機会を少なく抑えることができエンジン性能を高めることができる。
また、上記実施形態では、吸気VVT29に供給される作動油の温度を推定する場合について説明したが、この温度をセンサにより直接検出するようにしてもよい。ただし、油温の推定を行えば、油温を検出するためのセンサを設ける必要がなく、構成を簡素化およびコストを低減することができる。
1 エンジン本体
8 吸気弁
29 吸気VVT(吸気開弁時期変更手段)
40 オイルポンプ(油圧供給手段)
52 吸気開弁時期変更部(ロック機構制御手段)
54 ロック条件判定部(ロック機構制御手段)
53 油温判定部(油温判定手段)

Claims (8)

  1. エンジンに設けられた吸気弁の開弁開始時期を変更する機構および上記吸気弁の開弁開始時期を所定の基準時期に保持するロック機構を含む油圧式の吸気開弁時期変更手段と、エンジンの回転に伴って油圧を発生して上記吸気開弁時期変更手段に油圧を供給する油圧供給手段とを備えたエンジンの制御装置であって、
    上記ロック機構を制御するロック機構制御手段と、
    上記吸気開弁時期変更手段に供給される作動油の温度である油温が予め設定された基準油温より高いか否かを判定する油温判定手段とを備え、
    上記ロック機構制御手段は、上記油温判定手段によって上記油温が上記基準油温以下であると判定された場合は、エンジン回転数が予め設定された基準回転数以下となる運転領域で上記ロック機構によって吸気弁の開弁開始時期を上記基準時期に保持させる一方、上記油温判定手段によって上記油温が上記基準油温を超えたと判定された場合は、エンジン回転数が上記基準回転数よりも高い高温時基準回転数以下となる運転領域で上記ロック機構によって吸気弁の開弁開始時期を上記基準時期に保持させることを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの制御装置において、
    上記高温時基準回転数は、上記油温が高いほど高くされることを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のエンジンの制御装置において、
    上記ロック機構制御手段は、上記油温判定手段によって上記油温が上記基準油温以下であると判定された場合は、エンジン負荷が予め設定された基準負荷以下となる運転領域で上記ロック機構によって吸気弁の開弁開始時期を上記基準時期に保持させる一方、上記油温判定手段によって上記油温が上記基準油温を超えたと判定された場合は、エンジン負荷が上記基準負荷よりも高い高温時基準負荷以下となる運転領域で上記ロック機構によって吸気弁の開弁開始時期を上記基準時期に保持させることを特徴とするエンジンの制御装置。
  4. 請求項3に記載のエンジンの制御装置において、
    上記高温時基準負荷は、上記油温が高いほど高くされることを特徴とするエンジンの制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のエンジンの制御装置において、
    上記ロック機構制御手段は、エンジン回転数が予め設定されたロック禁止回転数以上となると、上記ロック機構による吸気弁の開弁開始時期の保持を禁止することを特徴とするエンジンの制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のエンジンの制御装置において、
    上記ロック機構制御手段は、エンジン負荷が予め設定されたロック禁止負荷以上となると、上記ロック機構による吸気弁の開弁開始時期の保持を禁止することを特徴とするエンジンの制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のエンジンの制御装置において、
    上記油温判定手段は、エンジン回転数とエンジン負荷とに基づいて上記油温を推定し、推定した油温と上記基準油温との比較を行うことを特徴とするエンジンの制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のエンジンの制御装置において、
    上記基準時期は、上記吸気開弁時期変更手段により変更される吸気弁の開弁開始時期のうち最も遅角側の時期に設定されていることを特徴とするエンジンの制御装置。
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